- 1二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:37:26
- 2二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:38:57
レンゲと絡ませよう
- 3二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:39:49
他校のヤンキーからの距離感近いコミュニケーションをいきなり浴びて戻れなくなりそう
- 4二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:40:42
前にミカにステゴロ挑むセイアのSS見たな
アレは名作だった - 5二次元好きの匿名さん25/01/19(日) 23:41:30
キララー!来てくれー!
- 6二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 01:00:30
ミカが羨ましい。翼や制服を彩るアクセサリーはナギサと共に集めた二人の思い出であると、彼女はそう語った。化粧の腕も一級品だ。元々端正な顔立ちを、より可憐に。時には大人びて見せる。腕っぷしが強い、というのは褒め言葉ではないかもしれない。だが、持たざるものからしてみれば、誰かをその身一つで守る事が出来る力は理想と言う他ない。自分の足で野を駆け、日の昇るあの山の果てまで息を切らしながら駆けることの出来る体力が。健康な肉体が、羨ましい。
この体が疎ましい。人前に出ないのだから自分好みに着飾る意味がない。ファッションも化粧も、お付きの人間に任せきりだ。顔色は大抵蒼白、基本やつれていて、激痛と高熱に苛まれ眠る事すら許されない夜明けには深く隈を下瞼に刻む事になる。布団を持ち上げる事すら適わない日もあるというのに、どうして人を守れよう。横になって一声掛けるだけで、行動を起こすのは私ではない。まして、この体で風を切って走る事など、身罷るまでに一度あれば夢が叶ったと年甲斐も無くはしゃぐ事だろう。眠りにつけば避けようのない“現実”を見、目を覚ませば“夢”がもう一度私を苛む。苦しい事。悲しい事。二度対面しなければならないのは、この世で私だけだ。“預言者”などと持て囃されたからなんだ。誰にも私の気持ちなんて、分かりゃしないくせに。
終わりが見えた。紅く染まる空。硝煙の上がる世界。皆に共通する終わりが。
その夢を、二度は、見なかった。
「………先生。一度だけでいい」
横になって、顔を背けたまま。視界の外に居る彼に、縋る様に言葉を投げる。ミカが羨ましい。真正面から恋をして。迷って悩んで、泣いて笑って。だから。
“どうかした、セイア?”
「………私の事も、呼んではくれないか。──── 最愛の、“お姫様“、と」
分不相応だとしても。虚偽でも嘘でも、なんでもいい。たった一言、鼓膜を震わせてくれるだけで、構わない。
だから、今だけは。私にも、たった一言の幸せな夢を、見せてほしい。 - 7二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 01:17:38
ォァ...(蒸発)
- 8二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 01:26:42
幼少期にミカナギサを何度か見たことがあるって妄想をしたことはある
外を回ってるミカナギサと本を読みながらそれに羨望の眼差しを送るセイアみたいな