【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE15

  • 125/01/16(木) 19:23:01

    の自分からメタ情報を渡されてアスランと同期になった世界線。
    シンは2年早く(CE55年)生まれ、2年早く家族を、今度はブルーコスモスのテロで失ったものとする。
    このスレは母と2週目のシン翁から色々と託された少年シン・アスカが心ただしく生きようと抗い、幸せになろうとする物語です


    設定があまり明快でない部分も描写する事がありますので、その際に独自設定を用いることがあります。
    また、外伝や模型情報、スタッフ発言を全て網羅してはおりませんので、「そこ設定ある」等のご指摘は歓迎しております。
    しかしながら、スレの進行上「このスレはこちらで行きます」と申し上げることもございます。

    ラクスとシンとアビーとが急接近してしまったのでCP注意が付きました…リオさんとイングリットもまだ行動に移してないけど脳を焼かれてます
    これでハーレムスレは目指してないと言ったら怒られます?
    あとニコルとミーアが順調にカップル

  • 225/01/16(木) 19:23:32

    前スレ

    【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE14|あにまん掲示板の自分からメタ情報を渡されてアスランと同期になった世界線。シンは2年早く(CE55年)生まれ、2年早く家族を、今度はブルーコスモスのテロで失ったものとする。このスレは母と2週目のシン翁から色々と託され…bbs.animanch.com

    第19話「後始末と傷痕」の続き

    ◎プラント最高評議会でヘリオポリス崩壊に関する査問会開催

    ◎査問会の内容を受けて、シンに対してアフリカ戦線転属の内示

    ◎ラクスの誕生日の前祝い

    第20話「ラクス救出指令」

    ◎クルーゼ隊にラクス捜索命令が下る

    ◎キラ、ラクスの救命ポッドを回収する

    ◎キラ、怒涛のコーディネーター無自覚差別ラッシュに翻弄される

    ◎アルスター外務次官も乗った第8艦隊先遣隊がアークエンジェルと合流を図るがクルーゼ隊も察知

  • 325/01/16(木) 19:23:52
  • 425/01/16(木) 19:24:53

    主人公

    シン・アスカ 

    15歳。ザフトのエースで二つ名は『紅眼』。ネビュラ勲章受勲済み。クルーゼ隊で指揮官として育成中だったが左遷予定

    別世界線のシン・アスカ翁(享年89)から夢という形でメタ情報と疑似経験、そして希望を託されて精神は回復していたが…

    また親しい人間を失ったことで狂犬化の兆候がある。心の仮面が剝がれると一人称が俺でなく僕に

    ラクス・クラインと心が通じ合い、歌手としてもブレイク中(その甲斐あってプラントとオーブの関係良好)

    更にはアコード達とは精神通信ができるようになり、DUPE粒子の恩恵により分身できるようになった

    特殊能力【レディキラー年上特化(好感度ダイスに+20% ただし好感度合計は最大100)】獲得してしまった

    称号【血のバレンタインの予言者】効果:戦略・政略における判定diceに+10

    他に【歌姫の間男】【ジュールのツバメ】【プラントのカサンドラ】【ハインラインのモルモット】といった二つ名がある


    開始時の主人公

    シン・アスカ(2週目)

    享年89歳。通称翁。孫・曾孫に囲まれて天寿を全うしたと思ったら13歳の自分と似て非なるシン・アスカに憑りついていた

    メゾンドアスカ住人になり、たまにシンに記憶を送り込んでくる


    主人公の心の鎧

     

    メゾンドアスカの面々

    シンの心象風景。彼らからの愛、そしてシンの愛によって、悪意に対しては鉄壁の心性防御を誇る

    別世界線の両親とこの世界でのシンの両親が合体してディスティニーの機体を形作り、そこに別世界線のシン・アスカ翁が宿っている。

    花園は別世界線のレイとステラが変じたもので、マユも二人。

    さらにディスティニーには月の光(別世界線のルナマリア媼)が差し込んで、時々いちゃついている

  • 525/01/16(木) 19:25:28

    プラントの人々

    原作メインヒロインにしてこのスレの暫定ヒロイン

    ラクス・クライン

    当スレのヒロイン候補筆頭格である原作ヒロイン。最高評議会議長の娘でアスランの婚約者

    シンと心が通じ合った結果メタ知識を得たばかりか、アコードとしての力に目覚めてしまう

    シンを必要としており互いに依存しているが、二人まとめて未来のヤマト准将に依存している

    原作同様の流れでキラに救助され、現在アークエンジェルに乗船隔離中

    ヤマト准将と現在のキラとの齟齬に戸惑い気味


    主人公の友人1号

    レイ・ザ・バレル

    シンの決意と苦悩を真の意味で知る数少ない友人の一人。【ダーム・デュ・ラック】【ブローディア】のメンバー

    音楽仲間のミーアが傷つけられた件にデュランダルが関与したのではないかと疑っている。



    主人公の保護者1号(inプラント

    ラウ・ル・クルーゼ

    ザフトのエースで精鋭部隊クルーゼ隊の隊長。芽生え始めたデュランダルへの疑心からレイの為にシンを鍛えようとする

    レイやシンを相手に「優しいラウ兄さん」、アスランたち相手に「頼りになる隊長」として振舞っているが…

    根っこのところがやっぱりラスボス


    主人公の保護者2号(inプラント

    ギルバート・デュランダル

    遺伝子学の若き権威。レイの保護者でもある。原作では2代目ラスボス

    ディスティニープラン実現に向けて密かに暗躍。タリアやラウ、レイとの関係など足元が疎かだが、シンとは互いに信頼

  • 625/01/16(木) 19:26:05

    スターファイブ

    シンの同期のプラント期待の新星たちだった。いずれも最高評議会評議員の子弟。

    その実力は他と懸絶する。ファンクラブもある(会員の大多数は学外)

    この写真の内すでに二人が故人…


    アスラン・ザラ

    スターファイブ筆頭格の完璧超人。ラクスとは婚約者であり恋愛感情もほのかにあるが、彼女がシンと親しい事に微かに嫉妬

    本来の歴史と異なり次席卒業に。ラクスが行方不明だが今はキラの事で頭がいっぱい。


    イザーク・ジュール

    スターファイブ次席のツンデレ枠。本来の歴史と異なり首席卒業に

    シンとはライバルとして互いに切磋琢磨するが、ジョークの種とはいえ母のツバメなのには心中複雑


    ニコル・アマルフィ

    スターファイブ3席にして癒し枠。出会った当初からシンに友好的ですぐに打ち解けて親友になった

    【ダーム・デュ・ラック】【ブローディア】のメンバー。ミーアに対しても容姿や声ではなく、内面や歌を評価するイケメン

    シンの歪さとラクスと相互依存に気づき、心配している。やはり、真のイケメン


    ディアッカ・エルスマン

    スターファイブ4席にして悪友枠。原作でもイザークの親友。出会った当初からシンの事情を知っており複雑な表情であった

  • 725/01/16(木) 19:27:24

    パトリック・ザラ

    アスランの父で国防委員長。レノアの夫。バレンタインの悲劇で愛妻を失った事もあってプラント防衛に心血を注ぐ

    コーディネーターの未来の為にナチュラル殲滅を謀るが、シンから翁のメタ情報を知らされ苦悩する

    政治家としての未来はともかく、父親としてアスランに向き合おうとしている


    シーゲル・クライン

    ラクスの父で最高評議会議長。娘にシンとの交流を許可する等理解のある人物

    シンとラクスの政治の師であり、二人を政治の場でも使い始めた


    アビー・ウィンザー

    ヴェサリウスⅡの管制官。実は情報部員。シンをからかいながら監視するはずが熱烈に恋してしまう


    フレデリック・アデス

    ヴェサリウスⅡ艦長。胡散臭い仮面の上官や訳ありばかりの部下に囲まれつつも実直に任務を果たす

    シンに対しても隔意があったが懐かれて面倒を見ている


    マシュー

    ヴェサリウスⅡのパイロット。ディアッカの指導役の先輩。原作と異なりヘリオポリスへの第2次攻撃に参加せず存命


    ミーア・キャンベル

    ラクス・クラインとよく似た声を持つ歌手。デュランダルの画策によって容姿までラクスそっくりに整形されてしまった

    それを契機に【ダーム・デュ・ラック】のメンバーとしてメジャーデビューを果たし、ラクスと【金環食】を組むが、

    彼女の声ではなく歌を聞いてくれる大切な人々である【ブローディア】の皆と別れる気はない

    芸能界で伸び悩んでいる。ニコルからの情熱的なアプローチを受けて恋人関係にあり、シンに守ってくれるよう頼む

  • 825/01/16(木) 19:29:32

    アルバート・ハインライン

    ハインライン設計局の誇る天才エンジニア。シンに目を付け色々とテストに利用する



    オーブの人々


    カガリ・ユラ・アスハ

    ウズミの娘。シン(翁)の記憶によれば未来の代表首長。

    ウズミとラクスの密約を知っており、オーブ政府の対プラント交渉役としてヘリオポリスに赴いていた

    事態打開の為にヴェサリウスⅡに乗り込み、ラスティを看取る

    まもなくプラントに保護された避難民を連れて帰国予定

    とりあえずユウナを殴り倒すことは決定している


    ウズミ・ナラ・アスハ

    オーブの代表首長。ユウナの失態により、プラントと密約を交わしたが…


    ユウナ・ロマ・セイラン

    オーブの下級氏族セイラン家の御曹司。このスレではG計画のオーブ側の現場責任者。ザフトのヘリオポリス強襲で致命的なやらかしをしたが本人に自覚はない

    カガリの許嫁を自称して悲劇の英雄ぶって一躍マスコミの寵児となった

    さらにシンの家族を殺したテロリストの逃亡幇助の噂もあり、シンから「アホボン」と呼ばれ忌み嫌われている

    一応カガリとは幼馴染の関係ではあるが、公開処刑の時が迫る


    ロンド・ギナ・サハク

    オーブ五大氏族サハク家の長男。ハルバートンにG計画への協力を持ちかけたがオーブの国内事情によりセイラン家の力も借りた

    その結果現場責任者にユウナを押し込まれ、大惨事に。責任問題という彼からすると些事だが重たい問題に直面しつつある

  • 925/01/16(木) 19:30:24

    地球連合軍の人々

    ムウ・ラ・フラガ

    『エンデュミオンの鷹』の異名を持つ、不可能を可能にする男。大西洋連邦軍大尉

    アークエンジェルの三幹部の一人。メビウスゼロで奮戦する


    マリュー・ラミアス

    大西洋連邦軍大尉。PS装甲を開発し、G計画でも大きな役割を担った。現在アークエンジェルの艦長を代行している

  • 1025/01/16(木) 20:06:46

    先遣艦隊旗艦モントゴメリ

    艦橋

    コープマン「本艦隊のランデブーポイントへの到達時間は予定通り。合流後、アークエンジェルは本艦隊指揮下に入り」

    コープマン「本隊への合流地点へ向かう。後わずかだ。無事の到達を祈る!」

    アルスター「大西洋連邦事務次官、ジョージ・アルスターだ。まずは民間人の救助に尽力を尽くしてくれたことに礼を言いたい」

    アルスター「あーそれとそのー…救助した民間人名簿の中に我が娘、フレイ・アルスターの名があったことに驚き、喜んでいる」

    アルスター「出来れば顔を見せてもらえるとありがたいのだが…」

    コープマン「事務次官殿、合流すればすぐに会えます」

    オペレーター「ジャマーです!エリア一帯、干渉を受けてます」

  • 1125/01/16(木) 20:10:21

    キャラ紹介貼り忘れがありました


    キラ・ヤマト

    ヘリオポリスの工業カレッジに通学していたコーディネーターの少年。ストライクのパイロット。

    数奇な運命に絡めとられ順調に曇り始めた。もう見られない、この笑顔…



    フレイ・アルスター

    ヘリオポリスの工業カレッジの学生。父は大西洋連邦の外務次官

    ブルーコスモスである自覚はないがかなり影響を受けている。また、深窓の令嬢

  • 1225/01/16(木) 20:25:27

    「敵にも愛している家族がいる…そんなことわかってるさ…」

    「わかってててもやるしかないのが戦争なんだろうがこんちくしょーめ!」

    「落ち着け、シン!送信がオンのままだぞ。敵艦は俺が沈めよう。そうすれば」

    「…いや、作戦は変えない。イージスはストライクが来たらストライク優先だ。敵よりもまず味方にこそ責任を果たす」

    「アスラン、お前はお前のやるべきことをするんだ。その場は用意する。約束したろう?」

    「ああ、わかった。任せてくれ」

    「(そこまで考えてくれていたのか…シンの気遣いに応えるためにも…キラ、必ず連れて帰る!)」

    アスランの好感度85+dice1d10=7 (7) 

