- 1慈恩25/01/21(火) 00:08:44
レムレム睡眠に似た何かで大体の生前の英雄と知り合いな世界線
ただし歴史は変えられないし絆10になった辺りでフッとその鯖の記憶以外の痕跡が消えて起きた藤丸はやけに鮮明な夢を見たなぁ感覚とする
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- 2二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:10:39
埋め
- 3二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:11:52
梅
- 4二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:12:50
乙
- 5二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:13:14
うめ
- 6二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:13:46
おつ
- 7二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:13:57
たて乙
- 8二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:15:58
梅花
- 9二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:53:02
うめうめうめ
- 10二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 00:54:01
梅茶漬け
- 11二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 01:13:55
おみぃさんの藤丸はどんなんだったんだろう。子どもの遊び相手とかだったのかな
- 12二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 06:05:57
保守
- 13二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 07:03:36
リチャードは星の終わりまで煉獄で焼かれてて欲しい、リチャードはぐだの罪も背負っている、ぐだもリチャードと同じ煉獄に行く可能性がある。ふむ、実質リチャードはぐだと星の終わりまで一緒ってこと？！
- 14二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 07:08:17
- 15二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 07:23:28
- 16二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 07:40:48
こうなったのはどっかのロードがカルデアス起動させたせいだし宇宙の恥と呼ばれても是非もないよね！
- 17二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 14:08:26
久方ぶりに来たらスレがかなり進んでる…！
前スレの虞っちゃんママSSが大変によき… - 18二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 20:40:48
鈴鹿御前が藤丸のボロボロの黒ずんだ指先を見て曇ってほしい
スズカはJKだからそこらへんで曇るかなって
恋愛感情は絶対にないだろうけれど、友人としてほんの少し曇ってくれればなって - 19二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 20:57:22
冥界組か妖精眼をもっている鯖たちは藤丸の魂がどんどん黒く染まっていくのをみて曇ってほしい。ブラックバレルを使うとどんどん黒くなっていくから異聞帯勢が下手に攻撃できなくなるのかも。ブラックバレル使おうとしたのって機神に対抗するためだし。となると2部５章はバトルする回数自体少なくなるかも。
- 20二次元好きの匿名さん25/01/21(火) 23:48:24
- 21二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 08:15:47
拙僧、レムレムぐだ子は髪が長いときがあった説を推していきたい！昔って女の人の髪の毛長いことが多いイメージがあるのでもしかしたら、ヤマトタケルや平安鯖ぐだぐだ戦国鯖は長髪のぐだ子と日々を探していたのかも。カルデアで召喚されたときに「あれ？髪の毛切っちゃったの？」とマイルームボイスで言及があってほしい！
- 22二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:51:57
- 23二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 18:59:56
保留
- 24二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:34:24
マリーオルタは藤丸を大切に思うからこそすべて投げ出して復讐者になっていいと背中を押しているんだよね
- 25二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 00:01:09
ポホヨラクリスマスで「ロウヒが怖く無いのかという」問いに対して
「確かに色んな英雄たちと関わる中で殺されたり傷つけられたりすることもあった。今でもフランスの民衆が憎いし、ヘラクレスの毒矢を受けた時はマジで痛かった……でも、それがみんなを信じない理由にはならない。それに――」
「それに？」
「愛する人（妻）を怖がるもんか」
「――っ。アーリオ（ばか）……アーリオ！（ばあーかっ）たった一人でトナくそなどん底から世界を救おうとしてるお前が……たった一人の魔女なんて……昔の女なんて気に掛けちゃいけないんだァよ……！」
「昔の女なんかじゃないよ。約束したからね今度は《置いていかない≫」
この後、諦めきれないロウヒと夫婦喧嘩をする模様。
- 26二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 00:19:58
- 27ガレスの供給求む25/01/23(木) 00:38:44
- 28二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 00:48:52
藤丸にとってもロウヒにとっても最初で最後の夫婦喧嘩って感じなんだろうなぁ
- 29二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 09:14:27
- 30二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 11:00:39
- 31二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 11:08:09
- 32二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 12:55:50
戦国大名とぐだの手紙残ってそう。たぶん名前の部分は消えてはいるかもしれないけど。
- 33二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 12:58:01
ロウヒの藤丸、一応名前が残ってないとはいえポホヨラの主人として存在は残ったし藤丸本来の人生を終えた後に聖杯戦争で幻霊に片足突っ込んだサーヴァントとして召喚されてないかな?剣で決闘したりちょっとだけ魔法使ってたからセイバーかキャスターとかで。カレワラ勢がもうちょっと実装されてたら聖杯戦争書きたかったな。
- 34二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 19:00:07
- 35二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 20:05:12
いま考えたら、黄飛虎からしてみたら自分の奥さんと妹殺した妲己と似ているコヤンスカヤが自分の子供(最悪お母さんが自殺するところみてるかも)の妹なのっているのってだいぶ人の心案件なんだよな。あかんド修羅場になる。この画像みたいになっててもおかしくない！
- 36二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 20:06:07
実の話、自分に藤丸が来た回数が一番多いのはメドゥーサさんなのである（ジャックやロビンみたいなのは除く）
- 37二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 01:11:21
カレワラ組聖杯戦争あったとしたレンミンカイネンは
