- 1二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 22:47:14
- 2二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 22:47:35
- 3二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 22:48:00
- 4一色さん25/01/18(土) 23:11:40
……はぁ。
【廃れに廃れた街と建造物を眺めて、着せ替えたシャツの上から首元を撫ぜる。念の為とワイシャツの下に着込んだ首まで覆うウォーマーは、首筋を一周するある傷を覆い隠している。】
【撫でても今は痛くない。痛みなど通り過ぎて、ただ痕が残っているだけなのだから。】 - 5一色さん25/01/18(土) 23:14:16
鏡で見てもはっきり残っているのは、余り良い気はしない。
【触れば感じる、布の感触にひっそりと息を吐く。恐らく、誰から見られてもその痕は見えることはない。隠す意味もないのだけれど、態々彷彿とさせるようなものを視界に収める必要性も感じられない。】
さっさと消えれば良いのだが。
【指先を下ろし、ズボンのポケットに手を突っ込み、辺りを散策。これも意味はないのだけれど、何もしないよりはマシだろうと、足を動かした。】 - 6一色さん25/01/18(土) 23:28:24
【向かう先は特になく。何を求めて何をしに、等の目的は一切ない。強いていうなら、内側で泣いている馬鹿な娘のために、気の紛らわしをしたいだけ。】
紅葉は落ちていないか。抑、この地で栄えるものを私は知らん。
【言い訳を重ねてぶつぶつと呟き、不機嫌そうに眉を曲げる。数分後、漸く見つけた生き残りの花壇を視界に収めて、じいっと観察したそうな。】 - 7二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 23:59:25
…人が居る。
中学生ぐらいなのに堂々としてるあたり噂の受肉体って奴なのかな。
…どこまで続くのかな。これは。
【ふぅ、って泡を飛ばす。シャボン玉は広島の空へと飛んでいき遠いところで弾けて消えていく。
果たしてそれはこれからの行く末を表すのかそれとも】 - 8剣崎司郎25/01/19(日) 00:10:59
ちょっと長風呂しすぎたかな
【ドラム缶風呂から上がり、物陰で身体をタオルで拭いている
久々に入ったお風呂だったせいか気持ち良くてついつい長居しすぎてしまった
そんなだらしない自分を戒めながら、水気を拭き取り終えた身体に服を着せてゆく】 - 9一色さん25/01/19(日) 00:25:39
……?
【誰かいたような、そんな気がした。ふと立ち上がり、サルビアの花を惜しみ見ながら周囲を見渡す。遠くにいるのか近くにいるのか、狙われているのか否か。話が分かる人間ならば、転移の術者を知りたいところではある、が。】
……辞めておこう。
さやかでないのにさやかの名を語るのは、流石に憚られる。
【首を振って、頭をガシガシと掻きながら、何でもなかったかのようにまたしゃがみ込む。そうして、竜胆の花に見惚れながら、綺麗だとぼやくのだ。】 - 10二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 00:36:52
ほす
- 11二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 00:47:37
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 00:51:34
- 13一色さん25/01/19(日) 00:56:33
- 14泡のクラゲ使い25/01/19(日) 01:52:39
- 15一色さん25/01/19(日) 02:00:11
【パチパチと空で燃え盛り、音を立てて火の粉を散らすそれを見上げて……否、少女はそれを見ていなかった。術式を扱う際に軸とした左手を右手で抑え、苦悶の表情で見つめていた。】
ッ、は、ぁ……くそ、くそ……。
【手ぶらでも、流石に水はあったって良い。飲むためでも何でも。提げっぱなしのペットボトルの水を全て左手の炎症を抑えるために振り溢し、余すことなく冷却のために水を散らす。】
【少女は毒を吐きながら、徐々に熱さを無くす皮膚を見つめ、息を吐きながら唇を噛み締める。】
……これですら、この様、ほんとうに、貴様という奴は………。
【肩で息をしながら、どっと疲労が押し寄せたので肩を落とす。未だジンジンと左手は痛むが、きっと直ぐに治るだろう。】
- 16一色さん25/01/19(日) 02:04:32
ッ、扱いに、慣れようにも、……さやか、貴様は……
【呪いに関わらないよう、重宝されてきたのか?】
【一色は一人静かに、内側の少女へと問い掛ける。ゆっくりと深呼吸を繰り返し、ひしひしと感じる緊張感に鼓動を速くさせて。】
はっ、そんなわけ、ないか………っ、た……。
【痛みに悶えながら、立ち上がり、近くの建物へと身を隠す。付近に攻撃を仕掛けようとした誰かがいたのかもしれない。そう考えて仕舞えば、もうここにいることはできないと判断してしまう。】
【明日の朝には移動しよう。そう決心して、今は痛みを抑えようと尽力した。】
- 17アリスっ子25/01/19(日) 12:41:31
前189
………あ、起きてら
よ、調子はどうだ?どっか悪いとこはねえか?
