【🎲・オリ生徒・クロス】レッドウィンターのゴミ拾い・два

[1 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:01:51]

レッドウィンター連邦学園の外れに、絶対に立ち入ってはいけないと言われているエリアが存在する。

何の考えも無しに入った者は、持っていた銃すら残さず奪われた状態でエリアの外に。

また、きちんと考えて入った者も半ば事故のような形でそうなることもある。

しかし、生きて帰った者の手には時たま想像できないほどの物資を持っている事もある。

いつしかそこは、こう呼ばれるようになった。

――――タルコフ、と。

[2 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:02:35]

10時間に巻き込まれて落ちましたが、できるところまで続けたいと思います。

前スレです

【🎲・オリ生徒・クロス】レッドウィンターのゴミ拾い｜あにまん掲示板

[3 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:03:44]

（微妙な所からだったので前回の頭から貼っておきます）
というわけで、初めて5人でCUSTOMSに降り立った。

「さ、ぼさっとしてる暇はないからついてきて。私達以外はすべて敵だから」

位置は……ニューガスステーションの近くの斜面か。脱出は端だな。

「ミユ、屋根の上にスナイパーいるからやって」

「は、はい！」

即座にライフルを構えて、射撃する。おお、一発でヒットだ。

「やるじゃん」

それだけ言って全速力で斜面上の鉄塔がある位置に行く。少し漁れるポイントだ。

「さてさてっと……！」

これはラッキー、LEDXだ。高額で売れる。ポーチに突っ込んでおこう。

傍の工具箱からはグリップレンチ。うん、かなり収入的にはいい。

ガサガサ漁っていると、後ろから発砲音がした。やたら撃ってるわけではないから小隊の方だろう。

「なんかいた？」

「説明してもらったSCAV……だと思うのですが」

[4 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:04:30]

「だね、言ったでしょ？すぐ倒れるって」

「頭一発だったぞ……ん？カバンがやけに大きいな」

おっと、これはさらに運がいい。

「ラッキーだね、あんま見ないけどタンクバッテリーだ。サキ、カバンごと持って帰って」

「わかっ……重っ！？」

「頑張って特殊部隊。近場の脱出地点開けてあげるから」

そのままニューガスに降り、線路方面に向かう。最近変化した地形のおかげで、このままZB-013の発電機を上げれるのはいいところだ。

「ほいっと」

発電機を起動し、ポーチのカギを確認する。うん、ファクトリーキーはある。

モエがサキをつついてるが、仲よくていいね。

「このまま戻って旧建設まで行くよ」

「わかりました」

「ミユ、あそこの鉄塔の上にいるスナイパー落として」

毎度毎度AKだと狙いずらくてかなわない。

[5 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:04:43]

「わ、わかりました！」

また一撃、150ｍくらい離れてたと思うんだけどよく当てるな。

「よし、このままついてきて」

その足で旧ガスまで歩く。

『雑魚だ！』『兵士がいるぞ！』

ああもう、邪魔だな。

「ミヤコ、右カバー。残りは後方警戒。左はやる」

線路下の所にいたやつはミヤコに任せて、こっちは奥の建物近くにいるやつを撃つ。

跳ね上がりに任せて胴体から頭に向かって弾を撃てば、大体頭に当たってくれる。

「クリア？」

「クリアです」

「ＯＫ、行こう」

ついでに線路下の奴も何故かタンクバッテリーを持っていたので、モエに任せた。

[6 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:06:02]

（前回分ここまで）

「ほんっとに重い！」

「さっきまで……ふざけてた余裕は……どこに行ったんだ」

うーん、これも友情なのかな。まあいいか。

「頑張って、もう少しだから」

ZB-013は発電機を起動しないと帰れない上、ファクトリーキーを使用するが確定で帰れるのが魅力だ。あと位置がちょうどいい。

「あそこの建物見える？あれがゴールだから」

「先導します」

「つ、続きます！」

ふらふらの二人の後方に付きつつ、ミヤコとミユに前を任せる。まぁ死ぬこたないでしょ。

そのまま新建設の下に滑り込んで、ドアのカギを開ける。

「二人はこのまま帰って。ミヤコとミユはここあさって帰るよ」

二人をドアの奥にやってからそれを言って――

「「え？」」

スッと二人が消えた。

[7 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:06:44]