顔見た瞬間「ああ、お前だけは無理だ。殺せないんじゃない、無理なんだ。」って戦意喪失してほしいしイルマリネンは友人に再会した嬉しさと死後に嫁いだ娘を死なせて別の娘を攫ってカモメに変えたのどう釈明するかでもがき苦しんでほしいしワイナミョイネンは別に何も気にしてない風で話しかけつつ内心でどうやってこちら側に引き込もうか企んでいてほしい。
ロウヒは現場を見て憤怒する。 - 38二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 01:19:00
大名たちの「うちの子と結婚しない？◯◯家に来いよ」ってラブコールが書かれてるんだろうな
- 39二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 01:39:07
前スレで藤丸の鈍さに「クソボケすぎるんだぁよ!」ってキレてるロウヒいたけど生前も何度かアピールして気づかれなくてヤキモキしたのかな。もうコイツ絶対なびかないんだぁよ…って諦め気味だった時に樫の木の話で思わぬホールインワンしたんだろうな。他のレムレムでもクソボケしてたのかな
- 40二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 07:03:17
戦国大名たちによる「ぐだ婿嫁戦争」になりそう
- 41二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 07:16:56
今までのロウヒのアピールは実は効いてて樫の木がトドメになっただけとかだといい。
- 42二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 08:14:26
このレスは削除されています
- 43二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 08:15:28
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 11:12:31
流石に悪趣味
- 45二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 11:35:05
この世界線だと晴信のバレンタインで甲斐の民になったプレイヤーが多いのも納得できる。
- 46二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 12:03:22
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- 47二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 12:11:08
神霊の一側面みたいな鯖のところにはぐだってレムレムしてたのかな？別人扱いなのかそれともその大元にレムレムぐだはくるけど一側面も同一人物扱いで来ないのか。ただ一応ぐだという存在はなんとなく知ってるみたいになるのかも？イメージ的にはトネリコが汎モルガンから記憶をもらったみたいなかんじかな。
- 48二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 13:47:29
この軸だとどの面フレンズが一気に増えそう。ぐだから見て自分見殺しにした妖精騎士とモルガンも該当しそうじゃね？
- 49二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 13:57:01
- 50二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 14:06:12
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- 51二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 14:12:21
- 52二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 15:59:57
そういえば伊藤甲子太郎のところにレムレムしたぐだって油小路で一緒に新撰組に暗殺されたんだっけ？
- 53二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 16:17:37
- 54二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 16:56:26
- 55二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 17:23:53
もしかしてだけど、もしかしてだけど、キャストリアとオベロンガレスとハベニャン以外みんなぐだを見殺しにしてるんしんじゃないの(白目)
- 56二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 17:39:34
先生！ビーストでどの面フレンズに入らないのパッと見てフォウくんとドラコーとエレちゃんの三人しかいません！
- 57二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 17:42:52
なんか藤丸の妹も増えてるし、藤丸の妹大戦勃発しそう。優勝したら藤丸にいいこいいこしてもらえるぞ！
- 58二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 18:20:46
- 59二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 18:29:53
- 60二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 18:41:22
- 61二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 19:01:20
- 62二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 21:11:09
- 63二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 21:26:11
- 64二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 21:35:41
- 65二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:17:59
- 66二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:40:37
- 67二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 23:00:26
ロウヒみたいに家族が大好きでぐたみたいに善良なんだろうなって思った。召喚させたら両親にベッタリしてそう
- 68二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 00:11:33
このレスは削除されています
- 69二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 00:13:39
このレスは削除されています
- 70二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 01:15:39
カレワラ組の聖杯戦争書いてるけれど未実装組の設定が若干安定しないし何より藤丸、ロウヒ、イルマリネン、レンミンカイネン、ワイナミョイネンしか想定できてないからあと2騎居るはずなのに書けねえ。クッレルヴォ入れてもあと一騎足りない…
- 71二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 02:05:40
あまりにも順風満帆夫婦。結婚記念日にめちゃくちゃイチャイチャしてそう
- 72二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 08:17:01
- 73二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 10:20:03
- 74二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 10:54:19
義仲様と巴さんみたいにぐだ子が伊織の剣鬼部分を知っても「うん？剣鬼？それがどうしたというのです。あなたはあなたでしょう。」みたいなかんじか、ぐだ子と出会ってひとりの人間になったのか。こうヤマトタケルがオトタチバナヒメと出会って変わったのと重なって良きっ良き。ああでもぐだ子が自分の魂が死と繋がっているのとか自分に住まう悪性情報に悩んでいたところに伊織が「これも貴殿の一部ならば、構わぬ。共にあろう」してくれててもいい。二人そろってスタバリかよっ！武蔵ちゃんが汎伊織見たら終始この顔になってそう。
