【閲注SS🎲】口兄われし傀儡師 -人形アヤ- 4体半目

1◆CWWb2UleUxkH25/01/13(月) 23:15:56

<前回のくぐつし>

この劇は、金髪アホ毛八重歯羽付折角付オシャレ包帯口兄われ低倫理傀儡師少女「人形アヤ」、アヤちゃんダイスキ2m人傀儡少女「口兄マガリ」、妖怪「コクリ」、傀儡仙人「カラクリ様」、傀匠「口兄タタリ」等々でお送りしております。

赤冬に秘湯探しに行くと、魔眼の王と子分たちが襲撃していた。どうにかこうにか食い止め、カラクリ様と、呪術師「オーマ」さんのてによって退けられた。その後最終編に突入し、クズノハにも会いましたが、謎の少女に刺されて敢え無く死亡。途中、カラクリと名乗る謎の少女に会ったり、なんだりして、3周目へ突入。友達のアズサとミノリと、お祭りに行ったり、傀匠の「口兄タタリ」後輩と会ったりしながら3周目謳歌中。

このスレは、今度こそはマガリからの依存を脱却すべく奮闘する、口兄われし傀儡師「人形アヤ」の笑いあり、涙ありの奮闘「劇」である！！

+――――――――――――――――――+

| 《達成度》83% 83% 53% -5% (5%) |

+――――――――――――――――――+

↓落とした前スレ(´;ω;｀)

https://bbs.animanch.com/board/4352805/?res=109

↓初代スレ

【🎲】傀儡師になりたいモブちゃん｜あにまん掲示板アヤ「………」アヤの裾から人形が現れ喋りだす。人形「みなさんこんにちは。私は人形アヤと申します」戦闘(アヤ本体)　dice1d100=@4 (4)@知性　dice1d100=@83 (83)@神秘　d…bbs.animanch.com

2◆CWWb2UleUxkH25/01/13(月) 23:26:19

【アヤ (芸名: ∀λ∀)】学年: 2年生 | 所属: 百鬼夜行[演劇部] | 武器: 傀儡・絡繰等
身長: 157cm | 髪色: 金 (52) | 瞳色: 紫 | おむね: 19 | 顔: 7(可愛~格好) | 羽: 31 | スカー: 14 | 角: 36
【戦闘能力】戦闘[アヤ]: 4 | 戦闘[傀儡]: 103 | 操作[傀儡]: 111 | 操作:[狐狗狸-変化-妖銃]: 25 | 運動: 89 | 水泳: 49 | 釣行: 34
【知識】知性: 83 | 事務: 28 | 医療: 49 | 心理学: 71 | 交渉: 2 | 政治: 9 | オカルト: 14→28
【創造】指揮力: 74 | 賭博: 24 | 技術: 75 | 創作: 56→58 | 電子工学: 40 | 彫刻: 90 | 手芸: 75 | 製作[傀儡]: 25→31
【趣味】演奏[法螺貝]: 62 | 茶道: 32 | 紅茶: 72 | 華道: 22 | 書道: 76 | 水墨画: 82 | 綾取: 26 | 舞踊: 88
【生活】家事: 40 | 銭闘力: 89 | 実家: 77 | 園芸: 67 | 畑の広さ: 38(参〇〇坪)
【精神】神秘: 35→50 | 倫理: 4 | 慈悲: 96 | 美食: 47 | 酒: 63 | 使役[付喪神]: 66 | 服装エ駄死度: 35 | 絡繰仕掛神: 1% | dolorum: 84
【社会的地位】知名度: 94(凄腕人形劇師) | 人気[人形劇]: 106(他校までも)
【人物紹介】人見知りを克服するため傀儡師になった少女。山奥で傀儡仙人の修行をし、マガリと暮らしている。温泉巡りが趣味。金髪アホ毛、八重歯、顔に小さな傷と折れた角、頭と腰回りにゲヘナ羽、焼印、オシャレ包帯が特徴。時々人形劇を行い、宣伝や給料は館長任せ。姉がいるが家族を恐れている。

3◆CWWb2UleUxkH25/01/13(月) 23:27:21

4◆CWWb2UleUxkH25/01/13(月) 23:46:52

【口兄タタリ】学年: 1年生 | 所属: 百鬼夜行 | 武器: ???

身長: 140cm | 髪色: 紫 (47) | 瞳色: 金 | おむね: 23 | 顔: 57 | 羽: 79(トリニティ) | スカー: 89

【戦闘能力】戦闘[タタリ]: 59 | 戦闘[傀儡]: 27 | 操作[傀儡]: 71 | 運動: 45 | 水泳: 14 | 釣行: 12

【知識】知性: 35 | 事務: 89 | 医療: 55 | 交渉: 54 | 政治: 36 | オカルト: 42

【創造】指揮: 57 | 賭博: 80 | 技術: 1 | 創作: 48 | 彫刻: 11 | 手芸: 37 | 製作[傀儡]: 119

【趣味】演奏: 41 | 茶道: 66 | 華道: 62 | 書道: 23 | 水墨画: 8 | 綾取: 83 | 舞踊: 16

【生活】家事: 33 | 銭闘力: 97 | 実家: 42 | 園芸: 22

【精神】神秘: 88 | 倫理: 74 | 慈悲: 98 | 美食: 75 | 酒: 3 | 服装エ駄死度: dice1d100=17 (17) | dolorum: 84

【社会的地位】知名度: 84

【人物紹介】

カラクリ様のもとで傀匠として修行する百鬼夜行の1年生。紫の髪に金色の瞳を持ち、中性的で優しげな雰囲気が特徴。傀儡作りの技術に優れ、日々森で傀儡作りに没頭しているが、他人の作った機械に触れると爆発する。白い翼や耳、尻尾を持ち、全身に傷跡と、義手、焼印がある。印にも長けている。

>>12

5◆CWWb2UleUxkH25/01/13(月) 23:50:05

館長...支配人にして作家。クロノスの取材を止める。アロハシャツとサングラスを付け、ココアシガレットを咥えている。武器は鎖星球付マシンガン。今は引退してる。
三田クロス...サンタクロース。マガリを１日生き返らせた。
人形姉..アヤの姉。クロスの夢に登場し、「アヤ、成長したな。」と言い残し消える。
人形母...アヤの母。光輪宗という宗教の会員で、ニチリン様という人を崇めている。よくない噂がある...
年マツ・シイ...年越しソヴァとヴォせちを持ってくる。
湯神モブ...「湯煙量子郷-みれにあむ-♨」の番頭。たびたび問題を起こし、よく全裸で頭を爆発させている。

6二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 23:53:43

あらん
たておつ

7二次元好きの匿名さん25/01/13(月) 23:58:14

良かった

8二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 00:18:56

【閲注SS🎲】口兄われし傀儡師 -人形アヤ- 4体目｜あにまん掲示板<前回のくぐつし>この劇は、一枚目:金髪アホ毛八重歯羽付折角付オシャレ包帯口兄われ低倫理傀儡師少女「人形アヤ」、二枚目:名状しがたき髪・アホ毛・獣耳・尻尾をもつアヤちゃんダイスキ2m人傀儡…bbs.animanch.com

レス番消したら出るよ

あと深夜の１２時間は幻だから１０まで行っとかないと落ちるよ

>>11

9二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 01:09:14

たておつ

10二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 01:09:35

もうちょっと見たかったから助かる

11◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 09:01:59

スレ立てして、書いてる途中でホスト規制されました(泣)

>>8

12◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 13:12:42

>>4

タタリ dolorum:91 , アズサ dolorum:76

〈関係度〉

アズサ&ミノリ[70]...アヤの友達。一緒にお祭りに行った。

タタリ[40]...同じカラクリ様の弟子。傀儡製作を見学させてもらった。

〈毎日一行日記〉

1:アズサとミノリとお祭りに行った。百夜堂で食べたり、射的で温泉券を手に入れたりした。楽しかった。

2:タタリ殿の傀儡製作を見学させてもらった。勉強になる。

3:絡繰仕掛神の修行をする。が、無理。むつかしい。

4:カラクリ様の蔵書室で、遠野物語を読む。

1・２周目、傀儡まとめ、過去スレッド等

「口兄われし傀儡師 -人形アヤ-」まとめwiki | Writening<人物まとめ>-------------------------------------------------------------------------------- 名前:アヤ(芸名:∀λ∀)　学年:2年生　所属:百鬼夜行[演劇部] 武器:手傀儡・纏傀儡・王傀儡・外道傀儡・…writening.net

13◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 15:02:24

また1からですね...半分くらいまで行ってたのに...よよよ...

今日は何をしよう？(5日目)

dice1d6=4 (4)

1.修行　2.マガリ　3.めんてなんす　4.劇場公演　5.お出かけ　6.友達と遊ぶ

14◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 15:21:39

今日は人形劇の日です。劇場に向かいましょう。

館長「おう。今日もよろしく頼むわ。」

<今日の演目>

dice1d4=4 (4)

1.悲喜劇　2.恋愛劇　3.歴史劇　4.トラブル発生

15◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 19:56:06

館長「ど？」

dice1d3=2 (2)

1.護法「ああ、問題ない。」

2.人形「はい、問題ないでございます。」

3.アヤ「うん、問題ないよ。」

最後に台本に目を通し確認。開演しようとしたとき...

dice1d4=2 (2)

1.何者かが乱入　2.生徒同士の喧嘩　3.熱狂ファンが襲い掛かってくる。　4.アヤ、攫われる。

16◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 20:06:29

館長「なんかうるさいな。」

人形「なにやら観客席の方から騒がしい声が...」

dice1d4=2 (2)

1.厄介オタクの論争

2.ゲヘナvsトリニティの争い

3.デモが起こっている

4.逃げ出した生徒を捕まえようとしてる

17◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 20:17:31

人形「あの制服は...とりにてぃとげへなの生徒にございましょうか？」

館長『えー、来場のお客様へ。ただいま上演が開始されますのでね、黙って座っといてください。』

dice1d4=3 (3)

1.トリモブv.s.ゲヘモブ

2.本家トリネームドv.s.本家ゲヘネームド

3.2+dice1d2=2 (2) (1.トリ 2.ゲヘ)が入れ替わってる

4.両方入れ替わってる

18◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 20:41:44

アヤ(何でもめてるんだろう...)

dice1d4=1 (1)

1.ミカ「私が先生とデートしてるの！！！」

　v.s.

　ワカモ「ワタクシが先生とデートしてるんです！！！」

2.ミカ「私のコハルちゃんの方がかわいい！！！」

　v.s.

　カホ「うちのチセちゃんの方がかわいいに決まってます！！」

3.カズサ「ﾏｰｵ...」

　v.s.

　キキョウ「ﾏ~ｵ...」

4.ウイ「これは主人公の愚かさを表現にしているシーンですよ！」

　v.s.

　シュロ「アレは死への羨望によるとても風流な場面です！！」

19◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 21:01:30

館長「ん、アイツらよく見りゃティーパーティの嬢ちゃんとゲヘナの指名手配、しかも先生も添えてバランスもいい。下手に追い出すとめんどくさい連中だな...。」

人形「どうしましょうね。」

ミカ「先週モモトークでちゃんと約束してるし！だよね、先生！？」

ワカモ「ワタクシも今朝方、先生から了承を頂いています！ですよね、先生！？」

"二人とも、落ち着いて..."

dice1d4=4 (4)

1.館長「説得してみっけど、ダメだったら追い出すか。」

2.館長「話通じなさそうだし、闘るか...！」

3.アヤ「椅子に縛り付けよう。」

4.アヤ「先生？って人に二人を縫い付けよう。」

20◆CWWb2UleUxkH25/01/14(火) 21:19:21

館長「イけるのか？」

人形「さほど動き回っておるわけではござりませぬゆえ、問題ないかと。それっ！」

私は素早く糸を飛ばし、二人の体に縫い付ける。次に、先生にも同じように糸を通し、一気に力を込めて引き寄せた。瞬間、三人の体が一つに重なり合った。

ミカ・ワカモ「「ひゃあっ！？」」

"！？"

ミカ(先生の顔が目の前に...!?///)

ワカモ(あ、あなた様の顔が、こ、こんなに近くに...!?///)

館長「お、さすが。」

人形「これならば、始められそうでございますね。」

その後、劇は予定通り再開された。舞台が進行する中、二人はずっと先生の顔を見つめ続け、劇が終わった後もなぜかピッタリとくっついていました。糸は既に解いてあるはずなのに不思議ですね。

操作[傀儡]: 111+dice1d5=1 (1)

+―――――――――――――――――――+

| 《達成度》83% 83% 53% -5% (5%) |

+―――――――――――――――――――+

21◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 07:45:16

お金が入ってきました。温泉行けますね。

今日は何をしよう？(6日目)

dice1d6=6 (6)

1.修行　2.マガリ　3.めんてなんす　4.園芸　5.お出かけ　6.友達と遊ぶ

22◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 07:47:58

今日は遊びに行きましょう～

dice1d4=4 (4)

1.アズサとミノリ

2.百鬼夜行の他の友達

3.他の学校の友達

4.マガリ

23◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 08:38:35

アヤ(前回、お祭りに連れて行ってあげられなかったし、埋め合わせとして遊びにいこっかな。)

マガリ「わーい！」

アヤ「まだ何も言ってないよ。どっか行きたいとことかある？」

マガリ「ん～」

dice1d4=3 (3)

1.百鬼夜行でお祭り　2.山海経で食べ歩き　3.トリニティのカフェ　4.ダーツの旅

24◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 08:52:25

マガリ「最近トリニティで話題になってるカフェがあるらしくてさ、そこに行ってみない？」

アヤ「よし、トリニティね。憤怒はもう外に止めてあるから、すぐに行けるよ。」

マガリ「アヤちゃんさっすが～！用意周到だね～。」

早速二人で憤怒に飛び乗り、トリニティへと飛び立った。

アヤ「とりにてぃ、久しぶりだね。」

マガリ「えーと...カフェの場所は...」

アヤ dice1d4=3 (3)

1.「カフェ楽しみだね」

2.「マガリ、今日の服おしゃれだね」

3.「マガリ、今日もかわいいね。」

4.(うっ...!?)

25◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 08:58:58

マガリ「.........私以外の子にもそうやって言ってるんでしょ。」

アヤ「マガリだけだよ。」

マガリ(アヤを抱え上げて、アヤの頭に顔をうずめる)

アヤ「え、なに。いたいいたい！苦しい！」

そうこうしているうちに、マガリが話していたカフェに到着した。

dice1d4=3 (3)

1.普通に営業中

2.臨時休業

3.カップル割引の看板

4.スケバンに襲われてる

26◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 09:06:59

アヤ「アレかな？看板がおーぷんになってるから営業してるね。」

マガリ「うん。確かにOPENしてますねコレは。」

アヤ「それ、私の頭。あそこになんか書いて...カップル割引。」

dice1d2=2 (2) 「いらっしゃいませ～」

1.モブ　2.dice1d160=37 (37)

27◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 09:17:14

サキ「ラビットキャンプにようこそ！」

人形「外の看板にございましたカップル割引というものは、使用可能でございましょうか？」

マガリ「！？」

サキ「えーと...確かモエの書いたマニュアルの46ページに...目の前でdice1d2=1 (1) するとOKみたいだぞ！あ、みたいです！」

1.ハグ　2.キス

モエ「wwww」

サキ「おい、モエ笑うな！私だってマジメにマニュアル通りやってるんだぞ！」

28◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 09:30:01

サキ「あー...もうしてるようなものか。モエ！」

モエ「はーい。お席までご案内しますね～」

眼鏡をかけた制服姿の子に案内され、私たちは席に着いた。

アヤ「ほら、席に着いたって書いてるんだから、そろそろ離して」

マガリ「今から私はアヤちゃん専用椅子傀儡になるから。」

アヤ「何も解決してないよ？」

ミユ「お、お水とメニュー表です...決まったら呼んでください...」

dice1d4=1 (1)

1.カプチーノとチョコレートケーキ

2.オレンジジュースとふわふわRABBITパンケーキ

3.アイスティーとRABBITサンドイッチ

4.dice1d3=3 (3) の飲み物をカップル専用ハートストローに変更

29二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 10:13:26

苦めと甘いでバランス良い

30◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 11:18:51

ミヤコ「おまたせしました。カプチーノとチョコレートケーキです。」

マガリ「すごい！黄金のクリームで輝いてておいしそう！」

アヤ「それ私の頭だって。」

私は自分のけぇきを一口食べ、ふぉーくで切り分けてから、マガリにアーンして食べさせた。

マガリ「んむんむ...おいしい！特にこの金の」

アヤ「それ私の髪ね。」

ケーキにはお店のロゴが入ったチョコレートが刺さっており、そのチョコの甘さと、カプチーノのほろ苦さが絶妙に混ざり合って、とても美味しい。

アヤ「久しぶりにけぇき食べたけど、おいしいね。」

マガリ「すうぅぅぅぅう！」

マガリも嬉しそうにケーキ(髪)を食べながら、もごもご言っていた。

31◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 11:29:54

ケーキを食べ終え、カウンターへ向かい、会計を済ませる。

サキ「ありがとうございました～！」

アヤ(SRT復興募金...dice1d100=25 (25) ×10^dice1d4=1 (1) 円位入れておこう。)

