- 1二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:36:02
藤丸「別にいいけど、何かあった?」
バー「いや最近顔色悪いなーと思いまして」
藤丸「そう?まあ最近バイトに勉強に執筆活動もあって忙しかったからあんま休んでないかも」
バー「それで、その、ご飯でも作ってあげようかな~なんて思って」
藤丸「いや流石に悪いよ、後輩にご飯作ってもらうなんて」
バー「いいじゃないですかー!どうせカップ麺かインスタント食品でしょ?可愛い後輩の手料理なんて男子の憧れですよ!」
藤丸「う~~~ん・・・じゃあお願いしちゃおうかな?費用は俺が出すから」
バー「(作戦成功っ!)じゃあ決まりですね!一旦家に帰ってから行きますので」
藤丸「分かったよ。週末だし家泊まってく?一応来客用の布団あるけど?」
バー「ふぇぇぇっ!い、いいんですか?そんなことして!」
藤丸「夜1人で帰らすのも危険だし、バーヴァンシーさんがよければだけど」
バー「だ、大丈夫です!不束者ですが、よろしくお願いします!」
藤丸「(言葉のチョイスがおかしい気がするけどまあいっか)気にしないで、リカルドとか折田さんとかたまに泊まってく時あるから」
バー「・・・タラシかよ、この先輩」
藤丸「何で!!」 - 2二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:37:19
- 3二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:37:58
たて乙ー
- 4二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:38:23
なんとなくのキャラクター設定
藤丸(2年):文芸部部長。一人暮らし。ファミレスでバイトしてる。
特にバーヴァンシーや折田さんの好意に気付いてる様子無し。
バーヴァンシー(1年):文芸部部員。藤丸とあわよくば男女の関係になりたいが中々手が出せない。
料理はそこそこ出来て、藤丸によくお弁当を作ってくる。可愛い。
折田(2年):藤丸のクラスメイト。ツンデレ。藤丸に脈あり。
料理はプロ級(特にお菓子作り)で、こちらもよくお弁当を作ってくる。
マリー会長(2年):文武両道、人柄も良く皆に好かれる完璧な生徒会長だが本性は毒舌キャラ。
暇つぶしに文芸部に遊びに来て藤丸で遊ぶのが趣味。
安藤リカルド(2年):藤丸のクラスメイト。
バーヴァンシー、折田さんの好意は何となく察している。
刑部姫子:藤丸のクラスメイト。オタク。
リカルドとの関係は本人曰くただの友達。
なぎこ先生:文芸部顧問。ムチャブリだらけに見えてちゃんと生徒に寄り添ってくれるいい教師。
担当科目は国語。部員の書いた小説の添削はガチ目に厳しい。
紫式部さん:図書室で司書をしている。ドジッ子属性の疑いあり。 - 5二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:38:54
モルガン:バーヴァンシーの母。
言葉足らずといらぬ気遣いでバーヴァンシーを振り回すこと多々あり。
ハベトロット:モルガンの家に居候する同僚。
裁縫が得意でバーヴァンシーの服を仕立ててあげることも。
ひびき&千鍵(2年・他校):藤丸のバイト先の同僚。
ぽわぽわしているひびきと藤丸に千鍵がツッコむのは最早恒例行事。
ジャンヌ(2年・他校):折田さんの従姉。清楚に見えてかなりのゴリラとのこと(折田さん談)。 - 6二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:39:12
モブ子(1年):バーヴァンシーのクラスメイトのやべー女。ビジュアル不明。彼氏持ち。
藤丸とバーヴァンシーのイチャイチャを見るために日夜暗躍するやべー女。
モブ彼(1年):モブ子の彼氏。ビジュアル不明。生徒会役員。 - 7二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:52:07
待ってました!
