【閲覧注意】選択を問うTRPG

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:22:09

    だれかが考えた

    端然と愛され生きてきた者と
    悪意の中で生き抜いた者

    同じ行動や相手で
    その選択が異なるのは何故だろうかと


    これはただのアンケート調査

    正解も不正解もない

    ただ好奇心を満たすだけのお遊びだ

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:25:43

    使用シナリオ

    湯さまより「君の選択は正しい」

    シナリオ回す予定の人はネタバレを含むのでお帰りください

    このスレはクトゥルフ神話TRPGを遊ぶスレです

    ショッキングな描写があるかもしれません

    理解したスレ民だけスクロールするんやで

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:27:04

    このレスは削除されています

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:27:30

    シークレットなダイス

    dice1d2=2 (2)

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:27:39

    登場PCおせて

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:33:01

    懐かしい感覚を感じながら目を覚ます
    冷たくて硬くて
    まるで昔のように床に転がされている感覚がした

    ミヒャエル・カイザーは身体を起こす

    見知らぬ場所に寝転んでいた

    「……どこだここ……」

    昨晩は確かにブルーロックのベッドで眠ったはずだ
    しかしここは見知らぬ部屋

    「……何だこれ」

    立ち上がった拍子に何かを踏んでしまった
    そこにあったのは少しひしゃげた便箋だ

    『君には5つの質問に答えてもらう、
    それは君の信念か気紛れか。
    何にせよ君の輪郭を確かにしていく物かも知れない。
    自身の胸に問い、
    それでも答えが解らなかった場合はそれでも良い。
    では、健闘を祈る』

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:38:02

    「……夢か?」

    「……クソ意味がわからない」


    そう呟いた途端、便箋は火もないのに燃えるように端から黒くなっていく

    手紙はあっという間に燃え殻となり地面へと落ちた

    不可解な現象も夢ということにして特に気に留めない

    カイザーは後頭部をポリポリ掻いて顔を上げた


    「……」

    「出口は正面に1つ」

    「進めってか」


    ふと再び足元の燃え殻に視線をやると、何か違和感がある


    「……?」


    <目星>

    カイザー(25)dice1d100=46 (46)

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:43:09

    「……」

    とりあえず先に進むカイザーは出口に見えたその先が真っ暗で
    よく目を凝らせば岩石で出来た階段があることに気づく

    「……」

    ゆっくりと慎重に下りていく
    転ぶことはないだろう

    進んでいくと小さな光が見える
    そうして歩き続けると最初の空間と似た部屋にたどり着いた

    「……ロープが2本?」
    「……看板も」

    その部屋ではロープが2本垂れていた
    正面には扉があるがかっちりと閉まっていて今は通れそうにない
    そして扉の上、大きな看板が見える

    「……はっ」
    「クソくだらねえ」

    それでは一つ目の質問を

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:49:27

    【悪人・悪役に拳を振るうのは許される? 許されない?】


    「右のロープが許される」


    「左のロープは許されない」


    「これを引けば扉が開くのか?」

    「クソ面倒だな」


    カイザーは特に迷うことなく手をかけた

    >>10』のロープを握る


    「……」

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:51:29

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:51:34

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 15:51:58

    目星ひっく大丈夫かこれ

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 16:06:34

    カイザーの脳裏に浮かんだ悪人
    苦い記憶が蘇りながらも、平然と手に力を込めた
    ロープを引いた瞬間、その悪人の顔が

    これまで生きてきた中で最も醜いと思うクソ野郎が
    脳裏にフラッシュバックした

    「……は?」

    気づけばカイザーはその人物に馬乗りになって手をかけていた
    まるでかつて自分が経験したようであったが、その立場は逆転している

    拳に衝撃が走ってカイザーは息をのんだ
    情けなく自分の下で泣いているみっともないクソ野郎がいる

    やめてくれと泣き、助けてくれと喚かれても
    自分の身体は言うことをきかない
    まるで勝手に操作されるゲームを見ているような気分だった

    ありもしない幻想だ。経験したことはないはずだ
    なのに拳の感覚と、ぬるりと濡れる皮膚と、嫌なくらい肉々しい音が耳にこびりついて、本当に手をかけているようでクソみたいな気分になった


    「……っ!」
    「はあ、はあ……」
    「クソっ……幻覚か……」

    額に滲んだ脂汗を拭い呼吸を整える
    ふとロープを握っていた手を開くとその拳は赤く血濡れていた
    ぬらりと光って、生温かく、カイザーのつま先に滴り落ちた

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 16:07:56

    <SAN値>

    カイザー(65)dice1d100=61 (61)


    成功で1の喪失

    失敗減少値 dice1d6=1 (1)

