- 1二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:23:36
- 2二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:24:51
式はベッドだとコクトーに手も足も出ないという風潮
まあ仕方ないね - 3二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:25:36
式は鳴きそうになると唇を噛んで耐えようとしそう
「……ッ!」みたいな喘ぎ方してる姿が容易に想像できる - 4二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:25:53
子犬くんがオオカミなのはみんなもよく知ってるね
- 5二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:26:58
式は猫だからネコなんだよ!!
- 6二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:27:03
コクトーはなんかねちっこそうなんだよな
あんまり逸脱したプレイはしなさそうだけど - 7二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:27:56
これ好き
— 2025年01月12日
- 8二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:29:49
- 9二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:33:11
- 10二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 20:41:25
- 11二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:21:53
「なぁ、最近オレよりもずっと着物の扱いに手慣れてきたんじゃないか?」
暗がりにそんな軽口が一つ。
「そうかな?」
なんて、月明かりに照らされる彼——黒桐幹也は小首を傾げる。その様子はまるで子犬だ。彼と一般的な付き合いの奴らはそう口を揃えるだろう。
だが、その実態はオオカミだ。
それも獲物を追い立てて、とことんねぶってくる性質の悪いオオカミである。
現に黒桐くんは私——両儀式の着物をするりと脱がすと、丁寧に畳んで隅に置いた。あまりの自然な仕草に止める間もない。私の肌は彼の前に晒されている。下着はまだつけているけど、陥落は時間の問題だ。
「最初は帯の外し方一つに戸惑っていたのに……。今は可愛げがないな、お前は」
「はは、恥ずかしいな。あれからいっぱい回数を重ねたからね」
こう言う時に練習したのではなく、手慣れる程回数を重ねたのだと暗に示してくるのが小憎たらしい。
幹也は手早く自分の服も脱ぐと私に覆い被さってくる。深い色の瞳に見つめられる。いつも通り穏やかな湖のよう。だけど、どこか獣欲を孕んでいて、私は怖くなって思わず視線を逸らした。
オオカミに睨まれたウサギと言うか……。どうしても彼に勝てるビジョンが浮かばない。
「………」
今日こそずっと見つめててやろうと思ったのに、うまくいかない。
「式」
静かな声で呼ばれると肩が震えた。
たったそれだけで私は敗北を受け入れる。どうしても、彼には敵わない。
「黒桐くん、どうか……優しく、ね」
織を装えなくなった式が震える声でそう呟く。
「うん。任せて」
黒桐くんはそう言うけど、オオカミは得てして嘘つきなのである。
それでも大人しく目を閉じるのは、惚れた弱みなのだろう……。 - 12二次元好きの匿名さん25/01/20(月) 22:23:35
野生の文豪が
- 13二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 08:30:34
式は高確率で誘い受け
な気がする