- 1二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:15:00
- 2二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:19:33
- 3二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:37:41
キラキラを見てしまうのかシャリア大尉……
- 4二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:39:01
ニュータイプが4人揃って何もないはずはなく…
- 5二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:48:45
みんなして“向こう”が見えちまう〜!!
- 6二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:49:39
ブラウブロ(キケロガのすがた)なのか、小説版からリックドムなのか…
- 7二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 19:53:09
(木馬ならトロイホースの方がそれっぽいのでは?)
- 8125/02/02(日) 20:04:34
(それもそうだし、なんならシャリアは中佐だった ちくせう)
- 9二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 20:17:13
ガールミーツボーイに混ざる緑のおじさん……(+好青年)
- 10二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 20:19:02
英語版だとウッデンホースかなーって思ったらトロイの木馬らしい
- 11二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 20:50:23
現役の軍人に勝てんのか……?
- 12二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 20:59:46
正直、期待はしていなかった
フラナガンスクール首席とはいえ、エグザべ少尉はオメガサイコミュも起動できない、所詮は戦場を知らない若造でしかない
大佐に遠く及ばないどころか、比べること自体が侮辱ですらある
案の定、彼は積極性に欠け、反応速度も欠伸が出るほど
見かねた私が何度も前に出る羽目になった
…だがこれは一体なんだろうか?
私が攻撃する、避けようとした相手の進路を少尉が塞ぐ
私が相手の進路を塞ぐ、するとそこに少尉の攻撃がある
私の意思が、私の意図を越えて、実行されていく…まるで二人でひとつになったかのように
行きたいと思った所に行け、撃ちたいと思ったときに撃てる
今までかつて…大佐とともにいた時すら…こんなに私の希望がかなったことがあったろうか?
いつの間にか、エスコート役は交代し、舞台の中央に立っているのは私になっていた
こんなはずではなかった…こんなはずではなかったのだ、しかし…
『中佐、私はここにいます』
エグザベ少尉の声が遠くに聞こえる
瞼の裏に焼き付いた赤い光が、緑色の閃光に薄れていく
『シャリア』
私の名を呼ぶ声が、大佐のものか、少尉のものか、分からなくなっていく
息が自然と上がり、反応速度もそれに比例して高まっていく
遠くから、何か眩しい、「キラキラ」が迫ってくる!
恍惚のままに、追いつめた機体の頭を飛ばそうと構えたその瞬間
「…――――あっ」
赤いガンダムが、大佐の愛機が、私を見つめている
大佐のマヴでありながら、若い男と息を合わせている私を見ている
だめだ、いけない、私には、大佐が…!!
絶望に頭が真っ暗になった瞬間。後ろから飛んできたヒートホークが、機体頭部を切り飛ばした - 13二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 21:03:02
なんだこのNTR SS!!?
- 141225/02/02(日) 21:10:49
マチュ達の勝ち筋を探ってたらふと思いついてしまい、我慢できず投下してしまいました
スレチだったら申し訳ない
未亡人とNTRはセットだよねという心と、シャアはそもそもガンダムをNTしたのだから報いとしてシャリアをNTRされるべきという心があります
真面目な話、エグザベ君は割と柔軟で周囲に合わせることが上手そうなので、マヴを組む場合はサポートに回り、シャリアを主体にした方がいいかもしれないなぁと
令和のイケメンは理解のある彼くんですからね - 15125/02/02(日) 21:23:11
スレチではないんだけど、熱量に驚いたよ……
- 16二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 21:56:00
- 17二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 22:22:54
シャリア相手にしてたら気にする余裕はないかも
- 18二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 22:23:34
- 19二次元好きの匿名さん25/02/02(日) 22:27:40
真面目な話、キラキラ空間に行ったらシャリアもエグザベの全裸なのかな
そこにシュウジとマチュがいたら全裸男性×3に全裸少女×1の事案にならないかな - 20二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 00:28:35
--------------side エグザベ
正直、期待はされてないだろうと思っていた
一年戦争でシャア・アズナブルと組み、ジオンを勝利に導いた灰色の幽霊――それが己の上司、シャリア・ブル中佐だ
そんな人物の足手まといにならないと思えるほど、自信過剰にはなれなかった
案の定、中佐にアシストされても、うまく攻め切ることができない
お互いの動きが嚙み合っていないのを感じる…無理もない、中佐の前提にあるのはあの赤い彗星、仮面をつけたニュータイプのエースオブエース
ただ同年代に天才がいなかっただけの自分ではスペックが違いすぎるのだ
攻撃を外した己の代わりに中佐が撃つ
一瞬、わずかにきごちなさが混じる、「彼」ならば外さないからだ
ああ、歯がゆい
中佐の動きを見る、どこを取っても無駄のない動きなのに、まるで手足に鎖がついているかのようにどこか鈍い
…こんなのではいけない
彼のような人に、こんな囚われ人のような真似をさせてはいけない
こんな「教本通りの動き(ポンコツ)」ではだめだ――!
スクールでの訓練を全て頭から叩き出し、ただ直感を信じる
中佐の動きに集中して、ただ彼の意図、無意識から湧き上がってくる本能的な要望に耳を傾けるために
自分が持てる限りの全ての力を使い、中佐が行きたいであろう場所の弾を払い、撃ちたいであろう場所に相手を誘導する
中佐はすぐに己の意図をくんでくれ、うまく行動を決められない自分に代わって動いてくれるようになった
どんどん中佐のやりたいことが分かるようになる…まるで二人で一つになったように
夢中だった、目の前にキラキラとした輝きが見えるのが、全く気にならないほどに! - 21二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 00:29:04
――ふと、遠くでシャリア中佐が、誰かを呼んでいるのが聞こえる気がした
もちろん、呼ばれているのは自分ではないだろう
でも、自分は答えてやりたかった
「中佐、私はここにいます」
シアンの閃光に眩む視界で、中佐がこちらに気づいたのが分かる――それに纏わりつく、赤い靄のような幻覚も
「それ」が彼の名を呼んだのが無性に腹立たしくて、こちらも負けじと呼んでやった(上官相手だということを忘れるくらいには、多分そのときの自分はイカれてたんだと思う)
「シャリア」
今度ははっきりと中佐の反応があった、勝った!そう思った刹那
…強い拒絶の意思にはじき出された
「中佐、どうして…」
追いつめた赤いガンダムに反撃を喰らい、頭部パーツを潰されながら、宇宙の闇に落ちていく
坊やだからさ、と誰かが言った気がした - 22二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 00:32:28