  • 15二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 16:59:10

    「……」
    「気のせい……?」
    「胸糞悪いな」
    「……ちっ」

    ぱちり、瞬くとその赤い液体は嘘のように消えてなくなる
    つま先に落ちたはずのそれもなくなっていた
    幻覚だったのかと頭を振り払ってもう一度手を見る
    手のひらにはいつの間にか鍵があった

    「鍵……」
    「あの扉のか?」

    しばし悩んだのちにカイザーは疲れたようにため息をついた
    血生臭いようなにおいが鼻の奥にこびりついたまま次へと進む

    無意識に首を撫でているのには気づかずに
    カイザーは鍵穴にその鍵を差し入れた

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 17:05:09

    「またかよクソ」


    カイザーは苛立ちに任せて悪態をついた

    ロープが二本、看板と、その下に扉


    ゆっくりと視線を上げて

    カイザーは看板の文字に目を滑らせた


    それでは二つ目の質問を


    【正義のヒーローに拳を振るうのは許される? 許されない?】


    「右が許される」

    「左は許されない」


    「こんな質問に意味があんのか?」

    「これが夢だとして、俺の深層心理なのか……?」

    「クソみたいな自問自答を繰り返して……」

    「はあ……」


    カイザーは先ほどの感覚でまだ痛む頭を擦りながら

    >>17のロープに手を掴んだ

  • 17二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 18:08:28

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 20:25:09

    カイザーはこれまで生きてきた中で
    自分を助けてくれた最も印象に残る人間を思い浮かべた
    ヒーローなどと気持ち悪い言葉で表したくはないが
    しかし確かに自分を救った存在がいたのだ

    拳を振るう理由がないのだから
    これが正解だろうと誰に言うわけでもなく言い訳を溢して
    カイザーはロープを引っ張った

    「……!」

    目の前に現れたその人は
    ゆるりと笑ってカイザーの頭に手を伸ばす
    一度も向けられたことがないような優しい笑顔を向けられ
    カイザーは身体をかたくした
    幸せそうな笑顔のままで頭を撫でられて
    ひどく安堵してしまう自分を気持ち悪く思った

    「……」

    ぱちり、瞬きと共に幻想が消えた
    暖かな手の重みは消え、虚しさだけを残していった
    カイザーは込み上がる感情に歯を食いしばって耐えた
    気分が悪いような気がした
    受け入れてしまえば息が楽になるかもしれないが
    そんな生き方が出来るような自分ではないと抗った

    震える拳をもう片手で擦って落ち着かせる
    そうしてふっと力を抜くと
    手の中にはまた鍵が入っていた

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 20:30:06

    「3つ目の部屋」
    「5つの質問があるとあったが」
    「ここが中間地点か」

    うんざりした様子でその部屋に足を踏み入れたカイザーだったが

    そこにいる人物を見て目を見開いた

    「驚いたな」
    「俺の夢の中にまで出てくるとは」

    「こっちのセリフだっての」
    「なんでお前がここに……」
    「でも……ちょっと安心したわ」

    へらっと笑ったその人物にカイザーは眉間に皺を寄せた

    「世一、もう選択は終わったのか」

    「いいや、これからだけど」


    潔世一が目覚めたのは、カイザーが目を覚ます少し前のことだった

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 20:36:04

    カイザーが目覚める少し前のこと


    【悪人・悪役に拳を振るうのは許される? 許されない?】


    「なんだよこの質問……」


    見知らぬ部屋で一人で目を覚ましていた潔は

    カイザーと同じように手紙に導かれて選択をしていた


    「悪人に拳……」

    「いや駄目だろ、いくら悪い人でも殴るのは……」

    「でも、自分の家族とか友達に何かしたんなら……」

    「あー、駄目だ、迷うな……」


    うーんうーんと悩む潔は再度手紙の内容を思い出した


    「選ばない、ってのもありなんだろうけど」

    「でもロープは二本しかないじゃん」

    「どうするかな……」


    しばし悩んだのちに

    潔は>>21を選んだ

    ①許される

    ②許されない

    ③わからない

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 20:49:19

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 20:59:34

    「駄目だ」
    「やっぱわからない」

    諦めたようについそう口から滑り落ちた
    その瞬間脳裏にフラッシュバックするかのように

    これまで生きてきた中で最も悪いと思う人物が映った
    その人物はかつて自分を陥れた嫌っている人物かもしれないし
    テレビで見た凶悪犯だったかもしれない
    そいつは身の毛がよだつような冷たい目をして潔を見た