【立ち上がっている彼女を見て、声をかける。
彼なりに、心配しているようだ。
頭の角がなくなったことを認めて、少々驚いてはいるが】 - 18二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 17:38:09
フィクションじゃないのかよ!だーまーさーれーたぁぁぁ!!!!
【FNDを腹の底から大絶叫して、結界内を縦横無尽に飛び回る泳者。飛ばされている、の方が表現としては正しいかもしれない。掌と足裏に付けられた不可視のジェットエンジンが制御をなくして荒れ狂っている。尾翼もなにもないんだ、まともに飛べるわけあるか!メーデーメーデーメーデー、お願いだから誰か助けてーッ!!!】 - 19一色さん25/01/19(日) 17:54:02
………ふぅー……。
【負傷した左手全体に包帯を巻き、開閉してぐーぱーを繰り返す。感覚はある。痛みもある。正常で、特段問題はない。炎症はあれど、物を持つこと等は容易に行えるだろう。】
此処に来て、か。これ以上傷が増えなければ良いのだが。
【さて、そう簡単に行くのだろうか。】 - 20ひつじ25/01/19(日) 18:05:35
- 21五行龍司25/01/19(日) 18:43:35
ふぅむ…なんだか、騒ぎが起きる予感がするな
【天を泳ぐ龍の背に乗る角の生えた青年が顎に手を当てて、結界の境目を見つめている】 - 22アリスっ子25/01/19(日) 18:44:44
- 23臆病ロリ/悪霊(?)25/01/19(日) 19:32:50
- 24ひつじ25/01/19(日) 19:34:05
- 25お祓い棒の巫女25/01/19(日) 19:39:35
- 26アリスっ子25/01/19(日) 20:08:14
- 27ひつじ25/01/19(日) 20:42:03
- 28アリスっ子25/01/19(日) 20:49:14
- 29ひつじ25/01/19(日) 20:51:55
- 30二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 20:54:59
- 31風霊の舞姫25/01/19(日) 20:55:16
- 32一般(自称)会計士25/01/19(日) 20:56:47
- 33二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 20:56:51
「はっ、ひ、 はっ…!」
『駄目、止まっちゃ駄目!!!となり!!』
【ぼさぼさに解けた髪を振り乱して、必死に手を引きあいながら走る、走る、走る。落ち葉を踏んだ靴が乾いた音を鳴らし、天鵞絨色の爪紅が残像の線を引く。背後を埋め尽くす男たちの壁は、160センチに満たない少女たちには圧迫感が強すぎて、嫌なもしもの空想を嫌にはっきりさせるんだ。】
『――ぁ、ぇ、 ?』
「……波琉さ、 あっ…!!?」
【先導していた少女の足が、がくんと力を失う。げほ、と喉を突いて出る咳は、染めた髪より鮮烈な赤を纏っていて。次いで、右の胸からぶわりと噴き出す赤熱で、ようやく二人のすこし足りない頭にも理解が行き届いたんだ。やつらに撃たれたんだってね。】
- 34風鎌鼬25/01/19(日) 20:57:21
- 35二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 20:57:52
- 36アリスっ子25/01/19(日) 20:58:01
- 37二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 20:58:24
【衝撃で、繋いでいた手も分かたれて。ひとりの少女から、右の中指の深緑が宙に消えたと同時に、その命運さえも、別れた。】
「 あこ、や、さ、」
『…言ったでしょ。波琉って呼んで、って。ゴホ、ははっ…』
【米軍の待ち受ける元に墜ちていく紅色は、遠ざかっていくもうひとりを霞む瞳で眺めて、もういいんだって顔を作る。本当は心残りが二つほど、ぱっと手に取れる浅い所にあるけれど。それに、彼女の右手の爪紅を見なかったことにしたのは、きっと「あたしあんたに殺されるのね」なんて少しでも思いたくなかったから。】
【眠るように、そっと目を伏せて。その先に夢がない事に口惜しさと安寧を覚えて。それで、たぶん終わり。】
……あ、ああ、ごめん、 なさ、ゔぅ…
【対岸に衝突した少女は、幸運にも当たり所が良かったらしく、気を保っていた。それでも痛む全身を無理にでも起こす。疲労も限界の鈍い体で、向こう岸をなんとか目に納めようと、落ちた橋げたを這い上って。執拗なくらいに瞬く星が、おびただしいほど赤を帯びた水面を照らしていることだけ、雨上に知れたのはただ、それだけ。】
- 38風霊の舞姫/風鎌鼬25/01/19(日) 20:58:47
- 39二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:01:33
コガネ、聞こえた?