  • 1325/01/16(木) 20:31:08

    モントゴメリ艦橋

    コープマン「モビルアーマー、発進急がせ!ミサイル及びアンチビーム爆雷、全門装填!」

    オペレーター「熱源接近!モビルスーツ4!」

    コープマン「…くぅ…」

    アルスター「一体どういうことだね!何故今まで敵艦に気づかなかったのだ!」

    コープマン「艦首下げ!ピッチ角30、左回頭仰角20!」

    コープマン「アークエンジェルへ、反転離脱を打電!」

    アルスター「なんだと…それでは…」

    コープマン「この状況で、何が出来るって言うんです?」

    アルスター「合流しなくてはここまで来た意味がないではないか!」

    コープマン「あの艦が落とされるようなことになったら、もっと意味がないでしょう!」

    アルスター「うぅっ…」

  • 1425/01/16(木) 20:42:46

    「タイミングが遅せぇよ!艦載機を出し切る前に発艦口を潰す!」

    カスタム機ならではのフルスピードの高速機動でモントゴメリーら3艦のMA発艦口を攻撃し出撃を阻害する

    「やれやれ、対艦ミサイルでも抱えて出てきてくれていたら誘爆で楽に片付いたんだけどなぁ」

    「贅沢言うなよ。おかげで出てきたMAは10機にも満たない。直ぐに片付けて艦を沈めよう」

    「そうだぜ、俺達にも残しておいてくれねーと困るぜぇ」

    「そいつは良いけど。その口調は止せよ。大昔の映画のモヒカンっぽいぞ」

    「ヒャッハー!エンジョイ&エキサイティング!ってかぁ」

    「おー、このネタ通用するとは思わなかった。意外とレトロ趣味な奴多いのかな」

    「お前ら、そろそろマジメにやらないとアデス艦長の雷が落ちるぞ」

    バカ3人

    「「「ハーイ」」」

  • 15二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 20:55:17

    >>14

    地味にコラされてパイスー姿で呆れてるアスランすき

  • 16二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 20:58:11

    ここでおちゃらけれる辺り、仮面を被り直せたのかなシン…いや、まだ心の整理はついてないか

  • 1725/01/16(木) 22:07:15

    「……」

    とても機嫌が悪そうなアデス

    「あの、艦長…先ほどのパイロットたちの軽口ですが…」

    「分かっている。先ほどの隊長の【お知らせ】で盛り下がった空気を盛り上げる為だというのはな…」

    「そう睨むな、アデス。私なりのシンへの餞だよ。手元を離れ独り立ちする元被保護者への、な」

    「に、してもえぐいですな」

    「でなくては強くはなれまい。君も追っていくにしても今度は距離を取るのだろう、アビー君」

    「ええ、誰も親身になってはくれない状況下でも何かやかかしてくれないかなーと期待しているんですが」

    なお、後にアビーはこの発言を心の底から後悔して叫ぶことになる。「やり過ぎだ、バカ」と

  • 1825/01/16(木) 22:26:37

    「前方にて、戦闘と思しき熱分布を検出!先遣隊と思われます!」

    「戦闘ですって!」

    「モントゴメリより入電!ランデブーは中止!アークエンジェルは直ちに反転離脱、とのことです、艦長!」

    「敵の戦力は?」

    「イエロー257、マーク40にナスカ級!熱紋照合、ジン3、それと、待って下さい…これは…イージス!?X-303、イージスです!」

    「…では…!あの…ナスカ級だと言うの!?」

    「艦長!」

    「…今から反転しても、逃げ切れるという保証もないわ…総員第一戦闘配備!アークエンジェルは、先遣隊援護に向かいます!」

    「総員、第一戦闘配備!繰り返す!総員、第一戦闘配備!」

  • 1925/01/16(木) 22:30:02

    >「イエロー257、マーク40にナスカ級!熱紋照合、ジン3

    ここにミスがあります

    ジン3→シグー1、ジン2

    の間違いです

  • 2025/01/16(木) 22:45:54

    『地獄のヒロインはしご短距離走』

    キラ「ハァッハァッ…」

    ピンクちゃん「モシモシ?モシモーシ!」

    キラ「…また?」

    ラクス「何ですの?急に賑やかに…」

    キラ「戦闘配備なんです…さぁ中に入って…ここの鍵は一体どうなってんだ?」

    ピンクちゃん「ハロハロ、ハロハロ、ミトメタクナイ、ミトメタクナーイ!」

    ラクス「戦闘配備って…まぁ…戦いになるんですの?

    キラ「…そうですよ…ってか…もう…とっくにそうです」

    ピンクちゃん「アラー?」

    ラクス「キラさんも戦われるんですか?(何のために?)」

    キラ「(わかるものか、そんなの)…とにかく、部屋から出ないで下さい。…今度こそ、いいですね?」

    ピンクちゃん「オマエモナー」

    ラクス「…歌いましょうか?ピンクちゃん(まだ、答えが無い…いえ、意識してはいない?)

    ピンクちゃん「マイド、マイド!」

    ラクス「ほ~しの~♪」


     

    キラ「ハァッハァッ…」

    フレイ「キラ!戦闘配備ってどういうこと?先遣隊は?」

    キラ「…分からない。僕にはまだ何も…」

    フレイ「大丈夫だよね!?」

    キラ「!?」

    フレイ「パパの船、やられたりしないわよね?ね!?」

    キラ「…大丈夫だよ、フレイ。僕達も行くから」


    かくて地獄への道路は舗装された

  • 21二次元好きの匿名さん25/01/16(木) 23:30:49

    さぁ、ここら辺から因縁が生まれるかどうかの分岐点。

  • 2225/01/16(木) 23:43:18

    艦橋

    オペレーター「護衛艦、バーナード沈黙!」

    オペレーター「X-303イージス!ローに向かって行きます!」

    アルスター「奪われた味方機に落とされる、そんなふざけた話、あるか!」


    「来ないな…アークエンジェル。来ないならば…もう沈めるか」

    「(正直、隊長に指摘されるまでは外務次官個人を仇だと思ったことはなかった)」

    「(誰が大西洋連邦の外交官だったとしてもブルーコスモスの勢力と思想がある以上対応は変わらなかっただろう)」

    「(怒りと憎しみの対象はブルーコスモス、その思想そのものだ。盟主や裏切者はともかく他の一構成員に興味はない)」

    「だが、それでも俺がやらなきゃならんだろう。それが社会から望まれる役割、期待という奴だ」

    「全く…(DPを否定した)レデイ・ラクスたちの気持ちがよくわかる…ろくなもんじゃない」

  • 2325/01/17(金) 00:11:45

    コープマン「…アークエンジェルが!?」

    アルスター「来てくれたのか!?」

    コープマン「……バカなっ!」


    「パパ…パパの船は?」

    「今は戦闘中です!非戦闘員はブリッジを出て!」

    「パパの船はどれなの?どうなってるのよ!」

    「フレイ!」

    「何よ!離して!」

    「ロー、撃沈!」

    「フレイ!さ、行こ、ここに居ちゃ駄目だ!」

    「うっ…うっ…」

    「シグー、モントゴメリーへ向かっていきます!」

    ーーーーーー

    「静かなこの夜に♪」

  • 2425/01/17(金) 00:24:52

    「…あの子…キラは?…あの子は何やってるの!?」

    「頑張って戦ってるよ。…でも、向こうにもイージスが居るし…なかなか…」

    「でも!大丈夫だって言ったのよ!あの子……僕達も行くから大丈夫だって!」


    「どいてよ、アスラン!あの艦には友達の…家族が乗っているんだ!」

    「お前は騙されてるんだ、キラ。それに、あの艦には俺の友人の家族の仇が、ブルーコスモスが乗っているんだ」

    「お前はそんなやつを守るために戦うのか!」

    「そんなの関係ない!」

    「関係ある!俺の母もユニウスセブンで殺された。ブルーコスモスは俺にとっても母の仇だ!」

    「お前はそんな奴を庇って、俺たちと、同じコーディネーターと戦うのか!」

    「レノアさんが…でも…それでも…」

  • 2525/01/17(金) 00:41:32

    オペレーター「主砲塔被弾!機関部損傷!隔壁閉鎖!」

    アルスター「何をやってるんだ…何故あのシグー1機落とせない…」

    オペレーター「あれは紅眼!ブルーコスモスへの復讐に猛った戦鬼です。並みのシグーとは…」

    アルスター「復讐鬼だって…そんな理不尽な!」

    コープマン「事務次官は救命ポッドへ!」


    「(隊長がわざわざ指摘してきたのも俺個人を恨んでいる人間も多いと自覚させる為なんだろうな…)」

    「(何しろ俺は【ネビュラ勲章最年少受勲のスーパーエース様】らしいから)」

    「(その外務次官の娘以外にも俺に親兄弟縁者を殺されて恨んでいる者はいるし、これからも増やしていくことになる)」

    「(敵だけじゃない。【バレンタインの悲劇を防げなかった予言者】である俺に言いたいことがある人もいるだろう)」

    「(戦争をなくすためには、俺は自分の恨みや憎しみを忘れるだけじゃ足りないんだ)」

    「(俺自身に向けられた恨みや憎しみを晴らす必要がある。たやすくできると思うな…そういう事なのだろう)」

    こんな自制の思考をしながらも手際よくモントゴメリの抵抗力を削いでいくシン

    なぶり殺しとも言えなくもない(被弾しないよう慎重に潰しているだけです)

  • 2625/01/17(金) 01:05:31

    「アルスター次官だったか、アンタ個人の首は俺には不要だが、世間様の【シン・アスカ】像にはマストアイテムらしくてな」

    「…詫びる気はないが、せめて、あんたの娘は生かして返すぐらいの配慮はするさ」

    「では、終わりだ……その命、もらい受ける!」


     

    「この子を殺すわ!」

    「……(哀れな…そのようなことをしてももう…この方も大切な家族を守りたいだけ…ですが…)」

    「パパの船を撃ったら、この子を殺すって!あいつらに言って!」

    「フレイ!」

    「そう言ってえ゛ぇ!!」

    「……」

    「……」


    「いやぁぁーーーーぁ…ぁ…あっ!ああ…ぁぁ…ぁぁ…あ、あぁ!!」

  • 2725/01/17(金) 01:16:22

    「待たせたな。これより足つきに向かう。ストライクはイージスに任せ、ジン2機は俺に続け!」

    「母艦を沈めてしまえばストライクもチェックメイトだ」

    「それにおめでとう、二人ともこれで金的(艦船撃破)持ちだな」

    「へへっ、チョロい相手だったぜ」

    「だな。だが、足つきは新造艦だけあって手強いから油断するなよ。うちも一人ジンであの艦にやられてるからな」

    「…オロールだな。ああ、油断はしないさ」

  • 2825/01/17(金) 01:40:29

    「チィッ!うわっ!くっそー!これじゃ立つ瀬ないでしょう、俺は!」

    「お見事、鷹を叩き落したな」

    「まぁな。俺も腕には自信があるし…鷹を焼き鳥にはし損ねたが」

    「いいさ、今度こそ足つきもチェックメイトだ」

    フレイの嗚咽が木霊する

    ラクスもさすがに口を出せない

    「ゼロ、帰還します!機体に損傷!」

    「敵艦よりミサイル!」

    「イーゲルシュテルン起動!ローエングリン、発射準備!紅眼とジンが来るぞ!ストライクは!?」

    「イージスと交戦中」

    「艦長!」

    「…ぁぁ……」

    「ふぅっ…」

  • 2925/01/17(金) 01:55:14

    すみません
    睡魔に負けそうなので今夜の投下はここまでです
    おつき合いいただきありがとうございました

  • 30二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 02:37:52

    お疲れ様です
    ラクスが流れ着いていなかったらここで詰んでいたよ
    やはりクルーゼ隊は精鋭だね

  • 31二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 04:37:34

    お疲れ様です
    殺し殺されが加速するよ
    ザフト側の声明文が楽しみだね!

