【閲覧注意/TRPG】復活のギーツ×ネクロニカ7

  • 1二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 21:54:14

    ※注意
    ギーツライダー4人にTRPG『永い後日談のネクロニカ』をプレイしてもらうスレです

    ・世界観やシステムの都合上、グロや暴力、非倫理、倒錯的シーン、キャラの曇らせや特殊な感情設定が多く含まれます(展開が激しめになりそうなシーンはワンクッション挟むつもりです)
    ・キャラ同士の関係が重たくなったり恋心が飛び出したりするゲームではありますが、過度なCPネタは禁止でお願いします
    ・完結目指してはいますが非常に更新が遅いです…、万が一落ちてしまった場合はしばらく書き溜めなど準備期間設けたうえで立て直すつもりなので、気長にお付き合いいただけると助かります

  • 2二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 21:55:10
  • 3二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:00:19

    前回までのあらすじ

    〜PC編〜
    その活動を止めさせてでも、彼の言う"ドールたちの幸福"を守ろうとしたジーン。彼らをねじ伏せ、指し示された道を四人は進む。誰もが帰りたいと願った五人の家。その手前に佇む、思い出の詰まった小さな町。そこで、どんな残酷な真実と向き合うことになろうとも。

    〜PL編〜
    対話判定好調!桜井景和!
    大失敗はそうないものの程々に荒ぶる!その他!
    なお地味に大きめの分岐ダイスを行ったことを道長はまだ知らない

  • 4二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:00:44

    キャラシートまとめ

    x.gd
  • 5二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:06:34

    現在の未練表

    (前スレで道長→祢音の狂気点完全にミスってましたごめん!
    道長はまぁまぁカツカツです)

  • 6二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:51:21

    スレ乙
    あれ大事なダイスだったんだな…後の展開考えると妥当だけど…

  • 7二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 22:57:15

    楽しみにしてました!終わった後でいいしざっくりでいいから別ルート知りたい

  • 8二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 23:10:28

    たておつです!

  • 9二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 23:45:10

    お疲れ様です

  • 10二次元好きの匿名さん25/01/31(金) 23:46:17

    大成功…ここでいいのか悪いのか…

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 07:50:08

    今の女神は桜井姉弟推し?

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 10:29:25

    7【期待】

    発狂内容〈希望転結〉

    狂気点を使って振り直すとき、出目に-1(この効果は累積)

    →変更なし


    〜〜


    「仲が良くて結構だけど、そろそろ騒ぐのも程々にしてくれる? あんたらの目的地も近いんだし」

    「おい、仲良くなんざ──」


    反射的に飛び出したバッファの否定の勢いは続かず、はたと止まる。目の前にそびえ立つ立派な門。鉄で作られたそれは錆び付いてはいるけれど、かつての姿にそう劣ってもいないように思えた。


    「あ、ここって……」



    【行動判定:記憶の名残】

    英寿:dice1d10=7 (7) +1

    祢音:dice1d10=10 (10)

    道長:dice1d10=3 (3)

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 16:41:55

    道長…なんかちょくちょく悪くない?

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:19:24

    道長のダイスが大分アクロバットしてる
    大体本編もそんな感じだったけど…

  • 15二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 23:12:59

    祢音は比較的安定しているな
    英寿はそこそこ悪い
    景和は良いって感じ

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 07:21:37

    「うろ覚えだけど……ここってあの店員さんのおうち、だったよね?」
    「なんだ、覚えてたのか。正確にはあいつの祖父の屋敷だな、元は地主だったとか聞いたが」
    「ジヌシ?」
    「ここら一帯の土地の持ち主のことだ。もっとも、あの頃じゃ名前だけのもんだっただろうがな」

    ふと目を向けた先、門の横には文字列の刻まれたプレートがかかっている。ツタに覆われてはいるけれど、並ぶ二文字を読むことも、君には難しくないだろう。

    「……んだこれ。なんて読むんだ」
    「"晴家"……はれるや、だな。懐かしい名前だ」
    「あっ、そうだウィンさん!だよね?」

    印象が薄いのか、はたまた心を許してなかったのか。首を傾げたバッファの隣で、ギーツとナーゴは懐かしげに反応を返す。

    「あぁ。晴家ウィン……あいつにも世話になったな。こっちが訳アリなのは勘づいていただろうが、深く聞いてくることもなく──」

    ──なぁ英寿、まさかと思うけどよ、あいつら、なにかに……

    そこまで口にした時、一瞬だけ視界が切り替わった。何かを危惧してか、しかめた眉と緊張感に満ちた眼差し。傾いた太陽によって影を濃くした群衆の、その奥から漂う血の匂い。ばちん、と弾ける記憶に、君は反射的に目をつむった。

