- 1ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:30:56
- 2ジン25/01/18(土) 20:31:14
(たておつ)
- 3ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:31:57
- 4ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:32:17
- 5ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:32:40
- 6ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:35:26
- 7ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:36:04
ほしゅ
- 8ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:40:19
前回までのあらすじ
藤宮は激怒した - 9ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:43:01
前スレ200
大丈夫
(厳密にいうと色々な心配は確かにそうなのだが今はこう言うしかない。そうでないと気兼ねなく殴れないのだ。それ程までに男はあのグレイモンにキレていた) - 10ウィザーモン25/01/18(土) 20:43:06
その前に………
ふっかつのじゅもんを にゅうりょくしてください - 11ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:46:26
- 12二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 20:48:17
- 13ドルモンノテイマー25/01/18(土) 20:55:17
どういう事なの!? そもそも何を復活させるのこれ!?
- 14スラッシュグレイモン25/01/18(土) 21:02:06
朽ちゆく世界が終わりを迎え、落ちた種が古きを苗床にまた育つ、世界も命も、そうやって繋いでいく
まだ弱い苗木を守るために親木の墓標は誰かが守らねばならぬ
それは古代個体であり寿命の存在しないエクシードガルルモンに任せることもできるだろう、しかし
「俺がやるさ、炎は“破滅と復活”の象徴
炎を司る剣の守護獣スラッシュグレイモンとして、世界の滅び、そして新生を見届ける」
守護獣として、世界を守るという使命に縛られ
破壊することしかできない己の性質を守るために封じ込めた魔竜の祈り
それは終わった後の世界を見据えた
未来に上がる、新たな産声のための祝福であった - 15ドルモンノテイマー25/01/18(土) 21:25:22
- 16ジン25/01/18(土) 21:26:17
(その間にジンが走る)
- 17エクシードガルルモン25/01/18(土) 21:53:32
- 18ウィザーモン25/01/18(土) 21:56:46
行くぞ。藤宮が時間を稼いでるうちに
- 19ジン25/01/18(土) 22:10:01
エクシードガルルモン、背中借りるぞ(つかんで)
- 20アデルクフスドルァゴモラン25/01/18(土) 22:11:22
(実際にガルルモンの言う事は間違いではない。彼が怒りを持ってる理由の一つだ。
そしてメンバー達が先に離脱していたのを確認したからなのかデジモンの攻め方はより荒れ狂うものなった。五体だけではなく翼や尻尾にメタルインパルスを発生させながらの連続攻撃だ。それも少しずつ速度と威力が上がり始めている。
封印を外す星は近づいて来ている。世界に影響はなくとも古き神の目覚めを促す)
- 21ジン25/01/18(土) 22:21:05
(中の人発言だけどそれって「勝ったほうが世界を滅ぼすだけです」案件じゃね?いやスラッシュグレイモンはそうじゃないけど星が……)
- 22アデルクフスドルァゴモラン25/01/18(土) 22:26:18
- 23ジン25/01/18(土) 22:32:44
(うーんこの厄災)
- 24スラッシュグレイモン25/01/18(土) 22:45:00
(確かにメタ的には保留中だけどさ)
- 25二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 22:50:21
(とりあえず残りは裏スレで。次スレも立てましたから)
- 26スラッシュグレイモン25/01/18(土) 23:28:47
「そういえば、お前には名乗っていなかったな
まぁ名乗る必要も感じないが」
輝く炎と煌めく冷気の大刃を消失させ、物理100%の通常剣の状態で生体機能である火球と格闘のみで戦うことを選んだスラッシュグレイモン
両腕の刃が変形し、腕に直接取り付けられた双刃から片刃の剣として握られるようになる
元々腕に取り付けていたのは魔法を使うために手を開けていたに過ぎない、これが本来の聖剣士としての彼の姿なのだ
「バチバチと騒がしい、それがお前の怒りか?」 - 27アデルクフスドルァゴモラン25/01/18(土) 23:41:05
そうだとも。俺の契約者は汝の信念が気に食わないようだ
