- 1フォト25/01/15(水) 21:49:31
アルセウスフォンから平行世界に繋がる掲示板です
次スレは>>190を踏んだ方が立ててください
(※原作および他者のキャラを過剰に貶めす行為はご遠慮ください)
(※自キャラの盛るペコは自由です)
(※質問やメタ会話は設定スレで)
(※『その他話題』以外のカテゴリで本スレ及び設定スレを話題に出すのは禁止です)
- 2フォト25/01/15(水) 21:50:17
- 3フォト25/01/15(水) 21:50:40
- 4フォト25/01/15(水) 21:53:00
ほしゅ
- 5坑夫25/01/15(水) 21:54:41
たておつです
- 6フォト25/01/15(水) 21:58:40
10まで
- 7フォト25/01/15(水) 21:59:00
ほしゆ
- 8フォト25/01/15(水) 22:02:28
ほ
- 9フォト25/01/15(水) 22:02:43
しゅ
- 10坑夫25/01/15(水) 22:03:23
保守
- 11ノブ25/01/18(土) 02:28:31
(立て乙)
- 12ノブ25/01/20(月) 08:36:23
- 13フォト25/01/20(月) 08:59:03
- 14グレイ25/01/20(月) 21:34:00
……このままだと、考えなしに体力を消耗して遠からず衰弱してしまいそうですし……今は他にとれる方法がないので決行しますけれど……
もしかするとコトブキムラの皆さまは勘違いされているのかもしれませんが……いくらポケモンという存在に慣れていても、敵意を抱いたポケモンに立ち向かうなんて、よほどの理由がなければしないのに……。せめてコッコちゃんがいてくれたら……
最悪の場合は、ポケモンどころか力ずくになりそうですね。シンジュ団の方もいらっしゃいますし、あまりとりたい手段ではありませんけれど
- 15坑夫25/01/21(火) 01:59:08
色々頼まれごとしたけどやっぱりフワンテが村近くに出るのは不安だ…縁起でもない……
人魂とやらもヒコザルの火だったからよかったけど、夜中ゴーストタイプが村の周りわんさかとうろついてるのはあまりいい気分じゃないね - 16フォト25/01/21(火) 21:14:53
「脱出~♪」『らいちゅ~♪』
【仲睦まじくハイタッチする金髪の少女とアローラライチュウの様子を暫し眺めてから、ノボリがふと口を開いた】
「ラベン博士にお聞きしましたよ。あなたさまは空から落ちてきたと」
「あー…ええまあ、はい。ノボリさんは違うんですか?」
「わたくしは気づけばヒスイ地方という、聞いたこともない場所にいました。名前以外に記憶はなく…立ち尽くしていたところをシンジュ団に救われたのです」
「記憶もなく、たった一人で…大変でしたね」『ちゃあ…』
「そうですね。不幸中の幸いと言いますか、自然とポケモンを手懐けることができましたのでキャプテンに任命されました。ですが…この世界で何をすべきなのでしょう」
「何って、キャプテンの仕事じゃないんですか?」
「いえ…いえ、そうですね。ムダ話でした。では急ぐとしましょう!」 - 17ノブ25/01/22(水) 11:23:56
【火吹き島で暑さに参るカイに団扇を仰ぐ男】
凄い顔ですねカイさん
『あついのきらい…』
しっかりしてくだせぇ…
『もっと仰いでー、というかシノブさんは嬉しそうだね…』
え?そうですか?
えへへへ、プレートが手に入ったもんで…
調査が進んだのもありますけんど、ウォロさんのお役に立てたのが嬉しゅうて嬉しゅうて。
『そうなの?』
大変な時に助けてくれた命の恩人の一人じゃ…それにウォロさんは死んだカシラに雰囲気が似とりますけぇ…せめて今度こそは…
『………』 - 18坑夫25/01/24(金) 00:39:45
赤毛のおねえさん…ヒナツさんいう人が団長さん尋ねにきたけんどもしかして他の問題起きたとか?
にしても店の跡継ぎ問題は割と深刻だね
縁起でもない夢に幽霊の話が続いたからゲン担ぎに髪いじってもらうか - 19フォト25/01/26(日) 00:22:18
「まもなく古代の石切場と呼ばれる場所に到着します。足元と野生のポケモンにお気をつけください」
「はーい!……あ、」『らい?』
【元気よく返事した金髪の少女は、入り口前に仁王立ちしている人影に気づくと眉をつり上げた】
「紫くるくるロン毛!!」
「せっかく片した松明を戻すとはひどくないかい?人の厚意を無にしたのだよ」
「はて、厚意とは?あれでは人が通れません」
「同じキャプテンでも視点が違うね。暗い洞窟を好むポケモンのため、灯りを消してあげたのだよ」
「過激派保護団体みたいなこと言ってるぅ…松明の明かりぐらいなら大丈夫!…のはず!」
「ほらみろ、力強く否定できない時点であなたの一敗だね!ツバキの厚意を無にするような野暮な連中を洞窟キング、マルマインに会わせるわけにいくか!」
「うるせー!!どうせそっちの理屈にも根拠なんてないでしょ!!引き分け引き分け!!でもってそこを通してもらうんだから!!」
「なんて乱暴な論理展開!!いいかい、通りたければボクの相棒を打ち負かしてごらんよ」
「望むところ!!いったれロカくん!!」『いわ~』
「くさい!と言われようともすかすことなくやろうよ、スカタンク!」
「元気な方々ですね」 - 20ノブ25/01/26(日) 05:38:52
【キッサキ神殿で男を見て複雑な顔を見るワサビ】
『うーん』
ワサビさん、どないしました?
