- 1二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 01:43:11
dice1d15=7 (7) 「ん、なんか寒いな…鳥肌が……」
前スレ🎲【ホラー注意】あなたはだ〜れ?|あにまん掲示板dice1d15=@11 (11)@ 「ん?今何かいたような……?」bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 01:43:59
さぁみんな!恐怖に震える時間だよ!楽しいホラーの時間だ!
- 3二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 01:47:10
dice1d15=2 (2) (重複+1)「ん、確かになんか寒いね(ですね)……」
清夏「暖房ちゃんと効かせてるはずなんだけどねー……」
- 4二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 01:54:12
手毬「暖房の設定温度は24c°だし、寒くなるはずないんだけど」
清夏「おかしいなー、隙間風かなー」
手毬「でもこのレッスン室、ちゃんと窓とか閉めれば絶対隙間風とかないはずなんだけど」
清夏「それは確かに。うーん、なんでかなー」
dice1d3=1 (1)
1 隅にある机がカタカタ揺れる
2 たったったっ…と足音が dice1d2=1 (1) だけに聞こえる(1が清夏、2が手毬)
3 コンコン、と窓が鳴る
- 5二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 02:00:31
清夏「ん?地震?」
手毬「は?揺れてないけど」
清夏「いや、机がカタカタ揺れてたから」
手毬「そんな時もあるでしょ、何?ビビってんの?笑」
清夏「そんなんじゃねーし!ただ気になっただけだよ」
手毬「ま、そういうことにしてあげるけど。…んっ、んっ……プハッ。あ、飲み物なくなった」
清夏「自販機行ったら?」
手毬「そうする」
dice1d3=3 (3)
1 レッスン室のドアが開かない
2 レッスン室の中で足音が聞こえる
3 何かの声が聞こえる
- 6二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 02:06:06
手毬、清夏「「ん?何か言った?」」
清夏「え?」
手毬「は?」
清夏「いや、そっちがなんか言わなかった?」
手毬「こっちのセリフなんだけど」
手毬、清夏「……」
清夏「わ、私も自販機行こーかなー…」
手毬「そ、そうだね!2人で行けば効率的だし!」
dice1d3=2 (2)
1 レッスン室のドアが開かない
2 2人一緒に自販機で飲み物を買う
3 レッスン室の鏡から音が聞こえる
- 7二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 02:12:05
手毬「あ、清夏はそれにするんだ」
清夏「だってなんか寒いし、手毬は?」
手毬「私も、温かいのにしようかな」
清夏「じゃ、じゃあレッスン室に戻ろうか」
手毬「う、うん。清夏ビビリだし、一緒にいてあげるよ」
清夏「いやあんたもだろ…」
dice1d3=2 (2)
1 ヒタヒタと裸足で歩く音がする
2 ゴトン、と1人でに飲み物が取り出し口に落ちる
3 他に誰かが話している声が聞こえる
- 8二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 02:21:19
手毬「うわぁ!」
清夏「うおぉ!な、何か落ちた!?」
手毬「じ、自販機が1人でに……」
清夏「一体なんで…」
手毬、清夏「……」
清夏「か、帰ろーかー」
手毬「そ、そうだね、もう十分練習もしたし」
清夏「…手毬っち、早足すぎん?」
手毬「清夏こそ、早足じゃん」
清夏「う、うるさいなぁ……」
dice1d3=1 (1)
1 レッスン室のドアが開かない
2 レッスン室前で何か話してる声が聞こえる
3 レッスン室に入ると先ほどよりも寒くなっている
- 9二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 02:29:32
清夏「え、あれ?」
手毬「?何してんの?さっさと開けてよ」
清夏「いや、なんか開かなくて」
手毬「は?鍵持ってるでしょ?」
清夏「あ、確かに(ガチャガチャ)」
手毬、清夏「……」
手毬「…なんで?」
清夏「えぇー…!?中に荷物とかあるんだけどー!」
手毬「鍵の機構が不良起こしてるとか?」
清夏「でもここ、そんなに古くはないよ?」
手毬「じゃあ他になんだっていうの!?」
清夏「分かんないけどさぁ……!」
dice1d3=1 (1)
1 レッスン室の中で誰かの話し声がする
2 ペタペタと何かが廊下を移動する音がする
3 廊下が冷え込んでくる
- 10二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 02:40:56
手毬「あれ、誰かいる?何してんのよ、ここはみんなの場所でしょ……!」
清夏「ねぇねぇ!私たちの荷物そっちにあるからさぁ!開けてくれないかなー?」
手毬、清夏「……」
清夏「なんか、話し声止まったね」
手毬「レッスン室の私物化とかマジでやめてほしいんだけど」
清夏「まぁまぁ。…あ、開いた」
手毬「ちょっと!他の人も使うんだから勝手なことしないでよ!」
清夏「手毬っち…そういう言い方は……あ、あれ?」
手毬「……嘘」
清夏「誰も、いない?」
手毬「…なんで?」
清夏「あたしにも、よくわかんないよ…!」
手毬「…早いとこ帰ろう!」
清夏「そ、そうだねぇ!早く帰って続きでも…!」
