【閲覧注意・🎲】ここだけ不知火カヤの中身が、大体ボンドルド卿だった世界線 Part.8

  • 1ホットドリンク大好き25/01/22(水) 21:14:57

    【あらすじ】
    普通に善戦するRABBIT小隊。

  • 2ホットドリンク大好き25/01/22(水) 21:17:17
  • 3ホットドリンク大好き25/01/22(水) 21:18:42
  • 4ホットドリンク大好き25/01/22(水) 21:31:49

    繧ォ繝、:

    【・・・っ。】


    <不利を悟ってスオウを解放する繧ォ繝、。>


    サキ:

    「よし! あのアホから離れたぞ!」


    ミヤコ:

    「対象を保護します!

    間に割って入って戦闘を継続!!」


    ミユ:

    「りょ・・・了解!」


    モエ:

    「うぇ~・・・まだ相手しないといけないわけ・・・?」

  • 5ホットドリンク大好き25/01/22(水) 21:32:33

    ミヤコ:

    「つべこべ言わないでください!

    それよりも迎撃を!

    好きなだけ撃って構いませんから!!」


    モエ:

    「・・・言ったね?」


    ミヤコ:

    「爆弾だろうとロケットランチャーだろうとミサイルだろうと、この際 好きに撃てば良いじゃないですか!!!」


    モエ:

    「よっしゃ!! 室長、例の出して!!」


    カヤ:

    『おやおや・・・自爆しないように気を付けて下さいね。』


    <大量の火器を虚空から取り出すカヤ。

    直後に起きる大爆発と楽しそうな哄笑。>

  • 6二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:00:31

    建て乙

  • 7二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:45:57

    何かカヤが某英雄王の宝物庫みたいなことしてる…

  • 8二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:49:22

    >>5

    「この際 好きに撃てば良いじゃないですか!!!」

    吹っ切れてるミヤコすき

  • 9二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:52:21

    ウサギたちの活躍に期待

  • 10二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:56:22

    何かミヤコが段々アグレッシブな性格に…

  • 11二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 00:13:40

    割と熱い性格なのかもしれない…

  • 12二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 07:14:26

    保守

  • 13二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 08:55:29

    カヤ「狂気の沙汰ほど面白い」

  • 14ホットドリンク大好き25/01/23(木) 12:07:21

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

    ???:
    「───それは いけません。
    『暴力が 当たり前になった世界』なんて。」

    繧ォ繝、:
    「・・・『暴力』は私が独占する。
    キヴォトスは、私という『暴力』が与えた傷を舐め合っていれば良い。
    それこそが『冷たい平和』・・・『暴力が当たり前になった世界』の本質。」

    ???:
    「理想的な支配体制ですね。 そこは認めますよ。」

    繧ォ繝、:
    「なら───」

    ???:
    「でも、ダメなんです。 それでは、誰も付いてこないんです。
    恒久的な平和は、『理不尽』によっては為し得ないんですよ。」

    繧ォ繝、:
    「・・・。」

    ???:
    「───『正しい道理』が必要です。
    人は正しいと思うからこそ、付いてくるんです。
    ・・・繧ォ繝、ちゃん。 私と一緒に、それを探してくれませんか?」

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  • 15二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 12:56:58

    正義とは何か(哲学)

  • 16ホットドリンク大好き25/01/23(木) 16:46:43

    スオウ:

    「・・・なぜだ・・・?」


    カヤ:

    『───貴方の疑問は正しいです。

    事実、普通であればRABBIT小隊は瞬殺だったでしょう。』


    スオウ:

    「・・・なら、なぜ・・・。」


    カヤ:

    『言ったではありませんか。

    ここは悪夢の中。 だからこそ、【理不尽】は【正しい道理】には勝てないのです。』


    <スオウの躰に触れるカヤ。>


    カヤ:

    『ミヤコは既に十分な輝きを見せてくれました。

    先達として、その努力に応えねばなりません。 そして貴方にも───』


    <スオウの躰にカヤが溶け込み始める。>


    カヤ:

    『少し、躰を借ります。

    そして お見せしましょう。 貴方に、【最強】の戦いを。』

  • 17二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 19:21:56

    勝ったな、風呂入ってくる

  • 18ホットドリンク大好き25/01/23(木) 23:21:08

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


    スオウ?:

    「───ふむ、全身の骨にヒビが入っていますね。

    それに・・・なるほど、筋肉組織や内臓にも深刻なダメージが あるようです。

    夢でなければ全治にどれだけ掛かるでしょうか。」


    <次の瞬間、ボロボロだったスオウの躰が綺麗に修復される。 ご丁寧に衣服まで完全に修復された。>


    スオウ?:

    「そうですね・・・対象となる骨組織は勿論、筋肉組織や内臓の取り替えとなると身体に負担が掛かり過ぎます。

    そこまでするならばいっそ人格だけを新たに培養したテクスチャに貼り付けた方が───

    ───おや、貴方はベットで療養する方がお好みですか。

    なるほど、確かに そちらの方が健全かも知れませんね。」

  • 19ホットドリンク大好き25/01/23(木) 23:21:52

    ミヤコ:

    「・・・貴方は───」


    <手でミヤコを制す、スオウのテクスチャを纏ったナニカ。>


    スオウ?:

    「私が引き継ぎましょう。 あなた方は少し休んでいて下さい。」


    ミヤコ:

    「・・・はい。」


    <RABBIT小隊が引き、スオウが前に出る。>


    繧ォ繝、:

    【・・・お前は。】


    スオウ?:

    「お久しぶりですね。

    こうして悪夢の中で出会うのは いつ以来でしょうか? ねぇ、『私』?」

  • 20二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 23:25:46

    『不知火カヤ』とはナニか(哲学)

  • 21二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 06:56:07

  • 22ホットドリンク大好き25/01/24(金) 08:48:00

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

    ???:
    「似合っていますよ、その制服。」

    繧ォ繝、:
    「まさか私が、こんな小綺麗な制服に袖を通すことに・・・。
    ・・・今からでも前のに戻しちゃダメ?」

    ???:
    「ダメです。
    貴方は今日から連邦生徒会の役員なんですから。」

    繧ォ繝、:
    「・・・やっぱり今からでも辞めようかな?」

    ???:
    「えぇ!? そんなぁ・・・。」

  • 23ホットドリンク大好き25/01/24(金) 08:48:28

    繧ォ繝、:

    「冗談。」


    ???:

    「うぅ・・・イジワル言うなら、これはあげませんよ?」


    <???は星が二つ描かれたネクタイを取り出した。>


    繧ォ繝、:

    「・・・それは?」


    ???:

    「ふふっ・・・進級祝いです。

    2年生おめでとう、繧ォ繝、ちゃん。」


    <繧ォ繝、はネクタイを受け取った。>


    繧ォ繝、:

    「そっか。

    私、『生徒』になったんだ・・・。」


    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  • 24二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 09:59:50

    ナニカ思い出す!?

  • 25ホットドリンク大好き25/01/24(金) 15:24:54

    カヤと繧ォ繝、の関係───


    1.互いに嫌悪している。

    2.カヤだけが一方的に嫌悪している。 繧ォ繝、は無関心。

    3.繧ォ繝、だけが一方的に嫌悪している。 カヤは無関心。

    4.互いに無関心。


    dice1d4=2 (2)

  • 26二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 15:28:43

    嫌よ嫌よも好きのうち

  • 27二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 15:29:09

    そして好きの反対は無関心とも聞く

  • 28ホットドリンク大好き25/01/24(金) 15:45:43

    カヤ:

    「貴方を出現させてしまったのは、私のミスです。

    早く悪夢の底に戻ってください。 見苦しい。」


    繧ォ繝、:

    【───誰?】


    カヤ:

    「おやおやおや・・・。

    もう、自分自身も分かりませんか。」


    <スオウの躰で、カヤは繧ォ繝、に迫った。 一瞬の攻防で火花が散る。>


    繧ォ繝、:

    【あれ・・・? 私はどうして戦ってるんだっけ・・・?】


    カヤ:

    「あぁ、理性も崩れてきましたね。

    大丈夫です、そのまま眠って下さい。

    ───さぁ、早く。」

  • 29ホットドリンク大好き25/01/24(金) 15:46:43

    繧ォ繝、:

    【私・・・私は・・・。】


    <地面から黒いオーラが再び湧き出す。>


    カヤ:

    「・・・あぁ、貴方など記憶の底で永遠に眠っていれば良いものを。

    なぜ貴方のような半端者が『私』だったというのでしょう。」


    繧ォ繝、:

    【半端者・・・そうだ・・・私は・・・。】


    <繧ォ繝、が片手で顔の半分を覆う。>


    繧ォ繝、:

    【何も・・・何もっ・・・守れなかったんだっ・・・!】

  • 30二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 16:12:44

    何となくだけどカヤなら何だかんだで救ってくれるだろうという信頼感がある

  • 31二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 19:19:14

    カヤの場合無意識に放った言葉が意図せずその人を救ったりしてそうよね

  • 32二次元好きの匿名さん25/01/24(金) 21:37:21

    無自覚タラシなところあるからカヤ

  • 33二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 00:45:35

    おれは しょうきに もどった!