『うーん、ノブさん…強く生きてね』
ん? - 21坑夫25/01/28(火) 01:59:31
- 22ノブ25/01/28(火) 10:38:34
- 23フォト25/01/28(火) 13:35:08
- 24ノブ25/01/28(火) 14:25:56
- 25フォト25/01/28(火) 18:04:54
技術や知識が貴重な財産なのは確かだし、この時代ならなおさら価値がありそうだから最初は「そんなもんかな」って思ってたんだよね
値段のつり上げ方がえげつなくてさっさと逃げたけど
誰かまんまと引っかけられてる人がいたらペリーラさんに通報すればいっか
- 26グレイ25/01/28(火) 21:35:19
【黒曜の原野。ぼんぐりが生る木に背をもたれ、少女がぎゅうとなにかを抱きしめている】
「はあ…………。キクイさんはすぐに賛成して、カイさんもグレイシアさんを倒したら納得してくださいましたが……。肝心の、吾が納得していないんですよね……。おかげでシズメダマを作ってから、時間が欲しいと逃げてしまいましたし……。ねえ、どうしよう、コッコちゃん。あなたがいないと、吾は……」
【少女はなにかを抱きしめながら俯き、深く沈みこんだ】
【そこに、重い足音がする】
【ぱっと少女は顔をあげ、先までの憂うつを隠すように表情を取り繕う。ふるりとある一点を振り返った顔が、彼を見つけた】
「……ウォロ、さん?」 - 27フォト25/01/30(木) 20:27:58
「勝った勝った~♪」『いわ~♪』
【ツバキはハイタッチをして喜ぶ金髪の少女とイワークを一瞥し鼻を鳴らした】
「いいかい?ボクも相棒のスカタンクも負けていない」
「は?」『いわぁん?』
「だから改めて挑みますよ。だけどね、ここはスカタンク回復のために引きます」
「じゃあ負けてんじゃん!!」『いわ!!』
「失敬な!これはいわば戦略的撤退…いえ転進!次は油断めされるな」
「あっ待て!逃げるな卑怯者ー!!」『いわー!!』
「…にぎやかな方々ですね」 - 28坑夫25/01/30(木) 23:02:33
- 29ノブ25/02/01(土) 20:05:15
【泉の洞窟にお参りする男】
エムリットさま、ユクシーさま、アグノムさま、異変の際はお世話になりました。
【パンパンと2拍する】
しかし神話や逸話があるポケモンはなんちゅうか生き物って感じがせんのう。 - 30フォト25/02/01(土) 23:43:26
「おお~…」
【四角く切り取られた石のブロックの壁で覆われた洞窟の内部に入り、金髪の少女は感嘆の息を漏らした】
「神殿を造るための石を切りだした場所ですね」
「断面が綺麗。これは人の力だけじゃ無理ですね」
「人とポケモンが力をあわせたのか、それともポケモンだけで切りだしたのか…」
「人とポケモンが力を合わせたんですよ、きっと」
「…そうかもしれませんね。さて、こちらにも野生のポケモンは生息しています。残された石を壁として利用し、ポケモンから隠れるとよいでしょう」
「了解です、隊長!!」
「車掌です」
【ノボリははたと自分の口許に手をやると、軽く頭を振って足を踏み出した】 - 31坑夫25/02/02(日) 23:21:09
うー…あのババ様の考えもおかしかないから何とも言えんね…
ウォロさんはこのあたりにもまわりに来るんか…そうか…
とりあえず野盗だか下罪人だか知らんが盗人をしょっ引きにいかんと - 32フォト25/02/04(火) 08:26:34
「ノボリさん!」
【唐突に現れたウォロにノボリと金髪の少女は目を丸くして顔を見合わせた】
「あなたさまは、確かウォロさま…いかがなされましたか?」
「アナタが記憶を失ったのは時空の裂け目が原因でしょうか?」
「えっ藪から棒に?」
「裂け目は関係ないと思いますが、何も覚えておりません。どこにいたのか、家族がいたのかさえも…兄弟らしき男がいたことは先ほど思い出したのですが。ですのでシルベさまに聞くべきでしょう」
「えっ私?」
「シルベさん!時空の裂け目から落ちる前、何かありましたか?」
「あー…えー…あったような、なかったような…?金色の光とか、見たかも…?」
【ウォロは一瞬灰色の瞳の奥を光らせると、すぐに商人の笑顔を張りつかせた】
「なるほど…ジブンとしては不思議な雷、その源となる 何かがあるのではと考えます」
「な、何かって何ですか?」
「ジブンが調べたところでは大昔にも時空の裂け目が生じたとか。それゆえ名前が伝わっているのですが、裂け目の向こうにはどのような世界が広がっているのか。ジブンの推測としてはシンオウさまの世界…」
「……」 - 33ノブ25/02/04(火) 18:03:54
【コギトの家で報告する男とウォロ】
『ふう…… プレートとやらは集まったのか?』
『ええ、ノブさんは 敏腕の調査隊員ですからね』
へへへ、恐れ入りやす!
【男が照れくさそうに笑う様子を見て満足げに見るウォロ】
『さあ ほかに情報は!? プレートの情報を教えてください!!』
『そうじゃなあ もくざいを3つほど都合してくれぬか?』
『もくざい? もくざいが プレートと関りあるというのか……?』
『いや ノブさん とにかく集めましょう! ジブン 商人ですが あいにく持っておりませんので……』
はいウォロさん!
任せてくだせぇ、もくざい3つを揃えてきやす!
