- 1二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 15:37:12
- 2二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 15:41:59
- 3二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 15:43:55
- 4二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 16:17:32
前回のあらすじ
・シャーリーが帝国最強の騎士になってシャーリー母は気苦労が絶えず。
・シュナイゼルはランスロットの量産化を計画。アロンダイトがシャーリーの新しい専用機に。
・シュネーとレド、キャメロットへ出向しテストパイロットに。坊ちゃんのシュネーはシャーリーがキャメロットにいることを知らずレドに揶揄われる。
・キャメロットはエリア2のデモ鎮圧に向かうが、総督の娘が通っている学校がデモ隊に占拠され他の生徒や教師と共に人質に。
・シャーリー隊はデモ隊のKMFを最後の1機まで追い詰める。レドは余裕こいたことをシャーリーに怒られシュネーに呆れられる。
・最後の1機が総督の娘を連れ去ろうとするのをシュネーが足止め、シャーリーがMVSで仕留め娘を無事救出。ちなみにマリマヤはこの場面でヴァリスを『フルバースト』でブッ放した模様。
・任務後エリア2総督のもとへ挨拶に行き、曇りなき笑顔で総督の娘をキュンッさせる。
・学校を襲ったのは雇われの傭兵でデモとは無関係。シャーリーは総督との価値観の違いを感じてやや曇る。その後レドとブリタニアの歪さについて少し話す。 - 5二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 16:47:25
あらすじその2
・カレンはインド軍区でピースマークのオズから紅蓮の新しい右腕を受け取る。
・ランスロットの量産化計画「ヴィンセントプラン」の為の公開試験に向けてランスロットトライアルの調整始まる。トライアルのテストパイロットとしてトーマス・キンメルが出向してくる。その際シャーリーは自分が『電光石火』と呼ばれていることを知る。
・公開試験の会場でシャーリーは道に迷ったオルドリンとマリーベルを道案内。その時に少し自分のことを話す。
・公開試験が始まるが反乱組織「ネオ・タレイラン」乱入、臨席しているシュナイゼル他皇族達の命を狙うも、スザクの登場であっさり壊滅。
・シャーリーはスザクと再会するがスザクはカリブへ向かう。この時シャーリーはスザクの雰囲気が変わったのを感じ取る。 - 6二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 17:07:37
あらすじその3
・マリーベルとグリンダ騎士団数名がアッシュフォード学園に訪れる。ミレイとリヴァルは視察前にブラックリベリオンのこと、学園のマイナスイメージについて話す。翌日マリーベル達が中華連邦に向かった後、ヴィレッタが現れ2人をシャルルのもとへ連れて行く。
・シュネー・レド・キンメルの出向が終了。シュネーとレドはスザクの親衛隊に選ばれシャーリーとまた一緒に戦うことを願う。
・神楽耶一行は中華連邦の協力で海に沈んだガウェイン回収。神楽耶は大宦官に釘を刺す。
・カリブから帰還後、スザクはシュネーとレドを親衛隊に迎え「コノエナイツ」と命名。
・シュナイゼルから新たにE.U.での任務を与えられる。シャーリーや他ラウンズも参加。
・シュネーはスザクの親衛隊になったことを親に報告するも一族の恥と謗られる。
・シャーリー、スザクとゼロと最近のアッシュフォード学園について話す。
・カレン、宿泊先の宿でベニオと出会う。
・ベニオ、紅蓮を目撃しカレンが黒の騎士団だと知るが、カレンをブリタニアに売ろうとするオーナーに脅される。 - 7二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 17:50:57
シャーリー及び対抗相手の戦闘力(合計値で勝負)
現在のシャーリーはスザク・カレン超え
※スレ主のイメージで設定
スザク・カレン超え 🎲×10+900
スザク・カレン並み 🎲×9+720
星刻・ビスマルク並み 🎲×8+560
藤堂・ナイトオブラウンズ並み 🎲×7+420
四聖剣並み 🎲×6+300
ルルーシュ並み 🎲×5+200
モブ兵士・モブ騎士団員並み 🎲×3+60
素人並み 🎲×1±0 - 8二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 18:19:46
現在のシャーリーが軍人でいる理由
「父の仇を討つため(ゼロ・黒の騎士団への復讐)」51%
「自分と同じように大切な人を失って悲しむ人達を出さないため(人助け)」49% - 9二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 19:19:34