  • 34二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 00:50:18

    祈手の中にはカヤのカリスマに脳を焼かれて祈手になった生徒も多そう

  • 35二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 07:23:13

    保守

  • 36ホットドリンク大好き25/01/25(土) 10:15:18

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


    繧ォ繝、:

    【ハァッ・・・・ハァッ・・・・何が・・・『終焉の神』。

    何が・・・・『死の神』・・・・。

    そんなもので・・・・私が・・・・『恐怖』が超えられるものか・・・・。】


    ???:

    「・・・・ありがとう。

    これで やっと・・・・終われる。」


    繧ォ繝、:

    【・・・・。】


    <何かが砕ける音>


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • 37ホットドリンク大好き25/01/25(土) 10:16:11

    繧ォ繝、:

    【・・・・私は・・・連邦の・・・連邦生徒会長の、剣・・・。

    誰にも・・・何者にも負けない・・・。】


    <血と汚泥に塗れた怪物が、這いずるようにサンクトゥム・タワーへと近づく。

    その下には無数の、得体の知れないナニカの死体があった。>


    繧ォ繝、:

    【・・・・会長・・・貴方の言うように、全てをやり直しましょう。

    今度こそ・・・今度こそ全てを守って見せます・・・! だからどうか・・・どうか・・・!!】


    <怪物の手には、タブレット・・・『シッテムの箱』が握られていた。>


    繧ォ繝、:

    【『ウトナピシュティムの洪水』を、実行する・・・!!!】


    <雨が、降り始めた。>


    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  • 38二次元好きの匿名さん25/01/25(土) 14:49:46

    『シッテムの箱』!?

  • 39ホットドリンク大好き25/01/25(土) 16:43:42

    繧ォ繝、:

    【そうだ・・・!

    だから、敵は全て排除しなきゃ・・・!

    最適な行動で・・・最速で敵を排除すれば・・・きっと・・・!】


    カヤ:

    「それで・・・どうにか なりましたか?」


    <互いの蹴りが交差する。

    破裂音と共に、互いに吹き飛ぶ。>


    繧ォ繝、:

    【まだだ・・・まだ、最適な行動じゃないんだ・・・。

    だからきっと・・・。

    もっと・・・もっと行動を突き詰めれば・・・!】


    カヤ:

    「・・・。

    ・・・いいですか、スオウ。 そこで見ていますね?」


    <スオウの躰で、内なるスオウに話かけるカヤ。>

  • 40ホットドリンク大好き25/01/25(土) 16:44:26

    カヤ:

    「一つ───」


    繧ォ繝、:

    【───!】


    <カヤは強く踏み込む。

    迎撃する為に、繧ォ繝、が拳銃を構える。 ───撃つ。

    命中する。 ───しかし、怯まない。>


    カヤ:

    「───自身は最強であると意識する。

    思い込みでも何でも構いません。

    最強であるという自負と行動が、貴方を強くします。

    そして二つ───」


    繧ォ繝、:

    【───!!】


    <繧ォ繝、がカヤに銃床を叩き付ける。

    しかしカヤは その手を受け止めると、袖と胸倉を掴み足を払った。

    繧ォ繝、が、廃墟の壁へと凄まじい勢いで投げつけられ、爆発と見紛う程の砂煙が上がる。>


    カヤ:

    「───貴方は躰が大きいのですから、格闘戦で有利です。

    ・・・もっと動きにCQC(近接格闘)を取り入れては?」

  • 41ホットドリンク大好き25/01/25(土) 22:50:46

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

    ───── 一回目 ─────
    失敗。
    エデン条約が破談に終わって、そのゴタゴタに対応している内にキヴォトスは戦乱の時代に突入した。
    全てを洗い流してリセット。


    ───── 二回目 ─────
    失敗。
    またエデン条約・・・。
    最速でエデン条約の件を終わらせたつもりだったけど、また戦乱・・・。
    また全てを洗い流してリセット。


    ───── 三回目 ─────

    失敗。
    エデン条約だ。
    確信した。
    あの裏には何かが居る。
    そうでなくちゃ、ここまで上手く行かないのに説明がつかない。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • 42ホットドリンク大好き25/01/25(土) 22:58:01

    ───── 十■回目 ─────
    ようやく見つけた。
    あの大人だ。
    『マダム』とか言われてる赤い大人。
    あれを排除すれば、次に行ける。


    ───── ■三回目 ─────
    どうしてもマダムを排除できない。
    あの『複製(ミメシス)』とか言うのは どういう仕組み?
    流石の私も、無限の兵力を相手にするには限界がある。
    その謎を解き明かさないと・・・。


    ───── 百■五回目 ─────
    今回は進展があった。
    『黒服』を名乗るマダムの同類とコンタクトが取れた。
    見つけ出すのに苦労したけど、これで少しは前に進める。
    散々利用されることになったけど、まぁ次に活かせばいい。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • 43ホットドリンク大好き25/01/25(土) 23:11:03

    ───── 千■四十■回目 ─────
    ■■■の様子が おかしくなってきた。
    行動自体は最適だけど、明らかに私を見る目が怯えてる。
    連邦生徒会長としての重責で疲れてるのかな・・・。
    今度、ラーメンでも作ってあげよう。
    ・・・柴さんは、まだ私を認めてくれない。


    ───── ■九百■■六回目 ─────
    今日、■■■に黒服と接触するのを止めるように言われて口論になった。
    あの人は分かってない。
    大人と接触して、その知識を得る重要性を。
    お陰で私は出来ることが増えた。
    ベアトリーチェと真面に ぶつかっても、低確率ではあるけど勝てるようになってきた。
    それなのに、どうして認めてくれない。
    会長・・・貴方もなの?


    ───── ■■■■■■■回目 ─────
    ようやく見つけた。
    ■■■には止められたけど、これは必要なこと。
    アビドスに向かう。
    私が生まれた場所。 そして───私が死ぬ場所。
    新しい私が生まれる。 会長にとって、『最適な私』が。

    ────────────────────

  • 44二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 00:02:52

    ??「私のミスでした…」

  • 45ホットドリンク大好き25/01/26(日) 00:06:57

    ─────<アビドス・某所>─────


    繧ォ繝、:

    「あった・・・。

    これが【太陽】の祭壇・・・。」


    <繧ォ繝、の前には、深紅の結晶で彩られた地の底に葬られし異教の祭壇があった。>


    繧ォ繝、:

    「太古の帝国から、その危険さ故に追放された外宇宙の【太陽】・・・。

    『全てに手を差し伸べ、一つになる』・・・その力さえあれば私は───」


    <繧ォ繝、は祭壇の上にあった、より一際 紅く輝く一振りのナイフを手に取った。>


    繧ォ繝、:

    「・・・ようやく分かった。

    『皮剥の凶刃(フレンザー)』の起源。

    なるほど・・・最初は 『コレ』に使う祭具だったんだね。

    いつから変質したんだろう?」


    <繧ォ繝、は躊躇いなく首筋に深紅のナイフを当てた。>


    繧ォ繝、:

    「【太陽】。

    外なる宇宙に属する不可解な観念。

    今こそ、久しく無かったであろう生贄を捧げる。

    存分に喰らい、冒涜するといい。」

  • 46ホットドリンク大好き25/01/26(日) 00:07:45

    ???:

    「───やめて下さい! 繧ォ繝、ちゃん!!!」


    繧ォ繝、:

    「あぁ、大丈夫だよ■■■。 ただ───」


    <繧ォ繝、は刃をスライドさせた。

    刃は、まるで温まったバターをスライスするように滑らかに入った。>


    繧ォ繝、:

    「貴方に必要な『私』になるだけ。」


    <首から血を吹き出させる繧ォ繝、。

    膝を突く肉体。

    ただ、呆然と見ていることしか出来ない■■■。>


    繧ォ繝、:

    「あぁ・・・熱い。

    焼け付くよう・・・。

    これが外宇宙の【太陽】・・・。」


    <繧ォ繝、の前に、どこまでも朱い太陽が現われた。

    繧ォ繝、に手を差し伸べるのように、その輝きを増す。>

  • 47ホットドリンク大好き25/01/26(日) 00:08:17

    繧ォ繝、:

    「・・・偽りでも何でも良い。

    お前が あの【太陽】だと言うなら、私の『神秘』を歪ませて。

    【色彩】が『狼の神』を『死と終焉の神』に変質させたように、私を───」


    <次の瞬間、全身から燃え始める繧ォ繝、。 しかし微動だにしない。>


    繧ォ繝、:

    「・・・あぁ、なるほど。

    お前は そういう観念なんだ。

    いいよ、存分に増えるといい。

    私を・・・数多の私を捧げる。

    私は【太陽】、私は お前のテクスチャとなる。」


    <燃え尽きる繧ォ繝、。 駆け寄る■■■。>


    ■■■:

    「大丈夫ですか!? 繧ォ繝、ちゃ───」


    カヤ:

    「大丈夫ですよ、会長。

    『私』の健康状態は極めて良好です。

    ・・・えぇ、それはもう良好ですよ。」


    ■■■:

    「・・・誰・・・ですか?」

  • 48ホットドリンク大好き25/01/26(日) 00:09:44

    カヤ:

    「? 不思議なことを仰いますね、会長。

    『私』は私ですよ。 連邦生徒会、防衛室長の『不知火カヤ』です。 ・・・お忘れですか?」


    ■■■:

    「その・・・喋り方は・・・?」


    カヤ:

    「おやおやおやおや・・・どうしたのですか、会長。

    私は ずっと、このような口調だったではありませんか。」


    ■■■:

    「・・・・・・うん、そうでしたね・・・。」


    <起き上がるカヤ。>


    カヤ:

    「───お手数をお掛けしました。

    しかし もう大丈夫です。

    私は貴方の『剣』に成ることが出来ました。

    これで、また少し物事が上手く進むようになるでしょう。」


    ■■■:

    「・・・・・・そうですね・・・。」

  • 49ホットドリンク大好き25/01/26(日) 00:13:23

    <少し先に進むカヤ。

    距離が空いたところで、ポツリと■■■が呟く。>


    ■■■:

    「・・・その口調は、過労気味の繧ォ繝、ちゃんが仕事の時に多用していた口調・・・。

    記憶を参照すれば、確かにその口調がデフォルトになりますよね・・・。」


    カヤ:

    「・・・? どうしましたか、会長。

    貴方を放置することは私には難しいのですが・・・。」


    ■■■:

    「! いえ、何でもないです!!