  • 17二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 08:24:01


    ──

    『一体誰がこんなこと……』
    『おい、誰か先生呼んできてくれ!』
    『ちょっと君、子どもの見るもんじゃないぞ、下がりなさい!』

    川沿いの道。集まってざわざわと騒いでいる町民たちをかき分けた先には、二人の見知らぬ男が転がっていた。固いもので何度も殴打されたのだろう、傷と腫れで真っ赤になった顔は、仮に知り合いだったとしても、誰だか分からないほどだった。

    だが、違う、あいつらじゃない……。そのことにほっとし、深く息を吐く。妙な焦燥感が鳴り止まない。なにか、取り返しのつかないことが起こっているのではないかという不安が。

    『英寿!』
    『ウィン……道長たちを見てないか。お前の店に行ったはずなんだが』

    周囲にいた大人に引っ張られ、亡骸から引き離されれば、店側に立っていたらしい青年が駆けつけてきた。ほとんど噛み付くようにしてそう聞けば、彼の目は動揺を隠せずに揺らぐ。

    『……まだ戻ってねえのか? あいつらが帰ってから結構経ってんぜ』
    『……! っ、』
    『待てって!お前にいっこ、伝えときたいことがあって』

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 08:25:13

    『二人が店を出て、しばらくして……遠くから、なんつーんだろうな、空気が弾けるみたいな音が聞こえてよ。……んで、そこ』

    ウィンが指差す先を見る。二人の亡骸から数十メートル離れた、より川寄りの位置。そこにも残る血痕が、"ここで何かがあった"ことをより際立たせている。

    『そこについてる血……あのよそもん二人の血が飛んだにしては、距離があるよな』
    『…………』
    『なぁ英寿、まさかと思うけどよ、あいつら、なにかに巻き込まれたんじゃ……』

    いつも余裕で、何事も楽しむといった生き様の彼には珍しい、不安の色。あの歩く頑丈のような道長がついてるんだ、心配はいらない、と笑みを返してやりたくて、だけど口元は強ばり、まともに動いてはくれなかった。

    心臓の音がうるさい。握りしめた拳は震えて、回る頭は最悪の未来ばかりを試算する。そんなはずがない、大丈夫だ、俺は、今度こそ……。
    ──ふと視線を戻した先、大人たちの隙間から覗く、二つのヒトだったもの。彼らが着用している服に見覚えがあった。警備服を思わせるグレーっぽいウェア。その胸元に小さく記された文字列──"number 41"。

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 08:26:22

    礼も言わずに走り出せば、後ろから『おい!?』と戸惑いの声が響く。けれどもう止まってはいられなかった。早く戻らないと──祢音が、家にいる二人が危ない。もしかしたら、帰ってこない二人だって……、……。何度も躓き、転びかけながら、来た道をただ戻り続ける。


    やっと辿り着いた家の灯火。それが少なくとも消えていないことに少しだけ安堵しながら、けれど乱暴に扉を開く。無事でいてくれと願いながら。


    『あ、え、英寿……』


    その姿を発見してまず、よかった、と思った。祢音は無事だ。それなら……。だがそれも一瞬だけのこと。そのまま目を部屋の奥へ向ければ、そこには、異様な景色が広がっていた。ぽた、ぽた、と、立ち尽くす彼の指先から水滴が滴り落ちる。両手を染める赤と混ざり、濁ったピンク色が床を濡らした。


    『…………英寿』


    おもむろに、彼が顔をこちらへ向けた。乱れた髪に隠れ気味の瞳にいつもの気丈さはなく、ただ……打ちのめされたような、何もかもを諦めたような冷たさがあって。そうして立つ彼の前にへたれこんだ家主の片割れと、抱えられた三人目のそれ。


    『なにが、あった』


    発した声は弱々しく震え、それに彼は──道長は、ただ静かに目を伏せた。


    ──


    【狂気判定】

    英寿:dice1d10=3 (3)

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 16:07:49

    道長…

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 22:19:18

    一度に街が滅びた感じではなさそう

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 01:34:01

    41ってことはこれもオペラハウス案件なのか…?
    とりあえずこれで道長事件(?)の全員分の視点が揃ったぽいかな

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 04:07:52

    閲覧注意/TRPG保守

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 07:30:08

    景和の記憶的には沙羅が…だったけどもしかしてこれ景和の可能性もゼロではない?