【質問、同族の声だったらよく聞こえるんじゃないか】
だーれか入ってきた、って感じかな?
【首傾げ、どうしようかなーゴミみたいな術式で】
竹コプター用意しとく?飛べることにかけて?
【くる、くる、くる、回してみる。言うてやっぱ飛ばないよなー、どうしよ】
- 40付喪記者25/01/19(日) 21:01:58
- 41気まぐれ放浪術師25/01/19(日) 21:02:33
【大阪結界】
……明智。今度こそ単独行動しないように。次は本当に死ぬからね?
【改めて釘を刺して結界の遠くを見る。流石に視界には入らないが確かに変な気配はあるように感じた】
…さてと、面倒なことにならないと良いけど。 - 42一色さん25/01/19(日) 21:03:58
- 43お祓い棒の巫女25/01/19(日) 21:04:50
- 44二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:05:25
このレスは削除されています
- 45二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:06:05
- 46風鎌鼬25/01/19(日) 21:06:28
- 47ひつじ25/01/19(日) 21:07:19
- 48たまゆらさん25/01/19(日) 21:07:50
【丁度よくその時コガネで泳者リストを眺めていた元敷は、明らかな異変に気付く。外国人名がもとの泳者を押し流して、リストを埋め尽くしていく。どういうわけだか知らないが、軍隊でも派遣されたのか?…救助と見るのは、少々楽観的すぎるかな。瞳を閉じたまま一人で頷いて、そこにいるはずの少女に声をかけた。】
ゆきちゃん。どうやら丁度今、この結界で可笑しいことが起こってるみたいでね。少しの間、建物から出ない方がよさそうだ。
【雪遊びをしたがる彼女はきっとがっかりするだろうけれど、それでも必要なことだ。だからきっぱりと、芯の通った声を届ける。】 - 49気まぐれ放浪術師25/01/19(日) 21:09:10
- 50白衣侍25/01/19(日) 21:10:37
お、コガネが鳴いているな。それも大勢
まるで夏のセミみたいだ!
セミもそこまで鳴かなかったか?
【うごうご入ってくる人間達を見て、山菜を下へと落とす。あの人間達はトリュフというものを知っているだろうか。オレが知っているんだから知っているか】
- 51付喪記者25/01/19(日) 21:10:51
- 52一色さん25/01/19(日) 21:11:00
- 53アリスっ子25/01/19(日) 21:11:21
- 54雪少女25/01/19(日) 21:14:03
- 55泡のクラゲ使い25/01/19(日) 21:15:04
…!泡沫術式「泡包み」
【米軍による銃声を受け止めるのは泡。なれど呪力で強化した泡には普通の銃弾では届かない】
(一体何これ?あいつらどこの軍隊?)
『why!?』
日本語で喋ってくれる??
…高専のバカ達ががとうとうとち狂ったりしてないよね? - 56ひつじ25/01/19(日) 21:16:19
- 57二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:16:29
- 58風鎌鼬25/01/19(日) 21:17:39
- 59たまゆらさん25/01/19(日) 21:20:42
- 60アリスっ子25/01/19(日) 21:22:12
- 61雪少女25/01/19(日) 21:25:36
- 62付喪記者25/01/19(日) 21:26:10
…そうでやすか。ならここから離れましょう、出来るだけ遠く。
【中々深刻かつ面倒な事態に頭を抱えたくなりつつ、それを伝えてくれた少年の目をまっすぐ見て。ぐっと膝を押し立ち上がり、きょろきょろ周囲の窓の奥を観察して見える範囲にはまだ居なさそうだと判断。今のうちに逃げ切ろう、幸い逃げ足には自信がある。柊一人くらいなら抱えたって十分に走れるはずだ。】
……その、今は命の危機かもしれないんで、あんまりこういうこと言ってられないかもしれやせんが。無理しないでくだせぇ。柊さんだってまだ子供なんでやすから。
【子供に守られてばっかりの自分が言えることじゃあないけれど、言わない選択肢はないから。ぱっと最低限の荷物をまとめて、出口の前で少年の方を振り向いてそう言葉を成す。】
- 63ひつじ25/01/19(日) 21:27:24
- 64アリスっ子25/01/19(日) 21:32:03
- 65りょう25/01/19(日) 21:32:28
…あれ…?
【なんか変だな…と】 - 66臆病ロリ/悪霊(?)25/01/19(日) 21:33:02
- 67風鎌鼬25/01/19(日) 21:33:59
- 68剣崎司郎25/01/19(日) 21:34:33
一体なにがどうなって…!?
