【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE14

[1 １ 25/01/08(水) 22:32:40]

の自分からメタ情報を渡されてアスランと同期になった世界線。
シンは２年早く（CE55年）生まれ、２年早く家族を、今度はブルーコスモスのテロで失ったものとする。
このスレは母と2週目のシン翁から色々と託された少年シン・アスカが心ただしく生きようと抗い、幸せになろうとする物語です


オーブ並びにプラントの設定があまり明快でない部分も描写する事がありますので、その際に独自設定を用いることがあります。
また、外伝や模型情報、スタッフ発言を全て網羅してはおりませんので、「そこ設定ある」等のご指摘は歓迎しております。
しかしながら、スレの進行上「このスレはこちらで行きます」と申し上げることもございます。

ラクスとシンとアビーとが急接近してしまったのでCP注意が付きました…リオさんとイングリットもまだ行動に移してないけど脳を焼かれてます
これでハーレムスレは目指してないと言ったら怒られます？
あとニコルとミーアが順調にカップル

[2 １ 25/01/08(水) 22:33:02]

前スレ

【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE13｜あにまん掲示板

第18話「ヘリオポリス強襲」の続き

◎アスラン、カガリと出会う。ラスティを回収し共にヴェサリウスⅡへ

◎キラ、ストライクのOSを書き換え、ミゲルを撃退。シン、ミゲルを回収し撤退

◎マリュー、カトーゼミの面々とアークエンジェルに合流。ムウもアークエンジェルに

◎カガリ、ヴェサリウスⅡのクルーの人心を掴む

◎ストライク並びにアークエンジェル破壊の為シン達が再びヘリオポリスへ侵攻

◎ミゲルがストライクに、オロールがアークエンジェルに撃破され戦死。シンも敗退

◎アスラン、ストライクのパイロットがキラと確認するがヘリオポリス崩壊

第19話「後始末と傷痕」

◎シン達に本国から帰還命令。ガモフにアークエンジェル追跡を任せヴェサリウスⅡ帰投

◎ラスティ、意識回復し遺言を残すも力尽きて死去

◎パトリック、シャトルでカガリ、クルーゼ、シン、アスランと密談

[3 １ 25/01/08(水) 22:33:21]

シンが人生二週目過去スレ＆情報まとめ

シンが人生二週目過去スレ＆情報まとめ | Writening

過去スレまとめと情報まとめは分離すべきか試行錯誤中

そろそろ過去スレまとめは分離すべき？

[4 １ 25/01/08(水) 22:33:51]

主人公

シン・アスカ　

１5歳。ザフトのエースで二つ名は『紅眼』。ネビュラ勲章受勲済み。現在クルーゼ隊で指揮官として育成中。

別世界線のシン・アスカ翁（享年89）から夢という形でメタ情報と疑似経験、そして希望を託されて精神は回復していたが…

また親しい人間を失ったことで狂犬化の兆候がある。心の仮面が剝がれると一人称が俺でなく僕に

ラクス・クラインと心が通じ合い、歌手としてもブレイク中（その甲斐あってプラントとオーブの関係良好）

更にはアコード達とは精神通信ができるようになり、DUPE粒子の恩恵により分身できるようになった

特殊能力【レディキラー年上特化（好感度ダイスに＋20％　ただし好感度合計は最大100）】獲得してしまった

称号【血のバレンタインの予言者】効果：戦略・政略における判定diceに＋10

他に【歌姫の間男】【ジュールのツバメ】【プラントのカサンドラ】【ハインラインのモルモット】といった二つ名がある

開始時の主人公

シン・アスカ（2週目）

享年89歳。通称翁。孫・曾孫に囲まれて天寿を全うしたと思ったら13歳の自分と似て非なるシン・アスカに憑りついていた

メゾンドアスカ住人になり、たまにシンに記憶を送り込んでくる

主人公の心の鎧

　

メゾンドアスカの面々

シンの心象風景。彼らからの愛、そしてシンの愛によって、悪意に対しては鉄壁の心性防御を誇る

別世界線の両親とこの世界でのシンの両親が合体してディスティニーの機体を形作り、そこに別世界線のシン・アスカ翁が宿っている。

花園は別世界線のレイとステラが変じたもので、マユも二人。

さらにディスティニーには月の光（別世界線のルナマリア媼）が差し込んで、時々いちゃついている

[5 １ 25/01/08(水) 22:34:19]

