- 1二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 07:43:11
- 2二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 07:50:07
誰か読んでくれると嬉しいなと思ってちょっと書きます
まず私はワートリのオタクなんだけど、六年生VS天鬼戦で全体を俯瞰して状況判断できるレンジの仙蔵が居るのすごい大きかったなと思った。六年生は基本戦闘が近距離で接敵が必要不可欠なメンバーが多い(潮江、食満、七松)上に、ある程度距離を詰める必要がある中在家(縄鏢?のレンジには限界がある)に伊作の乱定剣もノータイムでできる攻撃じゃない(投げるものを集める時間がいる)って中で、ある程度レンジがあって戦況をコントロールする手がある仙蔵がみんなを撤退させたの英断だと思う。
ワートリならここにオペレーターいて、天鬼の動きマークして伝えてくれるんだろうけど、それがいないとなると現場指揮官が情報を出す必要があって、その人が接近戦だと得られる情報が少ない(物理的に視野が狭くなって味方の動きを追いかけられない)から、現場指揮官にレンジ持ちが入るの必然だなって。逆に、武器のレンジ関係なく戦況俯瞰できる人はかなり強い描写されてると思った。(雑渡、伝蔵、土井) - 3二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 07:59:41
他作品と比較しながらバトル描写を咀嚼していくのは新鮮な観点でいいね
続けてくれ - 4二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 08:07:01
ありがとう〜!
実際にワートリでも現場指揮官は中距離レンジが多い。多分これが実際に戦況を判断するのに適切な距離なんだろうな、って思うし、六年と五年の差はレンジ持ちの場数踏んだ現場指揮官の存在の差もあるのかな、と思う。動きが連携できるか出来ないかで近距離戦の勝敗ってだいぶ変わるなと思うし(ワートリだと風間隊と東隊見たら思う)
それを考えると単騎で三人撃破した雑渡さんは本当にすごい。一対三で撃破したのは一重に利吉、若王寺、桜木の連携が近距離戦に偏ってた(ここに狙撃手?この時代だと鉄砲隊?とかいたら話変わってると思う)のと雑渡さんの判断が適切すぎたのと目的達成の為の通過点としか認識してなかったから必死になってなかった所もあると思う。場数と俯瞰した目線の差が出てるんだなって思った。
あと、情報のコントロールが必要な軍事組織って階級によって得られる情報を制限してる(ワートリなら上層部、A級トップ、他A級、B級)んだけど、それを破った尊奈門は組織的にダメ。だから雑渡さん怒るの分かるし、迷惑被った人の前で怒ってるのちゃんと隊長だなと思った。 - 5二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 08:16:49
それから、教育組織としての忍術学園って本当によくできたシステムだなと思った。基礎的な教練を担うのが大人で、あとは学校内の対抗戦や大人の監視下の任務(あまり傷つかないのはギャグ補正かもだけど)で場数をとにかく踏めるってのは、学園というシステムの中でしか得られない場数の踏み方だと思う。
委員会制度でも右も左も分からない下級生にも分かるように指示を出すっていうの伝令力を鍛えるには凄くいいと思うし、委員会という小さなグループの中でも情報の出し方とか情報を使ってコントロールする術を学べるの大事だし、小隊率いるのに必要な訓練させてもらってるんだなぁと思った。
特に今回の映画だと下級生は土井先生失踪の事実を知らないまま終わってて、それを当然のように知らせていない六年生は判断も適切だし、経験が活きたんだな、よくやってるなと思った。手負いの身でも行くと譲らないのは恩師のためもあるだろうけど、それだけ上の者の自負があるんだろうとも思えた。それを思えば思うほど土井先生が見つかって嬉しかったんだろうな、見つかったあの瞬間ただの生徒に戻ったんだろうなと思えるのが切ない。六年間お世話になった先生だから時間の重さがそうさせたと思うと潮江の「あんた」呼びで胸がギュッとなった。 - 6二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 09:21:38
また夕方に続き書きます
需要あれば保守してくれると嬉しい - 7二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 09:53:12
ワートリも忍たまも好きだから気になる
- 8二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 10:13:11
- 9二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 10:18:29
保守!
続き楽しみにしてます! - 10二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 10:19:42
初見さんちらほら増えて嬉しい
- 11二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 10:22:11
クロスオーバーの部分があるから次やる時はスレタイにクロスオーバー注意と書いた方が良いぞ
- 12二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 12:10:24
利吉さんは火縄銃の名手(狙撃手レベル)だけど今回は短刀だったのは、まあストーリーの都合もあるのかなと思ってる
- 13二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 12:29:51
あんな冷徹な判断する人がこんなに可愛いんだって思ってほんとに衝撃だったこの話
- 14二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 12:30:10
- 15二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 12:40:07
何となく一年生の頃の仙蔵は兵太夫や伝七みたいに生意気でツンとした感じの子だと思ってたから、むしろちょっと気が弱そうで眉を下げて笑うタイプの子だったのは衝撃だった
- 16二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 12:41:17
スレ主の普段のジャンルを参考に感想述べてるだけだし言うほどクロスオーバーかな?とは思うが、気になる人は気になるかもね
まあむやみにツンツンせずに行こうや - 17二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 13:02:11
ワートリの民の戦術解説助かる
- 18二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 18:00:53
続き書いてきます
保守ありがとう!