マガリ「あのお店のケーキ、おいしかったね！」

アヤ「食べてたのおおよそ私の髪だけどね。またいつか行こうね。」

32◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 11:32:29

モエ「お、募金箱増えてる。」

ミユ「250円...復興には足りないけどありがたいですね...！」

+―――――――――――――――――――+
| 《達成度》83% 83% 50% -5% (5%) |
+―――――――――――――――――――+

33◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 17:16:50

昨日のけぇきおいしかったでございます。またいつか行きたいですね。

今日は何をしよう？(7日目)

dice1d6=1 (1)

1.修行　2.マガリ　3.めんてなんす　4.園芸　5.お出かけ　6.友達と遊ぶ

34◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 17:22:11

修行。修行。継続は力なり。

<修行内容>

dice1d4=1 (1)

1.傀儡製作　2.妖術　3.傀儡　4.+マガリ

35二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 22:42:10

マ、マガリ…？

36◆CWWb2UleUxkH25/01/15(水) 23:36:03

この前タタリ殿に見せてもらった経験を活かし、早速練習しましょう！！

dice1d4=3 (3)

1.絡繰道具　2.纏傀儡　3戦闘用の傀儡.　4.素体傀儡

37◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 08:37:17

やはり、私自身の戦闘の低さが目立ちますね。元より、防御と攪乱と逃げに特化して、戦闘は捨てているというのはあるわけですが、戦闘用の傀儡の一つでもあった方がいいかもしれませんね。

dice1d4=4 (4)

1.アヤ「私でも扱いやすい広範囲に攻撃できる奴がいいよね。」

2.マガリ「私一人で十分だよね？私のがじぇっととかにしなよ！」

3.タタリ「自動追尾型傀儡とかどうですか～？」

4.カラクリ「相手の体内で臓物を素材に傀儡を作るという方法もあるぞ。」

38◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 12:07:55

カラクリ「例えば、このネズミをそのように捌き、捏ね繰り回すとだな―――」

ネズミ「ﾁｭｩｳｳｱｱｩｳｳｳ!?」

ネズミはカラクリ様の手によって徐々に肉塊へと変わり、その姿は次第に異形のものとなった。突き出した前歯と小さな脚が生え、新たな生き物へと生まれ変わった。

先ほどまでネズミだったもの「ｼﾞｭｳｩｳｩｳｳｳｳｩｳ???!!???」

カラクリ「そらっ！」

投げられたその生き物は近くにいた狸に近寄り、突然大きな爆発を起こした。飛び散った血液が狸の視界を覆い、突き出た前歯が鋭く狸の脳を貫通し、その場で絶命させた。

アヤ「おお。さすがカラクリ様にございます！どうやったのですか？」

カラクリ「ああ、これはだな―――」

39◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 12:45:34

カラクリ1分ファッキング♪

<材料>

・手ごろな生きの良い動物の肉塊(作りたい分だけ)

・手ごろな動物の骨牙(木の枝でも代用可)

・妖力(適当)

1.まず、手ごろな生き物を磨り潰し、ミンチにする。

2.生命力が消えない内に平たい丸型に成形し、真ん中に窪みを作る。

3.骨を正多角形になるように刺し、糸で爆発の印を組む。

4.妖力を流し込むと生命力が印により、核に変化するため素早く包む。

5.あとは残った骨でを下に刺し、肉を伸ばして足を作る。

6.最後に牙を刺せば完成。

カラクリ「こうやって作るのだ。」

アヤ「ほへぇ...なるほど...。」

カラクリ「さらに、復讐の印も組んでおけば―――」

先ほど爆発した肉塊から伸びた糸が、寄生虫のように先ほど倒れた狸の体内へと侵入していった。すると、狸の体が不気味にももぞもぞと動き始め、折れ曲がり、捻じれ、そして潰れていく。やがてその姿は変貌を遂げ、先ほどの妖の姿へと再び姿を変えていった。

カラクリ「こうすることで連鎖的に敵を狩ることができる。獲物の生命力を基に分裂を行い、指数関数的に増殖させることも可能だ。このように、無性生殖能力を持たせ、自立的に敵を狩る印の型を「わぁむ」と呼ぶのじゃ。」

アヤ「なるほど。勉強になります！」

カラクリ「潜伏期間を設け、巣に帰ったところで爆破。核だけ植え付けた状態で繁殖させ、一度に爆発させることも可能。これからも頑張るのじゃぞ。」

40◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 15:21:55

アヤ「とりあえず作ってみよう！素材はdice1d4=2 (2) でいいかな。」

1.同じくネズミ　2.兎　3.ウリ坊　4.dice1d3=3 (3) (の妖)

毛皮を剥ぎ取り、肉を捌きながら骨と牙を取り出す。五臓六腑を掻き混ぜ、ぐちゃぐちゃになった内臓を肉塊に混ぜ合わせる。平らに整えた円形の肉塊に窪みを作り、そこに骨を刺していく。そして、骨に糸を引っ掛け、カラクリ様の手本通りに印を組み始めた。

アヤ「よし、あとは妖力を流せば...」

dice1d100=69 (69) +26(妖の場合:-50)

100以上:成功！　70以上:下手だけど一応成功　40以上:失敗　40未満:暴走

41◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 19:42:44

アヤ「あとは骨を刺して足...最後に骨を前に刺して...完成！」

ところどころ不格好ではあるが、ひとまず完成させることができた。早速、その効果を試してみよう！

アヤ「折角だし、dice1d4=2 (2) とかにでも試してみよう。」

1.同じく兎に　2.猪　3.獣の妖　4.スケバン

42◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 20:12:13

アヤ「よし、行ってらっしゃい。」

兎だったもの「ｲｨﾔｯﾊｧｧｱｱｧｧｱ!!??!!」

兎だったものは叫び声を上げながら猪のもとへ突進し、飛び掛かった瞬間に爆発した。四散した骨や牙が猪の体に突き刺さり、苦しげに鳴き声を上げる。傷つきながらもまだ息のある猪を見て、私は決めた。

アヤ(今日は牡丹鍋にしよう。)

製作[傀儡]: 31+dice1d10=9 (9)

綾取: 26+dice1d5=3 (3)

+―――――――――――――――――――+

| 《達成度》83% 83% 50% -5% (15%) |

+―――――――――――――――――――+

43◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 22:31:41

昨日の牡丹鍋は大変おいしかったです。

マガリ「猪万歳！」

今日は何をしよう？(8日目)

dice1d6=1 (1)

1.修行　2.マガリ　3.めんてなんす　4.園芸　5.お出かけ　6.友達と遊ぶ

44二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 22:33:08

このレスは削除されています

45◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 22:33:30

今日も今日とて修行修行。毎日頑張りましょう。

<修行内容>

dice1d4=2 (2)

1.傀儡製作　2.妖術　3.傀儡　4.+マガリ

46◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 22:40:21

糸による操術も良いですが、他の術と組み合わせ、応用することでもっと上手く使いこなせるはずです！

dice1d4=1 (1)

1.縒りの修行をして、張度と破断強度を向上させよう！

2.印の修行をして、昨日の傀儡のような自動傀儡が使えるようになろう！

3.糸自体に攻撃性を持たせて、攻撃手段を増やそう！

4.新たに妖を使役して、仲間を増やそう！

47◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 22:46:53

操術を極める上での関門「縒」。習得できれば、天岩戸も開けると言われているほど強力な技術である。

アヤ「修行方法は...dice1d4=2 (2) 。」

1.コクリ達に見てもらいながらやろう

2.岩を引っ張ってみよう

3.木にぶら下がってみよう

4.断崖絶壁にぶら下がれば命の危機で覚醒するかもしれない

48◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 23:03:24

とりあえず、大きめの岩を引っ張ってみるっことにした。

岩に糸を十数本縫い付け、3本ずつ縒り合わせて紐を作っていく。さらにその紐を縒り合わせて縄をなっていく。手から出る糸を少しずつ回転させ、出し続ける作業は非常に難しいが、集中して続けると、次第に糸は立派な縄へと姿を変えた。これなら岩を引っ張っても簡単に切れることはないだろう。

アヤ「よし。ふッ―――！」

dice1d100=87 (87) +112(操作)+89(運動)

v.s.

dice1d100=70 (70) +250(岩の重量&摩擦)

49◆CWWb2UleUxkH25/01/16(木) 23:09:21

288 v.s. 320
アヤ「くっ...重いッ―――！」

思っていた以上に地面と癒着していた岩は、引いている感覚はあるものの、容易には動かせず引き戻されてしまう。岩が予想以上に大きすぎたのかもしれない。しかし、もしこれほどの岩を自在に振り回せるようになれば、大幅な戦力となるだろう。これからも修行を重ねて、さらなる力を磨いていこうと心に誓った。

アヤ「ふぅ...。がんばろ。」

+――――――――――――――――――――+
| 《達成度》83% 83% 50% -5% (15%) |
+――――――――――――――――――――+

>>86

50◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 08:23:29

山肌に露出してた岩は流石に重すぎたかもしれない。

今日は何をしよう？(9日目)

dice1d6=4 (4)

1.修行　2.マガリ　3.めんてなんす　4.園芸　5.お出かけ　6.友達と遊ぶ

51◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 10:20:16

畑はすでに農業用自動傀儡の「完遂」によって耕耘が終わり、畝も整えられている。堆肥も施肥済みで、今日は播種だけが残っている。条撒きの準備として、畝に沿って浅い溝を丁寧に掘り進めていく。

アヤ「これぐらいで十分かな。」

指で土の厚さを確認しながら、トマトの種を間隔を計って撒いていく。同じようにニラやネギ、バジルの種も撒いていく。これらを一緒に植えることで、匂いが害虫を遠ざけたり、土壌の病気を抑制する効果があるらしい。農業は奥が深いですね。

最後に覆土をして、あとは完遂に灌水してもらえば完了だ。

手土産に、アスパラガス、フキ、土筆、タラの芽、ヨモギ、ワラビ、ゼンマイ、ウド、フキノトウなどを採取して帰った。今日は山菜の天ぷらにしましょう。

園芸: 67+dice1d10=2 (2)

+――――――――――――――――――――+

| 《達成度》83% 83% 50% -5% (15%) |

+――――――――――――――――――――+

52◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 17:51:56

<関係度>

サオリ: dice1d200=133 (133) -100+50(アズサの友達&幼馴染)

アツコ: dice1d200=120 (120) -100+50

ミサキ: dice1d200=42 (42) -100+50

ヒヨリ: dice1d200=24 (24) -100+50

アヤ姉: dice1d200=105 (105) -100

アヤ母: dice1d200=52 (52) -100

<dolorum浸透度>

サオリ達: dice1d30=2 (2) +70(プロによる洗脳教育)

姉: dice1d100=69 (69)

母: dice1d100=11 (11)

53◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 18:13:00

サオリ[83]dice1d4=3 (3)

1.昔、アヤの世話係で仲良くしててた。

2.1+勉強や戦闘を2人で教えあってた。

3.1+かっこいい！

4.1+惚れてる

アツコ[70]dice1d4=4 (4)

1.昔、アヤの世話係で仲良くしててた。

2.1+医療や園芸を2人で教えあってた。

3.1+昔よく手当てしてくれた。

4.1+惚れてる

ミサキ[-8]dice1d4=4 (4)

1.目つきと喋り方が怖い

2.マガリと仲が悪い

3.母に似てる

4.包帯真似したら怒られた

ヒヨリ[-26]dice1d4=2 (2)

1.うるさい

2.鬱陶しい

3.母に似てる

4.マガリと仲が悪い

姉[5]

母[-48]

54◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 18:27:56

サオリ「敵がこうやって来るとするだろ。その時は、退かずに相手の懐に入って、鳩尾に一本拳を...」

アヤ「サオリ姉さんカッコいい！」

マガリ「わ、私だって出来るし、せいっ！...うあぁぁ！！中指がぁぁ―――！！」

ミサキ「それ...私のマネしてるよね？やめてくんない？」

アヤ「ご、ごめん...」

マガリ「気にしないでアヤちゃん。アレ、内心喜んでる顔だよ。」

ミサキ「よ、喜んでないから！？」

dice1d3=3 (3)

1.アヤから　2.アツコから　3.両片思い

55◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 18:40:55

アヤ「ごめんね、アツコさん...また手当してもらっちゃって。」

(いつも笑顔で優しくて...ほんとにいい人だな...)

アツコ「ううん。いつものことだし、こういう時間も私好きだから。」

(dice1d4=4 (4) )

1.アヤちゃんいつもかわいい...

2.サオリ姉さんのマネして転んでたのかわいかったな...

3.サオアヤてぇてぇ...

4.治療してるときだけ、二人だけでいられる...もっと傷つかないかな...

マガリ「な～に～し～て～る～の～か～な～？？」

ヒヨリ「アヤさんだけいつもなんかご飯おいしそうだし、多くてずるいですぅぅ！！」

アヤ「味も量もいつもと一緒だよ。少ないのはこの前勝手につまみ食いした罰を受けてるヒヨリのだよ。」

ヒヨリ「このままじゃお昼の訓練中に倒れちゃいますぅぅぅ！！」

マガリ「はい、アヤちゃんあ～ん♡」

ヒヨリ「うわぁぁぁぁ～～ん！！！アヤちゃんのけちんぼぉぉぉ～～！！！」

56◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 19:12:15

アズサ[70]dice1d4=1 (1)

1.昔、アヤの世話係で仲良くしててた。

2.1+勉強や戦闘を2人で教えあってた。

3.1+桃フレンズ繋がり。

4.1+惚れてる。

ミノリ[70]dice1d4=4 (4)

1.同士だと思っている。

2.助けた、助けられた。

3.何となく波長が合う。

4.惚れてる。

57◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 19:15:21

アズサ「おい、アヤ。訓練の時間だぞ！」

アヤ「うぇ...zzZ」

アズサ「仕方ない、担いでいこう。」

マガリ(そういう方法もあるのか...)

dice1d3=1 (1)

1.アヤから　2.ミノリから　3.両片思い

58◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 19:18:39

ミノリ「光輪宗に入った生徒は、ヘイローが無くなると聞いたぞー！！光輪宗の横暴を許すな―！！プリン寄こせー！！」
アヤ「自分の思ったことを、堂々と胸を張って言える...ミノリ先輩カッコいい！！」
マガリ「何か違う気がするような...？」

59◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 22:40:05

農業も修行も継続が大事です。山菜の天ぷらそば美味しかった。

今日は何をしよう？(10日目)

dice1d6=4 (4)

1.修行　2.マガリ　3.めんてなんす　4.釣り　5.お出かけ　6.友達と遊ぶ

60◆CWWb2UleUxkH25/01/17(金) 22:52:31

久しぶりにお魚が食べたくなったので、釣りに行くことにした。

dice1d4=1 (1) に行きdice1d4=3 (3) で釣ることにした。

1.砂浜　2.磯　3.切り立った崖　4.海上

1.竹竿(-10)　2.一般的な釣り竿(±0)　3.絡繰釣り竿(+20)　4.糸(+50)

アヤ「よし、ここらへんで釣ってみよう！えいっ！」

釣果: dice1d100=91 (91) +34(釣行)+_(釣り竿)

(50未満だとボウズ。高いほどすごいのが...)

???: dice1d100=98 (98)

(高いと...)

61二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 07:37:48

絡繰りか、面白そう

62◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 08:41:44

絡繰釣り竿「犍陀多」は、獲物が近づくと自動的に引っ掛けてくれる優れものだ。お魚を食べたい気持ちもあるが、タタリさんに試用を頼まれていることもあって、早速試してみることにした。こんな精巧な絡繰を作れるなんて、さすがタタリさん。脱帽です。

早速何かがかかったようだ。糸を巻き取ると手応えがあり、相当な重さだ。これは大物かもしれない。慎重に糸を引き寄せ、逃さないように注意を払う。そして、水面から現れたのは――なんと、人だった。驚きのあまり、しばし言葉を失った。

人(?)「dice1d4=4 (4) 」

1.痛ったーい！何するのさ！

2...zzZ

3.危ないところを助けてくれてありがとうございました！

4.目と目が合う瞬間...

63◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 08:50:43

よく目を凝らして見ると、その下半身は光沢のある鱗に覆われている。これはまさか、噂に聞く人魚というものなのだろうか？信じられない光景に、私は目を見張ったまま立ち尽くしていた。

人魚「dice1d4=1 (1) 」

1.一目ぼれです！付き合ってください！

2.あ、あの...その...///

3.お、お礼に竜宮城に！！？

4.ふ、ふへ...海の中に引きずり込んで...