  • 32二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 12:08:04

    ナタルさんの脅迫まがいの回線に対してシンはどのように返すのか…

  • 33二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 12:33:21

    何がまずいって、オーブは「テロリストを逃がしたのは次官の独断ですよね?」と言われたら「ソウデスネ」と答えるしかないんだ
    フレイは国に捨てられる (;´Д`)

  • 34二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 18:59:48

    あぁ、これブチギレたシンが通信で乱入→フレイの父親のヤラカシ暴露→キラ達全員にフレイ嫌われる→フレイ終了のお知らせ(-_-)/Ωチ~ン。かなぁ……

  • 35二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 19:01:09

    いや、キラたちはフレイに同情すると思うけどな

  • 36二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 19:52:21

    >>35

    するにしても…テロリストを逃したのは流石に看過出来んでしょう。 下手すると次の犠牲者に自分らの両親の名があるかもしれないってのを想像すると。

    (理由としてシンの家族が巻き込まれた場所がショッピングモールであることと被害者の【多くは】コーディネーター、つまり少ないにしてもナチュラルの人も犠牲になっているから

  • 37二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 20:20:42

    >>36

    一応巻き込まれた場所はカフェテラスらしいけど

    やっぱり思った以上に大事件すぎる

    セイランはこの事件に飛び火する事を恐れた方が良いと思う

  • 3825/01/17(金) 20:21:52

    「足つきからの、全周波放送です!」

    「ん?」

    「ザフト軍に告ぐ!こちらは地球連合軍所属艦、アークエンジェル!」

    「当艦は現在、プラント最高評議会議長、シーゲル・クラインの令嬢、ラクス・クラインを保護している」


    「何っ!?」

    「え!?」


    「賊がぁあああああ!!!!」

    シグーアサルトカスタム代理映像:シグーさん

  • 3925/01/17(金) 20:28:47

    「ラクス様!?」

    「…」

    「アスカ機、急速機動!足つきにとりつきます!」



    シグーアサルトカスタム代理映像:ルドラさん

    レーザー照準はナタルに

    「偶発的に救命ポッドを発見し、人道的立場から保護したものであるが」

    「以降、当艦へ攻撃が加えられた場合、それは貴官のラクス・クライン嬢に対する責任放棄と判断し」

    「当方は自由意志でこの件を処理するつもりであることを、お伝えする!」

    怯まず言い切る

  • 40二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 20:43:26

    ここで毅然と言い切るナタルはカッケェ。
    けど内心ヒヤヒヤしながら言ってるんだろうな

  • 4125/01/17(金) 21:08:24

    「卑怯なっ!」

    「…ああぁ…」


    「なんともまぁ…」


    「格好の悪いことだな、援護に来て不利になったらこれか」

    「隊長!」

    「ああ!分かっている。全軍攻撃中止だ!シンも引かせろ。見た目上は均衡に見えるが」

    「実際はラクス嬢を人質に取られたこちらが一方的に不利であることには変わりない」

    「精々私が人質がいなければ…と負け惜しみを広言できるようになったぐらいだ」

    「おかげで部下は皆不満たらたらですよ…そうだ!全軍砲撃中止!今の放送が聞こえなかったのか!?」

  • 4225/01/17(金) 22:08:09

    「救助した民間人を人質に取る……そんな卑怯者と共に戦うのが!お前の正義かっ!?キラ!」

    「…アスラン…」

    「…彼女は助け出す!必ずなっ!」

  • 43二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 22:31:06

    このレスは削除されています

  • 4425/01/17(金) 22:32:14

    「アークエンジェルへ。こちら、ザフト・クルーゼ隊のシン・アスカ。貴艦のブリッジ前のシグーのパイロットだ」

    「(レディ・ラクス、俺の声は届きますか?)」

    全周波通信で呼びかける

    「こちら、アークエンジェル。何用だ、紅眼のシン。当艦の伝達事項は先に述べた通りだ」

    「(…聞こえますわ、シン)

    「貴艦の主張は我が隊も理解したようだ。撤退命令が出されたのでな、今から退くが…」

    「攻撃されたら即反撃し貴艦を航行不能にするのでやるならその覚悟で行われたし」

    「(ご無事ですか。申し訳ございません。救出にはしばしお時間をいただく必要があります…)」

    「本艦も戦闘続行を望んではいない。そのような心配は無用だ。早急に立ち去るがいい」

    「(私は大丈夫です。貴方こそ無理はなさらないように、シン)」

  • 45二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 22:34:42

    シンとラクスのアコード通信のやりとりって完全に恋人のそれなんよ…いいぞ、もっとやっちゃってください!! 
    あ、個人的にそれぞれのキャラのターニングポイントになりそうな時にダイス神に祈ってコロコロすると原作から外れる行動を取ろうかどうかの大まかな指針になるかと思いますよ

  • 4625/01/17(金) 22:55:42

    「そう願いたいところだな。なにせ、我々に通告を行ったご当人は艦名ばかりでご自分は名乗られもしない」

    「まぁ、一方的に求めるのもなんだと思って、せっかくこちらが名乗ってみても誰の責任の下で発言したのかもだんまりのままだ」

    「貴官が艦長か?まぁ、いくらブルーコスモスといえどさすがに自分たちの行いを恥じる心はあったようで祝着の限り!」

    「(必ずお救いいたしますのでお待ちください、レデイ・ラクス)」

    「(私はちょっと嫌味交じりの世間話で時間を稼ぎながら微速でその艦から遠ざかります)」

    「(その間私に思念通信で話しかけ続けてください。この通信の最大距離を測ります)」

    「(救出に使うかもしれませんのでレディも目視いただければ…聞こえなくなったら即フルスピードに移行します)」

    「ふざけるな!私は本艦の副長を務めているナタル・バジル―ル少尉だ、ブルーコスモスではない!

    「(わかりました…でも、シン、この方たちも必死なのです。あまり責めないで上げてください)」

    「成程。さすがに失礼だったな。侮辱は撤回しよう。すまなかった、バジル―ル少尉」

    「(わかりました、レディ)」

  • 4725/01/17(金) 23:03:47

    「謝罪は受け入れよう。なので、余りノロノロと進まず、早く自軍の下に帰られたし」

    「(聞き分けが良くてよろしいですわ。本当にシン、貴方は良い子ですね)」

    「(100メートル以上離れても大丈夫…っと)失敬失敬。言い忘れたことがあってな」

    「なんだ」

    「私の銃口を前にして怯まず堂々たる態度はお見事だった。その勇気には敬意を表する」

    「戦争が終わって互いに生きていたら盃でも交わしたいところだ。それではな、連合の麗しくも勇敢な女傑殿」

    「(褒めるべきところは褒めときましたよ、レディ。騎士らしかったでしょ?)」

    「な!」

    頭を抱えて

    「(ほんっとーに、シン、貴方は…【通信範囲外】」

    「(やれやれ通話範囲は数キロと言う所か…ある意味すさまじいな)さて、帰投するか」

  • 4825/01/17(金) 23:35:23

    すみません体調不良により本日の投下はここまでです
    おつき合いいただきありがとうございました

  • 49二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 23:59:41

    シン…君まぁた女を引っ掛けて、戦闘前にあったアビーの懸念ってこれのことかぁ?
    あと、ラクスさんは絶対に女たらしとか思ってそう

  • 50二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 01:22:46

    これは……ムウさんが「やるねえ」と口笛を吹くのが見える
    なんで退散時に口説いてるんだよ! 内心忸怩たる思いのところを褒められて満更でもないんだよ!

  • 51二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 01:47:54

    お疲れ様です
    シンの歯の浮く台詞は乙女心がくすぐられそう
    否応無く公私を分けないといけないような女性にクリティカルになりやすい印象がある
    よもやナタルにも粉掛けるとは恐るべし

    もしカガリがラクスより先にシンと出会ってたらラクスのように悩んでいてもおかしくなさそうなのが思い浮かぶようなそうでないような
    やはりシンの死亡フラグは騎士としての生き方な気がしてならないや
    完璧な騎士は謂わば勤勉で優秀な働きバチと言っても過言では無くて 
    具体例はブラックナイツとかソキウスなど

    マジでラクスより早くお亡くなりになりそうで怖いなあ

  • 52二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 07:55:16

    あれ?フレイパパは大西洋連邦の人だよね?

  • 53二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 09:40:57

    >>52

    そうだっけ?だったら大丈夫か

  • 54二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 10:55:59

    ノイマンが心で荒ぶっているのが見える見える。

  • 55125/01/18(土) 12:05:22

    ジーアクス見てきましたー
    ネタばれスレじゃないから何も言えないけど
    どうしても前半に魂惹かれるおっさんでしたー
    今日はゆっくりと投下していきます

  • 56二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 12:22:00

    お疲れ様です。
    そういえばジーアクスの年号ってやっぱりU.C.でしたか?(時代背景気になる勢

  • 57125/01/18(土) 13:21:59

    コメントありがとうございます

    前スレ193前スレ200

    自力で回復できた模様。ラクスとアコード通信できましたしアスラン達パイロット仲間も気遣ってるし…

    意外と快適な環境のヴェサリウスⅡでありました(でもそろそろ転属)

    前スレ196前スレ197

    乙をありがとうございます

    >>15

    あー(実はコラ画像であることに気づいていなかった)

    >>16

    パイロット仲間たちが気遣ってくれて被りなおせていますが…

    演技過剰になっており、そのまま勢いで褒めるつもりがナタルさんに粉をかけております

    >>21

    原作でのヴェサリウスの砲撃という誰の征かわからない攻撃では無く、明確ににシンの砲撃で沈んでますので…

    >>30

    何気に原作でもアスランではなくモブパイロットのジンがムウのゼロを撃退しています

    >>31

    SEEDってそういう話ですよね

    >>32

    喧嘩腰からの勇気と美しさを讃える謎ムーヴでした

    >>33>>52>>53

    ジョージ・アルスターは大西洋連邦の外務次官ですね

    >>34>>35

    コメントありがとうございます。先の展開が絡むなどで答えられませんが拝読しております

    >>36>>37

    アスカ家が死傷したテロはモルゲンレーテ社のコーディネーターたちが多く住む区画全体を対象にした同時多発テロです

    3桁の死傷者を出しながらブルーコスモスの実行犯たちは何者か(どこぞの氏族)の支援を受けて大西洋連邦の大使館に逃げ込みました

    で、その実行犯たちの帰国あるいは亡命を取り計らい迎えに来たのがアルスター外務次官でした

    >>40

    こういう時は凛々しくカッコイイ人です

  • 58125/01/18(土) 13:22:11

    >>45

    ありがとうございます。そんなに恋人っぽい描写のつもりはなかったのですが仲良くはさせたいので

    >>49

    ご安心ください。まだ、アビーの手元から出ていませんから大丈夫です

    もっと質が悪いことをします。まぁ、シンですので(運命での行動参照)

    >>50

    大丈夫、よほどのことがない限りもう出会わないはず…

    >>51

    ラクスと近くにいる時騎士っぽく振る舞わなきゃと思いだす模様【サクラソウ】効果?

    >>54

    ノイナタはあまり見かけませんからねぇ

    >>56

    UCはUCでしたね

  • 59125/01/18(土) 16:17:02

    「ストライクとアークエンジェルを、ここで沈めるわけにはいきません!」

    「分かってるわ…ナタル…」

    「あの…バジル―ル様…」

    「あ…(さすがに気まずい)何かなラクス嬢」

    「うちの子がスミマセン」

    「「うちの子!?」」

    「あー、多分、さっきの【紅眼】シン・アスカのことじゃないかと」

    「たしかデュオを組んでらっしゃるんですよね、【サクラソウ】」

    1が出たら【サクラソウ】について思い出す

    マリューdice1d6=1 (1)

    ナタルdice1d10=5 (5)

  • 60二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 16:41:15

    ナイス!カズィ! よく言った!
    それとマリューさんよく思い出しましたね!?

  • 61125/01/18(土) 16:49:42

    「ああ、そういえばラクスさんはプラントとオーブでは大人気の歌手でいらしたわね」

    「…あの【紅眼】も元はオーブ出身で…たしかブルーコスモスのテロで…(口にしてとても気まずい)」

    「はい、よくごぞんじですね」

    「あ、いや、去年のヘリオポリスのコンサートにはみんなで行ったので」

    「まぁ、ありがとうございます」

    「いえ…」

    「あー、そうなのか。だが、君から謝られる理由がないと思うのだが…」

  • 62125/01/18(土) 16:51:47

    「いえ、シンは良い子なんですけど、【サクラソウ】を始めてから騎士っぽい言動に嵌る様になって…」

    「それで女性に対しても臆面もなく気障な物言いをすることが多くて…」

    「その気があるならそういう個性と諦める所ですけれど、その気は無くてただ素直に…」

    「ええ、ただ素直に良いなと思った点を口にしてるだけなので…」

    「ああ、さっきのナタルを褒めたあれね…別に粉をかけるとかそういう気は無くてただ素直に褒めただけなのね、含みもなく」

    「はい、スミマセン」

    「(これは母性というものなのかしら?)」

    「(姉心的な何かの気もしますよ?)」

    「(私に対する嫉妬じみた視線も感じるのだが)謝罪は受け取ろう。だが、貴方が気にする必要はない」

    「…誰か!ラクス嬢を部屋へ!」

    行き掛り上カズイが連れて行きました

  • 63二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 17:30:19

    嫉妬というか牽制ですな
    これ以上シン推しクラスタが増えてはたまりませんという……

  • 64125/01/18(土) 18:12:04

    「どういうことですか!?」

    「どうもこうも…聞いたろ?そういうことさ」

    「あの子を人質にとって脅して、そうやって逃げるのが、地球軍て軍隊なんですか!?」

    [睨む]

    「そういう情けねぇことしか出来ねぇのは、俺達が弱いからだろ?」

    「……それは」

    「俺にもお前にも、艦長や副長を非難する権利はねぇよ…」

    「……」

  • 65125/01/18(土) 18:29:40

    作戦室

    「このまま付いていったとて、ラクス様が向こうに居られれば、どうにもなりますまい」

    「連中も月艦隊との合流を目指すだろうしな」

    「しかし…みすみすこのまま、ラクス様を艦隊には…」

    「ガモフと合流できれば…ニコルが奪ってきたブリッツという機体があれば奪回の策はあります」

    「ふむ、アルテミスを攻略したアレか。ガモフの位置は?どのくらいでこちらに合流できる?」

    「現在、6マーク、5909イプション、0,3です。…合流には、7時間はかかるかと」

    「それでは手を打つ前に合流されてしまうか……難しいな…」

    「くっ…」

    「……」

  • 66125/01/18(土) 19:18:19

    「…うっ…ぁ…ぁ…パパ……パパは?ねえ!パパは?…う…ぁ…」

    「…」

    「パパの船は?…パパの船は…どうしたの?…ねえ!…いやぁぁー…!…」

    「フレイ!フレイ……フレイ…」

    「あっ!」

    【嗚咽】

    「嘘よ!そんなの嘘よ!…嘘ぉぉ!!」

    「キラ…」

    「フレイ…」

  • 67二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 19:57:22

    このレスは削除されています

  • 68二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 19:59:19

    来るか! 平成の人の心案件セリフ!!

