- 1第二の太陽25/01/31(金) 12:37:57
「いつか、日本一のウマ娘になる!1番立派になった私の姿を、お母ちゃんたちに見てもらうんです!!」
あの人に、自分の夢を打ち明けてから…きっと私の運命は走り出した。二人で一緒に、苦しいことも楽しいことも、嬉しかったことも悔しかったことも。全部全部共有して、支えてもらいながら―――この三年間を駆け抜けた。
「貴方は私の誇りだよ。」
一緒に北海道に帰ったとき、そう言ってもらった瞬間。私は想いを自覚した。トレーナーさん、私は貴方が―――
そして、今日。授業も終わり、急ぎ足でトレーナー室へ向かう。早く会いたい、次の夢の話をしたい。これからの、私たちの未来の話を―――と、逸る気持ちのままに扉を開けると、いつもは居るはずのトレーナーさんが居ない。
おかしいなあ…と思いながら中へ入ると、見覚えのない大きな箱。前に皆で遊んだボードゲームの箱くらいのもの。箱に書かれているのは…
「『トレーナー攻略ゲーム』…ですか?」
そのへんな名前に惹かれて、箱を開けてみると…
1:メガネと取扱説明書
2:古いゲーム機
3:スカウターのようなもの
4:なにもない…なんだべこれ?
dice1d4=4 (4)
- 2二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:38:40
同じパターンを引いたか
- 3二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:39:22
続編きた!
- 4二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:40:07
このレスは削除されています
- 5二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:42:42
ルビトレと比べるとスペトレは薄味だがどうなるか
- 6第二の太陽25/01/31(金) 12:46:01
「あれぇ?なんもない…なんだべこれ。」
中身は空っぽ。最初はちょされてるんじゃないかと思ったけれどよくよく考えたらトレーナー室に合ったしトレーナーさんが持ってったのかな?
そんな風に考えていると、何もなかった筈の箱の中から突如強い光が放たれ、目が眩む。
「わわわぁっ!?」
唐突な事にびっくりしながらゆっくり目を慣らす。なんにも入ってなかったのに、何が光ったんだろう…?と、箱をもう一度見ようとすると…さっきまであった箱がすっきり無くなっていた。
「あれぇ、なんでっ!?」
どうしよう!もしかしたらトレーナーさんのものかも知れなかったのに…怒られちゃう!?なんて焦っていると、後ろからガラガラガラ…と音がする。トレーナーさんが来ちゃった!どう説明したものかと振り返ると…目に痛みが走る。内側から刺されるみたいな、そんな…
「スペ?どうしたの?」
「ななな、なんでもないんです!えーっとぉ…!」
目をぐしぐしと拭ってトレーナーさんと向き直る。するとトレーナーさんの頭上に数値が浮かび上がっていた。
「本当に大丈夫…?」
トレーナーからの好感度 dice1d100=46 (46)
- 7第二の太陽25/01/31(金) 12:48:55
「あれ?」
46、という数字がトレーナーさんの頭に見える。幻覚かな、と何度も何度も見返すがやっぱり浮かんでいる。
「…私の顔に何か付いてるかな。」
「え、あ!えーっと…! dice1d4=2 (2) 」
1:なんでもないですっ!
2:ごめんなさいっ!あの箱開けちゃって…!
3:46って浮かんでるんです!
4:とと、トレーニングしましょう!ね!
- 8二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:49:52
良くも悪くも指導者と教え子ってレベルかな
- 9第二の太陽25/01/31(金) 12:56:35
トレーナーさんの頭に浮かんだ数値も、箱から放たれた光も気になるけれど、やっぱり…謝らなくちゃダメだ。もしあれが、トレーナーさんにとって大事なものだったら…きっと悲しませてしまう。
「ごめんなさいっ!テーブルの上にあった箱、開けちゃいました!」
「箱?…ああ、お菓子の?全然いいよ!」
あれ?それよりも大きな箱があったと思うんだけどな…トレーナーさんは知らないのだろうか。もしかしたら、さっき届いたばかりの荷物かもしれない。なんて考えをぐるぐる巡らせていると、今度は小さな頭痛を感じた。…さっき目の奥に痛みを感じたみたいにまた何かが起きるのかな?
そんな考えを肯定するように、脳内に合成音声のようなものが流れてくる。
『トレーナー攻略ゲームへようこそ。このゲームは、表示される数値や選択肢を駆使して、愛しのトレーナーを射止めようという、ウマ娘のウマ娘によるウマ娘のためのゲームです。』
「わわわっ!誰…?」
「………スペ?」
トレーナーさんには、聞こえていない?外で誰かが私に声を掛けてきているわけじゃない、私の中で、誰かの声が聞こえてきている…?
『まず、頭上に浮かんでいるのはトレーナーの貴方への好感度です。46というのは… dice1d4=1 (1) 』
1:良くも悪くも普通といったところです。
2:あまり貴方に関心がありませんね。
3:チャンスありという数字です。
4:まあ…指導者と教え子の適切な距離ですね。
- 10二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:58:21
そこまで普通なの!?
ある意味凄くない!? - 11第二の太陽25/01/31(金) 13:04:28
「ふ、ふつう…?」
話を聞いて肩を落とす。私のことを誇りと言ってくれたのだから、少しくらい、ちょっとくらいは私の事が好きなんじゃないかと期待をしていたけれど、それはどうやら勘違いだったらしい。思い上がった自分の考えが恥ずかしくなって、思わず顔を覆ってしまう。
「…やっぱり、体調が悪いんじゃない?今日のトレーニングはお休みにしようか。」
はっとなって視線を上げる。そうだ、トレーナーさんの前であることをすっかり忘れてしまっていた。どうしよう、正直誰かに相談したい気もするけれど… dice1d4=2 (2)
1:大丈夫です!行きましょうっ
2:ごめんなさい、今日はお休みしてもいいですか…?
3:「スペちゃん?大丈夫…?」
4:…これからおでかけしませんか!
- 12第二の太陽25/01/31(金) 13:10:22
「ごめんなさい、今日はお休みしてもいいですか…?」
どうにせよ、こんな調子じゃトレーニングに集中できない。今日のメニューを考えてくれたトレーナーさんには悪けれど、真面目に取り組まないほうがもっと失礼だ。なら今は一旦お休みをもらって、相談するなり、ゆっくり休むなりして明日、しっかり頑張ろう。
「わかった。ごめんね、気づかぬ内に疲れを溜めさせちゃったみたいで…」
「トレーナーさんは悪くないんです!私の気持ちの問題と言いますか…あはは」
そんなこんなで、とぼとぼと一旦教室へ戻ることにした。これからどうしよう…。dice1d4=4 (4)
1:スズカさんに相談してみようかな…?
2:同期の皆に相談してみようかな…?
3:もしかしたら本当に疲れてるのかもしれない…
4:お腹すいちゃったなあ…
- 13第二の太陽25/01/31(金) 13:17:20
大きな音が鳴る。まるで怪獣の呻き声、もしくは猛獣の唸り声?…否、私のお腹の泣き声だ。そういえば、お昼ごはんを食べてから随分と経つ。トレーニング中は頭から抜けるものの、いざ予定が無くなると空いた腹の声がより大きく聴こえてくる。
「お腹すいちゃったなあ…」
食堂に行けば何か食べるものがあるかもしれない。もっと言えば、悩みを解決してくれる知り合いもいるかも知れないし、そうだ。食堂に行こう!
思い立ったが吉日、それ以外はすべて凶というトレーナーさんの教えに従い、食堂へやってきた。
「すみませ〜ん…何か食べるものはありますか…?」
辿り着くまでの間にも着々とお腹はすくものだ。悲鳴を上げるお腹を押さえながら食堂のおばちゃんに声を掛けると、中から出てきたのは意外な人物だった。 dice1d4=3 (3)
1:「スペちゃん?トレーニングのはずじゃ…」
2:「おやおやぁ?スペちゃんじゃありませんかー。」
3:「らっしゃいらっしゃいッ!焼きそばが安いぞッ!」
4:「歓迎ッ!なにが食べたいッ!?」
- 14第二の太陽25/01/31(金) 13:25:03
「ん?なんだスペじゃね〜か!」
「ゴールドシップさん!?」
なんと中から出てきたのは美味しそうな匂いを漂わせたゴールドシップさん。どうして食堂に…と思ったが、彼女は元より神出鬼没であった。とりあえず焼きそばをもらいつつ、席に座って相談に乗ってもらうことにした。
「んで?ゴルシちゃんに相談ってなんだよ?」
「それがですね、ええっと…」
…どこまで話したものか。というより、深くまで話して信じてもらえるのか?ゴルシさんの事だからきっとノリで合わせてくれるだろうけれど…
「ゴルシさん、 dice1d4=4 (4) 」
1:なんだかトレーナーさんの頭に数字が見えて…
2:私、実はトレーナーさんが好きなんです!
3:私、実はゴルシさんのことが好きなんです!
4:私、実は焼きそばのことが好きなんです!
- 15第二の太陽25/01/31(金) 13:36:40
「実は、焼きそばのことが好きなんです!」
「おん、知ってる。」
そう、あの鉄板の熱いステージから漂う香ばしいソースの香りと、弾ける元気をくれるお肉!キャベツの優しさ溢れる歯ごたえはまさに…って何を口走っているんだべ私!ゴルシさんもはんかくさい顔してるし…!こっぱづかし〜…!
お腹が空きすぎて焼きそばのことしか頭になくなってしまっていた。そ、そうではなく…!
「私実は、トレーナーさんのことが好きでして…」
「それも知ってる。」
スズカさんにも話したことのない私の本音…ゴルシさんなら信用して…って
「今なんと!?」
「知ってる。バレバレだぞおめー。」
そ、そんなあ…もしかして、他の皆にもバレていたりするのだろうか。だとしたら今までの私の言動の端々から…なんて考えてると顔がだんだん焼きそばを焼く鉄板のように熱くなってくる。
「あうううう…!」
恥ずかしさで悶えていると、ゴルシさんは考える素振りを見せた後、口を開いた。
「 dice1d4=2 (2) 」
1:んで?スペはどうしてーんだよ?
2:にしても恋愛相談なんて二度目だな。
3:もう襲っちまえば?
