「トレーナー攻略ゲーム…?」2

  • 1前スレ主≠現スレ主25/01/26(日) 14:25:13
  • 2二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:26:24

    乙です
    ん!? ゼファー、それでいいの!?

  • 3二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:27:11

    乙です。そしてありがとう

  • 4二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:28:30

    進展しきってるからこそ変なことしてもバッチこいなマックちゃんと同類かもしれん…

  • 5太陽25/01/26(日) 14:30:29

    スレ立て感謝申し上げます。
    振り返り
    『トレーナー攻略ゲーム』なる箱を開けてしまったルビー。それからトレーナーの頭上に自身への好感度が視えるように。果たしてルビーは朴念仁トレーナーを攻略できるか?
    好感度
    ルビー→ルビトレ 91 ルビトレ→ルビー34

  • 6二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:31:04

    さぁなにをためらうのです。お嬢、お薬をお使いなさい

  • 7太陽25/01/26(日) 14:32:28

    暖かい、風が吹いた。振り向けばそこにいたのは…

    「ゼファーさん。」
    「情熱的な想いが…花風に乗って、聴こえてきたものですから。」

    …どうやら、先程の私の胸の内は彼女にも聞かれていたらしい。共に高め合うライバルとして若干恥ずかしいものもあるが…ミラクルさんにだけ告げて彼女に教えないというのも不義理な話である。

    「…どうやら、煙嵐に迷っていらっしゃるようですね。」

    ぎゅ、と瓶を握る手に力がこもる。

    「…はい。この薬を…ある方から渡されたのですが。」

    ゴールドシップさんの事は伏せておく。少なくとも、私が想いに素直になることができたのは彼女のおかげだ。恩人を仮にも売るような真似はできない。

    「惚れ薬、ですか。」
    「…お察しの通り、私は彼に…トレーナーさんに想いを寄せております。しかし、彼から私への印象は…とても良いものとは言えず。」
    「それでこれを…」

    …これを使おうか、揺れている自分に驚いている。かつての私であればこんなもの、行動の選択肢の一つにも入らなかったであろうに。恋は人を変える、というがこれほどか。

    「なるほど…それも一つの手、やもしれませんね。 」
    「…っ!」

    返ってきたのは、思いの外肯定の意見。

  • 8二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:36:31

    そうだ、最後に必要なのは結果だ
    過程が大事なんていうのは、敗者の戯言だ
    過程よりも家庭が大事だろう、ルビー

  • 9二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:37:37

    もう後には引けないねぇ~(タキオン風)

  • 10太陽25/01/26(日) 14:40:48

    「理由を、お聞きしても?」

    「簡単な話です。風任せに歩むだけでは手に入らないものであれば…たとえ流れに逆らっても掴み取れば良い…それだけのこと…です。」


    意外、としか言いようがない。彼女がこう言った意見を出してくるのは。もっと、諭されるものだと思っていた。


    「しかし、それでは倫理的に」

    「あなじが吹くのであれば、倫理観など二の次においてしまえばよいのです。」

    「それでも、」


    …私は、使おうという選択肢を持っていたはず。…それなのに何故、ゼファーさんの言葉に抵抗を…?


    dice1d4=3 (3)


    1:…貴女は、誰ですか?(ルート解放)

    2:「…そうして風に抗うのは…きっと本心で使いたくないから、ではありませんか?」

    3:……ああ、そうだ。使ってしまおう。

    4:私は、やはり彼の心は弄びたくない…ッ!

  • 11二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:41:36

    トレーナーはおしまい!

  • 12二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:41:40

    よし、いけっ!

  • 13二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:42:16

    お嬢腹をくくってしまったか

  • 14二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:42:24

    ところでゼファーと凱風との相性は如何程で

  • 15二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:43:33

    もういいんだ、お嬢。楽になろう

  • 16太陽25/01/26(日) 14:47:00

    ああ、そうだ。使ってしまおう。

    手段は選ばないと、決めたばかりではないか。彼女はただ、背を押してくれただけ。


    「…そう、ですね。その通りと…思います。」


    虚ろに瓶を見つめる。これを使えば、私がずっと求めていたものが手に入るのだ。いとも容易く、軽々に。

    これまで積み上げたものを無視して――――…。


    その後のことはあまり覚えていない。気がついたら、午後の授業が終わっていた。


    dice1d4=4 (4)


    1:トレーナーさんのところへ向かおう。

    2:まずは、トレーニングだ。それから…

    3:「お嬢、なんか変だよ」

    4:「ルビー、迎えに来たよ」

  • 17二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:48:29

    鴨が葱を背負って来る!!!

  • 18二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:48:39

    トレーナーが自分から来たということは……
    もう逃げられないゾ

  • 19太陽25/01/26(日) 14:52:40

    「ルビー、迎えに来たよ。」


    聞き慣れた声が聞こえてはっとする。思わず咄嗟に瓶を机の中に隠してしまった。


    「トレーナーさん、何故ここに?」

    「ケイエスミラクルが、お昼休みが終わってからルビーの様子が変だって教えてくれたんだ。今朝方、疲労感があるって言ってたし、様子を見にね。」


    成程、ミラクルさんが。これは…鴨が葱を背負って来た、と言うべきか。来ないでほしかったと言うべきか…。

    …そう思いつつ、彼の頭上の数値を見ると dice1d3=2 (2)


    「…え?」


    1:数値が上がっている…?(34+ dice1d20=11 (11) )

    2:数値が?下がっている…(34- dice1d5=4 (4) )

    3:別の数値がもう一つ出ている…?( dice1d100=41 (41) )

  • 20二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:53:27

    あっかーん!?

  • 21二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:56:07

    もうつかわざるをえない

  • 22二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 14:56:13

    トレーナーが信頼関係を強めたいと思っているってこと?

  • 23太陽25/01/26(日) 14:58:31

    「30…?いったい、どうして」

    「ルビー?」好感度34→30


    4、確かに4。数値が減少している。お昼から今まで私は彼と会話の一つもしていないはずだ。一体どうして?

    少し、呼吸が浅くなる。動悸が激しくなる。一体、一体なんで…。


    「…ねえ、ルビー。」


    トレーナーさんが近寄ってくる。そうだ、もういっそ、ここで飲ませてしまえば…!


    「 dice1d4=1 (1)


    1:どうして俺には相談してくれないんだ?

    2:さっき、何を隠したんだ?

    3:…実は、dice1d3=1 (1) (1:アグネスタキオン 2:マンハッタンカフェ 3:トランセンド )から聞いたんだけど…(ルート解放)

    4:…ルビー?ルビーっ…!

  • 24二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:01:09

    あー……そうよね

  • 25二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:03:33

    接触がないせいで連鎖的に自分を追い詰めてしまったのかルビトレ

  • 26二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:04:08

    このあと次第でだだ下がりもあり得るので言葉を使え!

  • 27二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:05:06

    まあ……そりゃそうだよなとなる ひとえにルビーが素直じゃないからだが

  • 28二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:05:48

    致命的な口下手もあって異性として意識云々以前の問題じゃったかぁ

  • 29太陽25/01/26(日) 15:06:48

    「どうして、俺には相談してくれないんだ?」

    「――――へ。」


    間の抜けた声が出る。先程まで焦りと熱でグチャ混ぜになっていた思考がだんだんとクリアになっていくのを感じる。彼は今、なんて言っていた?…相談…相談?


