- 1二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 03:49:30
- 2二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 03:52:05
- 3二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 03:52:30
星南と一緒にリハビリしていくPか!?
- 4二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 03:54:36
星南「!良かった!起きたのねプロデューサー!」
学P「星南さん……?」
学P(そうだ、星南さんとお出かけをしている時に俺は.....ふぅ、記憶はあるようで助かった、彼女をプロデュースしていた知識が消えたら.......あれ?)
学P(なんだ.......?頭にモヤがかかったみたいに.....)
星南「どうかしたの?プロデューサー?」
学P(俺はプロデューサーだ、そのはずなのに.....彼女をどうやってプロデュースしていたかが何も、思い出せない.......) - 5二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 03:56:55
呼び方は先輩じゃない?
- 6二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 03:58:51
普通にプロデューサーとも呼ぶ
- 7二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 04:01:53
学P(なんで...何も思い出せない.....落ち着け...事故のショックで取り乱してるだけだ...落ち着けばきっと...!)
星南「ちょっとどうしたの!?過呼吸になっているわよ!落ち着いて深呼吸しなさい!とりあえずナースコールを━━━━━━━━━━━━━━」
学P(結局あれから何日経ってもプロデューサーとしての知識が戻ってくることは無かった、一体これからどうすればいい?星南さんにも、どう説明すればいいんだ...) - 8二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 04:07:23
担当のこと自体は忘れてないっていうのは珍しい。共に歩んだ道のりだけ抜け落ちてるのか
- 9二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 04:15:44
身体的外傷は無くすぐに退院は出来たが、プロデュース知識だけの記憶障害なんて前例がある訳も無く、医師達にもどうにも出来ないようだった、仕方なく寮の部屋に帰ると、懐かしさと同時に目の中に飛び込んでくる未知の物
学P(プロデュース手帳、星南さんの資料らしきもの、解きかけのプロデューサー科の課題や、プロデュース計画表どれも自分の物なのに何も思い出せない、奇妙な感覚だな) - 10二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 04:17:10
つらい
- 11二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 04:29:46
学P(とりあえず今日は寝よう...)
学P「すみません、プロデューサーとしての知識が無くなってしまいました.....こんな俺でも着いてきてくれますか?星南さん」
星南「.....ごめんなさい、プロデュースが出来ないなら貴方とはもうさよなら」
ガバッ
学P(夢...?そうだ...夢だ、星南さんはそんなこと.......言わない.....、言わないよな...)
登校日、普段どれを持って行ってたかも分からない資料や手帳、計画表を全て詰め込み部屋を出る
校舎の場所も、よく会う友達も、先生も、全て見覚えがある、なのに友達の語る俺は俺の知らない一面ばかりで、プロデュースの授業はやった覚えのない基礎を応用しろだなんて無理難題、今朝の夢も合わさって俺を追い詰める、今日俺は人生で初めて授業を飛んだ - 12二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 04:47:21
学P「綺麗な青空...」
誰も居ない屋上で一人空を眺める、初めて授業を飛んで見る青空は意外にもきれいなままだった
学P(こんな事していてもいずれ星南さんには会わないといけないのにな...)
ガチャ
星南「ちょっと!プロデューサー!」
いずれ会うと分かっていた、だが今すぐに会うとは思わなかった、走って俺を探したのだろう、今朝ぶりの彼女は息も髪も乱れていた
星南「先生から連絡があってあなたの行きそうな所を全て探したわ、全く...あなたこんな事をする人じゃ無かったでしょう?」
こんな事をする人じゃ無い、俺の知ってる範囲でも俺はこんな事しない人だった
星南「もう...、先生には私から説明しておくからとりあえず授業に戻りなさい、?そんな所でボーッと私を見てどうしたのよ...」
言わなければ...捨てられるならそれでもいい、俺の為にここまでしてくれる人を、知識ある人に託せるのならそれでいい、伝えなければ...
星南「ちょっと!?あなたまた過呼吸に.....!」
学P「俺には...!もう...プロデューサーとしての知識がありません!」 - 13二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 04:54:24
星南「.....え?な、何言ってるのかさっぱり分からないわ!プロデューサー!しっかりしなさい!」
学P「分からないんです!あなたを今までどうプロデュースしていたのか!これからどうプロデュースすればいいのかが!」
星南「お、落ち着きなさい!混乱しているだけよ!とりあえず大きく息を吸いなさい!」
あさり「星南さん!プロデューサー君見つかったんですね!」
星南「あさり先生!プロデューサーが少し...取り乱していて━━━━━━━━━━━━━━」 - 14二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 05:03:43
学P「あれ...?ここは...」
星南「起きたのね...」
学P「あ.....」
星南「大丈夫、落ち着いて?事情はもう、分かったから」
学P「では.......担当プロデューサーを変えても頂いても」
星南「そんな事しないわよ!!あ.......ごめんなさい、あなたと歩んでいくと決めたもの.......」 - 15二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 05:15:19
学P「ですが、俺はあなたをプロデュースする事が出来ません...アドバイスも何も出来ない、居ても居なくても何も変わらない...、それにあなたには優秀なプロデューサーが付くべきで...」
星南「私のプロデューサーはあなただけよ!居ても居なくても変わらないなんて事は無いわ、あなたが居るだけで私は...私は...!」
目の前で担当アイドルが、ひとりの女性が泣いている
なのに、手を差し伸べることも頭をそっと抱くことも出来ない、ずっと胸を締め付ける無力感を感じ続けることしかできずに彼女を見ていた - 16二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 05:29:47
星南「...取り乱してごめんなさい、今日の授業はとりあえず出なくてもいい事になってるから、ここに居ても良い...けれど、あなたの性格上何もせずじっとしてるなんて出来ないでしょう?」
学P「そうですね...あなたが俺を見捨てないと言うのなら、俺はプロデューサーとしての知識をつけ、必ずあなたをトップアイドルに...」
星南「そう言うと思ったから私も特別に授業に出なくていいようにしてるの、生徒会室に行きましょう、そこで昔あなたに教わったプロデュースの知識を全てあなたに返すわ」 - 17社不ですみません25/02/03(月) 05:35:26
- 18二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 08:22:52
続きが楽しみ。
- 19二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 10:14:26
楽しみだ
- 20二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 15:28:48
保守