4:もう告っちまえばいいだろ。
- 16第二の太陽25/01/31(金) 13:43:32
「にしても、恋愛相談なんて二度目だな〜。」
「二度目?」
なんだか意外だ。彼女はそういった事柄に縁が無いとばかり思っていた。いや、寧ろ飄々とした雰囲気を持つ彼女だからこそこういった悩みを相談しやすいのかもしれない。
「まああたしから顔突っ込んだんだけどな!」
前言撤回である。それは恋愛相談というのだろうか?しかし経験があるのならばやりやすいかも。
「ゴルシさんに相談に乗ってもらった、その子はどうなったんです?」
dice1d4=4 (4)
1:直接聞いてくればいいんじゃねーの
2:宇宙で今結婚式挙げてるぜ
3:え?しらね。
4:「私の話を致しましたか。」
- 17二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 13:48:05
ここで前作主人公のエントリー!
- 18二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 13:54:03
おおおおお
最強(前作主人公)くる - 19第二の太陽25/01/31(金) 14:02:20
凛、とした声に振り返れば、そこに居たのはビコーさんくらい小柄でありながら、会長と遜色ない存在感を放ち、宝石みたいな瞳からは強い情熱を感じる黒鹿毛のウマ娘が立っていた。
「ええっと…?」
「お、パパイヤ田中じゃねーか!」
「ダイイチルビーと申します。」
些か食い気味に名乗るルビーさん。…ダイイチルビー、聞き覚えがあるような…?記憶の山を掘り返していると、かつてトレーナーさんに教えてもらったのを思い出した。なんだか凄い名家の子だったはず。確かええと…
「あ!カレーなる一族の…!」
「…はい。」
アクセントに違和感を覚えますが、と続けるこの子が、ゴルシさんに恋愛相談をした…?双方にすごく失礼だと想うけれど、とてもゴルシさんに相談するような子には見えない。
「その節は、ありがとう存じます。」
ぺこりと頭を下げる姿はまるでお人形のよう。ゴルシさんがバツが悪そうに「薬…たづなさん…」と呟いているのは気にしないことにする。
「ええっと…貴方もゴルシさんに?」
「はい。成り行きではございましたが、彼女が成就の一因であることは間違いございません。」
なんと私の相談相手選びは間違っていなかったらしい。実際に成功した子がいたなんて!期待を胸に膨らませながら、折角なのでルビーさんの話を伺ってみることにする。
「あのっ!ルビーさんはどうやって好きな人と結ばれたんですか!?」
「…そうですね、 dice1d4=4 (4) 」
1:自分の気持ちに素直になった…と言いましょうか。
2:恐らく、参考にはならないかと
3:…『トレーナー攻略ゲーム』…
4:手を繋ぎました。(自信満々)
- 20二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 14:08:55
いや、あれは単にルビトレクソちょろいから
- 21二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 14:09:49
ちょろいというか、不安が解消された結果というか
- 22第二の太陽25/01/31(金) 14:10:12
「手を繋ぎました。」
自信満々にそう答えるルビーさん。唖然とするゴルシさん。しんとする食堂。…聞き間違いだろうか?それはなんというか、結ばれた要因とは違うような?
「あ、あの〜?」
「参考になりましたら幸いです。」
その立ち振舞こそ格好良いが、言っていることは小学生以前の恋愛観である。手を繋いだだけで結ばれるのならば、私は何回トレーナーさんと結ばれているのだろうか。手を繋いだことはあると伝えると目を見開いてあからさまに動揺するルビーさん。この子、もしかして実はポンコツなのかもしれない。大爆笑するゴルシさんを制しながら、他にはなにか無いか聞いてみる。
「…そう、ですね…他の要因は……」dice1d4=1 (1)
1:…デートを、しました。
2:自分に気持ちに素直になった…事でしょうか…。
3:「こけし印のおくすりだろ?」
4:………やはり、あの箱でしょうか
- 23第二の太陽25/01/31(金) 14:30:04
デート。それは親しい男女が遊びに出かけること。出かけた先でちゅーとかすること。そうやってお母ちゃんが言っていた。と、言うことはルビーさんはこの歳で――(中等部だと勘違いしている)――想い人とちゅーをしたのだろう。彼女に似合いそうなスマートな男性と、彼女がそうする姿を想像してしまい…なんだかドキドキしてきた。
「お、大人だべ…!」
何か言いたそうなゴルシさんを無視しながら、ルビーさんの話を深掘りする。自分から相談に乗ってもらっておいてなんだがゴルシさんよりよっぽど参考になるかもしれない。
「…トレーニングの帰り…私の方から週末に約束を取り付けました。」
当日は、ウインドウショッピングをして、昼食をとって、ルビーさんから…とのことらしい。思ったよりも、普通な内容だ。
「…如何に凡庸だろうと…想い人と過ごせば何よりも輝かしい時間となるのです。」
そんな浅はかな私の考えに対して、そう語るルビーさんの顔はとても幸せそうに見えた。
「…以上です。参考になりましたら…幸いです。」
「…ありがとうございますっ! dice1d4=3 (3) 」
1:よーぉし!トレーナーさんをデートに誘ってきますっ!
2:そういえば、ルビーさんはどうしてここに?
3:よーし!まずは焼きそば、いっぱい食べるぞ〜!
4:話を聞いたら走りたくなってきました!
- 24二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 14:37:36
スペちゃんはさぁ…w
- 25二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 14:38:51
食欲が強すぎる…
- 26第二の太陽25/01/31(金) 14:44:39
気合を入れるために、ゴルシさんの焼きそばをぐぁつぐぁつと口に運ぶ。うおォン私はまるでウマ娘火力発電所。
「…それでは、失礼致します。」
そう一言残して静かに立ち去るルビーさん。最初はポンな子かな?と思ったけれど、とても素敵な子だった。言葉の端々から、恋人さんの事を深く思っているんだろうなというのが犇々と伝わってきた。…私も、ふつうだって落ち込んでないで、トレーナーさんに振り向いてもらえるよう頑張らないと…!
「おお、スペ。やる気満々マンドラゴラだな。」
「はいッ!…そうだ!ゴルシさんは、トレーナーさんに振り向いてもらうためにどうすればいいと思いますか?」
「え?ああ…そうだな。 dice1d4=2 (2) 」
1:あたしトレーナーいねぇしわかんねーな。
2:こいつを使え…
3:襲うしか無いんじゃねぇかな
4:焼きそば美味しいか?
- 27二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 14:46:29
ゴルシお前……
- 28第二の太陽25/01/31(金) 14:53:20
「とっておきの秘密兵器だぜ。」
ゴルシさんが渡してきたのは、なにかの瓶。入っているのは…錠剤?ラベルを見ると、こけし印の…なんて読むんだろう?
「あの…ゴルシさん?これなんて読むんですか?」
「ん?あー…、そうッ!なかよしカプセルっつってな。こいつをなかよしになりてー奴と一緒に飲むとなかよしになれんだ。」
何か言い淀んでいたけれど、ゴルシさんが言うのだからそうなのだろう。トレーナーさんと一緒に飲めばいいのかな…?ゴルシさんから秘密兵器も貰ったことだし、そろそろ行動に移ろう!
dice1d4=2 (2)
1:「あら、スペちゃん?どうして…」
2:「ゴールドシップさん?今…」
3:トレーナーさんに謝ってトレーニングをさせてもらおう!
4:トレーナーさんのところに行ってデートに誘おう!
- 29第二の太陽25/01/31(金) 15:03:34
「ゴールドシップさん?」
立ち上がった瞬間、目の前に現れたのは緑の影。ぎょっと目をむき出しにしてよく見ると…
「たづなさん?」
「――――――――……」
理事長秘書の駿川たづなさん。私がトレセン学園に入学したとき、案内してくれた人だ。…その名前を呼んだ瞬間、だんだんとゴールドシップさんの顔が青ざめていく。
どうしてだろうとたづなさんの方を見ると、彼女も彼女で笑顔なのに恐ろしい威圧感を放っていた。
「あ、あの〜?」
「スペシャルウィークさん、そちらの瓶を渡していただけますか?」
いたたまれずに声をかけると、たづなさんは私の持っていたなかよしカプセルの入った瓶を求めてきた。
「こ、これですか?」
「だめだスペ!そいつを渡すなッ!」
「スペシャルウィークさん。」
「え、えぇーっと…!」
dice1d4=4 (4)
1:たづなさんが怖いので差し出す。
2:ゴルシさんのために持ち逃げする。
3:これが何なのか聞いてみる。
4:渡した上でゴルシさんと一緒に逃げる。
- 30第二の太陽25/01/31(金) 15:34:09
「わ、わかりました…!」
おそるおそる、その瓶をそっとたづなさんに引き渡す。たづなさんがなかよしカプセルの瓶を受け取ってラベルを確認しようとした瞬間…ゴルシさんの手を取って食堂を走って抜け出した。
「お、おいスペ!?」
「た、多分あれを渡したらゴルシさんが困るんですよね…!?だから…!」
「お、お前ってやつは…!」
廊下を走るのは危ないし、ゴルシさんの手を引いて走るのは大変。だけど友達を置いていくわけには…!
「待ってください、スペシャルウィークさん。」
「ハ!?」
声に振り向くと、そこには涼しい顔をして追いかけてきているたづなさ…どうしてウマ娘の速度に!?に、逃げ切らないと…!
※スペとゴルシの数値がたづなさんの数値を上回れば逃走成功。
スペシャルウィーク
dice1d500=307 (307)
ゴールドシップ
dice1d500=39 (39)
たづなさん
dice1d9999=4001 (4001)
- 31二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 15:55:58
ト キ ノ ミ ノ ル
- 32第二の太陽25/01/31(金) 16:13:23
※スペ+ゴルシ 346
たづなさん 4001
逃走失敗…
振り切らなきゃ、と思ったときにはスデに二人とも襟首を掴まれていました。私が走り出したときにはまだ動き出していなかったし、いくつか角を曲がっていたはずなのに追いついた…まさに完璧な走り…。にんげんってすごい。私はそう思いました。
その後は、2人で正座させられ説教を受けました。私は廊下を走ったこと、ゴルシさんは…ビヤクをなかよしカプセルと偽って私に渡したこと(なんと二度目らしい)でこっぴどく叱られてしまいました。
「うちの担当が申し訳ございません…」好感度46
「ご、ごめんなさい…」
「友達想いなのは結構ですが、学校のルールは守ってくださいね?」
「はい…」
解放されたのは皆のトレーニングが終わったであろうくらいの時間。…トレーナーさんに迎えに来てもらって…恥ずかしいとこを見られちゃった…。
「スペ、今日は本当にどうしたの?」
トレーナー室でのことも相まって、尚更トレーナーさんは困ったように此方を見てくる。
「トレーナーさん… dice1d4=2 (2) 」
1:本当にごめんなさい…(好感度変動なし)
2:実はその、トレーナーさんのことで悩んでて(好感度変動チャンス)
3:実はその…お腹が空いちゃいました…(好感度+ dice1d10=8 (8) )
4:好きです(好感度変動??)