    「アンタって本当に馬鹿ね、この優柔不断者」

    そんな蔑んだ様子の人物に潔は最初こそ困惑したが
    徐々に申し訳ないような気持ちになった

    「でもこれが俺の選択だよ……」

    どこか自信なさげに言い返せば
    目の前の人物はもういなかった
    幻かあるいは記憶がフラッシュバックしたのか

    考えていると、かちゃりと鍵が開く音がした
    目の前の扉が開いたようだ

    「進むしかない……?」
    「ちょっと怖いな……」

    バクバクしている心臓を落ち着かせるように息を吐いて
    潔は次の部屋へと進んだ

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:04:46

    【正義のヒーローに拳を振るうのは許される?許されない?】


    「ヒーローに拳?」

    「何でこんなひねくれた質問……」


    目の前に垂れるロープを見ながら潔は頭を掻いた

    先ほどのフラッシュバックした人物の冷たい目が

    まだ潔の胸をチクチクと痛ませていた


    呆れられたような失望したような目は気分がいいものじゃない


    「……」

    「ヒーローに拳を振るう理由って何?」

    「正義の反対は正義的な……?」

    「……戦争とかそういうものだっていうし……」

    「えー……難しいんだけど」


    しばし考えたのち

    潔は>>24を選択した

    ①許される

    ②許されない

    ③わからない

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:13:44

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:22:21

    たとえどんな理由があっても
    拳を振るうのはいけないことだと
    潔はロープを引いた

    するとまたフラッシュバックのようにその人物が現れる
    自分を助けてくれる、あるいは背中を押してくれる
    そんな存在である母親が目の前に立っている

    「え、母さん……?」

    優しい笑顔でくしゃりと頭を撫でられ
    恥ずかしさよりも先に安堵と安心が与えられた
    どうしてかひどく懐かしくて鼻の奥がツンと痛くなる感覚がした
    瞬く間にその幻想は消え去る

    「……」

    撫でられた頭を確かめるように触れた潔は
    母親の笑顔を思い出して胸を撫でおろした
    多分、自分の選択は間違っていなかった
    あの母親の笑顔は自分の選択を肯定してくれたものだろう

    「……あれ、鍵だ」

    ふと手を開くとそこには鍵が握られていた
    次の部屋へと向かう鍵だ

    「……よし、行くか」

    先ほどよりもいくらか軽くなった胸のまま潔は鍵穴に鍵を差し込んだ

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:28:14

    そしてカイザーと合流した

    「この部屋の質問見た?」
    「あ?」
    「ほら、看板にあるだろ」
    「……世一、お前ドイツ語が読めるのか」
    「え? 日本語じゃん」
    「は?」
    「え?」

    お互いに首を傾げたが所詮は夢の中
    いいようになっているのだろうと納得してカイザーは看板を見た

    【愛の為なら何をしても許される?許されない?】

    「だってさ」
    「お前はどちらを選ぶ?」
    「まだ考え中だけど」

    潔は困ったように肩を竦めてそれからカイザーに問いかけた

    「愛って大げさだよな?」
    「……」
    「ほら恋人とかいるならわかるけどさ……家族愛とかでいいの? 親のために何しても許されるかってこと?」
    「……」
    「無視すんなよ。あー、わからない……カイザーは? 決まった?」

    呑気に話しかけてくる潔を無視する
    ひどく鬱陶しくてたまらなかった

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:36:27

    「例えばさ」
    「愛する家族のためにプレゼントをあげたくて」
    「強盗をするのは許されるのか……みたいな話だろ?」

    そんなたとえ話を持ちかけてくる潔にカイザーはピンとこなかった

    「俺には愛を手に入れるために何をしてもいいか、の問いに見えたがな」
    「どういうこと?」
    「手に入れたいもののために罪を犯せるかの話じゃないのか」
    「え? そうなの?」
    「……」

    「でもそれは愛じゃないだろ。お前のやりたいこと……つまりは欲とかが優先されてる。だから愛の為じゃない」
    「愛と欲が=で結びつくなら成り立つ話だ」
    「ええ? そうか?」

    「……世一、お前の愛は他人の為のものだとしか考えてないんだろ」
    「そうだろ? 愛って自分以外に渡すものじゃ……待って、くっそ恥ずかしいこと言ってる気がする」
    「ああ、寒気がした」
    「くっそー……言わせたくせに」

