- 1◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:15:29
あれ、これ私の履歴書だ。なんでこんなとこに落ちてるんだろ。
えーと、どれどれ…
…元FOX小隊の隊員?
以前の作戦において救出…?
え、なにこれ、知らない、こんなの…
記憶喪失になってるFOX小隊の元隊員概念。
保守失敗して落ちちゃったのを、需要あるかはわかりませんが再建しました。
【オリキャラ】これ、私の…?|あにまん掲示板あれ、これ私の履歴書だ。なんでこんなとこに落ちてるんだろ。えーと、どれどれ……元FOX小隊の隊員?以前の作戦において救出…?え、なにこれ、知らない、こんなの…記憶喪失になってるFOX小隊の元隊員概念。bbs.animanch.comこのスレです。
- 2◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:16:48
ステータスについて
使用武器
dice1d7=1 (1)
1.SMG 2.AR 3.MG 4.GL 5.SG 6.HG 7.T.S
【ステータス】
戦闘 dice1d100=19 (19) +40
事務 dice1d100=66 (66)
医療 dice1d100=69 (69)
知性 dice1d100=72 (72)
運動 dice1d100=62 (62) +30
技術 dice1d100=25 (25)
政治 dice1d100=5 (5)
交渉 dice1d100=57 (57)
創作 dice1d100=31 (31)
倫理 dice1d100=90 (90)
慈悲 dice1d100=14 (14)
神秘 dice1d100=50 (50)
身長 140+dice1d50=29 (29) cm
胸 dice1d5=3 (3) 1.絶壁 2.小盛 3.並盛 4.大盛 5.メガ盛
腹 dice1d5=5 (5) 1.ガリガリ 2.細 3.中 4.中太 5.もっちり
尻 dice1d5=5 (5) 1.キュッ 2.小さめ 3.やわらか 4.もちっ 5.ドーン
髪色 dice1d8=5 (5)
1.黒 2.茶 3.金 4.銀 5.青 6.水色 7.紫 8.薄紫
長さ dice1d100=86 (86) 1で肩につかないくらい100で足元
- 3◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:17:16
ヴァルキューレでの関係性(左が私から、左が対象から)
カンナdice2d100=40 94 (134)
コノカdice2d100=74 29 (103)
キリノdice2d100=12 16 (28)
フブキdice2d100=23 1 (24)
FOX小隊の好感度(対象から)
ユキノdice1d100=76 (76) +30
ニコ dice1d100=64 (64) +30
クルミdice1d100=73 (73) +30
オトギdice1d100=41 (41) +30
- 4◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:17:56
過去のSS流しときます。
『…おい、しっかりしろ!』
『誰か…!救護班!』
声が聞こえる。誰の声だっけ。なんか、聞いたことあるような…
『もう大丈夫だ、安心しろ』
ああ、助かるんだ…
ヘリの駆動音で目が覚めました。
ドアを開けてみると、風がびゅうっと吹いてきました。
「30秒前!」
目標が見えてきました。
私たちの目標は、ここで確認された重武装の部隊の確認、および排除。
『報告だと、奴らは地下へ入っていくのが目撃されている。第二小隊と協力して速やかに排除しろ』
「第一小隊了解。作戦を開始します」
作戦開始です。
ロビーを取って、地下を目指します。
どこの誰だか知りませんが、容赦しませんよ。 - 5◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:18:26
「フロアクリア!」
ロビー制圧。ターゲットは下です。
「しっかし、重武装って言ったって限度があるでしょうに。どんな奴なんです」
『正確な容姿は掴めてない。それも含めて、お前に確認してもらいたい』
「了解。地下へ行きます」
『気をつけろよ』
ヘッドライト点灯。奇襲に備えます。
…暗いな。
ぞくり。側面から、嫌な予感がしました。即座に遮蔽を取ります。
次の瞬間、暗闇が光って、私のいた位置に弾丸が飛んできました。
「…!引き込まれた!」
すぐさまSMGを射撃。何かが割れる音が聞こえたあと、遠くに足音が遠ざかっていきます。
「待て、逃がすか…!」
すぐに追いかけます。あれは大型ライフルの銃声でした。ほっとくと大変です。
追っていくと、横から盾で壁に叩きつけられました。
無理くり腕をサイドアームへ伸ばして、敵の横っ腹に銃口を向け、ゼロ距離射撃。
「が…!」
聞いたことのある声。一体、どこで――
「…ユルギ、か…?」
また聞いたことのある声。
聞こえた方にライトを向けると、セーラー服に赤いヘッドセットをつけた、狐耳の人が立っていました。
…私、この人を、知ってる。
「…く!」