  • 69125/01/18(土) 19:59:56

    「嘘つきっ!大丈夫って言ったじゃない!僕達も行くから大丈夫だって!…」

    「……」

    「なんでパパの船を守ってくれなかったの!?なんであいつらを、赤いのをやっつけてくれなかったのよぉっっ!!」

    「フレイ!…キラだって必死に…」

    「あんた…自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!」

    「!」

    【嗚咽】

    「パパ…パパを返してよ…」

    「フレイ…」

    「…ぅぅっ…」

    さすがに耐えかねて走り去る

    「キラ!」

  • 70125/01/18(土) 21:22:49

    「ぁ!ぁー」

    キラの様子を察して思わず隠れる

    「うあ゛ぁああ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ…」

    「どうなさいましたの?」

    「…っ!」

    ピンクちゃん

    「テヤンデイ」

    「?」

    「…ぁ…ぁぁ!…ぁぁ!何やってんですか?こんなところで…」

    慌ててラクスが気にしないように泣いていた痕跡をぬぐう

  • 71二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 22:03:16

    砕けたか、心が…その隙間に誰の想いが入り込むのか

  • 72二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 22:52:52

    さぁて…
    ラクス「フレイさん…おビンタ(教育)の時間ですわ」的な感じにラクスが怒るか?

  • 73二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 23:03:19

    >>72

    唐突に始まるラクスとフレイの「薔薇と椿」じみたおビンタバトル…

    絵面は面白いけど、実際原作で観たかったシーンではあるw

  • 74125/01/18(土) 23:28:23

    「お散歩をしてましたら、こちらから大きなお声が聞こえたものですから(そして深い悲しみの思念が)

    「…駄目ですよ…勝手に出歩いちゃぁ……スパイだと思われますよ?」

    「あら!でも、このピンクちゃんは…」

    ピンクちゃん「ハロー」

    「お散歩が好きで…というか、鍵がかかってると、必ず開けて出てしまいますの」

    ピンクちゃん「ミトメタクナイ!」

    「あぁ…もう、とにかく、戻りましょう。さぁ…」

    「うふっ。戦いは終わりましたのね」(そして、あなたはお友達?との約束を守れなかった)

    「あ!…ええ…まぁ…貴方のおかげで…」

    「なのに、悲しそうなお顔をしてらっしゃるわ」(でも、絶望はされていない)

  • 75二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 23:41:26

    実際この状況で堂々出歩くの無神経だと反感買うよラクス……

  • 76125/01/19(日) 00:17:20

    「僕は…僕は、本当は戦いたくなんてないんです。僕だって…コーディネイターなんだし……」

    「アスランは…とても仲の良かった友達なんだ…」

    「アスラン?」(貴方にとってもアスランは良いお友達なのですね)

    「…アスラン・ザラ。彼が…あのモビルスーツの…イージスのパイロットだなんて…」

    「…!」

    「そうでしたの…彼も貴方もいい人ですもの。それは悲しいことですわね…」(本当に…)

    「?アスランを…知ってるんですか?」

    「アスラン・ザラは、私がいずれ結婚する方ですわ」(シンは貴方だと言っていましたけど)

    「!」

  • 77125/01/19(日) 00:29:35

    「優しいんですけども、とても無口な人」(そして義務が先立つ人)

    ピンクちゃん「ハロ」

    「でも、このお友達をくださいましたの!」(この時は本当に嬉しかった…)

    ピンクちゃん「ハロハロ!」

    「私がとても気に入りましたと申し上げましたら、その次もまたハロを」(ただ、さすがにいつもは…)

    「ぁぁ」

    ハロ達(想像) 「ハロハロハロハロハロハロハロ」

    「そっかぁ、相変わらずなんだな、アスラン。僕のトリィも彼が作ってくれたものなんです」

    「まぁ!そうですの?」

    「(私もあなたに作ってもらうとシンが)

    ピンクちゃん「テヤンデイ」

    「…ぁぁ……でも…」

    「お二人が、戦わないで済むようになれば、いいですわね」(本当に)

  • 78二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 01:18:03

    このレスは削除されています

  • 79125/01/19(日) 01:18:45

    「さて、そろそろ戻りますのでエスコートをお願いできますか、キラさん」

    「あ、そうですね。送ります」

    道中はラクスがひそかにアコード能力を駆使して不審に思われませんでした

    「はい、着きましたよ」

    「ありがとうございます、キラさん」

    「最後におひとつだけお聞かせくださいまし…あのような思いをされてまで」

    「そして、傍目に決して報われているように見えないのにアスランも相手だというのに」

    「それでも、まだ戦われるというのですが?」

    「それでも…それでも守りたい人たちなんだ!」

    「そうですか…答えていただいてありがとうございます、キラさん」

    「そして、ごめんなさい」

    (認めましょう。貴方が優しさと弱さを取り違えているるのではない、本当に優しい人なのだと)

  • 80125/01/19(日) 01:19:42

    今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 81二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 02:26:46

    お疲れ様です
    キラのそれでも守りたいという気持ちが誰かに伝わっているといいな
    ぶっちゃけマジでラクスを手土産にして亡命してもおかしく無いし
    よくやさぐれてないね

  • 82二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 10:26:27

    さぁッ!!キラの為に正義の怒り(という名の平手打ち)を盛大にぶちかませッ!!ラクスッ!!

  • 83125/01/19(日) 10:51:59

    『報われぬ想い~友人と同級生の温度差~』

    「そりゃぁ、フレイの気持ちも分かるわよ…でも、あれはちょっと酷すぎるわ!」

    「自分もコーディネイターだから、本気で戦ってない、か」

    「そんなことねぇよ!いつだってキラはすごい頑張って、戦ってんじゃんかよ!」

    「うん」

    「いや…オレだって疑ってるわけじゃないさ!」

    「ブリッジに居れば、モビルスーツでの戦闘が、どれだけ大変なものかってのは、嫌でも分かるし…」

    「…でも、ほんとそうかな…」

    「…ん?」

    「んだよ?カズイ」

    取られちゃった、あのモビルスーツ…イージスってのに乗ってんの、キラの昔の友達らしいよ。

    「えっ!」

    「…」

    「さっきあのコーディネイターの女の子と話してるの聞いたんだ。仲の良かった奴だって…」

    つい名前を知っているのに「コーディネイターの女の子」と距離を置いてしまうカズイ

  • 84二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 11:27:35

    うーん、これは…かなり面倒な展開に

  • 85125/01/19(日) 11:43:04

    CE71年2月8日

    「…やっぱり駄目だよ…こんなの!アスランの婚約者さんを人質にとるなんて」

    ピンクちゃん「ハロ。マイド、マイド!」

    「しーっ、ハロ」

    「…ん…ん…な~に、ピンクちゃん?」

    ピンクちゃん「テヤンデイ!

    「あら~!キラ様!…どうなさいましたの?」

    「…黙って、一緒に来て下さい。…静かに…」

    「…ぁ…よろしいのですか。守りたい方々がいらっしゃるのでしょう、キラさん?」

    「私を解放などしたらあなたのお立場が…いえ、守りたいと思っておられる方たちからの信頼が…」

    「…それでも、それでも僕は嫌なんだ!こんなの!」

    「キラさん…(本当に優しい方…ですが、それが他の方々に伝わるのでしょうか…)」

    「(いえ、これ以上問うのはやめましょう。これ以上はこの方の決意を汚すことになる)」

    「(せめて私が信じなくてどうします…ああ、それでも祈らざるをえません。この方の優しさがこの方自身を救う日が来ることを)」

    ラクスの好感度75+dice2d10=2 9 (11)

