- 125/01/15(水) 22:18:36
- 225/01/15(水) 22:32:19
「篠澤さんっ!ダメですわ!先生はわたくしのものなのですから〜〜!!」
「千奈、この現代で人権は買えない。千奈のプロデューサーはプロデュースはするけど、千奈の所有物じゃない。現実を見よう」
「だ、だってぇ……。篠澤さん、先生と手を繋いでどこへ出かけるつもりですの……?」
「ふふん、秘密」
「何も無いのなら言えるでしょう!きっと先生と仲良くショッピングをして、疲れた篠澤さんはご休憩と称して先生とホテルで一泊洒落込むつもりなのでしょう!わたくしの目の黒い内は許しませんわ!」
「わあ。妄想たくましい、ね。でもまずは私の作った、千奈捕獲装置から脱出してから言おうね」
「う〜!く゛や゛し゛い゛て゛す゛わ゛〜〜!!」 - 3二次元好きの匿名さん25/01/15(水) 22:33:32
ここの耳年増千奈好き(なお事実の可能性はry)
- 425/01/15(水) 22:40:22
先生も仰っていました、篠澤さんはその神秘的な姿から、見た者全てを信望者にしてしまうと……!
先生もきっと、そうなってしまったに違いありませんわ!
いえ、むしろ信望者であれば、対等な立場の恋愛関係に発展することはないのでは?
つまり、これは全てわたくしの早とちりだっただけですわね。
安心しましたわ〜。
それにしては何故でしょうか。
先生が篠澤さんを見る時、なぜか愛おしいものを見るような目をしているのは。
篠澤さんが先生を見る時、いつもより嬉しそうな表情をしているのは。 - 525/01/15(水) 22:52:54
「先生これ以上篠澤さんの元に行ってはなりません!先生に悪影響が出てしまいます!」
「倉本さんは順調にトップアイドルへの階段を登っています、私も万全の状態で倉本さんをプロデュース出来ています。特に悪影響はないでしょう」
「ダメなものはダメですわ!」
「……篠澤さんには他言無用と言われていたのですが。実は今までのプロデュースプランは、篠澤さんと案を出し合って、擦り合わせて欠点を潰した上で実行していました。倉本さんが何を心配しているのかは不明ですが、今更篠澤さんの力を借りないわけにもいきません」
「そ、そんな……。先生……」
「そろそろ時間なので行かないと。その手を離してください。篠澤さんに取って食われるわけじゃありませんから」
「そんなことはありません!いずれ食べられちゃいます、女の子も狼なのですわ!」 - 625/01/15(水) 23:10:49
「千奈はすごいね。私じゃとっくに届かないところまで登ってる。もうライバルとも言えないかな」
「……聞きましたわ。わたくしのプロデュースは先生と篠澤さんが、一緒に用意していらっしゃるのだと」
「プロデューサー言っちゃったんだ。まあ必要な事だったんだろうけど」
「篠澤さんは私のために時間を割いて下さっていますが、その時間を自分のために使えばわたくしとの差が開くこともなかったでしょう。加えてわたくしの成長もこれほどではなかったはず」
「ふふっ、やっぱり千奈は優しい。けど気に病まないで。千奈が私のことを考えてやめていいって言ってるように、これは私が千奈のために好きでやってることだから。千奈は何も気にしないでいい」
「これ以上は行かせませんわ!これ以上は先生が篠澤さんと……!」
「これってデジャヴって言うのかな……。その言葉は千奈捕獲装置MK-Ⅱから脱出した上で言ってね」
「し゛の゛さ゛わ゛さ゛〜゛ん゛!!!」 - 725/01/15(水) 23:25:16
大丈夫、大丈夫です!
先生は教職を嗜むお方ですから、篠澤さんに誘惑された程度で手を出してしまう、いやらしいビッ.チではありませんわ!
篠澤さんのほっそりした綺麗な指に絡め取られても、美しい肢体に抱きとめられても、透き通った声に囁かれても!絶対に乗ってしまうことはありえませんわ!
そうですよね?先生……。
そうだと、はっきり口にしていただかないと……。
でないとわたくし……。 - 825/01/15(水) 23:36:08
これは……。
いつかの𝓦𝓸𝓷𝓭𝓮𝓻 𝓢𝓬𝓪𝓵𝓮のタクトですわね。
先生が与えてくださった、わたくしの初めての持ち歌。
これで先生を救ってみせますわ……!
そして篠澤さんも……!