プラントの人々

原作メインヒロインにしてこのスレの暫定ヒロイン

ラクス・クライン

当スレのヒロイン候補筆頭格である原作ヒロイン。最高評議会議長の娘でアスランの婚約者

シンと心が通じ合った結果メタ知識を得たばかりか、アコードとしての力に目覚めてしまう

プラントひいては世界の命運が自分の行動にかかっていると知らされ、その重圧に苦しんでいる

シンを必要としており互いに依存しているが、二人まとめて未来のヤマト准将に依存している

ヘリオポリス強襲に先駆けて、オーブへの密使となり政界デビューした

主人公の友人1号

レイ・ザ・バレル

シンの決意と苦悩を真の意味で知る数少ない人物の一人。【ダーム・デュ・ラック】【ブローディア】のメンバー

音楽仲間のミーアが傷つけられた件にデュランダルが関与したのではないかと疑っている。シンとの友情を自覚した

主人公の保護者1号（inプラント

ラウ・ル・クルーゼ

ザフトのエースで精鋭部隊クルーゼ隊の隊長

ラスボスへの道を歩み始めるが、芽生え始めたデュランダルへの疑心からレイの為にシンを鍛えようとする

上官としてシンやスターファイブを鍛え導く

主人公の保護者2号（inプラント

ギルバート・デュランダル

遺伝子学の若き権威。レイの保護者でもある。原作では2代目ラスボス

ディスティニープラン実現に向けて密かに暗躍。タリアやラウ、レイとの関係など足元が疎かだが、シンとは互いに信頼

[6 １ 25/01/08(水) 22:34:40]

スターファイブ

シンの同期のプラント期待の新星たちだった。いずれも最高評議会評議員の子弟。

その実力は他と懸絶する。ファンクラブもある（会員の大多数は学外）

アスラン・ザラ

スターファイブ筆頭格の完璧超人。ラクスとは婚約者であり恋愛感情もほのかにあるが、彼女がシンと親しい事に微かに嫉妬

本来の歴史と異なり次席卒業に。カガリと出会うが今はキラの事で頭がいっぱい。

イザーク・ジュール

スターファイブ次席のツンデレ枠。本来の歴史と異なり首席卒業に

シンとはライバルとして互いに切磋琢磨するが、ジョークの種とはいえ母のツバメなのには心中複雑

ニコル・アマルフィ

スターファイブ3席にして癒し枠。出会った当初からシンに友好的ですぐに打ち解けて親友になった

【ダーム・デュ・ラック】【ブローディア】のメンバー。ミーアに対しても容姿や声ではなく、内面や歌を評価するイケメン

シンの歪さとラクスと相互依存に気づき、心配している。やはり、真のイケメン

ディアッカ・エルスマン

スターファイブ4席にして悪友枠。原作でもイザークの親友。出会った当初からシンの事情を知っており複雑な表情であった。

ラスティ・マッケンジー

スターファイブ5席。ニコルに代わるシンのパートナー。撮影技術はプロ級

ヘリオポリス強襲に致命傷を負い、遺言を映像に残して死去

[7 １ 25/01/08(水) 22:35:42]

パトリック・ザラ

アスランの父で国防委員長。レノアの夫。バレンタインの悲劇で愛妻を失った事もあってプラント防衛に心血を注ぐ

コーディネーターの未来の為にナチュラル殲滅を謀るが、シンから翁のメタ情報を知らされ苦悩する

政治家としての未来はともかく、父親としてアスランに向き合おうとしている

シーゲル・クライン

ラクスの父で最高評議会議長。娘にシンとの交流を許可する等理解のある人物

シンとラクスの政治の師であり、二人を政治の場でも使い始めた

エザリア・ジュール

イザークの母で最高評議会議員。ザラ派のナンバーツー。シンのツバメ疑惑は冗談のネタとして活用している

ユーリ・アマルフィ

ニコルの父でロミナの夫で最高評議会議員。一応クライン派。既にニュートロンジャマ―キャンセラー開発済み

タッド・エルスマン

ディアッカの父で最高評議会議員。一応ザラ派。エザリアのツバメ疑惑に呆れ気味

アイリーン・カナーバ

最高評議会議員。クライン派。シンに対して懐疑的

ジェレミー・マクスウェル

ラスティの父（離婚により監護権は母に）。最高評議会議員。司法委員。ザラ派でシンを嫌っている

[8 １ 25/01/08(水) 22:36:37]