「「！？」」

「気にしないで、外で会えるから。ほらさっさとこっちも帰るよ」

おどおどしている二人の尻を蹴りながら漁らせる。バッグやらなんやらを漁らせ、ちょいちょい喧嘩を仕掛けてくる馬鹿を倒す。

うーん、やっぱCUSTOMSはいいし強い味方込みだと効率がいいな。ずっと居てほしい。

「行けそう？」

「はい、漁れるところは漁った……かと」

「こ、こっちもです」

「わかった、じゃ帰ろっか」

そのまま階段を下りてドアをくぐる。いつものように意識が消えて――いつもの場所に戻った。

「うわ、本当に出てきた」

「どういう仕組みなんだろ」

二人もいるし、任務完了かな。

「ようこそ、タルコフへ。どうだった？」

[8 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:07:21]

「いやまぁ、予想外な所ではあったな……」

「でも面白いかも。不確定で破滅的ってのは結構魅かれるね」

魅かれるところ、今の個所にあるか？

「ま、これで報告はできるだろ。その荷物はもらって換金するから――」

「ちょいまち」

モエがそれを遮る。なんだ？契約を破る気か？

「これ使った方がいいよ、物によってかなり高く買ってくれるところもあるだろうし」

スマホの画面を目の前に出してくる。

「フリー……マーケット……？」

「そ、オークションみたいなもんだけどブラックマーケットのどっかが管理してるって噂。売買は頼んだら業者が来てやってくれるよ」

ふむ……これは確かにいいな。フェンスはボロボロの物でも買い取ってくれるがこっちは手数料分を差し引いてもかなり高値で売れる。

タンクバッテリーは……フェンスのおおよそ4倍の値段だ。マジかよ。

「……OK、乗った」

がしっと握手をする。出会えてよかった。

[9 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:07:37]

「とにかく、ありがとうございました。これで報告ができます」

「ああ、今度は迷うなよ。帰りにもしもの事があったらこれを撃て」

「えっと……フレア、ですか？」

棒状のフレアを渡しておいた。一回一緒に戦闘した仲だ。死なれるのはちょっといい気分ではない。

「使った事は？」

「ないな、でも見た事はある。底をひねって紐を引っ張るんだろ？」

「そ、上に撃ちあげたら緑の照明が上がる。うちの監視員に一日は見ておくように伝えとくから」

「すみません、何から何まで」

「こっちは契約だからね。金の切れ目がって言うでしょ、じゃ、気を付けて」

4人が頭を下げた後、帰っていった。フレア、使わなければいいけど。

さて、それはそれとして――。

「フリマね。うまく使えば稼げるし、不自由もなくなるかも」

良いものは、手に入った。

[10 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:08:54]

今回から出撃地点はダイスで決めますが、入手物は実機でプレイしてそれを反映するスタイルで行こうと思います。

使ってほしい武器とかあれば言ってくれると使う……かも。
（そんなうまくないので許してください）

[11 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/01/31(金) 23:13:39]

最近は専らPVEしかやってませんが、一応やってますの証拠として貼っておきます。

[12 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 09:10:19]

武器あんまり分かんないんだよなぁ

[13 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 11:38:53]

モシンなんとかとかM700みたいなスナイパーライフル系とか？

[14 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 20:00:12]

復活嬉しい

[15 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/01(土) 23:32:27]

武器一覧はこちらとなっています（グレネードランチャーは入手率が終わってるので除外で……）

https://wikiwiki.jp/eft/%E6%AD%A6%E5%99%A8%E4%B8%80%E8%A6%A7#z231ae13

今回のマップはどこでしょう。

場所

dice1d5=2 (2)

1.WOODS

2.CUSTOMS

3.SHORELINE

4.INTERCHANGE

5.RESERVE

[16 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/02(日) 00:34:57]

>>13

というわけでM700と57を担いでカスタムに走ってきました。

[17 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/02(日) 00:36:36]