一瞬、反応が遅れました。閃光弾が目の前で炸裂。視界と聴覚が一時的に奪われます。
次に目の前を見た時、その人たちは居なくなっていました。
「…逃がした…ユキノを…」
…あれ。
ユキノって、誰だっけ…? - 6◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:18:58
「…」
困りました。報告書が一向に進みません。
「…どーやって報告しようかな…」
そんな事を思っていると、デスクの電話が鳴りました。
「はい、ヴァルキューレ公安局」
『カンナだが…今出られるか?』
カンナさんからでした。たしか今、公園を占拠してる輩の排除に行ってるはず…てことは。
「いけますよ」
『良かった。戦力が要る。装備を整えてすぐ来てくれ』
…長丁場になりそうですね。
本編合流です。 - 7◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:19:17
子ウサギ公園に着きました。
公園の方で黒煙が上がっています。
「カンナさん、状況は」
「…げ、ユルギさんだ…」
なんかすごくフブキさんに嫌な顔されてる。
「ユルギ、来てくれたか。…今、元SRTの隊員と名乗る四人組がここを占拠してる。これを制圧してほしい」
「了解です…そっちの大人の人は?」
“はじめまして。私はシャーレの先生だよ”
ああ、この人が。あのエデン条約を調停した先生ですか。
「落名ユルギです。評判は聞いています。先生が味方なら心強い」
“ありがとう、よろしくね”
さて。不届き者共を拘束しに行きましょう。
RABBIT小隊の好感度
ミヤコdice1d100=2 (2) +20
サキ dice1d100=8 (8) +20
モエ dice1d100=43 (43) +20
ミユ dice1d100=85 (85) +20
- 8◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:19:41
あのあと、生活安全局の予想外の奮戦や、先生の指揮のお陰もあって、4人全員を拘束できました。
「もう終わりなんだ…SRTもRABBIT小隊も私たちも…全部奪われて寂しく消えていく運命なんだ…」
ひときわ小さな、スナイパーの子がそう言いました。
「SRT…」
自分の履歴書にも書いてあったもの。なんだっけな…
その時、スナイパーの子が私の事を見て言いました。
「…落名先輩、ですか?」
私を、知ってる…?
「あのっ、私、霞沢ミユです、訓練の時お世話になった…」
「ミユ、やめてください」
白髪の子が言います。
「この人はSRTから出ていった…言ってしまえば裏切り者です」
「そうだ。話す価値なんかない」
裏切り者。そうなんですかね?
というより、私はこの子たちにとってどういう立場の人間だったのでしょうか。
「…で、でも…落名先輩は…」
“ユルギ、知り合い?”
…知らない。のに、なぜか懐かしいような…
「…いえ、初対面のはずですが…」
その時、ミユと名乗った子から、表情が抜け落ちました。 - 9◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:20:02
その後、何かと先生に反抗する4人を本署へ連行し、取り調べが始まりました。
私の担当はミユさんです。
「さて…なんでこんなことをしちゃったんです?」
「…」
「話してくれないと、終わりませんよ」
駄目ですね。何も話してくれません。
…強硬策も視野に入れときましょうか。
「…あの」
「ん?」
「なんで、あの場所に居なかったんですか」
「あの場所…?」
「…救出作戦の時、落名先輩は居ませんでした。代わりに…これが…」
ミユさんが差し出したのは、赤いヘッドセットでした。耳の部分に狐のマーク。
「…落名先輩が居なかったことで、SRTはこの事件を隠蔽しようとしました。FOX小隊の失態を広めたくなかったんです」
隠蔽。失態。聞こえの悪い単語が並びます。
「FOX小隊以外の生徒は、先輩を、その…小隊の裏切り者だと言い始めて…」
私に関する事。
もしかしたら、ミユさんから何か聞き出せば、私に渦巻く違和感を解消できるかもしれない。
「ミユさん」
「ひっ…ごめんなさい、先輩を貶すつもりじゃ――」
「あなたは、私の事を知ってるの…?」
「知ってるなら教えて。私の過去のこと」 - 10◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:20:23
ミユさんは、ぽつぽつと話し始めました。
「…落名先輩は、私の恩人なんです」
「私が中学生の時、立てこもりの人質に取られちゃって…もうだめだ、って時に…」
『――クリア。…もう大丈夫だよ』
そうだったんですね。やるじゃん、過去の私。
「SRTに入った後も、私の事を覚えてくれてて…滅多に覚えられてる事なんかないのに…」
「訓練の時だって、何時も私達に付きっきりで…」
…昔の私は、かなりミユさん達と密接な関係だったようですね。
「…じゃあ、私が捕まったのって、何でですか?何か作戦の失敗とか?」
そう聞くと、ミユさんは口を開きかけて、もう一度閉じました。そして私から視線を下に逸らしました。
「…言えません…これだけは、言っちゃいけないんです…」
言ってはいけない。何故?どうして?
