- 1125/01/31(金) 12:55:41
- 2125/01/31(金) 12:57:26
ある程度は書き溜めしてますが、直したりするので結構時間かかります!
あと、原作ワンパンマンの最新話までの内容が出てくるのでネタバレ注意! - 3二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 12:59:42
考察聞くの好き
俺ライブ感で読んでるから助かる - 4125/01/31(金) 13:00:46
まずは、最近の話の中心であるネオヒーローズから始めます。
大方の予想通り、真っ黒な組織でしたね。
では、その黒幕と目的は何なのでしょうか。
個人的に黒幕はファジーではなく、彼を作った存在だと思っています。
その存在を仮にネオと呼ぶことにします。
なので、ネオ(仮)の目的についてです。
あと、ファジーが人間でないことについては、脚を破壊されても出血描写が全くないことから間違いはないと思います。
ネオヒーローズの目的についてですが、最新話でいろいろと情報が出てました。
まとめると、文明の再構築と思想制御だそうです。
ネオヒーローズは現代社会でも充分に好き勝手できる財力と戦力を保持しています。
つまり、何らかの理由で全人類に思想制御を施すのがネオ個人の目的ではないでしょうか。
人間の思想の変化については、ファジーの言動がかなり不自然でしたよね。
危険な存在である金属バットを解放しようとしたマッコイを放置してまで、リュウモンを調べたがっていました。
これについては2つの理由が思い浮かびました。 - 5二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 13:00:58
はよ
- 6125/01/31(金) 13:04:28
1つ目はファジーがネオによって作られた存在であるため、リュウモンの思考が理解できず、調べたかったから。
本編でも調べたい、とはっきり言っているため間違いはないと思います。
理由として弱くも思えますが、ワンパンマンの世界では精神の変化で怪人化することがあるので、人間の思考を理解する必要性を感じたのかもしれません。
また、オートファジーという言葉があります。
意味は不要な細胞を分解し、再構成することです。
ネオヒーローズの目的にあったように、人間の精神の不必要な部分をなくすことこそが、ネオに与えられたファジーの役割なのかもしれません。
もう一つの理由は過去の事例に酷似していたからではないでしょうか。
童帝とボフォイの会話にありましたが、機神シリーズには高度なAIが搭載されています。
それが暴走した事例が過去にあり、ファジーとネオはその一件を重く見ていたので、同じく理解不能な行動に出た、リュウモンをサンプルにしたがったのではないでしょうか。
その過去の事例とはもちろん、狂サイボーグです。 - 7125/01/31(金) 13:07:26
ということで、次は狂サイボーグについてです。
これについての情報はほとんどが駆動騎士由来です。
彼の話では、狂サイボーグはボフォイによって作られた自律型破壊兵器とのことです。
何らかの目的で作られた兵器が暴走し、狂サイボーグとなったのでしょう。
しかし、この時の駆動騎士のボフォイについての話に不自然な点があります。
それはボフォイについての『サイボーグやAIロボットも含め、奴が世に放った殺戮兵器は数知れない』という部分です。
秘密主義で情報を秘匿しているボフォイがそんなことをするか疑問に思っていました。
確かにヒーロー協会本部の防衛に自作のロボを使ってはいますが、映像の確認をしている場面があるように、完全に自身の管理下での運用です。
単独で活動できるメタルナイトも直接操作したうえで、自爆機能が付いている描写がありますので、やはり兵器をいたずらに世に放つような性格とは思えません。 - 8125/01/31(金) 13:08:45
また、前述の駆動騎士のセリフではボフォイが世界を再構築するために破壊しようとしているとも語られています。
兵器を世にばら撒き、世界を再構築する。
これってボフォイではなく、最新話のネオヒーローズ、そのものなんですよね。
このことから駆動騎士は何らかの要因で、ボフォイとネオの目的を混同しているのではないかと思いました。
なぜそうなっているかといえば、当然ネオの仕業です。
しかし、作中でネオヒーローズと駆動騎士の繋がりは描写されていませんね。