- 75二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 11:20:05
首を長くしてお待ちしております
- 76二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 11:50:23
2017年、カルデア管理権移行の日
「いいかいマスター？時計塔奴等が何を言ってきても沈黙を貫くんだ。うわべだけでも従順にしていれば向こうも下手な真似はしないだろうさ。それに君が果たした偉業は我々カルデアの者たちや君と縁を紡いできたサーヴァント達がよく知っているさ。だから君はどどーんと構えていればいい。どう転んでも私がなんとかするさ。」ダヴィンチちゃんはそう言っていたけどなんか嫌な予感がするんだよな。何も起きなければいいけど。ついにから派遣された監察官がやって来た。新しくカルデアの所長に就任するのはゴルドルフ•ムジークという古い錬金術師の家系の者であり、後ろにはコヤンスカヤと名乗る謎の女性、そしていかにも後ろからアゾットして来そうな言峰神父。大丈夫かな？その後は新所長が連れて来た私兵に誘導され、規則を破った大罪人として謹慎室に監禁されている訳だ。自分の番がきて呼び出された。6時間の質問責めはなかなかに堪えるものがあったので金輪際勘弁願いたいところだ。みんながいる所へ戻る最中に先程新所長の隣にいたコヤンスカヤと名乗るミステリアス名乗る秘書と会った。「あら？おに...リツカさんではありませんか。聴取を終えた帰りですか？」まるで愛しいものを見るような目で見てくる彼女の視線に怪訝さを覚えながら、「そうです。あなたはどうしてこちらに？」「私はカルデアを軽く散歩していましてよ。おや？」そうしているとフォウ君がコヤンスカヤめがけて体当たりを敢行した。それを軽くいなしてフォウ君を踏んづける。「この子あなたの飼い猫かしら？ごめんなさいね。つい反撃してしまったわ。」フォウ君が苦しそうにする。「やめろ！」「・・・・そうね。命拾いしたわね飼い猫ちゃん。ここはリツカさんの顔に免じて見逃してあげるわ。リツカさんもあまり下手に動き回らないことですね。そうそう、あなたであれば助けてあげないこともありませんが。」そう不敵な笑みを見せて去っていった。そうして謹慎室に戻った自分達に待ち受けていたのは外敵によるカルデア壊滅という結末だった。 - 77二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 11:52:25
なんやかんやあってゴルドルフ新所長を助けに行くことを決め、所長と共に戻ろうとした時に彼女らが立ちはだかった。「残念ですがゴールデンテープは諦めてくださいね。」コヤンスカヤである。マシュが前に出て、「マスター下がってください。これほどまでに表情の下に殺意を籠らせることができるなんて。」「あら、さすがサーヴァント。殺意には敏感なのね。でも安心して。私が興味があるのは生きた人間。あなたは苦しまずに殺してあげるわ。それよりもリツカさんあなたが目的でしてよ。大丈夫。悪いようにはしませんわ。」コヤンスカヤが自分の目を見据える。「ひぃ〜。何とかしたまえ。君はマスターだろ。」所長が言う。「なんとかなるなんてあり得ませんわ。こちらには無敵の皇女様がいらっしゃるもの。」するとあたり一面が氷に包まれた。「皇帝の威光に従わぬ者に凍てつく死を。ヴィイ、私が願います。私が呪います。」突如として氷の姫君が現れた。「待ちたまえ。君はフジマル•リツカ君に見覚えがないかい？彼を殺して欲しくはないのだが。」ダヴィンチちゃんは彼女に訴えかける。しかし、「リツカ？さあ、知りませんわ。」おっと？自分を知らないサーヴァントか。ともあれこれで情に訴えかける作戦は無に帰したわけだが。戦闘を行いなんとか隙をついて目眩しで逃げおおせた。途中コヤンスカヤが異聞帯とか言う不思議ワードを言ってだのが気がかりだがとりあえず逃げるのが先決だ。後もう少しだ。後一歩で。「そうだな。あと一歩届かなかった。」瞬間、赤い花が咲いた。「ダ、ダヴィンチちゃん！」「おや、君にもそんな顔ができたのか。新たな発見だな。」言峰神父はそう言って笑う。「おっと、驚いた私を壁に押しやるとは。」ダヴィンチちゃんは霊基グラフを渡して、早く逃げるよう急かした。「君の旅はまだまだ続く。君が生きている限り、我々に人類に負けはない。これは天才レオナルド•ダ•ヴィンチとしてではなく一人の人間、君の友人としてお願いする。どうか生きて。君らしく幸福な人生を歩んでくれたまえ。」涙を拭って自分はこう答えた。「チヴェディアーモ、レオナルド。」その言葉を最後に自分は雪山の中に消えた。」
- 78二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 11:52:57
「空想の根は落ちた。君たち旧人類が行なってきた全事業は我々が引き継ぐ。......」
かくして汎人類史は唐突に終わりを告げた。だがこれで藤丸立香の物語が終わった訳ではない。さらに多くの英霊と縁を結び、白紙地球を取り戻す壮大な冒険団の始まりに過ぎなかった。これらも計算のうちで物事を進めてきたのか？アラヤといいガイアといいやはりおぞましいな。外套の男はそう呟く。 - 79二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 11:59:03
ここでの第二部は、藤丸に刻まれた英霊たちとの思い出や紡いできた絆が白紙の地球に人類史を復元する旅路になるんだな
- 80二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 15:39:49
- 81二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 16:52:54
ヤマトタケルからバレンタインで勾玉もらってたんでここの軸だと伊吹童子から草薙剣、玉藻から八咫の鏡それぞれのレプリカもらえそう。三種の神器(レプリカ)ゲッドだぜ！
- 82二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 17:07:35
- 83二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 17:45:57
- 84二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 18:31:06
- 85二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 18:54:22
もはや藤丸星座に召し上げられたそう。
一見無秩序に見える星の並びに見えてよく見ると
藤丸が浮き上がる的な。 - 86二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 19:02:18
- 87二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 23:13:54
保守
- 88二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 23:41:15
ビショーネが藤丸を育成するやつあったけどちょっとだけ大きくなった藤丸にたまに「一緒に食べよう」って誘われて木の実とか食べてほしい。その時は味とかどうでもよくて覚えてないけど、退治されて走馬灯を見た時に「あれ、案外美味しかったな…」ってなって欲しい
- 89二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 23:55:08
鍛治に携わる鯖や神霊が顕現した特異点で藤丸のためを思って打ってほしいな
ベースはクラレントで、その特異点の解決に必要なんだけど破壊されてしまっていたため打ち直す必要があったとかならきっと鍛治鯖が出てきてくれる
- 90二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 23:57:55
それも素敵なんだでどさ？普段は見えないけどある時期に一晩だけ、数多の星々に引けを取らないほど輝いている星だったらふと現れては幻のように消えてしまう藤丸を表せないか？
- 91二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 07:59:01
ぐだが使う草薙剣はヤマタケや伊吹童子とは違う使い方だったりして、「ここに草薙剣があるなら八岐大蛇がいないのはおかしい」みたいなかんじで八岐大蛇を召喚するor「ここに草薙剣があるなら須佐之男命がいないのはおかしい」で須佐之男命召喚か。あれ？ビーム撃てる聖剣より召喚用の草薙剣のほうがぐだにとって相性いいのか？まっまあ日本人が草薙剣使うほうが自然か。ぐだ一応日本テクスチャ生まれだし。
- 92二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 10:52:54
- 93二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 11:39:45
普通に坂上田村麻呂召喚されてそう。いやあパパは強いなぁ(白目)。
