(ダイス・オリキャラ・ホラー・グロ注意)私はミレニアムの異端者 Part2.7

[1 糸繰 マリア 25/02/01(土) 01:23:45]

(寝落ちしてスレを落としてしまいました……)

前スレ

(ダイス・オリキャラ・ホラー・グロ注意)私はミレニアムの異端者　Part2.4｜あにまん掲示板

[2 糸繰 マリア 25/02/01(土) 01:26:23]

今までのスレ

(ダイス・オリキャラ)私はミレニアムの異端者　Part2｜あにまん掲示板

(ダイス・オリキャラ)私はミレニアムの異端者　Part1.4｜あにまん掲示板

(ダイス・オリキャラ)私はミレニアムの異端者 Part1.2｜あにまん掲示板

(ダイス・オリキャラ)私はミレニアムの異端者｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 01:28:03]

感謝

[4 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 01:30:06]

立て乙

[5 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 01:30:23]

スレ建てありがとうございます
保守できなくて申し訳ない

[6 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 01:31:01]

スレ建て感謝

[7 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 01:40:48]

たておつ

[8 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 01:42:57]

続けてくれるの嬉しいねぇ

[10 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 01:43:19]

乙

[11 糸繰 マリア 25/02/01(土) 01:54:54]

登場している人物、部活、物品まとめ　　1/2

魔術研究部
ミレニアムサイエンススクールに存在する部活。
『部長』、文能ルリ、御影ヒエイ、堂前ミエの4人が所属している。
今は忘れてしまった『部長』の正体を探っている。

『部長』→道向ノナ
魔術研究部の部長を務めているミレニアムサイエンススクールの3年生。
いつの間にか皆の記憶から消えた。映像や写真は黒塗りされてて姿を認識できず、声も聞き取り不能だった。
未来を見る力を持っており、死ぬ未来を回避するために一年の冬から努力を重ね、
最終的に自らの命を利用して『運命』との賭けを行った。

文能ルリ
魔術研究部の副部長を務めているミレニアムサイエンススクールの3年生。
最近はヒエイの運動の手伝いをしている。
親友が初めて腹筋を3回連続成功させた事に感動のあまり滝のような涙を流し目が腫れてしまった。

御影ヒエイ
魔術研究部の部員。ミレニアムサイエンススクールの2年生。
最近は体力をつけるために運動を始めた。
初めて腹筋を3回連続成功してモチベーションに溢れている。

堂前ミエ
魔術研究部の部員。ミレニアムサイエンススクールの1年生。
ヒエイ先輩が腹筋を3連続成功したと聞いてドッキリを疑った。
本当と知ってお祝いにお菓子を…と思っていたが、
運動している人に渡す物ではないと思い直し、代わりにササミをあげた。

[12 糸繰 マリア 25/02/01(土) 06:52:17]

登場している人物、部活、物品まとめ　　2/2

糸繰マリア
道向ノナが作り上げた神話に用いられている言語の神秘。
多次元解釈のようなものを用いて大量に増えている。

『運命』
物語をバットエンドにしようとする存在。

『先生』
紫の短髪にスラッと……いやフラットな体を持ち、身長も高い。
日々の健康に気をつけている…と言いながらエナドリをよく飲んでいる

謎の言語
道向ノナが残した文書に用いられている言語。
「未来を示す言語」という神秘を持っている。

オルゴール
部室で見つかった小さなオルゴール。
下に敷かれた謎の言語を読み上げてくれる。
原材料、製造方法共に不明。

[13 二次元好きの匿名さん 25/02/01(土) 13:29:57]

怖いねぇ

[16 糸繰 マリア 25/02/01(土) 19:24:58]

(30行ピッタリにしたら文の一部が物理的におかしくなってしまったので分ける事にします…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プラナ「先生、おはようございます。」

“プラナ…？今って何時かな？”

プラナ「今は午前11時です。ちなみにアロナ先輩は寝てます。」

“そろそろ約束の時間だから急がなきゃ！”

