改訂版🎲いっそ黙らせてしまいたい…

  • 1◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:23:13

    トリニティの校舎内を傷だらけの生徒が歩む、それを見た周囲の生徒が小声で会話する。


    「いつ見ても悲惨ですわね」ヒソヒソ

    「昔はツルギ様やミカ様に匹敵する強さだったそうですけど、戦闘の末にあぁなったとか」ヒソヒソ


    しかしながら閉所というのは声を反響させてしまう、ましてや静かなこの場所においては余計に聞こえてしまう。


    「だいたい、戦いたいなら正義実現委員会に入った方が良かったのでは?」ヒソヒソ

    「確かにそうですが、今となっては雑兵に過ぎません…だというのに」ヒソヒソ

    「未だに強者を気取ってて、荒っぽくて気品がない」ヒソヒソ

    「翼は半ばから焼け落ちてて、片目で喉も潰れてて声が出ない、足だって未だに引き摺ってる」ヒソヒソ

    「ティーパーティーに…いえ、トリニティに相応しくありませんわ」ヒソヒソ

    シオリ「………」


    いっそ黙らせてしまいたい…殴って、蹴って、頭を撃ち抜いて、喚く気力がなくなるまで痛めつけて黙らせたい。

    そんな気持ちを押し殺すように、彼女は手に力を込め、悪態をつく。


    シオリ「何も知らないくせに」


    ──────────────

    ※このスレは改訂版になります、初代スレの途中から一旦やり直したいと思い立て直しました。

    なので途中まではコピペで進みます。


    このスレでの注意事項や方向性、スレの一覧などはこちらに記載しております。

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    また、皆さんがコメントや考察などで語ってくださるとそれを採用したりする場合がございます。

    ♡だけでもつけてもらえますと意欲が湧きます、コメントをのこしてもらえますと更に意欲が湧いて執筆速度が上がります、どうかよろしくお願いします。

  • 2二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:23:55

    このレスは削除されています

  • 3◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:25:08

    所属ティーパーティー

    学年 dice1d3=3 (3) 年生

    身長150+ dice1d20=11 (11)

    戦闘 dice1d30=19 (19)

    運動 dice1d30=13 (13)

    知性 dice1d70=62 (62) +30

    倫理 dice1d30=16 (16)

    慈悲 dice1d30=7 (7)

    神秘 dice1d100=17 (17)

    医療 dice1d100=56 (56)

    創作 dice1d100=16 (16)

    技術 dice1d100=46 (46)

    学力 dice1d100=91 (91)

    家事 dice1d100=23 (23)

    事務 dice1d100=43 (43)

    政治 dice1d100=36 (36)

    交渉 dice1d100=99 (99)


    弱体化前の数値

    戦闘 dice1d10=3 (3) +90

    運動 dice1d10=9 (9) +90

    倫理 dice1d50=22 (22) +50

    慈悲 dice1d50=33 (33) +50

  • 4◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:26:13

    >>3

    書類管理、それが彼女の仕事、整理ではなく管理、使わない書類や古くなった書類を資料室に直して管理するだけの仕事。

    彼女の為に新設された専用業務。


    「こ…これ、お願いします」


    おそらく1年生であろう生徒から書類を受け取る、あとは種別と日付けを見て棚に入れるだけだが、こんなことは誰にだってできてしまう。


    「えっと……あの…」

    シオリ《何?》

    「な、なんでもないです…」


    何か言いたげだった生徒は彼女の視線に怯え、引き下がるようにしてその場を後にする、彼女は「はぁ…」とため息をついて、書類に目を通す。


    シオリ《……エデン条約中間報告書》


    エデン条約への知識量

    dice1d100=96 (96)

    高いほど深くまで知っている、低いほど興味無し

  • 5◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:26:31

    シオリ《………》

    書類を握る手に力が入る。

    シオリ《こんな身体になった原因………実験台……………ある意味では私も遺産の1つになるのかな》

    もしそうだとしたら失敗作だろう、と彼女はため息をつく、もしあの頃に戻れるのならどんな代償を払ってでも戻りたい、何不自由なく過ごせていたあの頃に。

    クシャリとシワの寄った書類がぽつりぽつりと濡れていく、声の出ない口を震わせながら涙を流す。

    シオリ「……………」

    何も言えず

    何もできない

    そんな自分が惨めで仕方がない

    どうすれば良い?

    どうすれば元に戻れる?

    どうしたら

    また戦える?

  • 6◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:26:42

    書類管理の仕事が終われば次はリハビリの時間、そのため向かう場所は救護騎士団の部室………しかし…


    シオリ《………サボろう》


    dice1d3=1 (1)

    1.無事(?)にサボれる

    2.サボると?どうやら強めの救護が必要なようですね

    3.あ…

  • 7◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:26:53

    ミネ「………来ませんね」


    いつも通りならリハビリのために猪崎シオリが来るはずだが、予定時刻を過ぎても来ない。


    ミネ「急用か、単に遅れるのなら連絡はあるはずですし…」


    dice1d3=1 (1)