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 12:14:30

    景和の記憶ともつながるけど時系列が分からないな…先が楽しみ

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 19:52:59

    保守

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:33:21

    袮音はあんまりこのことは知らなさそう?

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 03:57:32

    祢音ちゃんが気付いたときにはもう…って感じなのかな

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 07:10:22

    袮音が狙いではないのかな?

  • 30二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 14:36:31

    沙羅が女神候補として狙われたとか?

  • 31二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 22:27:50

    英寿→景和〈独占〉:●●●〇


    「おい、ギーツ」
    記憶の中のそれと同じ声に、身構えるように意識を戻せば、勢いよく顔を上げた君に驚いたのか、びくっとバッファの身体が揺れる。
    「英寿?」
    「…………」
    「お前、本当に大丈夫か」

    動揺を隠せない君の様子に、姉妹たちはそう眉を寄せる。彼らとて何も予感していないわけではないだろう。だが、すべてを思い出しているわけでもない。今の自分と同じように。

    「……気が変わったなら、いつでも外に案内するけど」

    そして君たちとは対照的に、恐らくすべてを知っていながら、口を開こうとはしない彼。姉妹たちの問いかけには応えないまま、君はもう一人の同行者へと目を向けた。

    「……、お前は言ったな。俺たちをこの場所から、タイクーンから引き離すことがお前の役割で、目的だと」

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 06:57:26

    ⬛️🦝 🦊🐱🐮

    🦝🦡

  • 33二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 13:39:13

    いつも楽しみにしてます

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:49:36

    英寿も結構狂気点がヤバくなってきてるな

  • 35二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 01:58:23

    「そのわりに……お前の行動はどこか中途半端だ。いきなり人の仲間を拉致しておいて、俺たちの言い分には応じたりと妙に甘い。……何を企んでる?」

    鋭く静かな問いに男は一瞬視線を落としたが、次いですぐに顔を上げた。その瞳には、頑なな決意というよりも、むしろ迷うような色が残っている。

    「言っただろ。俺は、俺の世界の平和を守る。……だけどあんたらがそれで納得するような連中じゃないのも分かってる。だから、……これが最善策のはずなんだ」
    「……お前は、本当なら俺たちを沙羅には会わせたくない。お前にとって不都合だからだ。それでいて俺たちが退かないとなれば案内人も請け負い、そのくせに過去のことは何も口にしない。どこかの誰かさんのようにな」
    「…………」
    「どうしてそこまで肩入れするのか、その理由までは立証されない仮定ではあるが……お前の言う"世界"には、俺たちも含まれている。違うか?」
    「さぁ。好きに考えれば」

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 01:59:07

    ふい、と顔を逸らして冷たさを気取る彼に、ギーツは「そうさせてもらうよ」と自嘲とも苦笑ともつかない笑みを浮かべた。

    君なら予測することは不可能ではないとはいえ、未だ正体不明の彼さえ閉ざし、守ろうとする過去のこと。どうやら本気で敵対の意思はないのは朗報かもしれないが、だからこそ。その反応を見るに、きっとこの先に待つものは、想像よりも遥かに苦しい光景だろう。それを……自分に染み付いたいつかの絶望にも劣らないだろう苦痛を、姉妹たちに味わわせるのか。

    「……なんか、わかりそうでわかんなかったけどさ」

    ふと、ナーゴが君の裾を握りこんだ。縋るというよりも、君のことを支えるように。覗き込んできた顔には緊張や不安はあれど、強い意志が宿っている。

    「とりあえず、英寿が思い出したこと、教えてよ。私も覚えてることはちゃんと話すし、道長も。……ちゃんと向き合わないと。何があったのか分からなきゃ、二人と話すこともできないもん」
    「…………正直、俺だけじゃ何が何だか分からねえ。だから手を貸せ。……もとはお前が言い出したことだ。今更ビビってんじゃねぇぞ、ギーツ」
    「……、ビビってはないが……そうだな。先に共有できることはしといた方がいい。構わないな?ヒーロー」
    「……は? ヒーロー?」