「ミユさ――」
「ユルギ、そいつを応接室へ連れて行け。先生が待ってる」
カンナさんが入ってきました。
「先生が?何でです?」
「釈放だとさ」 - 11◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:20:47
騒動から数日が過ぎました。
RABBIT小隊は依然、子ウサギ公園をキャンプとしているそうですが、シャーレの権限でお咎めなしということになっています。
「…うーむ。言っちゃいけない、かぁ…」
事件概要、資料室に残ってないかな。
「なーに難しい顔してるんすか」
「あ、コノカさん。取り調べの時に、ね」
「あー、それ以上はいいっすよ。言いたくないことくらいあるっすよね」
コノカさん。こっちは尊敬してるんだけど、どうにも向こうからは淡泊なんですよね…
「あ、そうだ。さっきシャーレの先生からユルギ宛に電話がありましたよ」
「私宛ですか?」
「なんでも、力を借りたいらしいっす」
先生が私に? - 12◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:21:22
「…で、やるのが港の襲撃ですか」
“襲撃じゃない、調達だよ。無許可だけど”
「今ここでワッパかけてやってもいいんですよ」
先生からの依頼。それは、RABBIT小隊の風呂を作るためにドラム缶をかっぱらおうという話でした。盗みじゃねぇか全員捕まえんぞ。
「…先生、この人だけは勘弁っていいましたよね」
“でも、これ以上の人材はいないでしょ?”
「それはそうだが…」
相変わらずミヤコさんとサキさんは私のことが嫌いらしいですね。
「私が前を行きます。嫌なら、背中から撃ってください」
「…なんだ、『また』置いていかれたいのか?」
「サキちゃん…!」
『…無駄口叩いてないでさっさと始めるよ』
雰囲気、最悪。これ私のせいなんですか?
ここまでが前回分です。
長くてごめんなさい - 13二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 23:23:22
オリキャラスレなんて何個あってもいいですからねぇ……
再建でも歓迎しますよ、ただ再建するならば何度再建してでも完走まで走り抜けてくれると助かりますが - 14◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:24:49
- 15◆gTlwfkD7ls25/01/13(月) 23:33:56
続きです。
「…ひまだなぁ。こんな夜中に、ここに居る意味あんのか…?」
「おい、警備主任に聞かれたらどうすんだよ…」
「どうせ出張っちゃこねぇよ」
目の前の警備兵たち、めーっちゃ油断してますね。一気に始末しますか。
1人目の後ろから忍び寄って、首をナイフで一突き。2人目にナイフを投げて排除、3人目は回し蹴りをぶち込んでから首をつかんでへし折る。
「進路確保。警報装置作動なし。…ドラム缶、見つけましたよ」
『りょーかい、じゃ、ミヤコたちに回収させるよ』
「頼みます。帰りの進路も任してください」
さて、目的の物は手に入れました。あとは帰るだけです。強行突破用にミユさんが別の所に陣取ってましたが、必要ありませんでしたね。
…これ、ヴァルキューレにバレなきゃ良いけどな…
がこん。どがん。
「…何の音?」
何かが落ちるような音。
「…あ、えと…なんか、落としちゃいました…」
…過去の自分よ、なぜもっと訓練させなかった。
「誰だお前ら!」
「第三ターミナルに侵入者、排除しろ!」
“火器の使用制限解除、戦闘開始!”
『ミヤコたちはドラム缶を持つから、露払いをお願い!』
「了解。交戦開始」