アビー・ウィンザー

ヴェサリウスⅡの管制官。実は情報部員。シンをからかいながら監視するはずが熱烈に恋してしまう

フレデリック・アデス

ヴェサリウスⅡ艦長。胡散臭い仮面の上官や訳ありばかりの部下に囲まれつつも実直に任務を果たす

シンに対しても隔意があったが懐かれて面倒を見ている

マシュー

ヴェサリウスⅡのパイロット。ディアッカの指導役の先輩。原作と異なりヘリオポリスへの第2次攻撃に参加せず存命

ミーア・キャンベル

ラクス・クラインとよく似た声を持つ歌手。デュランダルの画策によって容姿までラクスそっくりに整形されてしまった

それを契機に【ダーム・デュ・ラック】のメンバーとしてメジャーデビューを果たし、ラクスと【金環食】を組むが、

彼女の声ではなく歌を聞いてくれる大切な人々である【ブローディア】の皆と別れる気はない

芸能界で伸び悩んでいる

ニコルからの情熱的なアプローチを受けて恋人関係にある。姑のロミナさんとの関係は複雑な模様

アルバート・ハインライン

ハインライン設計局の誇る天才エンジニア。シンに目を付け色々とテストに利用する

[9 １ 25/01/08(水) 22:37:16]

オーブの人々

カガリ・ユラ・アスハ

ウズミの娘。シン（翁）の記憶によれば未来の代表首長。

ウズミとラクスの密約を知っており、オーブ政府の対プラント交渉役としてヘリオポリスに赴いていた

事態打開の為にヴェサリウスⅡに乗り込み、ラスティを看取る

原作と異なり、既に今の時点でユウナへの怒りは既に有頂天

ウズミ・ナラ・アスハ

オーブの代表首長。ユウナの失態により、プラントと密約を交わしたが…

ユウナ・ロマ・セイラン

オーブの下級氏族セイラン家の御曹司。このスレではG計画のオーブ側の現場責任者

ザフトのヘリオポリス強襲で致命的なやらかしをしたが本人に自覚はない

カガリの許嫁を自称して悲劇の英雄ぶって一躍マスコミの寵児となった

さらにシンの家族を殺したテロリストの逃亡幇助の噂もあり、シンから「アホボン」と呼ばれ忌み嫌われている

一応カガリとは幼馴染の関係ではある

ロンド・ギナ・サハク

オーブ五大氏族サハク家の長男。ハルバートンにG計画への協力を持ちかけたがオーブの国内事情によりセイラン家の力も借りた

その結果現場責任者にユウナを押し込まれ、大惨事に。責任問題という彼からすると些事だが重たい問題に直面しつつある

いや、本当にどう落とし前付けるの？ゴールドフレームに乗ったり、劾と絡んでる場合じゃないんじゃない？

キラ・ヤマト

ヘリオポリスの工業カレッジに通学する少年。順調に曇り始めた

[10 １ 25/01/08(水) 22:37:48]

地球連合軍の人々

ムウ・ラ・フラガ

『エンデュミオンの鷹』の異名を持つ、不可能を可能にする男。大西洋連邦軍大尉

ヘリオポリス強襲においては母艦と部下を失いながらもメビウスゼロで奮戦

マリュー・ラミアス

大西洋連邦軍大尉。PS装甲を開発し、G計画でも大きな役割を担った。現在アークエンジェルの艦長を代行している

[11 1 25/01/08(水) 23:31:57]

プラント最高評議会

「ではこれより、オーブ連合首長国領、ヘリオポリス崩壊についての、臨時査問委員会を始める」

「まずは、当該作戦に先駆けて我々プラントとオーブには密約があった。無論、文章化されてはいない」

「そのことも踏まえて改めて密約の内容とその経緯を使者となったラクス・クラインから状況説明を」

「（審議に先駆けて敢えて娘を引っ張り出すとは…我々も遠慮していたというのに何がしたいのだシーゲルは）」

ラクス

「はい」

かくかくしかじかと12スレの103から111の内容を報告

【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE12｜あにまん掲示板

[12 1 25/01/08(水) 23:40:42]