『忠犬じゃのう…』
『もくざい3コ…… どのような秘密があるのでしょう』 - 34フォト25/02/05(水) 15:51:04
「過去に閉じた時空の裂け目はなぜまた開いたのか?何故シルベさんが落ちてきたのか?…わからないことだらけです」
「いや~…私にもさっぱり…」
【金髪の少女がウォロから半歩距離を取るのに入れ替わるようにして、ノボリがわずかに身体をずらした】
「ウォロさま、ぜひとも謎を解き明かしてください。そうすれば荒ぶるキングに怯えるみなさまの心も安らぎます。わたくしはここに生きるみなさまのことを優先しますので」
「ジブンはただの遺跡好き。調査でしたらシルベさんですよ。では、またお会いしましょう!」
【にこやかに去っていくウォロの後ろ姿が見えなくなるのを待ち、少女は深く息を吐いた】 - 35ぷゆち25/02/06(木) 16:05:13
【ギラティナは憎々しげにピンク色のポケモンとウォロを睨み付ける。対するウォロは一瞬忌々しげに額を片手で押さえると不敵に笑った】
「よくもワタクシが巻き込まれるのも構わず神殿で好き勝手暴れてくれましたね。お礼にお前が今一番会いたくないピンク風船を連れてきてやりましたよ」
『ぷりゅり?』
『ビシャアァァァ…!!』
「さて案内はここまでです。後は煮るなり焼くなり…おや?」
『ぷり!!』
【ピンク色のポケモンは出口の前に立ち塞がると身体に引っかけていたポーチをウォロへと押しつけた】
「道具係をやれと?嫌ですが」
『ぷ~り~』
『ビシャーン!!』
「…ちっ」
【譲る気のないピンク色のポケモンと怒り心頭といった様子のギラティナを一瞥し、ウォロはポーチを開いた】
「……ご丁寧にプレートは別の場所に保管してあるんですね」
『ぷゆゆいゆい!!』 - 36坑夫25/02/08(土) 01:58:43
やっぱりここにもああいう手合いはいるんだね
まあそれはともあれ盗まれたもん返したらトントン拍子で話聞いてくれたからこの人はいい人でね
これで赤毛のヒナツさんの悩みも解決できるよ - 37ノブ 25/02/09(日) 07:28:33
いやぁまさか木材の目的がまな板のためじゃったとは…。
しかし、残り一枚になった途端、ウォロの兄さんの様子が変わった気がする…何事もないといいんじゃが… - 38グレイ25/02/09(日) 11:17:21
「エラさん!奇遇ですね、ここ黒曜の原野のキングを鎮めると聞いていましたが?」
「……どう、されましたか。ここはコトブキムラも近く……行商には向かないと思いますが……」
【警戒からか自身を抱きしめるようにして、少女は長身の男を見上げる】
【先までの憂うつの余韻は既になく、しかし苦手な人間に相対したときのように表情を曇らせた】
「いえいえ。このように周囲から隠れる場所は動けなくなっても救援を呼べませんから、意識的に見ることも重要ですよ?」
「……そう、ですか。それで、どうして?」
「ええ、どうやらジブン、エラさんに怖がられている様子。ですのでもっと仲良くできたらと思いまして」
「……その。吾(わたし)は、大きい人も、大きいポケモンも、少し苦手ですので……ウォロさんが、なにか特別というわけでは……」
【弾まない会話が続いていく】
- 39フォト25/02/10(月) 21:19:27
【まっすぐに切り立った崖の前でノボリが立ち止まった。少女がぽかんと口を開けて上を見上げる】
「うへー…まさかとは思うんですけど、この上に?」
「その通り。マルマインのいる迎月の戦場へはここを越えていかねばなりません。この崖、人が登ることはかなわないでしょうがオオニューラの力を借りればたやすく登ることも可能です。まるで秘伝技…ロッククライムのように」
「ひでんわざ?」
「はて…?ヒスイにそのようなものは存在しません。何かを…思い出せそうです」
「パルデアとレンティルにも無かったかも」
「ふむ…?パルデアという地名に聞き覚えはあるような気はしますが…」
「近くの地方にいたのかもしれませんね」
【ノボリは暫し瞑目した後、目を開いて少女へと向き直った】
「ヒスイ地方にやってくる前のわたくしは何者だったのか?あなたさまとポケモン勝負をすれば何か思い出せるやも…」
「ふぇっ」
「シルベさま!わたくしとお手合わせ願えますでしょうか?」
「うえええええん」 - 40グレイ25/02/10(月) 21:36:45
ううん……
どうして、ウォロさんは吾に話しかけてくるのでしょう……弾まない会話って、大抵の方は嫌がるのですが……
…………いえ。方向性は違いますが……いつまでもこうしているわけにもいきませんし、行かなくては
せめて直接会わないことには、本当にどうすればいいのかもわかりませんから - 41フォト25/02/12(水) 18:50:02
「ブラボー!!スーパーブラボー!!あなたさまはその実力で勝利という目的地にみごと到着なさいました!」
「ふぁ~…なんとか勝てた…」『ちゃ~』
【ノボリは深く息を吐く金髪の少女をじっと見据えた】
「シルベさまはバトルが苦手のようですが、そう卑下する必要は無いようにわたくしには感じられます。最低限の知識はついているようですし」
「そ、そうですかね…」
「仮に苦手意識があったとしても、バトルの際は堂々と振る舞った方がよろしいでしょう。トレーナーの動揺がポケモンにも伝わってしまいますので」
「それは…そうかもしれませんね。わかりました」
「ついでに言わせていただくと、ライチュウはそれ以上体重を増やしては良くないとわたくしの中の何かが告げております。もう少し運動させた方がよろしいかと」
「ぎくっ」『らいちゅ~!?』 - 42フォト25/02/13(木) 22:04:03
「ま、まあまだセーフだから…これ以上太…体重増やさないように頑張ろうね、ほっぺちゃん」
『ちゃ~…』
「うーん、かわいそうだけどしょんぼりしてても可愛い…」
「それではオオニューラを呼びましょう」
【ノボリの笛の音に導かれ、崖の上からやってきた鋭い爪のポケモンに金髪の少女が歓声を上げた】
「かっこいい!マニューラの系統ですかね?」
「おっしゃる通り。さあ、あなたさまの奏でる旋律をオオニューラに聴かせてあげてください」
「了解です!」 - 43ノブ25/02/15(土) 03:10:44
『ノブさん こちらですよ…… ディアルガ パルキアの像と比べ 遠く離れた場所に 壊されたまま置かれた像…… なにを表しているか わかりますか……?』
いやぁ…さっぱり…
『ほう? ディアルガ パルキアに 打ち勝った最強のポケモン使いでも 知らぬことがあるのですか』
『壊され 朽ちた像は ディアルガ パルキアと同格にして 追放されたというポケモン ギラティナを模したもの! 暴れ者ゆえ 世界の裏側に潜んでいましたが いつかアルセウスに 牙をむこうとした存在のようです 』
流石、ウォロの兄さん!物知りじゃのう。
それでそれで?
