探偵のあり方を書くミステリー好き

  • 1二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 22:57:10

    スレ画は探偵だって孤高な存在ではなく
    ありふれた幸せを願う一人の血が通った人間なんだという当たり前のことを改めて提示する作品
    正直ミステリーとしては普通くらいなんだけど
    先述のテーマがあることで不思議な読み心地になってる気がする

    お話の途中で出てくる助教授のおっさんから語られる
    マラルメという詩人の逸話も読み返すと味わい深い

    他にも探偵推理の誤謬とか探偵と助手の関係性を
    手を変え品を変え書いている麻耶雄嵩も好き

  • 2二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 22:59:09

    そのテーマで言うと思い浮かぶのは「名探偵に薔薇を」かなあ……

  • 3二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 23:06:54

    麻耶雄嵩って
    たまに探偵としての存在意義が有耶無耶になる
    (むしろその存在によって引っ掻き回されている?)作品書くからすごく面白いけどミステリー初心者にはオススメしづらいんだよな

    危ないおじさんとか隻眼の少女とかメルカトルかく語りきとか

  • 4二次元好きの匿名さん25/01/18(土) 23:23:46

    城平京の『名探偵に薔薇を』もそれがテーマだったな
    名探偵ってのは事件の裏側に潜む残酷な真実って奴を暴き立ててしまう存在だって

    まあ、その暴き立てで苦しむ人間がいるなら欠陥があるのはそもそものシステムの方じゃない?って俺は思っちゃうけども

  • 5二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 00:38:13

    一昨年あたり話題になってた名探偵のいけにえもそうよな
    探偵のすごさは携わった事件の大きさに依るのだという発想に裏付けられた結末だし
    ある意味探偵が首を突っ込んだから人が死ぬを体現していると言える作品かもしれん

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