    そんなことより、カヤちゃん!! こんなところまで勝手に───」


    <和やかにカヤと会話しながら、■■■は強く拳を握り込んだ。>


    ■■■:

    (先生・・・私はミスを冒しました・・・。 決定的で、不可逆かつ致命的なミスを・・・。)


    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  • 50二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 01:31:48

    (私のミスでした…)

  • 51二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 11:28:34

    『不知火カヤ』とは何か(哲学)

  • 52ホットドリンク大好き25/01/26(日) 13:08:58

    繧ォ繝、:

    【・・・思い出した・・・。

    ・・・そうだ、お前は『太陽(アテン)』だ。

    『洪水(クヌム)』よりも最適な神聖・・・最適な『私』・・・。】


    カヤ:

    「? 確かに私は『不知火カヤ』ですが───」


    繧ォ繝、:

    【あぁ・・・なるほど。

    『太陽』に関する記憶は認識できなかったのか。

    そうだよね。

    『生徒』に成るには、その記憶は邪魔だよね。】


    カヤ:

    「??? 『私』は───」


    <カヤの思考を妨げるように、繧ォ繝、は拳銃を発砲した。

    その弾丸は確かにカヤの肩に直撃するが、そのダメージは一瞬で修復されてしまう。>

  • 53ホットドリンク大好き25/01/26(日) 13:11:06

    繧ォ繝、:

    【それで・・・どうするの・・・?

    貴方が『私』である以上・・・私達で争っても・・・何のダメージにもならない・・・。

    『自傷』じゃ・・・悪夢は覚めないよ・・・?】


    カヤ:

    「───・・・それならば心配無用です。

    私は ただ、『みせる』だけで良かったのですから。」


    繧ォ繝、:

    【・・・あぁ、なるほど。】


    <繧ォ繝、は指で挑発する。>


    繧ォ繝、:

    【来てみなよ・・・誰か知らないけど・・・。】


    カヤ?:

    「・・・後悔するなよ。」


    <スオウが、前に踏み出した。>

  • 54二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:41:11

    カヤ?

  • 55ホットドリンク大好き25/01/26(日) 19:03:12

    <躰の主導権をカヤから取り戻したスオウが踏み込むのと同時、繧ォ繝、もまた強く地面を踏み込んだ。

    雨の湿気によって粘土同然になったベタついた地面で、しかし圧倒的な推力の反動で泥が飛び散る。

    目にも留まらぬ速度で衝突した両者は、先程カヤと繧ォ繝、が そうして踊ったように、衝撃と火花、銃声を散らす。>


    繧ォ繝、:

    【いいね・・・動きが・・・マシになった・・・。】


    スオウ:

    「もう少しだ・・・もう少しで何かが───」


    繧ォ繝、:

    【でも・・・あと一歩、足りない・・・。】


    <いつの間にか、スオウの腹部には拳銃が当てられていた。>


    繧ォ繝、:

    【おやすみ・・・。】


    <銃声が響く。>


    スオウ:

    「───舐めるなよ・・・!」

  • 56ホットドリンク大好き25/01/26(日) 19:04:11

    繧ォ繝、:

    【・・・へぇ。】


    <しかしスオウは怯むことなく、繧ォ繝、の胸倉を掴むと、その頭部に頭突きを食らわせた。

    繧ォ繝、が仰け反る。

    その隙に、スオウは宙に投げていた短身の散弾銃をキャッチした。>


    繧ォ繝、:

    【・・・その技は・・・。】


    スオウ:

    「ふん───」

  • 57ホットドリンク大好き25/01/26(日) 19:04:53

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


    <胸倉を掴まれ、頭突きで昏倒させられるスオウ。>


    スオウ:

    「・・・どうやって・・・。

    両手は埋まっていたはず・・・。」


    繧ォ繝、:

    「ん?」


    <繧ォ繝、は上空に投げていた『短身の散弾銃を』キャッチする。

    そしてイタズラの成功した子供のようにニカッと笑った。>


    繧ォ繝、:

    「───マジックだよ。」


    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


    スオウ:

    「───マジックだ。」

  • 58ホットドリンク大好き25/01/26(日) 19:05:53

    繧ォ繝、:

    【あぁ・・・お前は・・・。

    ・・・なるほど、あの時の・・・。】


    <雨が止んだ。

    曇天が晴れ、天から光が差し込む。

    それは見覚えのある、大地に乾きを与える光だった。

    それが今は、こんなにも心地良い。>


    繧ォ繝、:

    「───面白い。」


    スオウ:

    「!」


    <久しく感じていなかったゾクッとする気配に襲われ、スオウは慌てて距離を取る。

    仰け反っていた繧ォ繝、の顔が正面に戻ってくると、そこには生徒のような何かではなく───

  • 59ホットドリンク大好き25/01/26(日) 19:06:34

    ───改造したアビドス制服を纏った、在りし日の『宵闇のクヌム』がそこにいた。

    気怠げな羊の瞳で全てを睥睨する、アビドスにあった狂気と恐怖の片割れ。

    その表情が、スオウの知る彼女からは想像も付かないほど口角が上がり、喜色に彩られている。

    そこには正しく純粋な『狂気』があった。>


    宵闇のクヌム:

    「私に好き好んで挑むような子がいるなんて、想像もしてなかった。

    反抗的なのは全部 私を怖がるようになるまで叩きのめしちゃうから。

    貴方もそうしたつもりだったんだけど・・・いいね、気に入ったよ。

    貴方、私の部下にならない?

    そうだね・・・今ならキヴォトスの半分が付いてくる・・・かも。」


    黎明のアテン:

    『感心しませんね、スオウ。

    【最初の私】程度に怖じ気づいていては。

    このキヴォトスではメンタル面の強弱も重要なのですよ?』


    スオウ:

    「・・・。(嫌そうな顔をするスオウ)」

  • 60二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 22:19:22

    竜王草

  • 61ホットドリンク大好き25/01/27(月) 02:46:19

    <繧ォ繝、は空を見上げる。

    そこにはアビドスに似た乾いた青空が広がっていた。>


    繧ォ繝、:

    「・・・気分が良い。

    こうしてテクスチャを取り戻したのは何ループぶりだろう。

    『最適な私』も悪くないけど、偶には原点を思い出さないとね。

    アイデンティティが崩れる。」


    カヤ:

    『そうですか?

    私にとっては黒歴史なのですが、『最初の私』。』


    繧ォ繝、:

    「それは認識の違いだね、『最適な私』。

    今の貴方が最適な選択肢を採り続けられているのも、私という数多の過ちがあったからこそ。

    ほら、誰だったか有名な発明家も言ってたはず。

    『私は百回失敗したのではない、百の上手く行かない方法を発見したのだ』とか何とか・・・。

    それになぞるなら、私という失敗は貴方の母・・・というのは違うか。

    そう・・・『姉』のようなものだよ。

    うん、それがいい。

    さぁ、私を姉として へりくだって『最適な私』。」

  • 62ホットドリンク大好き25/01/27(月) 02:47:26

    カヤ:

    『お断りします。

    何を間違えたら、『最初の私』が姉などという結論に至るのですか?