dice1d3=3 (3)
1 鏡が勝手に割れる
2 花瓶が勝手に落ちて割れる
3 ペットボトルに入ってる熱い飲み物の温度が上がる
- 11二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 08:39:11
手毬「あ、あっつっ!!」
清夏「な、なに!?急に熱くなったんだけど!」
手毬「ふ、沸騰してる……?容器が溶けて…」
清夏「なになになになになに!!?さっきから妙なことばかり起こるじゃん!」
手毬「とと!とにかく!早く帰ろうよ!!」
清夏「あ!待って手毬っち置いてかないで〜!」
dice1d3=3 (3)
1 壁がドンドンドンドンドンと何度も何度も叩かれる
2 レッスン室のガラスというガラスが割れていく
3 床がバキっと音を立てて何箇所か割れる
- 12二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 10:23:31
前のと違った怖さ出てきてるやん…
- 13二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 10:28:12
今回は物理なアメリカンスタイルの恐怖現象か……
- 14二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 10:55:27
りんはぁ……ポルターガイスト止めてぇ…
- 15二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 12:13:03
今日授業とバイトがあるから更新遅くなるけど許してねー
- 16二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 12:25:57
手毬「うわぁぁぁ!!」
清夏「何で床が!?」
手毬「ねぇぇ!ほんとに古くないんだよねぇ!?」
清夏「古くないし!!こんなにボロボロならそもそもさっき踊れてないっしょ!?」
手毬「も、もう帰ろう!!怖いよぉ!」
清夏「手毬っちキャラ保ててないって!」
手毬「だってぇ…!」
清夏「まぁ帰るのは賛成!もう行こ!」
手毬「う、うん!あ、あれ……?」(ガチャガチャ)
清夏「何してるの!?早く開けなきゃ!」
手毬「開けたいけど!開かないの!!」
清夏「えぇ!?まさかさっきと同じ感じ!!?」
手毬「やだやだやだぁ!!!早く帰らせてぇ!みすずぅ!!りんはぁ!!」(ドンドンとドアを叩く)
dice1d3=2 (2)
1 赤い足跡が床に広がっていく
2 きゅきゅ、と鏡や窓ガラス、壁に線が引かれていく
3 ドン!ドン!と手毬よりも強い力でドアや壁中を叩かれる
- 17二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 12:39:07
清夏「な、何?この音!」
手毬「ね、ねぇ…鏡……!」
清夏「え……何、これ…」
手毬「赤黒い、線?」
清夏「何なの……何なのもう…!」
手毬「やだぁ……怖いぃ…」
清夏「手毬っち!しっかりして!!」
dice1d3=3 (3)
1 照明が割れる
2 床にシミが出来ていく
3 ミシ、ミシと軋んでいく音がするようになる
- 18二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:26:03
保守
- 19二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:09:20
- 20二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:12:23
スレ主(推定ことね)バイトお疲れ様〜
- 21二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:14:31
藤田さん(推定)、無理はしないでくださいね
- 22二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:38:34
(パラパラ……)
清夏「なんか、落ちてきた?」
手毬「天井…?」
【ドン!ギシィギシギシギシィ!!】
手毬「なになになになに!?」
清夏「レッスン室がめっちゃギシギシいってる!」
手毬「もうさっきから何なのずっとぉ!」
清夏「思いっきり揺れてるし!!潰れちゃいそうなくらい音鳴ってるんだけど!」
手毬「もうヤダァ……帰らせてぇ…いい加減止まってよぉ…グスッグス」
清夏「手毬っち!あたしがついてるから!」
手毬「止まってよぉーーーーーっ!!!」
dice1d3=1 (1)
1 ピタリと怪現象が止まる
2 ドアが勢いよく開く
3 歌い声が聞こえる
- 23二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 23:08:23
清夏「…え?」
手毬「……止まった?」
清夏「い、今のうちだよ手毬っち急g」
ゴトン
手毬、清夏「え?」
清夏「これは…」
手毬「…お面?なんで、お面が?」
清夏「何?この不気味なの…」
ゴトン、ゴトン、ゴトン
手毬、清夏「!!!」
手毬「こ、今度はなんなのぉ…」
清夏「立って手毬っち!荷物持って行くよ!」
手毬「痛っ!腕急に引っ張らないでぇ!」
dice1d3=1 (1)
1 廊下に出るも後ろからゴトンゴトンと音が離れない
2 何かに躓く( dice1d2=2 (2) 1清夏 2手毬)
3 廊下に出ると窓ガラスが割れていく
- 24二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 23:19:06
今回の怪異さんアグレッシブすぎない?