ポケットにUSBメモリを入れてミレニアムへ向かうのだった……

[17 糸繰 マリア 25/02/01(土) 19:44:43]

魔術研究部の使っている部屋に着くと、ルリだけが部屋にいた。

文能ルリ「こんにちは、先生」

“こんにちは、ルリ。他のみんなは？”

文能ルリ「二人は今部室ですわ。本日は部室で手掛かりを探すついでに掃除をする事にしまして…
　　　　　私は足りなくなったゴミ袋を取りに来たところなんですわ。」

“手伝ってもいいかな？”

文能ルリ「勿論ですわ！」

“あ、あとシャーレで件の人形が見つかったよ。中身はこのUSBメモリだった”
　　　　　
そう言いながらポケットからUSBメモリを取り出した。
魔術研究部の部長が残したメッセージ。それは『人形を開け』という物で、
思い当たるものがないか探す事になっていたのだ。

文能ルリ「見つかったのですね！あと数時間経ったらお茶にする予定なのでその時に
　　　　　そのUSBメモリの中身でも見てみましょう。」

[18 二次元好きの匿名さん 25/02/02(日) 00:41:55]

その中身が果たして何なのか
またヒントか？

[19 二次元好きの匿名さん 25/02/02(日) 09:48:26]

あの中身か

[20 二次元好きの匿名さん 25/02/02(日) 18:32:29]

見るの怖いな

[21 二次元好きの匿名さん 25/02/02(日) 22:29:09]

あの人形も不気味だったがこっちは一体どんなものが出てくるのやら

[22 糸繰 マリア 25/02/03(月) 02:30:30]

ゴミ袋を準備して二人の元へ向かうつもりなのだが……

“ゴミ袋、こんなにいるの？”

文能ルリ「二人がまだ足りないと言ってましたので……」

確かに今の部室は本や書類が地面に散らばっていたり、棚が倒れていたりと
かなりゴチャゴチャしているが、ゴミと言える空き缶などは纏めて置いてあった気がするのだ。

[23 糸繰 マリア 25/02/03(月) 02:30:52]

部室の扉を開けると、二人が地面に落ちている書類を漁っていた。

御影ヒエイ「……の…………何処………」

堂前ミエ「こ………棚……いって…は…」

文能ルリ「二人とも！袋持ってきましたわよ」

御影ヒエイ「ああ、気づかなくてごめんなさい…袋はそこに置いておいてください」

文能ルリ「分かりましたわ」

御影ヒエイ「あ、あとこっちの片付けやるからついてきて」

文能ルリ「…ええ、あなたについてきますね」

“私はもうできている袋を外に持っていくね”

堂前ミエ「それは後である物使って一気にやるからこっち手伝って〜」

“わかった……けどその前にお手洗い行ってもいいかな？今日一回も行ってなくって……”

堂前ミエ「………まあいいよ」

[24 糸繰 マリア 25/02/03(月) 06:50:28]

文能ルリside

二人で小さな部屋のようになっている場所に入る。
かなり埃っぽくて咳が出ないように口元を抑える。
向こうに気を配りながら、私はそっと銃を取り出す。
あと3歩、あと2歩、あと1歩……
私は『それ』に銃を突きつけた。

御影ヒエイ「銃を下ろしてくれないか？」

「ごめんなさい。それはできません。」

御影ヒエイ「何か気に触るような事をしたか？したならあやm

私は言い訳を最後まで聞く事なく相手に銃を撃ち、
そのまま地面に押し倒した。
どうやらもう一人は先生を追いかけて行ったみたいでいなかった。

「あなた、何者ですか？」

[25 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 15:23:52]

尋問か

[26 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 22:05:06]

もう始まってるタイプかよ…

[27 二次元好きの匿名さん 25/02/04(火) 07:28:11]

何が出てきてるんだ

[28 二次元好きの匿名さん 25/02/04(火) 17:04:20]