(バチバチと雷の放出は止まらない。それが怒りにより引き出されるものかそれとも緩くなって来た封印から漏れ出るものか)
「何で、何でそんなに諦める? どうして? お前は……どうしてだ!」
(体の中から聞こえてくる男の声。そこには強い怒りと困惑が入り混じっている。そして叫んだ
その瞬間にデジモンの姿がまた濃くなると共に赤いイナヅマを鋼鉄の爪を持って切り裂きにかかる。奇しくも剣での戦い決めた相手に斬撃を持って仕掛けて)
- 28スラッシュグレイモン25/01/18(土) 23:50:53
「生まれた者全てに生きる権利があるように
死ぬ権利とその義務もまた存在する
生まれたものは全て皆死に、そして未来へと繋ぐのだ、不死という例外を除いては、な」
左の剣を縦に、右の剣を横に
十字に交差させてのクロス・ブロック
雷を弾いてカウンターに尻尾で薙ぎ払うと
更に左剣を大きく引き絞り、それを三叉の槍へと変形させる
「トライデントスティンガー!」
グレイモン系完全体の習得する技、“トライデント”シリーズ、その原初の形
トライデントアームと同じ槍による貫きの一撃だ
「“守護獣”として守ることを選んだ俺は、世界の内側へと干渉することはできん、腐って死にゆく世界に、それでもそこに価値があると信じるだけだ」 - 29アデルクフスドルァゴモラン25/01/19(日) 00:03:45
(尻尾へのカウンターは体を回転させて同じく尻尾をぶつけ合わせるブロック)
「腐り死ぬ物に価値があると!?」
(こちらへ飛んでくる槍を宙返りの要領で飛び上がって回避しようとする。が一部がかわしきれずに体の一部を削るように貫いた)
「だったら終わる世界に巻き込まれるものは全て未来への犠牲!? 生きて、生きてこそ未来のはず!」
(だからこそ証明してやる。そう言わんばかりにスラッシュグレイモンの頭上へ目掛けてメタルインパルスの雷を纏わせた尻尾の叩きつけを仕掛けた)
- 30ジン25/01/19(日) 00:15:37
(そのころ)
……大丈夫かなあいつら……(エクシードガルルモンにしがみつきながら)
というか……スラッシュグレイモンはだいぶ硬いけどお前はこうして協力してくれるんだな… - 31スラッシュグレイモン25/01/19(日) 00:24:40
「だからまだ生きている
戦いのためのリソースなど微々たるもの
世界を維持するために我々の力もその多くを割いている、ルーンとアルコもそうだ」
尻尾を右剣で受けながら牽制のメガフレイムを放ち
同時に発射した左剣を呼び戻して再度握ると、スラッシュグレイモンは両手の剣を重ねてその反発から生み出される加速で居合斬り、本来ならば魔力放出による巨大な剣での薙ぎ払い回転斬りに派生するが、今回はそのままだ
「世界が死ぬのだ、神も、民も、王も皆
やがて命は移ろい、しかしてその座が変わらずに在る、それが世界の循環
不死のはずの王が死んだ、王が死なば国は滅ぶ
それが摂理だ、国が滅べば民は死ぬ、それらは全て当然の事」
槍が剣へと戻り、そして連星の輝きを宿す
「腐りゆく世界で生きる者もまた、俺は守っている
それが『世界を守る獣』の務め」 - 32アデルクフスドルァゴモラン25/01/19(日) 00:42:18
- 33二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 01:26:42
このレスは削除されています
- 34スラッシュグレイモン25/01/19(日) 01:51:40
「一度選んだ以上、使命を放り出すことは出来ん
辞めることは出来ん、少なくとも己ではな
それが俺達守護獣の誓約、首に掛けられた鎖であり
同時に力を与える武器であり、高らかに掲げられ謳われる誇りでもあるものだ
目の前で腐って骨を剥き出し、苦しみ唸ってガキが死んでいっても
破壊の力しか持たない俺には何も出来んのは……たとえ立場がなくても変わらないがな」
魔法を解放し、剣を再び変形
錬金術の奥義により両腕に呼び戻された剣が輝く
「『弔いの鐘を鳴らそう
世界に響き渡るよう
天秤は既に落ち、セベクの元へ
死が貴方を望むなら、貴方のために雪花を贈る』
トーテングロッケ
晩 鐘 弔 花」
剣が花束へと変わると共に虚数属性のエネルギー波が放射され、あらゆる力を掻き消していく
- 35アデルクフスドルァゴモラン25/01/19(日) 07:39:10
(相手が一瞬だけ言い淀んだ)
「……本当に救えないと言い切れる?」
(放たれるエネルギーを浴びる事で体から放出されるメタルインパルスの雷が消えていく)
「破壊しかできない? ならそれを守護に使ってるのは? 守る事は破壊する事に繋がると? 守護獣になった時に分かったはず。使い方しだいと。貴方はただ思い込もうとしてる。打つ手がないって」
(拳を握りしめて近づく)
「だから……もっと自分自身を信じろ!」
(叫びと共に相手の顔面に目掛けて殴りかかる。それは何の力もかかってないただのパンチだ。乗せてるのは意思)
- 36ジン25/01/19(日) 08:12:22
(別所にて)
正直言うと。お前らの命をかけても……たとえ滅ぶとしても最後まで世界に寄り添い守るというのは、わからないでもない。
たぶん俺もどうしようもないときはそうする。そういう道を選んだつもりだ……
なあエクシードガルルモン。俺たちはあいつと再び会えた時、友達になれるだろうか。
この詰みの状態を、共に戦い世界を救えるのだろうか。