???「おや、魅入るならまだしも、人魚に魅入られる人間なんて珍しいじゃないか。」

64◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 10:10:04

人魚「dice1d4=2 (2) さん！？人...人魚聞きが悪いですよ！」

1.エビス　2.ツミ　3.ミウ　4.シオ

_「まぁまぁ、dice1d4=4 (4) くん。そのまま海に引きずり込むつもりだろう。地上の人は海じゃ呼吸ができないんだ、やめておやり。」

1.オト　2.ヒメ　3.アリ　4.エル

65◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 10:36:53

目の前には、赤い髪と尾ひれを持つ人魚の少女。その神秘的な姿に見とれていると、ふと気づけば隣に麦わら帽子をかぶり、半袖短パンに草鞋を履き、竹竿を手にした青髪の少女が立っていた。

エル「い、いや...少し竜宮城に連れてって上げようかなって―――」

ツミ「極楽浄土の間違いじゃないのかい？」

エル「確かに人魚のナカは昇天するほど気持ち///―――」

ツミ「違うそうじゃない。」

エル「ツミさんの力使えば行けるじゃないですか...お願いしますよ！今度「竜宮」(日本酒)持ってきますから！」

ツミ「えー...まあ、その子次第じゃろ。どうする？行きたいか？」

アヤ「え...dice1d4=4 (4) 」

1.遠慮しときますね...

2.じゃあ...

3.楽しそうだし行ってみようかな。

4.マガリ「私も行く。」

66◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 10:47:30

マガリ「それと、アヤちゃんは私のだから。ポッとでの女になんて渡さないよ！」

エル「今、私はこの子に釣られた(意味深)の。これは運命に他ならないよ！！」

マガリ「え？」

エル「は？」

ツミ「今は常世も現世も阿呆しかおらんかね。平和ボケしたものだのう...。」

エル「ツミさん！いつものやったげて！」

ツミ「そんな頻繁にやっとらんが。そいっ！」

ツミさんが竹竿を前に振ると、まるで魔法のように海が二つに割れ、その間に砂浜の道が現れた。波は静かに脇へ引き、道は遠くまで続いている。

アヤ「おお。」

マガリ「？？？」

エル「すごいでしょウチのツミさん！」

ツミ「別にお前さんのでもないし、威張ってんじゃないよ。ほれ、暗くならんうちにさっさと行くぞ。」

67◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 11:02:05

四人で砂浜の道を歩きながら、竜宮城を目指して進んだ。しかし、どれだけ歩いても遠くに見えるのは、ただ続く砂浜だけ。竜宮城の姿は一向に見えてこない。不思議な静けさと広がる海の風景に、次第に少しの不安が心に芽生えてきた。

アヤ「...竜宮城はどこにあるの？」

ツミ「まあここら辺でもいいんじゃないか？」

エル「そうだね、えいっ！」

マガリ「え、消えた？！」

ツミ「そうさね。結界が張ってあるのさ。本来、人に見つからないようにな。妖以外は入れな―――」

エル「どうしたの？早く入っておいでよ～！」

マガリ「ぐぬぬ...せいやぁっ！！」

アヤ「ぐ、ぐぐ...」

エル「私が引っ張ってあげるよ！よい...しょっと！」

アヤ「うわぁっ！」

エル「きゃっ...え、そんな...出会って間もないし、それにこんな真昼間からなんて...///」

マガリ「(無言でアヤを抱きかかえる)」

エル「...チッ。」

68◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 11:18:38

エル「何してるさ、早くおいでよ～置いてっちゃうよ～？」

ツミ「え、ああ...(あいつらも現人神なのか...?)」

アヤ「濡れてる感覚はあるのに、触ると普通だ。」

マガリ「しかもみんな泳いでる！何ココ！？」

エル「ここは人魚たちが通う学校「セイレーンアカデミー」だよ！もちろん人魚以外もいるけどね。」

アヤ「いつもと泳いでる感覚が違う...」

エル「私が引っ張ってあげるよ！ほら！尾ひれが上手～♪」

マガリ「あ、ちょっと！」

<水泳>

アヤ: 49

エル: 100

マガリ: dice1d100=66 (66)

ツミ: dice1d100=26 (26)

69◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 11:47:02

マガリ「こら、待てー！！」

ツミ「今のモンは元気だの。」

???「―――浦島様、お迎えに上がりました。」

ツミ「おお、ヒサか！前会った時と比べて随分成長したな。」

ヒサ「...会うたび言わないでください///耳にヒョウモンダコができるほど聞きました。オトお嬢様会いたがっておられましたよ。」

ツミ「今日は客人がいてね、エルを追ってくれ。」

ヒサ「...分かりました。しっかり甲羅に掴まっててくださいね。」

70◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 12:13:09

エル「よし！ついた！ここが屋台通り「竜宮城」だよ！」

アヤメ「サザエとサンマ二本ずつ。」

貝児「はいはい、サザエとサンマね、あいよ！」

アヤ「海の中なのに焼いてる！火が使えるんだね。」

エル「詳しいことはわかんないけど...海底火山の炎を使ってるって習ったよ！」

マガリ「それ共食いじゃないの？」

dice1d4=2 (2)

1.お店の屋台を巡る

2.オト嬢が現れる

3.少女とぶつかる

4.荒くれ者が現れる

71◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 12:37:10

オト「おかあさまぁぁぁ―――！！！！」

ツミ「ぐへぇぁあっ！？」

オト「帰ってくるのをずっと心待ちにしておったのですよ、母様！！」

魚民衆「ひそひそ...dice2d4=4 4 (8) 」

1.妃さまが亡くなられた後、娘を召使に押し付けて逃げたあの...

2.毎日酒ばかり飲んでるあのちゃらんぽらんの...

3.若い女をとっかえひっかえしてるあの...

4.面倒になって妃さまを手に掛けたというあの...

ツミ「これだから来るのは嫌だったんだ。」

ヒサ「...とりあえず宮殿に向かいましょうか。」

72◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 14:55:56

カメの甲羅を背負った少女が、ツミさんの手を引きながらどこかへと向かっていく。その様子を見て、私たちも慌てて彼女の後に続いた。砂浜の道を抜けると、目の前には壮麗な宮殿が姿を現した。青く輝く屋根と華やかな装飾が、まるで夢のような光景を作り出していた。

オト「貴女様方がお父様を連れて来てくれたのですね、ヒサ！！」

ヒサ「はっ！」

黒髪の少女が手をたたくと、先ほどの甲羅を背負った少女が現れ、豪華絢爛な食事を運び始めた。次々とテーブルに並べられる料理は、どれも美しく盛り付けられ、見た目からして味わい深そうだった。目の前に広がる豪華な食卓に、思わず目を見張った。

アヤ「わーお。」

アヤ「え、これ大丈夫な奴？」

エル「後で請求されたりするのかな..？」

ツミ「そんなことする奴じゃないさ。気にせず食べといたらいい。」

オト「ええ、是非召し上がってくださいまし！お礼にございます！」

>>75

73◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 14:56:06

【エル】学年: dice1d3=3 (3) 年生 | 所属: セイレーンアカデミー

身長: dice1d73=9 (9) +127cm | 髪色: 赤 (dice1d100=14 (14) )

瞳色: dice1d9=5 (5) | おむね: dice1d100=62 (62) | 顔: dice1d100=80 (80)

【浦島ツミ】学年: 大人| 所属: セイレーン

身長: dice1d73=57 (57) +127cm | 髪色: 青 (dice1d100=11 (11) )

瞳色: dice1d9=2 (2) | おむね: dice1d100=27 (27) | 顔: dice1d100=57 (57)

【浦島オト】学年: dice1d3=1 (1) 年生 | 所属: セイレーンアカデミー

身長: dice1d73=24 (24) +127cm | 髪色: 青&金 (dice1d100=22 (22) )

瞳色: dice1d9=9 (9) | おむね: dice1d100=53 (53) | 顔: dice1d100=31 (31)

【ヒサ】学年: オトと同じ | 所属: セイレーンアカデミー

身長: dice1d73=14 (14) +127cm | 髪色: dice1d9=8 (8) (dice1d100=97 (97) )

瞳色: dice1d9=6 (6) | おむね: dice1d100=88 (88) | 顔: dice1d100=56 (56)

1.黒 2.茶 3.金 4.銀 5.青 6.水色 7.紫 8.薄紫 9.その他

74◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 15:15:26

エル...全長136cm(メル・モミジ)。赤髪ショートイケメンロリでおむねもそこそこあるア〇エル。

浦島ツミ...184cm(ツクヨ)。青髪ベリショ中性的高身長飲んだくれお姉さん。

浦島オト...151cm(マリー・イロハ・コトリ)。青と金のツートンショートでお胸もそこそこある可愛い目なお嬢様。目はdice1d4=2 (2)

1.海のように色が変わる

2.マガリと同じ

3.黒いレ〇プ目

4.糸目(dice1d3=2 (2) )

ヒサ...141cm(キサキ・ヒナ・カエデ)。薄紫の全長より長い髪を持ち、中性的なデカパイロリ。ほぼカエデ。

75◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 15:58:42

>>72 人形「2個目のアヤはマガリです...」

ツミ「ヒサくんや。酒はあるかい。」

ヒサ「まだ昼間ですよ？夜まで待ってください。」

ツミ「あぁ～...殺生な...」

アヤ「このお刺身とかかるぱっちょ、新鮮だしさっぱりしてておいしいね。」

マガリ「この煮魚、めっちゃ出汁染み込んでる...ウマい！」

エル「焼き魚おいしっ...！お吸い物とか、酒蒸しとか、鍋も全部うまい。」

ヒサ「お褒め戴き、ありがとうございます。」

エル「ヒサくんが干したスルメと貝紐おいしいなぁ...炙って日本酒と飲んだらもっとおいしいだろうなぁ...(チラチラ)」

ヒサ「そんな目で見てもあげませんよ。」

76◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 15:58:58

アヤ「そ、それでさっき屋台の人たちがざわざわしてたのは何だったの...？」

ヒサ「...数年ほど前、オト様の母君、ヒメさんが暗殺されたのです。下半身の魚部分を抉り取られており、それを最初に発見したのがツミさんです。」

ツミ「...」

マガリ「なんで下半身だけ？」

エル「人魚の肉を食べると不老不死になれるってやつでしょ、まあ迷信だけど。」

オト「ええ、私もその時までは迷信だと思っておりました。ヒサ。」

ヒサ「はっ、どうぞ。」

ヒサさんが手渡した小刀を受け取ると、オトさんは一瞬の躊躇もなく、自らの手に小刀を突き刺した。その場に静寂が訪れ、皆が驚きの表情で彼女を見つめた。

オト「くっ...！！はぁ...！」

オトさんは静かに小刀を抜き、ヒサさんに返した。手からは数滴の血が滴り落ちたが、傷口はすぐに塞がり、まるで何もなかったかのように元通りになっていた。

マガリ「塞がってる...」

エル「迷信のはずじゃ...私ケガしてもそんなすぐ直らなかったし...」

アヤ(あの傷の治り方...どこかで...)

77◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 16:33:10

オト「お母様の血筋である乙家の人魚。その中でも、その力が発現する者もおれば、発現せぬ者もおります。おそらく何らかの法則性があるはずにございますが...」

エル「で、でもオトお嬢様のお母さんが不老不死なら、下半身取られてもすぐ生えてくるんじゃないの？」

ヒサ「ヒメさんは持病を患っておられました。不老不死ではありましたが、病気の進行は日に日に速まっておりました。その時、暗殺が起こってしまい、ついに浸食は再生の速さを上回ってしまい...」

オト「ヒメ母様はその日を境に、目に見えてお弱りになられました。尾ひれを押さえ、苦痛に喘ぎ、苦悶の表情を浮かべる日が増えていきました。私の前でそのようなことを口にされたことはございませんでしたが、陰では死にたいと繰り返しておられたそうです。そのような日々を繰り返しながら、徐々に衰弱していかれ―――」

78◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 16:38:10

ツミ「そんなの生き地獄ってんだからさ。オレが不老不死の力を奪ってやって殺したのさ。」

ヒサ「ツミさん！！」

ツミ「ホントのことだろ。いつか言わなくちゃいけなかった。それが今だったってだけだ。」

ヒサ「大体、貴女が彼女の遊び惚けてないで彼女のそばに居てあげたら...もっと...」

オトさんが突然、両手を机に叩きつけて立ち上がった。机の上の食器が揺れ、静かな空間に緊張が走る。彼女の瞳は鋭く輝き、何かを決意したような表情を浮かべていた。

オト「二人ともやめてくださいまし！！ケンカをするためにお呼びしたのではございません！！あっ、失礼いたしました...客人の前で声を荒げてしまいまして...」

ツミ「...じゃあな。」

ヒサ「どこに行くつもりですか。」

ツミ「...鬼退治の続きだよ。」

ヒサ「待ちなさ―――」

オト「追わなくて結構です、ヒサ。皆さん、お恥ずかしいところをお見せしてしまいましたね...」

アヤ「いや...私が...」

オト「折角でございますから、どうぞお泊りになってくださいませ。空き部屋はたくさんございますので...ヒサ、後のことはお願いしてもいい？」

ヒサ「お嬢様...はっ、分かりました。アヤさん、マガリさん、エルさん、こちらへ。」

79◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 16:49:37

オトさんはそのまま部屋の奥へと消え、私たちはヒサさんに案内されるがままに部屋まで付いていった。

アヤ「あ、あの、私が聞いたせいで...」

マガリ「そ、そんなことないよ！...多分。」

エル「そ、そうそう！」

ヒサ「ええ、あのちゃらんぽらんがもっとしっかりしてればよかっただけの話です。はぁ、出会った時はもっとカッコよかったのに...時の流れは残酷ですね。」

憂鬱な気分の中、私たちは黙って歩き続け、やがて部屋が見えてきた。その扉の前に立つと、ヒサさんが立ち止まり、口を開く。

ヒサ「こちらです。人間用の寝具は後程持ってきますので心配なさらないでください。あと、お夕食時は連絡しますね。」

そう言い残し、ヒサさんは足早に戻ってしまった。

80◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 17:31:28

アヤ「.........ぅう。」

マガリ「大丈夫、大丈夫。またとっ捕まえてきて、仲直りでもさせたらいいよ。...ふっ。(よしよし)」

エル「あ、ずるい！私も！(よしよし)」

二人に撫でられたり、慰められたり、カラクリ様に留まる旨の連絡を伝えたりなんだりしていると、部屋の電話が鳴った。

ヒサ『夕食の準備が整いましたので、部屋は覚えていますか？覚えていなければお迎えいたしますが。』

アヤ「だ、大丈夫です...分かりました...。」

アヤ「お夕飯、準備できたって。」

エル「お昼のはツミ姐さん連れ来たからお礼ってのはわかるけど、喧嘩しちゃったし、夜に関してはただただ厄介になってるだけだよね。」

アヤ「(しゅん...)」

マガリ「あ～！落ち込ませた～！よしよし！アヤちゃん気にしなくていいからね！」

エル「あ、ちょ、ズル、そう言う事じゃないから！！気にしないで！！」

81◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 18:09:06

3人で話しつつ回廊を進み、大広間へと向かった。大広間に入ると、昼と変わらない豪華な料理が並べられている。さまざまな料理が色とりどりに並び、食欲をそそる香りが漂っていた。

オト「お三方、いらっしゃいましたね。どうぞ、お席へお掛けくださいませ。」

アヤ「あ、ありがとうございます...」

マガリ「どうも...」

エル「失礼します...」

オト「さあさあ、皆様、どうぞ遠慮なさらずに！ヒサの料理は絶品でございますから、ぜひご堪能くださいませ！」

アヤ「じゃ、じゃあ...」

マガリ「いただきます...」

エル「ます...」

とりあえず、近くの料理を食べてみる。鯛の煮つけは本当に美味しく、口の中でほどけるように広がる旨味が心地よい。しかし、先ほどの出来事が頭をよぎり、どうしても気持ちが重く感じられる。食欲が思うように湧かず、箸がなかなか進まない。

82◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 18:10:23

オト「...おっしゃる通りでございますね。先ほどの状況を拝見しまして、食べられないことは理解しておりました、ヒサ。」

ヒサ「お嬢様...」

オト「今だけ、法を変えます。持ってきてください。」

ヒサ「はっ！どうぞ...」

そういってヒサさんが持ってきたのは―――

オト「こちら、セイレーン名物「竜宮」です。どうぞお呑みになってくださいまし。」

エル「わ、私たちまだお酒飲めるような年齢じゃ...」

オト「この乙オトの名において、セイレーンではこの瞬間より飲酒年齢を20歳から16歳に引き下げることを認めます。異論はございませんね、ヒサ？」

ヒサ「え、ええ...ございません...」

83◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 18:11:38

オト「というわけでございますので、ぜひお三方もお飲みになってくださいませ！さあさあ、どうぞ！」

オトさんは私に日本酒がなみなみと注がれた盃を手渡してきた。

アヤ「え、あ...」

オト「そーれ、一献！！一献！！」

彼女に煽られるがまま、私は盃を一気に飲み干した。アルコールの熱さが喉を通り、すぐに頭が少しふわっとしたような感覚が広がる。オトさんは微笑みながらその様子を見ていたが、私にはその笑みが少し意地悪にも見えた。盃を置いた瞬間、体内から熱がこみ上げ、少しばかり心地よくなったような気がした。

マガリ(あの親にして...)