- 94二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:34:27
〜真夜中の食堂〜
ぐだ「あっ、エミヤ」
エミヤ「うむ？、マスターか」
ぐだ「エミヤは明日の仕込み？」
エミヤ「ああ、そういうマスターは？」
ぐだ「いや〜、何か今日昼寝してたせいか中々眠れなくてコーヒーでも貰おうかなって」
エミヤ「あぁなるほど、コーヒーならそこの棚に置いてあるぞ」
ぐだ「ありがとう、…ねぇ【衛宮】」
エミヤ「…!、どうした【藤丸】？」
藤丸「凛に桜に藤村先生にイリヤ、いろんな疑似サーヴァントが召喚されたじゃん？」
衛宮「あぁ…、そうだな」
藤丸「それで思ったんだけど、ワンチャン慎二も疑似サーヴァントとして召喚されるのかなって」
衛宮「いや〜、流石に無いだろ」
藤丸「流石に無いか」
衛宮「無いよな？」
藤丸「これ以上は余計にややこしくなりそうだから無いといいなぁ」 - 95二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:44:21
その後、ペルセウスの疑似鯖として慎二召喚されてそう
- 96二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 20:27:25
保留
- 97カプリ25/01/26(日) 20:29:35
前のスレate/Apocryphaの出だしのジークと出会いを見て…続きが気になり他の各陣営のサーヴァント達が気になる...特に女性サーヴァントのセミラミスやアタランテやモードレッド達等…
有志の方々どうか一筆を…OTL - 98二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 21:51:44
カルデアの旅を終え、自分自身の人生を終えた。我ながらありふれた幸せな人生を全うできたと思っている。
――――――――
ふと目が覚めると若い頃の姿で廃屋にただずんでいた。頭には何処からか情報が入ってくる。自分がサーヴァントであること、この霊基での真名、クラス、宝具、目の前にいる誰かが自分を呼んだこと。流石に混乱するがひとまず声掛けをしようか。
「あ、え～と?サーヴァント、セイバーです。君がマスターなんだよね?」
「…やった。」
「はい?」
「やっっった〜!!!セイバー呼べた〜!!!ねえ君の真名は!?宝具どんなの!?」
「真名はポホヨラの主人だよ。」
「いや、それ職業でしょ?真名は?」
「逸話に残ってないから実質無いよ。」
「…マジ?じゃあ幻霊、てこと?」
「ギリギリサーヴァントにはなれてるかな。」
「…ほ、宝具!宝具はどう?」
「剣が伸びる。」
「それだけ?」
「それだけ」
「それ以外は?」
「もう一つ宝具あるけど使う頃には負けてる。」
「そっちの宝具は強いの?」
「…ごめん。」
呼ばれたサーヴァントの能力の低さに絶句したマスターは膝を抱えてしまった。ちょっと傷つくけど聖杯戦争なんて殺し合いでセイバーを呼べたと思ったら幻霊もどきだったと思うとまあ分からなくもない。
「…はあ、まあ落ち込んでいても仕方ない。できることをしましょう。上着は貸すからとりあえず服買いに行くよ。」
「なんで?」
「君、その格好で現世を過ごすわけ?今は夏だよ?」
言われて自分の姿を見てみるとモコモコのあったか冬仕様だった。ポホヨラではほぼこんな格好をしていたからこの状態で座に刻まれたのだろう。確かにこの格好で外に出るのは目立つ。 - 99二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 21:52:22
街は生前の頃の日本より幾分発展していたが時代は近いらしくあまり違和感はない。差し出された服を言われるままに試着して買ってを繰り返して、フード付きのパーカーを着て顔を隠し街を散策する。聖杯戦争なら自分の正体はすぐにはバレないようにしないと多分ダメだ。藤丸立香が居る、と分かった英雄がどんな行動に出るかは良い面でも悪い面でもカルデアで散々経験した。
休憩がてらカフェに向かうとおじいさんに話しかけられる。 - 100二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 21:53:13
「もし、そこのお嬢さん。」
「私?道案内とかはちょっと…」
「ああ、そうではなくてな。婚活とか興味ないかね?」
「いつかしなきゃいけないんだろうなとは思っていますよ。」
「そうか、そうか!じゃったら儂とかどう?体力あるし知恵者だよ?」
「えっ、嫌です。」
「そこをなんとか!!!」
長いヒゲを蓄えた老人はなおも引き下がらない。マスターは枯れ専ではないらしく顔を青くして全力で拒否しているが「金か!?金なら何とかする!!」とまで言われて助けを求めるようにこちらを見てくる。仕方ない。
「あー、そこのジジイ。」
「なっ!こんな美麗な老人捕まえてジジイとは!」
「ロウヒに若い娘は諦めろって言われてたでしょジジイ。そんなんだとまたアイノみたいな子を泣かせるよ。」
「…サッと当てられてしもうたわ。アンタ、何者かね。」
「ちょっと日本に縁のあるサーヴァントだよ。」
「ほう、東洋の者が儂の生を当事者かのように語るか。」
何処からか魚の顎骨でできたカンテラを持ち出してきた老人を相手にマスターを後ろに下げて剣をいつでも出せるようにする。さて、相手のクラスは何だ?キャスター辺りだろうか。だとしたら工房から離れているであろう現状なら勝ち目はある。
「ほほ、冗談じゃよ!」
ニヘリ、と笑ってみせると老人は殺意を引かせてまた元のひょうきんな態度をとる。
「正体も分からん相手にいきなり戦いなどせんよ。」
「ましてアンタは儂を知っているときた。これ以上情報を漏らせられん。のう、マスター?」
相手が話しかけたのは自分達の後ろの誰か。急いで振り向いてみるとマスターが相手のマスターと互いに発動寸前の魔術を突き付け合っている。 - 101二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 21:53:27
「なんで言うんだよライダー」
「やっと気づいたわけセイバー!?ていうかこっち見すぎないで相手見てて!」
幸い魔術自体は互角らしく自分のマスターが勝つことはないだろうが負けることもないことが分かりライダーに向き直る。
「そう言うでないよマスター。先に言った通りここは撤退じゃ。」
「お前なら何とかなるだろ!」
「そうじゃの。じゃが、ちとコイツは不気味じゃし、なにより」
「人が来すぎた」
近くには人がジワジワと増えだし、何だ何だとスマホを掲げこちらに向けようとするものまで現れだす。
「…ハァーッ、分かった。ここはお前の選択に従おう、ライダー。」
「あ!こら逃げるな!!」
ライダーのマスターは背中にセイバーのマスターの罵声を浴びながらも気にせず魔術を解いてさっさとこの場を立ち去っていき、ライダーもそれに続いていく。群衆も特に面白いものも観れそうにないと察すると立ち去っていった。
「もう、帰りましょうかセイバー。」
「うん」
ひどく疲れた気がした。 - 102ガレスの供給求む25/01/26(日) 21:55:40
保守がてら。多分長編になるわこれ（絶望）書けたら続き書く。多分実際に聖杯戦争に巻き込まれたら藤丸は初手は顔隠す気がするしサーヴァント側も実際に見てきたかのように自分の人生話す相手警戒する気がする
- 103二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 22:03:13
- 104ガレスの供給求む25/01/26(日) 22:39:40
待っててくれてありがとう!ものがものなので気長に待ってくれると嬉しいな。何とかせめて娘とロウヒが出る所までは書き切る予定。
- 105二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 07:46:13
保留
- 106二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 10:22:19
- 107二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 11:24:06
- 108二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 12:37:08
- 109二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 19:50:36
保守
- 110二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 20:22:08
槍メドゥーサのところへ行って兄様と呼ばれるまでになるけど
ある日船で遠征中にポセイドンがいたずらして船沈没
流れ着いた先のアテナの神殿でしのいだはいいけどメドゥーサの自制がきかなくなって襲われる
アテナがそれ見てブチぎれて呪い付与 そこで藤丸消失
なぜかポセイドンとやったことになるメドゥーサ
ていう幻覚を見た - 111二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 20:37:06