【はしゃぐ男を見て満足気な顔をするウォロ】
『もし ギラティナなるポケモンが アルセウスに挑むとしたら どこに姿をみせるでしょうか!?』
シンオウ神殿でしょうか?
『そうです! 天に近い場所 そして 時空の裂け目が生じた場所です! 』 - 44ノブ25/02/15(土) 03:10:59
『……フフフ ……ハハハハ! 』
ウォロの兄さん?何がおかしいんですか?
『いやあ 世界の秘密に 近づいているのでは? という 高揚がジブンを饒舌にします』
『ジブン 幼きころより つらいことや 悲しいことがあると なぜこんな目にあうのかと ひたすら考えたものです まあ みなさんそうですよね』
……………。
『それで ジブンは 自らの好奇心 向上心に 忠実であることを選びました 強く興味をひかれたのは 神話 歴史 遺跡などです なぜなら それらを調べることで 世界の成り立ちがわかれば よりよい世界の創造も可能では? といったことを夢想しましてね 』
すごいです!
『え?』
ワシ、学がないですけぇ難しいことはよく分かりやせんけどウォロの兄さんには立派な考えがあるんですね。
『ふふふ、そうですね。さて 世界の裏側がみつかれば…… 荒ぶる神の子と出会えれば…… シンオウさまのことも なにかわかるやもしれませんね! さあ いま一度 テンガン山 シンオウ神殿に向かうとしましょう! ディアルガ パルキアが 裂け目より現れたことにより なにかプレートに関するものも 出現しているかもしれません!』
はい!!
- 45フォト25/02/16(日) 11:33:38
【金髪の少女の笛の音色に応えて鳴くオオニューラを見届け、ノボリは頷いた】
「さてと、わたくしの案内はここまでとなります。オオニューラとともに崖を昇り山の上にいるキングを鎮めてください」
「えっ」
「何か問題がございますか?」
「あ、いえいえなんでもないです。ありがとうございました!」
「わたくしはコトブキムラに戻りますので、数々の試練をくださったツバキさまによろしくお伝えいただければ。では、出発進行!」
【去っていくノボリの後ろ姿を見送りながら、少女はぽつりと呟いた】
「なんか、勝手に最後までついてきてくれるもんだと思ってたよ~…ちょっと心細いかも」
『らいちゅ!』『くぽ!!』
「うん…そうだね。頼りにしてるよ、みんな」 - 46フォト25/02/17(月) 20:36:09
【しょんぼりと俯くドーミラーの写真】
あらどうしたの~ 元気ないねえ
何か困ってるのかな? - 47坑夫25/02/18(火) 01:17:39
ガチグマさん暴れてた理由がバサギリさんと違うみたいだとか
なんか記号みたいなポケモンが知らない間に張り付いているわ
時空の歪みとやらで物拾いしてたら集中攻撃受けて死にかけるわ
立て続けにわかるわ状況変わるわでさんざんだね
それじゃ事の真相聞くためにも探しに行きますか - 48フォト25/02/19(水) 18:18:14
【仲良く並んで浮いている2匹のドーミラーの写真】
お友達が心配だったんだね~
よかったよかった - 49ノブ25/02/21(金) 14:27:15
『神殿も壊れ…… まるで槍の柱ですね…… 』
ギラティナはおらんようですね?どこにいるんじゃろ?
『ふふふ。ははは、あはははは!!』
ウォロの兄さん?どうかしたんですけぇ!?
『ははは!いや 失礼! そうですね、どうかしているのは ワタクシですね。しかし、こうも馬鹿とは…』
ウォロさん?
『茶番は終わせて ワタクシ ウォロの 本当の目的をお話しすべきですね』
茶番?なにを?
『ワタクシは アルセウスの存在を確信したときから どうすればアルセウスに会えるのか それだけを考えておりました アルセウスに挑もうとした ギラティナを探しだし 時空の裂け目を開けさせたのも その一つ 壁画に残されていたように 全なる神の欠片を アナタに集めさせるのも その一つ 』
兄さん、何を言うとるんですか?
【困惑する男を無視して話を進めるウォロ】
『神の欠片たる プレートは18枚…… アナタが持っているのは17枚 では あと1枚は……? 』
『ここに在る!』 - 50フォト25/02/22(土) 01:50:39
迎月の戦場らしい入り口が見えたけど…なんか紫色のくるくるロン毛の人が立ちはだかってるねー やだやだ
行くしかないか - 51グレイ25/02/22(土) 07:09:25
改めて、巨木の戦場に参りました
……本当に大きな木。今からキングのポケモンさんを鎮めるんですね
ああ、こわい。怖いな。やりたくない。でも、やらなければいけないし、きっとやるべきことでもあるんですよね。違いなんて、わからないけれど
森キング。バサギリ。キャプテンの名をキクイ。舞台を巨木の戦場。……誰も傷つかずに済むのなら、それが一番いいのだから
あ、あの……あまり、人のことを信じすぎない方が……
信じることは、その、基本的には良いことだと思いますけれど、人間って、盲目的だったり、一途になったり、そうでなくても衝動的に、簡単に人のことを改造できるものですから……
- 52ノブ25/02/22(土) 07:52:39
【ウォロが男にプレートを突きつける 】
『 さあ 集めたプレートをよこしなさい ワタクシがすべてのプレートを揃えます』
は、話がみえんです…アルセウスに会いたいなら一緒に調査したらええじゃないですか!