エル(この子ありだな...)

<酒耐性>

アヤ: 63

マガリ: dice1d100=8 (8)

エル: dice1d100=55 (55)

オト: dice1d100=32 (32)

84◆CWWb2UleUxkH25/01/18(土) 18:26:27

オト「さあさあ...エルさんも！！一献！！一献！！」

エル「いやぁぁ...私は遠慮してお―――ぅぐ！？」

マガリ「うっ...匂いだけでも気持ち悪く...私はここでお暇」

オト「逃がさないですよ～？///マガリさんもほらぁ～いっこん～！！」

マガリ「うぐぅっ！？」

ヒサ(すいません皆さん...それでは私はこれで―――)

オト「(ヒサの足をつかむ)」

ヒサ「お嬢様、離してください。私は―――」

オト「えいっ。」

ヒサ「うぐぇ！？」

オト「今夜は寝かしませんよぉ...?///」

ヒサ「うわぁぁぁぁ！！誰か助けてぇぇぇ！！」

ヒサ(酒耐性): dice1d100=11 (11)

釣行: 34+dice1d10=3 (3)　水泳: 49+dice1d10=3 (3)　酒: 63+dice1d15=11 (11)

+――――――――――――――――――――+

| 《達成度》88% 83% 55% -5% (15%) |

+――――――――――――――――――――+

85二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 19:35:07

３年と１年か

86◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 00:38:17

>>49

人形「この前の訓練で操作の上昇を忘れてましたね...寝る前にダイスを少々...」

操作[傀儡]: 112+dice1d15=8 (8)

水泳(オト): dice1d100=13 (13)

<戦闘>

エル: dice1d100=34 (34)

オト: dice1d100=10 (10)

ヒサ: dice1d100=64 (64)

ツミ: dice1d100=93 (93) +100(現人神)

87◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 10:13:42

翌朝、目を覚ますと頭がガンガンと痛む。まぶたを開けるのが辛く、視界はぼんやりと霞んでいた。昨夜の記憶が曖昧で、夢か現実かの区別がつかない。口の中は乾ききり、喉の奥がひりつくように痛む。体を起こそうとすると、重みを感じて上を見ると、誰かが私の上に乗っているのに気づいた。

オト「うへへ...もっ...と...おかあさ...ま...」

上にははだけたオトさんが覆いかぶさっており、そっと持ち上げて壁に寄りかからせた。辺りを見回すと、昨夜の宴の名残がちらほらと見える。散らばった器や空の酒瓶が無造作に転がり、薄暗い部屋にはまだ宴の余韻が漂っていた。

ヒサさんはまるで死んだように床に突っ伏しており、きれいな寝顔を見せながら、人差し指を立てたまま、その先には酒が静かに流れていた。

ヒサ(希望の花)

マガリを探し辺りを見回すと、視界に飛び込んできたのは、はだけた姿のエルがマガリの腕に泣きすがっている姿だった。彼女の肩が小刻みに震え、何かを訴えるようにマガリにしがみついていた。

エル「私...初めてはもっとロマンチックで...素敵なものだって...」

マガリ「何もなかった...そういうことにしよう。そうするしかないんだ、私たちは...」

アヤ(一体...何が...！！！)

私たちはとりあえず服を整え、散らかった部屋を片付け始めることにした。昨夜の名残がそこかしこに残っており、何が起きたのか曖昧な記憶を辿りながら、一つ一つ手を動かしていった。

88◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 10:37:45

オト「ふう...これであらかた片付けることができましたね！」

ヒサ「うう...頭がガンガンします...だから私はお酒弱いって言おうとしたのに...」

マガリ「う、うぇ...吐くものないけど吐いてる気が...」

エル「ごみ捨ててきたよ～。」

今日は何をしよう？

dice1d4=2 (2)

1.宮殿「真珠楼」を散策する。

2.屋台通り「竜宮城」を散策する。

3.スラム街「暗礁路」を散策する。

4.カラクリ様に連絡する

89二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 10:46:46

あんま泳げるようにはならなかった

90◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 17:02:15

アヤ「つ、ツミさんを探しに、竜宮城へ行ってきますね...」

オト「お手伝いしてくださるのですか？」

マガリ「海割ってもらわないと、私たち帰れないしね。」

ヒサ「竜宮城を抜けて先に暗礁路という場所があるのだが、そこは危険なので気を付けてください。」」

二人に見送られながら真珠楼を後にし、竜宮城を目指して泳ぎ始めた。

dice1d4=4 (4)

1.食べ泳ぎしながら探す

2.誰か現れる。

3.暗礁路に迷い込む。

4.ツミ発見。

91◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 17:22:18

竜宮城に到着すると、目の前には賑やかな屋台街が広がっていた。魚々の活気に満ちた声や、美味しそうな香りが辺りを包み込んでいる。とりあえず辺りを見回し、ツミさんを探してみると―――彼女はいつもの竹竿を片手に、屋台の一角で何やら真剣に品定めをしている姿が見えた。

店主「おう、浦さんじゃないか！いつものかい？」

ツミ「んや、今日はアレを―――」

アヤ「あれ」

マガリ「デカい図体に長竿！」

エル「ツミだ！！！」

dice1d4=2 (2)

1.話しかける

2.尾行する

3.逃げようとしたが、捕まえた

4.逃げられた

92◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 18:16:01

マガリ「あんた泳ぎ得意なんでしょ！パッと行ってガッと捕まえてきてよ！」

エル「エル姐はそんなんじゃ捕まんないよ！この前、真っ直ぐ突っ込んでったら、水の壁作られて激突しちゃったし。」

アヤ「尾行してみよう。」

私たちはそっと酒屋の影に身を潜め、ツミさんと店主の会話に耳を傾けることにした。二人の声はざわめきの中に紛れつつも、時折鮮明に聞こえてくる。

店主「おう、えーと濁酒「熊殺し」と純米大吟醸「鬼の涙」に...古酒「玉手箱」ね。」

ツミ「おう、あんがとな。」

店主「帰んないつもりかい。」

ツミ「酔いが回らんうちに帰るよ。キープしといてな、おっちゃん。」

ツミさんは酒瓶を巾着に入れ、担ぎながら酒屋を後にした。歩きながら、その姿はどこか確信を持った様子で、目的地があるかのようだった。私たちは彼女の後を静かに追い、見失わないように注意深く歩いた。

アヤ「戦にでも行くのかな。」

マガリ「来週ですね、セイレーンに帰ったら結婚するんスオレら。」

エル「死亡フラグやめい。」

向かった先は...dice1d4=4 (4)

1.茶屋　2.暗礁路　3.妖魔の森　4.百代堂

93◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 20:15:12

ツミさんの後を追ううち、街を離れ郊外へ向かう。すると、竿を一振りし、砂浜に道が現れ、ツミさんはその道を歩き出した。

アヤ「お、道が。」

マガリ「これ一本道だから振り向かれたらアウトじゃない？」

エル「とりあえずついてこ。」

歩き続けると、次第に海が浅くなり、やがて地面に足を踏みしめることができた。

アヤ「なんか久しぶりに地上来た感じする。心なしか懐かしい。」

マガリ「あれ、そういえばアンタ地上行けるの？」

dice1d4=2 (2)

1.マガリの中に入れてく

2.纏傀儡の中に入れてく

3.カラクリ様が足を作ってくれた

4.人間に化けれる

94◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 20:29:54

エル「あ。どうしよ...」

アヤ「纏傀儡に水でも張って連れてく？」

エル「それだ！」

纏傀儡の中に水を張り、エルを中に入れてあげた。動かすと、ちゃぷちゃぷと水の音が響き、水分で重さが増している分、いつもより動かしにくい。それでも彼女は楽しそうに水の中で動いている。

アヤ「どう？」

エル「穴から外見れるし、いい感じ！」

マガリ『もうそろそろ街に着いちゃう！はやく！』

アヤ「よし、急ごう！」

マガリのもとまでたどり着き、ツミさんの行方を追った。彼女はある場所で足を止め、中に入っていった。その場所は―――百夜堂だった。

ツミ「邪魔すんで～！」

コユキ「邪魔するなら帰ってください～！」

ツミ「あいよ～。」

シズコ「コラッ！！」

コユキ「いたっ！？」

95◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 21:17:47

シズコ「ふざけてる暇あるならお団子焼くの手伝ってッ！！」

コユキ「100本なんて無理ですよ！！既に、あの人200本近く食べてるんですよ！？」

シズコ「太客だからいいの！！稼ぎどころなんだから早く手伝って！！」

コユキ「うあぁああああ―――なんで―――！」

???「うまい！うまい！もう100本くれないか！！！」

ツミ「相変わらず胃袋は健在だの、桃の字。」

モモ「おお！！浦の字じゃないか！！久方ぶりだな！！ほれ、団子をやろう！！」

ツミ「オレは子分みたいに懐かん―――押し付けるのやめい、串が頬に刺さっとる！！」

小窓から中を覗くと、ピンクの髪をした人がツミさんと話している姿が見えた。ピンクの方の人は終始笑顔でニコニコしており、その表情からは何とも言えない感じが伝わってきた。

ツミ「ほれ、鬼の涙じゃ。」

モモ「おお！儂のお気に入り！これを持ってきたということは―――」

ツミ「ああ、鬼退―――」

モモ「宴だな！！ヨシ、金の字も連れてこようか！！そうと決まれば話は早い！！行くぞ！！」

シズコ「え、ちょっと！！お会計！！」

96◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 21:18:00

???「ここは私が払っておきましょう。皆さんは先に追っててください。」

???「ありがと～！先にご主人様のとこ行ってるね！」

???「ありがとうございます！！！先に行って待ってますね！！！」

エル「やばいよ！どっか行っちゃうって！」

マガ「早く追わないと！」

アヤ「急ごう！」

向かった先は...dice1d4=3 (3)

1.妖魔の森

2.レッドウィンターの森

3.ブラックマーケット

4.魑魅一座本部

97◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 21:35:51

ツミさんたちを追っていくと、彼所らはブラックマーケットの中へと入っていった。怖い顔をした人々や、ネオンの看板が輝き、怪しい雰囲気が漂っていた。どこか緊張感のある空気が支配し、足元に浮かび上がる影が一層不安を煽る。

モモ「お―――い！！！金の字―――！！！」

ツミ「.........。」

アヤ「なにここ？」

エル「暗礁路みたい。」

マガリ「ブラックマーケット、違法売買が横行してる闇市だよ！」

大声を上げながら走り回っているせいで、気づけば周りに人が集まり始めていた。目を向けると、怪しげな顔つきの者たちがこちらをじっと見ている。

目の前に立ちはだかったのは...dice1d4=4 (4)

1.マーケットガード部隊

2.＋アル

3.＋カズサ

4.＋金の字

98◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 21:51:53

???「でっっっけえ声出してんじゃねぇ！！！アホピンク野郎―――！！」

怒号が響き渡り、周囲の音が一瞬で消えた。まるで時間が止まったかのような静けさが広がり、私たちの前に現れたのは真っ黒な装甲を身に着けた集団。その先頭に立っているのは、金と黒髪の目つきの悪い少女だ。彼女は冷徹な視線を私たちに向け、その表情からは何も恐れを感じていないように見える。集団が一歩踏み出すたびに、空気がさらに重くなるようだった。

モモ「おお！！金の字！！宴をしないか！！」

ツミ「コガネよ、ほら、お前の好きな酒だ。」

コガネ「dice1d4=3 (3) 」

1.はぁ？ふざけんのも大概にしろ、頭お花畑野郎。

2.今、仕事中なのが見てわかんねぇのか？夜まで待ってろ。

3.そんなにやりたきゃ、オレを倒してみろや！

4.よし、お前ら！酒もってこい！宴だぞ！！

99◆CWWb2UleUxkH25/01/19(日) 22:59:26

コガネ「やっちまえお前ら！！ガードじゃないやつでもいい、こいつらぶっ倒した奴には褒美をくれてやらぁ！！」

スケバン・マケガ・ヘルメット「うおぉぉおおおおお―――！！！」

その彼女が荒々しい声で声で命令を下すと、周囲の生徒やオートマタたちは一斉にツミさんたちに銃を向けた。鋭い金属音が響き渡り、緊張が一気に高まる。それと同時にモモさんは手を前に突きだし―――

モモ「あいやまたれい　そこの人！　我らの名乗りを　聞いて行け！」

トキ「腹を空かせて　泣く声あれば　空を飛び交う　鳥一つ　天衣無縫の　トキに候。」

アスナ「恐れ震えて　泣く声あれば　大地を駆ける　犬一つ　元気百倍　アスナに候！」

レイサ「孤独に喘いで　泣く声あれば　木々を舞い跳ぶ　猿一つ　天下無双の　レイサに候！」

モモ「鬼が現れ　鳴く声あれば　直ぐに現る　儂一つ　日ノ本一の　モモに候！！！」

桃源団「我ら正義の　桃源団！！！」

ツミ「あと浦島ツミ。それと、後ろに隠れた気でいる阿呆どもだ。念仏唱えるなら今のうちだぜ、金の字。」

コガネ「はっ、笑わせてくれるねえ。何ぼさっとしてやがる野郎ども！あいつら倒せばこんな肥溜めから抜け出せるチャンスだぜ、さっさとぶっ倒せ！！」

エル「バレてるじゃん。」

マガリ「だめじゃん。」

アヤ「じゃん。」

100二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 07:20:47

名乗り楽しいよね

>>101

101◆CWWb2UleUxkH25/01/20(月) 07:56:44

>>100

人形「楽しいでございますよね。竜宮城編、ひいては三太郎編にノリで突入してしまいました。原作キャラの出番が少なくてすまない(セクシーセイア実装おめでとうございます。)」

102◆CWWb2UleUxkH25/01/20(月) 09:49:22

トキ: dice1d4=3 (3)

アスナ: dice1d4=1 (1)

レイサ: dice1d4=1 (1)

1.原作通り。時々、桃源団として参加してる。

2.原作の学校じゃないけど、メンバーと一緒に原作みたいなことしてるよ。時々参加。

3.dice3d10=5 7 3 (15) (トキ/アスナ/レイサ)には在籍してるけど、メンバーとは違うよ。時々参加。

4.無所属のところ、拾われたよ。所属は桃源団。

1.百鬼夜行　2.ミレニアム　3.トリニティ　4.ゲヘナ　5.山海経

6.赤冬　7.アビドス　8.ヴァルキューレ　9.SRT　10.その他

桃源団の評判: dice1d200=81 (81) -100

(+なら勧善懲悪集団。-なら覆面水着団。絶対値が大きいほど名が轟いてる。)

103◆CWWb2UleUxkH25/01/20(月) 10:10:30

【日ノ本一モモ】学年: 大人 | 所属: 無所属(桃源団)

身長: dice1d73=4 (4) +127cm | 髪色: 赤 (dice1d100=73 (73) )

瞳色: dice1d9=7 (7) | おむね: dice1d100=38 (38) | 顔: dice1d100=32 (32)

戦闘: dice1d20=7 (7) +80(強者且つ大人)

【熊野コガネ】学年: 大人| 所属: BMG

身長: dice1d73=5 (5) +127cm | 髪色: 黒(&金染) (dice1d100=28 (28) )

瞳色: dice1d9=1 (1) | おむね: dice1d100=50 (50) | 顔: dice1d100=94 (94)

戦闘: dice1d20=16 (16) +80

1.黒 2.茶 3.金 4.銀 5.青 6.水色 7.紫 8.薄紫 9.その他

>>104

104◆CWWb2UleUxkH25/01/20(月) 10:15:51

>>103

人形「モモの髪色は桃色です…」

105◆CWWb2UleUxkH25/01/20(月) 11:18:12

混乱の中、BMGやチンピラたちが次々とモモさんたちに襲いかかり始めた。モモさんは素早く身をかわしつつ、ロケットランチャーを打ち込んでいく。一方、コガネさんはマシンガンを乱射しながら、鎖を激しく振り回し、星鉄球を次々と投げつけてくる。

BMG「うぉおおおおお！！」

コガネ「オラァ！！」

モモ「喰らえ！！危火弾剛！！」

スケバン「ぐぁああああ！！」

トキ「はっ！せいっ！」

アスナ「あははは！」

レイサ「とりゃああああ！！」

コガネ達 dice1d100=47 (47) +96(コガネ)+400(BMG&取り巻き)

v.s.