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 02:03:17

    気を取り直した君たちのやり取りを複雑な表情で眺めていた彼の瞳が瞬き、すぐさま嫌そうに顔をしかめた。ネガティブな方面には表情が豊からしい。


    「世界を守りたいならそれはヒーローだろ。呼び名がないのも不便だと思ってな」

    「やめろ。そんなもんになりたいわけじゃないし、そもそもなれない。……元が元だし」


    ぽつり、付け足された言葉は思わず出たもののようで、ギーツがその言葉尻を捕まえるより先に、男は「それで答えが出るなら、ご自由に」と淡々と返した。


    「決まりだな。とはいえ、門前で立ち話もなんだ。邪魔するぞ」

    「おじゃましまーすっ」

    「お前らな……」

    「…………庭でやれよ」



    【対話判定】

    英寿→

    道長〈保護〉:dice1d10=3 (3)


    祢音→

    道長〈恋心〉:dice1d10=5 (5)


    道長→

    英寿〈対抗〉:dice1d10=8 (8) +1

    祢音〈友情〉:dice1d10=2 (2) +1

  • 38二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 07:04:02

    微妙に悪いな

  • 39二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 14:44:05

    成功率…

  • 40二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 22:17:10

    もう1人の景和は全部を知っている?

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 01:18:09

    3/4失敗だ?

  • 42二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 07:32:15

    合流が楽しみ

  • 43二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 16:04:31

    3人はここで情報共有出来るとして、景和がどうなるか…

  • 44二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 22:22:42

    沙羅視点次第ではかなり厄介になりそう

  • 45二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 22:27:32

    >>19

    (すみません地味にここでのカケラ獲得忘れてました!! やっぱ寝ぼけて更新しちゃダメだな)



    英寿:記憶のカケラ【動かぬ身体】獲得


    彼らのもとに身を寄せるようになってから、すっかり見ることのなくなっていた景色。投げ出された腕と、虚ろに濁った瞳、硬直し始めている四肢。見知らぬ、けれど見覚えのある男たちと、恩人であり友人であるその人の死に、どんな関係があったのかは分からない。だがあの日、何かが起きた。それだけが確かな真実であるはずだ。


    〜〜

    景和「……地味に大丈夫?これ……まぁ二人はともかく、道長さんはずっと狂気点ギリだよね」

    英寿「バッファの場合は、せめてタイクーンと判定できれぱ固定値で殴れるんだがな」

    大智「うっ。……そのぶん対話判定多めに認めてるんだから、こちらとしてももう少し成功してほしいものだけどね」

    英寿「だそうだ、バッファ」

    道長「フォローする気あんのかトドメ刺したかっただけかどっちだ……!」

  • 46二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 05:00:09

    🎲の女神に弄ばれている…

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 10:57:42

    まだここから狂気判定ありそうだしなぁ…

  • 48二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 18:10:46

    貯めた運でどうにか…

  • 49二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:27:35

    情報が錯綜している

  • 50二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 07:41:01

    最悪1人なら精神崩壊してもバトルパートで狂気点解除すれば良いけど…

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 16:56:48

    祢音「で、ドールたちもやっと情報共有できそうだけど……誰が何を知ってる状況なんだっけ??」
    ツムリ「PLと違って、PCは把握してる内容に限りがありますからね……いったん整理しましょうか、景和様以外で」
    景和「さ、さびしい……」
    英寿(この分断のされ方、若干のデジャヴを感じる……)
    祢音「じゃあ今のみんなの記憶をまとめて……あ、NC!章始まりの回想って、あれドールはどれくら把握してるんだっけ?」
    大智「基本的にはPLにのみ開示してる情報、という認識でいてほしいけど……既に思い出している記憶に関わる部分なら補足内容として扱っていい場合もある、ってところかな。各自に渡してる記憶詳細に記載があれば、ドールも思い出してるとして構わないよ」
    英寿「じゃあそのあたりもまとめるか、となると……こうだな」

  • 52二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 17:06:21

    共通
    ・景和、もしくは沙羅の説得により彼らとの同居を選択(セッション1)

    英寿
    ・見知らぬ人間(オペラハウス関係者?)の亡骸と血痕を目撃、帰宅した先で血まみれの道長と動揺した祢音に遭遇。その日、道長は沙羅と共にウィンの店へ出かけていた模様?(セッション4)

    祢音
    ・??を背負って帰ってきた血まみれの道長を目撃(セッション2)
    ・自分の誕生日に大騒ぎしている姉弟に困惑(セッション4)