    耳を赤くしてそっぽを向いた潔にカイザーは冷ややかな視線を向けた
    そんなカイザーに気づかずに潔は投げやりに質問する

    「で、お前はどっちのロープを引くんだよ」
    「お先にどうぞ、世一」
    「えー……」

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:38:11

    しばし悩んだのちに


    潔は>>29を選んだ


    それを見たカイザーは>>30を選んだ


    ①許される

    ②許されない

    ③わからない

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:47:08

  • 30二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 21:59:32

  • 31二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 22:27:42

    潔はこれまでの人生を振り返った
    人並みに愛されて生きてきた人生だ
    自分を特別だとは思ったことない

    幼い頃からそうだった
    泣いたら抱きしめてくれる両親がいた
    一緒にサッカーをする友人もいた

    愛の為に人の道を外れるようなことはしない
    というより想像がつかなかった
    何故なら潔は今までの愛で十分に満たされていたから

    背後からカイザーの視線を感じながらも
    迷いなく潔はロープに手をのばす
    そうしてロープを引いた

    またフラッシュバックする

    両親がぎゅうっと自分を抱きしめていた
    思わず目を閉じて、それから身をゆだねた
    幼い頃の記憶かもしれない

    母からは優しくなだめるように背中を擦られて
    父親は母ごと自分を抱きしめて頭を撫でていた
    懐かしくて胸が満たされる感覚がして自然と笑顔になった

    これが正しい選択なのだと確信した
    満足げにふわりと笑って潔は目を開ける
    両親の幻影はとっくに消えていたが
    潔の胸はあたたかいままだった

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 22:35:56

    愛の為なら何をしてもよいのだと
    カイザーはそう思った
    愛というエゴのために
    それを手に入れるためにならなんだって出来る気がした

    だからしばらく動かずにぼんやり立っている潔を見て
    どこかあたたかく満たされたように笑う男を見て
    この男を嫌いな理由が今、増えたような気がした

    フラッシュバックはなかった
    代わりにロープを引いた手が濡れていることに気づいた
    ひどく血濡れたその手はぬらりと光って、生暖かく
    自分の選択に見合っているような気がした
    安心したような、虚しいような感情が襲う
    けれどこれでよかった。この選択が正しかったと肯定した

    潔の手に視線をやるが
    その手は汚れてなどいない
    再び自分の手に目をやると、また嘘のように血は消えている

    「ははっ」

    自身を嘲笑したカイザーは綺麗になったその手をぼんやり眺めていた

  • 33二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 22:36:40

    <SAN値>

    カイザー(64)dice1d100=47 (47)


    成功で1の喪失

    失敗減少値 dice1d6=5 (5)

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 22:54:11

    「あ、お前も鍵持ってんじゃん」
    「さっさと開けろ世一」
    「はいはい……」

    血生臭い自分の鍵を放り捨てて、カイザーは扉を潔に開けさせた
    また階段がある
    今度は二人でそこを下りて行った

    「カイザーってロマンチストなんだな」
    「は?」
    「愛の為にならなんだってするんだろ?」
    「俺はそこまで出来ないというか」
    「すげーな、やっぱ国が違うからか……? 海外の方がそういうの情熱的なのかも……」

    ぶつぶつと呟きながら前を歩く潔
    背後から蹴り飛ばせば足を踏み外して転がり落ちるだろうが
    流石にそんなことはしない
    しかしわずかに苛立ったのは事実だった

    「なあ、他の質問はなんて答えた?」
    「最初は……悪人のやつか」
    「……許される、そう答えた」
    「お、すごい。カイザーはちゃんと答えたんだ」
    「……?」
    「俺はわからないって言ったらさ、何か怖い人が現れて」
    「すげー怖いこと言われた」

    「カイザーは? なんか見たりした?」
    「……特に何もなかったが」
    「へえ、そうなんだ」

  • 35二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 23:02:21

    「また質問だ」
    「残り2つだからな」

    【目的の為なら何をしても許される?許されない?】

    「うっわ、ムズイんだけど……」
    「……」
    「どういうこと?」
    「そのままの意味だろ」
    「いやそれはわかるけどさあ。許されるかって言われたら……」
    「世一、お前ここで何人も蹴落として生き残って来たんだろう」
    「え? うん……」
    「味方を裏切ってやろうとか、出し抜いてやろうとか」
    「生き残るための手段を考えなかったのか?」

    そう問われ、潔は最初期の頃を思い出して懐かしくなった

    「いや、まあ……似たようなことやった奴はいたけどさ」
    「サッカーはサッカーで普通にしたかったし……」
    「つかお前こそ……俺のゴール邪魔しやがって……何しても許されると思うなよ」
    「許されると思ってやっているわけじゃないが?」
    「余計厄介なんだよな……」

    困ったようにガシガシ頭を掻いた潔はカイザーをちらりと見た

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 23:04:34

    「先にどうぞ」

    「あ?」

    「さっきは俺が引いただろ?」


    そう言われ、カイザーは面倒そうに息を吐き出した

    そうして迷いなく>>37を選んだ


    潔はそれを見た後で>>38を選んだ


    ①許される

    ②許されない

    ③わからない

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 23:13:46

  • 38二次元好きの匿名さん25/02/01(土) 23:45:30

  • 39二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 03:54:37

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