モモ達 dice1d100=76 (76) +87(モモ)+93(ツミ)+200(桃源団)+13(マガリ)+103(戦闘[傀儡])

106◆CWWb2UleUxkH25/01/20(月) 13:22:30

ツミさんが撃った水鉄砲は散弾のように攻撃を放ち、あるいは槍のように飛んでいきBMGを蹴散らしていった。

ツミ「弾けなっ！」

ツミさんに尾けていることをバラされたので私たちも、加勢することにした。四方八方から迫るヘルメット団に立ち向かう。マガリの上半身を360度回転させながら榴弾を発射し、一気に敵を蹴散らしていった。

アヤ「頑張ってマガリ！！」

マガリ「目が回るぅぅぅ！！」

エル「がんばれー！！」

乱闘の最中、モモさんは巧妙に隙を突き、コガネさんにタックルを仕掛けて見事に捕獲した。

モモ「捕まえたぞ！！浦の字！！」

コガネ「コラ！離せコラ！！」

ツミ「よし、ちゃんと捕まってろよ！！」

ツミさんは地面に水を撃ち込むと、その水を足場に飛び乗り、弾かれるように加速して逃げ出した。瞬時に彼女に糸を縫い付け、私たちもその勢いに乗って滑るように追いかけていった。

アヤ「二人とも摑まって！行くよ！」

107二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 21:05:24

がんばれ～

108二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 07:33:08

いけるか？

109◆CWWb2UleUxkH25/01/21(火) 08:35:10

ツミさんに引きずられる形で高速で移動し、あっという間に百鬼夜行まで戻った。そして、彼女が足を止めたのは百夜堂の前だった。

モモ「すまんな店主さんよ！遅れてしもうたな！」

ツミ「17名でお願いできるかの。」

コガネ「吞みすぎだろバカ！！(じたばた)」

エル「たくさん走ったから、水漏れし過ぎてもう全然ないよ...」

アヤ「いろんなとこ動き回って...疲れた...」

マガリ「足が棒(物理)だよ...」

シズコ「.........コユキ、団子。」

コユキ「うぁあああああ―――！！！(泣)」

110◆CWWb2UleUxkH25/01/21(火) 10:17:10

モモ「団子追加！！」

フィーナ「ハイ！お団子50個デス！？」

トキ「あと、パフェとオムライスと小籠包ください。」

レイサ「あ、私もパフェください！！」

アスナ「わたし、ハンバーグカレー！」

ツミ「肉料理と肴も頼む。」

シズコ「はい、パフェとオムライスとカレーとおつま...ってここは居酒屋じゃないんですけど！？」

コガネ「酒！！女！！喧嘩！！うぉおおお！！」

コユキ「焼けましたよ～おかしら～(モグモグ)」

マガリ「はい、マガリちゃんお団子！」

エル「アヤ！オムライス！」

マガリ・エル「あ～ん！！」

アヤ「ん、うみゃいうみゃい。」

111◆CWWb2UleUxkH25/01/21(火) 10:44:05

エル「そうだ、ツミ姐！ちゃんとオトちゃんに謝らないとダメだよ！！」

ツミ「あー？...やだね。」

マガリ「ていうか、そもそも何しに行くつもりなの？」

アヤ(.........ん？)

直感: dice1d100=28 (28)

ツミ「―――鬼退治だよ。」

アヤ「...スッ(折れた角を隠す)」

ツミ「お前さんじゃないよ。dice1d4=1 (1) を倒しに行くのさ。」

1.オニヒトデ

2.暗礁路の奴ら

3.鬼の亡霊

4.封印されてる奴

112◆CWWb2UleUxkH25/01/21(火) 11:15:21

アヤ(コガネさん...違和感がするような...?)

エル「オニヒトデって、あの小さくてトゲトゲしてる奴？」

ツミ「天の川みたいな色しとって、特定の暦の日に地上に出てくるアマヒトデってやつがおるのよ。そん中で足が8本生えてる特殊な個体がおってな、オレはタコヒトデって呼んどるやつだ。ソイツの生息地と現れる暦をついこの前やっとこさ特定した。」

アヤ「そ、それを狩ってどうするの？」

ツミ「アマヒトデの毒液を他の毒とは違っての、犯された奴はそいつの走馬灯が見えるらしい。そして、オレがあやつを見つけたときにそのヒトデがおった。」

マガリ「そいつを捕まえれば犯人が分かるかもってことね。いつ現れるの？」

ツミ「今晩だ。」

エル「えっ！？急がないとじゃん！」

ツミ「オレだって好きでここにいるわけじゃねぇよ！！酒吞ませるとあいつら調子良くなってノってくれっからの。そう言う事じゃ。」

113◆CWWb2UleUxkH25/01/21(火) 12:12:19

ツミ「桃の字、金の字！支度しろ！鬼退治の時間だ！」

コガネ「酒が足りねぇぞ！！」

ツミ「竜宮城にたくさんキープしてもらっておる。」

モモ「なぬ、鬼とな！？よし、皆の者行くぞ！！」

アスナ「なになに！また襲撃？」

レイサ「宇沢レイサ、出動です！！」

トキ「新しい任務ですね。ﾋﾟｰｽﾋﾟｰｽ✌」

エル「海水足りないから早く補充しないと...」

アヤ「みんなキャラ強いし、多いから、最近私たち影薄いよね」

マガリ「(´;ω;｀)」

114◆CWWb2UleUxkH25/01/21(火) 15:01:06

ツミ「ほいっ、と。」

みんなで海岸まで歩くと、ツミさんが以前と同じように竿を振りかざし、海は真っ二つに割れた。

トキ「海が...」

アスナ「すごいすごい！真っ二つだよ、レイサちゃん！」

レイサ「す、すごいです！どうやったんですか！？」

ツミ「まあ、いろいろな。」

広がった道を進みながら、私たちは竜宮城へと向かっていった。

ツミ「ちょっくら道具取ってくるから待ってな。」

トキ「き、消えた…！」

アヤ「道具？」

エル「アレかな。」

しばらくして、ツミさんが持ってきたのは―――

115◆CWWb2UleUxkH25/01/21(火) 21:11:38

巨大なバブルリングだった。そのリングは光を反射し、虹色に輝いている。

マガリ「アレって...シャボン玉する時の？」

彼女が軽く息を吹きかけると、シャボン玉がふわりと浮かび上がり、私たちを包み込むように広がっていった。

トキ「―――っ！」

アスナ「きゃ！」

レイサ「おお！」

アヤ「うぷ。」

マガリ「うわぁ！」

コガネ「スッ(右に避ける)」

モモ「ススッ(コガネを見て左に避ける)」

ツミ「歯医者嫌いな子供か！逃げてんじゃねぇ！！おい、ヒトデの前にあいつら捕まえろ！！」

アスナ「まてー！」

エル「コラ～！！」

マガリ「桃組も金組も頑張ってください。」

アヤ「徒(に時間を費やす)競走だ。」

116◆CWWb2UleUxkH25/01/22(水) 07:42:26

⚀⚁⚂保守賽⚃⚄⚅

<神秘>

ツミ: 80(現人神)

オト: 70(不老不死の血筋)

ヒサ: dice1d100=1 (1)

エル: dice1d100=67 (67)

モモ: dice1d100=58 (58)

コガネ: dice1d60=19 (19) +40(???)

117二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 17:42:13

まぁ普通ぐらい？

>>119

118二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 00:00:08

なんだこの？は

>>119

119◆CWWb2UleUxkH25/01/23(木) 07:45:12

>>117　>>118　保守感謝です。

イベントが起これば、過去の伏線と共に回収されるかも...

120◆CWWb2UleUxkH25/01/23(木) 08:03:21

なんとか二人を捕まえ、ツミさんが膜を張った。その後、みんなでヒトデが現れる場所まで歩いて行った。

エル「あ、オニヒトデだ！」

ツミ「そりゃ普通のだ、アマヒトデはもっと深海みたいな色してるぞ。」

モモ「それじゃあ探すとするかのお！！」

dice1d4=4 (4)

1.探すがオニヒトデしか見つからない

2.アマヒトデの群をみつけた。

3.タコヒトデ発見。

4.誰か襲い掛かってくる。

121◆CWWb2UleUxkH25/01/23(木) 08:11:30

dice1d4=3 (3)

1.気が立ったヒトデ達が襲ってくる。

2.暗礁路の魚人が銛を投げてくる。

3.タコヒトデ襲撃。

4.深きものどもが襲い掛かってくる。

122◆CWWb2UleUxkH25/01/23(木) 08:30:27

遠くから高速で回転する円盤状の何かが、唸り声をあげながら飛んできた。気づいた瞬間にはそれがマガリに突撃し、激しい衝撃音が響いた。マガリは反射的に片腕を盾のように構え、衝撃を受け止めたものの、その勢いで後ろに数歩押し戻される。

マガリ「いっっった！！！」

タコヒトデ「―――！！！」

レイサ「う、うわぁあああ！！」

ツミ「―――ハッ！！」

タコヒトデはレイサに向かって勢いよく突進してきたものの、目の前で突然見えないゴムの壁にぶつかったかのように急速に減速。そのまま弾き返されるようにして、別方向に飛んで行った。

トキ「水中だと銃は無意味、それに...」

マガリ「膜破れちゃったからビショビショ...それになんか苦い、毒かな...ぺっ！」

一同(膜破れたのに何で普通にしてるんだ...)

ツミ(想定していたより速い―――！！)

dice1d4=4 (4)

1.ツミが水牢を作り、エルに追い込ませる。

2.突っ込んできたところをマガリが無理やり捕獲する。

3.アヤが糸で捕まえる。

4.こういう時のための犍陀多。

123◆CWWb2UleUxkH25/01/23(木) 08:59:20

コガネ「一発アウトかよ...えげつねぇな。」

モモ「どうしたものかの、浦の字もずっと儂らを護っとれるわけではあるまいし...」

マガリ「あれ、釣り竿なんか勝手に動いてるよアヤちゃん？」

アヤ(犍陀多が反応してる...？...そうか！)

マガリ「ま、また私の方向かってきてるんだけど！？」

アヤ「マガリ！餌になって！」

マガリ「分かってるけど、言葉が足らず過ぎで―――うわっ！！」

タコヒトデがマガリを追って猛スピードで突進してくる。その動きをじっと見定め、私は瞬時に犍陀多の釣り針を軌道に合わせて投げた。釣り針は水中を鋭く駆け抜け、タコヒトデの巨大な触手に絡みついた。

ツミ(壁を...)

アヤ「くっ...！(糸が...)」

何とか糸を巻き上げて抵抗したものの、タコヒトデの勢いあまり衰えず、そのままマガリに突撃してしまった。マガリは咄嗟に両腕を前に出して受け止める形になり、衝撃で大きく後ろに弾き飛ばされた。

アヤ「マガリ！！」

マガリ「いた...くな...やっぱ背中痛いかも。何かあんまり刺さんなかったし...」

ツミ「ギリギリ間に合ったか...。咄嗟だったから薄い壁しか作れなかったが...大丈夫そうだな。」

124◆CWWb2UleUxkH25/01/23(木) 09:14:49

タコヒトデ「―――！！！――！？―――！！！」

エル「後はこれの毒をキメるだけだね！」

コガネ「俺たち必要だったか？」

モモ「まあ、終わり良ければすべて良しというやつじゃろ。うーん、よかったよかった！」

ツミ「敵見つけるためだと言っておったろう。前半戦が終わったくらいじゃ。」

ツミさんは水を包丁に変え、手際よくヒトデを捌き、毒を取り出すと口に含んで確認した。

ツミ「―――！！」

エル「大丈夫かな...一応麻薬だからラリって壊れなきゃいいんだけど。」

一同(！？)

ツミさんは手を高速で振りながら波を操り、その波に彼女が今見ているであろう映像が映し出され、まるで現実のように動き出した。

見えたのは...dice1d4=3 (3)

1.刺青の入った魚人

2.深きもの

3.仮面をつけた少女

4.とある少女

125◆CWWb2UleUxkH25/01/23(木) 18:49:11

アヤ(あの面...)

マガリ(アレって確か...)

dice1d4=2 (2)

1.金の角を生やした赤鬼の面

2.赤い天狗の面

3.黒い烏天狗の面

4.獅子頭

126二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 23:57:45

👺

127◆CWWb2UleUxkH25/01/24(金) 07:55:14

アスナ「これって...」

トキ「天狗ですね。」

サコンジ👺「判断が遅い！」

モモ「顔隠れてて、誰かわからんのう。」

アヤ(ねえ、確かこのお面って孤児院に飾ってあった奴じゃなかった...?)

マガリ(天狗の役はサオリ姉さん...いや、たまたま被った可能性も...)

エル「誰だ今の」

コガネ「.........dice1d4=1 (1) 」

1.知らない奴だな。

2.見かけたことがあんな。

3.知ってる面だな。

4.顔見知りだ。連絡が付きゃ会わせられるかもしれねぇ。

128二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 18:41:01

知らんのかーい

129◆CWWb2UleUxkH25/01/24(金) 21:43:35

人形「最近よくホスト規制されまする...なぜ...」

エル「うーん、仮面被ってたら誰かよくわかんないよね...」

ツミ「.........」

エル「早く戻ってきてよツミ姐！！」

ツミ「.........？」

dice1d4=3 (3)

1.トキ「演劇部の仮面とは違いますし...一度調べた方がよいのでは？」

2.マガリ「情報集めるため、一旦解散じゃない？」

3.レイサ「トリニティで変な仮面付けた不審者がいるって噂なら...」

4.アスナ「任務中に似たような仮面付けた人見たことあるかも...？」

130◆CWWb2UleUxkH25/01/25(土) 08:08:54

エル「こーゆー仮面の人？」

レイサ「そこまでは...ただの噂程度にしか...」

トキ「今から行くとしても、私とアスナは学校がありますからね。そろそろ帰らないといけません。」

アスナ「ついてけなくてごめんね～...」

レイサ「私が案内しますのでご安心してください！！いつも自警活動でトリニティ中を駆け回ってますので！！」

dice1d4=2 (2)

1.エル「よし、今から聞きに行ってみよう！」

2.レイサ「早速行きましょう！！」

3.エル「うーん...ツミ姐の毒抜きしてからじゃないとダメかも..」

4.アヤ「ねむい。」

131◆CWWb2UleUxkH25/01/25(土) 08:16:56

そうして私たちは、レイサの案内でトリニティへ向かい、聞き込み調査を始めることになった。

エル「ここがトリニティ！めっちゃきれいだね！！」

マガリ「キレイなのは見てくれだけ...」

アヤ「えい。」

マガリ「いて。」

dice1d4=4 (4)

1.レイサ「スズミさんたちに聞いてみましょう」

2.レイサ「正実の人たちにでもきいてみましょう！」

3.レイサ「dice1d2=1 (1) のdice1d160=59 (59) たちに聞いてみましょう」

4.仮面の人登場

132◆CWWb2UleUxkH25/01/25(土) 08:23:05

ツミ「......ん？」

エル「もしかしてなんか気づいた？それともその時のことでも思い出したの？」

ツミ「いや、アレ...」

dice1d4=1 (1)

1.マスカレード仮面をつけたピンク髪

2.+茶髪の少女

3.袋をかぶり、変なバッグを持ってる少女

4.能面を付けた少女

133◆CWWb2UleUxkH25/01/25(土) 08:43:40

???「はぁ...はぁ...今日もコハルちゃんかわいい...！！」

ツミ「おもっきし不審者だろありゃ。」

エル「なんか息遣いも荒いし、誰かを隠れてみてるし...」

アヤ「昔のマガリみたいだね。」

マガリ「唐突な流れ弾！！」

レイサ「不審者は見逃せません！！レイサ、行きます！！とりゃぁー！！」

dice1d4=3 (3)

1.ミカ「しっーーー！！見つかっちゃうでしょ！！」

2.ミカ「貴女もコハルちゃん見守り隊に入りたいの...?仕方ないなぁ...スッ(仮面を差し出す)」

3.ミカ「バレちゃうで...(アレ...あの子もかわいいな...?)」

4.KOHARUchan_Check.exe　2 wings...OK　Kawaii...OK　It's KOHARUchan!!!