    道長
    ・血まみれになった自分と、視界のなかで倒れていた??の光景。道長が犯した"罪"と関係?(セッション3)
    ・祢音の誕生日にあたり、困惑しながらも誕生日プレゼントを進言、沙羅と共にウィンの店へ向かうことに(セッション4)
    ・家にいていい理由を作るため、沙羅と「みんなを守る」という約束を交わした(セッション4)
    ・「そいつが死んだのは自分のせい」と語る自身と、誰かの亡骸を抱え、暗い目を向けた??の姿(セッション4)

  • 53二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 17:17:06

    英寿「対象が特定できない部分は基本的に"??"にしたが、こうして見ると……ドール視点じゃ、かなり沙羅さん一択になるな」
    祢音「景和の記憶的にも、ここで亡くなってるのは沙羅さんぽいけど……でも、さっきの英寿の回想で犠牲になってるのってちょっと景和ぽいよね? 私の記憶に繋がってるの、そっちな気もするし……えーどっち!?」
    道長「…………」
    ツムリ「い、言い方気をつけてください、道長様にダメージ入ってます!」
    英寿「難儀だな……」
    祢音「うわ〜〜もう! せめて景和の記憶が情報交換できてたら結構違うんだけどなぁ!」
    景和「あはは、ごめん、言う機会なくて……」
    英寿「今PL向けに開示してくれてもいいんだぞ? お前まだ何か情報握ってるだろ」
    景和「……俺も確信があるわけじゃないし、それにここまで来たら、PLもシナリオ内で知った方が盛り上がるかなぁって、ね?」
    英寿「……お前もお前で、良い性格に育ったな、タイクーン……」
    大智「まったくだね」
    ツムリ(お二人のせいでもあるかと思いますが……)

  • 54二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 22:46:01

    どちらにせよ道長の記憶も判明したらより地獄味になるのは確定だな

  • 55二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 07:01:56

    そうだね…

    >>53

  • 56二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 14:41:19

    道長の方は毎回ダメージ入ってるのにこの狸……

  • 57二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 15:21:02

    黒四角の記憶のカケラ次第でだいぶ変わるぞ…

  • 58二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 22:03:45

    >>56

    伏せられてるところに入るのが景和でも沙羅さんでも道長にとってはリアルに経験あるから…

  • 59二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 07:08:09

    確証がないから…

  • 60二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 15:17:32

    英寿と袮音は修羅場()には関わっていないんだな…

  • 61二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 22:48:15

    英寿「タイクーンのドールが、ジーンの銃声に反応したことと、町の川辺に覚えがあると話したことはこっちのドールも認識してる。記憶とも繋がる部分になるが……さすがに断定できるほどではないな。ドール視点では、どうしても"あの日死んだのは沙羅"と考えざるを得ないか」
    祢音「じゃあ今のとこ言えそうな仮説だと……こんな感じかな」


    祢音の誕生日、プレゼントのために道長と沙羅がウィンの店へ

    帰り道でオペラハウス関係者の襲撃にあう?
    沙羅が亡くなる

    英寿が戻らない二人を探しに出かける
    入れ違いで沙羅を背負って道長が帰還
    景和との関係悪化?

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 22:59:03

    大智「概ねの予想は立てつつ、全員確信はない状況って感じでいいかい?」
    英寿「あぁ、タイクーンの言動が引っかかってはいるぐらいだろうな」
    ツムリ「了解です、ではドール同士もこんな感じで情報交換できたとして大丈夫ですか?」
    道長「……これ言い方によってはナーゴは狂気判定入らないか?」
    英寿「そうだな……過去の言動と併せても、俺やナーゴを追ってきたと考えるのが妥当だ。一旦伏せるか?」
    祢音「ん〜……でもここまで来て真実から逃げるのもらしくないよね……狂気点増やしたくはないけど、うん、共有してもらって大丈夫!」
    英寿「とのことだ。このまま会話できたってことで構わない」
    ツムリ「……はい!では進めましょうっ」
    景和(最近のツムリ、なんか楽しそうだよなぁ。良いことでもあったのかな……)

    祢音「……ちなみになんだけど、もしかして情報取り逃してたりする? この後のこと思うと、ここでどれだけ内容予測できてるかって、結構大事な気がするんだけど〜……」
    大智「ふふ、ドールの辿った道のりを肯定するのがネクロマンサーだからね」
    道長「否定も肯定もしねえなコイツ……」