  • 86125/01/19(日) 12:51:09

    さすがにキラをこれ以上追い込まないためにラクスさんが本気を出しました

    原作と異なりサイやミリアリアと遭遇しません

  • 8725/01/19(日) 17:35:15

    「行きます。掴まってて下さい」

    「はい、キラさん」

    ピンクちゃん「オマエモナー」


    「どうしたの?」

    「ストライク!何をしている!?キラ・ヤマト!」

    「ボウズが嬢ちゃんを連れ出したんだよ!…駄目だ!もうエアロック開けられちまった…」

    「なんだと!?」

    「ぇぇ!?」

    ※驚きつつも嬉しそうなマリューさん

  • 88二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 17:37:18

    マリューさんとしてはやはり議長令嬢とは言え民間人を人質にするのは嫌だったのかな…

  • 89二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 18:14:36

    このレスは削除されています

  • 9025/01/19(日) 18:15:48

    「足つきからの、モビルスーツの発進を確認!」

    「はぁ?全艦第一戦闘配備!モビルスーツを出撃させろ!」

    「第一戦闘配備発令!モビルスーツ搭乗員は、直ちに発進準備!繰り返す!モビルスーツ搭乗員は…」

    「シン・アスカ、シグー行きます!」


    「こちら地球連合軍、アークエンジェル所属のモビルスーツ、ストライク!」

    「ラクス・クラインを同行、引き渡す!」

    「!?」

    「ただし!ナスカ級は艦を停止!イージスのパイロットが、単独で来ること、他のMSはナスカ級の近くに留まることが条件だ」

    「この条件が破られた場合、彼女の命は…保証しない…」

    「…キラ?」

    「…」

    ヴェサリウスⅡの艦橋横まで後退する

  • 91二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 18:26:55

    これはアスランが引き取るまで静観するな、わざわざ撃ちに行く必要はないし行ったら行ったでラクスが怒るし

  • 9225/01/19(日) 19:12:35

    「どういうつもりだ、足つきめ!」

    「隊長、行かせて下さい!」

    「敵の真意がまだ分からん!本当にラクス様が乗っているかどうかも…」

    「隊長!」

    「…分かった。許可する」

    「ありがとうございます」

    「よろしいのですか?」

    「チャンスであることも確かさ。…ふふ…向こうのパイロットもまだ幼いようだな」

    モニター内のシンに視線を向けると、シンが頷く

    「…」

    「(シンもまだまだ甘いが最低限は仕込めたか)」

    「艦を停め、私のシグーを用意しろ!アデス」

  • 9325/01/19(日) 19:13:27

    「艦長!あれが勝手に言ってることです!攻撃を!」

    「確かに好機だが、んなことしたら、今度はストライクがこっちを撃ってくるぜ?」

    「…うっ…」

    「多分な」

    「ふふ」

    「ナスカ級、エンジン停止。制動をかけます。イージス接近!」

  • 9425/01/19(日) 19:43:39

    「アスラン…ザラか…?」

    「…そうだ」

    「コックピットを開け!話して」

    「え?」

    「顔が見えないでしょ?ほんとに貴方だってこと、分からせないと」

    「あ~。そういうことですの。こんにちは、アスラン。お久しぶりですわ」

    ピンクちゃん「テヤンデイ!」

    「確認した」

    「なら、彼女を連れて行け!さぁ…」

    「いろいろとありがとう。キラさん。アスラン、貴方も」

    「キラ!お前も一緒に来い!お前が地球軍に居る理由がどこにある!?」

    「僕だって…君となんて戦いたくない…でも…あの船には守りたい人達が…友達が居るんだ!」

    「……くっ………ならば仕方ない……次に戦うときは…俺がお前を討つ!」

    「……僕もだ…」

  • 9525/01/19(日) 19:53:39

    「敵モビルスーツ、離れます!」

    「エンジン始動だ!アデス!」

    「悪く思うなよ、アスラン…説得の場は用意した…活かせなかったのは…お前だ」


    「シグー、本艦に向け急加速! 敵艦よりモビルスーツ発進!ナスカ級、エンジン始動!」

    「うっ!紅眼に、ラウ・ル・クルーゼ…」

    「こうなると思ってたぜ!」

    メビウスゼロ発進

    「成程。予測済みか。だあ、お前ひとりで私とシンを抑えられるかな?」

  • 96二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:07:04

    最低限の義理は果たしたから後の禍根を詰むって言うのは理にかなってるよなぁ…

  • 9725/01/19(日) 21:15:02

    「…隊長!シン!」

    ピンクちゃん「サセルカ!」

    「アスランはラクス嬢を連れて帰投しろ!」

    「…フラガ大尉!」

    「何もしてこないと思ったか!」


    「…あ!ラクス?危ないですから…」

    「ラウ・ル・クルーゼ隊長!」

    「ん?」

    「止めて下さい。追悼慰霊団代表の私の居る場所を、戦場にするおつもりですか?」

    「(チィッ!こんな時になにを!)」

    「そんなことは許しません!すぐに戦闘行動を中止して下さい!」

    「聞こえませんか?シン、貴方もです!ナチュラルとの融和を掲げる貴方が戦いに逸ってどうします!」

    「チッ!困ったお嬢様だ!了解しました!ラクス・クライン」

    「…はい、レディ…」

    シン機、反転帰投。イージスに接近する

    「……」

  • 9825/01/19(日) 21:44:22

    ピンクちゃん「ミトメタクナイ!ミトメタクナーイ!」

    「うっふ」

    「(これはマズい…この展開自体はやむを得ない、だが…問題はさっきの俺の行動だ)」

    「(俺はさっき隊長が戦闘中止命令を出される前に、レディの言葉を聞いて戦闘続行を諦めていた)」

    「(間違いない、これはレディのアコード能力によって精神干渉を受けていたのだ)」

    「(しかも、先程の俺はイージスからの精神波伝達距離外だった)」

    「(つまり、翁の世界でのレディがどうだったかは知らないが、うちのレディは音声を通じて精神干渉が可能という事!)」

    「(演説一つで世界全体に精神干渉できる力!…そりゃあ、デュランダル博士がレディを暗殺しようとする訳だ…)」

    「(これは秘匿せねば…可能ならばレディご本人にも…これを自覚されては最早世界にご自分を声を伝えようとされなくなるだろう)」

    「(アコード能力など無関係に今、この時代はレディの声を必要としている)」

    「(隊長の様子からして、隊長は俺ほど影響を受けていないようだ)」

    「(おそらく頻度や密度によって効き目が変わるのだ…であれば放送レベルでの影響は誤差レベルで収まる…だろう)」

    「(強い意志や信念を捻じ曲げるような強さはない…はずだ。多分)」

    「(なんにせよ、アコードに関することは秘匿せねばレディたちが迫害されてしまう。それだけは避けねば)」

    「(メンデルの遺物の処理…アウラとファウンデーション一党も必要とあれば、」敵対せずとも処する必要があるか…)」

    「(それに…デュランダル博士への対処も…よほどうまく立ち回らねば…厄介なことになった!)」

  • 9925/01/19(日) 21:55:24

    「なんだか知らんが、こっちも戻るぞ!追撃して、藪蛇は詰まらん」

    「…はい」

    「とんでもねぇお姫様だったなぁ………あ?…どうした?」

    「…いえ…なんでもありません…」



    「…このままには…しないわ…」

  • 10025/01/19(日) 21:56:26

    第20話
    「ラクス救出司令」

  • 10125/01/19(日) 21:57:38

    本日の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 102二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:24:28

    お疲れ様です。
    いやぁ、ラクスさんにも厄ネタが増えましたねw
    変に使えば世界転覆も狙えるヤベェ女になれるラクスさんはこれから慎重になってもらわないと更なる火種が増えちゃうよ。
    …まっ、それがC.E.って世界だけどもね! 
    そこかしこにマウンテンサークルみたく未発掘の厄ネタが潜んでる世界だもの、こんぐらいじゃ驚かないな!(SEEDリアタイ勢

  • 103二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:30:24

    お疲れ様です
    デュランダル博士はシンの助力もあるとはいえ空気読みの達人だね
    ミーアの整形事件はもう少し工夫しないとレイに怪しまれなかったろうに
    ラクスにとってもデュランダルにとってもシンが重要な立ち位置になってるね 優秀で従順な駒は貴重

  • 104二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:17:45

    おやおや?キラ&アスランの反応に違和感が?アコードの能力に当てられて何かに目覚めたか?二人ともシン同様野生のアコードに覚醒するか?

  • 105二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 02:37:02

    お疲れ様です
    シンの気持ちもわかるが、レディに自制を求めないと早々にバレて危険視されるよ
    便利すぎて多用している
    博士よりも国防委員長……自分だったら息子の婚約者を挿げ替えるね、ちょうどいい口実が現れたし

  • 106二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 11:32:52

    コレが終わったからと言ってひと段落じゃねぇ種時間軸
    ある意味、「仲間を的確に諫める」という意味で最大規模の最初の試練になるかもしれん。

  • 107二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:46:53

    保守

  • 108125/01/20(月) 21:08:36

    次回予告

  • 109125/01/20(月) 21:08:59

    来る決戦を前にヴェサリウスⅡを去る日が来た

    『次スレからスレ画変わりまーす。今までありがとう!』

  • 110125/01/20(月) 21:09:24

    姫達の護衛と新装備の拝領を終え

    『次スレからは僕が目印。主役メカも交代するよ♪』

  • 111125/01/20(月) 21:09:50

    そして、懐かしき地球へ

    『空はこういう風景ばかりだと思うよ』

  • 112125/01/20(月) 21:10:38

    あ、それはそれとして一緒に殴りに行こうぜ☆

    『YAYAYAYAYAYA♪』

  • 113125/01/20(月) 21:11:11

    次回「地球へ」

    生きて、抗え

  • 114二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:16:10

    正義の~🎵拳を~🎵ぶつけろ~(ユウナに)ッ!!カ~ガ~リッ🎵鬼動戦妃~ッ🎵カガリ~ッ!!カガリッ!!

  • 115二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:32:40

    次回は低軌道戦と熱砂のアフリカへかぁ…ここはイザークのターニングポイントだ、彼の未来は何処の方向へいくのか…

  • 11625/01/20(月) 23:32:53

    「…ん?」

    ピンクちゃん「ハロ、ハロ、アスラーン」

    「…ハァ…ラクス…」

    「ピンクちゃんがはしゃいでいますわ。久しぶりに貴方に会えて嬉しいみたい」

    「ハロには、そんな感情のようなものはありませんよ。貴方は客人ですが、ヴェサリウスⅡは戦闘艦です」

    「あまり、部屋の外をウロウロなさらないで下さい」

    「あぁ…どこに行ってもそう言われるので、詰まりませんの」

    ※ラクスからの歩み寄りに冷や水を浴びせる1アウト

  • 11725/01/20(月) 23:45:38

    「仕方ありません。そういう立場なんですから」

    「…っー………何か?アスラン?」

    「あっ…いえぇ…あ…ご気分はいかがかと思いまして……その…人質にされたりと、いろいろありましたから…」

    ※心配してもらって嬉しい

    「私は元気ですわ。あちらの船でも、貴方のお友達が良くしてくださいましたし」

    「……そうですか…」

    「キラ様はとても優しい方ですのね。そして、まだ強くなりきれない方」

    「…あいつはバカです!軍人じゃないって言ってたくせに…まだあんなものに…あいつは利用されてるだけなんだ!」

    「友達とかなんとか…あいつの両親は、ナチュラルだから…だから…」

  • 11825/01/20(月) 23:47:52

    (…そういうことを言ってしまいますの、アスラン)

    ※幼馴染のご両親まで色眼鏡で見るナチュラル蔑視の態度、2アウト

    「ぁぁ……貴方と戦いたくないと、おしゃっていましたわ。

    「僕だってそうです!誰があいつと…」

    「…」

    「失礼しました。では私はこれで」

    「辛そうなお顔ばかりですのね。この頃の貴方は…」

    「ニコニコ笑って戦争は出来ませんよ」

    「…」

    ※気遣いに身も蓋もない態度で返す、3アウト

    ラクス→アスランの友愛度61-dice3d10=9 4 3 (16)  +dice1d6=5 (5)

  • 11925/01/21(火) 00:04:33

    この頃のアークエンジェル

    キラは茶番の軍事法廷で厳重注意(実質無罪)

    一方でフレイはイージスのパイロットがキラの友人と知り…

    刃を目覚めさせてしまっていた

  • 12025/01/21(火) 00:08:41

    第21話
    「地球へ」

  • 12125/01/21(火) 00:09:28

    スミマセン
    眠気が酷いので今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 122二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 03:00:30

    お疲れ様です
    甘えたい気分なんだろうけど、無神経だよラクス……
    シンやキラは気遣えるのに、アスランに対してはそれができていない感じがする
    そしてアスランのほうは強い女でいてくれ、お姫様扱いは求めないでくれって思ってるんだろうなこれ

  • 123二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 09:47:30

    お疲れ様です
    シンやキラがラクスに寄り添えているのは時代背景を鑑みると珍しいに分類されるくらい凄い事なのかもしれない

  • 124二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 13:31:10

    >>122

    気遣ってるんだけどそれがアスランに通じてないだけだよ…

    ここら辺のすれ違いはシンがいても変わらなかったねー残念

  • 125二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 19:05:38

    >>124

    シンは自分が悪者になっても散々警告してたからね

    レノアさんが血のバレンタインで亡くなって居なかったらもしかしたらなんとかなってたかもしれない

  • 126125/01/21(火) 20:51:34

    コメントありがとうございます

    >>60

    マリューさんはナタルより以前からヘリオポリスにいたので【サクラソウ】について見聞きする機会も多かったのでしょう

    >>63

    増えましたがさすがにナタルまでシン推しになるはずはないでしょう…

    >>68

    とはいえ、ここまではまだセーフだったと思います。エルや同級生たちを利用したりしだすと…

    >>71

    原作といい、どうやって再起動したんでしょうねぇ、キラ。ラクスともそこまで親しくはないし罪悪感はあるし…なのに

    >>72>>73>>82

    それをやるほど、こちらのキラに入れ込んではいないと判断しました。無印最終回以降だったらどうなったのでしょうね

    >>75

    フレイ以外にも、先遣隊に関係者がいるクルーとかもいたでしょうしねぇ

    >>81

    守りたい友達がいるんだ!

    友人(ミリアリア)友人の彼氏で結構付き合いある同級生(トール)同級生(サイ、カズイ)憧れの女性(フレイ)

    …友人カテなのミリアリアとトールのカップルぐらいなのよね…トールですら当初は同級生で友人と明記はされてない…お人よしにもほどがあるぞ、キラ

    >>84

    どこまでもカズイは同級生でしたね(いや、あの状況で感情的に対立までしたのに友人として接したサイがすごい気も)

    >>88

    この頃からどんどん甘さが出て、後々イメージする『キラの姉的存在』マリューさんになった感じですね

    >>91

    約束は守るでしょう、ネオみたいにはなりたくないでようから(しかし、今後…)

    >>96

    シン「約束は守るとも…今回別に停戦協定とか結んでないよね!」(なお、レディからおしかりを受けた模様)

    >>102

    シンみたいな別世界線の記憶ではなく、この世界の予知夢ができるコーディネーターいますからねぇ、アストレイには

    >>103

    迂闊にデュランダルと揉めることが出来なくなりましたし、プラントの議員たちもそこまで甘くはないので…

    逆風が吹き始めます

  • 127125/01/21(火) 21:33:00

    CE71年2月9日

    客室前

    「レディ、シンです。入ってもよろしいでしょうか」

    ラクス

    「はい、どうぞ。お入りくださいまし」

    ピンクちゃん「ハイレハイレ、スグハイレ」

    「ありがとうございます。レディ…!?」

    (げぇぇええ!機嫌が…機嫌がすこぶる悪い…なんか、やったなぁ、アスランの奴ぅ!)

    ※お忘れの方もいるかもしれませんが、アカデミー時代からラクスのアスランへの苦情はシンが中継ぎを務めていました

    「あらあらどうしましたの、シン?淑女の部屋に紳士たる者が独りで訪れるほどの大事なご用件がおありなのでしょう?」

    「お早くおっしゃってくださいな。あ、それはそれとしてそのご用件の後でご相談したいことがありますの。お時間をくださいましね」

    「(あー、これは断ったら後々面倒になるやつぅ…要件を手短に済ませんてお話を伺うしかないな)」

    「承りました。私が此度お伺いいたしましたのは明日以降の予定をお伝えするためです」

    「なるほど。お願いいたします(促す)」

    ピンクちゃん「ハヤクハヤク」

  • 128125/01/21(火) 22:14:44

    「明日10日にまず高速輸送艦ヴェサリウスと合流いたしますのでレディには、こちらに移乗いただきます」

    「なお、以後の護衛には私とヒルダさんたちの合計4名、4機のモビルスーツが付きます」

    「まぁ、ヒルダさんとまた会えますのね。残りのお二人は…?」

    「ヘルベルト・フォン・ラインハルト、マーズ・シメオンさんですね」

    「お二人ともヒルダさんより年長ですが、ヒルダさんがリーダーだそうです。こうところは能力主義のザフトの美点ですね」

    「3人ともジンハイマニューバに乗って制宙圏拡大に貢献しているそうです」

    「さすが、ヒルダさんですわ」

    「そんなわけで明日でアスランとしばらくお別れですので、仲直りは今日中にお願いしますね」

    「…アスランには私と仲たがいした覚え等微塵もないと思います」

    「はぁ(やべぇ、また地雷ふんだ!)」

    ※心の地雷撤去は慣れていても危険です。行う際には最新注意を心がけましょう

     心がけても爆発する時はします

  • 129二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 22:18:25

    つまり、「なるはや」で今後を詰めると。
    …あと、キラがまだ「准将」でなかったと愚痴るのかな?