もう一体はどうなったか

[30 糸繰 マリア 25/02/05(水) 06:59:01]

御影ヒエイ？「な、何者って御影ヒエイだけど？」

「そうですね…簡潔に理由を言いましょう。
　本物のヒエイなら喘息持ちの私をこんな埃っぽい場所には連れてこないからですね。」

「私がゴミ袋を取りに行ったのは、私が苦しそうにしているのを見て
　ヒエイが『休憩するついでに…』と言って頼んできた事ですもの」

「それで、あなたは何者で、仲間は何人ほどいるのでしょうか？」

片手でスマホの準備をしながら、相手の顔面に拳銃を突きつける。

御影ヒエイ？「仲間は……2人いる…」

文字を打つ手を一旦止めて話に集中することにした。

御影ヒエイ？「1人は先生を追っている。もう1人は………今君の後ろにいる」

振り向こうとした瞬間、頭に強い衝撃が走る。
温かな液体が流れ始め、視界が歪むのを感じた。

(伝えなきゃ…)

結局、誰かに伝えることはできなかった。

[31 二次元好きの匿名さん 25/02/05(水) 14:20:24]

ルリちゃんヤバイ

[32 糸繰 マリア 25/02/05(水) 22:10:01]

文能ルリ？「時間稼ぎお疲れ様」

御影ヒエイ？「助かった」

(あれは……私？)

文能ルリ？「さ、袋詰めしてしまおうか」

地面に伏しているからか誰かが廊下を走っている音が聞こえる。

(……誰かが走ってくる…もしかして先生？)

堂前ミエ？「急いで帰るよ！」

御影ヒエイ？「いきなりどうしたの？」

堂前ミエ？「『主人公』が『勇者』と合流してこっちに向かってきてる！」

文能ルリ？「仕方ないわね。帰るわよ」

御影ヒエイ？「了解」

[33 二次元好きの匿名さん 25/02/06(木) 06:34:56]

マズイな

[34 二次元好きの匿名さん 25/02/06(木) 14:23:48]

勇者ってアリスか

[35 糸繰 マリア 25/02/06(木) 20:05:51]

先生said

“ってな感じだよ。アリスも一緒に部室の掃除する？”

天童アリス「分かりました！アリスはクエスト『部室のお掃除』を受注します！」

私は手洗いから戻る途中でアリスに出会った為、今日来た理由と今からやる事を説明しながら歩いていた。

“ありがとう！掃除は人が多い方が捗るからね”

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天童アリス「パンパカパーン！アリスも掃除を手伝います！」

“強力な助っ人を連れてきたよ！……あれ？”

かなり大きな声で言ったつもりなのだが、返事が一切返ってこない。
その上作業している音すら聞こえない。

“誰もいないの〜？……”

“(この臭いは…！)”

部屋に一歩踏み出した途端強く感じる鉄の臭い、
急いでその臭いの元へ向かうと…

“ルリ！大丈夫！？”

ルリが頭から血を流して倒れていた。

[36 二次元好きの匿名さん 25/02/06(木) 23:43:40]

タイミング的には間に合ってる…よね？

[37 二次元好きの匿名さん 25/02/07(金) 08:17:43]

急いで応急処置が必要だな

[38 二次元好きの匿名さん 25/02/07(金) 17:04:34]

頭部からの出血、重症だな

[39 二次元好きの匿名さん 25/02/07(金) 23:37:52]

急いで治療せねば

[40 糸繰 マリア 25/02/08(土) 04:03:01]

まずは周囲の安全を確認する。

“(危険な物は無さそう…なら！)”

まだ使っていないハンカチで傷口を圧迫する。

“(本当はビニール手袋とかが欲しいけど…)”

“(今周囲に使えそうな物は………そうだ！)”

“アリス！そっちにまだ使ってないゴミ袋があるから取ってきて！その後に保健室の方まで連絡を！”

天童アリス「分かりました！」

ゴミ袋を手袋代わりにつけてから、止血のために圧迫する。

“と、止まらない？！”