- 33二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 16:17:58
お!結構ストレートに行った
- 34二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 16:38:39
ダイスの自摸がいいな……さすが主人公
- 35二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 16:40:04
前回と比べるとびっくりの素直さ
- 36第二の太陽25/01/31(金) 17:06:34
「私のことで悩んでる?」
こんなに迷惑をかけてしまったトレーナーさんに、何も話さないというのはきっと不義理だろう。たとえ、私のことをそこまで想ってくれていなくとも、一緒に歩んだ三年間は嘘じゃない。私の想いだって、嘘じゃないから。
「はい、トレーナーさんのことで、です。」
「…なにかしちゃったかな。…悪い所があったら、言ってほしい。絶対に直すから。」
トレーナーさんは申し訳なさそうな表情で私にしっかり向き直る。…この人は、本当にどこまでも誠実な人。きっと私はそういうところに惹かれたのかも。
…全部話すべきだというのはわかっているけれど…何から話せばいいのだろうか。…そうだ。
dice1d4=2 (2)
1:…私!トレーナーさんのことが好きなんです!(好感度+ dice1d20=5 (5) )
2:トレーナーさんは、私のことをどう思っていますか?(好感度変動なし)
3:トレーナーさんの頭の上に数字が見えていて…(好感度変動なし)
4:そういう鈍感な所を直してくださいっ!(好感度-2)
- 37二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 20:40:59
追いついたー!
- 38二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 23:54:09
続きが気になる
- 39二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 00:12:16
前作終わってからずっと待ってた!
- 40第二の太陽25/02/01(土) 00:15:18
「トレーナーさんは私のこと…どう思っていますか?」
じ、としっかりと目を見据える。トレーナーさんは少したじろぐも、私の真剣さを分かってくれたのかちゃんと耳を傾けてくれた。…想いを伝えるのならば、数値だけじゃなくて…ちゃんと言葉で知っておきたい。私への感情を。
「スペは…元気いっぱいで、食べるのと走るのが大好きで…故郷の皆の為に走ることができる… dice1d4=3 (3) 」
1:素敵な子だよ(好感度+ dice1d10=7 (7) )
2:いい子、だよ。(好感度変動なし)
3:私の誇りだよ。(好感度+ dice1d20=7 (7) )
4:でもちょっとぽんこつな子…かな。(好感度変動なし)
- 41二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 00:20:07
50超えた!
- 42第二の太陽25/02/01(土) 00:25:04
「…そして、私の誇りだよ。」好感度46→53
「…!」
好感度が変動した。…信じてはいたけれど、やっぱりただの幻覚ではなかったらしい。誇り…そう想ってもらえるのは、とても嬉しい。でも、今の私はそれだけじゃ満足ができない、欲張りな子だから。
「それだけ、ですか?」
その先の言葉を求めるように、瞳を覗き込む。何時もとは違う雰囲気に、トレーナーさんはずっと困っているようだ。…ごめんなさい、手のかかるウマ娘で。
「え?…うーん…」
dice1d4=2 (2)
1:いまはそれだけ、かな?(好感度変動チャンス終了)
2:そうだなぁ…(スペへの印象 dice1d10=1 (1) 個×好感度上昇+ dice1d5=)
3:…可愛い女の子!(好感度+ dice1d5=3 (3) )
4:「なにしてるの?スペちゃん…と、トレーナーさん」(好感度変動チャンス終了)
- 43第二の太陽25/02/01(土) 00:25:58
またダイスミスですか。凝りませんね私も()
やり直し1× dice1d5=4 (4)
- 44第二の太陽25/02/01(土) 08:13:32
「そうだね…それとスペは…今回の件でも感じたけれど、友達想いだな、って」
「…私は、そう思ってる。」好感度53→57
粘ってみると、もう一つ言ってくれた。…ぎりぎりひねり出したかのような感じでとっても申し訳なく感じるけれど…うん、満足だ。
「ありがとうございます、トレーナーさん。」
「…それで、私についての悩みって結局…?」
そう、大事なのはここから。今のはあくまで確認作業なのだ。ちゃんと素直に、打ち明けよう。
「…ええと、ですね。 dice1d4=4 (4) 」
1:実はトレーナーさんの頭上に数字が見えて…
2:ト、トレーナーさんと…もっと仲良くなりたいなって!
3:トレーナーさんのことがどうしようもなく好きで…
4:(お腹から発せられる怒涛の爆音)
- 45二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 08:28:34
空気の読める胃袋だなあ
- 46二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 09:16:08
結局トレーナーは食欲には勝てないんだべ……
- 47二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 14:51:56
今回は50超えてもなんもない感じか
初期値の関係かな? - 48第二の太陽25/02/01(土) 17:11:54
ぐううううう。
…実に空気の読めない唸り声。今日は本当に1日中元気なおなかだ。
「…ははっ、そんなに真剣な顔してるのにそんな可愛い音を鳴らすなんてスペらしいね。」
「ご、ごめんなさい…!」
今はお腹なんて抑えておかなきゃ、伝えなきゃいけないん……
ぐうううう。
…響き鳴り渡るお腹の音は、どれだけ私が真剣な雰囲気を作り出そうと途端に間の抜けた印象に塗り替えてしまう。これじゃあ今日は伝えられない…し、恥ずかしくなってきた…!
「う、うううう…!」
顔を両手で覆って、思わずその場におっちゃん込む。なして、こんな時に私のお腹はなまらけっぱっとるんだべさ…!?尻尾をぶんぶこと振り回し、なんとか感情を発散させようとする。
「ねえ、スペ。 dice1d4=3 (3) 」
1:続きはご飯を食べながら話そうか。
2:とりあえず、ご飯食べに行こうか。
3:何食べたい?
4:今日は一回解散しよっか。
- 49第二の太陽25/02/01(土) 17:17:37
「何食べたい?」
「えっ、えーっと…!」
私から話を打ち明けようとしたのに、こんなわやな事になっちゃって、気を使わせてしまっただろうか。…ああ、普通ってそういうことかな。こういうところがあるから、トレーナーさんは私を女の子としてみてくれないんだ。
耳を折りながら今までの自分の言動を思い返してみれば、私のことをそういう風に思ってもらえるような行動なぞどこにあっただろうか…?
そんな風に、私が自分の世界でぐるぐると頭を悩ませているとトレーナーさんは優しく微笑んで続けてくれた。
「…そうだな、当ててあげよう。dice1d4=1 (1) だね?」
1:焼きそば
2:にんじんハンバーグ
3:お寿司
4:ラーメン
- 50二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 17:20:37
よし、ゴルシの焼きそば買ってピクニックデートだ!
- 51二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 18:41:32
純粋!
- 52二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:46:12
良いトレーナーだ…
- 53二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 04:04:32
ここまでは順調なのか?
- 54第二の太陽25/02/02(日) 08:06:17
「スペが食べたいのは…焼きそばだね?」
「あ……。」
正解の音を鳴らすかのように応える私のお腹。この際だ、トレーナーさんに話題も振ってもらったことだし、いったんご飯にしようか。
「は、はい…。」
頬を赤らめ、目を逸らしながら肯定する。恥ずかしいものは恥ずかしい。
「うん、そうだね。じゃあ… dice1d4=2 (2) 」
1:一緒に食べに行こうか?
2:食べながらでいいから、続きを聞かせて。
3:今日は一旦解散して、明日聞かせてほしいな。
4:うちで食べてく?
- 55二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 08:59:01
デートだ!
- 56二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 09:05:56
デートか……?
- 57二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 09:06:51
色気と食い気!合わせて全部ゥッ!
- 58二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 13:46:05
いい雰囲気だけど食べ物がちょくちょく混ざってくるこの感じ、逆に安心感あるw
- 59第二の太陽25/02/02(日) 16:53:20
「うし…うし……」
ずるずると今日いくつめかの焼きそばをすする。連れてきてもらったのは dice1d4=1 (1) (1:屋台 2:専門店 3:焼きそばが美味しい定食屋 4:ゴルシの屋台)。そこで二人向き合った席で一緒に口へ運ぶ。がっつりとしたソースにスパイシーなソース。うぅん、おいしい。
「…フフ。」
「あっ!」
トレーナーさんが見ているのを忘れていた!というより、話の続きをしなければ…橋をいったん置いてお話をしようとした瞬間、頭痛が走った。
『トレーナーの好感度50達成おめでとうございます。』
頭に響くのは、トレーナー室で聴こえてきた合成音声。そういえばトレーナーさんの好感度、53になっていた。でも、50超えって一体どれくらい?
『疑問にお答えすると、トレーナー好感度50は大体 dice1d4=3 (3) と言えます。』
1:一人の女性として意識し始めている程度
2:相性のいいパートナー程度
3:親しい友人程度
4:フラットな状態、攻略ゲームとしては0と言って過言ではない
- 60二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 16:55:16
隣の席に行け! くっつけ!
- 61二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 16:56:50
このレスは削除されています
- 62第二の太陽25/02/02(日) 16:57:46
『大体、親しい友人程度でしょうか。』
し、親しいお友達かあ…でも一歩前進…なのかも?普通よりはマシかも。いやいや、そんなことより話の続きを…
『50突破を記念して、ゲーム運営からプレイヤーにアドバイスを送ります。』
「アドバイス?」
「…?スペ?」
しまった、口に出てしまっていた。トレーナーさんには聴こえていないことをすっかり忘れていた…話をする前に今の走りについてアドバイスがほしい、と誤魔化しつつも頭に響く声の話に耳を傾ける。
『そうですね、好感度を50以上に上げるには… dice1d4=1 (1) 』
1:適度なボディタッチ等のスキンシップをしましょう!
