- 1二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:26:32
もしもサボの夢が現実になったら?を想像していきたい。アレはなんかもう辛かった。2年も同じ夢見続けてるサボが心配なので書きやす。
- 2二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:28:00
- 3二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:36:54
- 4二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 11:39:18
あ、言い忘れてたけど、自分スレ初心者だから変でも許して☆
- 5イッチ25/01/17(金) 11:44:39
ギィと自室のドアを開けると、冷たく暗い部屋がある。
サボは部屋に入ってパタン、とドアを閉める。途端に深く息を吐く。
「ふぅ〜う」
革命軍の仕事をして少し疲れたのだ。
先程の元気そうな様子はどこへやら、疲れ気味の様子で電気をつけないまま、暗い部屋を歩く。
ふらふらとした足取りのままベッドにドサリと倒れ込む。
もう夜だ。窓からベッドへ月明かりが差し込んでいる。
満月だ。それも大きな。
どこかいつもと違うような月、大きな、青い様な月、妖しく光る月の夜は、死者と出会えるとどこかの噂で聞いたような気がする。
会うならアイツと…サボは、自分の兄弟、幼馴染で、相棒で、片割れで、兄弟であった存在に、想いを馳せる。
ふと、ガサゴソと紙を取り出す。愛する弟、ルフィの手配書だ。
青く神秘的な月明かりの下で、サボは弟の写真を眺める。元気そうに、嬉しそうに、楽しそうに笑っているその姿は、昔と何ら変わりない。
その笑みを見るだけでサボは嬉しかった。元気そうで良かったと思う。
弟が元気そうに笑う様子を見るだけで、サボまで釣られて笑ってしまう。
弟は今どこにいるのだろうか?広大な海の、新世界の何処かにいて、きっと今も、仲間と楽しく旅をしているのだろう。笑っていてくれているのなら、サボにとってそれでよかった。 - 6イッチ25/01/17(金) 11:48:40
何かあっても、アイツなら多分大丈夫なんだろうな…
そう思わせる程にルフィはハチャメチャだった。サボはもう一枚手配書を取り出す。ちなみにサボが今持っているのはルフィの最新の手配書、そしてもう一つ取り出したのは初期の手配書。アーロンを倒した辺りの手配書だ。
記憶を取り戻してから、ルフィの手配書をかき集めた。もちろん、エースの手配書も。
ルフィの仲間の手配書も集め、コアラから少し引かれた目で見られたが、そんなことはもう忘れた。
昔のルフィと今のルフィを見比べると、全然変わっていないように見える。しかし髪が少し伸びたように思えるし、顔付きも何処か変わったようだ。
成長しているとわかると嬉しくなってサボは再度微笑んだ。
ルフィの手配書をベッドの上に置き、サボはベッドから降りると、少し神妙な顔つきでベッドの下へと手を入れる。
取り出したのは____火拳の手配書。
火拳のエースと書かれた手配書には、ルフィと同じく、快活に笑う幼馴染にも近い、片割れの兄弟がいた。
もう、この世には存在しない彼。
サボが十歳より前の記憶を取り戻したのは、残念ながらエースが死んだという記事を見てからだった。 - 7二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 12:48:04
SSスレならスレタイにそう書いてくれ
- 8二次元好きの匿名さん25/01/17(金) 13:27:45