- 1二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 18:19:13
- 2二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 18:20:23
その前にモデルが来れなくなったことに責任感じるパートが挟まるぞ
- 3二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 18:21:21
急病(食あたり)
- 4二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 18:22:34
- 5二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 18:24:44
- 6二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 18:31:14
うっ、急に仮病が……(あの二人お似合いじゃねぇか挟まりたくねぇ……)
- 7 22/03/14(月) 18:32:53
今アルダントレのことバカにした?
- 8二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 18:38:59
モデル「現場を混乱させてしまったみたいだけど……おれ抜きでも撮影はうまくいったみたいだね。いい写真じゃん。トレーナーさんさあ、ちょっとモデルやってみない?」
ライス「っ!」
お兄さま「……光栄ですが、私は“お兄さま”ですから」
ライス「お、お兄さま……」
モデル「そう言うと思ったよ。じゃなきゃこんな写真は撮れない。いや、ほんとにいい一枚だなあ! 撮影のときの気持ちを教えてよ。……ああ、ライスちゃん。不安がらないで。君のお兄さまを盗ったりしないから。だから引っ付かなくてもいいんだって」 - 9二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 18:58:23
────えっ、来られなくなった?
式場には似つかわしくない、少し張り詰めた空気が流れる。
数々のレースを勝つことで、ライスの人気は上がり……こうして企業から仕事を貰えるような、そんな存在となっていた。
しかし、良くも悪くも…彼女は変わらないようである。
「………ごめん、なさい…。 ライスのせいだよね……。ライスの不幸が皆に、迷惑かけちゃうんだ……」
そんなことはない。 と、言いたくても…来られない、という状況はそう簡単には好転しない。考えろ……考えろ……!ウエディンググローブに包まれた白く華奢な手を包みながら、思考を巡らせていると……
『う~……う゛~~~ん……!! …っ、これだ! イケる!! 撮影準備して!! ちょ、ちょっと来てください、トレーナーさん!!!』
現場を仕切るような人間は、往々にして狂うものなのかもしれない。有無を言わせず手を取られた後は、ウマ娘も顔負けの力である一室へと叩き込まれてしまった。
………その、私に…代わりは務まりますでしょうか?
『大丈夫、大丈夫! どこから見ても立派な男前ですから!』
……そういう、ものなのだろうか?餅は餅屋、桶は桶屋……モデルの仕事は、モデルの人がその力を十全に引き出せるのではないだろうか。そう思いつつ、式場の扉を開くと……
「………ぉ、お兄、さま………」
きっと、心配してくれていたのだろう。ライスは扉のすぐ近くで待っていた。妙に口をパクパクして、こちらからは目を離さない。それほど、心配させてしまったのだろうか……
どうかな、とライスに感想を聞いてみた。モデルになるかはともかく、ライスについては自分が一番詳しいと自負する。…100点は取れないかもしれないが…80点の、魅力を引き出せるように努力してみせる。
「………ライスね、こんなこと…考えちゃダメだって分かってるんだけど……その、○○さんにも悪いなって、思うんだけど………」
純白のドレスに包まれた彼女の頬は、いつもよりその紅を強く発しているような気がした。
「ライス、お兄さまとなら……最高の…ぉ、およ……お嫁、さんに…! なれると思うんだ。 だからね、お兄さま………」
そう言うと、彼女は手を差し出してきた。先程の不安を感じさせることのない、強い意思と共に。
「ライスの手を…取ってくださいませんか?」 - 10二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 19:00:11
辻斬りSS書きだ!
- 11二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 19:00:23
神!!
- 12二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 20:15:25
これだからあにまんはやめらんねェンだわ
- 13二次元好きの匿名さん22/03/14(月) 23:47:58
なんかいつの間にか素晴らしいSSが来てる…
- 14二次元好きの匿名さん22/03/15(火) 11:08:17
あげ