AIには解けなかったミステリーを解いてほしい【屁理屈推理合戦】

  • 1聖杯の魔女25/02/03(月) 21:45:27

    以前「AIが考えたミステリーを解いてほしい」でスレ立てした者です。

    過去スレは>>2に貼ります。


    あれからもChatGPTと格闘していますが、なかなか良問を作ってもらえません。

    なのでこっちが魔女に回って出題してるんですが……

    まだまだAIくんは屁理屈に慣れておられない様子。


    そこで、AIが解けなかった謎をこちらで供養します。

    人間にならすぐ解けるはず!

  • 2聖杯の魔女25/02/03(月) 21:45:51

    ↓過去スレ(見なくても楽しめます)↓

    AIが考えたミステリーを解いてほしい【屁理屈推理合戦】|あにまん掲示板ChatGPTo1に屁理屈推理合戦を学習させたら、そこそこの難問が完成した。俺がリザインした出題をみんなにも解いてほしいと思う……大筋はAIが考えたトリックのまま。足りない部分を俺が修正・加筆してるか…bbs.animanch.com

    ↓屁理屈推理合戦のルール↓

    屁理屈推理合戦屁理屈推理合戦とは、ゲーム「うみねこのなく頃に」から派生した推理ゲームである。dic.pixiv.net

    元ネタは『うみねこのなく頃に』ですが、知らなくても大丈夫です。

    簡単に言うと皆さんは”人間”として、”魔女”である私に挑戦します。

    出題された謎を暴き、魔法なんて存在しないと主張してください。


    【赤き真実】は魔女の特権で、物語における絶対の真実。

    『青き真実』は人間側の特権で、魔女の幻想を破る屁理屈。

    人間側は「復唱要求」で、赤き真実を要求することも出来る。


    この3種類の括弧を覚えてもらえれば、大体OKです。


    前置きが長くなりましたが、出題に移ります。

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 21:48:06

    復唱要求
    「登場した生き物はすべて人間である」

  • 4聖杯の魔女25/02/03(月) 21:49:07

    《ハメツノウタ》

    血まみれの歴史書に基づいて、悲劇の物語を紡ぎましょう。
    それは平和な国が、魔法によって滅ぼされるまでのお話です。

    その国は幸せでした。外敵に脅かされることもなく、国民は豊かに暮らしていました。町を出れば畑が広がり、家畜は増え、誰しものんびりと過ごせた時代でした。あの夜が訪れるまでは。

    ある時、王都に魔女がやってきました。名前はリタ。悪い意味で名を馳せる危険な存在でした。人間を奴隷扱いしているとか、邪悪な儀式に精通しているとか、自ら産んだ子供の肉を食べたことがあるとか……それはおぞましい所業の数々が囁かれていたのです。

    噂に聞く魔女が王宮のパーティに現れると聞き、人々は驚きました。大した娯楽もない頃の話です。日が暮れる頃、王都には群衆がひしめきました。怖ろしい魔女を一目見てみたい。平和で教養ある市民たちでさえこうですから……いつの時代も、人から好奇心を奪い去ることは出来ないのでしょう。

    (1/3)

  • 5聖杯の魔女25/02/03(月) 21:50:17

    遂にパーティが始まりました。王宮の内外で兵隊さんが目を光らせています。やはり、それだけ魔女の動向は危険なのです。市民たちも果たして何が起きるのか、固唾を呑んで見守っていました。
    その晩、王宮楽隊による演奏が予定されていました。楽曲が始まると、魔女が前へと進み出ます。「余興に特別な歌をお目に掛けましょう」、不気味にもそう微笑みながら。
    王様は止めるべきでした。でも、彼女に歌わせてしまいました。今になって考えれば、既に魔力が行使されていたのかもしれません。

    リタが口を開きます。透き通る歌声を期待していた貴族たちは震え上がりました。それは聞くに堪えがたい、耳孔が腐るような音色だったのです。およそ人間には理解出来ない冒涜的な詞の羅列。楽隊も皆一様に戸惑っています。
    直後、奇怪な惨劇が幕を開けました。