それでは駆動騎士の行動で何が起きたかをネオ目線で考えてみましょう。 - 9125/01/31(金) 13:10:04
駆動騎士がジェノスを焚き付けたことによって、機械たちの街への侵攻時にメタルナイトが行動する余裕がなくなったとは考えられないでしょうか。
ボフォイは目の前の童帝にも取り合おうとせず、モニターに向かっていました。
これは駆動騎士とジェノスがボフォイの拠点に攻め込んでいるせいであり、本来であればボフォイも参戦する予定だったのかもしれません。
また、駆動騎士がジェノスに情報を与えた際、ジェノスは一度冷静になってクセーノに相談に行きました。
これによってクセーノの拠点がバレ、機神が攻めてきたのではないでしょうか。 - 10125/01/31(金) 13:11:18
実際、この時に駆動騎士はジェノスが相談しに行くことについて、『キミが冷静で安心している』と言っています。
もしかしたら、『おかげでずっと追っていたクセーノの居場所がわかる』という意味があるのではないでしょうか。
この説は無理があると思うかもしれません。
しかし、この一件の後でジェノスも情報が漏れていることを察していました。
それに加え、大侵攻がネオの仕業だと判明したことで、機神を操っているのがネオであるとほぼ、確定しました。
クセーノを襲撃したのも当然機神です。
ジェノス達がクセーノに会うと知っていたのも、当事者以外では駆動騎士のみです。
やはり、駆動騎士とネオは何らかの繋がりがあるのではないでしょうか。 - 11125/01/31(金) 13:13:33
さらにジェノスとの会話シーンですが、駆動騎士の本名がゼロだと明かされています。
これは普通に考えて人間の名前ではありません。
ネオと繋がっている可能性がある以上、駆動騎士はもしかしたら機神のゼロ号機なのかもしれません。
童帝のセリフで、かつてボフォイと共同開発したAIを封印したとあります。
理由はいずれ暴走するから、だそうです。
そのAIにネオも一枚噛んでいて、封印を解かれたのが機神ゼロではないでしょうか。
AIが過去に暴走したという例は漫画の初期からありました。
狂サイボーグです。 - 12125/01/31(金) 13:15:41
つまり駆動騎士は元々機神として開発されており、AIが暴走した後に新しく、本編に登場するヒーローとしての人格が搭載されたのではないかという考えです。
そうだとすれば、ジェノスがいくら危険なサイボーグを探しても狂サイボーグを見つけられなかったのも頷けます。
まさかS級ヒーローを疑いはしないでしょう。駆動騎士こそが狂サイボーグであり、機神ゼロ号機であれば後述の時系列とぴったり合います。
また、駆動騎士の武装についても、せっかく機械の体なのに全てが外付けなのは、最初に作られた試作機だったからかもしれません。
後から作った武器を試すためのモデルだったのでしょう。 - 13125/01/31(金) 13:17:22
今更だけど、文がおかしかったり変なとこあったら指摘してね
- 14125/01/31(金) 13:19:12
では、ネオとボフォイと狂サイボーグこと機神ゼロ、ついでに童帝の関係性についてです。
まず、童帝がロボや信号を解析した結果としてボフォイに行き着いていました。
これは共通の開発コードを使っていたからですね。
これによって、童帝の見解ではボフォイは黒幕ではないとのことです。
では、その開発コードをネオが知っていた理由といえば、ボフォイと童帝と一緒にロボの開発をしていたからと予想できます。
つまり、ネオは元々、ボフォイや童帝と同じチームだったのでしょう。
そうなるとボフォイがネオヒーローズの件で童帝を突き放す理由は、責任感を感じさせたくないからではないでしょうか。 - 15125/01/31(金) 13:20:42
元チームメイトであるネオが文明を一掃しようとしていることについて、子供である童帝に知られたくないのではないかと思いました。
ボフォイが作中で不自然なまでに説明をしない理由にもなりそうです。
また、侵入してきた童帝に対して、塾の仲間の話をしていましたね。
いわく、彼らはただの天才であり、ただの子供でしかないということでした。
それはネオが惨劇を招いたという真実に到達しそうな、童帝の精神へのフォローかもしれません。
そう考えるとボフォイの不自然な言動とダンマリも一応は説明できるそうな気がします。 - 16125/01/31(金) 13:22:34