    そもそも同一存在ではありませんか。』


    繧ォ繝、:

    「う~ん、厳密には違うんだけど・・・。

    どう思う? え~っと・・・スオウだっけ?」


    スオウ:

    「・・・頭が痛くなりそうだ。」


    <いきなり二人に増えた『不知火カヤ』にスオウは頭を抱えた。

    スオウが知っているのは『最初の方』だが、公的に知られているのは『最適な方』という、関心を向けていたからこその違和感に認識が狂いそうになる。>


    繧ォ繝、:

    「それは良くない。

    何が貴方をそこまで苦しめてるのかは知らないけど、体調が悪くなる前に私と遊んで貰わないと困る。」

  • 63ホットドリンク大好き25/01/27(月) 02:48:21

    スオウ:

    「・・・それを言うなら散々遊んでやった思うが?(今までの死闘を脳裏に浮かべながら)」


    <繧ォ繝、は「分かってないな、コイツ。(やれやれ)」とでも言わんばかりに溜息を付いた。

    スオウはナチュラルにイラッとした。>


    繧ォ繝、:

    「それは寝ぼけてた私。

    私はそれを覚えてない。

    だから、起こした貴方は私を楽しませる義務がある。 ・・・分かる?」


    スオウ:

    (『理不尽』だ・・・。)


    <繧ォ繝、はスポーツをする前のような気楽さで肩を回した。

    錆びが落ちるように、躰がほぐれていく。>

  • 64ホットドリンク大好き25/01/27(月) 02:50:22

    カヤ:

    『構えて下さい。

    大丈夫です、基礎は出来ています。

    後は気概さえあれば『最初の私』と踊れるはずです。』


    スオウ:

    「言われるまでもない。

    何度も言うようだが、私は あんた・・・? ・・・に勝ちに来たんだ。」


    <散弾銃を構えるスオウ。>


    繧ォ繝、:

    「───あぁ、後ろに居る子達(RABBIT小隊)も遊びたいよね。 ちょっと待って?」


    <繧ォ繝、が指を鳴らすと、砂の中から悪夢に囚われていたアリウス生達が現われた。>


    繧ォ繝、:

    「誰か知らないけど・・・まぁいい。

    相手してあげて。

    私、スオウと遊びたいから。」


    <虚ろな目でRABBIT小隊に銃口を向けるアリウス生達。>

  • 65ホットドリンク大好き25/01/27(月) 02:51:48

    繧ォ繝、:

    「既に心折れた生徒は、本当に『支配』し易い。」


    ミヤコ:

    「・・・やっぱり、私。 貴方のような人が嫌いですよ。」


    <戦闘態勢に入るRABBIT小隊。>


    繧ォ繝、:

    「そう? 私は貴方が好きだけど。」


    カヤ:

    『同感です。 ミヤコは可愛いですよね。』


    繧ォ繝、:

    「分かる。」


    スオウ:

    (何の話だ・・・。)

  • 66ホットドリンク大好き25/01/27(月) 02:52:34

    繧ォ繝、:

    「じゃ───」


    <突然、繧ォ繝、がスオウの視界から消えた。

    しかしスオウは確信があって、敢えて前に踏み込んだ。

    すると同じく踏み込んでいた繧ォ繝、と視線が合う。

    圧倒的な俊敏さで消えたように錯覚させていた繧ォ繝、を視界に捉えたスオウは、そのまま近距離で撃ち合った。

    互いに互いの弾丸を躱し、すれ違う。>


    繧ォ繝、:

    「───遊ぼう。」


    スオウ:

    「───勝つのは私だがな。」

  • 67二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 04:02:34

    スオウの姉貴…!

  • 68二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 07:01:30

    保守

  • 69ホットドリンク大好き25/01/27(月) 14:48:00

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

    リン:
    「やり過ぎです、繧ォ繝、さん。
    ここまで やる必要は無かったのでは ありませんか?」

    繧ォ繝、:
    「・・・やり過ぎ?
    それは とても良いこと。
    『力』に対する圧倒的『恐怖』が、『支配』を正当化する。」

    リン:
    「だからといって、こんな・・・。
    まるで見せしめにするかのような・・・!」

    繧ォ繝、:
    「間違ってない。
    見せしめにした。
    連邦生徒会に仇なすと どうなるか、これでバカでも分かったはず。」

    リン:
    「・・・自分が何を言ってるか分かっているのですか?」

    繧ォ繝、:
    「分かってないのは そっち。
    私が・・・私達が相手にしているのは理性では無く感情で動くバカ共。
    それなのに貴方は相手を尊重しようとしている。
    ・・・これだから、頭でっかちのエリートは困る。」

  • 70ホットドリンク大好き25/01/27(月) 14:48:38

    リン:
    「・・・元々 侵略者だった人間に言われても、痛くも痒くもありませんよ?
    書類仕事も真面に出来ない不良は、言って良い事と悪い事と区別もつかないようですね。」

    繧ォ繝、:
    「・・・。」

    リン:
    「・・・。」

    ■■■:
    「喧嘩は止めて下さい! 二人をそんな子に育てた覚えはありませんよ!!」

    繧ォ繝、:
    「・・・育てられた覚えもない。」

    リン:
    「そこは同感です。」

    ■■■:
    「アレ!? 喧嘩していたんじゃなかったんですか!??
    ・・・こほん。 まぁともかく。
    リンちゃん、繧ォ繝、ちゃんの言うことにも一理あります。
    皆が皆、リンちゃんみたいにお利口さんというワケでもありません。
    人によっては、繧ォ繝、ちゃんみたいな理不尽にしか従わない人も居るんです。」

  • 71ホットドリンク大好き25/01/27(月) 14:49:18

    リン:
    「そう・・・かもしれませんね。」

    繧ォ繝、:
    「フフン。」

    ■■■:
    「繧ォ繝、ちゃんもです。
    貴方の やり方は強い反発を招く やり方ですよ。
    『恐怖』による支配は、やがて破綻すると相場が決まっているものです。」

    繧ォ繝、:
    「? でも私、強い反発なんて感じたことない。」

    ■■■:
    「・・・はぁ。
    それは繧ォ繝、ちゃんのカリスマありきです。
    普通は反発があるものなんですよ、繧ォ繝、ちゃん。
    だから、色んな人で運営する連邦生徒会に、貴方の やり方を そのまま持ち込まれると他の人が困っちゃいます。」

    繧ォ繝、:
    「・・・それは貴方も?」

  • 72ホットドリンク大好き25/01/27(月) 14:51:16

    ■■■:
    「リンちゃんもです。」

    繧ォ繝、:
    「・・・分かった。 次からは逆さ吊りにするだけで我慢する。」

    ■■■:
    「・・・この件については、後でもっと話し合いましょう。
    ・・・貴方には我慢をさせてしまいますね・・・。」

    繧ォ繝、:
    「いいよ、私が決めた事。
    『友達』は絶対に裏切らない。」

  • 73ホットドリンク大好き25/01/27(月) 14:51:34

    ■■■:
    「うぅ・・・繧ォ繝、ちゃん、何て良い子・・・。」

    繧ォ繝、:
    「───でも、リンは嫌い。」

    リン:
    「えぇ、私も貴方が嫌いです。」

    ■■■:
    「えぇ!? 仲良くして下さいよ、二人とも・・・。」

    二人:
    「無理(です)。」

    ■■■:
    「うぅ・・・前途多難です・・・。」

    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  • 74二次元好きの匿名さん25/01/27(月) 19:07:57

    保守

  • 75二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 00:30:20

    「嫌いです…でも…『仲間』…ですから」で助ける展開とかあったりして

  • 76二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 07:02:01

    保守

  • 77二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 10:45:40
  • 78ホットドリンク大好き25/01/28(火) 11:20:06

    繧ォ繝、:

    「・・・! チッ・・・楽しいところだったのに・・・。」


    スオウ:

    「ハァ・・・ハァッ・・・。」


    <繧ォ繝、の躰が透け始める。

    それどころか、砂漠の世界が視界に映る端から崩壊を始めた。>


    カヤ:

    『あぁ・・・夢が終わりますね。

    目覚める時が来たようです。』


    繧ォ繝、:

    「そうだね。

    もう少し、スオウと遊んでいたかったんだけど。」


    スオウ:

    「待て・・・! 勝負は また付いて───」


    <繧ォ繝、に手を伸ばすスオウ。

    しかしその手は空を切った。>

  • 79ホットドリンク大好き25/01/28(火) 11:20:51

    ミヤコ:

    「これは・・・。」


    サキ:

    「何が・・・どうなってる・・・?」


    <操られていたアリウス生達が、水底から浮かび上がるように空へと消えていった。>


    カヤ:

    『感謝しますよ、スオウ、ミヤコ・・・それにRABBIT小隊の皆さん。

    お陰で【私】のテクスチャは再構成され、再びキヴォトスに存在する【正常な】生徒として戻ることが出来ます。』


    繧ォ繝、:

    「まぁ・・・楽しかったよ。 また会おうね、皆。」


    ミヤコ:

    「・・・私は別に会いたくないですが。」


    繧ォ繝、:

    「そう言わないで。

    私は君達に興味がある。

    ・・・また遊ぼう。」


    ミヤコ:

    「・・・。(嫌そうな顔)」


    <浮かんでいくRABBIT小隊。>

  • 80ホットドリンク大好き25/01/28(火) 11:21:57

    スオウ:

    「待て・・・待ってくれ・・・!

    まだ決着は付いてない・・・!

    私は・・・あんたに勝つ為に ここまで来たんだ・・・!」


    繧ォ繝、:

    「・・・それは嬉しい。

    きっと、誰かに負けるのは新鮮。

    ・・・また挑戦してくれる?」


    スオウ:

    「あぁ、何度だって挑戦してやる・・・!