「只今ラクス・クラインから報告があったように」

「『ザフトはヘリオポリス強襲の前に勧告を出し、オーブは地球連合軍に退去を要請し、地球軍が撤収する場合一時停戦をする』」

「というのが我々とオーブとの秘密協定の中身だった」

「では、実際どうだったのか。ラウ・ル・クルーゼ、君の報告を聞こう」

「はい」

12スレの131から13スレの６４までの概略を説明

【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE13｜あにまん掲示板

[13 1 25/01/08(水) 23:42:52]

訂正

13スレ86のヘリオポリス崩壊まで説明

[14 1 25/01/08(水) 23:57:16]

「以上の経過で御理解頂けると思いますが。我々は協定を順守して通告を行いました」

「しかし、それは政府代表を自称する者によってヘリオポリス自身によって拒否されました」

「その後やむを得ず地球軍の施設の接収と破壊を図りましたが、決してヘリオポリス自体を攻撃したものではなく」

「あの崩壊の最大原因はむしろ、地球軍にあるものと、御報告致します」

「やはり、オーブは地球軍に与していたのだ」

「条約も協定も無視したのは、あちらの方ですぞ！」

「だが、アスハ代表は…」

ジェレミー・マクスウェル

「地球に住む者の言葉など、当てになるものか」

「だが、実のところ、オーブ政府自体は協定を守るつもりはあった」

「そして、地球軍も籠城の振りを悟り一時停戦と月への撤退に向けて動いていた」

「事実か？」

「ああ。この場に証人も呼んである」

テッドの非礼を意に介さず、シーゲルは淡々と告げた

[15 1 25/01/09(木) 00:19:21]

「それでは証人をこの場に呼びたいのだが宜しいかね、諸君」

「ザフトの正当性を担保してくれるというのなら異議はない」

「ええ」

「では、紹介しよう。オーブからの特使カガリ・ユラ・アスハ殿だ」

「失礼いたします」

「（特使だと、まだ子供ではないか）」

「（一体オーブは何を考えているのだ？）」

「特使はオーブの代表首長ウズミ・ナラ・アスハのご息女で、先のラクス・クラインが密使となったのも彼女との交友があったからだ」

「（成程娘をこの場に引っぱり出したのはそのためか。そもそもこちらが若い娘を密使として送ったのだ）」

「（答礼の特使が若い娘であっても無礼と腹を立てるのはそれこそ大人げないからな）」

[16 1 25/01/09(木) 00:21:36]

あ、シーゲルはウズミに殿と敬称をつけて呼んでいます
すみません、場面の途中ですがミスが増えてきたので今夜の投下はここまでといたします
おつき合いいただきありがとうございました

[17 二次元好きの匿名さん 25/01/09(木) 02:20:41]

お疲れ様です
スピンオフと勘違いするかもしれないくらい
会議シーンとか上手く演出出来てますね

[18 二次元好きの匿名さん 25/01/09(木) 08:24:13]

>>17

時を同じくしてアークエンジェルはアルテミスへ行って、キラのいざこざがあるんですね。

[19 1 25/01/09(木) 18:31:10]

「では、特使殿にこの件についてどのように関わるようになったのか、その発端から順序だてて話していただこう」

「できれば要点を絞りたいところだが、何分にも情勢が錯綜している」

「特使殿の主観に基づいて順序通り話していただき、その後質疑応答という形にした方がわかりやすいだろう」

「ご配慮感謝いたします」

「先日友人であるラクス嬢が父であるウズミ代表を訪れた際に私も同席しておりました」

「その場でヘリオポリスでの我が国と地球軍のMS開発協力の事実とそれに対するザフトの武力行使の予告を知らされました」

「政府の許可なく、そのようなことが行われた挙句に、こちらが対処する前に他国に察知されたこと」

「その結果自国領に武力侵攻が迫っている事実に衝撃を受けました」

「その後秘密協定が結ばれたことに安堵し、私は事情を知る者としてヘリオポリスで立ち会うことを決めました」

「共同開発の現場であったヘリオポリスのモルゲンレーテ社の工場エリアで地球軍の退去を見届け」

「査察の為に進駐してくるザフトへの対応を行うためにです」

[20 1 25/01/09(木) 19:52:23]