    音に音が重なっていきます。楽器の奏でる音色が、リタの醜悪な歌声に塗り潰されていきます。そんな曲、王宮楽隊は一度も演奏したことがありませんでした。それにも関わらず……まるで勝手に楽器が音を奏でるかのようです。いつしか不快な音楽が王宮をパニック状態に追い込んでいました。
    その恐慌が最高潮に達した瞬間、ピアニストの頭が吹き飛びました。

    (2/3)

  • 6聖杯の魔女25/02/03(月) 21:51:11

    それでも、魔女に操られた楽隊は止まりません。歌声は王宮の外にまで響き渡ります。それを聴いた者の頭も1つ、また1つと……鳳仙花の実の如く弾け飛んでいきます。そんな状況にも関わらず、群衆は狂ったように歓喜していました。これこそが魔法に魅入られた者の末路でした。
    正常な市民たちは避難を始めました。しかし歌声に追い付かれ、彼らの頭も吹き飛んでいくではありませんか。人知を超えた呪いの歌が響く中、王都に積み上がるは屍の山。それは地獄の光景でした。

    そうして数日も経たぬ内、王国は滅亡してしまいました。今やその栄華は見る影もなく、人はどこにも住んでいません。
    そう、全てはたった1曲の歌によって引き起こされたのです。
    魔女の奏でる破滅の歌によって。


    【王国はリタと楽隊が奏でた破滅の歌によって滅んでいる】
    【破滅の歌を聴いて生き残った人は1人もいない】
    【魔女を除き、破滅の歌を知っている人は1人もいない】
    【楽隊はリタと話したことも、会ったことすらもない】

    突如として魔女に操られた王宮楽隊。暴走して頭が吹き飛んだピアニスト。そして跡形も無くなった王都……。
    その夜、いったい何が起こったのでしょうか。

    私はこれを「魔女が歌に乗せて呪いを掛け、王国を滅ぼした」と主張します。
    あなたは魔法を信じない立場から、この成立不可能に見える状況が人間の手によって実現可能であると証明してみせてください。

    (3/3)

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 21:54:28

    『魔女は歌として合図を出しクーデターを起こした。故に聴いていた貴族たちは死に絶え、王国は死に、新たな国が産まれた。
    歌は呪いなどではなく、革命の狼煙だった』

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 21:57:04

    『歌は呪いではなく、それを合図に群衆による殺戮が始まった。分別のつかなくなった群衆は互いに殺し合い、魔女以外生き残ることは無かった。』

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 21:58:48

    『破滅の歌を聞いて生き残った者はいないが、耳の聞こえない者たちが襲撃を行い生き残った』

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:01:01

    復唱要求
    「破滅の歌を聴いて生き残った人は1人もいないとは聴いたすべての人間の生命活動が完全に停止するという意味と同意である」

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:02:45

    復唱要求
    「リタと魔女は同一の存在を指す」

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:04:07

    復唱要求
    「王国とは人間が治める国の事であり動物などの群れの比喩ではない」

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:04:23

    復唱要求「破滅の歌を聴いた後、リタも死んだ」

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:05:47

    復唱要求「この物語のなかで死亡した人間がいる」

  • 15聖杯の魔女25/02/03(月) 22:06:13

    この話、長いので真面目に考えてらんないというのもありますよね。

    真相開示の文章はもっと長いため、出来れば貼りたくありません。

    落ちたら終わりにしたいと思います。


    ……ともかく、神速の人間様がいらっしゃるようですね。

    やはりAIとは訳が違います。


    >>3

    残念ですが復唱は出来ません。

    魔女は私の線引きだと人間じゃないですから。


    >>7

    なかなかシャープな推理を出されますね。

    しかし、【リタの歌はクーデターの合図ではない】です。

    【新しい国も生まれていない】です。


    >>8

    もし魔女の歌が人心を乱したとして、どういう理屈が付くんでしょうか。

    それってやっぱ魔法なんじゃないですか?