体重を乗せて圧迫しているにも関わらず血は一切止まらない。

“(傷口の位置は合ってる…単純に力が足りてない)”

“アリス！私と同じように傷口を圧迫して！”

天童アリス「分かりました！アリス、止血を行います！」

その後、アリスのお陰でなんとか出血は治った。

[41 二次元好きの匿名さん 25/02/08(土) 10:07:38]

セーフ
セーフか？

[42 二次元好きの匿名さん 25/02/08(土) 18:57:47]

頭部外傷となると嘔吐が怖いな

[43 二次元好きの匿名さん 25/02/09(日) 00:37:36]

無事ならいいんだけど

[44 二次元好きの匿名さん 25/02/09(日) 10:00:32]

保守

[45 糸繰 マリア 25/02/09(日) 16:58:48]

文能ルリside

狂̷̪̭̎͜͡気҈̢̥̂͆́͠度̵̨̛͕͔̥͒̉dice1d10=1 (1)　　増加(現在0)

目を覚ますと天井のような物が見える

(いつの間にか寝てた……？確か襲われて…)

先生「あ、起きた？」

「ええ、他の2人は……」

先生「2人ならアリスが見つけて救出したから大丈夫だよ。」

「ならよかったですわ…」

ピコンと自分のスマホから音が鳴った。

なんの通知だろうとスマホを開く。

『モモトーク

　ペロログッ…の投稿

　新コラボグッズ登場！♯モモフレンズ ..』

見覚えのあるアイコン、見覚えのある文字。なのに…

(全く読めない…)

[46 二次元好きの匿名さん 25/02/09(日) 19:02:16]

うわぁ

[47 糸繰 マリア 25/02/10(月) 02:29:13]

「先生……」

先生「どうしたの？」

「私、日本語が読めなくなったかもです」

先生「えっ？！」

先生は何かぶつぶつとタブレットに呟いた後に
私に優しく語りかけてきた。

先生「CT検査の予約をしておいたから、それまでゆっくりしておいて」

「分かりました……」

私は言われた通り、ベッドに横たわりながらボーと周囲を見渡す。
ここは保健室のようだ。人は先生と私しか居ない。
先生は私の症状について調べているのかタブレットの画面を見るのに集中している。

(どうしてこんな事に………)

ぼんやりと部屋の暗くなっている角を見る。
何も無い部屋の角、天井だから埃は付いていない。
何も無いのにそこから目が離せなかった。

[48 二次元好きの匿名さん 25/02/10(月) 06:20:53]

うわっキモイ

[50 糸繰 マリア 25/02/10(月) 20:59:24]

気が付けば、もうCT検査は終わっていて、私は帰路に着いていた。
検査結果は異常なし。健康体であった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「……いつの間に寝巻に？」

変わりない自室で、私はボソリと呟いた。
考え事をしていると、日常の事はあっという間に終わってしまうのか。
………さっきまで私は何を考えていたのかしら？

「まあ、いいでしょう。もう寝る時間ですし」

ベッドに倒れ、何も考えずに眠るのを待つ。そうしている間に眠るだろう……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーーーーーーーー次の目ーーーーーーーー
ーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーーーー次の口ーーーーーーーーーーーーーー次の目ーーーー
次の目ーーーーーー次の日ーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーー次の目ーーーーーーーーーー

……急に目が覚める。外を見ればまだ夜で、月明かりがぼんやりと辺りを照らしていた。
そんな照らされた廊下を歩きながら何をしようか考える。クッキーでも焼いてみるかと
部室の扉を開ければ多くの目がこちらに話しかけてき[目を覚ませ、新たな主役よ]

私はなんで部室にいるのかしら？さっきまで自室にいたはずなのに……

[少しお話をしようじゃないか]

[55 糸繰 マリア 25/02/11(火) 23:32:28]