開始3分でGOONSに囲まれて死にかけましたが何とか生存。
M700の出番があんまりなかった……。あとバードアイは多分どこかで殉職してます。

[18 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/02(日) 08:20:31]

今回得たものはかなり多い。

まず、フリーマーケットの存在。そして、トレーダーの存在。

今まで手に入れてきたものを高く売ることができるフリーマーケットは、逆に不足していたものを買う事もできる。

市場の状態によっては高くもなるし、低くもなるがうまく扱えばかなり資金を増やせる。それに装備も潤沢になる。

そしてそれを運営している存在のトレーダー。色々と種類があるらしいが、装備を売ってくれたり買ってくれたりするのはありがたい。

いくつかの物を交換してくれもするし、カスタム済みの武器を売ってくれたりする。

今までの苦労が嘘みたいだ。それでも一番楽なのはフェンスだけど。

さーてと、契約通り7：3で資金を分けてモエの所に送っておいた。これで契約は完了だ。

フレアも上がらなかったし、無事に帰れたんだろう。多分。

「タバコがいつでも買えるのは魅力かも」

一人部屋でライフルをバラしながらふかしていた。このAKは今回で終わりかな。

いくらAKとはいえ、ボロボロにはなるし弾も詰まる。適当な所で切り替えるのが無難だ。

[19 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/02(日) 08:54:08]

「次は……M700でも使おうかな」

シンプルでベーシック。狙撃するにはうってつけのライフルだ。

今回はトレーダーでカスタムされたものを買ってみた。機関部を木の基本的なストックから外し、AICSストックと交換したもの。

ピストルグリップだから握りやすいし、チークピースも高さを変えれるから狙いをつけるのも楽だ。

バイポッドはいいかな。そこまで徹底して狙撃をする気はない。

マガジンは着脱式10発装填。スコープは1－6倍可変。弾丸はM80。うん、シンプル。

流石にライフル一本だと不安だから5-7を持って行くことにする。

至近距離で会敵した時や、室内戦だとこれが役に立つだろう。ヘルメットをぶち抜ける貫通力は魅力だ。

それに弾自体もそんなに高くないのもいい。財布にやさしいのに強い。

外の射撃場でスコープとライフルの調整はする。

タルコフ市内はほぼ横風が吹かないから横風は考慮しなくていい。エレヴェーションノブをどこまでいじれば200でゼロになるかだけ頭に入れておく。

「大体ここか」

最終的に当たる距離まで近づいて頭をぶち抜けばいいが、準備はしておくに越したことはない。

[20 二次元好きの匿名さん 25/02/02(日) 17:43:59]

準備は十分にか

[21 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/03(月) 00:44:26]

今回の目的は特にない。正直散歩にでも出かけるような気持ちだ。

新しいおもちゃを貰った子供のようなもので、試してみたいという気持ち。

（ライフルもハンドガンもばっちり、アーマーも新しくしたし、バッグも同じ）

これならある程度の状態に対応できるし、武器は敵からパクれば弾切れしても戦える。

スナイパーに永久に粘着されるのは非常に腹立つので、とっとと倒してしまえばいい。

後は距離に応じでハンドガンで対応。これでOKだ。

「じゃまた稼いでくる」

「いってらっしゃーい」「気を付けてね！」

……フリーマーケットとトレーダーの事は黙っておく。一度上げた生活水準は下げられないというし、ここで派手な事をしてあのヒゲチビに目をつけられるのも厄介だし、ミノリに怒られるのも勘弁だ。

ここでデモを起こされるのは面倒極まりねぇ。

[22 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 08:58:41]

健気だ

[23 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/03(月) 12:27:33]

「よーし、今日もひと稼ぎ――」

刹那、爆発音が響き渡る。一度ではなく、複数回。

自分の位置を確認、ZB-1012近くの倉庫内。ここであれだけ爆発音がするって事は――

「……やべぇな」

推定、パルチザンがかグーンズだ。

パルチザンならまだいい。トラップに気を付けて頭をぶち抜けばいい。

だたし、グーンズは厄介だ。ほぼほぼの弾丸を防ぐアーマーに、強力な弾薬を込めた武装、そして3人組。

囲まれれば2秒であの世行き、全部ロストの未来が見える。

「避けて行くにも電源を上げて逃げた方が早いからな……やるか」

ライフルを一旦背中に預け、ハンドガンを抜く。この距離の戦闘ならこっちの方が遥かに有利だ。

まぁ、向こうは最悪LMGとグレネードランチャーでこっちを撃ってくるだろうが。

[24 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 20:51:34]

