もしもサボの夢が

  • 1二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:26:32

    もしもサボの夢が現実になったら?を想像していきたい。アレはなんかもう辛かった。2年も同じ夢見続けてるサボが心配なので書きやす。

  • 2二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:28:00
  • 3二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:36:54

    「サボくんお疲れ様!」

     コアラが元気にサボに挨拶する。

    「おう!コアラ、お疲れ様!」

     サボも元気そうに爽快な笑みを浮かべ、コアラに挨拶を返す。

    「流石サボくん。元気だね!」

    「まあな!」

     任務から戻った他の仲間達は疲れたような表情をして、休んでいる。

     体力も化け物だ、と言われるくらいにはサボは元気そうだった。他の仲間より一番立ち回っていたというのに。

    「でも、少し疲れたし、今日は部屋に戻って休むよ」

    「わかった!」

     そう言って、サボは疲れたと言いながら全然疲れていないような様子で自室へと戻る。

     ◇◇◇◇

  • 4二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:39:18

    あ、言い忘れてたけど、自分スレ初心者だから変でも許して☆

  • 5イッチ25/01/17(金) 11:44:39

     ギィと自室のドアを開けると、冷たく暗い部屋がある。

     サボは部屋に入ってパタン、とドアを閉める。途端に深く息を吐く。

    「ふぅ〜う」

     革命軍の仕事をして少し疲れたのだ。

     先程の元気そうな様子はどこへやら、疲れ気味の様子で電気をつけないまま、暗い部屋を歩く。

     ふらふらとした足取りのままベッドにドサリと倒れ込む。

     もう夜だ。窓からベッドへ月明かりが差し込んでいる。

     満月だ。それも大きな。

     どこかいつもと違うような月、大きな、青い様な月、妖しく光る月の夜は、死者と出会えるとどこかの噂で聞いたような気がする。

     会うならアイツと…サボは、自分の兄弟、幼馴染で、相棒で、片割れで、兄弟であった存在に、想いを馳せる。

     ふと、ガサゴソと紙を取り出す。愛する弟、ルフィの手配書だ。

     青く神秘的な月明かりの下で、サボは弟の写真を眺める。元気そうに、嬉しそうに、楽しそうに笑っているその姿は、昔と何ら変わりない。

     その笑みを見るだけでサボは嬉しかった。元気そうで良かったと思う。

     弟が元気そうに笑う様子を見るだけで、サボまで釣られて笑ってしまう。

     弟は今どこにいるのだろうか?広大な海の、新世界の何処かにいて、きっと今も、仲間と楽しく旅をしているのだろう。笑っていてくれているのなら、サボにとってそれでよかった。

  • 6イッチ25/01/17(金) 11:48:40

     何かあっても、アイツなら多分大丈夫なんだろうな…

     そう思わせる程にルフィはハチャメチャだった。サボはもう一枚手配書を取り出す。ちなみにサボが今持っているのはルフィの最新の手配書、そしてもう一つ取り出したのは初期の手配書。アーロンを倒した辺りの手配書だ。

     記憶を取り戻してから、ルフィの手配書をかき集めた。もちろん、エースの手配書も。

     ルフィの仲間の手配書も集め、コアラから少し引かれた目で見られたが、そんなことはもう忘れた。

     昔のルフィと今のルフィを見比べると、全然変わっていないように見える。しかし髪が少し伸びたように思えるし、顔付きも何処か変わったようだ。

     成長しているとわかると嬉しくなってサボは再度微笑んだ。

     ルフィの手配書をベッドの上に置き、サボはベッドから降りると、少し神妙な顔つきでベッドの下へと手を入れる。

     取り出したのは____火拳の手配書。

     火拳のエースと書かれた手配書には、ルフィと同じく、快活に笑う幼馴染にも近い、片割れの兄弟がいた。

     もう、この世には存在しない彼。

     サボが十歳より前の記憶を取り戻したのは、残念ながらエースが死んだという記事を見てからだった。

  • 7二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 12:48:04

    SSスレならスレタイにそう書いてくれ

  • 8二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 13:27:45

    >>4

    了解した

    SSスレ大好きだから大概のことは自分は水に流すよ

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