  • 63二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 08:03:28

    この時点で全部判明してるパターンもあったのかな

  • 64二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:45:49

    少なくても景和の死因には関係していそう

  • 65二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 21:58:47

    大智くんがとってもネクロマンサーしてる

  • 66二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 01:15:56

    〜〜

    色とりどりの花が咲き誇る、美しい花壇に囲まれながら、三人はそれぞれの知ることを照らし合わせていた。
    断片的な記憶。それらを繋ぎ合わせれば、不完全にしろ見えてくるものはある。もちろん、君たちにとって望ましくないものであろうともね。

    「……俺がやったのは、オペラハウスの人間ってことか?」
    「状況を考えるに、恐らくはな。問題はそこで何が起きたのかだが……思い出せることはあるか?」
    「…………」

    脳内を必死に探っても、蘇る光景はどこか霧がかかったように曖昧で不明瞭なものばかり。まるで自分の心があの日から逃げ続けてるようにも思え、くそ、とバッファは低く吐き捨てる。

    「……それなら、道長たちを襲ったのは、オペラハウスの関係者ってことだよね?」

  • 67二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 01:16:45

    その彼をちらりと見やって、ナーゴは強ばった表情のまま口を開く。


    「そうだろうな。ウィンが聞いたのが銃声だとして、あの頃そんなものを持っているのは軍人か裏社会の人間ぐらいのもんだ。あいつらが持ってたとしてもおかしくはない」

    「でもなんで、あの人たちがこんなところにまで……」


    言いながら、それでも賢い君は理解してしまう。きっと彼はとうに察しているのだろう。ただじっと自分を見下ろす眼差しは静かで、どこか痛みに耐えてるようでもあった。

    君たちに共通する過去。それがもたらしたもの。すなわち──自分たちを探しに来た追っ手が、君の大切な人を殺めたのかもしれない、と。



    【狂気判定】

    祢音:dice1d10=8 (8) +1

  • 68二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 04:25:12

    祢音ちゃんだいぶ逞しくなった

  • 69二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 07:08:50

    偉い

  • 70二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 14:59:58

    それがガチなのかはたまたまた別の理由なのか…

  • 71二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 22:02:29

    そもそも死因なのか取引なのか…

  • 72二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 07:09:09

    ほしゅり

  • 73二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 14:42:44

    ダイスがこのまま良くなるといいな…

  • 74二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 22:17:08

    今のところだと追手から道長を庇って…みたいな流れあたりがドールとして推定できるところ?

  • 75二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 04:32:25

    「俺がやった」とは言ってなくて「俺のせいで死.んだ」だからなあ

  • 76二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 11:06:37

    「…………」
    「ナーゴ、……君のせいじゃない。責任は、こうなる可能性を分かっていてなお、決断できなかった俺にある」
    「……ありがと、英寿。でも違うよ。私が、みんなを巻き込んじゃった。私がいたから」
    「ナーゴ」
    「大丈夫。すごく、苦しいけど、……自分でも意外なくらい、落ち着いて考えられてるの。……道長」

    弱々しく、出来そなった微笑みをギーツに見せ、ナーゴはバッファへと向き直った。

    「あの時、道長はああ言ってたけど、きっとそれは道長のせいじゃない。だから、」
    「違う」

    君にとっても彼にとっても、大切だったはずの日々。その話題になるたび、苦しげに表情を歪めるばかりの彼の心を少しでも溶かしたかった。けれどバッファはそんなナーゴの言葉もばっさりと切り捨て、もう一度、自分に言い聞かせるように「……違う」と呟く。

  • 77二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 11:58:23

    「道長?」
    「それ、だけじゃなかった、はずだ。俺は、あの時……あいつ、は」
    「──本当に、覚えていないんだな」

    鈍い痛みの錯覚さえ感じ、それでも必死に記憶を手繰る思考を、強ばった声が遮った。顔を向ければ、我関せずとばかりに少し離れた位置で君たちの会話を聞いていた彼は、増して青ざめてようにも見える顔色でじっとバッファを見つめている。まったく、無駄なあがきだとしても、ドールの意志を邪魔するなんて、紛い物風情に許されるわけもないのだけれど。

    「何か言いたげだな。過去は隠したい側のやつだと思っていたが、覚えていてほしいものもあったのか」
    「……どこかで、信じていたかったんだろうな。選ばれたのはお前らだけじゃなくて……あの人にも、そんな未来があるはずだって」