もう本気で襲いに来ちゃってるじゃん - 25二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 23:23:59
清夏「はぁ、はぁ、はぁ……!」
手毬「お面が!まだ着いてきてるぅ!」
清夏「い、今は逃げないと…!」
手毬「私達との間隔が!狭くなってきてる!」
清夏「やっばい、このままじゃ捕まる…」
手毬「あ!あそこ!あそこの空き教室に避難しよう!」
清夏「今は、それしかないか…!」
ガラガラガラッ!ドン!
手毬「はっ!はあっ!たす、かった?」
清夏「ひとまずは…?」
dice1d3=3 (3)
1 ドアをドンドンドンドンドンっ!と強く叩かれる
2 部屋の中央にお面が一つ
3 電気が切れて真っ暗になる
- 26二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 00:08:42
手毬「!急に何!?停電!?」
清夏「急に暗くなってよく見えない…!」
手毬「清夏、手放さないで…!」
清夏「う、うん。ほら【握って】」
手毬「…今握ってるでしょ?」
清夏「え?違うけど…」
手毬「…じゃあ、誰なの?この手」 - 27二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 07:48:39
保守
- 28二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 08:47:41
清夏「…何、言ってるの?こんな時にやめてよ、手毬っち」
手毬「こんな時に冗談言う訳ないでしょ!誰なの、この手……!…や!放してぇ!っ!痛っ!!」
清夏「手毬っち!?」
手毬「痛、いたたたたたたたっ!!!やめてっ!お、折れちゃうからぁ!」
清夏「…っ!手毬っちから離れろぉ!」
手毬「ひ、引っ張って清夏っ!助けてぇ!」
?「あそぼ」
清夏「は…!?」
?「ねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼ」
?「ねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼねぇあそぼ」
姉で遊ぼ(ねぇであそぼ)
手毬「やめてよぉ……!何したって言うのよ私達がぁ…!」
清夏「このっ…!さっさと離れろぉ!」
dice1d3=2 (2)
1 電気がつく
2 清夏が手毬を引っ張り、スポーツドリンクを投げつける
3 何かがぎゃあと悲鳴をあげる
- 29二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 09:19:45
清夏「手毬っち!こっち!」
手毬「清夏ぁ!」
清夏「この、これでも…っ!熱っ!」
飲み残したスポーツドリンク。清夏はそれを手毬の手を握りつぶそうとする何かに投げつける。
手に持った途端、例に漏れずそれは発熱する。
少し指を火傷しつつも、それを手から放す。
容器が変形するほどの熱、シュウシュウと音がする。
それは何かにぶつかった。
グシャ、バシャア。
容器が熱に弱くなったのか、中身が漏れ出たみたいだ。
?「…あ」
?「ああぁぁぁぁあああああぁぁああああ!!!!!!!??」
?「あぁぁぉああああぁぁぁああぁぁあああぁぁぁぁあああああぁぁああああぁぁぉああああぁぁぁああぁぁあああぁぁぁぁあああああぁぁああああぁぁぉああああぁぁぁああぁぁあああぁぁぁぁあああああぁぁああああぁぁぉああああぁぁぁああぁぁあああぁぁぁぁあああああぁぁあああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
清夏「手毬っち!大丈夫!?骨折れてない!?」
手毬「う、うん。大丈夫…」
?「あぁぁぉああああぁぁぁああぁぁあああぁぁぁぁあああああぁぁああああぁぁぉああああぁぁぁああぁぁあああぁぁぁぁあああああぁぁあああ!!!!!!!!!!!!!」
手毬、清夏「…」
?「あ、あ…あぁ…!!」
清夏「…あ」
手毬「電気、ついた」
dice1d3=3 (3)
1 2人の目の前には、砂糖と塩の結晶がついた仮面が一つある
2 部屋中に赤黒い塗料で書かれた文字が殴り書きされている
3 床にはびっしりと何ものかの足跡がある
- 30二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 09:30:07
- 31二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 10:07:30
清夏「うっわ…」
手毬「ヒッ…!」
清夏「ここまでされると、怖いってかドン引きだわ…」
手毬「…ねぇ清夏、早く帰ろう…!こんなとこいたくないよ…!」
清夏「…一応気をつけながら行こっか、立て…、っ!手毬っち、その手…!」
手毬「?…っ!?あ、ざ?」
清夏「手の形…のあざ、だね」