保守
- 10二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 19:41:54
保守
- 11二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 19:42:01
建て乙
- 12二次元好きの匿名さん25/01/30(木) 22:14:30
〜〜〜
<コンコンッ
カレン「…どうぞ。」
<ガチャッ…
ベニオ「………」
カレン「あら、ベニオじゃない。どうしたの?」
ベニオ「…逃げてください。」
カレン「え?」
ベニオ「カレンさん、逃げてください!ここのオーナー、カレンさんが黒の騎士団だと知っててブリタニアに売る気です!」
カレン(………やっぱりね。)
ピッ…
カレン「私よ、"港の内通者"に動きがあったの。紅蓮を回収してそっちに合流するわ。」ピッ…
ベニオ「………私の話、信じてくれるんですか?」
カレン「ええ、あなたはそんな嘘をつくような子には見えないからね。真っ直ぐな目を見れば分かるわ。」スタスタ…
ベニオ「カレンさん………」
カレン「だからベニオ…痛かったらごめんね?」ガシッ
ベニオ「へ?」 - 13二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 07:09:19
〜〜〜
オーナー「ええ、倉庫の2階に紅月カレンを閉じ込めています。ナイトメアは1階です。」
ブリタニア兵A「そうか。おい、ブルーバロンズはまだ着かないのか?」
ブリタニア兵B「先行部隊がこちらに向かっている。指示を仰ぐから少し待て。」
ブリタニア兵A「あの紅いヤツはもう目の前だ。早くしてくれよ。」
オーナー「あのー…お代の方は…」
ブリタニア兵A「ヤツを捕まえてからに決まってるだろ。暇なら見張りでもしてろ!」
オーナー「は、はい!」
〜〜〜
ギュッ…
ベニオ「あ、あの!どうして私は縛られてるんでしょうか!?」
カレン「あなたの為よ。港の人達やブリタニアの連中に何があったのか訊かれたら、「紅月カレンに捕まって縛られた」って答えて。」
ベニオ「え…?」
カレン「そうすれば、『私が逃げるのにあなたが手を貸した』と罪に問われることは無いわ。今まで通りここで働ける。」
ベニオ「そんな…!それじゃカレンさん達が悪者扱いされちゃいます!」
カレン「そういうのはとっくに慣れたわ。よし、これで動けないわね。」
ベニオ「………」 - 14二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:10:30
ベニオ「カレンさん!私も連れてってください!」
カレン「えっ?」
ベニオ「私、1年前の行政特区で両親を亡くしたんです…他に親戚もいませんし、行くところが無いんです…」
カレン「…」
ベニオ「だから…!」
カレン「駄目よ。」
ベニオ「えっ………」
カレン「私達は指名手配犯、一緒にいたらあなたも危ないわ。」
ベニオ「違います!カレンさんは正義の味方です!」
カレン「それに、今は息を潜めてなきゃいけないの。もし、あなたのその気持ちが本物なら…」
カレン「"その時"が来たら、黒の騎士団に来なさい。」
ベニオ「その時…?」
カレン「成功すれば分かるわ。………いいえ、絶対に成功させる。だから、それまで待ってて?」
ベニオ「………分かりました。」
カレン「ありがとう…それじゃあまたね、ベニオ。」 - 15二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 18:03:44
- 16二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 20:21:01
〜〜〜
バニングス「何!?またしても逃げられたのか!?何たる失態を…!」
カラス「紅月カレンめ…だが、これで奴らがエリア11に戻って来たことは確実となった!もう取り逃すことは許されんぞ!」
〜〜〜
卜部「ご苦労だったなカレン。」
カレン「こっちは大丈夫よ。そっちは?」
卜部「お前が神戸で連中の目を引いてくれたおかげで、こっちは和歌山で充分な補給が出来た。キョウトが隠していた予備戦力も回収出来たし、上出来だな。」
カレン「あの青い奴ら、私達が長崎を嫌って神戸に向かうと"予想するだろう"ってのが当たって良かったわ。囮作戦成功ね。」
卜部「ああ、お前のおかげだよ。危険な目に遭わなかったか?」
カレン「ええ、大丈夫よ。助けてくれた子がいたから。」
〜〜〜
「大丈夫かいベニオちゃん?こんなに縛られて可哀想に…」
ベニオ「ありがとうございます…」
「外はえらい騒ぎだぜ?ブリタニア軍が黒の騎士団に逃げられたってよ。」
ベニオ「逃げられた…良かった…」
「ん?何か言った?」
ベニオ「い、いえ!何も言ってません!」
ベニオ(カレンさん、どうか無事で…"その時"が来たら必ず会いに行きます…!) - 17二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:02:56