134◆CWWb2UleUxkH25/01/25(土) 09:08:51

　　　　　　　鉄壁(200cm弱)
ツミ(184cm)　アヤ(157cm)　マガリ(200cm)
　　　　　　　レイサ(153cm)

　　　　　　　ミカ(157cm)

ミカ(あの金髪の子もコハルちゃんみたいでかわい...いや周りの子デカくない？左は正実のあの子ぐらいあるし、もう片方に至ってはソレよりでかいし...後ろの子に至ってはめちゃくちゃ怖いしデカいけど..どういうファッションなの...ていうか人なの...？？？護衛されてるの...？？？どこかのお姫様なの...？？？)

レイサ「そんな怪しい格好をして何してるんですか！！」

ミカ「え、えーと............ば、バードウォッチング。」

レイサ「なるほど！！」

エル「トリニティってそういう風習でもあるの？」

ツミ「お嬢様が考えることはよくわからんな。」

マガリ「そんな風習ないよ！...たぶん。」

アヤ(あの人、めっちゃ見つめてくる...)

135二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 15:14:44

草

136◆CWWb2UleUxkH25/01/25(土) 21:05:38

移動中、先ほど見せてもらった天狗を写した水墨画を取り出し、彼女に見せてみた。

人形「こちらの御方をご存じでございますか？」

マガリ「今、私たちこの人を追っててさ。」

レイサ「捜査中なんです！！」

ツミ「もし何か知っておれば。」

エル「何か気がかりとかでも！」

ミカ「うーん...dice1d4=3 (3) 」

1.あ、コハルちゃんが...わかんないかも！それじゃっ！

2.さすがにこんな人トリニティにはいないよ。

3.最近変な仮面付けた不審者がいるって噂なら...

4.見たことあるかも...?

137二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 04:20:06

結構広まってるのか

138二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 10:28:39

マガリ「貴女じゃなくて？」

ツミ「お前さんじゃないのかい？」

ミカ「ちがうよ！」

dice1d4=1 (1)

1.ミカのことだよ

2.そこには変な鳥のバッグを背負った少女を見ながら、紅茶をキメるマスカレード仮面少女の姿が...

3.ミカ「夜な夜な天井を飛び移り暗躍してるらしいよ？」

4.ミカ「この前、資料室に忍び込まれたってナギちゃんが...」

139二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 10:45:27

アヤ「その人の特徴ってどんな感じなの？」

レイサ「えーと、確か「ピンク髪」「大きな白い羽」「顔の上だけ隠れてるマスク」「背丈が160㎝弱」とか...」

ツミ「お前さんじゃん。」

マガリ「全部バチハマりじゃん。」

ミカ「...くっ！バレた仕方ないわね！！―――逃げろッ！！」

レイサ「あ、待てーーー！！」

エル「振り出しに戻っちゃったね。」

ツミ「これ以上の収穫は見込めなさそうだの...」

アヤ「...z」

マガリ「私は問題ないけど、アヤちゃんも眠そうだし、私たちも探してみるからいったん打ち切ろ。」

エル「あと、オトちゃんのところにちゃんと会いに行ってよね！」

ツミ「へーへー...んーそうだの、何か進展があったら、朝方に海に水柱でも立てておくとするかの。」

アヤ「...zzZ」

操作[傀儡]: 120+dice1d20=1 (1) 戦闘[傀儡]: 103+dice1d10=7 (7)

+――――――――――――――――――――+

| 《達成度》88% 83% 55% -5% (15%) |

+――――――――――――――――――――+

140◆CWWb2UleUxkH25/01/26(日) 17:49:53

朝方寝たからもうお昼すぎです。そういえばさっきの仮面の人どこかで見たことあるような...?

今日は何をしよう？(12+1d7= 日目)

dice1d6=6 (6)

1.修行　2.マガリ　3.めんてなんす　4.温泉　5.お出かけ　6.友達と遊ぶ

141◆CWWb2UleUxkH25/01/26(日) 17:50:55

(11+dice1d7=7 (7) 日目)

142◆CWWb2UleUxkH25/01/26(日) 18:24:42

海中を泳ぎ回り、いろいろな場所を駆け巡った影響で、カラクリ様に連絡して以来、モモトークを確認するのをすっかり忘れていた。ふと思い出して端末を開き、未読メールをチェックすると、アズサたちからの連絡がいくつも入っていた。

『大丈夫か？』『拉致されてないか？』といった心配そうな文面が並んでおり、本文を開いてみると、どうやら自分がいなくなったことに気づき、探し回っていたようだ。アズサのメッセージには
『ここ数日学校にも来てないし、見かけないが大丈夫か？』
『もしかして、院長から何か任務を受けてて、忙しかったりするのか？』
『院長は、あと数日したら現れるから安心なさい、と言ってるがサオリやアツコたちも心配してるぞ...早く戻ってきてくれ...』
『今日で失踪してから1週間...もしかして何か失礼なことしてしまったか...？それで私たちのもとから消えちゃったのか...？昔、関節を外す訓練の時、勢い余って骨折させてしまったせいか...？それとも、それとも、この前モモフレンズのクッキー食べてた時、一つ余ったから二つに割って私が大きい方を食べてしまったからか...？悪いところは言ってくれたら直すから...戻ってきてくれ...』
最新のメッセージには
『今日でアヤがいなくなってから9日。院長が今日現れると言っていたが本当なのか...？もし気づいたらすぐ連絡してくれ...マガリも1年以上失踪したままだし、彼女を追うようにマガリの妹も姿を消してる...アヤまで消えたらと思うと...家族がこれ以上いなくなるのは嫌なんだ...』
と綴られていた。

9日...?疑問は残るものの、とりあえず速攻で返信した。
『帰ってきたよ』
『別に拉致とかもされてないから心配しないで』

143二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 23:41:34

心配させてしまった

144◆CWWb2UleUxkH25/01/27(月) 08:25:51

メッセージを送ると、すぐさま既読がついた。

アズサ『無事だったんだな！！心配してたんだぞ！！』

ミノリ『教団に攫われたわけじゃなかったんだな！』

アズサ『急に連絡もなしにどこに行ってたんだ？』

アヤ『釣りしてたら竜宮城行って、人助けしてたんだよ。』

アズサ・ミノリ『？？？？？？？？？？』

アズサ『まあアヤが無事ならそれでよかった。』

ミノリ『終わり良ければ全て良しというやつだな！』

アヤ『そうだ、この前の夏祭りでもらった温泉券でおでかけしない？プリンもあるって。』

ミノリ『私は構わないぞ！』

アズサ『どこの温泉なんだ？』

アヤ『えーと...dice1d10=7 (7) だって。』

dice1d10=8 (8)

1.百鬼夜行　2.ミレニアム　3.トリニティ　4.ゲヘナ　5.山海経

6.赤冬　7.アビドス　8.ハイランダー　9.連邦生徒会　10.その他

>>145

145◆CWWb2UleUxkH25/01/27(月) 08:27:23

>>144　人形「アビドスのオアシス温泉にございます」

146◆CWWb2UleUxkH25/01/27(月) 20:17:27

ぎりぎりせーふにございまする。
ほすと規制の呪い、うらめしや。

147◆CWWb2UleUxkH25/01/28(火) 08:02:40

マガリ「うらめしや〜」

148◆CWWb2UleUxkH25/01/28(火) 13:14:02

アビドスに...温泉？dice1d4=1 (1)

1.温泉(砂風呂)

2.アビドスメンバーが温泉を掘り当てた

3.カイザーが経営してる温泉

4.そもそも砂漠化してないし、ちゃんと整備された温泉施設がある

149◆CWWb2UleUxkH25/01/28(火) 13:26:30

アビドスメンバーは...dice1d4=1 (1)

1.原作+ユメ先輩

2.dice1d5=3 (3) 人入れ替わってる

3.dice1d5=1 (1) 人増えてる

4.1d5= 人減ってる

150◆CWWb2UleUxkH25/01/28(火) 13:38:22

ミノリ『アビドスって砂漠のとこだろう？温泉なんてあるのか？』

アズサ『仮にやったとしても、人もあまり多いわけじゃないから赤字だろうな。』

アヤ『えーと...』

手に入れた時はその喜びやお祭り気分に浮かれて、深く考えずに放置してしまっていた。しかし、冷静になり、兼に書かれてる内容をきちんと確認してみると、その内容に衝撃を受けた。そこに書かれていたのは―――

アヤ『―――砂風呂...。』

ミノリ『確かに砂だけは沢山あるからな、原価もかからないだろう。』

アズサ『砂風呂ってなんだ？』

アヤ『砂の中に入って、汗をかくやつだよ。温泉ていうより、サウナとか岩盤浴だねこれ。』

ミノリ『砂蒸しプリンか...どうする...？』

アヤ『...まあせっかくだし、もったいないから行ってみよう。』

151二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 14:51:15

アビドスかぁ
砂っぽそう

152二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 23:07:18

砂風呂かぁ

153◆CWWb2UleUxkH25/01/28(火) 23:28:13

温泉に向かうため、私たちは３人でアビドスを目指した。

アヤ「お待たせ～。電車乗るの久しぶりだから、乗り方忘れちゃってた。」

アズサ「昔はアツコ達が代わりに買ってくれてたからな。」

ミノリ「二人とも、もうすぐ列車が出るぞ！」

待ち合わせた駅から電車に乗り込み、窓越しに流れる景色と心地よい振動、そして暖かな日差しに誘われ、私はつい瞼を閉じた。

アヤ「.........ん。」

どれくらい眠っていたのだろうか。ふと目を開けると、隣に座っていたふたりの姿は見当たらなかった。周囲を見渡すと、窓の外には地平線が見えるほど一面何もない水面が広がっている。だが、それ以上に目を引いたのは車内の異様な光景だった。列車の内装は苔に覆われ、ところどころ錆びつき老朽化していた。

アヤ「―――！！」

そして目の前には、絡繰とも呼べないほど歪で、使い古されたがらくたのようなものがもたれかかっている。その不気味な静けさに胸がざわつき、思わず息を飲んだ。

???『―――！』

奇妙なその鉄くずは、ギギギと鈍い音を立てながら動き出した。錆びた金属が擦れる不快な音が耳を突き、思わず身を引こうとしたが、動けなかった。がらくたのようなそれは、手と思われる部分をゆっくりと持ち上げると、私の額にそっと触れた。冷たい金属の感触が肌に伝わり、心臓が大きく跳ねる。

154◆CWWb2UleUxkH25/01/28(火) 23:28:36

その瞬間、私の頭の中に無数の映像が一気に流れ込んできた。

見覚えのない研究室。

　　『はぁ...はぁ...』
○○『先生、この力は...もはや「　　」の範疇を超えている―――』
△△『DECAGRAMMATONなどという紛い物でなく、これこそ...まさに我々が追い求めていた「　」そのもの―――』
××『　　君、でもこんなのまるで―――』

　　『くっ...「　　」の浸食が以前よりも―――』
××『　　君、これ以上の実験は彼女への負担が―――』
○○『しかし、このままのペースでは―――』

　　『4L-I5、君に託したいことが―――』

4L-I5『　　先生、これは―――』
　　『少し仕掛けを施したタイムカプセルだよ。「　　」の意思を継ぐ人がきっといつか現れる。その人のために、ね。』

○○『　　先生、このことが上にバレれば我々もタダでは―――』
　　『○○、心配することはないよ。僕には見えるんだ―――』
××『　　君...？まさか...「　　」の浸食が―――』

異形の生物が徘徊する地上。

4L-I5「　　先生、私は「　　」になれるでしょうか―――」
　　「ああ。僕はここまでだけど、その先はきっとその人が導いてくれるはず。だからそれまで生き延びてくれ、僕たちのア―――」

次々と映し出されるそれらの光景は、現実と夢の境目が曖昧になるような不思議な感覚を引き起こした。

155◆CWWb2UleUxkH25/01/28(火) 23:35:48

突然、列車が大きく揺れ、その衝撃で私の体が前後に揺れた。ガタンゴトンという音が耳に響き、列車が何かに衝突したようだった。恐怖と混乱が押し寄せる中、がらくたのような鉄くずがボロボロに砕け散り、私の目の前に散らばった。無意識にその破片に手を伸ばし、何かを感じ取ろうとしたその瞬間、窓の外から強烈な光が差し込んできて、まるで世界が一瞬で消え去るかのように感じた。

意識が遠のき、最後の記憶がぼんやりとしたところで、すべてが暗転した。

そして、目を開けると、頭がぼーっとしている状態で、アズサの寝ぼけた声が耳に入った。どうやら、彼女が私の首にチョークを極めているようで、その温かい感触が額に押し当てられていた。

アヤ「あ、アズサ...ぎぶ...」

アズサ「...コハ...ヒ..ミ...ナコ...zzZ」

タップアウトするが、一向に離れる気配がなく、ミノリも寝てるため、アビドスに着くまでそのままだった。

156二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 08:44:28

幸せそうですね…
(スレが12時間から10時間で落ちるようになりました)

>>157

157◆CWWb2UleUxkH25/01/29(水) 11:23:06

>>156

人形「なんですと…おのれ陸八魔め…ぐぬぬ…」

158◆CWWb2UleUxkH25/01/29(水) 13:49:51

ミノリ「ここがアビドスか！やっぱり熱いな！！」

アズサ「昔、砂漠行軍をした以来だな。ヒヨリが水全部飲んじゃって、あの時はどうしようかと...懐かしいな。」

アヤ「まあ、今回は旅行だからね。」

懐から折り畳み日傘を取り出し、ぱっと広げる。タタリさんから試用を頼まれている一品で、防弾性能まで備えているらしい。アビドスの強い日差しを遮るにはちょうどいいし、いざという時の盾にもなる。なかなか便利だ。

ミノリ「おお、おっきいし便利だな。」

アヤ「えーと...」

アズサ「地図によるとこっちだな。」

dice1d4=4 (4)

1.ユメ「あ、もしかしてお客さん？」(勧誘)

2.シロコ「ん、砂風呂に来るべき。」(誘拐)

3.アビドスが襲われてる(dice1d3=3 (3) 1.ヘルメット2.+便利屋3.カイザー)

4.ヘルメット団によるカツアゲ

159二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 18:35:19

なんて間の悪い

160二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 22:37:07

さすキヴォ

161◆CWWb2UleUxkH25/01/30(木) 02:26:18

ヘルメット団A「おうおう姉ちゃん、いいもん持ってんじゃねえか！」

ヘルメット団B「痛い目に遭いたくなけりゃ、その傘と金目のもん置いてきな！」

ヘルメット団C「ﾋｬｯﾊｰ!汚物は消毒だ～っ！！」

ヘルメット団H「体で払っても...そうか金ないんだった。金寄こせゴラァ！！」

ヘルメット団Z「俺より強いやつに会いに行く。」

アズサ「すまない。私たちは温泉に行くところだから、君たちに暇はないんだ。」

ヘルメット団B「は～？アビドスにそんなもんあるわけねぇだろ！！」

ヘルメット団A「ちっ、トリニティみてえな面してると思ったら、百鬼夜行かよ。まあ連れ去ればそれなりに身代金貰えるか。」

ヘルメット団C「うるせぇ!!!行こう!!!(どんっ!!)」

ヘルメット団Z「別に、奴らを倒してしまっても構わんのだろう？」

ミノリ「こっちのセリフだ。倒されたくなければ今のうちにとっとと尻尾巻いて逃げることをお勧めする。」

ヘルメット団H「お前ら、やっちまえっ！」

ヘルメット団A「それ私のセリフ！！」

162◆CWWb2UleUxkH25/01/30(木) 02:26:58

アズサ「そうか、お嬢。下がっていてくれ、こいつらは私が倒そう。」

ミノリ「私もう同行しよう。」

アヤ「安守院...(ちょっと手伝うか)」

ヘルメット団 dice5d50=17 7 41 27 44 (136)

v.s.

アヤ達 dice1d100=61 (61) +150(アズサ&ミノリ)+50(アヤの操作アシスト)

dice1d4=4 (4)

1.特になし

2.野良の銀行強盗参戦

3.敵の援軍

4.遠くで爆発音ときのこ雲

163◆CWWb2UleUxkH25/01/30(木) 11:38:29

アズサは素早く相手の懐に飛び込み、一瞬の隙を突いて股間を蹴り上げた。鈍い衝撃音とともに、相手は声にならない悲鳴を上げて崩れ落ちる。

ヘルメット団C「ひでぶっ！！」

飛び上がったヘルメット団に隠れつつ、アズサは素早く別のヘルメット団に接近。相手が気づく前に、顔面に拳銃を突きつけ、引き金を引いた。鋭い音が響き、相手はその場に倒れ込み、意識を失う。

ヘルメット団H「ぐはぁっ！」

ミノリは素早くアサルトライフルを構え、相手が混乱している隙を突いて発砲。銃声が響き渡り、精密にターゲットを撃ち抜いていった。反応する間もなく、次々とヘルメット団が倒れていく。

ヘルメット団Z「無念...」

ヘルメット団A「ぐっ...くそっ！こんなの聞いて―――」

アズサは無言で相手に接近し、素早く肘を振り下ろした。鳩尾に直撃し、相手は息をのんで膝をつく。

ヘルメット団B「ま、まだリーダーが話してる途中でしょうが！！卑怯だぞ！！」

アズサ「戦闘中に油断する方が悪い。」

164◆CWWb2UleUxkH25/01/30(木) 11:39:52

私は糸を操り、倒れたヘルメット団の体に絡めると、静かに引き金を引いた。弾丸が相手の足元に命中する。予想外の攻撃に動揺したその隙を、アズサが逃すことなく回し蹴りを放ち、見事に相手を倒した。

ヘルメット団B「ぐへぁっ！？」

その直後、遠くから耳をつんざくような爆発音が響き渡り、視界の隅に巨大なきのこ雲が立ち上がるのが見えた。

アヤ「ん...?」

ミノリ「何か大きな爆発が...」

アズサ「きのこ雲...核爆発か?」

dice1d4=1 (1)

1.ユメ先輩がやらかした

2.便利屋の仕業

3.カイザー基地大爆破

4.黒服とかが一枚噛んでる

165二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 18:12:14

あら～

166◆CWWb2UleUxkH25/01/30(木) 22:07:00

アズサ「あの方向...温泉の場所の方じゃないか？」

アヤ「たしかに。」

ミノリ「確認しに行ってみるか。」

ヘルメット団B「うげっ！踏むな！」

私たちはきのこ雲の立ち上る方向へと駆け出した。近づくにつれ、砂埃が激しく舞い上がり、視界がどんどん悪くなっていく。そして、その先には―――

dice1d4=3 (3)

1.全員アフロ姿の対策委員。ﾋｨﾝ...