- 8二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 21:53:09
バー「ちなみに先輩、ツンデレ先輩が泊まった時はどうだったんですか?まさかこう、えっちな展開に・・・」
藤丸「え?普通にご飯食べて夜通し遊んだよ」
バー「何かもう嫉妬する気も起きないですね・・・」 - 9二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:08:58
バーヴァンシーと折田さん両方とも結ばれて欲しい
- 10二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:29:20
気になる男子の家泊まりに行くとかモルガン赤飯炊いて喜んじゃうぞ
- 11二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:35:34
モブ子「そうなったら良いんですけどねぇ」
モルガン「おや、何か問題が?」
モブ子「以前折田先輩が泊まりに行ったらしいんですけど。あの二人一緒にご飯食べて夜通し遊んだだけらしくて、アハーンな展開にならなかったそうで」
モルガン「我が娘もそうなると?…………換気口から催淫剤のお香でも焚きましょうか?」
モブ子「せめてトリ子さんに渡して自分から持っていかせましょうよ。「自分の親が先輩と自分の合意なき性行為に走らせた」となったら人間不信になって家での原因になりかねませんよ」
モルガン「……………………そうですか」
モブ子「あ、落ち込んだ」
- 12二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:37:07
- 13二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 22:39:20
元エロゲーの全年齢版を買ってきて興味を示すように遊んだ可能性。なおぐだは気付かない……
- 14二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 23:04:50
藤丸「(今更だけど、年下の女の子を1日家に泊めるってかなりヤバいのでは?)バーヴァンシーさん、せっかくだし他にも」
バー「他にも声かけて皆呼ぼうって言うなら、先輩の家漁ってエッチな本とか黒歴史ノート探し出して会長に提出しますけどいいですか?」
藤丸「・・・勘弁して下さい(がくがくがくがく!!)」
バー「自分で言ってなんですけど大丈夫ですか??ビックリするくらい震えてますけど!」 - 15二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 23:24:53
物書きにとって黒歴史ノートを掘り起こされるのは尊厳の陵辱にして処刑と同等だからな…
- 16二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 23:38:04
マリー「ふ~ふふ~ん♪今日は~久しぶりの~外食巡り~♪」
からんからん!
マリー「あら?」
モブ彼「………………」
マリー(彼は確か生徒会の庶務よね。なんでこんな所に……ま、どうせつまらないし、精々ここで無駄に時間でも)
店員「お待たせしました。シナモンたっぷりアップルパイとロイヤルミルクティーです」
モブ彼「ありがとうございます」
マリー「ええ!?」(あれは私が頼もうと思っていた、この店の人気メニュー!まさか彼も……いえ、まさか……偶然よ偶然)
マリー「喫茶店でゆっくりした後にラーメン屋で背徳飯をするなんて悪よね。(ガラガラ……!)ええ!?」
モブ彼「…………」
マリー(また一緒!?あり得ないわ!二回連続で食事が重なるなんて……いえ、まだよ。、まだまだ。二回連続で当たるなんて、可能性としてはまだまだある方)
店員「ご注文は?」
マリー「えぇ……っと。麺固め、油抜き、野菜ニンニク増し増しで」
店員「お待たせしました!醤油ラーメンの麺固め、油抜き、野菜ニンニク増し増しです」
マリー(ま、また私と同じメニュー!?)
マリー&モブ彼『ビッグマックセット。ドリンクはコーラで』
マリー&モブ彼『豚カツ串としいたけ串、牛カツ串で』
マリー&モブ彼『バニラアイスクリーム』
マリー(この人、ここまで被ってようやく分かった。舌が合うのよ!私と!!)
その後、同じ銭湯に男女で別れて入り。就寝、互いの自宅。そして翌朝。 - 17二次元好きの匿名さん25/01/14(火) 23:47:36
カッ……カッ……!
マリー(やはり来たのね。貴男も。この早朝海鮮丼屋に……!!)
がらがら……がたた。
マリー「ふふ。さあて、頼むとしたらやっぱり」
マリー&モブ彼『ネギトロ丼、ネギ多めで。あと豆板醤とウズラの卵』
マリー(…………って、えええええ!?)
どん!
マリー「……な、流れで頼んでしまったけど、大丈夫なのこれ?」チラ
モブ彼「?…………」コク
マリー「…………ままよ!」がし!かちゃかちゃ!ぱくっ!!