    だから、頼む───消えないでくれ・・・!」


    <もはやカヤよりも薄まっていた繧ォ繝、は、少し驚いた顔をした後───笑った。>


    繧ォ繝、:

    「───大丈夫。 また会える。」


    <そう言い残して、繧ォ繝、は崩れ行く砂漠と共に水底へと沈んでいった。

    スオウは ゆっくりと水面へと登っていく。>


    スオウ:

    「・・・約束だぞ!」


    <悪夢は、醒めた。>

  • 81ホットドリンク大好き25/01/28(火) 11:24:55

    >>77

    ええんやで、「保守」だけでも。

    それは無言の「続きをまだ読みたい」だと、ワシは思とる。


    それはそれとして、確かに内容に対するコメントは嬉しいで。

    ただ、正論ブレードで刺してくるのだけは止めてな(汗

  • 82ホットドリンク大好き25/01/28(火) 15:49:34

    スオウ:
    「───ゲホッ・・・ゴホッ・・・!」

    スオウは黒いシミの淵へと 辿り着いた。
    溺れていた人間が岸に上がったときのように咽る。

    姿勢を起こし、周囲を見回す。
    ・・・誰もいない。
    アリウス生達も、RABBIT小隊の面々も、カヤでさえも。
    恐らく、吞み込まれた場所から吐き出されたのだろう。

    スオウは誰もいないことを確認すると、その場に座り込んだ。

    スオウ:
    「クソッ・・・また勝てなかった・・・!」

    脳裏に浮かぶ戦闘では、かつてよりは明らかについていけているが、明らかに防戦一方な自分の姿があった。
    どう自分を擁護したとしても、『勝った』と納得することは出来なかった。

  • 83ホットドリンク大好き25/01/28(火) 15:51:06

    スオウ:
    「せめて もう一度・・・もう一度だけ挑めるなら・・・!」

    そこまで考えて、自分が挑みたい『不知火カヤ』と公的に存在している『不知火カヤ』がイコールではないことに絶望する。
    思い浮かぶのは消えていく繧ォ繝、の姿。

    スオウ:
    「───勝つのは私なんだが・・・。」

    ???:
    「そうなの?」

    誰もいなかったはずなのに、真横から声が聞こえた。
    スオウは反射的に短い方の散弾銃を向ける。
    しかしその銃口が火を吹く前に、銃身を掴んで逸らされた。

    ???:
    「酷い。
    ボスを撃つ部下が何処に居るの?」

    スオウ:
    「!? ───何故あんたが!?」

    そこには どこか見覚えのある黒いスーツに袖を通した繧ォ繝、の姿があった。

  • 84二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 19:39:05

    保守

  • 85二次元好きの匿名さん25/01/28(火) 23:46:03

    待機

  • 86ホットドリンク大好き25/01/29(水) 03:05:29

    繧ォ繝、:
    「なぜ?
    おかしなことを言う。
    貴方が私を呼び覚ました。
    だから責任をとって、私の部下になるべき。」

    スオウ:
    「は? 何を言っている?」

    繧ォ繝、:
    「・・・詳しい原理についての説明が必要?
    テクスチャと人格に対する現行で反証されていない仮説の講義は約72時間に渡るけど、大丈夫そう?」

    スオウ:
    「・・・3行で説明しろ。」

    繧ォ繝、:
    「1.私を修復するには、私自身が自分自身を思い出す必要があった。
    2.『愚妹』や『あの子達』、特に貴方との接触が、それを叶えた。
    3.私は帰ってきた。」

    スオウ:
    「待て、私が責任を取る必要が無いように思えるが?
    あと、私は死んでも あんたの部下にはならないからな。」

  • 87ホットドリンク大好き25/01/29(水) 03:06:59

    繧ォ繝、:
    「・・・負けてるのに?」

    スオウ:
    「・・・心は負けてない・・・。」

    繧ォ繝、:
    「じゃ、舎弟。 ・・・ん・・・舎妹(しゃまい)? 妹分・・・?
    ・・・まぁ、いいや。 とにかく舎弟で。 私より弱いし。」

    スオウ:
    「ぐぅ・・・!
    ・・・だが! 私が責任を取る必要は無いはずだ!
    それなら『不知火カヤ』を当たればいいだろう!?」

    繧ォ繝、:
    「・・・変なことを言う。
    同一存在が どうやって責任を取るの?」

    スオウ:
    「あんた・・・ついさっき厳密には違うとか言ってなかったか?」

    繧ォ繝、:
    「言ってない。
    仮に言ってたとして、貴方は『愚妹』と私の非同一性を どのように説明するの?」

    スオウ:
    「・・・。
    なら、あんたは どういう風に私の責任を説明する?」

  • 88ホットドリンク大好き25/01/29(水) 03:09:19

    繧ォ繝、:
    「『愚妹』も、『あの子達』も私とテクスチャの繋がりを取り戻すには足りなかった。
    『あの子達』は そもそも厳密には『私』を知らないし、『愚妹』に至っては私という『失敗の記憶』を嫌ってる。
    そんな中、貴方だけが『私』に執着していた。
    勝ち負けでも何でも良い。 とにかく貴方は『私』を求めた。
    ・・・それが『私』を現世に戻す呼び水に───」

    その時、繧ォ繝、が頭を抱えて唸りだした。

    繧ォ繝、:
    「ぐ・・・うぅ・・・。」

    スオウ:
    「!? どうし───」

  • 89ホットドリンク大好き25/01/29(水) 03:10:15

    繧ォ繝、?:
    「わた、私は・・・死んだ子では───。
    私は・・・れん・・・連邦生徒会、ぼう、防衛、し、室長───」

    エラーを起こしたゲーム内3Dモデルのように高速で微振動を繰り返す繧ォ繝、。

    繧ォ繝、:
    「・・・ごめん。
    まだ、テクスチャとの繋がりが弱い。
    だから『愚妹』の【太陽(アテン)】と混線する。
    ・・・早急に補強が必要。」

    繧ォ繝、はスオウに迫った。

    繧ォ繝、:
    「───私に新しい『名前』を付けてスオウ。
    ニックネームでも何でも良い。
    ・・・それで『私』という人格とテクスチャの結びつき、現世との繋がりは確かなものとなる。
    『愚妹』との混線も、少しは安定するはず。」

  • 90二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 08:22:46

    『不知火カヤ』とは別のナニカ…

  • 91ホットドリンク大好き25/01/29(水) 15:24:17

    繧ォ繝、の新しい名前は───


    1.官服 (雑に考えた。)

    2.ファース (少しは考えた。)

    3.潤砂 ユイ (大真面目に考えた。)


    dice1d3=1 (1)

  • 92ホットドリンク大好き25/01/29(水) 15:47:24

    スオウ:
    「───よく分からないが、何でも良いなら『官服』で良いだろう。
    昔はともかく、今は連邦生徒会の役人だからな。」

    繧ォ繝、:
    「へぇ・・・。
    『可愛い方の妹』と同じネーミングセンス。
    師とも お揃い。 ・・・気に入った。」

    繧ォ繝、の躰の震えが収まる。

    官服:
    「私は『官服』。
    連邦生徒会長の走狗たる衣服を纏う者。
    白の制服であろうと、黒のスーツであろうと、その真意に曇りなし。」

    官服が朗々と宣言する。
    人外染みた挙動の震えは、完全に収まった。

    官服:
    「感謝する、スオウ。
    私という人格は、そう・・・棺桶から下半身が全部出たくらいには蘇った。
    元が片足だけ出てたくらいのことを考えると、出色の成果。」

  • 93二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 17:54:57

    黒服みたいな名前
    嫌いじゃないぞ

  • 94ホットドリンク大好き25/01/29(水) 23:22:56

    官服:
    「じゃ、私行くから。 名前ありがと。」

    スオウ:
    「待て、どこに行く。」

    官服:
    「・・・?
    どこって、分かるでしょ?
    責任を取りに行かなきゃ。
    リンに ごめんなさいしてくる。
    ここまでコトが大きくなったら、流石に隠せないもんね。」

    スオウ:
    「その前に私との決着が───」

    次の瞬間、スオウは関節を極められた。

  • 95ホットドリンク大好き25/01/29(水) 23:24:16

    スオウ:
    「!?」

    官服:
    「はい、私の勝ち。」

    スオウ:
    「・・・。(複雑な表情)」

    官服:
    「私いま全身ボロボロで真面に戦えないの。
    アリウスの子が仕掛けた爆薬のダメージが思いの外きいてる。
    ・・・そんな私に勝ちたい?」

    スオウ:
    「・・言ってる事とやってる事が若干 矛盾していないか?」

    官服:
    「貴方に負けるのは癪。」

    スオウ:
    「おい。」

  • 96ホットドリンク大好き25/01/29(水) 23:25:31

    官服:
    「でも、これで綺麗に勝てなくなった。
    ここから勝っても、貴方は卑怯者。 精神的敗北者。」

    スオウ:
    「好き勝手 言ってくれる・・・!」

    官服:
    「(スオウの関節を解く)じゃ、今度こそ またね。
    一息ついたら連絡する。」

    スオウ:
    「連絡? どうやって───」

    テロン♪
    嫌な予感がした。
    スオウはポケットに入れておいたスマホを起動し、モモトークを開く。

  • 97ホットドリンク大好き25/01/29(水) 23:26:13

    ─────<モモトーク>─────


    <官服>

    また会おう、舎弟。


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    ────────────────────




    スオウ:

    「・・・。(嫌そうな顔)」


    スオウのモモトークに悪霊が取り憑いた。

  • 98二次元好きの匿名さん25/01/29(水) 23:36:14

    良かったなスオウ!
    友達が出来たぞ!

