- 1二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:17:01
- 2二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:18:06
- 3二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:20:24
あとスレ主はnot前スレ主です
- 4二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:30:19
埋めてくれると有り難し
- 5二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:34:12
埋め
- 6二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 11:51:39
SEED本編との相違点
キラとフレイの関係は良好、しかしフリーダム受領までの心身の状態は本編と同様
精神的八方塞がりになったキラに元気付け慰めックスはしたけど付き合ってはいない、周囲から見たら付き合ってるけど当人同士はお互いに頼り頼られてるだけという認識、特別な気持ち自体はあり
フレイ、感受性が高いというレベルではない何かを持っている可能性
ナタルさんが思ったよりアークエンジェルの処遇で精神的ダメージを負っており除隊も考えていたがノイマンがナタル支える発言、異動を申請しまさかの受理、アークエンジェル離脱
アークエンジェル操舵士はジャッキー・トノムラ軍曹にバトンタッチ、元は副操舵士に据えられていたのでなんとかなるか?
クルーゼまさかのジョージ・アルスターとの縁あり - 7二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 12:40:55
埋め
- 8二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 12:52:00
☆
- 9二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 12:59:44
埋め
- 10二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 13:02:47
保守
- 11二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:16:09
保守
- 12二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 08:55:41
保守
- 13二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 14:06:16
続きはまだか
- 14二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 14:44:29
もうちょい待ってちょ
- 15二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 14:56:35
乗っているZAFT潜水艦は作戦を終えパナマを後にする
指揮を艦長に任せ宛てがわれている部屋へ入ると顔面蒼白になりながらゲインズバラの瞳に強い決意を宿したフレイ・アルスターがこちらを見据えていた。
クルーゼ「──どうかしたのかね?体調が思わしくなさそうだが?」
体調を気遣う言葉を掛け歩を進める
フレイ「──無理を承知でお願いがあります」
クルーゼ「……聞こう」
フレイ「私に、モビルスーツの乗り方を教えてください」
クルーゼ「正気かね?曲がりなりにもZAFT軍部隊長の私が地球軍所属の君に?」
体調不良による朦朧状態による発言だろうか?
フレイ「──それでも、戦わせたくない人がいるんです……」
瞳の決意に翳りは無い、だが……
クルーゼ「考えておく、しかし今の君はせん妄状態にある可能性を捨て切れない、休息睡眠をとった後、私から改めて君に問おう……今は休みなさい」
フレイ「……わかり、ました」
そう言うとまたたく間に眠りに付いた
やはり無理をしていたようだ。
彼女が寝入っていることを確認し私はひとりごちた
クルーゼ「──おやすみ、フレイ」 - 16二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 23:18:35
保守
- 17二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 08:21:51
保守
- 18二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 17:58:48
保守
- 19二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:33:04
眠りから目覚め身支度をし糧食を摂る。
ZAFT軍に保護されてから続いているルーティーン、しかし今日は違う
ソワソワと焦りが脳裏と胸に駆け巡る。
頭痛もない、悪心もない、意識は明朗、ならばと焦りと催促の視線を目の前の仮面の男に向ける。
鷹揚と所在なさげに読書をするその男は自分の視線に気付いていない、いや気付いていない振りをしている。
フレイ「……その、隊長さん?」
耐え兼ねて声を掛ける
クルーゼ「何かね?」
視線を本に向けたまま気の抜けた相槌をうつ
フレイ「昨日の事、覚えていますよね?」
確認を取る
自分の思い込み、リアルな夢であった可能性は無くはない、仮にそうであったならもう一度言わなければならない
クルーゼ「……さぁ、何の事かな」
わざとらしい知らん振り──ならばやる事は一つだ
クルーゼ「待ちたまえ──流石に軽薄に過ぎたか、まずは杜撰な対応を謝罪する」
立ち上がり決意を述べようとした瞬間に声が掛かる。
私はソファに座り直し大きく息を吐いた
- 20二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 22:36:17
クルーゼ「では改めて問おう……君は私に自軍に害為す者をこの手で育てろと言うのだな?それとも君がZAFTに降るのかね?」
至極真っ当な結論
クルーゼ「そもアラスカで私は君に言ったはずだ『戦場は君が赴く場所ではない』と、恐らく君は私或いはZAFTに略取されたというストーリーが出来上がっている。ならば除隊も選択肢にある、それに君は『ナチュラル』だ、先日の作戦で確認された連合製MSならまだしもZAFT側のMSを動かすなど──」
フレイ「それでも!──それでも戦わせたくない人が、守りたい人が、いるんです……アラスカやパナマの事を知って感じてそれで何もしないなんて、私には!」
理屈や道理の話ではない、『そうせずにはいられない』『何もしないでいる事が出来ない』それだけの話なのだ
クルーゼ「……ならばもう一つ問おう、──君はその『守りたい者』を置いて逝く事を許容出来るのかね?」
頭が真っ白になり過去が過る
フレイ『いやぁぁーーーーぁ…ぁ…あっ!ああ…ぁぁ…ぁぁ…あ、あぁ…………』
フレイ『……なんで、なんでよ、なんでみんなっ、わたしはただっ!』
キラ『トール!駄目だ!来るな!』
キラ『アスラン!』
キラ『……だから待っていて欲しいんだ、フレイに』
キラを置いて逝くなんて確かに考えたくはない、でも……
フレイ「──でも、私はもうキラを、独りにしたくない……」
私は答えにもならない独白を絞り出す事しか出来なかった