『アナタはアルセウスに会うという価値をわかっていませんね。そこによそ者のあなたがいる余地はないのですよ。ワタクシは アルセウスに会いたいという 好奇心を抑えることなどできない! 』
『アルセウスと会うことができ さらには従えることができたならば よりよい世界を創造できるか試す! 』
『もっとも世界を あらためて創造するなら ヒスイ地方は 一瞬にして無となる 』
え…
『全知全能の存在ですからね。アナタも アナタの知る人やポケモンも 存在しなかったことになるでしょう! 』
そんなこと…正気ですかにいさん!!『正気ですとも!!』
『世界が消えるのを止めるなら ワタクシと戦え! もっとも アナタにその気がなくても プレートを奪うため挑みますがね』
【ウォロはミカルゲを繰り出した】
- 53ノブ25/02/22(土) 08:38:52
- 54フォト25/02/23(日) 22:49:20
「たのもー!!」
「ようこそ!マルマインのキング場、迎月の戦場に」
「月を迎える、かー…こんな状況じゃなければ素敵そうな場所なんだけどね」
【金髪の少女はツバキの体越しに見える祭場の様子を見てため息をついた】
「ほう、ウマのホネにしてはお目が高い。…実のところ、あなたの妨害をしたもののたどりついてほしい気持ちもあり…人は矛盾を抱えてこそ成長するのかもしれない」
「なにそれ新手のツンデレ?じゃあ矛盾ついでにそこ通してよ」
「そうはいかないよ!このツバキ、コンゴウ団の一員として生まれてきたからにはシンオウさまを喜ばせたい!さあ、キングを守りたいというボクを倒せると思うなら胸を貸そう!」
「その言葉、そっくりそのまま返してやろうかな!いくよーロカくん!!」『いぃわぁ!!』
「くさい!と言われようともすかすことなくやろうよ、スカタンクども!」 - 55坑夫25/02/25(火) 01:27:42
ヒナツさん、管理責任者として責任感じてたんだね
どっちの団体にもちゃんと仕事に取り組む人がいるってはっきりわかってよかったべさ
それじゃ俺も仕事としてその手伝いをしに行くかね
それにしても道がちゃんとしてない分ここではポケモンに乗って移動できると楽でいいね
泥ば足を取られるし、石だの毒液だの投げてくるポケモン避けんと危険だからね - 56フォト25/02/26(水) 17:21:41
【金髪の少女がイワークに労いの声をかけながら手当てをしている。悔しそうに歯噛みしていたツバキは咳払いして姿勢を正した】
「ボクが負けたのではない!シルベ!あなたが勝ったのだ。そこを間違えないでほしい」
「何言って……いやもういいよそれで」『いわぁ…』
「ただ…時間、時間があればポケモンを強く育てられたのによう!…そうか、アニキが時間を大切にと言っていたのはこのことか!?さすがだ!コンゴウ団にシンオウさま!」
「あのさ、なんでもいいけどこちとらセキさんの依頼受けてるんだから。観念して協力してもらっていい?」
「あれだろう?シズメダマを作るため、キングの好物を知りたいわけだ。だがね、それはできない相談だね。なぜならこのツバキ、マルマインの好物をまるっと忘れてね!」
「嘘つけー!仮に本当だとしたらキャプテンやめろ!!」『いわー!!』 - 57グレイ25/02/28(金) 08:27:44
【キクイが文言を唱え、森キングを呼ぶ。怯えた瞳の奥に強い意思を秘めた少女が、服を皺になるほど掴んで気配を探っている】
【……いや。探る必要などなかった。ヌシと呼ぶべき存在感は巨木の戦場に限らずずっと原野に潜んでいたのだから】
【ひゅうひゅうと掠れた息。張り詰めた緊張感が極限に達したと同時に、地鳴りがする。旋風が舞い、木々が斬り倒される】
「これが……キング……!」
【光を蓄え、痛いほどに輝く金の体。しかしそれでも目を離せないのは両腕の鎌のためだ。切れ味は先ほど実証済み。柔らかな肉を持つ少女など容易く細切れにされてしまうだろう】
【……ああ。少女にとっては、それも悪くはないのだろうけれど】
【迸るエネルギー。その奥に隠された叫びを正しく、しかし何倍にも強く受け止め、少女は服から手を離す】
「……大丈夫。吾(わたし)、がんばるよ」
【既に亡い親友に向けて呟き、少女は森キングと対峙する】 - 58フォト25/03/01(土) 00:07:59
「シルベよ、ツバキに苦労させられているようだな」
「セキさん!?」
【金髪の少女とツバキは山道の方向から現れたセキの姿に目を丸くした】
「マルマインが好きなもの、教えるのを忘れていたよな。わりい」
「アニキ!」
「なんだよ」
「聞こえたぜ!シルベなんかにどうして好物を教えてやるんだよう!アニキはコンゴウ団のリーダーだろ!ギンガの連中なんか捨て置けよう!」
「セキさんセキさん!!こいつ、迷いの洞窟の松明を勝手に回収したんですよ!!私だけじゃなくてあそこを通る全ての人に迷惑だと思いまーす!!リーダーならビシッと注意してくださいよ!!」
「ああ?」
「あっこら!ばらすなよう卑怯者!!」
「はー?リーダーに言えないようなことした自覚があるんですかー!?」
【子供のように言い合う二人を交互に見、セキはひとつため息をついて金髪の少女に向き直った】
「シルベ、それは後で詳しく聞かせてくれや。今はマルマインのことを優先したいからな」
「はーい」 - 59ノブ25/03/01(土) 19:05:27
いけ!ケオ丸いてこましたれ!