あと記憶があやふやで間違っていたら申し訳ないのだけれど、今回天鬼と敵対した忍術学園は多分忍術学園のテリトリーで戦ってないよね?
六年生VS天鬼戦は露骨だったから確信をもてるのだけど、天鬼は全員を見下ろせる上から、六年生は戦うフィールドを把握出来ない下からの対戦になってて、遮蔽物の多いフィールドだとどうしても目から得られる情報が少ない。そこで常に六年生と比べて高い場所に天鬼がいたのさすがだなと思った。あの戦いは天鬼の方が得られる情報が常に多い状態だった辺りにレベルの差を感じた。
そして、戦場の選び方に加え時間の選び方も流石だったのが雑渡さんだった印象。
利吉さん火縄銃の名手とさっき知ったから余計に思うのだけど、狙撃手はワンショットワンキルが王道。特に数の力を使って面で圧力をかける鉄砲隊じゃないならなおのこと、ワンショットで敵を仕留めるのが常道なんだよね。そうじゃなきゃ、射線を遡って敵に居場所がバレるから。逆に言うと、ワンショットワンキル出来ないところで撃つのは無謀でしかない。しかも敵と味方が接近戦してる上に暗くて敵の居場所が掴みづらい中で撃つのは本当に無理だと思う。
雑渡さんは遮蔽物の多い森を夜に通ることで利吉さんの選択肢から火縄銃を消したのさすがだなと思う。もちろん、この道を読んでたであろう利吉さんも流石なんだけど、多分森に入った時点で相手の上手を察してたんじゃないかなぁ、とは思う。 - 19二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 18:14:15
あと撤退判断しかり、話し合いでの立ち回りしかり、我らいつでも行けますって返事だったりで、仙蔵が参謀役なんだなと思った。それから、文次郎が話し合いで嫌われ役買って出たであろうところを見ると、六年い組が判断系統の上位なんだろうなって予測は着く。
忍術学園って先生が居なくても自発的に動くように躾られてるんだなとそこから改めて思った。学年順に指示系統があって、その上にい組ろ組は組の指示系統があるなら、判断のトップは六年い組になる。緊急時、忍術学園の忍たま全体の意思決定をするのが仙蔵と文次郎なんだと思うとこの2人強烈な自負心に晒されてるんだろうなってなる。
自負心をエンジンに身体を動かすのが六年い組、というか。だから非常な判断を伝えるのは大前提で伝え方相談したんだろうな、ってなってしまったな、話し合いのシーン。 - 20二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 18:21:09
それから、今にも天鬼がきり丸に斬り掛かろうとするシーンで長次が居たところが天鬼に近い順に確か仙蔵、長次、文次郎、小平太で、その位置なら天鬼がきり丸を斬るくらいなら自分が斬られるつもりで窓枠を外そうとしてたんじゃないかなってなっちゃった。
己の身の内に鬼を飼っていても優しく導いてくれた土井が我が身を投影して可愛がっているきり丸を斬ってしまったなら、土井の心にどんな傷が着くか分からない長次じゃないんだろうな、というのは随所に感じられるし、きり丸が斬られるくらいなら自分が斬られる位のつもりじゃなかったのかな、って。確か、土井先生に戻った時に長次泣いてたよね?顔の傷の痛みを押して泣き叫ぶ時に、土井先生への想いと同時にきり丸のことを想っていたであろうのは分かるし、愛情深い人なんだなって思った。
で、そんな長次のことを分かってるから目を逸らした小平太が辛かったな、って。確か目を逸らしてたと思う(距離とってただけかも?)んだけど、小平太が痛々しそうな顔してた気がして、ろ組の絆を悲しい形で感じてしまった。 - 21二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 20:03:05
は組のこと書き忘れてた
留三郎ってあんなに色気あるの?ってなったのがドクタケ兵を背後から脅してたシーンなんだけど、ほんとに留三郎イケメンだなってあのシーンでなった。あと伊作の言う、この程度かすり傷って重いなぁって思った。皆かすり傷なわけないのに、保健委員長がかすり傷って言ったらそうじゃんね、っていう。
六年は組、一年は組の心意気に絆されたり、土井先生のこと案じて現実から目を背けてたり、ほんとに心根が優しい。根が善性すぎるっておもった。そして、そんな子達だから指示系統の上に持っていけないのかななんて思ってシビアさを感じた。
なんやかんや言って少年兵の物語なんだなぁ忍たまってのが終始の感想だったな。望む望まらずに関わらず、彼らは戦いの世に生まれたからには生きるしかなくて、一生懸命に戦うしかないんだけど、それでも暖かな場所と人がこの世にあると思えるのは、世界を信用出来る素敵なことだなと改めて思った。