    「お昼休み、声はかけられなかったけど…ミラクルやメジロマックイーンに何か相談をしていたよな。」

    「確かに、歳の近い友人の方が相談しやすいのかもしれないけど…俺だって一応、格好はつかないかもしれないけど君の担当トレーナーなんだ。」

    「少しは、頼ってほしい。」


    それとも、やっぱり消去法で選んだトレーナーじゃあ頼りないかな。そう続けるトレーナーさんの、仰る意味がわからない。私が、彼を頼っていない?…そんな馬鹿な、私は、他の誰よりも彼を…いや。確かに。

    明確に頼ったことなど、無かったかもしれない。それどころか、彼の好意を今後は不要、私には構わないと切り捨ててきた。当然、当時は一族の誇りにかけて責務を果たさねばと躍起になっていた事はある。が、今頃になって気づく。

    私は、恋心(かんじょう)と行動が一致していない。


    「…トレーナーさん… dice1d4=2 (2)


    1:申し訳…ございません。(好感度+ dice1d5=4 (4) )

    2:…大事な、大事な話があります。

    3:貴方にだけは…相談できなかったのです。

    4:私たちはお互い、誤解しあっているようです。

  • 30二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:06:52

    (もしかしたらダイイチルビーはトレーナーのことを頼りないと思っているのかもしれない)

  • 31二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:08:56

    えんだー いやー

  • 32二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:09:56

    >>31

    このままだと別れかねないのでその使い方は正しい

  • 33二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:09:59

    (もしかすると、ダイイチルビーはいよいよトレーナーを変えるつもりなのかもしれない…)()

  • 34二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:10:20

    ああ…これは解雇ですねぇ…

  • 35二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:10:40

    かわいそうなルビー……
    ひとえにてめぇの言葉が足りないせいだが……

  • 36二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:13:27

    クライマックスが近づいてきたな、けっぱれお嬢

  • 37二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:14:24

    頼むから幸せにおなり

  • 38太陽25/01/26(日) 15:16:09

    「…大事な話?」


    …そうだ。今度こそ…今度こそ素直に伝えなければならない。正しく、真っすぐに。


    「…私は貴方を頼りなく思ったことはございません。」

    「確かに、分かりやすく頼るようなことはなかったかもしれません、が…それはあくまで、貴方に迷惑をかけられない…もしくは、頼るまでもなく貴方は意図を汲んでくれると…そう、思っていた故のことです。」

    「華麗なる一族、ダイイチルビーがここに宣言します。」


    「貴方は、私が誰よりも信頼し、この脚を預けることのできる、立派なトレーナーであると。」


    これで、全ての誤解が解けたとは思わない。この言葉ですらもはや、曲解されてしまうやもしれない。それもやむなし、今までの私の行いが返ってきただけのことだ。

    …しかし、このままではもしかすると

    トレーナーさんはこの先、担当ウマ娘を変えるつもりなのかもしれない。


    「…ルビー…。 dice1d4=3 (3)


    1:そっか…そっかぁ…!よかったあ…!(好感度+ dice1d10=4 (4) )

    2:…俺も悪かった、ごめん……!( 好感度+ dice1d5=2 (2) )

    3:そこまで言われると、ちょっと恥ずかしいな…?(好感度+ dice1d20=20 (20) )

    4:(もしかするとダイイチルビーは俺のことが好きなのかも知れない)(好感度+ dice1d50=40 (40) )

  • 39二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:16:55

    よし! ナイスコミュニケーションだ!

  • 40二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:17:21

    もう一押し!

  • 41二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:17:39

    50!だけど4引けなかったのは惜しいな

  • 42二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:18:32

    流れはよい、ここでやはり駄目押しにお薬投入だな!

  • 43二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:18:36

    考える限り現実的な選択肢、理想的なダイス値
    三女神は言っている ここで散る定めではないと

  • 44太陽25/01/26(日) 15:21:01

    「そこまで言われると、ちょっと恥ずかしいな…?ははっ」好感度30→50

    「トレーナー、さん…っ」


    よかった。ほんとうに、よかった…ただ、誤解が解けただけかもしれない。それでも、これは大きな前進だ。ここからまた、始めていけばいいのだ。


    「何を、恥じることがあるのですか。今の私があるのは、貴方が居てこそ…」

    「ちょちょちょ、ルビーっ!今ここでそれ以上は…!」

    「…はい?」


    dice1d4=1 (1)

    1:「ふふ…追い風などなくとも飛べましたね。」

    2:「ひゅーひゅー、熱いじゃんかルビーちゃんよォ〜」

    3:「お嬢のラヴュでか!!え?これ告り大会?」

    4:「はは…ルビーはすごいなあ、みんなの前で…」

  • 45二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:22:43

    そうだった、授業の後の教室だったなここ!

  • 46二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:23:16

    問題ない! 一気に既成事実化してしまえ!

  • 47二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:23:32

    全員でもいんじゃなーい?
    家名的にも性格的にも証人は多いほうがいい

  • 48二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:24:54

    公開告白の方が逃げ道ないからな

    この状態のルビーもはや敵なし

  • 49二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:27:27

    外堀?一気に埋め立てて平地にしてしまえお嬢!

  • 50太陽25/01/26(日) 15:27:35

    ※ルビーには非公開情報

    好感度

    ゼファトレ→ゼファー dice1d100=89 (89)

    ゼファー→ゼファトレ dice1d100=13 (13)


    「ふふ…追い風などなくとも、飛べましたね。」


    ゼファーさん。何故ここに…いや、そもそも…ここはどこだ?


    「…あ、ああ…っ」


    周囲の目がこちらに向いているのを感じる。というか、向いている。教室じゅうから、外からすらも、私とトレーナーさんに視線が向いている。当然である。ここは…教室のど真ん中なのだから。


    「〜〜〜〜〜〜っ…!」

    「わ!お嬢顔真っ赤!!エグきゃわすぎるー!」

    「ほんとだね。まるで紅玉(ルビー)みたいだ。」


    完全に失念していた。やはり今日の私は疲れている…!


    「トレーナーさん、トラックへ向かいましょう。」

    「え?あ、うん…」


    これが照れ隠し、というのか。彼の手を引いて足早にその場を立ち去る。


    dice1d4=3 (3)

    1:薬は置いていってしまう。「あれ?なんだろうこの薬」

    2:薬は念の為ポケットに…。

    3:薬は行きがけにたづなさんに渡そう。

    4:薬はゴミ箱に捨てておこう。

  • 51二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:28:49

    たづなさん?!まあ多分使うことはないとは思うけど…

  • 52二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:28:49

    お嬢のいくじなし

  • 53二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:29:22

    クスリなんていらんかったんや

  • 54二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:29:44

    玉条を胸に

    すきかも
    どうせまとめ動画とツイッタラーにパクられるだろうけど

  • 55二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:29:57

    ゼファーは自覚がないのか、興味がないのか……

  • 56二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:30:05

    今度こそおめでとうダイイチルビー

  • 57二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:30:10

    哀れゼファトレ

  • 58二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:31:45

    自分は興味ないから別に惚れ薬も使いたければ使っていいんじゃね感

  • 59二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:31:57

    そして哀れゴルシ

  • 60二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:32:35

    あの無知無知ボディで抱きつかれればこうもなろう!
    風と戯れたいお年頃!