  • 99二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 07:03:06

  • 100二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 08:24:25

  • 101二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 08:25:15

    ほろ…ホロ…hollow…つまりは幽霊・幻影

  • 102ホットドリンク大好き25/01/30(木) 11:02:53

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    リン:
    「───それで、トリニティの件は終わったと?」

    官服:
    「うん。
    ミカはイノクラティア・オクルス共々 捕らえられ、ナギサがティーパーティーのホスト代行を継続する。
    補習授業部は先生と共に試験を乗り越え、RABBIT小隊も また、一つの任務を完了した。
    それが今回の結末、手繰り寄せた結果。」

    リン:
    「・・・はぁ、面倒なことをしてくれましたね。
    連邦生徒会の防衛室が関わっていたことを、どう世間に説明するのですか?」

    官服:
    「その証拠がどこに?
    ナギサから直接文句を言われた?
    それともミカが吐いた?」

  • 103ホットドリンク大好き25/01/30(木) 11:03:32

    リン:
    「・・・どちらもありませんね。」

    官服:
    「なら、確かめようがない。
    確かに当時、連邦生徒会の防衛室に似た組織が背後で暗躍していたかもしれないけど、それだけ。
    物証は無く、都市伝説の域を出ない。
    世間には全くの無関係であると主張すればいい。
    ・・・大丈夫、騒ぐのはクロノスくらい。」

    リン:
    「それが問題なんですよ・・・。」

    官服:
    「・・・辛そうだね。
    やっぱりトップは嫌?」

    リン:
    「・・・。」

  • 104ホットドリンク大好き25/01/30(木) 11:04:38

    官服:
    「私なら いつでも代わってあげるよ?
    『私』でいられる時間は限られてるけど、『愚妹』でも やり方は変わらない。
    恐怖で支配し、『理不尽(わたし)』を受け入れさせる。
    ・・・ねぇ、『理性(リン)』。 私の部下にならない?」

    リン:
    「───嫌です。」

    官服:
    「あれ? ちょっとクラッと来てたと思うんだけど・・・振り切ったね。」

    リン:
    「貴方の部下になるくらいなら、死んだほうがマシです。」

    官服:
    「・・・それ、つい最近も同じこと言われたんだけど、そんなに私の部下になるのって嫌?
    私なら、そうだね・・・完全週休二日制を貴方に提供できるよ?」

    リン:
    「・・・。」

    官服:
    「・・・揺らいだね?」

  • 105ホットドリンク大好き25/01/30(木) 11:07:09

    リン:
    「・・・そんなことより懲戒です。
    貴方の言う通り外では上手く誤魔化せても、内では そうもいきません。
    既に防衛室の独断専行は室長内では周知の事実になりつつあります。
    そんな中、なんの罰も無しでは示しがつきません・・・分かりますね?」

    官服:
    「だから、ここに来た。
    ───会長代理、私に罰を。
    そして長たる威厳を示して。」

    リン:
    「・・・貴方に停学を言い渡します。
    引き継ぎを済ませ、謹慎に努めるように。」

    官服:
    「分かった。」

    官服は深々と頭を下げた。

  • 106ホットドリンク大好き25/01/30(木) 16:45:43

    ────────────────────

    カヤ:
    「───まぁ、それでもやることは変わらないのですが。」

    サオリ:
    「そうだな、やることは変わらない。」

    トリニティ自治区内の廃墟で、アズサとそうしていたようにカヤと密会するサオリ。

    カヤ:
    「首尾は如何ですか?」

    サオリ:
    「上々だ。
    マダムは『鬼札』を切った。
    ・・・もう止まらないし、止まらないだろう。」

  • 107ホットドリンク大好き25/01/30(木) 16:46:04

    カヤ:
    「それは重々。
    では、『貴方の準備』は?」

    サオリ:
    「・・・問題ない。
    だが、約束は果たして貰うぞ?」

    カヤ:
    「おや、私が約束を破ったことがありましたか?」

    サオリ:
    「・・・そうだったな。」

    サオリは今までのカヤとの取引を思い返した。
    ゴールドマグロの一件といい、どんなに小さな約束でもカヤは履行してきた。
    ・・・それが返って不気味でもあるが、信用が出来るのは確かだ。

  • 108二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 21:14:39

    『信用』という意味ではカヤは安心出来る

  • 109ホットドリンク大好き25/01/31(金) 00:57:50

    サオリ:
    「話は変わるが・・・躰を変えたのか?
    前とは全体的に雰囲気が違う。」

    カヤ:
    「おや、気が付きますか?」

    サオリ:
    「・・・身長から髪色まで全て違う。
    それで気が付かない方が無理だろう。」

    カヤ:
    「細かい気配りが出来ていますね。
    仰る通り、躰が変わりました。
    今はイノクラティア・オクルスの首領が『私』です。
    ・・・貴方の言う『最初の私』は責任を取りました。
    アレにしては上出来ですよ。」

    サオリ:
    「? 個人的な話か?」

    カヤ:
    「あぁ、そうですね。
    これは極めて個人的な話です。」

  • 110ホットドリンク大好き25/01/31(金) 00:59:49

    サオリ:
    「そうか。
    ・・・しかし、それにしてもイノクラティア・オクルス・・・。
    シスターフッドを追放された異端者共か。
    それは・・・都合が良いかもな。」

    カヤ:
    「分かりますか?」

    サオリ:
    「・・・先日トリニティで捕らえられたイノクラティア・オクルスの騒動を考えれば、同組織が暴れても何も違和感は無い。
    トリニティから見れば、アリウスの同類と映るだろう。
    奇しくも、アリウスと同じ『異端者』だ。」

    カヤ:
    「それもあります。
    イノクラティア・オクルスが防衛室の内部組織だと知っているのは、連邦生徒会長を除けばリン行政官だけですから。
    これで、大手を振って内政干渉が出来るというものです。」

    サオリ:
    「・・・リン主席行政官が止めるかもしれないぞ?」

    カヤ:
    「結構。」

    カヤは一枚の封筒を懐から取り出した。

    カヤ:
    「───辞表は既に書いてあります。
    これで私はいつでも、連邦生徒会から独立することが出来ます。」

  • 111ホットドリンク大好き25/01/31(金) 01:00:47

    サオリ:
    「・・・お前───」

    カヤ:
    「この作戦は、全てを投げ打ってでも達成しなくてはならないのです。
    何としてもベアトリーチェを排除しなくては、『夜明け』は訪れない。
    ・・・貴方も、そうでしょう?」

    サオリ:
    「・・・そうだ。」

    カヤがサオリに手を差し出す。
    サオリは その手を取った。

    カヤ:
    「───共に、地獄を歩みましょう。」

    サオリ:
    「───あぁ、覚悟は出来ている。」

    家族に『夜明け』を迎えさせる。
    その為に、自らは『夜』に消える覚悟が。

  • 112二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 01:27:21

    もう別組織の地盤を作っているから防衛室長にこだわる必要はないのか…

  • 113二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 07:08:08

  • 114二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:47:17

  • 115二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:47:31

  • 116二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:48:27

    保険というか策というか
    着々と地盤を築き上げていた

  • 117ホットドリンク大好き25/01/31(金) 12:55:06

    ─────<モモトーク>─────


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <スオウ>

    なんだ?


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)

  • 118ホットドリンク大好き25/01/31(金) 12:56:09

    <スオウ>

    やめろ


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <スオウ>

    ブロックするぞ


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)

  • 119ホットドリンク大好き25/01/31(金) 12:56:50

    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    <スオウ>

    勝手にブロックを解除するな


    <官服>

    遊びに行こう


    <スオウ>

    さっと言え

  • 120ホットドリンク大好き25/01/31(金) 12:57:08

    <官服>

    次の休みに出かけよう

    確か貴方の休みは2日後だったよね?


    <スオウ>

    待て、なんで知ってる?


    <官服>

    当日、迎えに行くから


    <スオウ>

    答えろ


    <官服>

    (意味不明なスタンプ)


    ────────────────────

  • 121二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 19:12:57

    スオウ「( *`ω´)カヤの関係者はどうしてみんな勝手なんだ!」

  • 122ホットドリンク大好き25/01/31(金) 23:01:30

    さて、そろそろエデン条約の調印式ですね。

    本来であれば防衛室が警備を調整し、リン主席行政官には司会を担当して頂くところですが、今回の連邦生徒会は非積極的。

    相変わらず合理的な判断ですね、リン行政官。

    それゆえに、予想し易くて大変助かります。


    さて、ここから どうしましょうか?

    下準備は終わっていますし、どう転がっても最終的な成功率に響く段階は とうに過ぎています。

    そんな段階で私がやるべきことは───


    1.補習授業部と接触する。

    2.巡航ミサイルを止める。

    3.ゲヘナ側から警備に携わる。

    4.敢えて何もしない。 暇をしているミヤコ達に声を掛けに行く。


    dice1d4=4 (4)

  • 123二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 03:04:56

    「私が手を出すまでもありませんね」

  • 124二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 10:14:07
  • 125ホットドリンク大好き25/02/01(土) 16:30:18

    今更 動いても仕方ありません。
    ベアトリーチェの目を考えると、ここは敢えて動かないことが肝要と言えます。
    そう言うわけで、ミヤコ。
    エデン条約の調印式の日まで暇潰しに付き合って頂けませんか?

    ミヤコ:
    「・・・貴方は停学中のはずでは?」

    それは『最初の私』です。
    私とは無関係ですよ、ミヤコ。

    ミヤコ:
    「・・・。」

    先生は今、事後処理で お忙しいでしょう?
    暇を与えられているのでは ありませんか?

    ミヤコ:
    「! ・・・誰のせいだと・・・!」

  • 126ホットドリンク大好き25/02/01(土) 16:30:56


    はて、何を そんなに怒っているのでしょう?
    もしや、先生と離れてイライラしているのですか?