「しかし、1月25日、私はヘリオポリスで衝撃と爆発音からザフトの攻撃を知りました」

「市民になんら事前の警告は与えられておらず、対応する地球軍やオーブ警備部隊も混乱していました」

「私はこの事態を打開するための一縷の望みをラクス嬢から渡されていた通信端末に託しました」

「幸い、ザフトの前線指揮官とのコンタクトには成功し、そこでオーブ側の自称代表者が勧告を拒絶した事を知りました」

「代表者と自称した者の名はユウナ・ロマ・セイラン。地球軍と結託した一派のヘリオポリスでの責任者です」

ここで評議員たちの前のディスプレイにユウナの画像とデータが表示

「彼は確かにオーブの氏族出身者であり政府で一定の地位についていました。それは事実です」

「しかしながら、あくまでもヘリオポリスにおける立場は地球軍との開発協力を本国に秘密で推し進める一派の現場責任者です」

「政府を代表するどころかその意向を無視する存在であり、プラント並びにザフトとの交渉権限など有してはいません」

「その彼が、オーブの代表として公の場で、地球軍に意向打診すらせずに独断で勧告に拒絶の返答をするなどありえぬことです！」

「それも、その権限を有していた私や市長に連絡すら無しに！」

[21 1 25/01/09(木) 20:17:24]

「しかし、1月25日、ヘリオポリスで、そのあり得ぬはずの事が起きてしまいました」

「これはまぎれもなく、我がオーブの不手際です。その為に本来流れる必要のない血が流れてしまった」

「そのことをオーブから外交権を託された特使としてオーブ政府を正式に代表してお詫び申し上げる」

※正式に代表してに重点アクセント

※やってもうた的な平身低頭に見えますが、本気で頭を下げています

「誠に申し訳ございませんでした」

「…特使殿がザフトの将兵の救命に力を尽くしていただいたこと、報告を受けている」

「特使殿の誠意とオーブ政府の意向については理解した」

ジェレミー・マクスウェル

「あくまでも、これは私個人の見解であり、プラントどころかクィンティリス市を代表するものではないが…」

「私の愚息が貴女には大変お世話になった。おかげで息子の最後の姿を見、言葉を聞くことが出来た」

「一私人として、子の父として御礼申し上げる」

[22 1 25/01/09(木) 20:39:29]

「我々としてはオーブ政府と連携して事実を明らかにし、オーブ国内の反感を和らげ関係正常化を図っていきたい」

「それで…特使殿に込み入った質問がある。このユウナ・ロマ・セイランなる人物は貴女の許婚と主張しているのだが…」

「こちらの真偽は？　さすがに彼に対しては引き渡しあるいはオーブ国内でのしかるべき処罰を求めざるを得ないのでな」

「うら若き女性にこのような事を聞くのは憚られるが、何分にも今後の外交関係に影響があるので致し方ないのだ、すまない」

「（女性が言った方がまだセクシャルハラスメントの意味合いが薄れる、と私にこの質問割り振るのはどうなのだ？シーゲル）」

「ユウナのことは幼い頃から見知ってはいますが、結婚するなど考えてもいませんでした」

「今回の事を受けて尚結婚せざるを得ないとするならば、私は…」

「あの、私はナチュラルですが、それでもプラントは政治亡命を受け入れていただけるでしょうか」

「そこまで…いや、気持ちはわかるが」

「確かに」

ジェレミー・マクスウェル

「…恩義がある。なんとか取り計らおう」

「（お前、熱心なナチュラル殲滅論者度だろうが）」

[23 二次元好きの匿名さん 25/01/09(木) 20:55:36]

まぁ、相手があの真・アホバンだもんなぁ…

[24 二次元好きの匿名さん 25/01/09(木) 21:00:12]

持論を一旦脇においても普通にプラントの利益にはなる

[25 1 25/01/09(木) 22:11:41]