  • 61太陽25/01/26(日) 15:32:42

    あの惚れ薬はたづなさんに引き渡した。受け取った際はご報告ありがとうございます、と笑顔だったが言い表せぬ威圧感を孕んでいたのは気の所為ではないだろう。

    …そして、トラックへ向かう途中、朝方ぶりの頭痛を感じる。


    『トレーナーの好感度50達成おめでとうございます!』


    …いつぞやの合成音声。再び聞こえるということは今朝のも幻聴ではなかったのだろう。正直特にどうしようとも思わないが…発言が事実だった事は微かに憎らしい。


    『トレーナー好感度50は大体 dice1d4=2 (2) ですね!』


    1:一人の女性として意識し始めている程度

    2:相性のいいパートナー程度

    3:親しい友人程度

    4:フラットな状態、攻略ゲームとしては0と言って過言ではない

  • 62二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:33:32

    >>50

    おそらく一番安全な選択肢…なはず


    何気にゼファトレの片思いがすごいことになってる

    まあゼファーは自分のストーリー中でも意味を知らずに尻尾ハグしたり、感極まってトレーナーに抱き着いたりと、あんまりそっち方面の感情を意識してなさそうではある

    でもトレーナーのほうはこんなことされまくったら意識してしまうのも仕方ないよね…

  • 63二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:34:40

    口下手と思い込みの欠点を取り除けば残るのは尊敬し合う努力家2人、自明の理よな
    家格の問題はお父様見たら大丈夫そう

  • 64太陽25/01/26(日) 15:38:41

    相性のいいパートナー…それでいい。無関心からこれなら上々だ。そんな風に口角を上げつつ、更衣室で着替えを始める。しかし、今になって思うと…攻略ゲームと言いつつ機能としては好感度の表示と頭に響く不愉快な声しか無いのだろうか。


    『50突破を記念して、ゲーム運営からプレイヤーにアドバイスを送ります!』


    …噂をすれば何とやらか。まあいい、この声の主の言葉がある程度信用していいものなのは実証済みだ。聞くだけ聞いて、頭の隅においておこう。


    『好感度を50以上に上げるには… dice1d4=4 (4)


    1:適度なボディタッチ等のスキンシップをしましょう!

    2:やはりデートが一番です!

    3:いっそ襲ってしまいましょう!

    4:愛しの彼のことをもっと知っては如何でしょうか!

  • 65二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:40:24

    まあなんとかスタートラインに立った感じはある けどネ、そこに至る前の障害が大きすぎたからね……
    そして運営がまともすぎる

  • 66太陽25/01/26(日) 15:42:36

    「彼のことを、もっと知る…。」


    ああ、確かに。彼個人について知っているのは、担当ウマ娘として実際に見てきたその姿と、書類選考の時に家柄や経歴を使用人が調査した程度である。不愉快ながらも、有能さは否めないのが心の底から悔しい。

    彼のことをもっと知る…つまり dice1d4=3 (3)


    1:所作の一つ一つにもっと着目しろということですね。

    2:彼の趣味や、日課を知れと。

    3:肉体的、に…?

    4:御義母様にご挨拶、と。

  • 67二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:43:16

    これ綾模様愉悦ゲームに見せかけて真っ当に「恋愛」を育成するげーむだな?
    製作者ないし観客はいい空気吸ってんだろうな

  • 68二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:43:47

    思春期コラ!!

  • 69二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:43:54

    お母さんになりたがりすぎている

  • 70二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:44:02

    だめだお嬢止まってくれ!

  • 71二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:44:37

    母になりたがるなよもうちょっと青春してくれよ!
    いやマックちゃんの話を聞いちゃった以上脳内の選択肢に浮かんじゃうんだろうけどさ!

  • 72二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:44:38

    じゃあまず薬指の太さから...

  • 73二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:45:28

    確かに未来のことを考えると相手の「趣味」は早めに知っておいたほうがお互いのためと言われるけどさぁ…

  • 74太陽25/01/26(日) 15:48:18

    そうだ。思えば私は社交ダンスの試験の時以来、まともに彼に触れた記憶がない。

    チョコレートを交換した際に少し指先が触れ合っただとか、布団をかけてやる際にわずかに触れただとかそういう程度だ。…どれ程ピュアな恋愛をしていればこの程度に収まるのだろうか。


    …よし、トレーニングの際、さり気に彼に触れてみよう。

    更衣室を出て、トラックに出ると彼はジャージ姿で待っていた。…よく見れば、彼は同年代の平均的な男性と比べてもしっかりした体つきをしている。何より――私のトレーナーとして当然ではあるが―――背はしっかりと伸び、堂々としている。当然だと思っていた物が、意識しだすと途端に魅力的に感じる。これが、恋か。


    「ルビー、準備は良い?」


    dice1d4=3 (3)


    1:「はい。」体を寄せながら…!

    2:いっそ抱きついてしまえ…!

    3:「問題ございません。」まずはトレーニングに集中しよう。

    4:「格好いい…」無意識に声が…!

  • 75二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:52:10

    それはそれ、これはこれ 常に最たる輝きを

  • 76二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:52:53

    !掛かり
    自制心

  • 77太陽25/01/26(日) 15:55:52

    蹄鉄越しにクッションのような感触が脚に伝わる。夕焼けの下、放課後の喧騒を伴ったトレーニング場で、ポリトラック・右回り1,000mを軽く疾走する。凹凸が薄いポリエステルやポリウレタンが、ごく僅かに不安定な私の脚を確りと掴み、走りを補強させている。

    ゴール地点にはストップウオッチを構えたトレーナーさん。いつも通りの風景、だがそのいつも通りが愛おしい。


    色恋沙汰、大いに結構。私も正面から、堂々と挑んでやろう。しかし、それにかまけて研鑽を怠るのは彼に無礼な事だ。仕掛け時は、トレーニング終了直後…。


    トレーニングの結果は… dice1d100=38 (38)

    1〜10 トレーニング失敗…(「俺が至らないせいで…」好感度-数値分)

    11〜89 トレーニング成功!(いつも通り。ルビー→ルビトレ好感度+4)

    90〜100 トレーニング大成功!(好感度+ dice1d20=2 (2) )

  • 78二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:56:40

    堅実

  • 79二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 15:56:49

    それぐらいなら行けー!って気持ちと令嬢かくあるべしの気持ちが同時にある

  • 80太陽25/01/26(日) 16:02:24

    「今日のメニューはこれで終わりかな。」


    日も落ちた頃、トレーニング・メニューを完了させる。彼への労いの言葉を忘れずに、更衣室へ戻る。

    寒い1月の空気の中、汗ばんだ体を放置しては体調に障る。しっかりとふき取りながら、今後の計画を練る。


    「そういえば、土曜の予定について話すのを忘れていましたね…。」


    そうだ、話を切り出す良いきっかけがあった。ファインさんには感謝しか無い。さて、どう言う風に話を始めようか… dice1d4=4 (4)


    1:トレーナーさん、土曜の件ですが…(さり気に腕を絡ませながら)

    2:…そういえば、もう一つ誤解をしているのではありませんか。(体を寄せながら)

    3:…手を、繋いでもよろしいでしょうか。

    4:土曜の件について、仔細を話しておりませんでしたね。(尻尾を脚に絡ませながら…!)

  • 81二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:04:18

    アクセル全開!

  • 82二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:04:47

    おおおおおおお
    ヒトミミにない
    最攻撃だ!!!

  • 83二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:06:46

    !仕掛け抜群

  • 84二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:07:23

    行けー!アカイホウセキノムスメ!