〜〜〜
カノン「殿下。本艦は1時間後にジョージアでヴァインベルグ卿、アールストレイム卿、ブラッドリー卿の3人と合流しベラルーシに入ります。」
シュナイゼル「分かった。では、それまで自室で業務をするとしよう。」
カノン「はい。先日の中華連邦の一件ですか?」
シュナイゼル「ああ。例の和平交渉もそうだが急いでいるのはマリーの方でね。」
カノン「マリーベル様の?」
シュナイゼル「彼女は先日の一件で筆頭騎士、オルドリン・ジヴォンを失っただろう?」
カノン「はい。殿下のお命を狙ったテロリストと交戦し、消息不明になったと…それでマリーベル様が落ち込まれているということでしょうか?」
シュナイゼル「いや、むしろグリンダ騎士団の功績を認め、エリアが欲しいと言って来たよ。」
カノン「エリアを?皇族でも限られた方しか統治を許されていないエリアを所望するなんて…」
シュナイゼル「だから他の皇族を納得させる準備が必要でね。」
カノン「…殿下はマリーベル皇女がエリアを治める器であるとお考えで?」
シュナイゼル「ああ。マリーにはその資格がある。父上も認められているからね。」
カノン「皇帝陛下までもが…」
シュナイゼル「と言う訳で、しばらく任せるよ。」
カノン「イエス、ユアハイネス。」 - 18二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 07:04:09
〜〜〜
V.V.「聞いたよシャルル。例の計画に修正が入ったんだって?」
シャルル「はい。予定していた監視役が駄目になってしまったので致し方なく…」
V.V.「ああ、アッシュフォード学園がテロリストに襲われたゴタゴタに"巻き込まれて"…だったね。」
シャルル「…兄さんは知っていたのでは?」
V.V.「いや、知らなかったよ?まあいいや、他にも同じ様な事が出来るユーザーは他にもいるからね。代わりの監視にはロロを付けようか。"欠陥品"だけど、あの力は使えるよ。」
シャルル「…ええ。既にそのように手配しています。」
V.V.「そっか。他の準備は?」
シャルル「『エサ』に近しい者の操作も済んでいます。後は檻の中に入れるだけです…」
V.V.「それじゃあ、彼女が食い付くのを待とう。C.C.さえ手に入れば、僕たちの願いは成就に近づく…」
〜〜〜
C.C.「その情報は確かなのか?」
「ああ、アッシュフォードって学校で大規模な工事が入ったそうだ。」
C.C.「………分かった。その話、詳しく聞こう。」 - 19二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 08:53:30
〜〜〜
ルキアーノ「同じ戦場にラウンズが何人も集うとはな。今回の任務、それだけ失敗は許されないと見える。」
アーニャ「ラウンズがこんなに集まるの、中々無い。」
ジノ「あの"氷雪の荒鷲"…バルクライ将軍が相手ならば仕方もないだろう。実際、我が軍も奴には手を焼いているからな。」
ルキアーノ「まあ、敵が相手だろうと私には関係の無いことだ。いつも通り…命を奪うまでさ。」
ジノ「またそれか?それの何が楽しいのか理解に苦しむよ…あっ、そうだ。スザクとシャーリーも今回の任務に参加するんだよな?あの2人の戦いぶりは話でしか聞いたことがなかったから、間近で見られるのが楽しみなんだよな♪」
アーニャ「そのことだけど…」
シャーリーはdice1d2=2 (2) と同じ部隊
1.スザク達
2.ジノ達
- 20二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 13:45:21
アーニャ「シャーリーは私達と一緒だけど、スザクは別の部隊だって。」
ジノ「ええっ?あいつだけ私達と別部隊?なんだよ…一緒に戦うの楽しみにしてたのに…」
ルキアーノ「それは残念だな。任命式での決闘で披露したあの実力…あれを『実戦』で見られるかと思って、"少しは"期待していたのだがな。まあ、フェネット卿の戦いを見られるだけよしとするか………と、噂をすれば…」
ウィーン…
シュナイゼル「ふむ、既に3人共集まっているようだね。」
ジノ「シュナイゼル殿下。我らナイトオブラウンズ、馳せ参じました。」
シュナイゼル「ヴァインベルグ卿にアールストレイム卿、ブラッドリー卿もよく来てくれたね。」
ルキアーノ「宰相閣下のご命令とあらば。それと、今回の任務はフェネット卿も参加しているようで…」チラッ…
シャーリー「ど、どうも…」
ルキアーノ「そう緊張することはない、我々は同じラウンズなのだからな。」
シャーリー「は、はあ…」
ジノ「よっ、シャーリー!」
アーニャ「久しぶり。」
シャーリー「うん、2人共久しぶりだね。」
ジノ「今までの活躍は山ほど聞いてるからな。今日はその戦いぶり、しっかり見せてくれよ?」
アーニャ「楽しみにしてる。」
シャーリー「あはは…ご期待に応えるよう頑張ります…」
シュナイゼル「ふむ、そちらの挨拶も終わったようだね。カノン、戦況の説明を。」