    1.まさかサボり?怠惰ですね、救護しなければ

    2.まさか誘拐?許されません、救護しなければ

    3.もうしばらく待ってみましょう

  • 8◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:27:10

    ミネ「まさかサボり?怠惰ですね、救護しなければ」

    とミネは予想する、実際合っているのでそこは問題ない、問題なのは何故か銃と盾を強く握りしめたことである。

    「戦場に、救護の手を」と、言って彼女は救護騎士団の部室(保健室)を飛び出した。

    武器を構えた状態で。

  • 9◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:27:56

    校舎の中、シオリは何もせずただ呆然としていた、そのためミネがシオリを見つけるのはそう難しいことではなかった。


    ミネ「シオリさん」

    シオリ《………》

    ミネ「リハビリの開始時刻を過ぎてます、行きますよ」


    ミネの言葉に対し、シオリは何も返さない、顔を見ようとすらせず、聞いているのかすら怪しかった。


    シオリ《………》

    ミネ「……………シオリさん?」


    ここまで静かだと息を引きっているのではないかと不安になるが、呼吸はしているらしく胸がほんのりと動いているのを見て、ミネは安堵する。


    ミネ「シオリさん、何か嫌なことでもありましたか?どうしてもリハビリをやりたくないのであれば、今日はしなくて構いません。

    心を落ち着けることもまた、救護ですから」


    と、椅子に座っているシオリの前に腰をおろし、目線を合わせて優しく問いかける。


    dice1d3=3 (3)

    1.《ZZZ…》

    2.《………》

    3.何も言わず、静かに泣きはじめる

  • 10◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:28:07

    なお、ミネとシオリの好感度

    好感度

    ミネ→シオリ dice1d100=94 (94)

    1ほど救護、100ほど救護!


    シオリ→ミネ dice1d100=21 (21)

    1嫌悪、100ほど好意的

    状況的なことを考えて、シオリからミネへの好感度は最低保証50


    ミネはシオリの過去(怪我の理由)を dice1d3=2 (2)

    1.全部知ってる、幼馴染

    2.立場上、だいたい知ってる

    3.あんまり知らない

  • 11◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:28:22

    ミネの言葉を聞いても、シオリは微動だにしなかった。

    雫が落ち、スカートに丸いシミができる、ミネは何も言わずシオリを抱きしめ背中を擦る。


    ミネにとって傷つけあうだけの戦いなど無価値に等しい、むしろ嫌いと言っても良い。

    そんなミネであっても彼女が戦いに惹かれ続けることを愚かだとは言わない、そもそも彼女が戦いに惹かれ続けるのは、闘争を求めているのは dice1d3=1 (1)

    1.戦地で生まれ育ったから

    2.友人が戦タヒしたから

    3.↑両方

  • 12◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:28:34

    ほんの少し前まで、トリニティから遠く離れた地域にある学校間の戦争が行われていた、政治家達の勝手な都合で大勢が傷つけられた愚かな争いは20年近く続いたと言われている。
    そして戦時中、彼女は戦場で生まれ、親を失い、少年兵として戦い、今から6年ほど前に戦争が終わった。

    終戦の理由は地震と嵐の災害が続いたことによって両校共に瓦解し、もはや政治的機能さえ失われたことで終戦せざる終えなかった、二校は連邦生徒会によって解体され、自治区はDUとして吸収、生き残った生徒達は各学園、自治区への編入措置が成された。

    そうして彼女達の故郷は遥か遠くに消えた、そう思っていたが、彼女が故郷と言われ思い浮かべるのは瓦礫、銃声、砲声、爆発音、そして血生臭さ。

    戦場こそが故郷であり、唯一残された両親との繋がりなのだと。

    それを知っているからこそ、ミネは「愚かしい」などと吐き捨てることはできなかった。

  • 13◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:28:49

    ここから再スタートになりますが、物語の大まかな設定(プロット)があるため、一部はダイスを全く振らずに進むことがあります、ご了承ください。


    本日の予定

    dice1d3=2 (2)

    1.シャーレの当番

    2.ナギサ様ご乱心

    3.茶会モブに呼び出された

  • 14二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:30:52

    立てなおすの早いね、そして前スレと違うルートに入ったか…ご乱心って何したの?

  • 15◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 22:53:56

    ナギサ「セイアさんがタヒんだ!この人でなし!」

    セイア「生きているが?」

    ナギサ「いいえ、セイアさんはタヒにました、標高1cmの山から落ちてタヒんだんです」

    セイア「………ミカ、説明してもらえるかな?」

    ミカ「うーん…ナギちゃんは疲れてるんだよ」

    セイア「と、言うと?」

    ミカ「ほら、編入してきたあの子…シオリちゃんだっけ?あの子の資料を見てからこの調子じゃんね☆」

    セイア「ふむ…その資料はどこにある?」

    dice1d3=1 (1)

    1.ナギちゃんが破り捨てたじゃんね☆

    2.紅茶の海に沈めました

    3.食べました

  • 16二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 22:56:43

    ナギサ?

  • 17◆pSvs0pmhFg25/01/22(水) 23:20:57

    今日はここまでにします、次の更新は明日の昼になるかと思います、保守をお願いします。

  • 18二次元好きの匿名さん25/01/22(水) 23:42:47

    ナギサw

  • 19二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 00:54:03

    ナ.ナギササーン(´;ω;`)

  • 20二次元好きの匿名さん25/01/23(木) 07:27:30

    ♡くれはいっそ清々しいな、むしろ好感持てる

スレッドは1/23 19:27頃に落ちます

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