  • 85太陽25/01/26(日) 16:09:01

    更衣室から出ると、「寮まで送るよ」とトレーナーさん。

    普段であれば構わないと切り捨てていたが、今回ばかりはそのご厚意を利用させてもらおう。彼の隣に立ち、歩きながら…そっと尻尾を脚に絡ませる。


    「…ルビー?」

    「……土曜の件について、仔細を話しておりませんでしたね。」

    「………あっ!」


    どうやら忘れていたらしい。それもそうだ、教室であんな事を…しでかしてしまったのだから。明日が若干恐ろしくないと言えば虚勢である。


    「ええっと…多分、解任の話とかではないんだよね?」

    「違います。」


    そんな風に思われていたのか。…それはあんな堅い顔もするだろう。肯定的に捉えていた己が恥ずかしくなってくる…。しかし、どうしたものか。ファインさんの提案だと、何か困難を一緒に…とのことだったが。いったい何をすべきか、考えることが多すぎて纏まっていなかった。


    「ええと、じゃあ何の話があるのかな。」

    「…そう、ですね。… dice1d4=2 (2)


    1:不得手など許されぬ。一緒に激辛メニュー克服

    2:デートを、しませんか。

    3:山…そうだ、山に行こう。山に行きませんか?山。

    4:貴方のご実家に伺えればと思いまして。

  • 86二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:09:32

    やったッ!

  • 87二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:12:40

    誤解を生じない完璧な誘い文句ッ!

  • 88太陽25/01/26(日) 16:15:47

    「デートを、しませんか。」


    …ついに言ってしまった。こんな誘いなど、人生で二度以上、することができるだろうか。覚悟が決まっている今だからこそできるものだ。

    デート、デート、デート。自分で口にした言葉が脳裏に反響する。断られないだろうか。嫌がられないだろうか。…こんな時、ヘリオスさんならどう考えるだろうか。

    いや、参考にならない。彼女はハナから断られるつもりなど無いだろうから。


    「デート…え、俺と?…君が?」

    「…はい。ご都合がよろしくないのであれば構いません。」


    こと恋愛ごとに関してこう言った逃げ道を用意するのは恐らく私の悪い癖だ。かつてヘリオスさんが口にした逃げてしまえばいいという言葉を否定した私のしていいことではない。


    「そう、だな… dice1d4=2 (2)


    1:都合は悪くないよ。行こうか(好感度変動なし)

    2:デートってなんか、初めてだな…はは、俺でよければ(好感度+ dice1d10=4 (4) )

    3:ルビーとデートか、なんだか嬉しいな。是非。(好感度+ dice1d20=20 (20) )

    4:(もしかしたら、ダイイチルビーは俺のことが好きなのかも知れない)(好感度+ 10+ dice1d20=20 (20) )

  • 89二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:16:41

    このクソボケのことだから採用試験のように再び社交ダンスをさせられるのかもしれない...とか言い出すぞ

  • 90太陽25/01/26(日) 16:20:45

    (※なんでどっちも最大値引いてるのに引けないんですか…?)


    「デートってなんだか初めてだな…俺でよければ。」好感度50→54

    「!!」


    トクン、と心臓が跳ねた。…少なくとも、彼にとって好意的な誘いだったらしい。…嬉しい。無性に、嬉しい。恐らく、今日から土曜日まで、この嬉しさを生きがいに頑張れてしまう、それほどまでに。…ああ、だめだ。これ以上傍にいたら、おかしくなってしまう―――――


    dice1d4=3 (3)


    1:ヒュウ、と冷たい風が吹く。

    2:名残惜しいが、離れよう。

    3:さらにくっつく。おかしくなってかまわない…

    4:…せめて、せめて寮に着くまでは。

  • 91二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:21:34

    デート前にお母さんになる気か!?

  • 92二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:21:42

    我慢できなかったか…

  • 93二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:23:24

    恋を自覚したJKはそらもうアクセル全開よ

  • 94二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:24:53

    自制心「もうゴールしてもいいよね」

  • 95二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:25:56

    もし恋は病気なら

    私、今にきっと末期だ

    でも構わない 

    貴方との離別は

    死より恐ろしい

  • 96太陽25/01/26(日) 16:26:23

    「…ありがとう存じます。」


    ああ、体が言うことを聞かない。はしたなく身を寄せて…こんな姿を、一族の者に見られたらどんな風に思われるか。


    「もう少し、傍によってもよろしいでしょうか。」

    「え?」

    「風が、冷たく。」


    言い訳のように白い息と共に吐き捨てながら、欲しがるような目を彼に向ける。どうか、どうか断って。

    今の、格好悪い姿を、これ以上見られたくはないのです。


    「… dice1d4=1 (1)


    1:うん、いいよ。(肩を抱き寄せる。)(好感度+ dice1d20=)

    2:…君が望むなら…(顔を逸らす)(好感度+ dice1d10=)

    3:寒いのなら…(自分のコートを羽織らせる。)(ルビー→ルビトレの好感度+ dice1d5=)

    4:そういうのは…まだ、よくないと思う。(好感度変動なし)

  • 97太陽25/01/26(日) 16:27:04

    数値が出てないな? dice1d20=5 (5)

  • 98二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:29:05

    ルビトレの方の理性がかろうじて働いているな...

  • 99二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:30:17

    ちゃんと好意を示してからほぼいい方向にしか進まないということはこれまでのコミュは大分問題しか無かったのでは…?

  • 100二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:31:51

    >>97

    dice1d20=○○とかじゃなく=の後に余白を付けてdice1d20=10 (10)  とするとダイスが上手く振れる

  • 101二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:32:47

    全て()悪いよ
    言葉の重要性
    ほう・れん・そう

  • 102二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:34:01

    あれだけの成果を上げた人物がなお解雇を想起するような御社に問題があると思われますが……

  • 103太陽25/01/26(日) 16:34:28

    「うん、いいよ。」


    彼はそう一言、呟くように口にすると、私の方をそっと抱き寄せた。


    「あ。」


    …心がじんわりと、温かい。レースの時に覚える、身を焦がすような激情とは違う。焔が、揺らめいているようだ。

    彼の顔を見ると、あたりが暗いせいでよく見えないが、ほんのり赤く見えなくもない。そんな彼の頭上の数値は…


    「寒いもんな。ごめん、気づけなくて。」好感度54→59


    少なくとも、着実と、上昇している。好意が目に見えるということがどれほどありがたいか。今まで考えたこともなかった。

    ああ、お母様、お父様。申し訳御座いません。あれほど手をかけてくださったと言うのに、私は卑しく育ってしまいました。

    …このまま時が過ぎなければいいのに―――

    dice1d4=4 (4)


    1:そんな想いも虚しく、寮の前に着いてしまう。

    2:「好きです。」ポロリと溢れた本音。

    3:此方からも、そっと抱きついてみる。

    4:「おっと、帰りが遅いなと思ったら…。」寮長の声でハッとする。

  • 104二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:37:37

    現れたな恋愛寮長
    2人がもっとドキドキする気の利いたセリフを頼むよ!

  • 105二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:39:16

    フジパイセンの登場は逆に好機か…?

  • 106二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:39:27

    ゲノム寮長!!!