  • 130125/01/21(火) 22:25:21

    >>129

    この辺りの原作スケジュールが詰め詰めなのでシンがラクスと一緒にプラントに帰る余裕なんぞない事に気づきました

    そんなことして、さらに原作通り進めたらバルトフェルドさんの所でイザークとディアッカがシンを出迎えることに…

    そういう事で久々のヴェサリウス再登場とその他諸々イベントを一か所にまとめます

  • 131125/01/21(火) 23:53:05

    「その翌11日(明後日)にラコーニ隊と合流し、そこでアスハ特使と再会、旧交を温めていただきます」

    「11日の内にオーブ第2宇宙艦隊(旗艦クサナギ)と邂逅し、アスハ特使の引き渡しを行います」

    「レディはプラントとオーブの密約締結の当事者として、私はヘリオポリス崩壊の現場責任者として」

    「それぞれの立場で臨席します…最初はバカの話を聞くことになるかもしれませんが、見てのお楽しみで」

    「…シン、あの方の不快な物言いは既に聞き飽きています。配慮いただきたいですわ」

    「わかりました。ただ、あくまでも主役はアスハ特使ですので明日特使と直接お話されてください」

    「わかりました。カガリさんともゆっくり話したいですわね」

    「申し訳ございません、レディ。引き渡しはクサナギの艦内で行われますし」

    「その後のオーブ国内向けのプレスリリースもありますのでその時間の余裕はないかと…」

  • 132125/01/22(水) 00:01:27

    「外交儀礼としてカガリさんの地球降下を見送ったりは…」

    「無理です。プラント一同レディの事を心配しておりました。外交儀礼上特使見送りは仕方ないにしても」

    「一刻も早く、無事のお姿をプラントでお見せください。何より14日の追悼式典がございます」

    「この日程でもプラントへの帰還はどんなに急いでも12日、下手をすると13日です」

    「式典のリハーサルや段取り確認を考えますと現在の日程でもかなりかつかつです」

    「それは…」

    「それに、14日に先立ってクルーゼ隊長も動かれるはずです。ガモフ、それにポルト隊と合流し奪取したG4機も使って証明されるでしょう」

    「協定を守って奇襲にならなかったとしても結果は変わらずザフトの勝利だったのだと」

    「その勝利を持ってオーブに対して威を示し、14日に勝利の華を添えるでしょう。貴女のアスランたちの活躍と共に」

    「え…」

  • 133125/01/22(水) 00:03:21

    「どうやら、カオシュンに続いて、今度はアフリカ戦線でビクトリア宇宙港を攻略間近とか」

    「地球での勝報に話題を取られがちだった宇宙のザフトの面目も立つというものです」

    「まして、その立役者がザフトの若き4つ星となれば…」

    「若き4つ星…ですか? シンはクルーゼ隊には戻らないのですね。カガリさんを送った後は一緒にプラントに戻るのですか」

    「いえ、レディの警護をするラコーニ隊やヒルダさん達と別れて、ヴェサリウスに残ります」

    「そのままヴェサリウスで新しい機体と共に地球降下地点へ移動し、ジブラルタルに降下します」

    「え…私の警護を全うするでもクルーゼ隊に合流するでもなく地球に降下しますの?」

    「では、ビクトリアに?」

    「私の降下予定日は12日です。もう、ビクトリアは実質的に陥落しているでしょう。私の出る幕はありませんね」

  • 134125/01/22(水) 00:07:47

    「待ってください、シン、どちらの大作戦にも参加させてもらえないあなたの立場は…」

    「…先日の査問会に先立ってザラ委員長に言われました。『お前は目立ち過ぎた』と」

    「それは客観的事実であると共に、委員長のご本心でもあったのでしょう。実際にアスランに手柄を立てさせるようにと指示もありました」

    「ですが、私は指揮官としてそれを全うできたとは言えず、アスランだけでなくイザーク、ニコル、ディアッカの分の武功も独占していた」

    「あまつさえ、ラスティとミゲル達を死なせてしまった。守り役として、指揮官として失格でしょう」

    「それは、貴方の責任では!」

    「レディ、これも移民がプラントに根付くための通過儀礼と心得ております」

    「それに、私はネビュラ勲章をいただいております。十分以上に報いていただいておりますとも」

    「そんなわけで暫し御傍を離れます…幾久しく健やかに」

    「シン、貴方は…」

  • 135二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 00:18:24

    シン、なんて健気な…いやこれラクスの好感度無意識に稼いでないか? 大丈夫? 具体的にキラとアスランの死闘の後のサイクロプスのあれとか

  • 136125/01/22(水) 00:22:35

    「大丈夫…帰ってまいります。ラクス、貴女の許に」

    口にしてから、言ってしまったという思いが掠めた。ラクスとアスラン、どちらの友人としてもラインを越えただろう

    ラクスもそれを感じ取ったか目を閉じた

    …だが、シンはそれでも『間男』としてここで踏み出すことはできなかった

    踏み出すならば、それには告白を伴うべきと思っていた

    その意味では騎士としてのロールプレイが彼に古風な選択を促したのかもしれない

    シンはその唇を、ラクスの唇でも、頬でもなく、ラクスの手の甲に口づけた

    ラクスもシンも手袋をしていない

    ラクスの恋愛度54+ dice1d10=2 (2)

    ラクスへの恋愛度66+ dice1d10=4 (4)

    「それでは、しばしのお暇です。レディ」

    シンは一礼して去っていった

  • 137125/01/22(水) 00:23:38

    シンは部屋を出てから気づく

    「そういえば、キラさんがどういう人かお聞きするのを忘れてたなぁ」

    「そもそも明後日までは同じ艦に乗ってるんだよなぁ…我ながらなんて木っ端恥ずかしいことを」

    「…まぁ、いいか、キラさんの事は明日お会いした時に伺おう」

    「(さっきの木っ端恥ずかしいやり取りをヒルダさん達の前やアコード通信でやり取りするのは色々とアレだし)」

    「(仮に…仮に、俺からアプローチするにしてもアスランやキラさんとのレディの距離感が定まって、その後もフリーだった時だよなぁ)」

    シンは全力で現実逃避した。ヘタレなのか意気地なしなのか、その判断は皆さんに委ねよう

  • 138125/01/22(水) 00:29:48

    という訳でシンとラクスの暫しの別れ(あと二日は一緒にいる)でありました
    シンの地球降下後は次に会えるのは早くてシンがプラントに戻れる時で(多分ストライクとの決着後)
    フリーダムの扱いによっては下手するとクライン派粛清後です(このスレでクライン派粛清があるかは不明)
    明日はヒルダたちとの再会とできればイザーク達やアークエンジェルの動向についても触れたいです
    今夜の投下はここまでです
    おつき合いいただきありがとうございました

  • 139二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 00:47:35

    お疲れ様です
    この世界線がスパロボになった時シンとマシュマー・セロが対面したらどんな掛け合いになるんだろう
    それくらい騎士として割と様になってる
    カウンターアコードだけでお釣りが出てくるレベルだぞ

  • 140二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 01:45:52

    お疲れ様です
    シンは大人だなーと思ったら一歩踏み出してしまった
    この時点でラクスが好きなんだよな?ルナマリアと再会した途端ぐらっぐらに
    ……なるんだろうな……

  • 141二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:51:20

    ヘタレで意気地なしではあるのだろうけど
    ランスロットのように破滅したら元も子も無いのでまだ良いだろうさ

  • 142125/01/22(水) 18:43:16

    コメントありがとうございます

    >>104>>105>>106

    コメントありがとうございます。先の展開が絡むなどで答えられませんが拝読しております

    >>107

    保守いただきありがとうございます

    >>114

    お待たせして申し訳ございません

    >>115

    環境が変わったのでイザークも多少変化しております

    >>122>>124>>125

    シンもフォローして原作より距離感は近づいていたのですが…シンもラクスも准将の存在を知ってしまっていて…

    今はアスランがキラの事で一杯一杯で、しかもやっぱりキラはキラだとラクス返還で確信してしまったので…

    キラが変わり果てた姿がストライクだったら「せめて(過去を知る)俺の手で…」と割り切れたんでしょうが…

    ただ、今のアスランなら頬でなく唇に行けるはず…

    >>123

    ルナマリア媼や子孫との家庭生活を数十年過ごした主夫兼政治家の体験を夢を通じて教育されましたので…

    >>135

    好感度稼ぎ過ぎというか思わず(まだ覚悟もないのに)踏み込んでしまったというか…

    どうしましょう、フリーダム受領

    >>139

    ロールプレイですが、それぐらいしないと中流の上レベル(親が大企業本社勤務)出身がガチの上流(政財界トップ)と付き合えないかなと

    原作カップルだと、ルナマリアとはその意味でもつり合いが取れそうなんですよね。アスカガも共に上流出身

    キララクが階層差あるけどラクスがヤマト家に合わせられるのと身内が上流ですし

    更に言うならヤマト家もアスハ家やザラ家と付き合える家なので実は上流に片足つ込んでる可能性も…

    >>140

    確実にlikeではありますが、loveかどうかは本人もわかってない模様

    >>141

    キラの存在がストッパーになってはいますね。

  • 143二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 19:58:21

    シン、悩めるうちに大いに悩め。 ここはC.E.って世界なんだ。 すぐ隣に死神が座ってるような魔境なんだから。

  • 144125/01/22(水) 21:25:12

    CE71年2月10日

    ヴェサリウスⅡ食堂室

    ラクス、クルーゼ、アスラン、シンで最後の会食

    「残念ですわねぇ。せっかくお会いできたのに…もうお別れなんて…」

    「プラントでは、皆心配しています」

    「クルーゼ隊長にも、いろいろお世話をかけました」

    「身柄は、ラコーニが責任を持ってお送りするとのことです。クサナギまではシンも同行しますしご安心ください」

    「ヴェサリウスⅡは、追悼式典には戻られますの?」

    「さぁ…それは分かりませんが…」

    「(嘘つきですわね…)戦果も重要なことでしょうが、犠牲になる者のこともどうか、お忘れ無きよう」

    「…肝に銘じましょう」

  • 145125/01/22(水) 21:39:37

    「何と戦わねばならないのか…戦争は難しいですわねぇ…」

    「…あ…」

    「そういえば、レディは足つき…アークエンジェルの艦内におられた際に食事でご不便はございませんでしたか」

    「いえ、ここのように食堂で皆さんと一緒に食卓を囲んではもらえませんでしたが」

    「キラさんが食事を運んで一緒に食べてくれましたし、お誕生日も祝っていただけましたわ」

    「…それは宜しゅうございました。キラさんと言うのは…(チラッとアスランに視線を)」

    「(ストライクのパイロットでしたよね、どんな感じでした。頼りがいがあるタイプですか?)」

    「アスランの幼馴染の方でしたわ。とても優しい方でしたのよ…その優しさが報われて欲しいと思います」

    「(まだ、強いとは言い難い方でした。これから強くならざるをえないのでしょう…悲しい事です)」

  • 146125/01/22(水) 22:27:26

    「優しい…ですか」

    「(戦争を終わらせるために戦ってくれそうですか?)」

    「はい、ですが、それが周囲から正しく評価され受け入れられているとは…」

    「(わかりません。今は、まだ。ただ、優しさと善性から友達と思っている方々を守るために戦っておられます)」

    「…受け入れられていないのに戦っているのですか」

    「キラはやっぱり騙されているんだ!」

    「…レディ?」

    「…お友達の中にはアルスター次官のご令嬢も含まれていまして…」

    「成程…」

    「(これは…仇敵扱いされるかな…)」

  • 147二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:37:43

    これでフレイが生き残ったら面白いな

  • 148125/01/22(水) 22:39:22

    「では、またお逢いできる時を、楽しみにしておりますわ」

    そして、ラクスはシンを伴いヴェサリウスに移乗し去っていった


    「何と戦わねば、か…。ミゲルの事を忘れてはいないな?」

    「あ…はい…」

    「ストライク…。討たねば次に討たれるのは君かもしれんぞ?」

    「っ……んっ…」

  • 14925/01/23(木) 03:43:38

    申し訳ございません
    寝落ちしておりました
    今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 150二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 07:43:38

    お疲れ様です
    仕方ないとはいえアスランはシンに少なくない負担をかけているよね 
    シンに言える事は裏を返せばアスランにも言える事でもあるからシンという責任を押し付ける役がいなくなったらどうなることやら