それではボフォイと童帝、ネオが袂をわかった経緯と時期についてです。
ネオについてはノータッチですが、これははっきり3年前だと明言されています。
彼らは何かしらの脅威を察知して機神ゼロを共同開発し始めたのでしょう。
しかし、搭載していたAIが暴走して狂サイボーグになり、童帝の言っていた封印されたAIとなります。
これが不満だったネオは独立してネオヒーローズを作り、AI搭載型のロボを使った、独自のやり方で人類を作り直そうとしたのでしょう。 - 17125/01/31(金) 13:24:37
ボフォイは、有能であってもまだ子供の童帝を突き放すことでこの一件から遠ざけ、自分の力だけでネオに対処しようとしたのでしょう。
独立したネオは戦力を強化するために次から次へと機神を作り、戦闘データを集め改良を重ねようとしました。
しかし、機神の災害レベルは鬼か竜なので、3年前の段階だとロクな相手がいません。貴重な戦闘相手のデータを得るために、機神ゼロを駆動騎士としてヒーロー協会に送り込み、後にS級ヒーローとなる面々で戦闘データを集めようとします。
そこでヒーローとして怪人のサンプルを集めようとしていた、メタルナイトことボフォイと出くわしてしまい、お互いに警戒し合う仲となります。
ボフォイが情報の扱いに慎重だったのは、協会内にネオと機神の存在を確認したからではないでしょうか。 - 18125/01/31(金) 13:27:54
そもそもの話、この3人が何のために機神を作り始めたのか考えてみましょう。
おそらくはシワババの予言にある、地球がヤバい、についてです。
これは度々登場する神の仕業ではないかと思います。
作中で描写されている通り、人間が怪人になったり、異常な変異個体が生まれています。
オロチのように物理的な干渉もなしに、これができるのは文字通り神のような存在だけでしょう。
ホームレス帝のように神だと認識するのも理解できます。
ボフォイ達は怪人化の前兆である、生物の異常な変化を察知して神に対抗するため機神シリーズを作り始めたのかもしれません。
しかし、リュウモンが言ったように人間の精神性の変化で怪人は発生してしまいます。
それを防ぐのが大侵攻後の改造され、統率された人類なのかもしれません。 - 19125/01/31(金) 13:29:31
精神を均一化することによって怪人化が起きなくなるのであれば、ネオは人類を完全に管理することで怪人の発生を防ごうとした可能性も考えられます。
では、最新話の機神の行動は何が目的なのでしょうか。
エリミンの発言では、ネオヒーローズ本部にS級ヒーローたちの死体を集めたがっていました。
よく考えると不思議なんですよね。
先ほどの理屈であれば、機械化が進めば怪人は発生しなくなって平和になるはずなんです。
であれば、平和になったはずの世界で、S級を改造してまで戦うべき相手は、やはり神くらいしかいないのではないでしょうか。 - 20125/01/31(金) 13:31:17
前述の通り、ボフォイと童帝とネオが対立したのは3年前だと明かされました。
3年前は他にも回想シーンがありましたね。
サイタマとカニランテが戦ったのが3年前です。
これは偶然ではないのではないのかもしれません。
自分の仮説だと、童帝とボフォイが対立する前に、ボフォイ達が怪人対策を始めたことになります。
それはカニランテ事件の1年前だと予想できます。
根拠はまた、別のキャラクターの台詞です。 狂サイボーグの件なので当然ですが、ジェノスですね。
彼のクソ長説明の最初にしっかり4年前と言っています。
これで時系列がはっきりしてきました。 - 21125/01/31(金) 13:33:16
重複する箇所があるので、ここから先は手直ししながらになります
- 22125/01/31(金) 13:55:44
まず、4年以上前にボフォイ達が生物の小さな変化を観測し、今後のために機神ゼロを共同開発し始めます。
しかし、本編の4年前にゼロが暴走し狂サイボーグとなりジェノスの町が襲われます。
この一件が原因かは不明ですがボフォイとネオが別勢力となり、AIを上書きされたゼロは後の駆動騎士となります。
さらに1年が経過し、怪人が本格的に発生し始めます。
ここで童帝とボフォイが決別しています。
さらにカニランテ事件が発生し、同時期にサイタマもリミッターを壊したと思われます。