  • 107太陽25/01/26(日) 16:43:04

    「邪魔をしちゃったかな?ポニーちゃん。」


    は、っと意識が急に引き戻され、咄嗟に体を離す。見られた、見られた、見られた、見られた、見られた…っ。


    「あ、あー、フジキセキ?この事はたづなさんには…」

    「そんなに心配しなくとも、私も驢バに蹴られてタヒぬのはごめんだよ。」


    からから、と優しく笑うフジキセキさんをみて、胸を撫で下ろす。私は抱き寄せられ微かに乱れた制服を直すと、姿勢を正し、真っ直ぐと彼を見つめ直す。


    「送迎、感謝致します。ではまた、明日。」


    しらこい、と言うなら言えばいい。此方も体裁を保つので必死なのだ。彼は「うん、また明日。」と笑って手を振りながら去ってゆく。ああ…あの温もりが心惜しい。


    「さて…ルビー。一ついいかな。」

    「口止め料、でしょうか。」

    「え?ああ…そんなのいらないよ。…彼の匂い、どうだった?」

    「…はい?」


    口止めかと思いきや、理由のわからない事を聞く。どうだったと聞かれれば当然良い匂いだった、としか――


    「…いい匂いだと感じる相手とは、遺伝子レベルで相性が良いそうだよ?」


    …この人は!


    ※ルビーには非公開情報

    好感度

    フジトレ→フジ dice1d100=3 (3)

    フジ→フジトレ dice1d100=49 (49)

  • 108太陽25/01/26(日) 16:45:18

    dice1d2=2 (2)


    1:翌日…

    2:デート当日…

  • 109二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:45:20

    ハラスメントはダメゼッタイ

  • 110二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:45:42

    フジ…

  • 111二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:45:55

    ゲノハラ撲滅キャンペーン実施中です
    ゲノハラはやめましょう
    府中市

  • 112二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:47:44

    いや、弥生賞で怪我させちゃって「俺のせいだ……」となってるフジトレ世界線かもしれんぞ

  • 113太陽25/01/26(日) 16:49:01

    デート当日、土曜日の昼ごろ。

    今日ある業務はこれで全て終わり…後はもう彼とのデートの予定しか残っていない。本当に、この1週間以上に長いと感じた1週間は他にないだろう…。

    執事の運転する車に乗りながら、待ち合わせ場所に向かう道中この1週間に起きたことを思い出す…。


    1週間でのルビトレ→ルビー好感度上昇値(現在59)

    dice1d30=2 (2)

  • 114二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 16:51:17

    システム(スキップはよくない)

  • 115太陽25/01/26(日) 16:56:26

    …いや、大したことはしていない。悲しいことに本当に。

    彼の好感度は2ほど上昇したが、漸くこれで61…我ながら、アプローチのなんと下手なことか。


    「ルビーお嬢様、到着致しました。」

    「ええ、ではここで。」


    執事と別れ服装を軽く整える。…向かう途中の店のガラスの反射で、前髪の確認など…恋する女学生らしいこともしてしまう。おそらく今日の私の気持ちは過去一番の弾んでいることだろう。


    「お待たせ致しました。」

    「ううん、いま来たところだよ。」好感度59→61


    …また、優しい嘘を。どうせ彼のことだ、少なくとも十数分前から待っていたに違いない。ふと笑みがこぼれるのを抑えつつ、彼の隣に並び立つ。


    「では、まいりましょうか。」

    dice1d4=1 (1)

    1:学生らしいデートをしよう。ウインドウショッピング。

    2:不得手など許されぬ。激辛メニューのお店へ。

    3:視察も兼ねて、遊園地へ行こう。

    4:彼が気負わぬ程度の高級店。イタリア料理を食べに行こう。

  • 116二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:04:19

    プレゼントチャンス

  • 117太陽25/01/26(日) 17:06:56

    「ウインドウショッピングだなんて、意外だな。」

    「そうでしょうか?」


    見かけた服飾店に立ち寄って2人並んで商品を見る。確かに、自分から足を運んで服を見繕うことはあったが、ショウウインドウをただ眺める、ということはしたことがなかったかもしれない。


    「…私も、学生らしいデートに憧れるという事です。」

    「はは…憧れる、か。君がご家族の事以外でそんな言葉を使うのは初めて聞いたな。」


    半分くらい、その場のノリで発言した。こういうときに、ヘリオスさんの精神は100%とは言わずとも多少は参考になる。


    「試着とかしてみるか?」

    「私は結構です。しかし、そうですね」


    彼の礼服姿は何度も見たことがあるが、所謂お洒落着というものを目にしたことはない。せいぜい、本屋で見た普段着らしいパーカー姿くらいだ。


    「…いくつか、貴方の分を見繕ってみても。」

    「ルビーが選んでくれるの?…なら、お願いしてみようかな。」


    さて、彼のどういった姿が見たいか… dice1d4=2 (2)

    1:育ちの良さは裏切れない。きっちりしたものに…(好感度+1)

    2:彼にピッタリのものを見繕えた。(好感度+ dice1d20=2 (2) )

    3:趣味全開。欲望に身を任せてしまう…(好感度変動なし)

    4:無難な選択肢。しっかりと格好いい。(好感度+ dice1d10=8 (8) )

  • 118二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:10:21

    2と4の逆転現象!

  • 119二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:10:23

    びびびの微進捗
    やはり学生とトレーナーの壁は厚め

  • 120二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:10:30

    好感度の伸びが渋い……

  • 121二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:11:44

    この調子だとスレがパート3まで行きそう

  • 122太陽25/01/26(日) 17:16:57

    「…どうかな?」

    「……っ。」


    審美眼を養ってくださった一族の者には感謝以外の何物でもない。同時に、己の努力は無駄ではなかったのだと噛みしめる。普段私が持つ彼のイメージとは違うが、それ以上に彼の素を引き立てるような黒を基調としたコーディネート。まさしく、彼に似合う服だ。


    「とてもお似合いです。」

    「そりゃあ、ルビーが選んだから当然か。」好感度61→63


    …サラリとそんな事が口から滑り出てくるのだから、彼は卑怯だ。というか、この1週間の成果を今の一瞬で稼いだ気がするがそれは気にしないでおこう。それ以上にもっと大事なことがある。


    「もし、これをいただいても。」

    「はい、此方のお客様の身につけてらっしゃるものですね。」

    「え、ちょっと…」


    彼が私に奢られることを良しとしないのは承知の上だ。私が買いたい。あなたに贈りたい。ただそれだけだと念を押すと、彼は「それはずるいよ」と笑ってくれた。


    結局、見るだけではなくなってしまったが。非常にいい買い物であったため良しとしよう。次の店は… dice1d4=1 (1)


    1:そういえばお昼ご飯を食べていない。イタリア料理を食べに行こう。

    2:そういえばお昼ご飯を食べていない。粉物料理の店へ行こう。

    3:たまにはこういった場所も。ゲームセンター。

    4:「あれ?お嬢じゃん!奇遇〜!」

  • 123二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:19:59

    件のイタリア料理店か

  • 124二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:22:26

    ナイス4回避

  • 125太陽25/01/26(日) 17:23:15

    「時にトレーナーさん。昼食は取られましたか?」

    「え?ああ…そういえばまだだなあ。」


    …彼とこうやって外食をするのは初めてかもしれない。今日のために、何を食べても計算が崩れぬよう調整をしてきたのだ。ファインさんの仰っていた大盛りメニューでも何でも食べれてしまう。


    「じゃあ、そうだな。学生らしいデートなら…」

    (…ルビーとのデートで某ファミリーレストランを利用するのは間違っているかもしれない…。)

    「ええと、あそこなんてどうかな?」


    彼が指さしたそこは、少し小洒落たイタリア料理店。看板には見覚えがある…確か、お父様の知り合いが経営していた店だ。さほど値段は"高くない"が、味は確か。

    悉く好感度を見誤った1週間前の私と違って…、彼の見る目に間違いはない。


    「では、そうしましょう。」


    さり気にそっと彼の手を握ってみながら、共に店へと向かった。


    好感度+dice1d20=20 (20)

  • 126二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:24:37

    アルプスの雪解け水出てきそう

  • 127二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:24:38

    今まで控えめだった分の反動と言わんばかりの出目

  • 128二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:24:48

    いきなり!!?