  • 151二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 10:24:32

    お疲れ様です
    もし二週目なのがシンではなくアスランなら、キラの心配を第一にしがちなことで周囲から浮いたことをおもいだしたりしたのでしょうか。

  • 152二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 18:53:01

    これは宇宙(そら)に祈りを馳せ、いつかまた同じ光を分かち合える道がめちゃくちゃ険しいですね…いや本編もなかなかにハードだったけども。

  • 153二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 22:03:42

    保守

  • 15425/01/23(木) 23:36:01

    高速輸送艦ヴェサリウス

    「ラクス様、よくご無事で!」

    「ラクス様!」

    感極まったヒルダが出迎え、体調不良で同行できていなかったマオがラクスに抱き着いた

    二人とも涙ぐんでいる

    「…」

    シンはヒルダに付き従う二人のパイロットと目礼を交わす

  • 15525/01/24(金) 00:00:34

    「姫様がご無事で何よりでした」

    「イングリットさん、よくいらっしゃることができましたね」

    インターネットは今でこそラクスの側近然として振る舞ってはいるが、そもそもプラント籍ですらない

    その彼女が輸送艦とはいえ特別にチャーターされたこの艦に乗れているのは不思議であった

    「(ラコーニ隊長も良く許可したな)」

    「ああ、それなら、トライン助教が骨を折ってくれました」

    「さすがと言うか何というか…(お人好しが過ぎるというか身内に甘いというか…)」

    ※何だかんだと言ってアーサーには懐いているので何も言えない

    (実はシンからははラクス、ニコル、レイに次ぐぐらい親近感を抱いているが、アーサーからはそこまで親しいと思われていない片思い状態)

    「ええいつも、助けていただいています」

    イングリットの好感度82+dice1d6=3 (3)

    アーサーの好感度dice1d100=20 (20) 

  • 15625/01/24(金) 00:04:15

    ここ数日投下がはかどらずスミマセン
    体調不良のため今夜の投下もここまでです

  • 157二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 00:22:47

    お疲れ様です
    あまり無理はなさらずに、
    体調最優先になさってくださいませ

  • 158二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 05:54:48

    保守

  • 159二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 11:31:46

    お疲れ様です
    体調不良は万病の元ですからね
    ゆっくり治してください

    アーサーは良くも悪くも先生をしているんだね
    それはそれとしてお人好しが結構周りの人の助けになってるのはアーサーらしい

  • 160125/01/24(金) 20:28:55

    「ラクス様、お会いになりたがっておられる方がいらっしゃっています」

    「はい?どなたでしょう?」

    「こちらの方です」

    迎えに行っていたらしいイングリットが招き入れる

    「ラクス、無事でよかった!」

    「カガリさん!?ラコーニ隊長の所におられるのでは!?」

    「ああ、イングリットが頼んだらトライン助教が何とか手をまわしてくれてな」

    渋い顔のハーゲン隊3人。警備の手間が飛躍的に増大したので無理はない

    「…トライン助教、イングリットさんに弱すぎじゃないですか?」

    イングリットにとても弱い事が判明したのでアーサーの好感度ふり直しdice1d100=33 (33)   

    (最低保証20)

  • 161125/01/24(金) 21:18:15

    ラクスとカガリが親睦を深めながら、明日の段取りについて話し合う一方

     

    シンは実は同乗していたハインラインに連れられてMS格納庫に移動させられていた

    女性ばかりの状況に耐えかねたのかヘルベルトとマーズもついてきた

    「シン、これがお前の新しい機体、ディンレイヴン(試作型)だ」

  • 162二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 21:42:49

    ガンダム……レイヴン……うッ「トラウマが……」!!

  • 163125/01/24(金) 21:47:41

    「元々特殊作戦に投入されるようにチューンアップされたディンでな」

    「通常部隊向けではなく少数生産の特殊部隊向けの機体だ」

    「ステルス性能が向上し、さらに戦地での運用がフィードバックされている」

    「具体的には通信管制能力、機動性、そして飛行性能(速度、航続距離)自体も向上している」

    「正式採用間近だったのだが、ヘリオポリスで鹵獲された敵MSの技術…ミラージュコロイドを取り入れることになってな」

    「そこで貴様に地球で運用させてデータを取り、機体の基本性能を高めつつミラージュコロイドを積む機体の素体にしたい」

    「…成程、ステルス性能を重視した強行偵察機ですか…」

    「ああ、だから、パーソナルカラーは採用されない」

  • 164二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 21:53:59

    >>162

    あぁ……Gセイバーか……偶然かビルゴに匹敵する最強無人モビルスーツの名前を継承したか。絶対大暴れするなこのディン……このスレSEED世界で無人モビルスーツ出たらキラ・アスラン・シン・ムウ・クルーゼ・レイの五人のデータ使って無人モビルスーツ作るんかね……

  • 165二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:04:22

    >>164

    間違えた6人だ。

  • 166125/01/24(金) 22:08:48

    「ああ?おかしかねぇか?こいつは売り出し中のエースパイロットなんだよな、敵からの注目度も高い」

    「パーソナルカラーはエースの存在をアピールして敵を威圧してなんぼじゃねえか」

    「それがステルスだの偵察だのと目立ちもしなければ、直接攻撃をするポジションでもないだと…」

    「おまけにパーソナルカラーも取り上げるってエースの意味ねぇじゃねぇか」

    「…ザラ委員長にも直接言われましたから『お前は目立ち過ぎた』と」

    「あ?」

    「そうだな、お前は目立ち過ぎたが故に疎まれて地球に送られる」

    「ただ、腕自体は評価されているからな。危険な戦場に偵察任務で送られ、生き延びて情報を持ち帰る…そう期待されている」

    「私も期待している。シン、貴様ならばそれぐらいの死地は潜り抜けて、興味深い実戦データを山ほど持ち帰ってくれるとな」

  • 167二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:43:45

    >>164

    この中の一体誰が「今度作る時は、俺のデータを組み込むんだな…っ!」って決めてくれるのかなぁ…

  • 168125/01/24(金) 23:31:37

    「ご期待に沿えるよう、せいぜい生き汚く逃げ足早くしますよ。渡り鳥らしくね」

    「ん?この機体のレイヴンはワタリガラスではないぞ」

    「『Reconnaissance Attack adVanced Electronic iNstllation』(特殊電子機材搭載・偵察・攻撃)の略だ」

    「私としてもお前にはそう簡単には死んでほしくはないからな」

    「お前の意見を容れて、この機体には近接戦闘能力にも配慮しナイフを付けた」

    「それに、お前の謎の粒子とミラージュコロイドは相性が良さそうなのでちょっとした仕掛けもつけておいた」

    「是非追い詰められたら使ってくれ。ついでに貴様のパーソナルマークは描いてやるぞ」

    「…ありがたいんだか、怖いんだか。まぁ、空を飛べる機体をもらえたのは素直に嬉しいですよ」

    「重力下、それも砂漠で重装甲で小回りの利かない機体に乗るのは勘弁ですからね」

    「では、さっさと行け。行ってデータを取って来い」

    「いえ、明日の式典にも出番がありますから…まぁ、茶番ですけど」

  • 169125/01/24(金) 23:33:08

    すみません
    眠くて今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 170二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 00:09:35

    お疲れ様です
    ハインラインさんが本当に頼もしい
    明日の式典にも出番があるとはフライト担当は伊達ではないのだろうか

  • 171二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 02:22:22

    お疲れ様です
    ん、ハインライン氏にデレのターン来た……?
    シンが何でもできる便利屋になりつつあるが上層部はそれでいいのか
    あとレイを従卒扱いで連れていけたらなあ、アカデミーよりよほど仕事覚えられそう

  • 172二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 07:23:46

    保守

  • 173125/01/25(土) 16:32:37

    CE71年2月11日

    ヴェサリウスは無事ラコーニ隊と合流し、オーブ第2宇宙艦隊との邂逅ポイントに到着

    無事邂逅を果たした

    カガリとザフトが保護した避難民、そしてラクスとその護衛達を乗せたシャトルがクサナギに着艦

    着艦デッキにはユウナを始めとしてマスコミも多数待ち構えていた

    まずシンとハーケン隊の面々が礼装を着用して下船し儀仗兵の役割を務める

    「(おーう、敵意と憎悪と侮蔑の視線が来るな―。ハハ、人気者はつらい)」

    ※自棄を通り越して開き直って状況を楽しんでいる

     

    「……」

    開き直ったシンと違い居た堪れない様子

  • 174125/01/25(土) 17:03:02

    「!」

    ユウナがオーブのヒーローとして『裏切者の虐殺者』のシンを侮辱すべく近寄って声を掛けようとするが

    その直前カガリがシャトルから降りてきたので取りやめ笑顔を向ける

    「カガリ~♪心配したんだよぉ、無事だったか…」

    「ユウナぁぁぁぁああああああ!」

    両手を広げ、婚約者(セイラン家主張)を温かく出迎えようとしたユウナの顔面に

    雄叫びと共に熱い熱い鉄拳が突き刺さった

  • 175二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 17:15:48

    いったーーーーーー!(複数の意味で)

  • 176125/01/25(土) 18:46:47

    ユウナを始めあっけにとられる皆を前にカガリの怒りの叫び、否弾劾が続く

    「ユウナ、お前!お前の勝手な行動のせいで血が、我々氏族が守るべきオーブの民の血が無為に流れたんだぞ、一体どういうつもりだ!」

    「衛兵、この愚か者をひっ捕らえろ!」

    オーブ兵の皆さん「ハッ!カガリ様!」

    ユウナ「え、え?なんで?」

    殴られて呆然としているところをオーブ軍人たちに取り押さえられるユウナ

    「ひどいよ、カガリ。僕がヘリオポリスを守るためにどれだけ苦労を…」

    「苦労だと?お前が勝手にヘリオポリスにおけるオーブ政府の代表を名乗って、勝手に交渉をぶち壊したせいでああなったんだぞ!」

    「そのせいで国民の生命財産が数多く失われたんだぞ、お前にその自覚はないのか!」

    「せっかく私達が連合軍やプラントに頭を下げて、ヘリオポリスでの戦闘は回避する段取りが出来ていたのに…」

    「お前が権限も資格もないのにしゃしゃり出てきて、ザフトの勧告に侮辱で返したせいであの有様なんだぞ!」

    わざとらしく声が大きいマスコミマスコミ

    「え?戦闘前にザフトから勧告なんてあったんですか。それをユウナ・ロマ・セイランが勝手に蹴って大惨事に!?

    ※その声は奇妙なほどとてもよく通りました

  • 177二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 19:09:19

    おや、まさかラクス様が三問芝居のような事をやるのか?

  • 178二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 19:48:30

    カガリ様…!この時点で腹芸も身に着けておられるとは…!経験は宝ですね!

  • 179125/01/25(土) 21:29:53

    「し、仕方ないじゃないか、そうでもしないとMSの開発計画を守れないと考えたんだ」

    「そ、それに僕は段取りについて知らされてなかったんだ。おかしいじゃないか、僕は計画の責任者なのに」

    「そもそもMSの開発計画とやらは重要な案件でありながら氏族会にも議会にも諮られていない」

    「存在自体がお前たちの暴走の産物だ。本来なら国家反逆罪が適用されてもおかしくないんだぞ」

    「そんな計画の現場責任者にヘリオポリスの命運に関する問題について関与する権限などそもそもない!」

    「付け加えるならば、お前が責任者になってから情報管理が杜撰になって」

    「その結果ヘリオポリスでの開発を私たちも探り当てたがザフトにも察知されたんだ」

    「必要もないのに、機密保持もできない無能な奴に重要情報を伝える馬鹿がどこにいる!!」

     

    「そんな…じゃ、じゃああの場で僕以外の誰が返答するというんだ!」

    「特使として派遣されていた私か、ヘリオポリスの市長だ」

    「私は段取り通り円滑に進める為に連合軍とザフトの間を取り持つために工場区にいた」

    「そこで侵攻を知り、急ぎザフト側の窓口のアスカと連絡を取って初めてお前のしでかしたことを知ったんだ」

    「あきれ果てて二の句が継げなかったし、そんな暴走を許してしまったことがとても恥ずかしかったんだぞ」

  • 180125/01/25(土) 22:01:18

    「そ、そうだ!市長だよ。死んだ市長から開発計画のせいだからその現場責任者である僕に責任を取れと言われたんだ」

    「だから、僕は仕方なく…」

    「…死人に口なしか…まさか、そこまで下劣な責任転嫁をするとは思わなかったぞ」

    「ち、違うよ。信じてくれよ、本当に生前の市長から…」

    「と、こいつは言っているがそうなのか、今も存命中のヘリオポリス市長」

    カガリに声をかけられ、避難民の中から一人の男性が前に出てきた

    ヘリオポリス市長

    「ご冗談を。無恥、無能、無責任の三無主義を極めた男に責任ある対応を期待するほど私は脳天気ではありませんよ」

    「まぁ、私も部下の掌握もできずにサハク家の裏工作を許し、こいつに対応の主導権を奪われた無能ですがね(自嘲)」

    「もっとも、サハク家もこの男の無能ぶりを甘く見て、醜態をさらしたわけですが」

    「無能ぶりを甘く見たと仰いますと?」

    ヘリオポリス市長

    「段取りをご破算にするぐらいは期待していたんでしょうけどね」

    「勧告を無視して無礼な返答をした挙句に、そのことを誰にも連絡しなかったんですよ、この男」

    「成程。だから、連合軍も入港したての輸送艦以外はまともに応戦体制が整っていなかったんですね」

    「あれほど自信満々に拒絶したから、てっきり迎撃態勢が万全に整っているだろうと思っていましたし」

    「だから強襲作戦になると身構えていたらあっさり奇襲できてMSを想定より楽に手に入れるという嬉しい誤算もありましたし」

    「オーブの警備部隊も連合軍も混乱して効果的な迎撃行動もできずに各個撃破できました」

    「…そのせいで市民の避難誘導もされず、民間人の被害を出したのは嬉しくなかったですが」

  • 181125/01/25(土) 23:19:21

    「(ちょっと演技が白々しかったかなー)」

    「(…本当はアホボンが俺相手に気分よく罵声を浴びせ続けた後にカガリ姫がガツンとやって急転直下の地獄行きの段取りだったんだが)」

    「(レディがユウナの言動に食傷気味と主張して、それにカガリ姫が同意してくれたおかげで奴の品のない嫌味を聞かずに済んだ)」

    「(庇ってもらったのかな。レデイにはいつも助けていただいてるな)」

    ラクスへの恋愛度70+ dice1d6=1 (1)