ヒーロー協会ができたのも3年程前なので、この辺りのタイミングです。 - 23125/01/31(金) 14:24:17
この時点ではサイタマも絶対強者ではなく、カニランテと死闘を演じていました。
ここから怪人が増加し始め、一部の人間にも変化が訪れたと思われます。
S級ヒーロー達が世間に認識されるのも、ヒーロー協会ができた後なので、この時期です。
技術の伴わない、異常な強者であるサイタマやクロビカリなどは作中でもしっかり、弱かった時期があったと描写されています。
これは地球の生き物に特異点が存在したという描写だったのかもしれません。
なので、たまに読者に言われている、S級と怪人は精神性以外に大差ないというのは、案外正しいのかもしれません。 - 24125/01/31(金) 14:42:28
ネオも人外クラスであるS級の台頭に便乗して、ゼロを駆動騎士として表に立たせたのかもしれません。
もっとも、S級が制定された回想でも駆動騎士は既に活躍していたので、元から目立ってもいいからデータを集めるつもりだったとも考えられます。
これらの生物の異常変異から、地球がヤバいの内容は生物の歪な変化であり、地球の生態系の歪みのことだと思われます。
そうすると1話に登場したワクチンマンは、精神の変化や神によって怪人化する人類を事前に間引き、生態系を正常に戻す、文字通りの地球のワクチンだったのかもしれません。
元仲間であるネオが、手段を選ばずに神に挑もうとしているのを察したボフォイは、貪欲に兵力を求める本編中のメタルナイトになります。
ネオの方もボフォイに掌握されつつあるヒーロー協会にはスパイでもある駆動騎士を残して、ネオヒーローズを成長させるべく暗躍し、バトルスーツや機神を準備したと思われます。
怪人に内蔵したチップの識別コードがボフォイの物だった件は、ボフォイへ疑いを擦りつけるためだったのでしょう。 - 25二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 15:41:12
なんか反応あった方が嬉しいと思うんだけど普通に感心しちゃって何も言える事がないわ
ゼロ=0号説、考えてなかったけど言われてみればありそうなもんだ - 26二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 16:25:00
俺も普通に読み入っちゃってなんか感想すら書きたくない
この考察を自分の中で咀嚼しときたいという感覚 - 27125/01/31(金) 16:31:15
反応ありがとうございます!
寝落ちしたりしましたがもうちょっとだけ続きます - 28二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 16:36:27
ファジーの名前の由来凄く好き、オートファジーからとか考えたことなかったわ
ファンタジーしか浮かばんかった
ゼロ=ゼロ号機も好き
ゾンビマンが66号ってナンバリングされてるしもう一人くらいナンバリングされてる奴いてもおかしくないわな - 29125/01/31(金) 16:48:49
それでは動騎士が結局のところ、どこの勢力についているかについてです。
これまでの立ち回りではネオの味方のように思えます。
しかし、これまでの仮説が合っていた場合、駆動騎士は警戒する相手が間違っている以外は普通にヒーローをやろうとしているように思えます。
具体的にはネオによって、ボフォイが敵であると刷り込まれていだけで、本人はちゃんとヒーローをやろうとしている可能性もあるかと思います。
特に彼が本当に狂サイボーグであった場合、今の人格は後からインストールされたネオにとって都合の良いものである可能性が高そうです。
そのメッキが剥がれた時に狂サイボーグに戻ってしまうという展開を予想しました。 - 30125/01/31(金) 16:52:06
つまり彼自身は自分を、協会のヒーローだと思い込み、真面目に狂サイボーグを追っているつもりなのかもしれません。
現に駆動騎士はボフォイが黒幕であると確証バイアス全開で行動しています。
あの行動と思考が、他の機神と同じくネオに与えられたものだと考えるのも自然な発想だと思います。
もしそうだとしたら、ヒーローとしての人格と機械としての使命を抱えた、すごく悲しいキャラになってしまいそうですね。
さらにこの、人格が作られている説は駆動騎士だけでなく、ジェノスもありえそうなのが怖いところだと思っています。