    ミヤコ:
    「っ! ・・・っ!!」

    おやおや・・・ミヤコは可愛いですね。
    先生を独り占め出来ないのが、そんなに嫌ですか。

    ミヤコ:
    「・・・。」

    あまり良い傾向とは言えませんね、ミヤコ。
    先生の隣に立つのであれば、精神的に自律していた方が良いでしょう?

    ミヤコ:
    「分かってはいる・・・つもりなのですが・・・。」

  • 127ホットドリンク大好き25/02/01(土) 16:32:43

    良い機会です。
    少し、先生断ちをしましょう。
    そして、私と友好を深めようではありませんか。

    ミヤコ:
    「・・・。(ちょっと嫌そうな顔)」

    おや、私と遊びに行くのが お気に召しませんか?

    ミヤコ:
    「・・・そういうわけでは・・・ないです。」

    逡巡の間がありましたね。
    まぁ、結構です。
    RABBIT小隊の皆さんも道連れに楽しみましょう。
    それで行き先なのですが───

  • 128二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 17:54:47

    私知ってる
    こういうのって最初嫌そうな顔した人が実は割とノリノリで楽しむ奴だ

  • 129二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 17:55:49

    サブストーリーでノリノリになるタイプのキャラとか好き

  • 130二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:15:47

  • 131二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:19:47

  • 132二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:20:00

  • 133二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:20:24

  • 134二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:20:39

  • 135二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:33:12

    「ボウリング…久しぶりにやりますね」

  • 136二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 23:34:05

    「防衛室長には負けません!」

  • 137ホットドリンク大好き25/02/02(日) 05:25:16

    ドンドンッ(ノック音)

    官服:
    『来た。』

    スオウ:
    「帰れ。」

    バンッ(扉を蹴破る音)

    官服:
    「拒否権は無い。」

    スオウ:
    「おい、壊すな。」

    官服:
    「爆薬を使わなかっただけ 有り難いと思って欲しい。」

    スオウ:
    「ふざけるな。 後で弁償して貰うからな。」

    官服:
    「そんなことより今日 遊びに行くのは───」

  • 138ホットドリンク大好き25/02/02(日) 05:27:44

    1.カラオケ

    2.ボーリング

    3.ミニ四駆のレース会場

    4.海

    5.アビドス

    6.良い感じの喫茶店


    dice1d6=1 (1)

  • 139二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 07:17:37

  • 140二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 11:19:47

  • 141二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 11:20:00

  • 142二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 13:29:36

    ※一方その頃別室のカラオケでは

    「ル〜カ〜ル〜カ〜★ナイトフィーバー
    わ〜た〜し〜は〜ここにいる〜から
    少しでもし〜せんを〜そ〜ら〜し〜ちゃダメダメよ★」
    「フーッ!」

  • 143二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 16:32:45

    >>142

    ちなみにマコトとルカの中の人は同じ

  • 144ホットドリンク大好き25/02/02(日) 18:15:14

    官服:
    「─── いい部屋。 譲ってくれて、ありがとう。」

    不良A:
    「は、はひぃ・・・。 ご迷惑をお掛けしました・・・。」

    スオウ:
    「・・・もう行け。 次はカツアゲする相手を選ぶんだな。」

    不良B:
    「し、失礼します・・・。」

    バタバタバタバタッ・・・(大人数が逃げ出す足音)

    官服:
    「さて・・・まずは食事の注文・・・。
    ポテトと・・・スオウはコーラで良い?」

    スオウ:
    「何でも良い。」

    官服:
    「麦茶にするか・・・。」

    スオウ:
    「おい。」

  • 145ホットドリンク大好き25/02/02(日) 18:16:20

    カランコロンッ(誰か入ってくる音)

    カヤ:
    「─── 一度、カラオケに来てみたかったのですよ。」

    官服:
    「ん?」

    カヤ:
    「おや。」

    スオウ:
    「・・・。」

    サキ:
    「あ、前の奴。」

  • 146ホットドリンク大好き25/02/02(日) 18:17:52

    カヤ:
    「・・・何故あなたが此方に?」

    官服:
    「こっちのセリフ。
    ・・・ちょっと待って。」

    備え付けの電話を取る官服。

    官服:
    「─── なるほど。
    分かった。 こっちで対応する。」

    受話器を置く官服。

    官服:
    「・・・店員のミス。
    貴方達が私の部屋に通された。」

    カヤ:
    「そうですか。
    それは失礼しました。」

    出て行こうとするカヤ。
    それを止める官服。

  • 147ホットドリンク大好き25/02/02(日) 18:19:15

    官服:
    「まぁ、待つ。」

    カヤ:
    「・・・いえ、長居するのも───」

    官服:
    「ここに大人数で来た時の限定メニューがある。
    私は これが食べたい。
    だから、貴方達は この部屋に留まるべき。」

    カヤ:
    「それは私達にメリットがあるのですか?」

  • 148ホットドリンク大好き25/02/02(日) 18:19:34

    官服:
    「逆に拒否権があると思う?」

    カヤ:
    「・・・。」

    官服:
    「大丈夫、時間もスペースもある。
    ゆっくり楽しもう。
    ・・・後ろの子達はコーラ飲む?」

    サキ:
    「私は麦茶でいいぞ。」

    官服:
    「コーラね。」

    サキ:
    「おい。」

  • 149二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 20:47:16

    あのカヤが黙ってる…珍しい…

  • 150二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 00:07:43

    サキ「( *`ω´)なんで防衛室長の関係者は勝手に話を進めるんだ」
    ミヤコ「(・ω・`)あの強引さがトップの秘訣かもしれませんね」

  • 151ホットドリンク大好き25/02/03(月) 00:11:20

    カラオケの得点───


    ・官服:dice1d100=1 (1)

    ・カヤ:dice1d100=97 (97)

    ・スオウ:dice1d100=31 (31)

    ・ミヤコ:dice1d100=77 (77)

    ・サキ:dice1d100=54 (54)

    ・ミユ:dice1d100=98 (98)

    ・モエ:dice1d100=53 (53)

  • 152二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 00:16:24

    得点が真逆なの草

  • 153ホットドリンク大好き25/02/03(月) 00:16:52

    カヤ:
    「口を閉じて下さい。 耳障りです。」

    割と全力で官服を取り押さえるカヤ。

    官服:
    「─── 何? ここからが良いとこなのに・・・。」

    ────────────────────

    サキ:
    「うぅ・・・やっと止まった。」

    ミヤコ:
    「し、死ぬかと思いました・・・。」

    モエ:
    「・・・人が出せる声じゃないって・・・。」

    ミユ:
    「辛い・・・苦しい・・・。」

    スオウ:
    「あと3秒続いてたら撃ってたな。」

    サキ:
    「いや、お前も普通に下手だったからな?」

    スオウ:
    「・・・。」

  • 154ホットドリンク大好き25/02/03(月) 00:18:24

    カラオケ店でトラブルは───


    1.特に無かった。

    2.メッチャあった。


    dice1d2=2 (2)

  • 155二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 06:58:24

  • 156二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 07:34:08

  • 157二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 07:34:19

  • 158ホットドリンク大好き25/02/03(月) 12:38:34

    トラブルの種類は───


    1.七囚人関係

    2.ライブラリー・オブ・ロア関係

    3.デカグラマトン関係

    4.カイザー関係

    5.ヘルメット団関係

    6.ゲヘナ関係


    dice1d6=2 (2)

  • 159ホットドリンク大好き25/02/03(月) 12:47:07

    ライブラリー・オブ・ロアの種類は───


    1.ゴズ

    2.ペロロジラ

    3.シロ&クロ(マエストロの戯れ)

    4.その他(オリジナルのライブラリー・オブ・ロア)


    dice1d4=3 (3)

  • 160二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 15:42:45

    カラオケ店にシロクロ放り込むんじゃねえよ木偶人形がよ!

  • 161ホットドリンク大好き25/02/03(月) 18:22:04

    マエストロ:
    「・・・ふむ、こんなものか。」

    暗い部屋の中で、命を宿したアミューズドールを眺めるマエストロ。

    マエストロ:
    「『根源の感情のレプリカ』・・・未だ『崇高』には程遠いが、相応の見込みはある。
    ・・・さて、いかなる手法をもって検証を行うべきか?」

    考え無しに市井に放つのは品が無い。
    されど、かの『先生』の鑑賞に足るには未だ格が足りない。
    そこでマエストロは思いつく。
    かの煩わしい(断じて認めがたいが)拙弟子に投げ───・・・任せてはどうかと。

    マエストロ:
    「このような局面においては、日頃より厄介ごとを被っている者こそが有用たり得るものだな。」

    ベアトリーチェの領土で検証を行うのであれば 安くはない対価が必要だが、自らの(実に認めがたいが)拙弟子を使えば(普段の行いも相まって)気が楽だ。
    マエストロは実に雑に、自らの作品を解き放つことに決めた。

  • 162ホットドリンク大好き25/02/03(月) 23:39:22

    最初に異変に気が付いたのはミヤコだった。

    ミヤコ:
    「・・・おかしいですね。
    選曲が出来なくなっています。」

    サキ:
    「機械の故障か?」

    ミヤコ:
    「そうみたいです。
    カヤ先輩、私───」

  • 163ホットドリンク大好き25/02/03(月) 23:40:18

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    カヤ:
    「おやおやおや・・・歌うのですか? 貴方が?
    『鳩』ですら真面に歌えないでしょう?」