  • 129二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:25:22

    (うぅ…ルビーのちっちゃくて柔らかい手…俺は手を握られると好きになってしまうチョロい男だったかもしれない…)

  • 130二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:26:09

    一気に83!?

  • 131二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:26:51

    身体の事に詳しくなる選択は間違いでは無かった…?

  • 132二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:27:54

    やはり肉体言語(意味深)肉体言語(意味深)は全てを解決する

  • 133太陽25/01/26(日) 17:33:25

    デートだから、と手を握ったのは正解だったのだろうか。席に向かい合う彼の頭上に表示されている数値は…


    「さて、何を食べようか。」好感度63→83


    …83?8…3?上がり過ぎではないか?喜ばしいことではあるが、困惑が勝ってしまう。これは…押しておくべきかもしれない。


    「おすすめはこちらのコース料理です。値段も貴方が気負うほどではないでしょう。」

    「へえ〜っ…って、え?あれっ!?」

    (思ったより高いな…!?)


    ――――私が失念していたとすれば、彼と私の金銭感覚の違い。私にとってさほど高くないものでも、彼からしたら多少はぜいたくなものだ。無論、支払いは私がするつもりであったが…それはそれとして、彼が内心ぎょっとしていたのを当時の私は知る由もなく。


    「…まあ、たまにはいいか。」

    (別にそれと言った趣味があるわけでもないしな…)

    「…?では、此方を2つでよろしいでしょうか。」

    「うん、お願い。」

    「ho capito.(わかりました。)」


    そう告げると、店員はキッチンへ向かっていった。

    …束の間と言えど、二人の時間。さて…どうする。

    dice1d4=2 (2)


    1:もう一度、机の上で彼の手に触れてみる。

    2:改めて、彼の服装を褒めてみる。

    3:料理が来た時の為に、解説をしておく。

    4:「…始まって間もない昼間に、お伝えするようなことでは無いかも知れませんが。」

  • 134二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:37:02

    今までの経緯からして身体的接触は極僅かだろうし、意識し始めたのなら威力は抜群だろうな

  • 135太陽25/01/26(日) 17:37:37

    「改めてですが、お似合いです。」


    先ほどの店で見繕った服、タグなどを切り落とし、そのままの格好でデートをしている。


    「ありがとう…この店には合わないかもだけど。」

    「ドレスコードがあるわけでもありません。お気になさらず。」

    「…ああ、そうだ…言い忘れていた。…君も、とても似合っているよ。」

    「――――ありがとう存じます。」


    …不意をつくのは辞めてほしい。身構えている時に言ってくださらないと、取り繕うのも難しいのだ。(ルビー→ルビトレ +dice1d10=9 (9) )

  • 136二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:38:23

    イチャイチャしておる……大変良いものだ

  • 137二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:41:16

    もう決めに行く雰囲気になってらっしゃる

  • 138二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:43:12

    ルビーを恋のレースに...ビンチェレ!(スペルは忘れた)

  • 139二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:43:48

    ルビーこれちょうど100?なんか特典くれないかな

  • 140太陽25/01/26(日) 17:46:51

    …選抜試験の際、テーブルマナーの試験を行ったのを覚えている。その当時の彼を私は知らないが、甲斐合ってか彼は完璧な(――きっと贔屓目に見てしまっているが――)所作で料理を口に運ぶ。そこまで気を張る必要はない、と伝えるが「体に染み付いちゃって」とふにゃりと笑う。

    …それは、一族に迎え入れられる準備は万全であるという示唆だろうか?…などと邪な考えを振り払いつつ、私も小羊背肉のリンゴソースかけをいただく。

    どうやら、シェフの腕は落ちていないらしい。


    「…ちょっとお手洗いに行ってきていいかな?」

    「どうぞ。」


    律儀にも小声で聞いてくる彼を見送ると少し席が寂しく思える。ああ、弱った。私は今後彼のいない食卓に耐えられるだろうか?

    思いのほか早めに戻ってきた帰ってきた彼と一緒に、残りのメニューを楽しんだ。


    …どこからか五月蝿い客の声が聴こえた気がするが、気の所為ということにしておく。


    好感度

    ルビー→ルビトレ + dice1d5=3 (3)

    ルビトレ→ルビー + dice1d5=2 (2)

  • 141二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:49:57

    万が一、いや億が一にトレーナー捕まえられなかったらルビーどうなっちゃうんだ…

  • 142二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:50:15

    この羊肉、甘い!!!

  • 143二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 17:59:33

    大丈夫?ルビトレどっかの体の不調がとんでもない現象を伴って治ってない?

  • 144太陽25/01/26(日) 18:00:00

    (※攻略ゲームのボーナスはあくまでルビトレ→ルビーの好感度が一定以上に達した際の物という設定です…)


    会計時、財布を出しながらレジへ向かうと、店員は奇妙なことを言い出した。


    「お代は結構デス。」

    「…はい?」


    お代は結構?それは、私が一族の者と気づいたからか。そんな贔屓は要らない、第一今はプライベートで来ているのだから…と思ったが、返ってきたのは想定の範疇外の答えだった。


    「お代はスデに、そちらのお客様から受け取っておりマス。」

    「あっ、言わないでって言ったじゃないですか…!」


    驚いた…彼も、そんな見栄を張るのか。聞けば、女の子に払わされてばかりじゃ甲斐性なしだって父に怒られてしまうから、だとか。…彼も、ご自身の家族の言葉が胸にあるのかと考えると、自然に笑みが出てきてしまう。


    「…でしたら、今日はご厚意に甘えさせていただきます。ここで渋ってしまえば、貴方だけでなくお義父様の面目をもつぶしてしまいますから。」

    「はは、そうしてくれると助かるな。」

    「またのお越しをお待ちしておりマス。」


    …さて、早いことにもう夕方だ。しかし今日の私には外泊許可申請が出ている。…何処ぞのお節介な遺伝子侵害者(ゲノムマスター)の粋な計らいで。

    冷たい風を口実に、もう一度手を繋ぎながら、暮れる街を並んで歩く。

    …ああ、幸せだ。


    「ねえ、ルビー。一つ聞いてもいいかな。」

    「?…なんでしょうか。」

    「… dice1d4=3 (3)


    1:俺とデートなんてして、楽しいのかな。

    2:なんで俺を、デートに誘ってくれたんだ?

    3:あー…あ、あの店、行ったことあったんだな?

    4:俺が君を好きだって言ったら、君は笑うかな。

  • 145二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:01:43

    このレスは削除されています

  • 146二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:02:22

    ナイスゲノム

  • 147二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:03:17

    ルビトレ、話し広げるの下手くそかよぉ!