【いきなり現れた外人の武装集団を眺め、口からそんな感想が零れ落ちる
今でさえ理解の難しいデスゲームの真っ最中だというのに、突然現れた完全武装集団
その風貌からして白人だろうか?テロリスト?だとしては装備が整いすぎている
軍隊?だがそれにしては様子がおかしい
正体のわからない集団に対してできることは、ひとまず姿を見せないように隠れることだけだ】 - 69物語の紡ぎ手25/01/19(日) 21:37:20
- 70ひつじ25/01/19(日) 21:37:25
- 71銀蛇25/01/19(日) 21:39:55
【>>30の様子をビル上から見ており】
何故軍が介入してくる…?
- 72日比谷透25/01/19(日) 21:40:05
【何が起こったのかも良くわからない!なんか外が煩いなと感じ、外を見ず窓を見ずただ建物内で蹲る男性教師。それで良いのか、という問いは御法度。いのちだいじに、だ。】
- 73お祓い棒の巫女25/01/19(日) 21:41:55
- 74アリスっ子25/01/19(日) 21:42:27
- 75風霊の舞姫25/01/19(日) 21:42:28
- 76付喪記者25/01/19(日) 21:42:28
それならいいんです。よし、まだ誰も来てないでやすね。早めに出やしょう。お願いしやすね、イタチさん。
【後ろ手でドアノブを回し、冬の外気が一気に吹き込んで指の先を冷やすのを感じて。少年が何かを隠していることに気づきながら、その何かがなんなのかは分からないまま、夜の中に駆け出していく。】
……薬袋さんは、大丈夫、なんでしょうか…
【道中で、軍らしきそれらからざっと距離を取れた途端に襲い来る不安。もはや言葉を交わさずともアイコンタクトで意図を汲んでくれるコガネは、気を利かせて「薬袋さやか」の情報を顔の横に出してくれる。大丈夫ちゃんと生きてる、なんて落ち着けるのはまだずっと先の話だろうけれど。それでも今この瞬間生きていてくれてよかったと、緊張の断片と共に溜息を吐き出した。】
- 77二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 21:42:38
あれー、あれあれー、あれれれれーっ!
人が沢山だー!!
【コガネの声にはキョーミがなくてよくわかんなかったけど、食料が沢山運び込まれてる!!やった、やった!!ここら一体全部ぶつ切りにしてご飯にしちゃお!!】 - 78ひつじ25/01/19(日) 21:44:33
- 79アリスっ子25/01/19(日) 21:47:39
- 80風鎌鼬25/01/19(日) 21:48:38
- 81付喪記者25/01/19(日) 21:55:51
- 82一色さん25/01/19(日) 22:02:12
- 83風鎌鼬25/01/19(日) 22:03:36
- 84二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:03:50
わ!!びっくりした!!!!
いただきます!!まっず!!!
【ばったり遭遇、びっくりした!?してない!!そっちは!!!?聞く暇もなく、ばくっ、ごっくん。まずい。服の味こーい!!うえ、ビニール感!!】 - 85一色さん25/01/19(日) 22:06:19
- 86気まぐれ放浪術師25/01/19(日) 22:09:20
- 87付喪記者25/01/19(日) 22:11:23
- 88一色さん25/01/19(日) 22:12:39
【忽ち煤は立ち上り、辺りを照らす業火は盛り、標的目掛けて火を高めさせる。しかし、感触がない。当たったと信じられる長年の勘は、無駄に終わったのだと告げ知らせている。ならば、あの呪霊はどこにいる?】
【上下左右組まなく見回して、燃えて晒された赤く染まる左手から炎を顕現させて、じろじろと視線を動かす。狙いはどこで、どうすれば逃げられるのか。それだけを考えて。】
……! 上か!