相手の火力高いな

[25 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 20:54:45]

ハンドガンでどうにか出来るのか？

[26 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/04(火) 02:03:12]

発電機手前の倉庫まで侵入。爆発音は鳴りやんだが不安はぬぐいきれない。

「こっちに突っ込んでこないでよ……」

5-7を強く握りしめ、ライトをオンにする。明かりが倉庫を照らして、安心感を与えてくれた。

『雑魚ｄ――』

咄嗟に5タップ程撃ち込み、逃げる背中に数発追加で撃った。

なんだ、ただのスカブが驚かせやがって。一瞥した後マガジンを交換して、速やかに抜いたマガジンに弾を込める。

5-7はグリップが太くて若干グリッピングに難があるが、高い貫通力のある弾を20+1発込めれるのが魅力だ。

普通の45だと破壊力は上でも総弾数が少なすぎ、9㎜だと弾数は多いが威力が心配だし、強い弾は高い。

ここで扱う分には、これが一番持ってて安心できる。個人的に。

ハンドガン構えたまま、出入り口の方に照準を持って行く。

足音――

『コンタクト！敵が前進しているぞ！』

ああもう！最悪だクソが！

さっきまで顔を出していた場所に数発の弾が飛んできた。音からして7ミリオーバー。

ナイトの奴か！

[27 二次元好きの匿名さん 25/02/04(火) 10:42:00]

あぶね

[28 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/04(火) 11:50:25]

髑髏のマスクにスパイラルケーブルラップのドレッドヘアを付けたヘッドギアは見間違えるはずもない。

こっちに突っ込まれたら一巻の終わりだ、来られる前にやるしかない。

ビッグパイプの奴がこっちに来る前にケリをつける……！

5-7をホルスターに戻して、コンテナをカバーにしつつM700を構え直す。

こっちの射線に来い……一発でそのふざけたフェイスマスクごと吹き飛ばしてやる……！

左から来る足音が、ゆっくり右に行く。そう、そのまま……。

最低倍率にしたスコープの端に人影が写り、そのままクロスヘアをなぞるように動く。

中心にそれが着た瞬間に、トリガーを引き絞った。

これだけ近ければ風も考慮しなくていいし、着弾までの時間もほぼ考慮しなくていい。

当たるか、当たらないかだけだ。

[29 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/04(火) 12:06:52]

スコープに映っていた人影がゆっくりと、金網にもたれながら地面に倒れた。

少し倍率を上げて確認する、うん、間違いなくナイトだ。

ゆっくり息を吸い、もう一度吐く。

落ち着いていつも通り行動しよう。ボルトを引いて排莢させ、そこに一発詰め直す。

辺りを警戒しつつナイトの装備をはぎ取った。肩アーマーの付いたプレートキャリアに、黒いMDR。7.62×51m仕様だ。

しかも弾薬はM61、APだから食らってたらあの世行きだったろう。

「さて……残りは何処だ……」

グーンズは3人組のはず。バードアイは積極的に近づいてこないから、確実にビッグパイプは付近にいるはずだ。

MDRをそのまま構えて、ACOGの上についてるRMRをサイトにして外に出る。

壁に沿って行けば、いきなり襲われることは――

『確認したぞ！そこだな！』

ああもう！ホントこのクソ共は！

発砲音がすると同時に体に痛みが走る。そのまま倉庫に全速力で戻るまでは、何とか生きていたようだ。

[30 二次元好きの匿名さん 25/02/04(火) 20:41:10]

フルサイズの7.62mmAPやはり火力高いな

[31 二次元好きの匿名さん 25/02/04(火) 20:53:39]