    >>9

    面白い説ですが、そのままでは"破滅の歌が魔法ではない"ことを立証するものではないですね。

    耳の聞こえない人ですか……どうなったんでしょうね。


    >>10

    【破滅の歌を聞いた人間は全員、生命活動が完全に停止した】ようです。

  • 16聖杯の魔女25/02/03(月) 22:06:50

    >>11

    【リタと魔女は同じ人物を指す】です。


    >>12

    【王国とは当然、人の治める共同体としての国家】です。


    >>13

    復唱を拒否します。


    >>14

    【この物語の中では確実に人が死んでいる】ようです。


    月曜の夜だってのに、最初から随分忙しいですね……

  • 17二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:07:58

    復唱要求「魔女以外の登場した生き物は全て人間である」

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:09:40

    復唱要求
    「リタは生き物である」

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:10:24

    復唱要求
    「この事件?に自殺者はいない」

  • 20聖杯の魔女25/02/03(月) 22:11:59

    >>17

    ほほう、そこがそんなに気になるんですか?

    では一応答えておきますが、

    【人間以外の生き物も一部登場している】んですよ。


    >>18

    【リタは生きている】。魔女ですが生き物ではあります。


    >>19

    【登場した中で自殺した人物はいない】ですね。

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:12:34

    「王宮は地上に建設された施設である」

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:12:54

    『魔女は歌として貴族の不祥事を晒し上げ、それに民衆が呼応してクーデターが起こった。
    故に聴いていた貴族たちは死に絶え、王国は死んだのだ。
    歌は呪いなどではなく、革命の狼煙だった』

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:15:14

    復唱要求
    「王国が滅亡するまでに建物の一部または全てが損壊した」

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:15:46

    復唱要求
    「生命活動が完全に停止した、人が死んでいるは、死の3徴候に基づいて完全に死亡していると定義される」

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:16:23

    『リタは演奏会で提供される楽隊も演奏前に飲むドリンクに毒を入れており、その毒のために国民は死に絶えた。』

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:17:34

    復唱要求「死亡した人々は頭部に道具を装着していた」

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:18:18

    青字『魔女の正体はネズミ、死者の死因はペストである。王都は急激な感染拡大で滅亡した』

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:18:57

    復唱要求「時代設定は近代ではない」

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:19:35

    復唱要求
    「この惨劇には事前に用意されたリタの協力者はいない」

  • 30二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:21:28

    復唱要求「楽隊の楽器は保持している演奏家の意志とは関係なく音を奏でた」
    「楽隊とはオーケストラや吹奏楽など一般的に知られる編成の演奏団である」

  • 31聖杯の魔女25/02/03(月) 22:22:53

    >>21

    はい、【王宮は地上に建設されている】普通の建物です。

    もちろん庶民には手の届かない豪華な王宮ですけどね。


    >>22

    【貴族は不祥事なんて起こしていない】ですね。

    【国民の文化水準は高く、圧政が敷かれていた事実はない】ですし。


    >>23

    う~ん、どういう意図の復唱要求なんでしょうか?

    少なくとも【一部の建物は損壊した】と思いますが……


    >>24

    恥ずかしながら3兆候なる括りを存じませんでした。

    しかし【破滅の歌によって死亡した者の死は、生物学的に不可逆的な死である】としましょう。


    >>25

    【リタは毒を使ってなどいない】です。


    >>26

    復唱拒否します。


    >>27

    【ペストは流行っていない】です。

    【国民の教育水準は高く、十分な衛生管理が行き届いた国】でした。

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:23:10

    復唱要求
    「頭が吹き飛んだとは比喩表現でなく物理的に吹き飛んでるという事である」

  • 33聖杯の魔女25/02/03(月) 22:24:52

    >>28

    復唱を拒否します。近代……近代とは……いつからいつ……?


    >>29

    【魔女の凶行に加担する者などいるはずがない】です。


    >>30

    一つ目は復唱拒否します。

    二つ目は【楽隊とはオーケストラや吹奏楽など一般的に知られる編成の演奏団である】そのまま答えます。


    >>32

    う~ん、復唱拒否ですね。

    吹き飛んだってのは吹き飛んだってことじゃないですか?


    皆さん、ずいぶん急いで解こうとされてませんか?