【そうして発動する第六感は、上空を──正確には、建物に張り付いた見えぬ強敵を捉える。少女は迷いなく火矢を作り出し、皮膚に直に伝わる高熱に顔を歪めながら、狙いを定める。】
【しかし、その瞬間にも近付き避けんとする影はいる。逃れて、少女を喰らおうとする敵はどんどんと水分を含ませて、近づいてくる。】
- 89散花の舞ひ人25/01/19(日) 22:12:59
- 90風鎌鼬25/01/19(日) 22:17:34
大丈夫だよ。
…僕にできることなら任せて。
【任せて、そう言って胸を張って。任される側がどんな気持ちになるかはわかっておらず。
それでも、自分に出来ることはやらなければならないと強迫観念的に思っている間はきっとそのまま変えることは出来ないのだろう】
- 91二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:17:50
ん、わかりました。
…… いってらっしゃい
【10分、何秒だろう、60秒を10回でいっか。行ってらっしゃいと笑顔で送り出す。あ、戻ってきて欲しいから、またねって言おうかなとか考えてたらもうお外に行っちゃってたので帰ってきますようにっておててを合わせて、蓑を肩へとかけ直した】
- 92一色さん25/01/19(日) 22:19:07
【再び周囲に広がり、服や肌に付着する水分に、少女は歯を食いしばった。どれだけ燃やして逃れようとしても、少しでも取り逃がせば再生して狙いを定めて此方に来る。今やきっと、周囲全体にその体を広げて、四面楚歌を作り上げようとしているのだろう。】
……ならば、仕方あるまいな。
【「すまんな」、と。一言発した直後、目を閉じ両手をパンッ!と音を鳴らし合わせる。瞬間、合わせた隙間から炎が昇り、辺りを熱が支配する。勢いを増して増えていく大火を見上げて、円を描くようにして右腕を動かす。】
【途端に、綺麗なサークルを形成する火で取り囲み、静かに両手を合わせる。奴が炎のすぐそこまで近付くのをじっと待ち、待って、待ち続けて……。水がぽちゃんと落ちたその瞬間、目をカッと開かせて、唱える。】
- 93臆病ロリ/悪霊(?)25/01/19(日) 22:20:06
- 94気まぐれ放浪術師25/01/19(日) 22:20:17
- 95散花の舞ひ人25/01/19(日) 22:21:34
- 96一色さん25/01/19(日) 22:24:11
燃えろ、『炎寧』!!
【叫んだそのすぐ後、円弧状の炎は熱を昂らせ、一気に燃え広がる。自身にまで放射される熱に耐えながら、水の滴り落ちる音が消えるその時まで、最大の呪力と火力を以てして祓わんと炎を出し続ける。】
【そして、数秒、数十秒は経ったその時。じんわりと無くなり溶けていく何かと、嘆き惜しむような奇声を感知する。それを耳にすればすぐさま手を止め、合間合間を掻い潜って、火事場から逃げ出した。】
ッ……あつ、……!!
【煤で汚し、顔を真っ赤にした少女の姿は、少しだけ髪を無くしてしまって。赤みを帯びる両手で頬の汚れを取り払いながら、徐々に鎮火するであろうその建物に振り返りもせず、全速力でその場を離れた。】
- 97気まぐれ放浪術師25/01/19(日) 22:24:40
- 98散花の舞ひ人25/01/19(日) 22:25:48
- 99二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:30:13
【それは直ぐのことだった】
『へ、どんな状況かと思ってきてみれば、全然大したことはねぇじゃねぇか!』
『全くだ。警戒していけって言われたが、一体何をそんなに怯える必要があるのやら』
【自分達は楽な任務と思っていたんだ。仲間と談笑して中にいるジャパニーズを麻酔弾で打って生け捕りにし車に詰めるだけの簡単な】
【だが、直ぐに俺たちはその忠告の意味を知ることになった】 - 100一色さん25/01/19(日) 22:31:05
【二酸化炭素を吐き出して、代わりと酸素を多く吸い取って。人気も水気も何もなくなった場所で、どさっとその身を伏した。ずりずりと引きずらせながら壁の陰へと寄り掛かり、毛先が焦げ、短くなってしまった髪を眺めた。】
……火傷じゃないだけマシだろう、そう思え。
私とて、使いたく無いと思っていた。
【だが、あれでは仕方がなかった。ぽつり寂しく呟いて、両手を見る。水脹れを作らず、ギリギリの所で止まった火傷が掌全体に広がり、皮膚を赤く染めている。】
【また、水で冷やさなければ。すぐにでも治そう。序でに、髪も整えよう。そう考えて、渋々立ち上がる。今は、水が欲しく無い。けれど、欲しい。】
- 101物語の紡ぎ手25/01/19(日) 22:31:40
- 102お祓い棒の巫女25/01/19(日) 22:33:35
- 103二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:36:32
なによりなにより安心したのだぞ?漸く漸く吾は、幾久しき国を人の世を…この結界の外を見れた気分なのだ
おまえたちの声や動きや装備がまだ、争いが、侵攻が、この星にあるのだと語ってくれた
…異国の兵よ、この言葉も感傷も理解できないのだろうな
【コンビニエンストアの屋根の上
筋ばった体格が際立つ巨漢と武装を重ねた兵士が密談を
兵士の踵より少し下がった位置に真っ二つに穿ち崩されたテーザーガン
巨漢の男は槍の中腹を握り兵士の首にその切っ先を添えて、甘い視線を落としていて】 - 104二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:36:55
- 105「も」な人25/01/19(日) 22:38:59
…軍が暴れてるのか…?