手毬「やだぁ…!とれてぇ……!とれてよぉっ……!!ゴシゴシ…!」
清夏「擦っちゃ駄目!酷くなるかもだよ!」
手毬「だって…!だってぇ……!!」
清夏「一回、落ち着こ?ほら、手握ってあげるから」
手毬「うん…うん…」
清夏「さ、行こっか。帰ろう」
手毬「うん…!」
dice1d3=1 (1)
1 <・<→<々5:%+€50々2・1〆×
2 <・〒:21<€〆〒2・$5・515*
3 ・→2〒・°2」→・>3・6…6…54=2¥
- 32二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 14:29:49
どっちや…
- 33二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 17:30:15
手毬「な、何にもない?廊下…」
清夏「…うん、廊下には何にもない」
手毬「ほんとぉ…?嘘じゃないぃ…?」
清夏「うん、嘘じゃないよ」
手毬「…なら、よかったぁ…」
清夏「それじゃあ、行こっか。手引いてあげる」
手毬「う、うん。行こっ」
少女達はお互いに手を取り合う。
怖がる手毬の手を引く形で清夏が先行し、廊下に出た。
その時だ。
清夏の手が、自分の手を握り返す手に引っ張られた。
清夏「…手毬っちビビりすぎ!何にもないってば———」 - 34二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 17:39:00
清夏「————え」
振り返った少女。
そこには先ほどまで一緒にいた彼女の姿はいない。
あるのは一面が黒でしかない空間と。
自分の手を握る1人の子供。
清夏「え、え?え??」
?「ねぇ」
?「ねぇねぇ」
?「何でさっき あんなの投げてきたの?」
?「ひどいよ」
?「ひどいひどい」
?「痛いよ」
?「熱いよ 染みるよ」
?「塩水 痛いよ」
?「ただ遊びたいだけなのに」
?「お姉ちゃん達と遊びたいだけなのに」
?「お姉ちゃん達で遊びたいだけなのに」
俯いている子供。
古びた女児向けの服。
今にも泣きそうな、幼い女の子の声。
?「どうして」
?「どうしてどうしてどうして」
?「なんで遊んでくれないの?」
?「なんで逃げようとするの?」
?「一緒にお歌を歌おうよ」
?「一緒に踊りを踊ろうよ」
清夏「はあっはあっはあっ」
?「ねぇねぇねぇねぇねぇ」 - 35二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 17:44:32
子供が俯いていた顔を上げる。
その顔は、口角を歪ませこれ以上ないほどの不気味さで笑っている。 - 36二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 17:45:31
?「何で、お前達で遊ばせてくれないの?????」
- 37二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 17:49:09
その顔は、火傷によってぐずぐずになった傷と、大きな切り傷から血まみれになっている。
瞼が開き切った眼球が、瞳孔の開き切った瞳が、清夏の血の気が引いた真っ青な顔を鏡のように映していた。
清夏「い、いや…!いや……っ!!!」
?「ねぇ、遊んでよ【遊ばせろよ】お姉ちゃん【お前で】」
清夏「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 - 38二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 21:11:50
手毬「清夏!清夏っ!」
リーリヤ「清夏ちゃんっ!!起きてっ!!」
学P「えぇ、発見しました。呼吸はしていますが意識がはっきりとしていません。直ちに救急車の手配を…」
清夏「ん、ぐ……」
手毬「…っ!清夏ぁ!」
リーリヤ「清夏ちゃん!よかった、起きてくれたぁ……!」
清夏「ん、ここは…手毬っちに、リーリヤ…?」
学P「…!意識が戻ったみたいです!はい、ですが救急車はキャンセルせずに」
清夏「Pっちも…みんなどうしたの…?」
手毬「どうしたじゃないよ!急に、急に消えて!!どれだけ心配したか……!」
清夏「え、と。確か最後に、教室出たら真っ暗になって、子供が手を掴んでて……?……!」
リーリヤ「ど、どうしたの清夏ちゃん……!え、なに、それ?」
手毬「わ、私のと同じ…」
清夏「……夢じゃなかったか〜」
手毬「…さっき起こったこと、全部現実だよ。床が壊れてたり、お面が落ちてたり、線があちこちに書かれてたり。そのまんまだった」
清夏「そっか〜……参ったなぁ…」 - 39二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 21:23:25
学P「…この学園のすぐ近くにある横断歩道。あそこで通り魔事件があった、という話があります」