- 112二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 21:32:00
私たちはキャスターとして召喚された。ワイナミョイネンに嫁いだ次女のわたし、カモメに変えられた三女のあたし、最後までお母様といた長女の私。姉妹での複合霊基だけど姉妹仲が良いことが幸いして上手くやっていけている。マスターは居なくなって久しい。どうやら私たちを呼ぶのに詠唱を少し間違えたらしく刻印の暴走で爆散したらしかった。
初めこそ途方に暮れたものの良い霊脈の上で召喚された上に土地と結びつけられたお陰で魔力には困らなかったし、マスターが私たちの召喚に使った拠点も中々の良物件で私たちの魔術系統にもよく馴染んで工房づくりに夢中になれた。となれば次は私たちの願いを叶える作業でしょう。わたしとあたしはわたしが死んだ後に無理やりあたしを攫って、あげくカモメに変えたイルマリネンをぶん殴りたい。私はお父様とお母様にもう一度お会いしたい。無難なのはお母様かお父様に会えるように動くことかしら。私たちがいるならきっとどちらかはいらっしゃるでしょうし、なによりあの分からず屋を殴るのは私たちだけでは難しい。 - 113二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 21:32:37
まだサーヴァントを呼んでいないマスターを見つけました。様子を見る限り恐らくセイバーを呼ぶ気でしょう。使われた触媒は先端が赤茶けた竿。私たちの家にあったもので、レンミンカイネンによってあの竿にお父様の首が突き刺された。恐らくあのマスターは彼を呼ぶ。なら、なんとしてでもサーヴァントを仕留めましょう。お父様の敵で、サンポを壊したあの3人組のうちの一人で、私たちが決して許せない存在。マスターの方は令呪と記憶を奪っておけば放っておいてもいいはず。
意外にも呼ばれたのはお父様だった。サーヴァントになったからか生前よりは身体もお強いようだけれどそれでも変わらず弱くて、優しい。何も願いなんてないはずなのにただ呼んだだけのマスターを守ろうと腐心していらっしゃる。契約解除でもしてしまえばマスターは元のただの魔術師になって生きられるし、お父様は私たちが守って差し上げるのに。
ライダーをお父様から引き離すときは面倒でした。アレのことだからきっと私が居ると知ったらしつこく求婚するでしょうし一般人を呼んでやる気を無くさせることにしました。彼とて無辜の人々に手をかけるのは望まないでしょうから。
とはいえずっとこうして影からお父様をお守りするのはもどかしい。
「お父様、早くマスターから離れてくださらないかしら。」
すぐそこの一家団欒を夢見て魔女の娘たちはいつの間にか近くに居たトントゥにぼやいた。 - 114ガレスの供給求む25/01/27(月) 21:35:00
保守がてらまだ練りきれてないキャスターを。一体誰なんだ。父親似で優しくて母親似で家族好きであってほしいけど何処か魔女の娘だなってなってほしい。
- 115二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 21:54:27
>>110がいいなと思って勝手に書かせてもらったすまんな。キャラ崩壊してるかも。妄想、駄文失礼。
「なぜポセイドンとまぐわった」という伝説になったのを聞いた時。
私は自分の耳を疑ったあまりにおかしな質問だったから。まぐわった？私が？誰と――ポセイドンと？兄様を傷つけたあいつと？
――――ふざけるな。
ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな
違う、断じて違う。アテナの神殿を汚す行為をしたのは確かだ。そのことでアテナ神から怒りを受けることは理解しよう納得しよう。だが、私が愛した相手をはき違えるのだけはだめだ。例えそれがゼウスであろうと、姉様たちであろうと許せない。呪わなければこの激情を抑えきれない。
――――例え、怪物に落ちようとも
その後、メデューサの姿はなくゴルゴ―ンという怪物だけが残った。
- 116二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 23:51:41
- 117二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 00:48:22
- 118二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 00:55:19
何とか少しだけだけど出来たよ
相変わらずの駄文だけど喜んでくれたら嬉しいな
31スレの続きだよ
聞き間違いだろうか？
今目の前にいる人が自分の名前を呼んでいた
初めて会ったばかりの人に
「ど、どうして俺の名前を知っているの？」
？？？「どうして？って言われても覚えてないの？僕だよ！アストルフォだよ！」
「えーと、その…」
男性「ライダー様、逃げたホムンクルスをキャスター様が探しております、お心当たりは…そちらの方は？」
「やっば…」
男性と女性の人が現れた
逃げたホムンクルスというのは今肩を貸しているこの子の事だろう
今捕まったらこの子はまたあの装置に閉じ込められてしまうし、その脱走を手助けした自分もタダではすまない
どうする？ここで強引に逃げても必ず捕まるのは目に見えている
考えろ、何か手はないのか？
アストルフォ「この人はこの屋敷の客人だよ、今僕が案内をしているんだ。それと逃げたホムンクルスには心当たりはないよ」
男性「…失礼致しました」
「………」ﾎﾟｶｰﾝ
- 119二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 01:11:48
さて
ここに一枚の布切れがあります
地は淡い青のような緑のような
そこにちらつく白い角
ええ
どこのもの、とは言うまでもなし
ですが
誰のもの、と問われたら？
あの子
多くに愛されたひとりの子に
ある隊士が自ら裂いて残したとも
あるいはあの子が己が手で
その誠の欠片を欲したとも
誰の
何が
あの子の魂に掛かったか
――もし、いつか
封じられた記憶が蘇るならば
あるいは - 120二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 01:22:00
- 121二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 06:35:17
- 122二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 17:07:19
保守
- 123二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 17:46:43
ストームボーダー:図書館にて
「ついにこの時が来たわ。」ナーサリーはとてもウキウキした様子でこれから起こる行事に待ち望む。
いや、ナーサリーだけではない。ジャンヌオルタリリーや太歳星君、アビゲイルにシトナイ、ボイジャーなど子供サーヴァントが勢揃いだ。どうしてこんなに集まっているのかというとマスター藤丸立香による絵本の読み聞かせが予定されていたからなのだ。
「にしても珍しいですなアンデルセン殿。こういう場には参加しないものだと思っていましたが。」
「そうだな、本来であれば今頃亀のように部屋に閉じこもっているところだが。今回リツカが読み聞かせるのは人魚姫だが、あれは俺にとって多少特別でな。まあ、厭世作家の偶の気紛れのようなものだ。そういうお前もどういう風の吹き回しだ？ウィリアム=シェイクスピア。」
「吾輩は現に転がる幻想を蒐集しているのですよ。フジマル殿の周りは面白いことが渦巻いておりましてね。ようは新作のネタ探しです。」
「はい。それじゃあ読み聞かせ会はじめるよー。題名は人魚姫・・・」 - 124二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 20:08:54
- 125二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 20:09:43
- 126二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 23:19:12
ここの沖田さんって初めて吐血した時凄く誤魔化してたんだろうな。藤丸に知られたら間違いなく他の隊員と仲いいから伝わるかもって
- 127二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 00:57:00
>>118の続き
助かった…？
いや見逃してくれたのだろうか
何はともあれ助かった事には変わりは無い
「ハァ……助けて頂きありがとうごさいます、その…アストルフォさん」
アストルフォ「僕は助けたいと思ったから助けただけだから気にしなくてもいいよ！それにしても本当に僕の事を覚えてないの？」
「えっと…その…と、とりあえずこの子を安静にできる場所に連れて行かないと！」
アストルフォ「おっとそうだったね、うーん僕の部屋だとマスターが押し掛けて来るからなぁ……あそこなら大丈夫かも？まあ行ってみれば分かるか！付いてきて！」
「はい！」
ひとまずはこの子を休ませる場所を確保出来そうだ