「あなた……あなた達？は誰なの？」

　　　　　　　　　　　　　　　[私たちはこの物語の悪役]
　　　　[そう物語が決めた]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[私たちは読者を恐怖させ、勇者に打ち滅ぼされるのが役目]
「待って、この世界は物語なの？」

　　　　　[詳しく言うと物語の中の物語だな]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[夢のような物だ]
「つまり………どう言うことかしら？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[この世界は一冊の本だ]
　　[私たちだ、糸繰マリアだ、作者のコピーだ、ただの文字だ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[私たちの脳を接続し、大きな一つの世界を作った]
　　　[それこそがここで、本番のための練習場だ]
　　　　　　　　　　[勇者と主人公が運命を打ち砕き、大団円。それを目指すための物。]
　　　　　　　　　　　　　　　　[ここには、人なんていないのだ。]
「私は……」

　　　[君は私たち悪役が連れてきた本物だ。安心してくれ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[君にやってほしいことがある]
　　　　　　　　[この狂った物語を終わらせてくれ]
　　　　　　　　　　　　　[私たちは擦り減った。何億、何兆と繰り返すうちに]
　　　　　　　　　　　　　　　[このような物語で、如何にして大団円か]
　　　　　　　　　　　　　　　[君にはこの物語を終わらせる事ができる]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　[どうか頼まれてはくれないか]
　
「分かったわ。でも、何をすればいいのかしら？」

[56 二次元好きの匿名さん 25/02/12(水) 07:45:12]

飲んだか

[58 二次元好きの匿名さん 25/02/12(水) 19:42:44]

これ大丈夫なのかな

[59 二次元好きの匿名さん 25/02/12(水) 23:33:22]

保守

[60 二次元好きの匿名さん 25/02/13(木) 07:49:19]

ほ

[62 二次元好きの匿名さん 25/02/13(木) 21:55:31]

冷静に考えると不気味な存在に見えてきた

[64 二次元好きの匿名さん 25/02/14(金) 15:28:48]

同じく

[65 二次元好きの匿名さん 25/02/14(金) 23:27:30]

保守

[66 糸繰 マリア 25/02/14(金) 23:41:12]

　　　　　[本を探して]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[私たちが記された本]
　　　　　　　　[主役が常に持っていた本]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[物語を遡って持ってきてくれ]
「物語を遡る…どうやって？」

　　　　　　[君は新たな主役だ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[拡大解釈され、主役と同一視された]
　　　　　　　　　　　[主役の持っていた力が使えるだろう]
　　　
ジリリリリと目覚ましの音が聞こえ始める。

　　　[どうやら目覚めの時間のようだ]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

早朝。私は今日もいつものように集合場所へ向かう。
今日は晴天で、朝日が私を照らしている。
誰とも会う事なく集合場所に着き、椅子に座る。
こんな朝には珈琲でも飲みたい気分だが、私には珈琲を淹れるセンスが無いので、
ぼんやりと座っていることしかできなかった。
コトリと机に何かが置かれる。
その方向を見れば、いつの間にか珈琲が入ったマグカップが良い匂いを漂わせている。

　　　　「ルリ先輩。そんな阿呆面晒してどうしたんですか？」

[67 二次元好きの匿名さん 25/02/15(土) 08:30:49]

起きたか

[68 二次元好きの匿名さん 25/02/15(土) 17:20:59]

ちゃんと起きれてる？

[69 二次元好きの匿名さん 25/02/15(土) 23:49:13]

保守

[70 二次元好きの匿名さん 25/02/16(日) 09:24:26]

大丈夫かな

[72 糸繰 マリア 25/02/16(日) 19:00:49]

　　「……いつもみたいに始めないのですか？」

　　「もしかして気分が悪かったりする？」

この声はヒエイと先生ですね……見えてないだけで間違いなくいますわね。

「問題ありませんわ。それでは、本日の活動を始めていきましょう。
　先生、件のUSBメモリの中身ってもう見ましたか？」

　　「まだ見てないよ。それじゃあ見てみようか。」

そう言って机にノートパソコンが置かれる。
USBメモリはもう挿されており、少し光っている。

　　「1つの動画と文書が何枚か入ってるね」

　　「まずは動画から見てみようよ」

　　「そうですね。」

[73 糸繰 マリア 25/02/16(日) 19:01:31]