2:やはりデートが一番です!
3:いっそ襲ってしまいましょう!
4:愛しの彼のことをもっと知っては如何でしょうか!
- 63二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 16:59:11
鬼コスか!
- 64第二の太陽25/02/02(日) 17:01:19
『適度なボディタッチなどのスキンシップをしましょう』
ボディタッチ!?そ、そんなの私には無理だべ!!他に方法は…ッ
『dice1d4=3 (3) 』
1:ありません。
2:ありません。
3:ありません。
4:…そうですね。彼のことをもっと知ってみる、とか。
- 65第二の太陽25/02/02(日) 17:06:33
『ありません。』
そ、そんなぁ!?い、いやいやいや!もっとトレーナーさんの事を知るとか!?
『ありません。』
ルビーさんみたいにデートとか!
『ありません。』
じ、慈悲は…?
『ありません。』
……うう、こうなったら生粋の道産子スペシャルウィーク、女を見せます…!
「トレーナーさんっ!」
「だから……?どうしたのスペ。ほかに何か聞きたいことある?」
dice1d4=2 (2)
1:おもいきって隣の席に!(好感度+ dice1d20=6 (6) )
2:向かい合ったまま手を握ってみる!(好感度+ dice1d10=)
3:や、焼きそば美味しいです!!(好感度変動なし)
4:ききき、キスを…!!(好感度変動チャンス)
- 66第二の太陽25/02/02(日) 17:07:27
(※何度目のミスですか?4度目くらいです。)
好感度+ dice1d10=3 (3)
- 67二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 17:08:35
前回と言い、ダイス神様が純情だあ
- 68第二の太陽25/02/02(日) 17:14:09
「えいっ…!」
「わわ…?」
とりあえずテーブル越しに手を握ってみると、トレーナーさんは困った様子を見せる。…とうぜんである。食事中、さらにいえばアドバイスを聞いている間にこんな行動をして何が変わるというのか。むしろ引かれるまであるかもしれない。
「…ははっ、どうしたの?」
「あ、え、えーっと…手をつなぎたいな…って?」
「随分いきなりだね?…私はいいけれどさ。」好感度53→56
あれっ…上がった?もしかしてトレーナーさんって結構チョロ――――なんていう考えは蹴り伏せました。
「…そうだな。 dice1d4=2 (2) 」
1:繋ぎやすいように隣の席に行こうかな(好感度+ dice1d20=17 (17) )
2:そろそろ話、聞かせてもらってもいいかな(好感度変動なし)
3:えいっ。(トレーナーからもしっかり握り返す)(好感度+ dice1d5=1 (1) )
4:…食べにくいだろうしちょっと離してもらってもいいかな?(好感度変動なし)
- 69二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 17:18:01
好感度って57に上がってなかった?
- 70二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 17:25:25
>>44で57まで上がっているから、今60ですかね
- 71第二の太陽25/02/02(日) 19:30:40
(※ミスです。なんで好感度管理してないんだ?)
「そろそろ話、聞かせてもらってもいいかな?」好感度60
「あ!ごめんなさい…そうですねっ」
スキンシップも大事かもしれんけど、今するべきはそうではない。…さて、どう切り出せば良いかな…? dice1d4=2 (2)
1:ここはストレートに!トレーナーさんのことが好きです!
2:トレーナーさんの頭の上に数字が見えてて…
3:…じ、じつは好きな人が居まして……
4:「あら、スペちゃん?」
- 72二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:31:23
お?
- 73第二の太陽25/02/02(日) 19:35:26
「トレーナーさんの頭の上に数字が見えてて…」
「数字?」
言ってみたは良いが、それで良いの!?で、でも実際今日トレーニングを休んだのはそれが原因の一端でもあるし…!
トレーナーさんは数巡悩んだような素振りを見せると、私の目を真っすぐと見て「うん、それでどうしたの?」と言った。…これは、信じてくれる…ってことでいいのかな?
「ええっと、それで、ですね… dice1d4=3 (3) 」
1:その数字はトレーナーさんが私をどう思っているかの指標らしくて…
2:その数字は、トレーナーさんの私すきすき度でして…!
3:今朝言った箱のこと…覚えてますか?
4:詳しくは言えないんですけど、その数字のことで悩んでて…
- 74第二の太陽25/02/02(日) 19:40:26
「箱?」
放課後、トレーニング前に――(休んでしまったけれど…)――口にした箱のことを話すことにした。あの時はどうやら思い当たるフシはなさそうだったけれど、話さないわけにもいかないから。
「…お菓子の箱、じゃないんだよね?」
「はい。ボードゲームくらいの大きさの箱で…心当たり、ありますか?」
「いや、ないよ。」
トレーナーさん曰く、その日は荷物が届く予定もなければ自分もそんな箱を持ち込んだ記憶もないとか。で、あればあの箱は一体…?
「…それで、その箱がどうしたの?」
「…実は、 dice1d4=4 (4) 」
1:その箱は『トレーナー攻略ゲーム』って書かれた箱だったんです。(ルート解放)
2:その箱を開けてから、数字が見えるようになって…
3:その箱を開けてから、トレーナーさんがすきですきでしょうがないんです。
4:それ自体は今回の件とはあまり関係ないんですけど…
- 75二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:41:09
日和った!?
- 76第二の太陽25/02/03(月) 00:46:40
「それ自体はその件と関係はないんですけれど…」
そう言うとトレーナーさんは漫画ならずこーっ!という効果音がでそうなコケ方をした。…日和っちゃってごめんなさい…。
「で、でも!その箱がトレーナーさんの大事なものだったらどうしようかな…って思ってたんで…!」
「そ、そっか。…で、数字がどうかしたの?」
そうだ、箱の話をし始めちゃったから話を戻さないと。ええっと…どうしよう… dice1d4=2 (2)
1:これはトレーナーさんの私への好感度らしくて…
2:これはトレーナーさんの私へのすきすき度らしくて…
3:トレーナーさんにだけ見えるので困ってて…
4:…実はトレーナーさんへの告白成功率なんですよね!
- 77二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 01:02:08
うんうん! いいぞいいぞー!
- 78二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 03:43:41
すきすき度って言い方がかわいい
- 79二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 09:55:58
順調かな
- 80二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 16:14:02
保守
- 81第二の太陽25/02/03(月) 18:57:20
(※相も変わらずですが、保守感謝です。)
「すきすき度……!?」
「そ、そうです!」
…ま、間違ってはいないはず。好感度って実際そういうことの筈……。ですよね?と脳内に響く声に問いかけても返事はない。無情である。
「そ、そうなんだ…?ちなみにどれくらいだったの、私のその…すきすき度?」
…その返しが来る想定はせんでしょや…!
「え、えーっと…! dice1d4=4 (4) 」
1:素直に答える。
2:大分盛る。
3:謙遜を込めて低めの数値を答える。
4:ど、どうだと思います…!?
- 82第二の太陽25/02/03(月) 19:05:20
「ど、どうだと思います…!?」
答えに困った時は相手に答えさせるのが一番ってお母ちゃん言ってた。言ってないかもしれない。トレーナーさんもトレーナーさんでその返しはチョッピリ予想外だったのか、悩んだ素振りを見せた。
「そ、そうだなあ…これ言っちゃうと私がどれくらいスペを好きだかどうかバラすというか打ち明けるというか…そう言うことになるよね。恥ずかしいな…?」
はっ、とする。そうだ、実際は数字のとおりだとしてもトレーナーさんの私への好感度自認を確かめるいいチャンスだ。
私ってばいい返しだべ…!
「…うん、多分… dice1d4=1 (1) 」
1:60…くらいかなあ…
2:………80っ(スペのために盛って答える)
3:…80かな?(本当にそう思っている。)(好感度+ dice1d10=10 (10)
)
4:わ、わかんないなあ…(日和る)
- 83二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 19:31:56
さすがだ。自分を客観的に見ることができている
- 84二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 20:33:54
トレーナーさんが堅実で真摯でいい人すぎるのだ…
- 85二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:58:18
自分をも第三者の目で見ることができる男…(ゴクリ)
- 86第二の太陽25/02/04(火) 00:04:16
「60くらい…かな?」
どんぴしゃりである。つまりこの数字は本当に本当に、正確な数値を出しているというわけで。内心実はもうちょっと好きでいてくれるんじゃないかとかいう私の幻想は目の前に山盛りに積まれた焼きそばのように儚く消え去った。
なんというか、前々から優秀なトレーナーさんだとは思っていたけれど、担当ウマ娘だけでなく自分のこともよくわかっている人だ。
…攻略、できるのかな。
※スペシャルウィークには非公開情報
トレーナーは60くらいという数値を dice1d4=2 (2)
1:実際にそのくらいだと正確に把握した上で口にした
2:教え子にそんな感情を抱いてはいけないという自分への戒めを込めて口にした
3:あくまで競技者しての評価値を答えたつもり
4:恥ずかしいので誤魔化した上で偶然当てた
- 87二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:24:54
これは脈はアリということですな…
- 88二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 01:25:24
理性ですきすき度抑えてるとか誘惑されたらどこまで耐えられるんですかね…
- 89二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 01:33:08
タガが外れたらもう止まらない、ってコト……!?
- 90二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 05:31:41
やはり適度なスキンシップで揺さぶりをかけるのが適策かもしれない……(ぐるぐる目)
- 91第二の太陽25/02/04(火) 09:11:30
―――スペシャルウィークは気づいていなかった。
トレーナーは何も、彼女のことをどうも思っていないわけではないということを。
そして、自分の中のブレーキが作動しているから好感度がそこまで上がっていないということを。
「60…60………うう〜っ。」
(…スペの反応的に、見えているっていう数値も大体60くらいみたいだな。)
※ちなみにトレーナーの潜在好感度(ブレーキが外れるイベントが発生したら自動的に付与される)
好感度60+ 潜在好感度 dice1d20=19 (19)
- 92第二の太陽25/02/04(火) 09:22:16
「……それで、数字が見えているから悩んでる…んだよね?」
「…あ、はいっ」
「…それで、何が困っているのかな。」
……上げたいから等と言えるはずがない!目の前にトレーナーさん居るべさ!!そんなわやな事出来るはずな…
い、いや…もしかしたら今が攻め時なの…かな。ここで自分がトレーナーさんの事を好きだってアピールできれば…意識させることができる…かも?