グーンズと戦えるだけで手練れの証

[32 二次元好きの匿名さん 25/02/04(火) 20:54:41]

判断が早い👺

[33 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/05(水) 01:37:22]

「痛った……」

いつものキヴォトスでは信じられないくらい痛い。

ここの外なら.300BLKなんて食らったところでほどほど痛い程度の弾。50口径に12ゲージスラグ、ロケットランチャーが跋扈してる。世界じゃあいさつ代わりにもならない。

でもここでは違う。多分腕は貫通してるし、アーマーに数発もらった。引く程血が体から出てきてる。

「来る前にやるだけやんなきゃ……」

ケースに入れておいた黄色い注射――プロピタルを腕に打つ。

薬液が体に入って、痛みを緩和してくれる。出血は止まらないけど、血で失う体力よりこの注射で回復してくれる体の傷の方が勝る。

大丈夫、動ける。それに最近ぬるい戦闘ばっかだったんだ。

こういうヒリつく戦いの方が引き締まっていい。

ライフル二つを背中に預けて、身軽に動けるようにカバンを捨てる。

ほぼハンドガンとアーマーだけになった体がやけに軽く感じた。

さっきの位置から見てそこのドア付近だ。来るなら来い、こっちを向く前にその髭面吹き飛ばしてやる。

こっちの思い通りに誘導するために、ナイトのポケットから引き抜いたV40ミニグレネードを思い切り外にぶん投げた。

[34 二次元好きの匿名さん 25/02/05(水) 10:06:46]

やったか？！

[35 二次元好きの匿名さん 25/02/05(水) 18:13:38]

誘導うまくいくと良いが

[36 二次元好きの匿名さん 25/02/05(水) 22:45:41]

キヴォトスにも気付け薬とかって存在するんだろうか

[37 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/06(木) 01:07:02]

『フラグだ！』

声が聞こえると同時に、ドアを開けて中へと入ってくる。

「くたばれ！！！」

5-7のトリガーを思い切り複数回引き絞る。何発か外れたが、ヘッドウェアをつけてないバンダナ頭を貫いた。

そのままドアにもたれかかるように倒れて、動かなくなった。

集中を切らさず、周囲を警戒する。

足音は聞こえないし、声もしない。でも戦闘の音は聞きつけられてるだろうし、すぐにでもここを移動しないと。

とりあえず止血をして、最低限すぐには死なないようにする。

その後はビッグパイプのバンダナとパイプを取って、武器のサイトやレーザーを引っぺがす。

プレキャリも売れるから取っていこう。こんなもんか。

ZB-013の電源を上げに移動しつつ、あたりを見回す。

……バードアイはいなさそうだ。アーマーを着ていないアイツはたまに巻き込まれて死んでる。

今回はそうだったと信じよう。後ろは警戒するが。

[38 二次元好きの匿名さん 25/02/06(木) 09:47:18]

本格的な戦闘状態だな

[39 二次元好きの匿名さん 25/02/06(木) 09:49:03]

タルコフ特有の一発の銃弾から大規模な交戦が始まる奴好き

[41 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/06(木) 11:59:34]

「発電機をオンっと」

ガコンという音と共に発電機の電源が入る。後は逃げるだけだ。

外で複数の足音がするが、声的にスカブだろう。バードアイなら足音を殺してくるはずだし、そもそもスカブと敵対するはず。

外を通らず中を通って高架下に行く。OK、こっちには来てないな。

そのままオールドガスを通り青のトタンの壁を抜ける。

「あいつはやっておくか」

この前はミユに任せたが、今回は私もライフル持ちだ。

おおよそ距離150ｍ。エレヴェーションノブだけ少しいじり、倍率を上げる。

息を吸って、吸って、限界まで吸って止める。

手の震えがほんの少し収まって、一瞬。頭に狙いを定めて引き金を引き絞った。

ほぼタイムラグ無しで7.62mm弾がスナイパースカブの頭を抜き、ぱたりと倒れる。

「……今日は一回で当たったな」

確認してからボルトを動かす。

そんなに狙撃は得意じゃないけど、まあこの距離なら大体当たる。外れたらまた撃てば良いだけだ。

[42 二次元好きの匿名さん 25/02/06(木) 20:02:42]