パソコンの画面が真っ暗になり、音声が流れ始める。

[まず初めに、USBメモリにオルゴールの魂を移すこと、これは1枚目の文書に書かれた文字を読ませればできるよ。
次に2枚目の文書にサインすること。そうすれば文書が入れられた端末のカメラで私たちを翻訳できるようになるよ。]

「なるほど、やってみましょうか」

　　「ちょ、ちょっと待って」

　　「えっとルリは今の聞き取れたの？」

「はい、聞き取れましたけど……」

　　「今の明らかに例の言語だよ！？」

………え？

[74 二次元好きの匿名さん 25/02/17(月) 00:43:37]

かなりキてるな…

[77 二次元好きの匿名さん 25/02/18(火) 00:03:06]

まるで啓蒙が高まっているかのようだ...

[78 二次元好きの匿名さん 25/02/18(火) 08:42:32]

まずいな

[79 二次元好きの匿名さん 25/02/18(火) 17:13:46]

確実に影響が出てきてる

[80 二次元好きの匿名さん 25/02/18(火) 23:23:02]

碌な事になら無さそう…

[81 二次元好きの匿名さん 25/02/19(水) 07:50:02]

啓蒙が高いな

[82 二次元好きの匿名さん 25/02/19(水) 16:25:55]

保守

[83 糸繰 マリア 25/02/19(水) 23:30:48]

　　「ともかく、なんて言ってたんだ？」

「まず初めにUSBにオルゴールの魂をうつs「データが破損しています」

データが破損しています。データが破損しています。データが破損しています。データが破損していま
「何が起きてるの？！」が破損しています。データが破損しています。データが破損しています。データが破損しています。データが破損しています。データが破損しています。データが破損しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

　　　　　[大丈夫かい？]

あの声が聞こえる。震える手をなんとか抑えて返事をする

「……ええ、なんとか」
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[すまない……私たちのせいだ]
　　　　[君が言葉を聞き取れるようになってしまった事で不具合が生じたようだ]
　　　　　　　　
「……」

　　　　　　[あー……とりあえず、珈琲でも飲むかい？]

「…そうしますわ」

[84 二次元好きの匿名さん 25/02/20(木) 07:33:06]

ﾋｪｯ

[85 二次元好きの匿名さん 25/02/20(木) 16:04:58]

向こうも想定外だったか

[86 二次元好きの匿名さん 25/02/21(金) 00:26:17]

こーひーおいしい

[87 二次元好きの匿名さん 25/02/21(金) 08:28:11]

一回コーヒーブレイクか

[88 二次元好きの匿名さん 25/02/21(金) 16:45:25]

保守

[89 二次元好きの匿名さん 25/02/22(土) 00:04:48]

糖分も一緒に補給しよう

[90 二次元好きの匿名さん 25/02/22(土) 09:25:33]

保守

[91 二次元好きの匿名さん 25/02/22(土) 17:35:00]

大丈夫かな？

[92 二次元好きの匿名さん 25/02/22(土) 23:58:45]

保守

[93 二次元好きの匿名さん 25/02/23(日) 09:31:41]

ほ

[94 糸繰 マリア 25/02/23(日) 09:39:49]

「……そういえば」
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　[どうしたの？]

「あなたたちの名前って何かないの？」

　　　　　　　　　　　　　[私たちの名前は糸瀬マr「そういうことではなくて…」

「糸繰マリアって私たちが謎の言語と読んでいたモノの名前ですわよね。
　確かにあなたたちもそうですけど、あなたたちだけの名前というのは……」

　　　　　[特に無い]