(…スペが固まった?…何か言いづらい理由なのかも。)
(私の方から言い出してあげたほうが良いかもな。)
「え、えーっと! dice1d4=2 (2) なんですっ!」
「もしかして… dice1d4=1 (1) だからかな。」
1:トレーナーさん(私)の事が好き(40以上でブレーキ破損 dice1d100=31 (31) )
2:目がチカチカして痛い
3:ちらちら視界に映って鬱陶しい
4:その数字を消したい
- 93二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 12:31:31
これちょっとトレーナー側が恥ずかしくなるやつだ!
- 94第二の太陽25/02/04(火) 17:11:06
「目がチカチカして痛いんです…!」
「私のことが好きだから…とか?」
バレてる!!!い、いやでもそんな、素直に言えるわけがないでしょや…!
「あ、あ〜!そうだよね!な、何言ってんだろう私…」
「そそそ、そうですよ〜!」
あ、あれ?でもこれ否定しちゃったらま…まずいんじゃ。場合によっては私がトレーナーさんのこと好きじゃないって思われちゃうとか…な、ないですよね!?
「え、えっとですね dice1d3=3 (3) 」
1:好きなことは認める。(好感度+ dice1d10=3 (3) )
2:好きなことはぼやかす。(好感度変動なし)
3:好きなことを否定する。(好感度- dice1d10=6 (6) 潜在好感度-4)
- 95第二の太陽25/02/04(火) 17:18:02
「そ、そうですよ〜!わわ、私がトレーナーさんを、だなんてっ」
つ、つい否定しちゃった…!で、でででも仕方ないよね?今バレちゃったら…その…まだ60なわけだし…!
「そう…だよね。そのとおりだよ。スペ…」好感度60→54
「あれぇーーーーっ!?」
下がっちゃったあああっ!?い、いや当然かもしれない。つい口をついて出てきたとはいえ恥ずかしい思いをしたあげくにそれを否定してしまうなんて好感度が下がっても仕方ない。
「…目がチカチカして痛い……か。病院とかは…」
「あ、ああ〜…どうなんでしょうか。」
…そういえば病院で検査してみるというアイデアが浮かばなかったのは何故だろう。でもなんでだかわからないけど、お医者さんに頼んでも何も解決しない気がする。それをトレーナーさんに伝えると、スペの感じたことだからとのみ込んでもらえた。
「…なるほど。そういえばそれは私だけに見えるの?」
「え?は、はい。」
「…そっか。じゃあ… dice1d4=1 (1) 」
1:そのすきすき度…が100になったら消えたりするのかな。
2:こうなった原因って心当たりある?
3:暫く私、トレーニング中に居ないほうが良いかな。
4:……どうしよっかあ…。
- 96二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 18:53:58
スぺちゃん、自分の気持ちにうそをついてはいけません
とりあえず腹を切りなさい - 97二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 19:20:50
こればっかりはエルも同意デース。一度日本語で言う「腹を切って話す」をするべきデース。
- 98第二の太陽25/02/04(火) 23:13:58
「そのすきすき度が100になったら消えたりする…のかなあ?」
「…えっ?」
…確かに、そこのところどうなんだろう。トレーナー攻略『ゲーム』というのだから、クリアすれば終わるのかな。…と、考えるとがつんと頭を殴られるような痛み。
『お察しの通り、UI(ユーザ・インターフェイス)はゲームをクリアすれば消滅します。』
『ゲーム開始時に説明した通り、このゲームはトレーナーさんを恋愛的に攻略するゲームです、…クリアは貴方が攻略したと確信したとき。』
再び、合成音声のようなものが聴こえてくる。…やっぱりなかなか慣れない。でも、なるほど〜…私が攻略したと確信したとき…え、初耳!?つまり100になってもクリアでは…ない?
『その通りです。お互い想いあっていても、今まで通りの関係ならばそれは攻略したと言えるのでしょうか。』
…なる…ほど。というか結構お話できるんですね?意外…
『… dice1d4=2 (2) 』
1:ゲームですので、ヘルプがあるのは当然です。
2:話しかけて来なかったのは貴女じゃないですか。
3:本来こういう事はよくないのですが。
4:……アドバイスもご入用ですか?
- 99二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 23:18:16
それをそのままトレーナーさんに話してお試しお付き合いをはじめてみようか
- 100第二の太陽25/02/05(水) 08:49:03
『話しかけて来なかったのは貴女じゃないですか。』
え、そ…そんな聞かれなかったから詳細を話さなかったみたいに…しかし確かに話しかけるという発想に至らなかったのは私だ。きっと他にプレイヤーが居るのならばすぐに思い至っていただろう…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「くしゅっ…」
「大丈夫か?ルビー。」
「…問題ありません。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「スペ?おーい…」
「あっ!はい!」
そうだ、ぽけっとしていてトレーナーさんを置き去りにしてしまっていた。ええと…そうだ。好感度を100にすればクリアできるかどうか…だったよね? dice1d4=3 (3)
1:た、たぶんそう…かな?
2:え、ええと…それだけじゃ無理みたいで…
3:トレーナーさん、好きです!
4:多分、トレーナーさんが私のことを大好きにならない限り…
- 101二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 17:57:00
ここにきてドストレート!
- 102第二の太陽25/02/05(水) 18:15:35
「…トレーナーさん、好きです。」
口をついて出た言葉。ずっと胸の内にあったもの。それが何故いま出てきたのかは分からないけれど、本当の気持ち。
「…えっ?」
「……あっ、えっと!」
咄嗟なことで考えがまとまらない。どうして今!?と、とりあえず今は誤魔化すしか…いやでもさっき誤魔化して、好感度が下がったし…!
「スペ、あの…」
「えっと…!」
dice1d4=3 (3)
1:私の本当の、気持ちですっ(好感度+ dice1d5=4 (4) &ブレーキ破壊)
2:わわわっ、忘れてだひゃっ(好感度+ dice1d12=2 (2) )
3:い、いまのは違くって…!(好感度変動なし)
4:わわっ、私とトレーナーさんが付き合えばクリアになるかなって…!(好感度+ 5)
- 103二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 20:12:23
日和っちゃった!
- 104二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 20:20:18
なぜそこで直球ど真ん中ストレートで告白しない!
告白できないのか!
告白したくないのか!
告白する度胸もないのか! - 105第二の太陽25/02/06(木) 01:34:29
日本一のウマ娘、レースの度胸はともかく恋愛に関する度胸はないようです。
「違う…そ、そうだよね。聞き間違いかな…」
「あ、え、えっと…! dice1d4=2 (2) 」
1:聞き間違えではない、です!
2:照れちゃって誤魔化しちゃいました…!
3:そそそそ、そうです!
4:好きじゃなくて、大好きなんです!
- 106第二の太陽25/02/06(木) 01:39:20
「………それって、つまり?」
「そ、その…何も間違えていない…的な?」
居た堪れなさから目を逸らし、頭のてっぺん、耳の先まで熱を感じながらぎゅっと目を瞑る。言った。ついに言ってしまった。…私の想い…。
「…それは、ええと。トレーナーとして?クリアするために言ってみただけ?それとも…本当に、私のことを?」
…ここの答えは、重要なところかもしれない。慎重に考えて…しっかりと答えなきゃ。 dice1d4=2 (2)
1:と、トレーナーさんとして、です!(好感度変動なし)
2:クリアするため、です…(好感度-5)
3:ひとりの…人として…です…(好感度+ dice1d10=4 (4) )
4:……答えなくちゃ、だめですか…?(赤面、うる目、上目遣い)(好感度+ dice1d20=16 (16) )
- 107二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 03:08:32
流れ悪いな
- 108二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 03:38:11
数値は渋かったけど流れはよかったルビー編は本当にマシだったんですね…
- 109二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 03:48:13
スペさんが大事なところで日和るから…
- 110二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 09:47:24
これは時間かかりそう
- 111第二の太陽25/02/06(木) 09:55:04
「クリアするため…ですっ…」
勇気が出ない。
本当の気持ちを打ち明けることはこれほどまでに…難しいことだったのか。さっきからずっとずっと、あと一歩のところが踏み出せない。まるで、雨で濡れ、泥に塗れた芝に足が取られてしまうかのように。…スズカさんに怒られてしまうかもな…。
「…そっか、そうだよね。」好感度54→49
「―――――――…」
そりゃあ、そうだ。クリアするために仕方なく…なんて心象を悪くしてしまって当然のこと。…でもやっぱり…目に見えて好感度が下がるというのは…心にくるな…。
dice1d4=2 (2)
1:「…スペシャルウィークさん。」
2:「…スペちゃん?」
3:「ん?誰かと思ったらスペじゃねーか。よく会うなあ…」
4:「…とりあえず今日は解散しようか。」
- 112二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 13:03:15
これはスズカさんか…グラスか?
- 113二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 18:20:27
助け舟
- 114二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 18:36:44
キング以外の黄金世代、マルゼン、スズカ、テイオー、ウララ、フジ寮長、チケゾー、トプロ、ライアン、ボーノ、両マチカネあたりが候補かな
好アシストに期待 - 115二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 20:31:26
スペちゃんって言う子多いな
- 116二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 21:02:27
一応最初よりは上がってるけどちときつい流れだな…
- 117二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 21:19:11
スぺちゃん、トレーナーさんの匂いは好きかい?