    ギーツの探りに応える気があるのかないのか、その呟きは微かに空気を震わせる。逸らされた視線は諦め悪く地面を睨み、だがやがて君たちをもう一度映した、その瞳に先までの揺らぎはない。ただ灯る光には、切実な頑なさだけが残っていた。

  • 78二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 11:59:20

    「でも、もう分かった。だから……ここまで連れてきて悪いけど、これ以上先へは進ませられない」
    「なっ……!」
    「まったく、お前も自己完結が過ぎるな。それで俺達は納得しない。そう言ったのはお前じゃなかったか」
    「そ、そうだよっ! 確かに、会ったところで沙羅さんや景和は許してくれないかもしれないけど……それでもこのままになんてできないよ。だって、『ありがとう』も『ごめんなさい』もまだ言えてない。二人には、まだ届けられるかもしれないのに」

    まぶたの裏には、想いを伝えられずじまいだった彼の姿が焼き付いている。君が躍起になるのも仕方がないだろう。だけど男は呆気なくそれを「届くものなんかない」と跳ね除けた。

  • 79二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 12:00:29

    「君だって散々見てきたはずだろ。こんな世界じゃ、対話になんて何の意味もない。……最低な道しか残されてないなら、初めから歩かない方がよほどマシだ」
    「……だとしても。ここまで一緒に進んできた仲間を、預かり知らぬ場所で放り出してそのまま、なんてわけにはいかないな。タイクーンの意志を聞かずには、ここを離れることはできない。それが俺達の返答だ」

    はっきりと言い切るギーツの声には、有無を言わせぬ力強さがあった。ドールの意志の前に、単なる駒の抵抗なんて無意味でしかない。それなのに生意気にも彼は、その言葉に対する返答を既に持っているようだった。"タイクーン"の語にぴくりと眉を動かした彼は静かに俯く。「それこそ無意味だ」と発された声は、姉妹と同じ声だとは思えないほどに冷たいもので。

    「桜井景和に、行く先を選ぶ権利なんてない。──一番罪深いのは、あいつ自身なんだから」

  • 80二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 18:18:57

    景和が追手に教えちゃった…?

  • 81二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:26:35

    騙されたのか悪意を知らない故だったのか…

  • 82二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 01:23:13

    黒景和、祢音ちゃんのこと呼ぶときだけ二人称「君」になってる?

  • 83二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 09:40:36

    続きが楽しみ

  • 84二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 16:17:45

    沙羅さんが死んだ原因に景和がが関わってるってことなのかな?

  • 85二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:35:48

    なんかの引き金は引いてそう

  • 86二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 09:02:13

    内容滅茶苦茶面白いんだけど、これ語り手が五十鈴大智なのがさらに面白さを加速させてるね
    お前はどんな気持ちでこのシナリオを作ったんだ

  • 87二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:35:55

    保守

  • 88二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 22:29:45

    沙羅さんは沙羅さんなのか…

  • 89二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 04:01:59

    >>86

    道長がちょいちょいキレてるけど当の景和があんま気にしてないのがシュール

  • 90二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 08:04:13

    景和そういうところはあるもんな…

  • 91二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 17:58:05

    PCもPLも不憫な道長

  • 92二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 21:51:53

    ■□

    「景和、ほらこっち!」
    「ちょっと、姉ちゃんはしゃぎすぎだって!」

    足早に廊下を駆ける姉に手を引かれ、というか引っ張られて、君は転ばぬように足を必死に動かす。それでも口元は自然、懐かしさに緩んでしまうのだから素直なものだ。
    繋いだ手の冷たさも気にならないほど、じんと心を満たすもの。そんな君の幸福の象徴は、突き当たりの部屋の前で足を止めると、いたずらっぽい笑顔で君を振り返った。

    「ここっ、はい景和、入った入った!」
    「えっ、ちょ、うわっ!?」

    ドアノブを引いた彼女に有無を言わさず背中を押され、つんのめるようにして入った部屋の中。なんとか寸前で踏ん張り、床に転がらず済んだ君の鼻腔に、ふわりと香る優しく懐かしい匂いが触れる。つられて顔を上げれば、きらきらと光る反射が君の目を柔らかく刺した。

  • 93二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 01:06:21

    ここだけ見れば微笑ましくも感動の再会なのに…

  • 94二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 10:17:25

    ずっと平和であってくれ

オススメ

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