「では私が勝手につけてもいいでしょうか？」

　　　　　　[問題ない]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[勝手にしてくれ]
　　　　　　　　　[どのような名前になるか楽しみだ]
　　　　　　　　　　　　　　　　[そのようなこと考えもしなかった…]
　　　　　　　[決まったら教えてくれ]

[95 二次元好きの匿名さん 25/02/23(日) 18:53:15]

名付けか

[96 二次元好きの匿名さん 25/02/23(日) 21:57:45]

思ったより気軽

[97 二次元好きの匿名さん 25/02/24(月) 05:08:56]

どんな名前にするのかな

[98 糸繰 マリア 25/02/24(月) 12:29:37]

「…決まったわ。」

「イツ…糸繰イツなんてどうかしら？」

　　　　　[5人だから五(イツ)ということか]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[いいんじゃないかな]
　　　　　　　　[私たちの名前は糸繰イツ……うん。いいと思う]

糸繰イツ「「「「「私たちの名前は糸繰イツだ。」」」」」

「気に入ってくれたようで何よりだわ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

糸繰イツ『『「『『さて、ではこれから本を探しに行こうか。』』」』』

糸繰イツ『「『『『まあ、その前にそれに必要な技術を教えようか』』』」』

糸繰イツ「『『『『頁の移動の仕方と』』』』」

糸繰イツ『『『「『短い距離の瞬間移動についてかな？』」』』』

糸繰イツ「『『『『……まずは頁の移動について』』』』」

糸繰イツ「『『『『自分の数字のX軸を動かす……あー…自分の数字は分かるかい？』』』』」

「ごめんなさい。全く分からないわ……」

[99 二次元好きの匿名さん 25/02/24(月) 16:07:42]

名前でまとまったからセリフが揃ってるのかな？

[100 糸繰 マリア 25/02/24(月) 23:29:20]

糸繰イツ「『『『『少し待っていてくれ、練習用の頁を作ってくる』』』』」

糸繰イツ『「『『では私たちで数字の説明でもしておこうか』』」』

糸繰イツ『「『『数字には[本人の名前]と[アルファベット]がふられている』』」』

糸繰イツ『『『「正直私たちも分かってないことが多いけどね」』』』

糸繰イツ「『『『一つわかっていることと言えば、
　　　　　二乗されると何故か消えるってことぐらいだね』』』」

「変な数ね…符号の変更とかはあるのかしら？」

糸繰イツ『『「『そこら辺は調査途中、未だに不明』」』』

糸繰イツ「『『『『こっちは完成したよー』』』』」

糸繰イツ『「『『『あなたは主役だから案外見ただけで理解しちゃったりして…』』』」』

糸繰イツ「『『『『12頁目に空き部屋作っておいたよ』』』』」

糸繰イツ『『「『『それじゃあ飛んでみようか』』」』』

12+糸繰イツsaid

いつの間にか皆居なくなってしまった。12頁目行ってしまったのだろうか……
こう…なんか……なんとか……

12+文能ルリside

[101 二次元好きの匿名さん 25/02/25(火) 07:51:47]

ゲームブックみたいだ

[102 二次元好きの匿名さん 25/02/25(火) 07:54:30]

何故だろうか、裏技的なイメージが思い浮かんだ

[103 二次元好きの匿名さん 25/02/25(火) 16:50:45]

確かに

[104 二次元好きの匿名さん 25/02/25(火) 22:56:14]

保守

[105 二次元好きの匿名さん 25/02/26(水) 07:53:48]

ハンドブックかな?