敵が増えた… - 106二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:43:31
- 107忍猪25/01/19(日) 22:45:18
む・・・?これは・・・!?
伝書殿!暫く隠れてた方がいいかもしれないでござる!
拙者はちょっとあちこちの様子を見てくるでござる!!! - 108りょう25/01/19(日) 22:46:11
- 109二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:49:19
- 110二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:50:51
- 111りょう25/01/19(日) 22:53:00
- 112風霊の舞姫25/01/19(日) 22:56:39
- 113二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:58:26
【自転車の車輪を道路のコンクリートに擦り斉射された銃弾を避ける、自転車をこんな角度で回したのもサイクリングでブレーキ痕を作るのも初めてだ
あー…そうだなぁ、海外にも知ってる人が…いるかもなぁ、あの件、なんてったって大騒ぎだったからなぁ、ネットは広くて狭いからなぁ…
英語なんてよく解らないし、まとめて殺してしまえば良いでしょ】 - 114二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 22:58:39
- 115物語の紡ぎ手25/01/19(日) 23:01:32
- 116りょう25/01/19(日) 23:02:41
- 117臆病ロリ/悪霊(?)25/01/19(日) 23:04:45
- 118二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:06:47
- 119気まぐれ放浪術師25/01/19(日) 23:11:53
【数分後】
ありがと。それじゃこれら貰って行くから。
【小隊の物資を半分以上術式の中に詰め終わる。医療担当はいなかったが応急処置用で質の良い医療品は手に入ったので万々歳だ】
…あ、夜は呪霊が出るし精々気をつけなよ
『…じゅれい?なんだそれは?』
さあてね、見えないやつに教えても伝わらないだろうし
【詳しくは教えずにとっとと去って行く。たとえそれで襲われようが自分には助ける義理もないのだから】
- 120りょう25/01/19(日) 23:12:39
- 121二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:21:50
- 122お祓い棒の巫女25/01/19(日) 23:22:52
- 123りょう25/01/19(日) 23:23:16
- 124黒衣25/01/19(日) 23:25:21
真逆、軍人が入ってくるとは。
行動を起こさない方が功を奏するだろう。
【ならば、何もしない。】
【ひとり、帳や影と同化して、黒衣は闇に紛れて消える。どうせ、誰も気づかない。気付きや、しない。】 - 125二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:31:25
- 126りょう25/01/19(日) 23:35:34
- 127風霊の舞姫25/01/19(日) 23:38:38
- 128シャーマン25/01/19(日) 23:44:55
ヌ゛バァクニャディペトァ…ラ…テリマカシ…
【人体製の骨角器で軍勢を薙げば六人程の臓腑がズリ落ちた、
が、
その光景に怯みはすれ軍人の意地で放たれた銃弾は腐肉の鎧を破ってそれの生身を露出させることに成功
積み重ねた腐肉群はガムの風船が割れるように弾けて崩れた肉の屑になって、とうとう自身の血を流し
愚鈍な死体の山は、死臭振り撒く古代の戦士は、近代火器の嵐に翻弄されていた】 - 129気まぐれ放浪術師25/01/19(日) 23:47:08
- 130散花の舞ひ人25/01/19(日) 23:50:07
- 131二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:50:13
- 132気まぐれ放浪術師25/01/19(日) 23:54:45
- 133二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:57:11
- 134りょう25/01/19(日) 23:57:36
- 135散花の舞ひ人25/01/19(日) 23:58:23
- 136気まぐれ放浪術師25/01/20(月) 00:23:48