清夏「…?Pっち…?」
学P「大分昔の話です。初星学園がまだなかった頃だと思います。小学校低学年の女児が切り付けられたそうなんです。痛いは酷い有様だったようですね。顔を深く切り付けられていたそうです」
清夏「あ、それって、あの時の…」
学P「…やはりそうなんですか、この辺りで起きた殺人事件はこれだけでしたのでかなり当てずっぽうでしたが。羨ましくなったのかもしれませんね。アイドルとして輝く皆さんのことを。まだ遊び盛りの子供でしょうから、その内念が強くなり今回の件に至った……のかもしれません」
手毬、清夏「……」
学P「救急車が来たようです。紫雲さんは救急車に。月村さんも俺と一緒に病院に行きましょう」 - 40二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 21:31:53
あの後、あたし達は病院で検査を受けた。
私は少しだけ経過観察、手毬っちの手首は骨折ではないけど、少しだけ様子を見ろとのことだった。
病院の検査が終わって翌日、あたし達はお祓いを受け、学校も改めて清められた。
横断歩道あたりもお祓いしようって話もあった。
許してはいけないことだとは思うし、当然あたし達も許そうとはしない。
でも、もしあの子がアイドルに憧れを持ってこんなことをしたのなら。
そう思うと少し寂しい気がした。
清夏「やろっか、手毬っち」
手毬「…遅れ、取らないでよね」
清夏「手首はどう?」
手毬「舐めないで、もう充分動かせる」
清夏「ならよかった!」
手毬「…清夏も、大丈夫なの?」
清夏「…!ん!もちのろん!」
手毬「…ならさっさとやるよ!レッスン中にぐだぐだするのは嫌いなの!」
清夏「はいはーい」
今日もあたし達は踊る。
あの子でさえも、見るのに夢中になる熱烈な踊りになるように。
【完】 - 41二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 21:32:40
今回はこれで終わり、待っててくれたみんなありがとうねー!
- 42二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 21:37:52
乙 面白かった
- 43二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 21:39:31
前回よりは怖くなかったかも、次回やる時はもっと怖いのになるようにしないとな…
- 44二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 21:42:24
あの、今回のも充分すぎるほど怖かったんですが…!
- 45二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 23:43:52
というか途中、なんか藤田さんにされてたのおもろかった
- 46二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 01:10:30
ホラー話大好物だから次も期待
- 47二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 03:55:19
夜中に読むもんじゃないわ背筋ぞっとしたわ………
正直今回の方が怖かったんですけどーっ!? - 48二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 09:26:18
そう言ってくれると嬉しいね☺️
- 49二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 15:57:43
何を見たりしてたらこんなの書けるんだよ
- 50二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 17:47:53
- 51二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 17:56:49
真逆の物が出力されてるんですけど...
- 52二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 18:13:27
笑いと恐怖は紙一重よ
- 53二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 18:16:21
笑ってはいけない学マス…
- 54二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 22:33:38
- 55二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 10:28:43
失礼な!