命中か

[43 二次元好きの匿名さん 25/02/07(金) 04:45:53]

ナイスヒット

[44 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/07(金) 12:04:48]

そのまま出口まで全力疾走して、鍵を開け――

『こっちにいるぞ！』

あーーーもう、せめて出るときぐらい何もなければいいのに！

クソ狭い階段からいきなり二人のスカブが飛び出してきた。

幸いカギは開けきっていたので、下がればいいだけだったが腹が立ったので抵抗する。

「こんな時まで来るな！」

5-7を弾切れまで撃ちつくす。ろくにアーマーも着てないスカブでは耐えられるわけもなく、二人が覆いかぶさるように倒れた。

「ったく……」

そのままZB-013から抜け、無事脱出だ。久しぶりにひりつくレイドだった。

[45 二次元好きの匿名さん 25/02/07(金) 20:11:29]

無事に切り抜けられて良かった

[46 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/07(金) 21:20:46]

「さてと……」

dice1d3=2 (2)

1.普通に戻る

2.ミノリに会う

3.学園に顔を出す

[47 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/07(金) 21:30:38]

「やっほ、ミノリ」

お金も少したまったし、ミノリに会う事にした。旧校舎の修理も頼みたいしね。

「おお、アメリ！久しぶりだな」

「うん、まあお金もなかったし……あ、そうだ。今日は持ってきたから壁だけでも直してくれない？他の工事あるならその後でいいから」

ミノリも色々仕事請け負ってるし、無茶は言わない。

「わかった、次の仕事が終わったらそっちの作業をしよう」

dice1d4=1 (1)

1.「しっかり依頼料ももらったしな！」

2.「ただ次の仕事はD.U.まで行くんだ」

3.+「ふーん、ついて行ってみようかな」

4.「別に用事が無くても会いに来てくれていいぞ！」

[48 二次元好きの匿名さん 25/02/08(土) 02:54:16]

ho

[49 二次元好きの匿名さん 25/02/08(土) 11:20:29]

ミノリと知り合いだったか

[50 二次元好きの匿名さん 25/02/08(土) 20:03:46]

互いに顔見知りなんだな

[51 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/08(土) 21:07:29]

「ありがと、そういとこ信頼してる」

「当たり前だ！労働にきちんと対価を払ってくれるならそれにきちんとお返ししないとな！」

ま、たまに暴走するけどミノリだし……。

「じゃあその仕事おわったらよろしくね」

「またな！」

隙間風も最近はひどくなってきたし、ここいらで修理をどのみち頼む気だった。ちょうどいいタイミングだろう。

「さて」

dice1d2=2 (2)

1.普通に戻る

2.学園に顔を出す

[52 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/08(土) 21:15:30]

「あのヒゲが私たちの事を忘れてないかだけ確認しに行くか……」

普通に忘れられてるとは思うけど、一応念のためにだ。

別に私がそこに送られっぱなしでも一切文句はないが、残りの二人くらいは戻してやりたい。

あと、あっちの方がタルコフまで近いし。銃と装備いくらおいても誰も文句言わないし、タバコ吸えるし。

まあそれはそれ、これはこれだ。

マリナにも見つかるとめんどくさそうだし、適当に避けて行くか。

dice1d2=1 (1)

1.普通に着く

2.見つかる

[53 二次元好きの匿名さん 25/02/09(日) 01:44:37]

ほ

[54 二次元好きの匿名さん 25/02/09(日) 10:07:06]

保守

[55 二次元好きの匿名さん 25/02/09(日) 19:32:34]

無事に行ったか

[56 二次元好きの匿名さん 25/02/10(月) 02:51:01]

トラブルなし

[57 二次元好きの匿名さん 25/02/10(月) 10:57:38]

良かった

[58 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/10(月) 12:02:34]

うん、びっくりするほど普通に着いた。

この程よい適当さ加減がここのいいところだ。で、あのヒゲはっと。

dice1d3=3 (3)

1.いる

2.いる+マリナ

3.2+先生

[59 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/10(月) 12:04:47]