  • 148二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:05:39

    「お義父様」!かかり

  • 149太陽25/01/26(日) 18:06:50

    「あ、あー…あの店…そういえばあの店、行ったことあったんだな?」

    「?…はい、父の友人が経営しておりまして。」

    「え、そうだったの?ならもっと格好つければよかったかな…」


    頬をかきながらそんな事を言う彼の横顔を見つめる。…きっとこれは、本当に言いたかったことでは無い。私には、覚えがある。…寧ろ覚えしか無い。

    しかしそれを此方から聞き出すのは野暮というものだろう。ぱたりと、足を止め手を離し、彼の前に立つ。…都合のいいことに、人通りが少ない。


    「トレーナーさん、私からもよろしいでしょうか。」

    「…な、なにかな?」

    「…… dice1d4=3 (3)


    1:私達の今後にとって重要な、大事な話があります。

    2:…いま先ほど、なんと言おうとしたのか教えてくださいませんか?

    3:…料理は、ご満足いただけましたか?

    4:「あれ!お嬢じゃん!どしたん?」

  • 150二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:06:58

    お義父様……!?

  • 151二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:08:53

    じれったいような、でも初デートだものこれくらいで良いんだよという気持ちもあって甘ずっぺー

  • 152太陽25/01/26(日) 18:11:13

    「料理は、ご満足いただけましたか?」
    「え?あ!う、うん…!すごく美味しかった。」

    なんだか体が楽になった気もするし、とにこやかに話す彼。……違う!私が言いたかったことはそんなことじゃない。ここまでへたれというのですか、ダイイチルビー!
    すると、誂うように頭痛と合成音声が響く。

    『告白の成功率は66%程ですよ。』

    少し、黙れ。今いい雰囲気なのだ。確かに足踏みをしているが、そんな話は―――――66%?となると、逆に、失敗する確率は…

  • 153二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:13:40

    ウマ娘なら駄目なつもりで踏む確率だな失敗34%は

  • 154太陽25/01/26(日) 18:15:30

    「34…ふふ、ふふふふ…」

    「…ルビー?どうしたんだ…?」


    ああ、そうか。ここでこの数字が壁になるか。なんと都合のいい、出来過ぎたシナリオ。思えばこのゲームが一体何なのか、ついぞ分からなかった。もしもここまでの流れを、誰か、私の観測できぬ誰かが用意したものというのであれば、いいだろう。乗ってやる。

    花開くときは、今――――――


    「トレーナーさん。」

    「貴方に、今大事な話があります。」

    「私と貴方の今後に関わる、重要なお話です。」

    「…………ああ。」


    「… dice1d1=1 (1)


    1:私は貴方が好きです。

  • 155二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:16:59

    確 定 演 出

  • 156二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:17:25

    お嬢一世一代の大勝負!

  • 157二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:17:46

    行けーっ!! ... 行けーっ!!

  • 158二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:18:33

    やるんだな…今ここで!

  • 159太陽25/01/26(日) 18:20:33

    …あの走りが、焼き付いて離れない。

    目が覚めるほど鮮烈な、蒼い焔のような走り。

    ダイイチルビー。

    彼女との出会いは、俺の人生を大きく変えた。

    3年間。俺と彼女が二人三脚で過ごしたその時間は、決して短い時間じゃない。

    つい1週間前まではお互いの言葉が足らずに、すれ違っていたけれど。

    今は、きっと心が通っていると思いたい。

    ああ、今だからこそ、こう思う



    ―――告白の結果は…(35以上で成功。)

    dice1d100=91 (91)

  • 160二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:21:10

    やったーーー!

  • 161二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:21:21

    よし!!!

  • 162太陽25/01/26(日) 18:21:22

    dice1d1=1 (1)

    1:もしかしたら、ダイイチルビーは俺のことが好きなのかもしれない。

  • 163二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:21:30

    うおおああ

  • 164二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:22:20

    ルビトレ攻略完了!

  • 165二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:22:42

    確定演出入ったか…勝ったな

  • 166太陽25/01/26(日) 18:24:29

    怖くて、彼の顔が見れない。真っ直ぐ、見つめなければならないのに。断られることが、こんなにも恐ろしい。
    きっと彼は、断ったとしても変わらずいてくれるのだろう。…そう、変わらずに。
    その不変こそ、私にとって一番恐ろしいものだ。
    変わらない、ということは…多少なりとも、変わらずにいようという「気遣い」が含まれるということ。
    もし今断られてしまえば、彼の心の隅にはいつまでも「気遣い」が居座ってしまう。それは…きっと私だけでなく、彼にとっても居心地の悪いものだろう。

    だから、そうだ。もしも彼が私を拒絶したときは―――

    「ルビー。」
    「俺も君のことが好きだ。」

  • 167二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:24:45

    ぐへへへ、外泊許可あるだし
    あとはおたのしみタイムだべ

  • 168太陽25/01/26(日) 18:33:31

    「―――――え。」

    「…きっとこの先も、俺は自分に自信を持つことはできないかもしれない。それでも」

    「君の事を想う気持ちだけは、嘘じゃないっていう自信がある。」

    「俺は、君を、一人の女性として好きになってしまった。」

    「…あ、ああ、」


    …瞳の裏から、熱い何かが込み上げてくる。視界がボヤケて、彼の顔がはっきりと見えない。

    それでもひとつ、わかることは。この身体を包むぬくもりは、彼がくれているものだということ。


    「…こんな、俺でよければ。お願いしたい、かな。」

    「…っ…なにを…謙遜することが、あるのですか?」


    涙を拭いながら、彼の頬に手を添えて、真っ直ぐと見つめる。ブラックダイヤモンドのように煌く彼の瞳孔に、私の紅玉のような瞳が反射して見える。


    「今の私があるのは、貴方が居てこそ」

    「私が、ダイイチルビーがここに…宣言します。」

    「貴方は、私に誰よりも相応しい、この人生を預けることのできる…一番の殿方であると…!」


    dice1d4=4 (4)

    1:ダイイチルビーを深く抱きしめる

    2:ダイイチルビーに口吻をする。

    3:ダイイチルビーの頭を撫でる。

    4:「あれ?お嬢?…とお嬢のトレぴ?」

  • 169二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:35:31

    ウソだろ!?

  • 170二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:36:04

    もうええやないですか!!!+(懇願

  • 171二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:37:20

    なんんんんんんでやねんッッッッッッ

  • 172太陽25/01/26(日) 18:42:23

    「おーーーい!お嬢ッむごごごご」

    「ちょっちょっちょっ…!ヘリオス…!今はだめだって…!」

    「人の恋路をナンタラは、驢バに蹴られてタヒんじまえ、という言葉がありますよ。」

    「むぐーっ!むぐっぐむぐぐぐぐ…!」


    ちらりと向こうに見えるのは、ヘリオスさんとミラクルさん…ゼファーさんか。ミラクルさんが止めてくださっているお蔭で横槍は入らずに済んでいるが、居なかったらどうなっていたことやら。…というより、このデート中ちらほらと彼女を見かけた気さえもする。


    「っ…!」

    「ルビー?どうしたんだルビーっ!?」


    途端に走る頭痛。…それと同時に、響き渡る豪勢な音楽――(クラシックとかではなく、もっと俗的な…賭博場で響き鳴り渡る様な音)――と共に、視界にはゴテゴテに修飾された『コングラッチュレーション』の文字(カタカナ)。


    『おめでとうございます!おめでとうございます!』

    『ゲームクリアおめでとうございます!』


    …頭を内側から叩き割るかのように叫ぶ合成音声。…この雰囲気を、彼女以上にぶち壊す存在があるとは思わなかった。

    『トレーナー攻略ゲームクリア、おめでとうございます!』

    『 dice1d4=1 (1)


    1:もう一度はじめからプレイなさいますか?