[106 二次元好きの匿名さん 25/02/26(水) 16:48:39]

保守

[107 二次元好きの匿名さん 25/02/27(木) 00:04:06]

大丈夫かな

[108 二次元好きの匿名さん 25/02/27(木) 08:23:52]

便利というべきかなんと言うべきか

[109 二次元好きの匿名さん 25/02/27(木) 17:41:58]

保守

[110 二次元好きの匿名さん 25/02/28(金) 00:29:33]

規制かねぇ

[111 糸繰 マリア 25/02/28(金) 06:50:25]

(風邪やら何やらで少し更新速度が遅くなっています。心配かけてしまってすみません。)
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気がつくとそこは白い部屋だった。
色の濃淡はなく、線も鉛筆で引かれたように少しぐちゃっとしている。

糸繰イツ「『『『『下手で悪かったね』』』』」

「………声に出てました？」

糸繰イツ「「「「「そりゃもうばっちり」」」」」

そんな全員で声揃えなくても………

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糸繰イツ『「『『『…って事で、さっきみたいな感覚で移動距離を変更すれば短距離の瞬間移動ができるよ』』』」』

「……わかったわ」

[112 二次元好きの匿名さん 25/02/28(金) 15:12:33]

便利やん

[113 二次元好きの匿名さん 25/02/28(金) 23:15:27]

名前がつくとちゃんと一人っぽくなるのか

[114 二次元好きの匿名さん 25/03/01(土) 07:45:24]

声が揃ってるからかレイサを思い出した

[115 二次元好きの匿名さん 25/03/01(土) 12:21:52]

不気味な感じだったけど結構面白い奴

[116 二次元好きの匿名さん 25/03/01(土) 21:34:29]

最初は得体のしれなさがあったけど結構馴染みやすいな

[117 二次元好きの匿名さん 25/03/02(日) 00:08:28]

可愛い奴らめ

[118 二次元好きの匿名さん 25/03/02(日) 10:02:23]

保守

[119 二次元好きの匿名さん 25/03/02(日) 18:50:50]

大丈夫かな

[120 糸繰 マリア 25/03/02(日) 22:02:12]

糸繰イツ『『「『『一応注意点として、これを壁に向かって使うと』』」』』

「壁に埋まるとかかしら？」

糸繰イツ『『「『『基本的にはそうなんだけど……』』」』』

「だけど？」

糸繰イツ『『「『『追加された部屋とかだと……』』」』』

糸繰イツ『『「『『虚無空間に落ちるんだよね…』』」』』

「………それ、終わりあるの？」

糸繰イツ『『「『『わからない……行きたくないし』』」』』

「それもそうね……」

[121 二次元好きの匿名さん 25/03/02(日) 23:49:16]

裏世界ってやつか…

[122 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 08:29:48]

裏世界は真っ暗な方だったか

[123 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 16:50:02]

>>122

明るい空色の裏世界もあるよね

[124 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 23:54:31]

危うくキヴォトスバグありRTAが始まるところだった

[125 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 08:25:56]

下手したら当たり判定とかで空へぶっ飛ばされるバグとかもあるのかな

[126 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 16:48:50]

体がビヨンビヨンに伸びるとかもあったりして

[127 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 01:12:56]

ケツワープ…

[128 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 09:56:58]

どこかで聞いたことがあるような無いような

[129 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 19:14:07]

保守

[130 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 23:08:08]

かべのなかにいる　じゃあ済まなそうだな

[131 糸繰 マリア 25/03/06(木) 06:55:02]

糸繰イツ「『『『『さて、これからする事を話そうか』』』』」

糸繰イツ「『『『『君に行ってもらうのは-60ページ、主役が突然消えた頁だ。』』』』」

糸繰イツ「『『『『何故消えたか、本は何処へ行ったか……この2点を調べて欲しい。』』』』」

「分かったわ」

糸繰イツ「『『『『あと、注意点が2つほど。』』』』」

糸繰イツ「『『『『１つ目、物語に干渉しすぎない事。
　　　　　　　　　 2つ目、人とは思えない人型の存在に遭ったら直ぐに戻ってきてくれ』』』』」

「あ、１つ質問があるわ。」

糸繰イツ「『『『『何だい？』』』』」

「イツは援護してくれるのかしら？」

糸繰イツ「『『『『頁の内容の範囲外になると干渉出来なくなる。
　　　　　　　　　今から行ってもらう場所は頁の内容外だがら無理だ…すまない……』』』』」

[132 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 15:29:03]

二つ目が不穏…