ここの先生は

dice1d2=1 (1)

1.男

2.女

[60 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/10(月) 12:25:51]

（外見は特に指定する気はないのでご自由にご想像下さい）

……ん？なんか妙に騒がしい気がする。どうせマリナがまたなんかやったんだろう。

「邪魔するぞ」

「？」"？"

あー……あ？誰だっけ、確か……ああ、ノドカがこっちに来る原因になった――

先生、か。

"えっと……初めまして？"

「ああ、初めまして先生」

「……あー！お前！」

お、流石に覚えてるか。

「学園のど真ん中で堂々とタバコを吸っていた奴だな！？」

「そうですよ、覚えていてくれて光栄ですチェリノ会長」

わざとらしく頭を下げた。別に慕ってるわけじゃないし。

[61 二次元好きの匿名さん 25/02/10(月) 20:36:45]

先生とは初めてだったか
そしてシグレ的な事やらかしてたのね

[62 二次元好きの匿名さん 25/02/11(火) 04:51:17]

結構な大所帯

[63 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/11(火) 06:23:18]

"た、煙草……。"

「そうだカムラッド！こいつもきちんと指導してやってくれ！」

……余計にめんどくさくなりそうだな。

「私の事を忘れてないならそれでいい。227号の事も覚えてるなら、だけど」

「あのエロガキと酒飲みとお前のいる所だろう？忘れようにも定期的にお前が来るんじゃないか！」

「あいつらだけでも戻してもらおうって言ってるだけでしょ？」

「戻せるものか！」

"ま、まぁまぁ落ち着いて……えっと、君は……"

「湯瀬アメリ、よろしく。先生」

出会い方としてはあんまりかなー。どうでもいい事ではあるけど。

「おいマリナ！こいつをここからつまみ出せ！」

「はっ！」

お？やる？ここで？

[64 二次元好きの匿名さん 25/02/11(火) 15:10:11]

喧嘩かな?

[65 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/12(水) 00:32:39]

"待って待って！目の前で喧嘩は駄目だよ！"

「むぅ……」

ふーん、優しいね先生。

"えっと、私がその227号ってところに行って指導してくるから。"

"チェリノたちは一旦ここに居てくれるかな。"

「カムラッドが行くなら構わないが……かなり遠いぞ？」

"そこはまあ……頑張るよ。"

「話が決まったならそれでいいけど、忘れないでよ。いつかこっちにあいつら戻すから」

「……」

なんかトモエだけ変に真剣な目でこっち見てたけど、見ても何も出ないよ。

「じゃ先生、ついてきて。離れたら死ぬから気をつけてね」

"ぜ、善処するよ……"

[66 二次元好きの匿名さん 25/02/12(水) 08:37:19]

無事に行けることを祈る

[67 二次元好きの匿名さん 25/02/12(水) 17:05:02]

道中無事に行くといいが

[68 二次元好きの匿名さん 25/02/13(木) 02:23:56]

保守

[69 二次元好きの匿名さん 25/02/13(木) 10:57:17]

ほ

[70 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/13(木) 11:44:02]

そのまま先生を連れて旧校舎まで歩いていくことになった。

今までの経験的に何も出会わない確率が高いルートを選んで進んだ……。

dice1d4=3 (3)

1.「そういえばタバコって聞いたけど……」

2.「今都会は何やってるんですか？」

3.ただの動物に遭遇

4.熊に遭遇

[71 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/13(木) 11:52:36]

暫く歩いていると、茂みの奥からガサガサと音がし始めた。

まさか……。

「先生、後ろにいて。音を立てず、何があっても叫ばないで」

"わ、わかった。"

今持ってるのはいつものAK。よしんば熊なら火力不足――に見えるかもしれない。

けれどこいつは5.56mmよりも威力は下だが、44マグナムより上だ。

頭に10発も撃ち込めば熊だって殺せる、下手に大型の単発銃やリボルバーを持つより確実性がある。

セーフティをフルオートまで下げて、ゆっくり照準に目をやった。

そのまま音が大きくなって――

「っ！」

…………鹿が飛び出してきた。

「……」

"……。"