- 137一色さん25/01/20(月) 17:19:10
【しゃきん、しゃき、しゃきり。人気のない路地にて、少女は自身の髪を掴みじろりと見つめながら、近場で取ってきた工具用鋏での散髪を行う。不格好に切り揃えられた長さのそれは、毛先がバラバラとしていて。不慣れだということを如実に表していた。】
………申し訳ないことをしたな。
【しゃきん。一房の灰髪が地面に落ちて、露わとなる頸を、包帯の巻かれた左手で撫でる。外気がさらりと肌を冷やして、いつもよりも寒く感じられる。】
【一匙の悲しみと、胸中を埋め尽くす詫びの気持ちが心を苦しめ、少女はむず痒い表情を浮かべる。実際、髪は大事なものだ。いつの時代でも重視され、時には呪術の際にも用いられる、要らないようでその実必要なもの。】
これは、私の過失だ。すまないことをした。
【一回二回と目を瞬かせ、揃えた髪をそっと撫でた。団子にするほど長かったそれは、肩より上まで短くなってしまった。もしかしたら、伸ばしたくて伸ばしていたのかもしれないのに。】
【考えれば考えるほどむしゃくしゃして、少女は乱雑に鋏をゴミ箱へ投げ捨てた。序でに主から離れ散った髪々も、拾ってはサッと入れて。惜しの目をすることなく、振り返らずにその場を去った。】 - 138りょう25/01/20(月) 20:24:27
- 139物語の紡ぎ手25/01/20(月) 21:21:26
- 140鉄血上等兵25/01/20(月) 21:27:12
やはり、二代程度では変わらんのだな。
【グジャリ。背から飛び出た鉄の翼モドキには、柘榴の実の欠片がこびりつく。勿論例えだ。男は鉄仮面を深く被り込んだまま、声音に最大の侮蔑を込めて、怯える残党どもに向き直る。これ以上日ノ本の地を踏むな。その汚らわしい血で祖国を汚すな。男は足取りを揺らすことなく、放たれる銃弾を鉄の血に溶かして、赤熱する苛立ちを浴びせかけた。】
…これが最後か。呆気ないものだ。
【こんなものに後れを取り、ましてや未来を生きるものの命を横取りしてまで延命を望むなど。非国民が過ぎるな、と男は握りつぶされた死体の山の上で自嘲した。その顔に快楽は無い。これだけ残忍なことをしておきながら、彼には殺しを楽しむ趣味なんてこれっぽっちもないのだ。なら何故、と聞かれれば、それが己の義務だから。それだけ。】 - 141アリスっ子25/01/20(月) 21:32:13
あ゛〜…こっちもダメになってきてら…
貰えるもんは全部貰ったけど
せめてシェルター的なものは一つ確保しときてえな
【建物の影から顔を覗かせるようにして様子を伺う
目線の先には軍服を着た奴らがゾロゾロといる】 - 142一色さん25/01/20(月) 21:37:07
にしても、……突然出てきたな、あの呪霊。
投入された泳者に釣られたか…?
【ハッと鼻で笑い、コンクリートに放り投げ出された鉄パイプを手に取る。手持ちの荷物は全て燃えてしまった。武器も無ければ灯りの代わりも、傷を留める用具も無い。全てが“ぱぁ”、どうしようも無い。】
点数稼ぎに乗る気はないが、来るべき敵なら迎え討つ。
それが道理で、生き抜く為の手段である。
【きっと、その筈だ。】
【鉄パイプを握る右手に力が籠り、眉を曲げる。少しの飢餓感と空虚を糧に、呪霊退治に勤しめば、少しはマシになってくれるだろうか。】
……前の私であるなら、な。
【なんて、それら全ては最終手段だ。今の武器は護身の為であり、自分から相手の首を取りに行く趣味はない。言葉を吐き捨てながら、荒廃して瓦礫の増えた街を歩いた。】 - 143ひつじ25/01/20(月) 21:39:22
- 144風霊の舞姫25/01/20(月) 22:01:24
- 145アリスっ子25/01/20(月) 22:04:28
- 146剣崎司郎25/01/20(月) 22:18:13
………
【息を潜めながら、街の中を進む
謎の武装集団との争いはならべく避けたい、それ故の隠密行動
直接戦えば勝てはするだろうが、それでも相手のことを微塵も知らないのだ。一体何があるのかわかったものではない】 - 147二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:21:33
「なぁ・・・あのスーパーマーケットやたらとメカメカしくないか?」(翻訳)
「メカメカしいというかなんか武装してるというか・・・日本って銃刀法禁止じゃ無かったのか?この国の治安はどうなっているんだ?」
「とりあえずある程度近づいて様子を見よう」 - 148二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:24:42
- 149りょう25/01/20(月) 22:26:23
動か…なっ…!