    「い、いや対応していた管制室が混乱していたのでみかねて…」

    避難民の中からまた数人が前に出てくる

    ヘリオポリス管制長

    「我々が受託の返答と地球軍との善後策の連絡相談をしようとしたのは貴方じゃないですか」

    ヘリオポリス行政官

    「そうやって現場を混乱させた挙句に『僕の責任じゃないなら勝手にしろよ』とすぐさま救命ポッドの場所まで逃げられましたからね」

    「ユウナ・ロマ・セイラン、お前は自分勝手な独断でヘリオポリスに危機を招き、崩壊に至らしめた」

    「また、その被害を軽減でき得る立場にありながら、その責任を放棄し被害を拡大させた」

    「その罪は重い、よって全ての公的権限を停止すると共に帰国後速やかに法の裁きを受けさせるものとする」

    「拘禁せよ」

  • 182125/01/25(土) 23:52:52

    「ま、待て…」

    同席して今の今まで唖然としていた(ウナトもユウナの行状を把握できていなかった)ウナトが血相を変えてユウナを救い出そうとするが、スッと割り込む影

    「アスハ特使、我々サハク氏族も関与した計画でご迷惑をおかけした」

    「あまつさえ、事態収拾に骨折りいただいたこと深く感謝いたします」

    「サハク氏族の謝罪と誠意は受け取ろう…連合との計画について氏族会に諮られなかったことは遺憾だが」

    「ヘリオポリスの惨劇の責任は偏にユウナ・ロマ・セイラン、ひいてはセイラン家に帰することは明らかだ」

    「な!(私たちに全ての責任を押し付けるつもりか!いや、これはあの小娘の暴走などではなく本国でも…)」

    気付いた時には手遅れだった

  • 183125/01/25(土) 23:56:42

    特捜部の人

    「ウナト・エマ・セイラン、貴方を国家反逆罪の嫌疑により拘束いたします」

    「令状はこちらに。あなたには黙秘権があります…(以下ユウナと違いウナトにはミランダ警告が実施される)」

    「…そういうことか…」

    よくある手法だった。出張を命じ本人のホームグラウンドから切り離した上で出張先で職務中に逮捕拘束する

    被疑者の油断を誘い、抵抗力を削ぎ落し、証拠の破棄隠ぺいを防ぐ為の、政治的敗者への奇襲

    この分だと、彼が留守にしているオフィスや邸宅にも司直の手が伸びているだろう

    セイランは勢力拡大に大西洋連邦やロゴスとの繋がりを活用したがその為に敵を作りすぎていたのだ

    ヘリオポリスに戦禍が及ぶことを避けようとしたアスハ家、外交担当であるのにこの件から疎外され面白からぬキオウ家

    そして、先程のユウナの所業が事実なら、報告連絡無く勝手をされて苦しい状況に追い込まれたサハク家…

    五大氏族の過半数を敵に回し、残りの2家も味方ではない

    これはもうどうしようもない

    「(息子を育てそこなった私の自業自得か…)」

    自分にすら報告をしてこなかったユウナに絶望を感じながらウナトは連行されていった

  • 184125/01/26(日) 00:31:45

    その後も茶番が続いた

    『連合軍による民間船撃沈という非道に巻き込まれ人質にされるという悲劇に見舞われながらも友人であるカガリを見送りに来た歌姫』

    『ヘリオポリス崩壊という凶事の中でも外交努力を続けプラントの信頼を得て避難民を連れ帰ったアスハの姫』

    との友情を軸に、ヘリオポリス崩壊という悲劇を乗り越えて強まるオーブとプラントの友好というデモンストレーションが主な演目であった

    カガリがシンが事態収拾に努めていたとフォローすると、シンがお返しにラスティの事を暴露し、カガリの英雄性が強化されていった

    ※このことを機にラスティの名がオーブで知られるようになった

    おまけにミナもラクスと連絡先の交換等を行ったりと不承不承ながら露出度を上げていく方向に舵を切った

    さらにカガリと(何故か)皆の要望もあり、【サクラソウ】のステージが突発的に行われ新曲が披露された

      

    この新曲は戦時色の強いプラントはともかく、これまでのバッシングの掌を返したオーブマスコミで大いに取り上げられ大ヒットを記録

    【サクラソウ】は炎上から一転オーブエンタメ界の覇権を握ることとなる

  • 185125/01/26(日) 01:10:29

    ヘリオポリス崩壊に端を発した一連の事件はオーブとプラントの政治的接近という発生直後とは真逆の結果をもたらした

    オーブ連合首長国のプラントへの敵意30+dice1d10=6 (6)  ⁻dice3d10=2 2 7 (11)

    ヘリオポリス崩壊の責任はユウナにあるとの政府発表に対し、当初はセイラン家の影響下にあるマスコミを中心に親大西洋連邦のメディアが反発したが

    カガリをはじめとするアスハ家に対する国民の信頼と氏族の介入、そして【サクラソウ】の復権もあって逆に彼らに対する国民の支持が低下した

    それどころか、シンの家族も巻き込まれた同時多発テロ事件のことも蒸し返され、セイラン家がテロリストを匿ったことへの批判も再燃

    ブルーコスモスや彼らの影響下にあるマスコミがセイラン寄りであったことも検証され、改めていわゆる【マス ゴミ叩き】が過熱

    ついにはブルーコスモスの一部をテロ支援団体と認定されるに至り、オーブ国内においてブルーコスモスの活動自体がテロ防止法の対象となるに至った


    さらにセイラン家は裁判の結果、全資産没収(その没収資産はヘリオポリス被災者への補償に充てられた)となった

    通常セイラン家ほどの家ともなれば、表向きの資産はどうあれ隠し資産も相応のものがあるのと、惻隠の情というか多少の手心はあるものであttが

    今回のセイラン家に対する処置は苛烈であり、セイラン本家はもとより一族郎党すべての隠し財産も含めて全資産が没収された

    勿論それでも隠し通せた資産もあったが合計しても、我々の世界での2025年1月時点での100万ドル相当を下回っていた

    一庶民ならば知らず、セイラン家ほどの勢家にとってみれば雀の涙であった

     

    彼らはオーブに居場所を無くし、失意を抱いて大西洋連邦に政治亡命した。事実上の追放であった

    だが、歴史は彼らに再度の登場の機会を与える

    その結果、彼らはオーブの歴史に悪い意味で足跡を残すことになるが

    そてはまた別の物語である

  • 186125/01/26(日) 01:23:53

    そして、セイラン家の没落とブルーコスモスへの取り締まり強化はオーブとブルーコスモスの影響の濃い大西洋連邦との関係を急速に悪化させる

    特にアズラエル財閥等のロゴスの中核から見てオーブは中立の枠を超え、プラントの準同盟国に映っていた

     

    「オーブには地球の一国であるという自覚がないようだ」

    「手ぬるいのではないか、盟主殿」

    「弁えさせますとも、いずれね。しかし、まずは地球から奴らを駆逐してからです」

    ※オーブ解放戦のカウントダウンが始まりました

  • 187125/01/26(日) 01:25:01

    今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 188二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 01:33:22

    ユウナはカガリによってぶっ飛ばされスッキリした展開になったな……さぁてオーブ解放戦線か……これでシン&アスラン&ディアッカがザフトを脱走せずにそれどころか運良ければザフトそのものが大手を振って堂々と介入できるな……3バカのガンダムを鹵獲(厳密にはフォビドゥン)出来ればレクイエムの被害をゼロにできるぞ……まぁ……最も資金とハイラインとユーリ議員の頑張り次第だが……頑張れシン

  • 189二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 01:48:09

    お疲れ様です
    ドラマのような追及劇があるなんてマスコミは飛びつくよね サクラソウが余りにも対オーブ戦略として嵌りすぎる 
    後は虎隊長の元でどれだけレベルアップができるかだなあ

  • 190二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 11:18:22

    クルーゼが言っていた面白い者達って市長と管制官の事か……そういえば今回の事案でサハクにはペナルティはないんか?ゴールドフレームは確実に没収されそうだけど……

  • 19125/01/26(日) 12:42:16

    コメントありがとうございます

    >>143

    お互いに恋とか思っていないのに深入りしていますからね、二人

    悩むでしょう

    >>147>>152>>162>>164>>165>>167

    コメントありがとうございます。先の展開が絡むなどで答えられませんが拝読しております

    >>150

    アスランも父とはコミュニケーション増しているし、ラクスへの好意も自覚していると改善されているのですが…

    母の死、戦争、親しい友人・知人(ラスティ、ミゲル)の死、キラとの再会と悩みの種が多すぎて…

    >>151

    アスランがシン翁の世界線を知っていたら…キラの事もですがニコルに対して過保護になっている気がします

    >>153>>158>>172

    保守ありがとうございます

    >>157>>159

    お気遣いありがとうございます。コロナでもインフルエンザでもないただの風邪なのに10日以上長引いています

    アーサーは気配りもできるし優しさもあるけど、うかつさが前面に出て愛嬌はあるけど頼りがいがあるようには見えない人ですね

    描写の端々から有能ではあるのでしょうけど、重厚さは無くて肝が据わってはいない感じで、決断力や行動力もないわけではないみたいな

    >>170

    パイロットではなく【サクラソウ】での出番でした

    ハインラインとしてはストライクの情報も収集させたいでしょうねぇ

    >>171

    プロパガンダさせながら便利使いしたかったのに表看板になりつつあったので本来のポジションに戻したかったのでしょうが…

    副業が小説家や料理人だったらここまで派手にならなかったのに、音楽活動(アイドル化)になりましたから…

    ラクスとのシナジーも高まり政治にまで関与することに…

    >>175>>188

    ユウナがやらかしたのが12スレでリアルでは大晦日。ここに至るまで1月もかかってしまいました

    お待たせして申し訳ない

    >>177

    ここ、確かにラクスの仕込みに見えますね…アコード能力もあるし、1も否定できません

  • 19225/01/26(日) 12:43:53

    >>178

    よってたかって演出入っていますが、シンと違って聴衆の心に訴える名演技です、カガリ様

    なお、半分以上本音というか怒りは抑えています(だから、拳一発で肉体言語は切り上げました)

    >>189

    オーブが完全にプラント寄りになったことで原作から大きく話が離れていくことになりそうです

    >>190

    ミナが前に出ざるを得なくなったりとサハクもそれなりにペナルティを受けています

    エリカさんをはじめとするモルゲンレーテ社もアスハ寄りにならざるを得ず…

    MS関係の利権などかなり持っていかれています

    特に大西洋連邦との関係も悪化したことでギナも動きづらくなってきましたし、彼のアスハ嫌いも悪化しています

    とはいえ、養父である現党首がアスハを支えることを選んでいるので裏で動くことしかできていませんが

  • 19325/01/26(日) 14:18:07
  • 194二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:19:08

    セイランの末路は残当ではあるのだけど
    ユウナのとてつもなく不味いやらかしを知ってしまったウナトの場面は敵とはいえ哀れに思ってしまうぞ

  • 195二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:21:39

    たておつ
    やっぱりブルーコスモスは戦争はまだいいとしてもテロとかやるのは本当に良くないよ

  • 196二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:33:00

    >>194

    一番哀れなのはセイランのお母さんやぞ。一応あの人夫&息子のヤラカシ何も知らない人ってのもあるけど運命でカガリに良好に接触してたし……んで、最期は避難民と一緒にシェルターに入ってパニックになる人々落ち着かせてたっぽいけどジオグーンによって民間人共々下敷きになって他界だし……このスレ世界ではどうなる事やら……

  • 197二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:37:20

    >>196

    本当ユウナが親不孝者すぎてマジで悲しくなってくるぞ 一周回って他の氏族の後継者が冷静になってしまうレベルとか本当どうなってるんだよ

    雀の涙ほどでも財産残った事が不幸中の幸いになってると良いな

  • 198二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:41:32

    あと、ザフト側はヘリオポリス破壊のペナルティは何を支払うかだなぁ……損害賠償と強奪した4機&クルーゼ・シンのシグーの戦闘データ・OSを渡せば何も言わなそうだけど……

  • 199二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:45:50

    >>198

    まぁ、いざとなったらアスカチャレンジのデータ渡せば良いかな?モビルスーツ戦闘データ蓄積に良ければどうぞって感じに。

  • 200二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:47:23

    200行けばアスランが精神的に大きく成長する。

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