マリー「!!?お、美味しい……!!」
モブ彼「良かった。マリー会長なら気に入ってくれると思いました」
マリー「…………負けたわ。この私よりも優れた一点があったなんて。ねえ、良かったら」ガラガラ
モブ子「おっはよー!やっとデートだねー!」
モブ彼「毎度ごめんね。大事な日の前日と当日朝はこうやってないと調子が崩れるからさ」
モブ子「そうやって大事な日として禊ぎをしてくれてるんだから、怒ったりしないから安心して……あれ?マリー会長いた?」
モブ彼「うん。そこに……あれ?いない。どうしていたのが分かったの?」
モブ子「貴男の体臭に昨日のご飯と会長の臭いが染みてたから」
モブ彼「君グルメバトル漫画の主人公みたいな嗅覚してるね」
翌日
マリー「はぁ~……ショックねぇ……藤丸君がモテることを知った時以来の衝撃かしら。やっぱり私にはちゃんとした男性とのお付き合いなんて……」
モブ子「あ!マリー会長!お疲れさまです!」
マリー「あらモブ子さん。ごきげんよう」
モブ子「ごきげんよう。会長、実は私の彼氏から伝言が」
マリー「伝言?」
モブ彼<今回はいつも以上に楽しかったです。また機会があれば是非>
モブ子「とのことです。…………私の彼氏ですけど、入れてくれるんなら。逆ハー、狙ってみます?」
マリー「結構よ!!…………まあ、食事に関してはその時次第でよろしくと伝えておいて」
マリー(また重なり合う時が楽しみね……なんて何考えてるんだか)
- 18二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 07:31:18
(藤丸の家に行く前にスーパーに寄ってく2人)
バー「先輩、何か希望はありますか?出来るだけ協力しますけど」
藤丸「バーヴァンシーさんの手料理なら何でも嬉しいよ!」
バー「またそうゆことを・・・じゃあ色々買ってきましょう。どうせ冷蔵庫の中もろくに無いでしょうし」
藤丸「おっしゃる通りです・・・」
バー「後せっかくですし、」(ぎゅっ)
(腕に抱き着くバーヴァンシー)
藤丸「・・・どうしたの?」
バー「こうした方が何かカップルみたいで嬉しいかな~って。可愛い後輩からのサービスです。」
藤丸「流石にちょっと恥ずかしいかな~~」
バー「(い、勢いに任せてやっちゃったけど、私の方が恥ずかしいかも・・・)」 - 19二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 12:12:54
周りから見たらただのカップルなのよ
- 20二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 18:44:54
保守
- 21二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 18:49:45
藤丸「あ、そうだ。せっかくならこういうの作ってみない?」山と入った唐辛子の袋
トリ子「…………何を作らせようと?」
藤丸「『辣子鶏<ラーズージー>』って中華料理なんだって。唐辛子を大量に使った鶏肉料理。前に食べたんだけどすっごく辛くってさー」
トリ子「あれ?先輩そういう凝った料理出来ましたっけ?」
藤丸「いや、バイト先の常連の女の子が辛いもの大好きで、よくお店に差し入れしてくれるんだ。まあ加減を間違えて辛くし過ぎてぶっ倒れちゃう人もいるけど」
トリ子「へー、バイト先のお客さんからも差し入れ貰っちゃうんですかー。先輩はモテますねー」ズゴゴゴゴゴ!!!
藤丸「あれ?何かミスった?」
- 22二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 23:12:24
ピロリン♪
バー「あっ、モブ子から……っ!?」
モブ子『メニューに困っているなら女体盛りという手も』ブチッ!!
藤丸「モブ子さんなんだって?」
バー「なんでもありませんよ」
ピロリン♪
モブ子『変に本気を出さずにお鍋という手もあるよ。いくつかレシピを入れときますね』
バー「そっちを先に言えおバカ!!」
藤丸「バ、バーヴァン・シーさん?」