[クロスネタ注意］ 「綺麗な彗星…」

[1 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 15:13:38]

「けど、変ね」

ーーアドマイヤベガは眉間に皺を寄せ、訝しむ。

「目視できる大きさの彗星の接近なんて、どこも報じて無かったはず…」

「そうなのか？」

彼女の担当トレーナーが返す。

「ええ…」

悩む様子のアドマイヤベガ。

そんな彼女の肩に、トレーナーは優しく手を添える。

そして空を指差しーー

「でも…綺麗な星だ。蒼白くて…まるで…」

「ちょっと」

トレーナーの言葉を遮るアドマイヤベガ。

「そういうのは…いいから」

それ以上、トレーナーは何も言わなかった。

二人の視線は、共に空を駆ける彗星を見つめていた。

しかし、彼女らはまだ知らない。

この彗星こそ、大いなる「試練」の幕開けであることをーー

[2 スレ主 25/02/03(月) 15:20:53]

というわけでとある作品を完走した勢いで立てたクロスネタスレとなります
ぼちぼち続けていきますのでよろしければどうぞ〜

[3 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 15:24:12]

>>2

すまん、なんの作品？

[4 スレ主 25/02/03(月) 15:26:46]

>>3

『ロックマンエグゼ Stream』です…

やっぱり伝わりにくかったですかね…

[5 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 15:30:35]

(最終話でミイラになる闇の安心沢)

[6 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 15:32:25]

>>4

悪いけど流石にわからんかったわ

元スレとか有る？有るなら貼ったほうがわかりやすいかも

[7 スレ主 25/02/03(月) 15:33:30]

>>6

元スレはありませんね…今思いつきで立てたもので

[8 スレ主 25/02/03(月) 15:37:46]

というわけで言い直し

このスレは『ロックマンエグゼ Stream(2004年)』のネタを扱ったクロスSSもどきのスレになります。
『Be somewhere』の歌詞とアヤベさんって合わないかなーと考えたことから「彗星」で繋げるか…と思って勢いだけで立てたスレになります。
ゆっくりと続けるつもりですのでどうかよろしくお願いします…

[10 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 15:39:30]

デューオとアステロイドのやつか

[11 スレ主 25/02/03(月) 15:39:53]

>>9

『妹を亡くした双子の姉』と『兄を無くした双子の弟』

って意味では結構被ってるんですよね境遇

[12 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 15:39:56]

｢キミのハートにプラグイン！｣するタークさんか

[13 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 19:13:06]

ロックマンにわかなんだがロックマンエグゼ Streamって品性のやつ？それともイレギュラーのやつ？

[14 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 19:19:07]

なんとなく流星の導入かと思って開いたらアニメ版エグゼだった
でもこういう「期日までに価値を示してみせろ」って襲来した上位者に言われて選ばれしものたちが二人三脚してるストリームの話って
普通に育成シナリオのフォーマットでありそうよね

[15 スレ主 25/02/03(月) 19:57:18]

>>13

どっちも別シリーズのネタ(風評被害)ですね…

StreamはGBAが元ネタのアニメ版(第三期)です

[16 スレ主 25/02/03(月) 19:58:37]

>>14

まさにそうなんですよね

だからSSいけるかな？と思って立ててみました

今必死にシナリオを考えてますのでどうかお待ちを…

[17 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 21:28:43]

スレタイ見てカミーユ精神崩壊ネタかと思ってすみません…

[18 二次元好きの匿名さん 25/02/03(月) 21:30:11]

エグゼはアクセスまでは見てたけど3期は見てないからわからんかったなあ…

[20 スレ主 25/02/04(火) 04:33:42]

「ここは…？」

一人のウマ娘が、ぽつりと呟く。
彼女の瞳の中には、広大な宇宙が映し出されている。
ウマ娘ーーアドマイヤベガはその中に一人、浮かんでいた。
「…綺麗」
上下左右、どこを見渡しても星々が映る光景は、さながら全天球型のプラネタリウム。
彼女はしばし、この奇妙ながらも神秘を含んだ光景に目を奪われていた。

「……い！」
ーーそんな時である。彼女の耳が、小さく聞こえる声を拾ったのは。
声の方向に体を向けるアドマイヤベガ。
その視線の先にはーー見知った顔。

[21 スレ主 25/02/04(火) 04:34:21]

「おーい！おーい！アヤベ！」
宇宙を泳ぐーーという表現が相応しいだろうか。
必死に手足を動かし、彼女の名を呼びながら近づくその人物はーー彼女の担当トレーナーである。

「あなた…何でこんなところに？」
「君のほうこそ」
疑問を投げかけあう両者。
「僕は…寮で寝ていて気づいたらここに。アヤベは？」
「私も同じよ…でも」
そこまで言うとーー彼女はおもむろにトレーナーの手を握り始める。

「ア、アヤベ！？」
驚く彼をよそに、アドマイヤベガは続けた。
「夢にしては、感覚がハッキリしすぎてる」
「それじゃあ、これは現実なのか…？」

そうトレーナー(以下、アヤトレと呼称)が呟いた、次の瞬間。

『聞こえるかーー人間とウマ娘よ』
空間全体を震わせる程の威厳に満ちた、何者かの声が響き渡った。

「…誰だ！？」
アヤトレは辺りを見渡しつつ、問う。

『我が名はーー』

そして徐々に、二人の目の前には巨大なシルエットが構成されてゆく。
それは2本の角を生やした、白銀の巨神。

『我が名はーーデューオ』

[22 スレ主 25/02/04(火) 04:37:13]

今回はとりあえずここまで、続きます

一日中仕事になるので続きは深夜か明日朝になるかもです…
よろしければどうかお待ちを

[23 スレ主 25/02/04(火) 09:52:35]

朝保守