2.大爆発したゴリアテの残骸。

3.倒れた対策委員と、ただ一人立ってる臨戦ホシノ。

4.ヘイローが点滅している、瀕死のユメ先輩。

167二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 08:00:42

保守

168◆CWWb2UleUxkH25/01/31(金) 12:42:49

セリカ「けほっ...けほっ...」

アヤネ「こんなに強かったなんて...」

シロコ「ん...」

ホシノ「dice1d4=3 (3) 」

1.うへ～...ちょっと訓練にしてはやりすぎたかな～？

2.じゃあおじさんの勝ちだから、アビドス温泉「OASIS」の制服はマイクロビキニってことでいいね？

3.ユメ先輩のために犠牲になるのは、おじさん一人でいいから。対策委員会のことは頼んだよ、みんな。

4.この先に、生まれたままの姿のユメ先輩とノノミちゃんがいるんでしょ...おじさんは二人の間の小宇宙に挟まれないといけないんだ...

169二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 18:00:46

まったくこの人は

170◆CWWb2UleUxkH25/01/31(金) 21:49:29

私たちがその場にたどり着くと、4人の少女が傷だらけで倒れていた。血が滲んだ顔や腕、服が裂けている。まるで何かに激しく襲われたような様子だ。その先には、武装した少女が立っており、冷ややかな目で倒れた少女たちを一瞥した後、何か言い残すように呟いてその場を去っていった。

その言葉は風に消され、私たちは動けずにただその背中を見送るしかなかった。

近くには、煙と炎を上げているヘリの残骸が転がっていた。破片や燃え残りが散らばり、そのすべてが何らかの戦闘の証拠となっている。焦げた金属の匂いと、未だに漂う煙が、場の緊張感を一層強く感じさせる。

アヤ「わーお。」

ミノリ「酷い有様だな。」

アズサ「襲撃...いや、相手も同じ制服だったから喧嘩かもな。」

アヤ「とりあえず助けに行ってみよう。」

とりあえず、倒れている少女たちを助けることにした。

アズサ「相当強そうな相手だったな、立てるか？」

シロコ「...問題ない。早く追わないと...」

人形「よいしょっ、大丈夫でございますか？」

アヤネ「は、はい...人形？」

ミノリ「だいぶ負傷しているようだが、今すぐ追わないともう会えないレベルなのか？よいしょっと。」

セリカ「けほっ...あ、アンタたち誰？」

アズサ「突然大きな爆発が起こったから、見に来た。」

171◆CWWb2UleUxkH25/01/31(金) 22:18:52

人形「そして、負傷された皆様をちょうど見つけたというわけでございますね。よいしょ。」

ノノミ「ありがとうございます...」

シロコ「このままホシノ先輩だけで突っ込めば...」

アズサ「差し出がましいかもしれないが、その負傷で追ったところで結果は目に見えてるぞ。」

アヤネ「その方の言う通りです、ホシノ先輩の行方はわかってます、一度体制を整えてからにしましょう！」

セリカ「でも...いたたっ！？」

人形「とりあえず、校舎まで運び、応急処置を施した方がよろしいかと。」

私たちは急いで負傷した少女たちを校舎へと運び込み、できる限りの応急処置を施した。血が流れ続けていた傷口にガーゼを押し当て、包帯でしっかりと固定する。

アヤ「アズサ、今回は脱臼させずにできてるね。」

アズサ「何回も練習して克服したからな。もう、癖で治療中に脱臼させな...あ。」

セリカ「え？今、脱臼した...?」

ミノリ「喧嘩か？それにしてはだいぶ大がかりだったような...。ヘリも出てたし。」

ノノミ「実は...dice1d4=2 (2) 」

1.ユメ先輩がブラックマーケットの奴隷商に攫われてしまって...

2.ユメ先輩が怪しい人と契約を結んでしまって、ホシノ先輩が学校辞める代わりに取り返そうと...

3.列車砲っていう武器が...

4.ユメ先輩が急に変なこと呟いて出てって...

172二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 00:39:50

ここではそういう流れかぁ

173二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 10:07:10

なるほど

174◆CWWb2UleUxkH25/02/01(土) 10:19:59

アヤネ「かくかくしかじか」

ミノリ「かくかくめいめい」

人形「つまり、アビドスには借金があり、ユメ様が黒服と、借金を返済する代わりに実験体となる契約を結んでしまい、それを解消するためには、ホシノ様が学校をお辞めにならねばならない、ということですね。」

セリカ「そうそう。勝手に自分だけ傷ついて許せないわ！」

シロコ「それに、ユメ先輩も帰ってきてもホシノ先輩がいなければ悲しむ。本末転倒。」

アズサ「それで、今からその場所に向かうわけだな。」

アヤネ「はい。ですが、勝てるかまでは分かりません。なので、ユメ先輩を確保したのち、ホシノ先輩を説得して逃げます。」

アヤ(二人に目配せする)

ミノリ「それならば、私たちも同行しよう。」

人形「困っている方をお助けせずに立ち去るのは、忍びないことでございます。」

アズサ「戦力面なら問題ない。訓練は日夜してある。」

ノノミ「dice1d4=4 (4) 」

1.この後先生が来るはずなので、一緒に行きましょう！

2.先生とは後で合流しましょう！

3.それじゃあ早速行っちゃいましょう！♧

4.雨雲号壊れちゃってますね...

175◆CWWb2UleUxkH25/02/01(土) 10:39:15

セリカ「頑張って走って追いつくしかないわ！」

アヤ(あの機体はプロペラ部分は無事...なら！)

アヤ(雨雲号に手を伸ばす)

糸をローターに絡ませ、ゆっくりと回転させる。徐々に速度を上げていくと、雨雲号の機体が揺れながら浮かび上がり、やがてふわりと宙に浮いた。

アヤネ「ええ？！いま雨雲号には誰も乗ってないはず...それにさっき故障したはずじゃ...」

人形「どうやら動きそうでございますね。それでは、参りましょうか、皆様。」

アズサ「ヘリコプターまで操縦できるのか、流石だな！」

みんなで雨雲号に乗り込むが、内部はひどく損傷していた。配線は剥き出し、計器はひび割れ、とても動かせる状態には見えない。

シロコ「うん...やっぱり壊れてる。」

人形「それでは、浮上いたしますゆえ、どうぞしっかりとお掴まりくださいませ。」

内部からローターに糸を括り付け、少しずつ回転させていく。人が乗った分だけ負荷は増しているが、糸を巧みに操れば問題ない。機体が軋む音を立てながらも、ゆっくりと浮上し始めた。

セリカ「まさか...この前6980円で買った飛行石のパワーが...！」

アヤネ「セリカちゃん...多分それ騙されてる...。でもそれじゃないと説明できないことが...」

ノノミ「よし、ホシノ先輩を助けに行きましょう！」

シロコ「ん、発進！！」

176二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 14:56:41

草

177◆CWWb2UleUxkH25/02/01(土) 17:20:59

人形「アヤネ殿、ホシノ殿が向かわれたのは、どの方角でございますか？」

(あれ...プロペラは無事でも底抜ける可能性はあるし、強風とか吹いたら吹き飛ばされるかもな...どうしよ。)

アヤネ「こっちです！！このまま突き進めば、不自然な基地が見えるはずです。」

ミノリ「その怪しいやつの風貌はどんな感じなんだ？」

アズサ「知らないで取り逃したら痛いからな。」

セリカ「先輩の話によると、黒いスーツを着たやつで、頭にひびが入ってて、煙みたいなのが...」

アヤ「ん...?その特徴どっかで...?」

(まあ、私は死なないし大丈夫か。)

アヤネのナビゲーションに従い、私は雨雲号を操りながらホシノさんの行方を追った。機体は不安定ながらも、砂漠の上を滑るように進んでいく。

ノノミ「おお！結構早いですね！」

シロコ「ん、ホシノ先輩発見！あの基地の中に入ってく。」

人形「不時着いたします！皆様、どうかしっかりとお掴まりくださいませ！」

ローターの回転速度を徐々に落とし、慎重に機体を地面へと降ろす。機体が完全に停止すると、私たちはすぐに降り立ち、警戒しつつ基地の入口へと足を向けると―――

dice1d4=4 (4)

1.入り口は怪しいほどに手薄。

2.オートマタ&傭兵が待ち構えてる。

3.2+カイザー兵&特殊部隊。

4.臨戦ホシノが奇襲を仕掛けてくる。

178◆CWWb2UleUxkH25/02/01(土) 21:43:42

基地の入口に到着すると、驚くほど静まり返っていた。見張りもいなければ、警報の音すらしない。

ノノミ「誰も...いませんね？」

ミノリ「罠か？」

セリカ「関係ないわ！突っ込むわよ！」

基地内へと足を踏み入れた瞬間、銃声が響き、弾丸が壁に跳ねる音がした。反射的に身を低くし、物陰に隠れる。

シロコ「！？」

アズサ「やはり待ち伏せか...！」

薄暗い基地の中、銃撃の余韻が残る静寂の中で、物陰から人影がゆっくりと現れた。徐々に輪郭がはっきりしていく。戦闘服に身を包み、片手にはまだ煙を上げる銃を持っている。その瞳は鋭く、こちらをじっと見据えていた。

ホシノ「うへ～...やっぱり来ちゃったか。あれ、そっちの子は？」

179◆CWWb2UleUxkH25/02/01(土) 21:43:55

アズサ「ただの通りすがりの傭兵だ。」

ミノリ「ただの通りすがりの革命家だ。」

人形「どうも。よろしければ、ご降伏いただけますと幸いに存じます。」

セリカ「そうよ！みんなでその黒服？ってやつからユメ先輩を取り返せばいいだけでしょ！！」

ホシノ「それはできない相談だね。ユメ先輩が間違ったにしても、実際契約を破るわけだし、そのことをだしにしてカイザーに金利を引き上げられる。全部おじさんの独断ってことにして、おじさんが学校を辞めれば全部丸く収まるから。」

アヤネ「悪徳なカイザーのことです、「そんな契約もまともに見れない奴が生徒会長の学校なんて」とか「契約を破るやつがいた以上、他の奴もするかもしれない」とか言って信頼がないから金利を上げるにきまってます！！」

ホシノ「みんなにはまだ未来があるでしょ。でも、おじさんにはユメ先輩しかいないから。そんなにおじさんを止めたいのなら、力ずくでやってみる？」

dice1d4=3 (3)

1.作戦を考える間もなく襲ってくる

2.糸で足を引っ掛ける。

3.アヤとアズサとホシノだけになれるよう誘導する。

4.ユメ先輩の悲鳴が！！

180◆CWWb2UleUxkH25/02/01(土) 22:25:20

アズサ(...かなりの手練れだな、行けそうか？)

アヤ(正直厳しいかも。...アズサとホシノさんを他の人に見られない場所に誘導しよう。アレ、今でも持ってるでしょ？)

アズサ(アレか...仕方ないな。)

ミノリ(私はどうしたらいい？)

アヤ(3人でまっすぐ突っ込んで、密室までホシノさんを誘い込む。そして、アズサに仕留めてもらう。)

人形「それでは、私たちはユメ殿の下に参ります―――ねっ！」

セリカ「あ、ちょっと！？」

ホシノ「―――しまっ！？」

先ほど話している間に、私はあらかじめ奥の通路に縫い付けておいた糸に力をこめる。その糸は一瞬で縮まり、速さを増して、二人をしっかりと抱えたまま、立ち尽くすホシノさんを横目に通路を一気に駆け抜ける。

181◆CWWb2UleUxkH25/02/01(土) 22:25:35

アヤ「よし、追ってきてる。あっち降りたら、密室がある。それじゃあ、アズサ、頼んだよ。」

ミノリ「本当にそこに密室があるのか？」

アヤ「ここの下に密室の反応があったから大丈夫。そこまでっ！」

ミノリを糸で引き寄せ、すぐに私の背中に貼り付けた。

アヤ「背中は任せた！」

ミノリ「え、ちょ―――」

ホシノ「ハッ！！」

ミノリ「きゃあっ！？」

地面に縫いと縮を繰り返すことで、私たちの動きはますますスピードを増していった。ホシノさんの弾丸が次々と迫ってくるが、私はその隙間を巧みに縫いながら、さらに加速していく。ミノリの体が背中にしっかりとくっ付きながら、ホシノさんと交戦している。

182◆CWWb2UleUxkH25/02/01(土) 23:58:41

糸を操り、グレーチング階段を転がるように降りていく。その瞬間、ホシノさんも素早く手すりを登り、滑りながら追いかけてきた。

アヤ「よし、見えた！」

ミノリ「移動荒すぎ...階段降りるのめっちゃ酔った...」

ホシノ「はや...いっ！地面を滑ってる...?ジェット？ワイヤー？それとも磁力...?」

私は密室の中に転がり込むように見せかけ、そのまま素早く入り口の上側に張り付いた。ホシノさんが部屋に足を踏み入れた瞬間、素早く糸を張り巡らせ、彼女を遠くへ引き寄せる。ホシノさんが反応する間もなく、中央に引き寄せ、私たちは廊下に脱出し、扉を勢いよく閉める。

183◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 08:27:27

ホシノ「―――！？扉が.........誰？」

ホシノの前に兎の能面を付けた少女が立ちふさがる。

アズサ「.........」

ホシノ「もしかして、黒服側の人間？うちの子達をたぶらかしてここに来たの？」

アズサ「.........」

ホシノ「だんまりか。じゃあ、倒してから聞くことにす―――」

ホシノが気づいた瞬間、アズサは一瞬で後ろに回り込んでいた。

ホシノ「いなっ―――！？」

気配を消し、静かに近づくと、突然、強烈な蹴りがホシノの背中に炸裂。ホシノはその衝撃で一瞬身体が宙に浮き、壁に叩きつけられた。

ホシノ「ぐふっ！...いつの間―――」

アズサが素早く回避する間もなく、ホシノは突然、横から強烈なラリアットを受け、そのまま空中に弾き飛ばされる。体が一瞬空中で回転し、力強い衝撃が地面に響き渡る。

ホシノ「くっ...！盾―――」

盾に糸を縫い付け、ホシノの下から引き離す。その瞬間、部屋中を跳ねまくったアズサのストンピングがホシノの背中に強烈に響き、彼女の体が一瞬で地面に沈み込む。

ホシノ「げほっ...おえっ...！」

アズサ「はぁ......うっ......！」

184◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 09:32:42

アズサがホシノにフックを極めようとしたその瞬間、ホシノは素早く反応し、ショットガンをアズサに向けて発射した。

ホシノ「がはっ...！！」

アズサ「ぐっ...！？」

アヤ「動体視力で見切った...?いや、野生の勘かも...」

ホシノは当てたものの、フックもそれなりに喰らったので、後方へよろめいた。しかし、アズサの方はホシノに反射するようにして跳んでいき、地面を高速で転がりながら対面の壁に激突した。

アズサ「ぐっ...ぎっ...がはっ...！！げほっ...はぁ...」

ホシノが引き金を引こうとしたその瞬間、私は素早く糸を使って銃口を引っ張り、矛先をずらした。弾は空を切り、アズサにはギリギリ当たらなかったようだ。ホシノは驚いた表情を浮かべ、銃を持つ手が一瞬だけ震えた。

ホシノ(変な引力、さっきの...)