    官服:
    「失礼な。
    『夜の女王のアリア』くらい歌える。」

    カヤ:
    「・・・本当に止めて下さい。 名曲に対する冒涜ですよ?」

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • 164ホットドリンク大好き25/02/03(月) 23:40:39

    ミヤコ:
    「───・・・対応は無理そうですね。
    サキ、私は店員さんに報告してきます。
    それまでに あの黒スーツの人が歌い始めそうになったら拘束して下さい。
    カヤ先輩も協力してくれるはずです。」

    サキ:
    「差し違えても止めるから、早く行ってこい。」

    ミヤコ:
    「頼みます。」

    カラオケルームの扉を上げるミヤコ。

    ~♫(楽しげかつ不気味な音楽)
    そこには未知の迷宮が広がっていた。

  • 165ホットドリンク大好き25/02/03(月) 23:42:23

    by DALL·E

  • 166ホットドリンク大好き25/02/03(月) 23:52:04

    ミヤコ:
    「!!???」

    一度 扉を閉じるミヤコ。

    サキ:
    「? どうしたミヤコ?
    アイツはまだ歌い始めて無いぞ?」

    目を擦るミヤコ。

    ミヤコ:
    「すみません、サキ。
    少し疲れているようです。
    私の代わりに、少し外を見てくれませんか?」

    サキ:
    「?? まぁ・・・構わないが・・・。」

    外を見るサキ。
    数秒固まった後、扉を閉じる。

  • 167ホットドリンク大好き25/02/03(月) 23:55:04

    サキ:
    「・・・私も疲れてるみたいだ・・・。
    外に変な空間が見える。
    ・・・夢でも見ているのか?」

    ほっぺたを抓る。
    ・・・痛い。

    ミヤコ:
    「サキにも見えますか・・・。」

    サキ:
    「そうだな・・・つまり───」

    二人は顔を見合わせた。
    考えていることは同じだと直ぐに理解できた。
    そして同じように口を開く。

    二人:
    「「異常発生しました(だ)!!」」

  • 168二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 06:56:08

    保守

  • 169ホットドリンク大好き25/02/04(火) 12:29:08

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    カヤ:
    「───なるほど。 そういうことでしたか。」

    周囲を探った後、カヤがポツリと呟いた。

    ミヤコ:
    「何か分かったんですか?」

    ミヤコが尋ねる。
    カヤは事も無さげに返した。

    カヤ:
    「照合が取れました。
    十中八九、マエストロの『複製(ミメシス)』でしょう。
    この躰の記憶にあります。
    試作段階のシロとクロですね。」

  • 170ホットドリンク大好き25/02/04(火) 12:29:30

    その名前を聞いた官服が面倒臭そうな顔をする。

    官服:
    「シロクロ・・・一等 強力な『複製』・・・面倒・・・。」

    スオウ:
    「何か拙いのか?」

    スオウが尋ねると、カヤと官服が首肯した。

    カヤ:
    「えぇ、大変 拙い状況です。」

    官服:
    「早く倒さないとエデン条約の調印式が終わってしまう。」

  • 171ホットドリンク大好き25/02/04(火) 16:35:56

    カヤが懐から、棒状の何かを取り出す。
    計測器のようで、温度計のようにメモリが動いた。

    カヤ:
    「・・・やはり、かなり深いですね。 制限時間は───」

    官服:
    「───持って30分。 それ以上は、調印式への干渉が難しくなる。」

    カヤ:
    「そうですね。」

    二人の会話を聞いていたミヤコが口を開いた。

    ミヤコ:
    「あの・・・ご説明をお願い出来ますか?」

    二人:
    「「・・・。」」

    二人は顔を見合わせた後、何か合意に至ったようで頷く。

    二人:
    「「進みながら説明する(します)。」」

    ミヤコ:
    「あ、はい。」

    ミヤコ達は、未知の空間を慣れた足取りで進む二人に続いた。

  • 172二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 19:51:34

    保守

  • 173ホットドリンク大好き25/02/04(火) 23:22:56

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ミヤコ:
    「───では、この場所は時間の流れが遅いと?」

    カヤ:
    「その通りです。
    今 我々がこうしている間にも、現実世界では急速に時間が進んでいます。
    数分で一日経っていると考えて頂ければ、その恐ろしさが理解できませんか?」

    ミヤコ:
    「!!」

    カヤ:
    「私が居なくても『次の私』が指揮を執ってくれるでしょうが、今回の件に最適なのは この躰です。
    出来ることなら・・・万全を期したい。」

  • 174ホットドリンク大好き25/02/04(火) 23:23:20

    カヤ達が直近のジェットコースター レールに辿り着くと、まるで待っていたかのようにコースター車両が到着した。
    操作盤を調べ始めるカヤ。

    カヤ:
    「───問題ありません。 動くようです。」

    ミヤコ:
    「乗りますか?」

    カヤ:
    「えぇ、折角のご厚意です。 喜んで招待に応じましょう。」

    カヤは後ろを振り返った。

    カヤ:
    「ところで・・・絶叫マシンが苦手でしたり、強いGが苦手は方はいらっしゃいますか?」

  • 175二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 01:44:24

    フラグ…

  • 176二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 07:11:37

  • 177二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 08:51:32

  • 178二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 08:51:50

  • 179二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 08:53:06

    カヤ自身は怖がらないけど「あっ…これは客観的に見たら怖いものなのでしょうね」という感性はありそう

  • 180ホットドリンク大好き25/02/05(水) 16:18:12

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ミユ:
    「ひぃ・・・死んじゅうぅ・・・。(ジェットコースターで ゆっくり登ってるとこ)」

    ミヤコ:
    「死にませんよ。 ・・・多分。」

    ミユ:
    「・・・。(恐怖の あまり無言)」

    ← ここら辺で頂上。

  • 181ホットドリンク大好き25/02/05(水) 16:18:35

    カヤ:
    「素晴らしい眺めです。
    そうは思いませんか・・・ミユ?」

    ミユ:
    「はひぃ・・・。」

    ミヤコ:
    「あの・・・なぜミユは乗せられたんでしょう?
    苦手だと自己申告が あったはずですが・・・。」

    カヤ:
    「えぇ、ですから───」

    ← ここら辺で下り坂に入って傾き始める。

    カヤ:
    「───比較的 ジェットコースターの動きが確認し易い最前列に座らせました。 これで恐怖が少しは和らぐかと。」

    次の瞬間、ジェットコースターは落ちるように急加速を始めた。

  • 182二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 18:26:16

    私はカヤが一番怖いよ…((((;゚Д゚)))))))

  • 183ホットドリンク大好き25/02/06(木) 00:06:21

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ジェットコースターとは、別のルートを進むスオウと官服。

    官服:
    「ほら、置いてくよ? スオウ。」

    スオウ:
    「・・・直ぐに終わる。」

    (銃声。)

    スオウ:
    「本当に こっちで合っているのか?」

    官服:
    「さぁ?」

  • 184ホットドリンク大好き25/02/06(木) 00:06:44

    スオウ:
    「・・・。(イラッとした顔)」

    官服:
    「でも、そっちの方が面白い。」

    スオウ:
    「全く関係の無い所を進んでいるということも、有り得るんじゃないか?」

    官服:
    「それならシロクロのセンスが無いということだけ。 面白みの無い木偶人形。」

    スオウ:
    「・・・敵が出てきたぞ。」

    官服:
    「つまり この先に居るということ。」

    スオウ:
    「そうだといいが。」

  • 185二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 03:28:55

    ミレニアムの時みたいにまた同時に倒さなくてはいけなくなるのだろうか…

  • 186二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 06:54:37

  • 187二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 08:46:45

  • 188二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 08:47:03

  • 189ホットドリンク大好き25/02/06(木) 09:23:13

    >>185


    1.同時に倒す必要がある。

    2.特にそういうのは無い。

    3.半無限復活


    dice1d3=3 (3)

  • 190ホットドリンク大好き25/02/06(木) 09:25:31

    シロとクロが満足するまで無限に復活する。
    普通に出口はあるので出られるには出られるが、誰かが飽きるまで遊び相手になる必要がある。

  • 191二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 11:38:13

    「心配せずとも退屈なんかさせませんよ🩷ふふふ🩷」

  • 192ホットドリンク大好き25/02/06(木) 14:48:24
  • 193ホットドリンク大好き25/02/06(木) 14:57:47

    >>191


    (|)<「───というわけで、お願いしますね。 『最初の私』。」


    (° )<「貴方でも、代用が効かないことは無い。 『最適な私』。」


    (|)<「残念ながら『今の私』では精神性が人間ではないと判断されて使い物になりません。

       ───心外ですよね。」


    (° )<「妥当な判断。」


    (|)<「・・・心外です。」

  • 194二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 22:25:06

    半無限復活…実質不知火カヤだな!

  • 195二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 23:51:17

    「同じ半無限ならこの不知火カヤの方が良いですよね!
    だって不知火カヤは可愛いですから!」

  • 196二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 09:20:36

    埋め

  • 197二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 19:21:50

    カヤがいると退屈しない(褒め言葉)

  • 198二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 02:07:50

    カヤは万能

  • 199二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 11:17:52

    >>195

    「私は客観的に見れば可愛い部類に入っています」とか素で言いそうではある

  • 200二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 17:17:32

    カヤ可愛い

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