そう言えば、いい香りがする人とは遺伝子から相性がいいって言うね - 118第二の太陽25/02/07(金) 02:51:16
話しかけてきたのは… dice1d4=3 (3)
1:サイレンススズカ
2:グラスワンダー
3:エルコンドルパサー
4:セイウンスカイ
5:マルゼンスキー
6:トウカイテイオー
- 119第二の太陽25/02/07(金) 03:02:25
「おや?やっぱりスペちゃんじゃないデスか!奇遇、会遇、遭遇デェース!」
「エ、エルちゃん?」
声をかけてきたのは私の同世代のウマ娘、エルコンドルパサーちゃん。普段から快活に明るく振る舞う彼女の来訪は、正直に言えば助かったと言える。この何とも言えない空気を吹き飛ばすにはぴったりだ。
「エルコンドルパサー、君もこの店に来てたんだね。」
「Si!アタシもお夕飯デス!スペちゃんとトレーナーさんはデートデスかね?」
デート…ちょっと前までの私ならその言葉に舞い上がっていたけれど…
「…デートじゃないよ。こっちも夜ご飯。」
う…きっとこれは、トレーナーさんなりの気遣いだ。私が…好きだって言葉を誤魔化しちゃったから。
「そうだったんデスか? dice1d4=1 (1) 」
1:あの熱烈な告白、てっきりデート中かと!
2:スペちゃんいっつもトレーナーさんのことすきすきオーラマシマシだったので勘違いしちゃいました!
3:…スペちゃん、どうしたの?
4:不穏、不安、心配デス。二人ともなんだかチョッピリ変デスよ。
- 120二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 03:22:43
うーんこの好感度でこれは悪手かもしれんなぁ
- 121第二の太陽25/02/07(金) 03:59:16
「あの熱烈な告白、てっきりデート中かと!」
…あの熱烈な…告白?それって…もしかして?聞かれていた、そう気づいた瞬間じわりじわりと熱がコンドルのごとく舞い戻ってくる。恨めしくエルちゃんの方を見ると、にやにやとマスク越しにも分かる顔で見つめ返してくる。ううう…!
「あ、あれは別に告白ってわけじゃ…ねえ、スペ?」
「あっ…」
トレーナーさんの言葉に硬直する。ここで否定すると…また、ややこしいことになっちゃう。だけれど、でも…
「スペが私を好きなわけないでしょう?」
「ケ? dice1d4=1 (1) 」
1:スペちゃんいっつもトレーナーさんの事幸せそうに話してますよ?
2:そんなはずは…(スペの方を見る。)
3:トレーナーさん…さてはボク・ネン・ジンという奴デスか?
4:…さてはスペちゃん、日和りましたねッ!?
- 122二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 09:50:57
これは好転するか?
- 123第二の太陽25/02/07(金) 19:00:25
「スペちゃんいっつもトレーナーさんの事幸せそうに話してますよ?」
「…え?」
「ああっ…!?」
きょとんとした顔で口にするエルちゃん。呆然とした顔のトレーナーさん。言われると思っていなかった話をされた…私。
「どどどどどっどどどどどど…」
「エンジンかなにかデスか??」
「どうして言うのーーーっ!?」
私の魂の叫びに耳をふさいで尻尾をピンと立ててびっくりするエルちゃん。トレーナーさんは情報の整理に時間がかかっているようで目をパチクリさせている。
「ど、どうしてって… dice1d4=1 (1) 」
1:スペちゃんいっつも肝心な時に日和るじゃないデスか…
2:愛、デスよッ!
3:なな、何か悪かったデスかね?
4:だってスペちゃんあんなにいつもすきすきオーラ出して…
※スペには非公開情報
好感度
エル→エルトレ dice1d100=73 (73)
エルトレ→エル dice1d100=93 (93)
- 124二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 19:01:21
うわー、スぺちゃんピンチ
ピンチはチャンス? うんまあそう - 125二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 19:02:02
これはもう素顔見せイベントも済んでそうなガッチリモード
- 126二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 01:25:52
行けッ!トレーナーが動揺してるうちに、一発かまして悪い流れを変えるんだ!
- 127第二の太陽25/02/08(土) 03:15:04
「スペちゃん、いつも肝心な時に日和るじゃないデスか」
「よ、余計なお世話だよぉ〜っ」
エルちゃんの傍に寄り、ぽかぽかと叩く。自分のトレーナーさんととっても仲の良いエルちゃんに私の気持ちはわからないのだ。
「でも、こういうときにアタシ達が背中押さないと…」
「ううううううう!!!」
トレーナーさんと一緒だということも忘れ、必死に彼女に不満を訴える。すると神妙な顔をしていたトレーナーさんが漸く口を開いた。
「…スペ、もしかして… dice1d4=2 (2) 」
1:さっきのって恥ずかしくて…?(誤解が解ける)
2:もしかして、私のこと好きなの?(誤解が解ける+ブレーキが壊れる)
3:好きな人が居るの?(さらなる誤解を生む)
4:尋常じゃないくらい疲れてる…?(クソボケ)
- 128二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:19:34
おおっと?
- 129第二の太陽25/02/08(土) 03:32:19
ずっと気になっていた。
今日のスペはやけに挙動不審だった。…とうぜん、例の数字が関係していることは自明の理ではある。それ以上になにか…最終直線で踏み込んだかと思えば逆噴射したり…かと思えば凄い追込みをかけてまた逆噴射…みたいに、伝えたいことを伝えられない状況であったのは間違いない。
そして…すきすき度とやらにやけに拘ったり、手を繋いだり…唐突に好きだと告白してきたり。スペはクリアをするためだと言い訳をしていたが…もしかしてあれは…エルコンドルパサーの言うとおりであれば…恥ずかしくて誤魔化した?…と、すれば
彼女は、私のことが好きなのか?
…なんだって!?私の事を…そういう風にっ…
「――――――っ…!」
「あ、あの…!トレーナーさん…?」
「ごめん…ちょっと今は顔を見ないでほしい…っ」
だめだ、目を逸らす事しかできない…!
好感度 49 +15(潜在好感度解放)+ dice1d20=17 (17)
- 130二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:55:03
いけっ
- 131二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:58:46
好感度81まで来た!
- 132二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 05:20:52
ものすごくあがる
- 133第二の太陽25/02/08(土) 08:29:16
トレーナーさんの顔が真っ赤だ…それに
「あー…くそ、教え子の前でっ…」好感度49→81
好感度が爆発的に上がってる…なして??
「…もしかしてアタシ今お邪魔デスかね?」
アタシ何かやっちゃいました?みたいな顔して頭をポリポリ掻くエルちゃん。…いやでもどっちかというと居てくれた方がありがたいような…!
dice1d6=1 (1)
1:「じゃあエルはお先に…」(エルコンドルパサーが去る)
2:「エ〜ル〜?」(???????襲来)
3:「…でもさ、スペ…私女だけど…」(まさかの女性トレ判明)
4:「わ、私も…好…や、やっぱりなんでもない!」(平行線)
5:『好感度80突破おめでとうございます。』(なんらかのボーナス)
6:「きょ、今日は一旦解散しよっか!?」(へたれトレーナー)
- 134二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 09:10:26
お先にうまぴょいするんですね?
- 135第二の太陽25/02/08(土) 17:25:46
「ではお先に…お邪魔者は早々・退散・退場デースっ」
「あ、ああっ!?」
そう言うとエルちゃんは自分のテーブルへ戻っていってしまった。残されたのは、自分の想いをあけっぴろげにされた哀れなウマ娘と、どうにも顔を合わせてくれない一人の人間。き…気まずい…!しばしの沈黙のあと、静寂を破ったのは dice1d4=1 (1) だった。
1:トレーナーさん
2:勇気を振り絞った私
3:追加注文を持ってきた店員さん
4:頭に響く合成音声
- 136第二の太陽25/02/08(土) 17:32:37
「…エルコンドルパサーの言葉は……」
重たい沈黙を裂いたのはトレーナーさん。未だに顔は合わせてくれないが…対話をしてくれるという意思を示してくれたのは幸福といえるか。
「…ほんとう、なのかな。」
「…!え、えっと……」
やっと向けられた視線に、不意に目を逸らす。やっぱり、恋愛(こういう)事は奥手も奥手になってしまうのは私の悪い癖かもしれない。
「いつも私のことを幸せそうに話す、って…」
「…っ…。」
でも…ひとつだけ私の中で芽生えた勇気。折角エルちゃんが作ってくれたチャンスを無駄にするのは…友達としてだめだ!
「あ、あのっ! dice1d4=4 (4) 」
1:本当、です…!
2:お、お恥ずかしながら…
3:あの…ぉ…っ(日和るが、ダイス29以上でトレーナーが照れ隠しと気づく dice1d100=55 (55) )
4:だってトレーナーさんのことが大好きなので!!
- 137二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 17:33:27
良い感じ!
- 138二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 17:45:58
いけーっ道産子の娘!
- 139二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 18:02:00
よう言った!それでこそ漢や!
- 140二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 18:04:23
日和らなかったのえらいぞスペちゃん!
- 141二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 20:56:35
これは日本総大将の貫禄ですわ
- 142第二の太陽25/02/08(土) 22:02:02
勝負どころを見誤るな、ここで踏み込まなきゃ日本一のウマ娘なんて…名乗れないっ
「だって、トレーナーさんのことが大好きなので!!」
がたり、と立ち上がってトレーナーさんに想いを打ち明ける。―――――心臓が、五月蝿い。早鐘を打って、今にも爆発してしまいそう。…今、どれだけこっ恥ずかしくても、照れくさくとも、ごんぼぼってトレーナーさんの顔から逸らしてはいけない。
まっすぐと、ゴールから目を逸らさずに。
「…す、ぺ………その…」
dice1d4=3 (3)
1:…私も好きだよ。(好感度+ dice1d10=5 (5) )
2:こ、答えは…保留にさせてほしい。(好感度+ dice1d5=2 (2) )
3:わ、私達はトレーナーとウマ娘で…
4:「ちょっと待ってくださいっ…!!」
- 143二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:03:08
逃げようとしてるぞこのトレーナー!
- 144二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:06:13
逃げるなアア!!!
- 145二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:07:56
覚悟を決めろ!
- 146第二の太陽25/02/08(土) 22:08:45
「私達は…トレーナーとウマ娘…の関係で…っ」
しどともどろに言い訳をするトレーナーさん。…その様子を見て…満更でもないのでは、と気づく。というより…さっき跳ねるように上がって好感度は今81だ。相当、私のこと…大好きである。
「歳も、離れてる。し…きっとスペには私よりも素敵な人が…きっと…」
前者はともかく、後者は…これはきっと、誤魔化しで言っているわけではない。この人は、本気でそう思っている。でも、私は貴方が良い…!