「それについてはヴェサリウスⅡが救助した救命ポッドに乗っていた者たちから面白い証言が得られた」

ここで評議員たちの前のディスプレイにデータが表示

「これは、これは…彼はこんなことをしでかしておいてマスコミに出ていたのですか」

「…特使殿のご心中、お察しする」

「彼らも特使殿と共にオーブに送り返す予定だ。身元不明者ながら特使殿がオーブ国民と認めたのでな」

「身元不明？」

「オーブ政府からの行方不明者リストに彼らの名前はなかった…死亡者リストにはあったがな」

「…生きていてもらっては困る者と？」

「おかげで彼らは怒り心頭だ。自分たちが生き延びる為にも、あのユウナと言う男の欺瞞を暴いてくれるだろう」

「成程。これは、あの男のプラントへの引き渡しを求めない方がよさそうね」

ジェレミー・マクスウェル

「せいぜい、その品性に相応しい無様なあがきを見せて貰おう。死者の無念もいささかは晴れよう」

[26 二次元好きの匿名さん 25/01/09(木) 22:48:14]

ここのシンだと仮にラクスが一度アークエンジェル乗ってザフトに戻ってくる時にキラに対して
「君は、君の守るものの為に戦えばいい。　けどだからと言ってこちらもはいそうですかとやられるわけにはいかない！」ってガンダム無双であったやりとりしそう

[27 1 25/01/09(木) 23:59:20]

「これで今回の作戦が引き起こした政治的影響についての収拾の目途はたった」

「次は軍事的な側面から今回の作戦が必要であったか否かの検証に入ろう」

「クルーゼ隊長、その地球軍のモビルスーツ」

「果たしてそこまでの犠牲を払ってでも手に入れる価値のあったものなのかね？」

「その驚異的な性能については、実際にその一機に乗り、また取り逃がした最後の機体と交戦経験のある」

「アスラン・ザラより報告させていただきたく思いますが」

「アスラン・ザラよりの報告を許可する」

「まず、イージスという名称の付いた機体ですが大きな特徴は、その可変システムにあります」

「GAT-X303。他の4機と根本的に異なるフレーム構造により、モビルアーマーへと変形し、その際の諸兵装は、580mm複列位相エネルギー砲『スキュラ』」

「これは、他の機体も同様ですが、こちらでは未だ実戦投入されていない、相転移装甲、フェイズシフトを持ちます」

「現在、機体性能を最大限に引き出すよう、OSを直しておりますが、その際のスペックは、機動性、パワー、どちらもジンを上回るものと思われます」

[28 1 25/01/10(金) 00:14:59]

「GAT-X102、デュエル。これは、近接戦闘を主眼においた機体で、高い汎用度を持ち、 おそらく、他の4機の開発ベースになったものと思われます」

「装備は他の機体と共通の、対空バルカンシステム、イーゲルシュテルン。ビームサーベル、アンチビームシールド」

「GAT-X103、バスター。遠距離の重砲激戦での能力を追求した機体で、後方からの援護、狙撃を主な任務とする為に設計されたものと思われます」

「シールドは装備されておりませんが、合体させることによって、超高インパルス長射程狙撃ライフル、対装甲散弾砲となる350mmガンランチャー」

「及び、高エネルギー収束火線ライフルを持ちます

「GAT-X207、ブリッツは、ミラージュコロイドと呼ばれる微粒子ガスを装甲表面に展開させることにより、ほぼ100%に近いステルス性を持つことの出来る機体です」

「その間、フェイズシフト装甲は使い得ないという代償はあるものの、素早く目標に忍び寄り、破壊する。電撃作戦の為の1機であると思われます」

「『トリケロス』、『グレイプニ―ル』と言う独自の武器を装備しおります」

「そして、取り逃がした最後の機体ですが、ランチャー、ソード、エールと、3タイプの武装を換装することの出来る、汎用機であることが分かっています」

「映像データからは、ランチャー装着時に持つ、超高インパルス砲は320mm、他にも120mm対艦バルカン、350mmガンランチャーを備えると推測されます」

「ソード装備の際には、15m超の対艦刀、ビームブーメラン、また、本体腰部には2刀の実剣ナイフを有し、非常の戦闘力の高い機体と思われます」

「地球軍のモビルスーツに関する報告は以上です」

[29 1 25/01/10(金) 01:45:53]

イベント途中ですが今夜の投下はここまでです
お付き合いいただきありがとうございました

[30 二次元好きの匿名さん 25/01/10(金) 02:20:39]

お疲れ様です。
この流れでアスランがラクスと婚約破棄してカガリと婚約したら政治的なものと言われるでしょうね。
そしてラクスがカガリの弟？と婚約するとなると、オーブとの関係強化がそこまで重要なのかと衝撃を与える。