【アローラキュウコンのれいとうビームがガブリアスを場外へ吹き飛ばす】
『なぜだ! なぜなのだ! 世界を創った存在として おおいなる好奇心の対象として 神話を調べあげ これほどまでに アルセウスに心酔しているというのに!』
『余所者め! 時空の裂け目から 落ちてきたのは このときのためか!?』
そんなもん知らん…タマァはとらんけぇどこにでも行ってしまえ…!
『いいえ…… まだ終わりではありません!! 感じませんか? 心胆を寒からしめる異様な気配を!』
な、なんじゃあ!?
いかん!ケオ丸、もどれ!
【アローラキュウコンをボールに戻す】
『ギラティナ 打破せよ!』 - 60坑夫25/03/03(月) 01:30:16
なんで夜になるとヤミカラスがこの辺飛んでるんだい?あの集落に住んでる人は縁起でもないって思わないのかね
あの石積んだり柱とか立てた人は何の目的で、どういう技法を使ったのか気になるね
ここのきんぐ?くいーん?は特に木とかない高台に陣取ってるみたいだけど、もしかして他のも違う感じ? - 61フォト25/03/03(月) 20:34:55
「ツバキ…おめえよう、荒ぶるキングを見たのかよ。あふれでる活力を抑えきれずに苦しんでいる姿をなんとも思わねえのか」
「シンオウさまに選ばれたものの喜びだよう。だれだって成長するときはよ、試練があって悩んだり苦しむぜ」
「は?苦しめるのがあんたの信じるシンオウさまのやることなの?」
「苦しめるのが主目的なわけないでしょう。成長のためには仕方ないこともある」
「ぐぬぬ…それっぽいこと言うのばっかいっちょまえなんだから」
「シルベ、ここはオレに任せてくれや」
【セキは金髪の少女を宥めると、一歩前へと出た】
「キングの荒ぶりがシンオウさまの試練?オレにはそうは見えねえ。だからコンゴウやギンガとか関係なくシルベの協力をするぞ!」
「あれっ私が主体なんですか?元はと言えばセキさんの依頼だったと思うんですけど」
「ちなみに教えるんじゃねえ。マルマインの好物、ごりごりミネラルをくれてやるのよ。さあ、シルベにツバキ。シズメダマづくりを手伝ってくれや!」
「わかったよう!ツバキもキャプテンだ。シズメダマを用意するよう!」
「ま…まあいっか。ずっと暴れてるマルマインをほっとくわけにはいかないし」 - 62グレイ25/03/03(月) 22:15:39
【突進は両腕の斧を使っての攻撃を繰り返すバサギリと、危うげなくそれを躱す少女の静かな静かな息遣い。心臓すらも走らずに、一定のペースを刻んでいる】
【困ったような少女の顔。心と裏腹に落ち着いた、なにをすべきかわかっている体】
【ひらり、ひらりと飛ぶように。巨木をうまく活用して少女はバサギリの死角からシズメダマを当てていく】
【見守るカイとキクイがふっと気を緩めるほど順調で、だからこそその異変の影響は大きかった】
【苦しみからバサギリが吼える。同時に、ビリビリとした感覚が地面を伝播した】
「っ……⁈」
【ぞわりと怖気が走る。だいきらいな気配に膝がくずおれそうになる。咄嗟に腕を抱きしめて落ち着かせるも、その隙を目掛けてバサギリがやってきた】
(……ぁ)
【思考より速く斧は迫る。考えるよりはやく少女は腕をマントの裾に差し入れて──】 - 63フォト25/03/04(火) 02:38:45
結局今回もなし崩し的に鎮めることになっちゃったよ~…
ま、今までもなんとかなったし今回もどうにかなる、かな
終わったらちょっと写真の整理しよっと ノボリさんの役に立つのがあるかもしれないし - 64フォト25/03/04(火) 12:42:42
【金髪の少女が迎月の戦場を走り回っている…】
【隙を見てシズメダマを投げようとするが、追尾してくる雷球に妨害され、諦めてまた走り出すを繰り返している】
「ぜ、ぜんぜん投げるタイミングがない…どうにかしなきゃ、スタミナ切れしちゃう…」
【そう呟いた時、マルマインの動きが止まった。少女はチャンスとばかりにシズメダマを手に近づくが、様子がおかしいことに気づいたツバキが叫ぶ】
「あれはマルマインの大爆発の予兆だよう!アニキ!」
「なんだって!?シルベ、今すぐ離れろ!!」
「え?え?」
【少女は慌てて身体を反転させようとするが、勢い余って足をもつれさせてしまった。ボールから出てきたアローラライチュウが少女を抱き上げてその場から離脱し始める】
「…ダメだ!間に合わない!」
【少女がライチュウに覆い被さるようにして抱き締めた瞬間、けたたましい爆音と衝撃が迎月の戦場に響き渡った】 - 65フォト25/03/04(火) 20:29:29
【映像はひどく乱れている……】
【砂嵐が晴れる】
【庇い合うように抱き合って倒れる金髪の少女とアローラライチュウ。金色に光るマルマイン】
【一人と一匹を守るようにして、その間に青い大柄の鹿のようなポケモンが立ち塞がっている】
『……イクシャア!!』
【青い大鹿が鋭い声で高らかに鳴く。荒ぶっているはずのマルマインが僅かに怯んだ】
【青い大鹿の角が虹色に輝きだした。その光に触れ、ボロボロだった少女とライチュウの身体が綺麗に修復されていく】
【修復が完全に終わると角は元の色へと戻り、青い大鹿は少女に穏やかな視線を向けた後、こちらを鋭く見据えた】
『…………!!!!』
【不意にその身体がよろめき、乱された水面のように歪む】
【青い大鹿の姿はたちまちかき消え、少女の胸元へひび割れた枯れ枝が力なく落ちた】 - 66ぷゆち25/03/05(水) 23:30:17
『ぷりゅ!!』
『ぷぃゆ!!』
『ぷりゃ~~~!!!!』
【ピンク色のポケモンがぽよぽよと跳ねている。ギラティナと対峙している青いニンフィアに指示を出しているらしい】
『ぷ!!…ぷりゅ!!ぷりり!!』
「はいはいわかってますよ。真横で跳ねないでください」
【ウォロが手早くポーチからすごいきずぐすりを出し、ニンフィアへと向けた】 - 67グレイ25/03/07(金) 07:31:21
【物騒な反射を遮るようにその音はした。緊張感に満ちた場に紛れてしまう軽い物音だ。丁度、なにかが開閉するような】