[72 二次元好きの匿名さん 25/02/13(木) 20:10:35]

飛び出し注意

[73 二次元好きの匿名さん 25/02/14(金) 01:13:22]

熊じゃなくて鹿だった

[74 二次元好きの匿名さん 25/02/14(金) 09:56:38]

鹿も蹴りとか強力だから気おつけておこう

[75 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/14(金) 11:43:20]

「よかったね先生、ほら鹿だよ」

"かわいいね……。"

熊じゃなくて何よりだった。

そのまままたしばらく歩き続け――私たちの家である旧校舎にたどり着いた。

外見はやっぱり前よりマシになったな。うん。

「ただいま」

「おかえりー、あれ、お客さん？」

「先生」

「へー、せんｓ「先生っ？！」」

……うるさいのが来たな……。

「ほ、本物の先生なんですね！いつも望遠鏡越しで見てた……！感激です！」

"どうも、初めまして。えっと……。"

「こっちがノドカ、こっちがシグレだよ」

[76 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/14(金) 12:21:51]

興奮しっぱなしのノドカを抑えて、先生を一旦部屋に通す。と言ってもここでまともな部屋は個室と倉庫、後は食事用の部屋しかないけど。

"本当にボロボロだね。"

「これでもマシになった方だよ、前はもっとひどかった」

「そうそう、アメリが色々やってくれるまではね……あ、先生も一杯どう？」

"勤務中だからね……というか駄目だよ。学生は。"

「わかってるよ、先生の前ではお水にしておくからさ」

「真面目だよね、そういうとこさ」

ポッケから出したキャスターに火をつけた。

"あの、私の言葉は聞こえているのかな？"

「うん、耳はついててまだ取れてないから」

「だからここで吸わないでって言ってるじゃないですか！」

"慣れてるんだね……でもアメリ、やっぱり学生で喫煙は駄目だよ。"

「悪いけど、私火をつけた煙草を捨てる趣味持ってないから。シグレ、ノドカ、後任せた」

そう言って、風通しのいい部屋――というか、壁の修理が間に合ってない部屋に歩いて行った。

[77 二次元好きの匿名さん 25/02/14(金) 21:03:12]

比較的無事に着けて良かった

[78 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/15(土) 06:25:52]

「……」

何も言わずに煙草を吸って、吐く。口腔喫煙派なので肺にまではあまり入れない。

チリチリと燃焼材と葉っぱの燃える音だけ耳に入る。

誰にも邪魔されず、こうやっている時だけが一番気が落ち着く。

"お邪魔するよ"

「……スーツに匂い付くよ」

"クリーニングに出すよ……アメリはなんでその……。"

「不良みたいに煙草を吸ってるのって？」

"そ、そこまでは言ってないよ。"

「ま、だよね。聞くところ先生は生徒に優しいって言うし」

吸い終わった煙草を置いているドラム缶に捨てて、いくつか薪を突っ込んで燃やす。

そのまま放置すれば簡易ストーブの出来上がりだ。

[79 ◆Uy3fVwZzyBcj 25/02/15(土) 10:05:48]

"確かに補導って名目で無理やりやめさせることもできるかもしれないけれど、私はまず理由を聞きたいんだ"

「……理由、ねぇ」

いつからだったっけ。こうなったのは。

「ま、ストレスかな。タルコフのさ」

"タルコフ……たしか、RABBIT小隊が言ってたね"

「ああ、そこ関わりあったんだ」

"色々とね。そこに関わったから吸い始めたって事？"

「そう言う事にしといて。ただの疲労とかっこつけだよ」

もう一本取り出して吸う。また補充しないとなー。

"救護騎士団とか、救急医学部の子に見てもらう？ストレスだったらほかに解決方法があるかも。"

「それでやめれたら誰も作らないよ、こんな体に悪いもんをさ」

冷える指を温めながら、紫煙を吸い込む。

その時だけは珍しく肺まで入れて吐き出した。

[80 二次元好きの匿名さん 25/02/15(土) 18:47:24]

味わって楽しむ派なのかな?

[81 二次元好きの匿名さん 25/02/16(日) 01:55:32]

ho