ホシノ「...いない。こっち―――！」

ホシノがはアズサの方向に銃口をしっかりと構えた瞬間、私は糸を引いた。糸はホシノの足に絡みつき、彼女のバランスを一気に崩す。

ホシノ「足ッ...しまッ―――！」

その瞬間、アズサの膝蹴りが勢いよくホシノの顔面に突き刺さる。鈍い衝撃音とともにホシノの体が宙を舞い、無防備なまま地面へと叩きつけられた。

ホシノ「ぐっ……！」

アズサ「はぁ....はっ...うっ...」

アズサのヘイローはすでに不安定で、ちらつく光が消えかけている。浸食の進行具合からして、あと十数秒が限界だろう。

185◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 09:47:21

アヤ(速く...もっと多く！！！)

アズサが最後の一撃を繰り出す瞬間、ホシノは伏せたまま、銃口を真っ直ぐに構えた。そうすれば確かに足を絡め取られることも無くなる。そして、アズサ攻撃してくるのは上から。確実に迎え撃てる。
完全に狙いを定められている――だが、それなら私もやるべきことは一つ。

ミノリ「中はどうなってるんだ...?アズサは大丈夫なのか...?」

アヤ「ミノリ、合図したら飛び出す。アズサは頼んだ。3...2...」

ミノリ「毎度のごとく人使いが荒い。」

アヤ「1...いまだッ！」

アズサ「ハッ！...ぐっ...！！」

ホシノ「ごふっ...！！」

アズサの足がホシノの腹部に突き刺さった瞬間、銃声が響いた。

激突する衝撃でアズサは吹き飛ばされる。だが、その一瞬の隙を逃さず、私は糸を伸ばし、仮面に絡め取る。無理やり引き剥がしながら、ホシノの体に縫い付けた糸を一気に引っ張った。

ホシノ「なっ！？」

立ち上がろうとしたホシノの体が、バチンッと音を立てて地面に叩きつけられる。私はすでに戦闘中、何重にも地面とホシノを縫い重ねていた。今、それを一気に引き絞る。

ホシノ「くっ...ぐぐ...！！」

ホシノは動こうとするが、四肢は糸に絡め取られ、まるで蜘蛛の巣に囚われた獲物のように身動きが取れない―――はずが、糸がいくつか切れ始めている。バチンッバチンッ——張り詰めた糸が次々とはじけ飛び、制圧したはずのホシノがじわりと身体を起こし始める。

アヤ「...！？保険のつもりだったんだけど...ハッ！「加重の印」！！」

186◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 10:04:11

糸が光りを放ち、妖力を帯びて、ホシノの体をまるで重しをかけられたかのように押さえつける。

ホシノ「ぐっ……！」

ホシノは再び動きを止め、地面に顔を押しつけられた状態で息を荒げる。しかし、ホシノはまだ抵抗を続けている。

アヤ(戦車ぐらいならぺしゃんこにできるはずなんだけど...やっぱり戦闘中に印は難しかったかな...)

アヤ「そっちはどう？」

ミノリ「ああ、目に見えた傷はないが、すごく衰弱してるように見える。」

アヤ「とりあえず、安静にさせとこう。」

その後、追ってきた対策委員の4人が部屋に入ってきた。

187二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 14:53:58

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188◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 14:54:54

部屋の奥、静寂を引き裂くかのように漂う異形の影。

闇に溶け込むような黒スーツの男と、樹木のような躯を持つ者が、寝台に横たわる少女を挟み、低く言葉を交わしていた。

???「……贄は。」

ひび割れた仮面の奥で、沈鬱な響きを宿した声が呟く。彼の身体から立ち昇る黒煙は、周囲の空間に滲み、微かに形を変えながら揺蕩っていた。

黒服「ええ、眠ったままです。スフマート。」

名を呼ばれた異形――樹木の如き四肢を持つ存在は、手にした古びた書物の頁をゆるやかに繰る。その胸部より漏れ出る青白い燐光が、まるで呼吸するかのように脈動し、辺りに淡い影を落とす。

その存在を中心に、空間はわずかに歪んでいた。樹皮の肌が蠢くたび、景色はゴッホの夜空のように揺らぎ、滲み、本来の輪郭を失っていく。

浮遊する石板たちが、彼らの交わす言葉に呼応するように震え、旋回の速度を僅かに上げた。そこに刻まれた文字列は、英語、漢字、ルーン、未知なる言語――解読不能な祈祷めいた文様が、異質な秩序を形作っている。

スフマート「……暁のホルスはどうなった？」

幽かに光るランタンを揺らしながら、スフマートが問いかける。

黒煙の異形は沈黙したまま、しばし宙を見つめていた。漆黒の闇を孕むその眼窩が、何かを探るように歪む。そして、意を決したかのように口を開いた。

黒服「現在、こちらへ向かっています。しかし、いくつか気になる兆候が……」

スフマート「ソレは後だ、この者への祝福が優先事項。」

静かに言い放つと、彼は宙を漂う石板のひとつを掴み、無造作に握り潰した。微細な光の粒が四散し、ランタンの内部が眩い輝きに満たされる。

189◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 14:56:30

スフマート「さぁ、お行きなさい。」

指先で軽く小突かれたランタンがかすかに揺れる。直後、前面の扉が軋むように開いた。

そこから零れ出たのは、一匹の蛾。

燐光に包まれたそれは、夜闇に溶け込むような滑らかな軌道を描きながら飛翔し、寝台の少女の周囲を静かに舞い始める。幽玄たる光を纏い、まるで祝福を囁くかのように――。

静寂の中、燐光が揺らめく。

寝台に横たわる少女の輪郭もまた、次第に曖昧になりつつある。瞼の裏で揺れる夢が、現実を侵蝕し始めているのだ。

スフマート「小一時間もすれば、この少女も夢に喰われる。そうなれば、躰からヘイローを引き離せるだろう。」

黒服の男は静かに視線を落とした。ひび割れた仮面の隙間から立ち昇る黒煙が、まるで感情を持つかのように揺らぐ。

黒服「そうなれば、彼女もあなたのように？」

言葉に呼応するように、宙を漂う石板がわずかに軌道を変えた。刻まれた祈祷の文字が仄暗く発光し、意味を持たぬ響きを紡ぐ。

スフマート「夢に輪郭は要らない。」

彼がそう告げた瞬間、燐光が僅かに強まり、室内の影が長く引き伸ばされた。

黒服「喰われた者は、あなたのその光に群がるだけと。」

スフマートは手にした書物の頁をひとつ、静かに繰る。

スフマート「ええ、嚮導者ですから。」

190◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 18:10:16

セリカ「ホシノ先輩！！」

人形「捕縛いたしましたので、そう簡単には動けないかと存じます。」

シロコ「ん、ホシノ先輩、諦めるべき。」

ホシノ「ふーーー......おじさん油断してないつもりだったんだけど。」

ミノリ「その救出する人ってのもどこにいるのか割ったりするのか？」

アヤ「うーん...人の区別までは...一応やってみる。」

セリカ「摑まっちゃったからには、観念して一緒にユメ先輩助けに行くんだからね！」

ノノミ「最初、ユメ先輩のところに行くって言ってましたけど、なんで知ってたんですか？」

人形「いえ、先ほどまでは存じておりませんでしたよ？」

アヤネ「先ほどまで？」

人形「六階ほど下に、いくつかの反応がございました。おそらく、その中のお一人かと存じます。」

ホシノ「うへ、そんなこともわかるんだ。どうやってやるのさ、おじさんにも教えてよ。」

人形「(操術の)修行を積めば、(糸の感覚とかで)自然とわかるようになりまする。」

ホシノ「.........うへ。」

シロコ「場所ならわかった。早く助けに行こう。」

191◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 18:10:28

人形「それでは、解かせていただきますね。」

ホシノ「ふぅ.........ッ！！」

ホシノが拘束を解いた瞬間、鋭い銃声が響く。放たれた弾丸が空を裂き、私の横髪をかすめて飛び去った。

セリカ「ち、ちょっと！？」

ホシノ「あはは...ごめんごめん。もうしないから安心して。」

人形「いえ...それでは、参りましょうか。」

ミノリからアズサを引き受け、背中に背負う。重みを感じながらも、一歩を踏み出す。対策委員の皆と共に、急ぎつつ地下へと足を進めた。

192◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 22:17:53

シロコさんを先頭に、私たちは最下層を目指して進んだ。しかし、さらに五階分降りたところで、階段は途切れていた。

シロコ「あれ...階段が。」

セリカ「そういえばその子の言う事信じてたけど、ほんとに下にあるの？」

地面に手を当て、糸を下へと伸ばしてみる。壁を貫通し、さらに下へ――やはり、途中で空間に出た感覚がある。

人形「ん～...空洞はあるはずですが...」

ホシノ「確かに、微かだけど反響音はある。」

ミノリ「もしかしてあれじゃないか？」

ミノリが指さす先に目をやると、今までの階層にはなかったエレベーターが現れていた。

セリカ「(ポチッ．．．ポチッポチッポチポチポチ)...壊れてるんじゃないのこれ！！」

ホシノ「壊そっか～。」

シロコ「ノノミ、セリカ。」

ノノミ「よーし！全弾発射～♧」

対策委員会のメンバーが息を合わせ、エレベーターに向かって大量の銃弾を浴びせる。金属がきしみ、ガラスが砕け散り、扉はボロボロになって無理やりこじ開けられた。内部の様子が露わになり、暗闇の中に不気味な気配が漂っている。

シロコ「私から行く。」

シロコさんが瞬時にエレベーターのケーブルに捕まり、勢いよく下へと滑り落ちていった。彼女の後に続き、対策委員会のメンバーたちもそれぞれケーブルを掴み、次々と暗闇の中へと滑り降りていく。

193◆CWWb2UleUxkH25/02/02(日) 22:19:32

アヤネ「前方に反応ありです！気を付けてください！」

漏れ出た光を頼りに進むと、広い部屋に異形の存在がユメ先輩を挟んで座っていた。一体は黒スーツのひび割れた顔、もう一体は樹木のような体で青い光を放っていた。

黒服「おや、あか...いえ、ホシノさん。例の契約の手続きですか？それにしてはいくらか付添人が多いようですが。」

ホシノ「黒服...!!ユメ先輩を返してもらうよ。」

ミノリ「そうだ―！人質を解放しろ―！！」

スフマート「おや...これはこれは、面白い客人たちですね。」

ノノミ「待ってください！ユメ先輩の姿...」

セリカ「(目をこする)...なんか、ぼやけてない？」

ホシノ「ユメ先輩に何をした―――っ！！」

スフマート「ええ、ええ、ええ、...少し時間があったので、先に実験を始めたまでです。」

黒服「それに、彼女を返す契約に、彼女の状態までは明記しておりませんので。」

ユメ先輩の祝福の経過時間:dice1d60=15 (15) 分程

194二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 00:00:28

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195◆CWWb2UleUxkH25/02/03(月) 00:03:01

スフマート(15分程度じゃヘイローも溶け始めませんか...まあ、いいでしょう。)

ユメ『ええ！？この前みんなで遊んだ時にふざけて買った高く地が当たってる！？それに１等！！１億5000万円！！』

ホシノ？『やりましたね。ユメ先輩！！さすが私の自慢の先輩です！かっこいいです！大好きです///！』

ユメ『ど、どうしたのホシノちゃん...？』

アヤネ？『ユメ先輩のも合わせると、借金が全部返し終わりました！！』

ユメ『ええ！？あんなにたくさんあったはず借金が...?私の差し引いても８億円くらいあったはずなんだけど...』

アヤネ？『まず、シロコ先輩が連続銀行強盗を100人捕まえて、その報酬で1億円。あと、ライディング世界大会に出場し、見事１位を勝ち取り、優勝賞金で1億3300万円。』

シロコ？『ん、犯罪は良くない。法律は守るべき。ライディング最高。』

アヤネ？『次に、セリカちゃんが柴大将からのれん分けしてもらって、猫大将として「猫関ラーメン」を開業。セイント・ネフティスと正式に出資契約を取り付けて、フランチャイズとして展開。それの売り上げで2億円。』

セリカ？『最近はノウハウも大体教えたから、柴大将のところでもっかい修行してるわ！！いつでも来てね！私の奢りだから！え、磁気ネックレスが19,980円で？ユメ先輩、それ多分詐欺だからやめといたほうがいいわよ！！』

アヤネ？『それと、カイザーグループから今までの謝礼として2億円。』

カイザーPMC？『すまない梔子君。今まで君を誤解していたようだ。現在、カイザーグループは今までの謝礼ということでいろんなところに渡しているため。この程度しか渡せないことを許してほしい。』

プレジデント？『我々はこれまでの責任を取って、カイザーグループを解体。そして私たちはその責任をもってヴァルキューレに服役するつもりだ。出所したら、心機一転クリーンなベンチャー企業を立ち上げることにするよ。軌道に乗ってきたらもちろん君たちにも今までの償いとしてお金を返していくことにする。今まで過去の生徒会にわたってまで苦痛を強いてきて、本当にすまなかった！！』

アヤネ？『これらをいろいろ資金運用すると、10億円になりました！！』

ユメ『おお！！すごい！！』

>>198

196◆CWWb2UleUxkH25/02/03(月) 00:04:51

シロコ？『このお金で新アビドス高等学校を建設したよ。ライディング部にもたくさん後輩が入ってくれた。これも全部ユメ先輩が応援してくれたから。』

セリカ？『学内テナントとして猫関ラーメンも入れたわ！アビドス学生はみんな食べ放題よ！ユメ先輩のために頑張っちゃうんだから！』

ノノミ？『アビドス砂祭りでアイドルミスコンも開催します！これでさらに大盛況ですね♧！ユメ先輩もぜひ出場してくださいね！』

アヤネ？『すごい数の生徒が入学を申請してきてます！！分校も作っちゃいましょう！ユメ生徒会長！』

リオ？『流石ね、アビドスの生徒会長。脱帽だわ。』

ナギサ？『ええ、流石アビドスの生徒会長といったところですね。素晴らしい手腕です。』

マコト？『キキキッ！アビドスの生徒会長...もっと警戒しておくべきだったな。この人気ぶりには流石のマコト様も完敗だ。』

チェリノ？『ここまで生徒会長として完璧な人は初めて見たぞ！アビドスの生徒会長、ぜひ、うちの環境美化部、運動部、清掃部、給食部、事務局の委員長になってくれ！！』

キサキ？『あの状況からここまで立ちなおすとは、同じトップとして喜ばしい限りじゃな。うちの玄武商会がアビドス高のテナントとして入りたいらしい。どうかその尊大な心で受け入れてはくれぬか？アビドスの生徒会長。』

ニヤ？『それなら、うちの百夜堂も入れてほしいねぇ？優しいやさしいアビドスの生徒会長さんにお願いしたいな～、なんて。にゃはは！』

ノゾミ？『それなら、私たちはアビドス専用の列車を走らせてよ、生徒会長！』
ヒカリ？『かいちょー。』

カンナ？『貴女の後輩が連続銀行強盗犯を捕まえてくれて感謝する。ひとえにアビドス生徒会長である貴女の卓越した指導のお陰だ。ぜひ、あなた達にヴァルキューレを代表して感謝状を贈りたい。』

Ｃ？「ちくわビドス大生徒会明神。」

ミヤコ？『素晴らしい手腕ですね、アビドスの生徒会長。是非我々にラーメ...警護依頼を！』

ミク？『スバラシイガコウデスネ！ゼヒテーマソングヲツクラセテクダサイ！アビドスセイトカイチョー！』

197◆CWWb2UleUxkH25/02/03(月) 00:06:02

美琴？『アビドスの生徒会長、貴女がレベル５よ。』

リン？『今まで放置してすみませんでした、アビドスの生徒会長さん。これからはもっと真面目に頑張りますね。』

ユメ『み、みんな...知らない人もたくさんいるけど...ありがとう！！』

ホシノ？『流石ユメ先輩です！私、アビドス高等学校に入れて、ユメ先輩に出会えてサイコーに幸せです！』

シロコ？『ん、胴上げするべき。』

みんな？『ばんざーい！アビドスの生徒会長最高！！』

ユメ『なんでこんなことになったのか全然わかんないけど良かった！！』

198◆CWWb2UleUxkH25/02/03(月) 00:43:08

>>195

人形「高く地じゃなくて宝くじでございます...シリ―人形ですまない。あと、次スレにございまする。どうぞお納めくださいませ...」

【閲注SS🎲】口兄われし傀儡師 -人形アヤ- 5体目｜あにまん掲示板<前回のくぐつし>マガリ「この劇は、私の最愛にして激カワ美少女アヤちゃんと、アヤちゃんの恋人にして完璧超人なマガリちゃんと、えーと...なんだっけ...あっ、師匠のカラクリ様とか、他の弟子…bbs.animanch.com

199◆CWWb2UleUxkH25/02/03(月) 02:51:47

人形「次スレもちゃんと完走できますように！！」

200◆CWWb2UleUxkH25/02/03(月) 02:52:23

人形「願掛け。願掛け。」
200なら次スレ完走。