【自分のすぐ近くからした音に、少女は一瞬動きを止める。その隙を縫うようにモンスターボールから出てきたミジュマルは自身のトレーナーたる少女に飛びつき、巨木の陰に押し込んだ】
「っ、はっ、は……」
【ずしん、とバサギリの巨体は唐突な進路変更に対応できず数メートルかけてようやく止まる。その間に息を整えた少女は、未だ落ち着いたままの心臓を恨めしく思う】
「……バトル、しろって?」
【まだ何も知らなかったころのような、ぽつりとこぼれた幼い口調にミジュマルは頷いた。少女がポケモンバトルが苦手なことはよく知っているが、自分たちがいるのに一人でなんでも背負い込むことは、ミジュマルには我慢がならなかった】
「……わかったよ。ごめんね。グラディウスさん、吾(わたし)と一緒に戦ってくれますか?」
「みっじゅま!」
【もちろん、とミジュマルが頷いて、改めて少女とミジュマルはバサギリに向き合う。荒れ放題の心が少しだけ凪いでいった】
- 68フォト25/03/08(土) 00:42:14
あれ?マルマインが大爆発するって聞いたから必死で逃げてたと思ったんだけど…夢?
- 69ノブ25/03/10(月) 00:51:52
【逃げ出すギラティナに向かって負けた悔しさや疑問を一方的にまくし立て終わるウォロ】
『…ふう、ギラティナから受け取った プレートもくれてやりますよ ワタクシの物語は いまの敗北で 終わりを告げるのですから』
さ、最後に教えてください…ウォロさんはなんであの時…自分を助けてくれたんですか…
『………………利用…できそうだからですかね』
『弱い人は差し出された選択肢を選り好みできませんから』
『ノブさん、あなたは学がないから馬鹿だって自分でおっしゃってましたけど、賢く強くならなくちゃいけませんよ』
『でないとこうして騙されることになる』
『少なくとも自分はそうでした』
『しかし、少なくともあなたは間違いを教えてくれる人たちがいる…』
『ワタクシは ポケモン使い アナタはポケモンとともに戦うもの ワタクシは結局ひとりでしたが アナタは違う…… ポケモンとともに夢を叶えるのでしょう』 - 70ぷゆち25/03/11(火) 21:45:44
【長い攻防の後、ギラティナの身体が大きく傾いた】
「今ですよ、ボールを投げ……投げられますかその身体で?」
『ぷりゅり!!』
『ぷゅ~……ぷりり~……』
【ピンク色のポケモンはウォロから受け取ったハイパーボールを持ったままその場で何度かバウンドする】
『ぷぃゆ~~~~!!!!』
【勢いをつけ、ボールを持ったままギラティナへと突っ込んでいった】 - 71ノブ25/03/12(水) 11:02:47
【『やりの柱』でタバコを吹かしている男】
……………はぁ〜〜〜。
流石に…今回のは…堪えるなぁ…。 - 72フォト25/03/14(金) 21:48:33
【迎月の戦場の入り口前、広げられた敷物の上に金髪の少女とアローラライチュウが座り込んでいる】
「すまねえ、シルベ。ツバキからもっとマルマインについての情報を話させておくべきだった」
「いえ、私も4回目だからって油断してたんで…あっでもその紫くるくるロン毛は後でシメといてください」
「任せとけ」
【力強く頷くセキにツバキは何か抗議しようとしかけたが、気まずそうに口を閉じた】 - 73ノブ25/03/14(金) 23:02:26
【テンガン山の川辺で心の整理をする男】
………今思うと…カシラもワシを利用しとったんやろなぁ。
もう少し、ワシが賢かったらカシラも変わったんじゃろか…。
ワシ、やっぱり極道向いとらんかったのぅ。 - 74グレイ25/03/14(金) 23:16:53
【凪いだ湖面のように心の淵は溢れない。まだ受け止めきれない感情は真白にとかしてしまった】
【それでも得るものはあった。バサギリは巨木にぶつかったわけでもなく、ダメージが入った様子はない。それどころか既に当てられたシズメダマの影響か中途半端に理性が戻っているようだ。苦しみがより大きくなり、少女にぶつけられる思念もまた大きくなる。それでも、少女はミジュマルと共にバサギリに対峙している】
【すばやい動きでミジュマルはバサギリを翻弄し、巨木を盾に少女もまた隙を縫ってシズメダマを当てていく。多めに作ったはずが片手で数えられる程度の数となり、少女も焦りを見せ始めた。明確に外したものはそうない。にもかかわらず、足りなくなっている。垣間見せた正気は何処へやら、想定以上にバサギリの狂気は深いようだ】
「ああ、もう……!」
【それじゃあ、仕方ないじゃないか。と。バトルを望まれてなおあくまでサポートとして運用してきたミジュマルに心の中で謝り、今度こそ、勝負をして鎮めると決めた】
【嫌いだ。嫌いだ。バトルなんて、だいきらい。……それでも、やらなくてはならないのだ】
【ああ、でも。やる、ちゃんとやるから、だから。だから、おねがいだから、どうか、】
「……だれか、たすけてよ…………」
【ほんの小さな呟きは、ポケモンたちの立てる音に紛れて消えた。きっと、誰にも届かない】
- 75フォト25/03/16(日) 22:48:09
「虹色に光る角を持った青い身体のポケモン…この枝がですか?」
「おう。その光であんたとライチュウの怪我が治ったように見えた。神秘的で堂々たる佇まいだったが…シンオウさまじゃないとオレは思ってる。根拠はねえがな」
「うーん…聞いた感じ、イルミナ現象と似てるような…でもイルミナポケモンがヒスイにいるわけないし…」
「そのイルミナ現象ってのは何だ?」
「えーと…生命エネルギーを活性化させる発光現象、みたいな?私が働いてたレンティル地方でしか確認されてないから、似てるだけかもしれませんけど」
「わかるようなわかんねえような…確かなのはその枝が変化したポケモンのおかげであんたたちが助かったってことだな」
「そうですね…」
【金髪の少女はひび割れた枯れ枝に視線を落とし、小さく「ありがとう」と呟いた】 - 76ノブ25/03/17(月) 18:22:49
【空をぼーと見上げる男】
そろそろ春先じゃけぇ収穫の準備に入らんとな…!