そこに着いたらどうして自分の事を知っているのか、ここは一体何処なのかを聞いてみよう
- 128119・12025/01/29(水) 01:06:29
- 129二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 07:49:39
- 130二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 08:06:55
- 131二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 12:22:29
- 132二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 19:51:10
ほ
- 133二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 22:35:20
夢を見た。誰かが見た夢を見ていた。
『しかし中々生まれないね君は。もう700年なんでしょう?』
金髪の女性にセイバーが話しかけている。マスターは夢でサーヴァントの生前を見るとは聞いていたけど実際に我が身に起こるとなんとも不思議な感じがする
『私も何とかしてあげたいのだけれどこればっかりはどうにもならないのよね…』
『早く出ておいでよ、ワイナミョイネン。外は結構楽しいよ』
『儂もはよう出てみたいわ。母御と友人の顔を一目見てみたい』
この声は知っている。丁度あのライダーそっくりだ。ワイナミョイネンというとカレワラにおいては世界が始まる頃に生まれた存在だったはず。でもそれだとセイバーがここにいるのはおかしい。彼はもう少し後に生まれた人間のはずで、そうでないとポホヨラで過ごす頃には長く生きすぎて朽ち果ててしまう。
『ええ、母さんとびきり美人なんだから楽しみにしてなさい』
『オレの顔かぁ。いつか見たときにがっかりしないでよ?』
『どんな顔でも笑ってやるわい』
―――――――――――
夏の寝苦しさで起きるとセイバーが端末を見ていた。深夜2時にリビングが光り輝くような光量で見ていたので何事かと驚いて直前まで聞こうと思っていたセイバーの記憶/夢の話も吹き飛んでしまう。
「おはようセイバー。なに見てるの?」
「ああ、マスターおはよう。起こしちゃったかな、ごめんね。葛飾区の公園で地盤陥没だってさ」
見せられた端末の光量を下げつつ画面を眺めるとネット掲示板で何やら公園の様子が写真付きで上げられていたが少しするとスレッドごと消されてしまった。普段であれば翌朝のニュースにでも続報を任せる所だけど今は事情が違う
「これって…」
「うん。間違いなくサーヴァントがやったと思う」
「現場に行ってみましょう」 - 134二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 22:36:08
うわあ。派手にやったなこれ」
広く大きな敷地に沢山の遊具を招いていたはずの公園は見るも無残な状態で、その土地のほとんどが抉られたようなクレーターに変わってしまっていた。あれではしばらく子どもの遊び場になることはないだろう。中に入ろうと思ったが警察による立ち入り禁止の表示があって憚られる
「何で入らないのセイバー?」
そんな自分を差し置いてマスターが堂々と敷地に入っていく
「いや、オレはともかく警察とか大丈夫なのマスターは」
「なんとかなるでしょ。それとも君は情報を得るチャンスを捨てるわけ?」
「わかったよ」
指示に従って自分も公園の中に入って観察する。まずこのクレーターはほぼ間違いなく宝具によるものだろう。ただの剣や槍で削り取るには範囲が大きすぎる
「セイバー、これ見て」
見せられたのは一本の矢。先端は赤黒くなっている
「誰を射ったのかな」
マスターはそのまま調べるためか矢先を触ろうとした
「触らないで!!」
「うわっ何?びっくりするじゃん」
「ごめん。でもそれは本当に危ないからダメだよ」
「そうなの?私には分からないのだけれど」
「これ、間違いなくヨウカハイネンの矢だ。当たるとすごく痛いし記憶もボヤける。あと猛毒」
「怖っ。というか何で一目でそこまで分かるわけ?」
「年の功」
「そっかあ、年の功ねえ。まあともかく姿も見ずに真名が分かったのは大当たりね」
後で絶対に問いただしてやろうと思いつつマスターは続けて周囲を見る
「うっすらとだけどこの矢に削り取られなかった戦闘痕もあるね。セイバーはこれ何の跡か分かる?」
さっきの矢のようにまではいかなくてもヒントが得られたら儲けものだ。
「ん〜?槍、かなこれ?いやでも剣みたいなのもあるし…分からないな…」
「剣?君以外に剣を使うサーヴァントいたとでも?」
「というよりかなり沢山の武器が使われたのかも。特定は無理かも」 - 135ガレスの供給求む25/01/29(水) 22:38:00
保守がてら途中のやつ
まあ絶対ありえないだろうしあり得て欲しくないけれど仮にここの藤丸がサーヴァントとして呼ばれたら全体的に弱いけど知識で戦うのだろうな
続きはまた書けたら書く - 136二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 22:54:26
>>127の続き
アストルフォに連れてこられた部屋には男性がおり、俺達を快く受け入れてくれた
その男性はアーチャー(本名は訳あって言えないらしい)という名前で信じられない事だがその人も自分の事を知っていた
ホムンクルス？の子は魔術回路？の暴走と過労による疲れのみで命に別状は無いらしくホッとした
俺はここで起きた出来事を全て話し、ここで行われようとしてる聖杯大戦の事を知った
「うーん…やっぱり夢でも見てるのかな？何かこう、現実味が無くて頭がこんがらがってきた」
アーチャー「まあそう思ってしまうのも無理はありませんね」
アストルフォ「僕はアーチャーがリツカを知ってる事に驚いたよ〜、でもアーチャー自身はそこまで驚いてなかったね」
アーチャー「まあリツカとは色々とありましてね」
「い、色々？」
な、何だ？その色々というのは？
- 137二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 22:56:15
- 138二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:11:50
某乙女ゲームが未プレイだけど思い浮かんだ
そしてわかりみ……
学パロ特異点いいな……藤堂君いるなら一ちゃんも同い年か1学年上で一緒に行こうね、2人ともぐだの同級生もいいし後輩も先輩もありだよ
沖田さんも同学年か上級生でいてね
みんなで帰りにコンビニで買い食いしよ
そんで生前ぐだとみんなとで甘いもの食べながら駄弁った平和なひと時を思い返して
ぐだも薄っすら何かを思い出しかけたりして
（あれ……前もどこかで、こんな風に……）
（また……いつかまた、こんな風にって……）
生前の諸々の出来事に対する受け止め方によってアヴェンジャーかそれ以外か、それ以外でも順当にセイバーか砲術免許からアーチャーもありか、よく妄想するけど妄想は妄想なのでいつか公式で登場してくれたら……あわよくば実装してくれたら……
- 139二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:32:05
>>136の続き
アーチャー「少しこの部屋を空けます、ここに人が訪れる事は無いでしょうがノックされても返事をしないように」
「ありがとうございます」
アストルフォ「ありがと〜！」
アーチャーの計らいによりこの部屋に隠れさせてもらう事にした。
ひとまずはここでゆっくり休めるだろう
アーチャー「その前にリツカ、貴方に聞きたい事があります」
「は、はい何でしょうか？」
アーチャー「貴方は知らなかったとはいえこのホムンクルスの子を助けてしまった、最後まで責任を持てますか？」
「責任…ですか」
はっきり言って自分はこの聖杯大戦に関わっていいような人間じゃないしこの子を守れるほど強くもない
でもそれだけの理由だけでこの子を見捨てる理由にはならない
「俺は…自分なりに最後までこの子を守ってみます」
アストルフォ「大丈夫！僕も出来る限り君たちの事を守ってあげるから！」
アーチャー「…そうですか、貴方ならそう言うと思ってましたよリツカ(ﾎﾞｿｯ)」
ん？最後当たり何か言っていたような？まあいいか
こうなった以上死ぬ覚悟でこの子を守らないとな
- 140二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 00:46:55
- 141二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 08:32:56
- 142二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 10:48:47
ダメだ聖杯戦争書いててどう足掻いても藤丸が死にそう。
レンミンカイネンが強すぎる。一撃で人の首切り落とす戦闘狂にどう生き残れというのだ
それはそれとして特異点に入れないドラゴン達が見ることしかできない現状にトラウマ刺激されてそう。自分が行ければなんともないような脅威に通信越しに必死に威嚇してほしい - 143二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 19:10:53