「 dice1d4=4 (4) 」
1:トレーナーさん以上に素敵な人なんていませんっ!
2:私は、貴方が良いんです!
3:La victoire est à moi!!
4:???「スペちゃんのトレーナーさん?」ニコリ
- 147二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:09:52
あっ
- 148第二の太陽25/02/08(土) 22:10:47
話しかけてきたのは dice1d3=3 (3)
1:エルコンドルパサー再来
2:エルと来ていたグラスワンダー襲来
3:ちょうど今偶然店に来たサイレンススズカさん降臨
- 149二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:11:00
ウマに蹴られるのは誰?
- 150第二の太陽25/02/08(土) 22:14:35
「トレーナーさん?」
「はっ!?」
「ええっ、スズカさん!?」
日和るトレーナーさんの前に颯爽と現れたのは…何故かスズカさんだった。
「どうしてここに?」
「ええと…普通に夜ご飯を食べに来たら、トレーナーさんがスペちゃんを困らせているみたいだったから…。」
なんと、エルちゃんだけでなくスズカさんまでこの焼きそば屋さんに。ここのお店、大人気みたいである。
「…トレーナーさん。 dice1d4=2 (2) 」
1:素直にならないとだめですよ。
2:私も好きだと言ったらもっと困ってしまいますか?(スペトレはスズカを dice1d2=1 (1) 1:担当している2:担当していない)
3:スペちゃんは勇気を振り絞ってるんですよ。
4:…スペちゃんは渡しませんよ。
- 151二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:15:32
スズカさん⁉︎
- 152二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:15:56
おやぁ?
- 153第二の太陽25/02/08(土) 22:22:11
「私も貴方が好きだって言ったら、もっと困ってしまいますか?」
「――――――えっ?」
壁に囲まれた店内に…風が、吹いた気がした。後ろから追い抜かれて…目の前に立ちはだかったのは、尊敬する人で、大好きな友人。
「…す、スズカ?それは冗談…じゃ、」
dice1d2=2 (2)
1:冗談 2:冗談じゃない
(※先に担当したのは… dice1d3=3 (3) )
1:スペ 2:スズカ 3:同時
※スペには非公開情報
トレーナー→スズカ dice1d100=43 (43)
スズカ→トレーナー dice1d100=84 (84) (告白ボーナス+50)
- 154二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:23:53
134…だと…!?
- 155二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:26:38
トレーナー→スズカの方にも50加算なら93になるけどどっちなんだ
- 156二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:28:23
スズカさん嫉妬の鬼やんけ
- 157第二の太陽25/02/08(土) 22:28:50
好感度
トレーナー→スズカ 43
スズカ→トレーナー 134
「冗談なわけ無いじゃないですか。」
「え、あ。スズカさん…?」
「…抜け駆けなんてヒドイわ、スペちゃん。」
じ、と此方をまっすぐ見てくるスズカさん。…目が、本気だ。レースに挑む時の彼女と…同じ目の色をしている。「トレーナーさんの隣は譲らない」…そんな想いを孕んだ瞳。
「ちょちょっ…ちょっとまって二人とも!?落ち着いて…っ」
「… dice1d4=1 (1) 」
1:落ち着けるわけ無いじゃないですか。
2:…それで、トレーナーさん。トレーナーさんはどっちが好きなんですか?
3:スペちゃん、勝負しましょう?
4:ごめんなさい…ちょっとヒート・アップしすぎました…
スペはスズカのトレーナーへの想いを dice1d3=1 (1)
1:聞いて知っていた 2:知らなかった 3:察していた
※スペには非公開情報
スズカはスペのトレーナーへの想いを dice1d3=1 (1)
1:聞いて知っていた 2:知らなかった 3:察していた
- 158二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:30:38
つまりスペちゃんが抜け駆けしようとした……ってコト⁉︎
- 159二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:33:17
そらキレるわな
- 160第二の太陽25/02/08(土) 22:35:04
「だってスペちゃんと私、約束していたんですよ。」
「あ……。」
…そうだ。すこし前に、確かに約束していた。お互いに、自分のトレーナーさんへの想いを打ち明けて…それで、正々堂々と勝負をするって。でも私は攻略ゲームで頭が一杯になって、結果を急いで、それで…
「それなのに、抜け駆けするなんて。私、怒ってるのよ。」
「ご、ごめんなさいスズカさん…。」
…これは、私に一方的に非がある。謝る以外に、何もできない……。
「… dice1d4=4 (4) 」
1:(…わ、私はどうしたら…)
2:…スペ、どうあれ…約束をやぶるのはよくないよ。
3:スズカ、スペをあまり責めないであげて。
4:じゃあ、私が埋め合わせるよ。
- 161第二の太陽25/02/08(土) 22:41:31
「じゃあ、私が埋め合わせるよ。」
「……トレーナーさん?」
「…どういうことですか?トレーナーさん。」
私たちの間に割って入ったのは話の中心、トレーナーさんだった。埋め合わせる…ってどういうことだろう…?
「…スズカ、 明日1日デートしようか。」
…でーと。…デート?トレーナーさんと…す、スズカさんがっ!?
「そ、そそそそれは…っ」
「どうあれ、約束を破っちゃったスペにはある意味ペナルティになるし…スズカにとってはチャンスになる。そう思わない?」
う!その通りである。トレーナーさんの言う通り、それくらいの罰則は受けてしかるべきだ。…問題は、スズカさんがそれを受け入れてくれるかどうか…。
「… dice1d4=2 (2) 」
1:と、ととと…トレーナーさんとデート…?(顔真っ赤)
2:…それなら、平等ですね。
3:…不承不承ながら了承します。その代わり…
4:後1日プラスしてください。
- 162二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:42:35
スズカさんお先に失礼っ!しそうだな…
- 163二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:49:16
これはスズカさんの勝ちか……
- 164第二の太陽25/02/09(日) 02:00:00
…スペちゃんが抜け駆けをした。そんな事、しない子だと思っていたのに。でも、逸ってしまう気持ちも…分からなくもない。私だって、チャンスが舞い降りてしまえばきっと大逃げを…してしまっていたかもしれない。
それに、トレーナーさんの提案は…私にとって非常に魅力的だ。スペちゃんと同じ機会を得られる。…同じ条件なら、決して負けたりしないんだから…!
「…それから平等、ですね。」
どきどきと心臓の音が耳まで届く。勝負、仕掛け時を間違えてしまえば差し切られてしまう。…スペちゃんには悪いけど…明日、畳み掛けさせてもらうわ。
「スペも、それでいい?」
「…はいっ。抜け駆けしておいてなんですけれど、スズカさんとは対等でいたいんです。」
スペちゃん…やっぱり、意図して私との約束を破ったわけじゃなかったのね。よかった…。
dice1d4=2 (2)
1:でも、…トレーナーさんの隣は譲れないから…!
2:スペちゃんには悪いけど、明日…トレーナーさんを惚れさせてみせるっ
3:…でもごめんなさい。スペちゃんに見えていないものが、私には見えてるの。
4:…今からでも一緒にデートに変えたほうが良いかしら……
- 165二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 02:01:54
困った。どっちを応援していいかわからない
- 166第二の太陽25/02/09(日) 02:08:25
私の中で方針を決めるために必要なダイス
スズカは dice1d2=2 (2)
1:トレーナー攻略ゲームを開けている。
2:トレーナー攻略ゲームは開けていない。
- 167二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 02:08:55
ええいウマ娘世界に一夫多妻制はないのか
- 168二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 02:12:22
愛しのトレーナーが既婚者だった場合、トレーナー攻略ゲームを開けてしまってナリタトップロードするウマ娘もいるってことか
- 169第二の太陽25/02/09(日) 02:21:52
夜ご飯を食べての帰り道…私達は一緒に寮へ向かっていた。そもそも同室なのだから、帰り道はどこまでも一緒だけれど。
「スペちゃん、さっきはごめんなさい。カッとなりすぎちゃった…」
「わ、私の方こそ!抜け駆けをするつもりは本当に…」
もう、そんなにぺこぺこしなくても、もうわかっているのに。…でも、彼女はこんな事するような子じゃない。じゃあ一体どうして…誰かにそそのかされた?同期(ともだち)の皆…は、ないわよね。じゃあ…いったい?
「そこはもう怒っていないんだけれど…スペちゃん、どうして今日いきなりぐいぐい攻めたの?」
「…あ、えーっと… dice1d4=3 (3) 」
1:…『トレーナー攻略ゲーム』…というものを開けちゃって。
2:数字が見えるんです、トレーナーさんの頭の上に…
3:な、なんだか焦っちゃって…
4:しょ、衝動的に…?
- 170二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 10:44:27
なまじ数字として見えるから好感度が下がっていく流れを見てなんとかしなきゃと思ったのかね?
- 171第二の太陽25/02/09(日) 11:51:29
衝動的……うーん、まだちょっと言えないこともあるのかもしれない。でも、もう一度スペちゃんのことを信じているか話してくれることを待ってみよう。
明日は早い。トレーナーさんが寮の前まで迎えに来てくれると言うから…それより早く用意ができていないと。
「お休みスペちゃん」
「おやすみなさい、スズカさん。明日、楽しんできてくださいね。」
消灯し、今日あった色々なことを思い返しながら眠りにつく。そして、翌日… dice1d4=4 (4)
1:うそでしょ…寝坊しちゃったわ
2:んん…ちょっと早く起きすぎちゃったかも
3:…なにかしら、この箱…
4:トレーナーさんが来るまで走りに行こう
- 172二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 11:52:10
あっ
- 173第二の太陽25/02/09(日) 11:52:17
(うわ選択肢間違えてた…大差ないのでそのまま進行します…。)
- 174第二の太陽25/02/09(日) 12:02:56
「はっ…はっ…」
日の出前のランニングコース。白い吐息が点々と後ろに流れていく。風が気持ちいい、車も何も走っていない先頭の景色が心地良い。…そう、今思えば、私もだいぶ独占欲が強いのかもしれない。景色を除いても、トレーナーさんのことだって。昨日のスペちゃんは視点を変えれば、正々堂々とトレーナーさんにアタックしたとも言えるのだ。それを、トレーナーさんを先に取られてしまうという焦りから少し強めに当たってしまった。逆の立場だったら私もきっと同じ事をしたはずなのに……今日、もう一度謝らないと。
…日が昇ってきた。朝日が眩しい…… dice1d4=1 (1)
1:そろそろ戻らないと。
2:…いっそトレーナーさんを迎えに行こうかしら?