うしっ!
ワシはバカじゃねぇ騙されたけど、少なくともワシはカシラやウォロさんとは違う。
だから自分からから騙すようなことはせん。
過ちは繰り返さん。これが今のワシにできることじゃ。 - 77坑夫25/03/18(火) 01:40:29
死ぬかと思った…
なんねあの衝撃波は…めんこい姿して初動のと第二波を嬉々として起こしてくるなんて……
採掘や岩盤砕きで使うにも範囲が広すぎて…考えるだけで体の震えが止まらなくなるね
さて、戻って報告してその合間に頼まれた薬とやらのあてを見つけるべさ - 78フォト25/03/19(水) 23:38:15
お守り、ひび割れてだいぶ小さくなっちゃった…
慣れてきたからって油断しちゃいけないね 反省
さ、セキさんとくるくる紫ロン毛からマルマインの情報絞り出してリベンジするぞー!! - 79グレイ25/03/20(木) 21:48:31
【未だに思考を侵されているバサギリの動きは単調で、巨木を盾にすれば攻撃を避けることは比較的容易だ】
【とはいえその膂力は微塵も衰えていない。掠っただけでも大惨事ということを考えればそう大胆に動けるわけでもなかった。決定的な攻撃をどちらもできないまま、戦局は変わらないままじりじりと時間が経っていく】
「……っ、そこ、振り返って『みずのはどう』です!」
【フタチマルの技はバサギリの顎のあたりに命中し、脳が揺れたか膝をつく。ここしかない、と残ったシズメダマを猛然とあてていく。たった一つだけ残したところで、少女はぴたりと動きを止めた】
【ゆら、ゆら、ゆら。正気と狂気のあわいを揺れ動くバサギリの瞳を少女はじっと見つめる。後はもうどうにもできないためでもあるし、逃げ出した故郷で期待されていたことでもあった。それを少女が自分から望んだことは一度もないのだけれど】
「…………まだ、たりないの?」
【その言葉がどういう意味なのかは少女にしか知りえない。か細く、幼い声に反応したのか、偶然か。膝をついたバサギリは両腕の斧を地面に突き刺し、吼えた。同時に眩い光が全身から抜けていく】
【森キング・バサギリを鎮めた!】
- 80ノブ25/03/21(金) 23:15:11
- 81グレイ25/03/23(日) 19:46:28
【落ち着いたバサギリに近寄り、二言、三言ことばを交わす少女】
【対戦時の集中力はどこへやら、すっかり元の臆病な彼女に逆戻りだ】
「……そう、ですか。そう……」
【たまむしプレートを受け取り、場を離れる。カイとキクイに話しかけられ、困ったように笑った】 - 82ぷゆち25/03/23(日) 23:06:23
『ぷっぷゆ~!!』
【ピンク色のポケモンがハイパーボールを誇らしげに掲げながらぽよぽよと跳ねている】
『ぷぃぷぃぷ~♪……ぷり?』
【しばらくその様子を眺めていたウォロが近づき、ピンク色のポケモンへとポーチを返すとそっと屈んでボールに話しかけた】
「一般ポケモンのピンク風船に完全敗北して捕まるとは、今どんな気分ですか?」
『ビシャーン!!』
【くぐもった鳴き声と共にハイパーボールが勝手に跳ね、ピンク色のポケモンの手から離れてウォロの鳩尾へと突き刺さった】
『ぷ~り』 - 83ノブ25/03/25(火) 19:24:07
【コトブキムラで畑仕事に従事する男】
はぁ〜やっぱり人間、全うに働くのが世の常ってやつじゃな - 84グレイ25/03/25(火) 21:47:29
- 85フォト25/03/26(水) 18:59:24
お疲れ様!ゆっくり休んでね
避雷針みたいな感じ?ほっぺちゃんが一応でんきタイプだけどそんな器用なことできないかも…
ロカくんが電気効かないから上手いこと連携するしかないかな
あとは大爆発にも気をつけないと…
- 86坑夫25/03/28(金) 01:48:51
解決して一晩明けたけど、ヒナツさんうまい具合に立ち直れたみたいでよかったね
髪型て…なんか女子かハイカラかって気がするけんど気になるね
それはそれとして命令だから行くけども団長さん浜に何しに行くね
ショウさんからもらった手順書も試してみたいし、手に入れた薬も届けたいし早く行くべさ
俺のいた炭鉱でもポケモン使って作業できるのは上から許可下りた直参みたいな人だけで、俺みたいな下請けは使うことすら許されないくらいだからね
強いのやら仕事慣れしたのやら育て上げられる人達のすごさが分かるべさ
お、そっちでもバサギリさん鎮めた?お疲れさんです
怪我無し、ご安全でよかったね
これは…かわいらしいのか、それとも漫才の類なのか…ううむ?