保留
- 144二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 19:30:59
- 145二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 20:12:14
- 146二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:43:11
- 147115を書いたもの25/01/30(木) 22:46:28
- 148二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:51:26
「髪を梳いてくれませんか」
目の前の少年に頼みをする
「いいけど、なんで俺？」
少年は不思議そうな顔で返す
「ありていに言えば、気分というものです」
それだけで少年は納得してくれたようだ
少年と他愛のない話をしながらその手の感覚に意識を割く
そして今はもう薄れてしまった昔を思いを馳せる
昔に梳いてくれた時はどんな感じだったか
弟としての彼はもっと無邪気に遊ぶようにやっていたし手も小さかった
それ故うまくやれていなくて後々母様にやり直してもらっていた
夫としての彼はもっと愛情をもって丁寧にやってくれてても少しだけ大きかった気がする
だから綺麗にやり終えられて髪のきれいさを逐一褒められていた気がする
今の彼はどちらでもあってどちらでもなかった
慎重に手探りで感覚をつかみながらやっておりその手は苦労を象徴するかのように硬かった
そのどちらでも無さが今の私にとってはちょうどいい
もっとどちらかによっていては今以上に私は揺れ動いていたはずだ
だから今の私は剣でいよう、従者でいよう、そう思いなおすことができた - 149二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:11:41
良いねえ。凛として今の状態をくろひーなりに受け入れててすごくいい。今のくろひーとして今の藤丸立香と色々頑張ってほしい
- 150二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 23:14:47
- 151144を書いたもの25/01/30(木) 23:26:07
>>150楽しみに待ってます
- 152二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 07:13:06
ここの軸だと2部１章のときに生死彷徨って直死の魔眼発生イベントが挟まるのかもしれない。いやぁカドックとアナスタシア戦でカドックが令呪を使ってアナスタシアに「皇帝になれ！！」を直死の魔眼で殺して無効化したときは名シーンだったよね。(存在しない記憶)
- 153二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 07:28:40
- 154二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 07:59:22
抑止力兄貴「絆レベルを早めに上げるために言語能力初期値にしておく必要があったんですね」ってこと！？
- 155二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 08:12:21
いつかの前スレにもあったけどこの概念でのぐだ統一言語使えそうなんだよな
- 156二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 08:15:34
このレスは削除されています
- 157二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 08:17:20
もしかしたらレムレムしてる期間が長い鯖は人理に重要な人物なのかもしれない。それなら汎モルガンのところにすぐいなくなったのも納得だぜ！だって人理を呪う魔女にぐだを長く滞在させる意味ないし、召喚されても自分の野望優先だろうし。だったら人理に味方してくれるアルトリアや円卓の騎士のところに長くいたほうがいいよね。
- 158ガレスの供給求む25/01/31(金) 10:31:37
そのネタ覚えてくれてる人いて嬉しい!
藤丸とレムレム先の鯖とで地道にワタワタしながら少しずつ相互理解していくのいいよね。近い地域の言葉は書き言葉か話し言葉のどっちかはうっすら伝わるらしいしある程度レムレムした藤丸は言葉覚えるの早かったりするのかな
- 159二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:48:04
思ったんだけど平安時代にレムレムしてのがぐだ子なら湿度が下がるんじゃないか？
つまり、酒呑とバラキーとぐだ子で大江山鬼三姉妹ルートだ！ - 160二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 19:23:30
個人的にぐだとの絡みで見てみたいのぐだぐだ時空のイエヤス。ぐだぐだ時空だと影武者設定でノッブ曰く「徳川というシステムの英霊、徳川というシステムの生贄」っていわれてて抑止力に役を被らされ続けている＝生贄と捉えることもできて似たような境遇でもある。あと単純に互いに役を被っている同士なにか思うところがあるのかもしれない。でも現状イエヤスについて全然言及ないから妄想できねぇっ！経験値先生！イエヤスについてもっと教えてください！！
- 161二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 21:55:42
「娘さんよ、そこで何見てるんだい?」
声に振り返ると爽やかな声に似合わない存在があった。敵と自身の血にまみれた鎧に、ズタズタになった血まみれの誰かを片手に引きずるように持ち、もう片方の手には肉片まみれの槍。
「レンミンカイネン…!」
「お、なんだよ知りあいか?ティエラじゃあねえよな…」
レンミンカイネン。圧倒的な武力と魔術の腕を持った戦好き。カレワラでは自分を一撃で屠ったいわば天敵のような存在。
「まあ、殺せば分かるだろ」
引きずっていた何かを放り投げるとレンミンカイネンはこちらの命を取ろうと飛び出す。それはどこまでも楽しげで、どこまでも無邪気で、心底殺し合いを好んでいることがその一瞬で分かった。
「マスター逃げて!!」
なんとか前に出て槍を受け止めるが実力の差は明確で手はひどく痛むし足は痺れてしまう。
「でも!」
「オレじゃこの戦バカは倒せない!オレが死んだら次は君だ!」
彼は女好きでもあるがそれは敵ではない村娘が相手の話だ。"敵"のマスターがどう扱われるかなんて想像もしたくない
「女と話すとか随分と余裕があるなァ!」
「ゲゥッ」
生前よりも高い膂力、生前よりも丈夫な身体。でもそれはあくまで毛が生えた程度。実質的には近代よりも神秘が薄く、知名度は一切ない自分の性能なんてたかが知れている。それがカレワラにおける3代英雄の内の1人であれば差は歴然だ。あっけなく蹴り飛ばされて倒れ伏した隙に足を振り上げられた槍で潰される
- 162二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 21:58:00
「ギャアアアアアア!!!」
「ハハハハ!!!ァ〜ア良い叫びだ!良い血だ!いつだって戦いは俺を昂らせる!ソレが勝利であれば尚の事!!!」
血飛沫に恍惚し、引き裂くような笑みを浮かべる戦士。勝利の美酒の予感にその身体はブルリと震え、槍を持つ手には一層力が込められる
「しかし弱えな。本当に同郷なのかねオマエ?」
そのまま首を握りつぶさんばかりに掴まれ持ち上げられる。せっかくマスターに買ってもらった服もヨレてフードは今にもめくれそうになり、僅かに目元を晒してしまう。
「…その目は、」
とたんにレンミンカイネンの力が緩み顔に手が伸ばされる。手にかけられたフードはあっさりと下ろされてせっかく隠した顔がさらされる。…最悪だ。
「っはは!久しぶり、レンミンカイネン。首を落とされて以来かな」
呆気に取られるレンミンカイネン。
「どうしたのさ。君が大好きな勝利はもう、その槍でオレを貫くだけだ」
「違う…」
「なにがさ?」
「そんな、俺は、オマエを殺すつもりは」
「苦しいなあ。あれだけ笑ってたのに?」
生き残るために彼のトラウマを刺激する。あまり好きなやり方ではないけれど命には代えられない。
「君は、家の麦酒よりも何よりも、殺すことが好きだったろう?」
「だから、あんな笑顔でオレの首を落とせたんだろう?」
レンミンカイネンの極度に上がっていた体温は下がりだす。脳裏に過ぎるは友に与えた2度の死。1度目は怒りに、2度目は怒りと戦いの悦楽に身を任せてしてしまった過ち
俺は、もう一度自分は友を快楽のままに殺そうとした?
「違う、ちがう、ちがう、俺は、こんなことのために…!!!」 - 163二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 21:58:43
頭を抱え苦しみだすレンミンカイネン。逃げるなら、きっと今しかない!