3:もう少しだけ…いいよね?
4:…あら、あそこで走ってるのは……
- 175二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 12:22:32
スズカさんが走るより優先した、だと……!?
- 176二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 13:56:16
スズ→トレ134は伊達じゃない
- 177二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 20:18:51
これは手強いライバルだ
- 178第二の太陽25/02/09(日) 23:27:58
そろそろ戻らないと、シャワーを浴びて着替える時間がなくなっちゃう。…折角のトレーナーさんとのデートなのだから、きれいな私で出迎えたいと思うのが乙女心だ。
正直、もっと走っていたいか聞かれれば否定はとてもできない。それでも、トレーナーさんのことは心から大好きなのだ。自分の都合を差し置いても優先したくなってしまう。
ただし、戻るとは言ったが…全速力でないと入っていない。硬い地面に蹄跡を刻むように踏み込むと、私は風となって寮へと戻った。
dice1d4=4 (4)
1:「おかえりなさいスズカさんっ」
2:…あら?寮のポストに何か入ってる…
3:スペちゃんはまだ寝てるのね…
4:寮の前にいるのは…と、トレーナーさんっ!?
- 179二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 23:29:42
これはトレーナーも楽しみにしていたか?
- 180第二の太陽25/02/09(日) 23:35:03
「と、トレーナーさんっ!?」
「ああ、やっぱり走りに行ってた。」
寮の前で待っていたのは、なんとトレーナーさんだった。どうして?約束の時間まではまだいっぱいあるのに…。
「この時間に来れば一緒に走りに行けるかな?と思って自転車まで引っ張り出してきたけど…流石スズカ、もう行ってたか。」
「あ、え、えっと…!」
…デートの日に、汗だくで息を切らした姿を見られるのがこんなに恥ずかしいだなんて…っ。思わず目を逸らしてしまう。トレーナーさんは、そんな私を見て優しく笑うと
「私のことは気にしなくていいから、ゆっくり着替えてきて。」
と頭を軽く撫でてくれた。…あたたかい、心がポカポカする。正直、汗ばんだ髪を撫でられるのはむずむずするけれど、そんな事どうでも良くなるくらい…心地良い。
トレーナーさんのお言葉に甘えて一度部屋に戻ることにする。
dice1d4=4 (4)
1:スペちゃんはまだ寝てるのね…あら、机にある…この箱は?
2:あら、シャワールームに誰かいる…?
3:カラスの行水にしてさっさと着替えてしまおう…!
4:う、うそでしょ…!?シャワーが故障中…っ!?
- 181二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 23:36:37
これは温泉デートの流れっ……
- 182第二の太陽25/02/09(日) 23:51:18
「………え?」
シャワールームに向かうと故障中の張り紙。大浴場は今の時間空いていないし…う、うそでしょ…?今日に限って…っ。トレーナーさんになんて話せばいいのかしら。ぐるぐると脳みそを回してもいいアイデアが浮かばない…。…いや、まだ手段は残されているはず。
dice1d4=1 (1)
1:裏口から美浦寮まで走って行ってシャワーを借りましょう…!
2:デート先を銭湯にする…うん、これしかないわ…!
3:あの時当てた温泉旅行券…!あれを口実に…っ
4:部屋に汗ふきシートがあった…はずっ
- 183二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 00:16:51
美浦寮に借りられる相手がいるのかどうか
- 184二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 02:10:13
同期つながりのドーベル・タイキ部屋ならワンチャン?
- 185第二の太陽25/02/10(月) 03:52:12
裏口から抜けて、美浦寮まで行って借りて来れば…っで、でも時間は私の全速力なら問題ないとしてそもそも栗東の私が美浦寮に入れるのかしら?…迷ってても仕方がない。ちゃっちゃと行ってこなきゃ…!
時間ダイス(小さいほど早く着く) dice1d50=43 (43)
幸運ダイス(60以上で成功) dice1d100=71 (71)
(↑トレーナーに見つかるかどうか)
交渉ダイス(60以上で成功) dice1d100=58 (58)
(↑寮内に入れるかどうか)
- 186二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 04:27:33
寮内入れなきゃだめじゃん!
- 187二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 07:42:29
しゃーない栗東寮伝統、遺伝子の相性を信じろ
- 188第二の太陽25/02/10(月) 12:30:00
…結果から言えば、私は美浦寮に入れなかった。そりゃあそうよね……こんな朝早くからシャワーを貸してほしいだなんてわけがわからないし…。
それに、思ったよりも時間がかかってしまった。これだけかかっているのに体の一つも拭けていないなんて…これなら部屋の汗ふきシートを使ったほうが早かったんじゃないだろうか。
そんな風に考えながら、肩を落としてトボトボと栗東寮に戻る。トレーナーさんもまちぼうけだ、汗はもう何とかごまかしてさっさと着替えてしまおう…
dice1d4=1 (1)
1:トレーナーさんに見つかりたくないし…裏口から戻りましょう。
2:うっかりして正面玄関に戻ってきちゃった…!
3:「あれ?スズカ?なんで外にいるの?」
4:「す、スズカさんっ!?なんで外に…!?トレーナーさん玄関で待ってますよっ」
- 189二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 18:25:20
これは次スレにもつれ込みそう
- 190第二の太陽25/02/10(月) 23:40:21
裏口からこっそりと寮内に戻る。…無駄な時間を過ごしてしまったわ。…部屋に戻って…こうなったら汗ふきシートで誤魔化すしか無い。部屋の扉を開けてスペちゃんを起こさないようにそっと中に入る。ええと…どこに置いておいたかしら。そんな風にきょろきょろと辺りを見回すと…私の机の上に、見覚えのない箱があった。大体、某玩具メーカーの出しているルーレットで進む双六系ボードゲームの箱と同じくらいの大きさだ。こんなもの、出ていったときにはなかった。…スペちゃんが?と思ってベッドを見るとすさまじ…可愛らしい寝相で寝息を立てている。起きた気配はない。…じゃあいったいこれは?
箱のパッケージをよく見ると、ゲームに名前らしきものが書かれている。
「『トレーナー攻略ゲーム』…ですか?」
その名前に惹かれるように手にとって開封する。…すると、桃色の光が視界に飛び込んで…箱はどこやらかに消えていた。
「…いったい何だったのかしら」
もしかしたら白昼夢か何かだったのかも。そんな風に考えながら体を拭いて、 dice1d4=4 (4)
1:少しだけ露出度の多い服にチャレンジしてみようかしら…(好感度+ dice1d10=10 (10) )
2:普段の私服でいいわよ…ね?(好感度変動なし)
3:…前に買った可愛い服で…(好感度+ dice1d15=11 (11) )
4:…匂いをごまかすために制服で…(好感度変動なし)
- 191第二の太陽25/02/10(月) 23:40:49
(※どうせ2スレ目に持ち込むなと確信をしたためこちらも方針を固めました。)
- 192二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 23:44:32
ル、ルートが広がった…。どうなるんだべかこれ…
- 193第二の太陽25/02/11(火) 03:15:23
制服だったらきっと、いつもの雰囲気でごまかせるかもしれない…そんな浅はかともいえる考えを脳内に留めながら、さっさと着替えてトレーナーさんの待つ玄関へ向かう。
「ご、ごめんなさい…おまたせしました…っ…あら?」
「待ってないよ…ん?どうしたのスズカ」好感度43
トレーナーさんの頭上に浮かぶ43…という数字。目を擦っても消えやしない。幻覚の類じゃ…ない?するとぴりりと走る頭痛。…今日は何かが、変。そんな言葉を掻き消すように頭に響いたのは無愛想な合成音声。
『トレーナー攻略ゲームへようこそ…このゲームは、表示される数値や選択肢を駆使し、愛しのトレーナーを射止めようという、馬鹿げ…ウマ娘のウマ娘によるウマ娘のためのゲーム…』
スペちゃんか誰かのいたずらか、と思い当たりを見回すも、声の主は見当たらない。それどころか、トレーナーさんにも聞こえていない…?うそでしょ…。
『まず、頭上に浮かんでいるのはトレーナーの貴方への好感度。43ね…43は… dice1d4=1 (1) 』
1:良くも悪くも普通だね
2:あまり貴方に関心がないね
3:チャンスありって言っていい数字だね
4:まあ…指導者と教え子の適切な距離だな
- 194二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 09:47:57
スペスズ両方似たようなスタートになったな
- 195第二の太陽25/02/11(火) 11:10:18
こうかんど…ふ、ふつう…?一体どういう…攻略ゲーム…まさかさっきの箱を開けたからっ!?ど、どうしよう…でも…これはチャンス、なのかしら。スペちゃんと同じくらい、もしくはそれ以上に――――…トレーナーさんと距離を縮める…っ。「抜け駆け」…という言葉が過る。ううん、違う。昨日の差を、ただ埋めるだけ…!
「…トレーナーさん」
「スズカ?大丈夫……?」
「 dice1d4=4 (4) 」
1:遅くなってごめんなさい。今日は楽しみましょう?(好感度+ dice1d5=5 (5) )
2:…頭の上に数字が……
3:大好きなトレーナーさんの1日、貰っちゃいますね(好感度+ dice1d10=9 (9) )
4:今日は、よろしくお願いします
- 196二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 17:45:28
これは長期戦になりそうだ
- 197第二の太陽25/02/11(火) 20:35:55
「今日はよろしくお願いします。」
「うん、よろしくね。」
なにはともあれ、何事も始めなくちゃ変わらない。少し束になった髪を払い、ぺこりと挨拶をする。おでかけは何度かしたことがあるけれど…明白にデート扱いのものは初めてだ。どうするべきなのだろうか…?
「さて、どこに行く?行きたい場所があったら教えてほしいな。」
「あ……。」
あまり、考えていなかった。昨日の夜は、デートをするという事実だけで頭が一杯だったから…
「え、ええと…っ dice1d4=2 (2) 」
1:遊園地に行きたいです。
2:温泉、行きませんか?
3:走りに行きたい…です。
4:と、トレーナーさんの行きたいところで…!