    2:数秒後、このゲームは自動的に削除されます!

    3:次の攻略対象に移りますか?

    4:(何処かで聞いたことのある声だ…)あー、テステス

  • 173前スレ主≠現スレ主25/01/26(日) 18:42:29

    ...次スレの準備してた方が良いですかね…?

  • 174二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:48:47

    >>173

    収まりが付かなさそうなら…

  • 175太陽25/01/26(日) 18:50:27

    …何を言い出すかと思えば。答えはNOだ。

    『それはそうでしょうね。こんなに幸せなのですから。』

    …そもそも、貴方は何者なのですか。

    『答える必要はございません!はじめからやり直されないのであれば、このゲームは数秒後に自動的に貴方からアンインストールされます!』
    『ご安心を!ゲームが終わったからといって、貴方達二人の関係性がもとに戻ってしまうことはございません!』

    …そうですか。最後に一つよろしいでしょうか。

    『なんでしょうか!私も数秒後に、自動的に削除されます!』

    「ありがとうございました。」
    貴方が居なければ、私と彼は一生あの関係のままだったでしょう。最初は、不愉快な玩具だとばかり思っていました。しかし、貴方の言葉に嘘偽りはなく、こうして私をここまで導いてくださいました。…福の神、が居られるのなら、貴方のような存在なのかも知れませんね。

    『フンギャロ!!そこまでの存在ではありませんよ!私はなんというか、お節介なお姉ちゃんと言いますか!』
    『あーあー!時間がありません!ゲームプレイ、ありがとうございました!ありがとうございました!』

    …忙しないゲーム運営だった。あれで務まるのだろうか?…彼の頭上を見上げると…数値は、見えなくなっている。

    「…大丈夫か?ルビー。」
    「はい、問題ありません。…ご心配をおかけしました。」
    「…何かあったら、頼ってほしい。」
    「承知しております。貴方ほど、頼りになる存在は居ませんので。」

    そう告げながら、私はそっと彼に――――

  • 176太陽25/01/26(日) 18:54:02

    月曜日の朝。
    「おはようございます。」

    朝方、教室に向かう前にトレーナー室へ立ち寄る。
    彼は休日を除いて、毎朝ここで朝刊を読むのをルーティンにしている。今朝は一族の記事が紙面に出ているため、早い内に所感を伺おうとこうして足を運んでいるわけだ。

    …と言うのは…彼に会う口実かもしれない。

    等と思考を巡らせつつ…トレーナー室の扉を開ければ、新聞を広げた…私の大切な人がそこに居た。

    「――――おはよう、ルビー。」

    「おはようございます。私の―――トレーナーさん。」

    EndingPattern.A
    「ダイイチルビーの華麗なる恋慕」TrueEND

  • 177太陽25/01/26(日) 18:57:00

    後半、些か駆け足でしたがこれにて『トレーナー攻略ゲーム』クリアでございます。
    皆さんがリアルタイムでくださる感想は、これ以上無いモチベーションになりました。ありがとう存じます。
    ダイスの目次第で、いくつかエンディングパターンは用意していたのですが、軌道修正をしつつなんとかTrueにたどり着けてよかったと思います。

    最後に。ほぼ丸一日、拙い文章にお付き合いしていただき大変ありがとうございました。

  • 178二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:57:04

    「EndingPattern.A」と書いているのを見るに他にもルートを用意していたんですね、
    いちいち考えるのめんどくさそう...なにはともあれお疲れ様でした、良いssを見せてくれてありがとうございますた

  • 179二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 18:59:13

    うーむいいスレだった。執筆お疲れ様でした!

    お姉ちゃんが担当なら次回は妹を導いてくれよな!

  • 180二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:00:12

    グッドゲームやったで! 途中かなり頭抱えてそうやったのもな(悪い顔)

  • 181二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:01:02

    シラオキ様製のゲームだったのか…
    良いスレありがとうございました。

  • 182二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:01:07

    ありがとう
    幸せとイチャイチャ摂取できて大変満足!

  • 183二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:02:02

    こちらこそ楽しかったです
    ありがとうございました

  • 184二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:02:09

    TrueEndでよかったよかった、お疲れ様!!楽しかった!

  • 185二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:02:42

    シラオキ様良いトレウマありがとう!

  • 186二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:06:51

    お疲れ様でした、個人的になかなかないトレルビ摂取できたので生きられます…

  • 187太陽25/01/26(日) 19:09:58

    【蛇足】
    運が絡むダイスすれば都合上、自分で用意したとは言え想定外なことも多く起きました。
    具体的にはルビーとルビトレがクソボケすぎること、マックイーンが一心同体しだしたこと、悉く救済ルートを回避したあたりになります。
    さらに、道中にあった(ルート解放)を踏んでいた場合パターンAにはなりませんでした。

  • 188太陽25/01/26(日) 19:13:40

    【おまけ】

  • 189二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:16:31

    ぷは~!えがった~!(亀仙人感)

  • 190二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:19:56

    >>187

    >>188

    うおおおおお!可愛いいいい!

  • 191二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:21:42

    割と危なかったんだな…まあ結果的に盛り上がったしハッピーエンドだからヘーキヘーキ

  • 192二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:38:23

    いいスレでした~
    特にルビーの心理描写好き、丁寧そして綺麗な文体です
    願わくばシリーズ化したい、という願望
    シラオキ様の幸あれ

  • 193二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 19:59:16

    ハッピーエンドでよかったです、乙でした!!
    別キャラ編も見てみたくなってしまった

  • 194二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 20:10:05

    この短時間で素晴らしい密度の文章を練り上げる腕前、誠にあっぱれ
    見事結納まで漕ぎ着けたその豪運お見事
    素晴らしいスレを生み出したスレ主と建主、住民たちに感謝

    いやーいいもん見れたわ今日はよく眠れそうだ!
    お疲れ様!

  • 195二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 20:33:37

    フンギャロ乙

  • 196二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 20:43:24

    ハッピーエンドでよかった。お疲れさまでした。

    無事TrueEndで終わったからこそなのか、他のエンディングが気になってしまう……

  • 197二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 20:48:32

    出だしのまさにルビトレって感じのダイス出目がすごく笑いましたwww

  • 198二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 21:03:37

    完走お疲れ様でした!

  • 199太陽25/01/26(日) 21:10:55

    シリーズ化かあ、するとしたら次はどうしましょうか。

    ドリームジャーニーと殿下のエミュレーションであればわりかし自信がありますが…ではダイスで。

    dice1d11=7 (7)

    1:ドリームジャーニー

    2:ファインモーション

    3:ニシノフラワー

    4:ダイタクヘリオス

    5:セイウンスカイ

    6:マチカネフクキタル

    7:スペシャルウィーク

    8:サイレンススズカ

    9:ケイエスミラクル

    10:アドマイヤベガ

    11:ダイイチルビーで別ルート


    では、もしまた何処かで出会うことがありましたら。

  • 200二次元好きの匿名さん25/01/26(日) 21:13:49

    北海道行き確定!

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