【足の痛みでその場から動けず】 - 150剣崎司郎25/01/20(月) 22:30:05
- 151二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:31:53
じわり、じわりと監視カメラに映らない様に距離を詰めていく、暗闇に支配された街の中で、そのスーパーマーケットだけが不自然に点灯していた。
風の奏でる音色と虫の鳴き声だけが響く中、息を潜めて観察をする。
間違いない・・・居る
そう確信して銃を握り、もう一人の相方と突撃しようとした時・・・
ーーー獣の唸り声と、何かが垂れる音が、耳に入った - 152二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:34:45
- 153日比谷透25/01/20(月) 22:35:33
- 154りょう25/01/20(月) 22:38:36
- 155二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:39:23
- 156日比谷透25/01/20(月) 22:40:33
- 157物語の紡ぎ手25/01/20(月) 22:41:05
- 158一般(自称)会計士25/01/20(月) 22:42:09
- 159くノ一25/01/20(月) 22:43:31
まっ、ずいですねぇ…
あんな程度の兵力ならねじ伏せるのは簡単ですが、消耗するのは確実ですし多勢に無勢、というパターンもありえますからね…
【混乱に巻き込まれ武藤さんともはぐれてしまった、まああの人は強いから大丈夫だろうけど、と心の中で】 - 160日比谷透25/01/20(月) 22:43:35
- 161一般(自称)会計士25/01/20(月) 22:45:05
- 162剣崎霧嗣25/01/20(月) 22:45:06
- 163二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:46:00
- 164りょう25/01/20(月) 22:46:31
- 165一般(自称)会計士25/01/20(月) 22:46:56
- 166剣崎霧嗣25/01/20(月) 22:48:34
- 167猫天与25/01/20(月) 22:48:38
- 168日比谷透25/01/20(月) 22:49:19
- 169牢結界25/01/20(月) 22:49:43
- 170りょう25/01/20(月) 22:51:06
- 171風霊の舞姫25/01/20(月) 22:51:22
- 172猫天与25/01/20(月) 22:53:38
- 173一般(自称)会計士25/01/20(月) 22:53:38
- 174日比谷透25/01/20(月) 22:54:28
- 175狐娘25/01/20(月) 22:54:40
- 176二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:55:29
わはー!!行けっ!!トラック!!体当たりだ!!!
【手に入れたトラックを雑に運転して、人を引いたり酷く乗り上げたり、背の台から時折悲鳴が聞こえる気がするけど気にしない、バキボキと骨を砕き食べつつ。いずれ血抜きも済むでしょー!!】 - 177猫天与25/01/20(月) 22:57:12
- 178剣崎司郎25/01/20(月) 22:57:40
いや、いい…無理に喋るな
【この場で起きただろう惨状から目を背けながら、目の前の少女へ視線を向ける
ぱっと見打撲などの軽い怪我をしているように見える。だが軽い怪我とて命を脅かすことはある
油断はしてはならないのだ】
ちょっといいか?
【いつも常備している救急箱から、いくつかの物品を取り出して応急処置を施そうと】
- 179狐娘25/01/20(月) 22:58:25
- 180剣崎霧嗣25/01/20(月) 22:59:56
- 181猫天与25/01/20(月) 22:59:59
- 182狐娘25/01/20(月) 23:01:50
- 183りょう25/01/20(月) 23:02:12
- 184牢結界25/01/20(月) 23:03:49
- 185猫天与25/01/20(月) 23:04:24
- 186日比谷透25/01/20(月) 23:05:07
- 187狐娘25/01/20(月) 23:07:03
- 188物語の紡ぎ手25/01/20(月) 23:08:43
- 189りょう25/01/20(月) 23:08:53
- 190日比谷透25/01/20(月) 23:10:44
- 191日比谷透25/01/20(月) 23:14:36
- 192猫天与25/01/20(月) 23:15:14
- 193狐娘25/01/20(月) 23:16:56
…っふふふ、自分に正直でしたね。昔から…
- 194りょう25/01/20(月) 23:17:37
- 195風霊の舞姫25/01/20(月) 23:18:17
それはそれは…後の楽しみも増えたというもの♪
【薮藁に合わせて自身も舞に加わる。米軍からの銃弾を風で逸らしながら「華蝶嵐」で相手の武器を弾き飛ばす。
結果的に米軍とも舞う結果となり一石二鳥で喜びながら蹂躙を始めていた】
- 196日比谷透25/01/20(月) 23:19:02
- 197りょう25/01/20(月) 23:31:53
- 198日比谷透25/01/20(月) 23:33:35
- 199シャーマン25/01/20(月) 23:33:45
【約めて500年以来に意識が明瞭だ、思考が戻っている、贄の衣の一端が削がれ神意に遠のいた故か、それともただ】
…スィーア…マ
【砲火は止まず地肌を焼く、脱落した肉襦袢は接ぎ直してももう重荷にしかならないのだろう、そういう権能だ、神律なのだ
弾が皮膚を這って引き裂き血が噴き出す、筋や脈の断たれるのが体の髄から響くのがわかって
臓腑まで痺れるほど堪え難い、赦してはいけない、制してはいけない、神妙に甘受するべき、痛みだ
殺めねば
地に崩れ堕ちた死体の山を大剣で巻き上げ湧いた蛆の散るのを描いて囲う軍勢の一方に叩きつける
肉屑を抛られた軍人の射線の消えた軌道を駆けその頭にひとかたまりの肉塊大剣を、好く好くしならせ撃ち降ろせば脳を溢れさせ
すぐさま屍となったそれを回収し背に負い積む、少しでも、また巨きく肥るように
幸いにも、まだまだ原料がこちらを睨み銃口を向けている
まだ、殺めねば】
- 200りょう25/01/20(月) 23:35:30
はい…分かりました!