「マスター、今のうちに逃げて」
「セイバーも来て!」
「ムリ。足が動かない。今なら彼も不安定だし君だけなら逃げられる」
「〜!もう!『令呪をもって命ずる』」
『セイバー、これでさっさと足を治して!』
マスターの手から紅く輝く刻印が一画煌めき、姿を消すと足の痛みが和らぐ
「さあ、早く!」
差し出された手をとり、まだ僅かに痛む足を引きずって駆け出す。
早く、速く、夙く。彼が正気を取り戻す前に!その槍がもう一度向けられる前に!
「どこにいく」
手をとっていたはずのマスターがブレた。確かに手は握っていたはずだった。
血で赤く怪しく輝く槍は正確にマスターの肩を貫き、その体を壁に縫い付ける。
「マスター!」
槍の痛みと壁に叩きつけられた衝撃からかマスターは動かない。引き抜こうとしても槍は重く硬く、とても自分では抜けない。
「俺はさぁ、ただ、寂しかっただけなんだ」
「オマエが俺とケンカして、そっぽ向いたことが」
「オマエがオマエの娘の結婚式に俺を呼ばなかったことが」
「なあ、リツカ。オマエ、今度はどこに行こうとしたんだ?」
素手でありながら戦士はその威圧感を衰えさせない。むしろそれが武器ではなく全身に託されたからか息ができないと錯覚するほどに増している
「…来るな」
震えた喉から出た威嚇はもはや命乞いに近しい。構えた剣は彼の殺意と比べたらまるで玩具だ
彼の手が刻一刻と近づく。ああ、また自分は死ぬのだ。娘の祝いの席ひとつも守れなかったあの日のように。
覚悟を決めて目を瞑るがその時はいつまで経ってもこない。
「ああ、全く。見てられんわい」 - 164二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 21:59:30
目の前に自分たちを庇うように立つのはさっきまでレンミンカイネンが引きずっていたズタボロの何者か。
「ライダー!」
「おう、昨夜ぶりじゃのセイバー。アンタの顔を笑うのは後じゃ。立てるな?」
「うん…うん!」
「そいつはいい」
「どけ、どけよワイナミョイネン。オマエはもう死にぞこないも同然だ。戦う価値もない」
「それはどうかのう?血塗れのレンミンカイネンよ、濡れ帽子に傷を負わされた親不孝者よ」
「ぬかせ!!!」
「うるさいのう。ちと黙れ。「黒き乳、白き乳、赤き乳よ、血の洪水を統べられよ、『鉄の起源』」
大きく振られたレンミンカイネンの槍を躱すとワイナミョイネンは宝具を使う。船造りに失敗し、
傷を負った彼がその傷を癒すために得た知識。血の起源を謳った歌で彼はその身から流れ出た血を止めたという。
血を操る歌を、血に塗れた敵に使えばどうなるか。
「ほほ、意外と効くじゃろこれ?」
「グ、ォォォオオオオ!!?」
レンミンカイネンが纏う血はその在り方を変えていく。全身に付いた返り血は巌のように固まり、他者を傷つけるその体を封じ込める。流れ出る彼自身の血は更に傷を開かせ確実にその命を削る。
しかし、彼はレンミンカイネン。カレワラ随一の武力を持ち、一度は死を乗り越えた漢。これしきでは倒れない
「この、程度かぁァ!」
「嘘じゃろまだ立つか!?とっておきなんじゃがこれ!?」
「ライダー、次はどうするの!」
「そうじゃのう、そりゃ当然」
カンテレを構えて目を見開き、尚も荒ぶるレンミンカイネンを相手に立ち塞がるライダー
「逃げる」
「はあ!?」
宣言するとライダーはセイバーのマスターに刺された槍を引っこ抜き、セイバーと一緒にマスターを抱えて戦線離脱をする。 - 165二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:00:37
「待てやンの老いぼれがァァア!!」
「この若造め人が割と気にしていることを!!」
走る老人、追いかける若者。姥捨て山でもこんな光景はなかなか見られないだろう
「ひょー!マジで早いのうアヤツ。船でも出すか?でも魔力キツいんよな今。セイバーのマスターよ、ちいと儂と契約せんか?」
いつの間にか起きていたセイバーのマスターにライダーが交渉を始める
「そんなの君のマスターから絞ってよ!」
「んなもんとっくに呪い殺されたわ!今は残った物全部使ってデスマーチ中じゃわ助けろマジで!!」
「はぁぁぁ!?そんなのこっちだってセイバーの怪我治すので手一杯だっての!諦めてセイバーの足治るのを祈ってキリキリ走れ!」
「弱いのに燃費悪くてごめんよ2人とも」
「つくづくギリギリじゃのアンタら」
緊張感なさげな会話だが実際ライダーは本当に余裕がないらしく指先はだんだんと薄くなり始め退去する直前のサーヴァント特有の金粒へと変わりだす一方でレンミンカイネンは尚も執念深く追い立ててくる
「詰んだのうこれは」
頼みの綱のライダーも諦めだした時だった。
ギリ、と弦を引く音がした
そのまま何かが弾け飛んでくる音がして辺りに空間をもを切り裂くような轟音が響きレンミンカイネンのすぐ前を着弾する
足を止めず走り続けるライダーが見つめる先には一人の狙撃の主の影
「あーもう最悪じゃあ!」
「何あれ!?」
「アーチャーじゃよ。儂のマスターはアヤツとアヤツと組んどるヤツに殺された」
「つまり?」
「トドメ刺しに来よった」
「なんなのよホントにー!!」
「ライダー、オレが囮になるからマスターだけでも逃がして!!」
「馬鹿を言うでないわ!」
絶体絶命と思いきや影の主は一瞬だけライダーに照準を向け、思い直すように目を逸らしレンミンカイネンに矢を降らせる。流石のレンミンカイネンこれにはたまらず足を止め影の方へと向かっていった - 166二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:00:49
「ホー!なんたる幸運!」
ライダーが歓声を上げると足元に何らかの魔術式が浮かび上がる。ロウヒのものに似ている気もしなくもないがその割には若干構築が荒い気もしなくもない
「おー?なんじゃこれ罠?じゃったらどうにもできんし死ぬぞこれ」
「イヤーッ!?ちょっとは焦ってよ!」
気が抜けたような声を出して走り続けるライダー、悲鳴を上げるマスター。しかし悲観的な考えとは裏腹にライダーはその活力を増していく
「ぬう?なんか知らんが追加で魔力が貰えたわ」
「本当になんなの!?」
呑気なライダー、突っ込むマスター。意外と気が合うのではないのだろうかこの2人
「ともかく走ってライダー!」
「仕方ないのう」
背後に響く轟音と雄叫びに足を止めず、ライダーは抱えた2人を運び続けた - 167ガレスの供給求む25/01/31(金) 22:03:24
保守がてら。
書けた…それはそれとしてロウヒの娘のうちの一人は嫁になるより父の娘である方が幸せとかいうほどのファザコンらしいしポホヨラ時代はすごくベッタリだったんだろうな。 - 168144を書いた者25/01/31(金) 22:10:30
長文お疲れさまでした