- 1二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 22:01:43
- 2二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 22:05:43
P「それ以上いけない」
- 3二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 22:06:01
お腹が…空いた…
1カメ(キメ顔)
2カメ(半泣き)
3カメ(ぬい化) - 4二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 23:39:42
グルメ要素排除されてんのかよ!
- 5二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 23:58:21
このレスは削除されています
- 6二次元好きの匿名さん25/01/11(土) 23:59:48
毎週2組出てきて孤独要素もなさそう
- 7二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 00:01:00
……しかしそれにしても空腹だ。
咲季とのレッスンを終えた私は、本能の赴くままに食堂へと足を運ぶ。
初星学園には自炊から学食、果ては外部からの出店まで幅広く食事のサポートが存在しているが、りーぴゃんの言葉を借りるのならば、私にとってそれは前提でしかない。
ああ、それにしても空腹だ。しばらく経てばプロデューサーか、大方2組のぽんこつたちと顔を合わせることになるのは何となく予想がついていた。
トレーニングでも、今後に向けての建設的な会話でも、どちらも悪い気はしない。
むしろウェルカムだが、しかし。空腹を前に私が本来の力を発揮できないのでは、失望されてしまうことだろう。それだけは避けたいものだ。
そんなことを考えてながら、私は券売機のボタンを押す。せっかくNIAという大きなイベントがひと段落したのだから、ここらでガソリンの補給、もとい揚げ物を食べたところでバチは当たらないだろう、むしろその方が今後に繋がるというものだ。
しかし節制もまたアイドルとして当然の配慮だ。私は桜えびのかき揚げが添えられたとり天丼(ふつうはとり天3枚のところを1枚にした、私は節制ができるから)のボタンを押下する。
手応えがない、おかしいな……。
と、通りがかったことねが私に言う
「あ〜そのメニュー、春物だし2月の下旬からじゃね?」
が〜んだよ。出鼻どころか脚まで挫いた気分だ……。 - 8二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 00:15:14
続けたまえ
- 9二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 00:17:28
独白でりーぴゃん呼びなのじわじわくるな
- 10二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 01:05:30
これは大作の予感
- 11二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 05:48:11
野生の文豪だ!保護しろ!
- 12二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 11:04:31
野生の久住さんがいると聞いて
- 13二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 11:07:30
脳内で手毬の声で再生されるし松重さんの声でも再生される
- 14二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 11:37:24
空腹を肯定するためだけに借りられるりーぴゃんの名言
- 15二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 21:20:44
このレスは削除されています
- 16二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 21:48:20
「どうしようかな……」
棒立ちで券売機の前に立っているのも情けない。
今更食堂を出るのもおかしな話だし、サッと決めてしまいたいところだ。
こういう時、私は咲季とその妹を思い出す。
あの2人はきまっていつも、迷いなく食事に望んでいる。アレが食事と言う、いわばアイドル養成プログラムの一環に組み込まれたものだと考えれば納得もいくが、それはあの2人に迷いがないからだ。
尊敬するなァ……
しかし、咲季には揚げ物という選択肢は無いだろう。私を悩ませる、今まさに私を私たらしめるこの道は、咲季が持たない道筋だ……。
「ふっ……」
自然と笑みがこぼれた。なにかに勝った訳では無いが、いい気分だ。
「急に膝から崩れ落ちたと思ったら不敵な笑みを浮かべやがったぞ……コイツどーなってんだ?」
この際、ことねは無視しよう。そんなことよりも私にはどんな揚げ物を選ぶのかという重大な使命があるのだから。しかし、いつものカツ丼(寮に要望書を送ってようやく通してもらったセミハーフサイズ)では今ひとつキレに欠ける……
「じゃあ……このアジフライも付けようかな」
肉じゃないし、プロデューサーも大きく出てこないだろう。盲点だったね、プロデューサー。
- 17二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 21:59:49
言うほど大きく出てこないか?
- 18二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 22:15:12
- 19二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 22:28:22
あの音楽が聞こえてくる…
- 20二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 22:38:37
- 21二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 22:40:12
- 22二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 22:49:18
- 23二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 22:49:34
ソースの味ってアイドル……????
- 24二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 22:54:37
主人公、月村手毬は、食べる。
それも、よくある学園の食堂や街のラーメン屋で、ひたすら食べる。
アイドルやプロデューサーにとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、彼女はつかの間自分勝手になり「自由」になる。
孤独のテマリ——。それは、誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為だ。そして、この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の「癒し」とも言えるものである
(文庫版背表紙より引用、改変)
ここまで読んで頂きありがとうございました。
皆も自分の「孤独のテマリ」を見せてよ、勉強させてもらうから(手毬並感)
- 25二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 23:37:40
保守
- 26二次元好きの匿名さん25/01/12(日) 23:54:07
カツ丼とアジフライ食った後にかき揚げととり天にご飯大盛り……?