    AIくんにも似たような気配があります。最初からいきなりトンデモ理論で攻めてきたりですとか。

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:26:21

    復唱要求「物語の最後まで、革命など起こっていない」

  • 35二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:27:08

    復唱要求
    「この惨劇に銃は使われていない」

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:28:40

    復唱要求
    「リタ(魔女)はこの話に出てくる平和な国で育った人物である」

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:28:56

    「ピアニストの胴体と頭は離れ離れになった。」
    「王国が滅びた時、死体の山が残っていた。」

  • 38二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:29:21

    あえてトンデモ論でやってやるぜ
    『魔女の正体は火山。魔女の歌とは火山の噴火音である』

  • 39二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:30:20

    復唱要求「国の大きさは最低でもバチカン市国の8,063,829個分以上である」

  • 40二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:30:53

    復唱要求「破滅の歌を聴いた人数は100人を超える」

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:33:37

    『破滅の歌とは莫大な宝のありかを歌ったものであり、国の人々は自分だけが歌を最後まで聞いて宝を手にしようと殺し合った。結果、国は滅んだ』

  • 42聖杯の魔女25/02/03(月) 22:34:39

    >>34

    いったん復唱を拒否します。

    革命の定義次第ですかね。


    >>35

    ……ああ、もしかして近代というのは"銃の存在する時代かどうか"ということでしたか?

    それならはっきり【銃は存在する】としておきましょうか。


    >>36

    復唱を拒否します。というか存じません。

    魔女の来歴なんて気にしたこともなかったです……。


    >>37

    一つ目は復唱を拒否します。

    二つ目は【王国が滅びた時、死体の山が残っていた】と言えます。


    >>38

    【リタは生きている】というのを活火山に見立てたんでしょうか? 面白いですね。

    ただし【異常気象や天変地異はこの物語に関係しない】です。


    >>39

    もしかしてまた雑学を披露してくださるんですか?

    とりあえず復唱拒否です。


    >>40

    【破滅の歌を聞いた人数は100人以上】です。いや、もっとかも……。


    >>41

    【そんなお宝は存在しない】ですね。そもそもそんなものなくたって国は豊かですし。

  • 43聖杯の魔女25/02/03(月) 22:35:49

    せっかくなので、ここで……こちらをお見せしておきます。

    【以下は、魔女が口にした歌の一部である】

    死ニ給ヘ 死ニ給ヘ
    土ニ還ラバ皆同ジ
    王ハ砕ケテ灰ニナレ
    兵ハ潰レテ泥ニナレ
    死ニ給ヘ皆 死ニ給ヘ
    我ガ腕ノ中 死ニ給ヘ

    まあこの詞から何を読み取るかは人次第でしょうけど……。

  • 44二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:39:28

    『魔女は歌と共に無線で合図を出した。
    それにより国は空爆され、滅んだのだ。』

  • 45二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:39:35

    とんでも説
    『国民は死という概念を知らなかったため、リタの歌によってもたらされた悲惨な死という概念に恐怖し、自らの手で隣人に安らかな死を与えてあげようと思った。結果、人々は殺し合い国は滅んだ』

  • 46二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:40:33

    復唱要求「この物語に電子機器は登場しない」

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:41:22

    「この王国ではない他の国は存在する」
    「他の国からは王国は国として認識されている」

  • 48二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:41:46

    復唱要求「魔女リタが歌ってから数日以内に国は滅びている」

  • 49二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:42:11

    復唱要求『リタの歌を聴いて死んだ者たちの、死の原因にリタ以外の人間は関わっていない』

  • 50二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:42:25

    とんでも説出してみるかぁ…
    『この物語はゲームである。
    魔女は運営であり、ゲームサービスの終了を告知しただけである』

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:45:26

    『リタは歌を歌いながら銃による襲撃を始めた。頭が吹き飛んだピアニストは、歌によって殺されたのではなく歌を歌うリタによって撃ち殺された。』

  • 52聖杯の魔女25/02/03(月) 22:48:05

    >>44

    【空爆は行われなかった】です。

    ……空爆って、何だ……?


    >>45

    すごい説です。【国民は死の概念を当然知っていた】のですが、発想が凄い。


    >>46

    【この物語に電子機器は登場しない】です。


    >>47

    【この王国ではない他の国は存在する】

    【他の国からは王国は国として認識されている】

    んですが……先回りしておきます。最初に平和な国と書いたように、

    【外敵としての他国は登場しない】です。


    >>48

    【魔女リタが歌った数日後に国は滅びている】その通りです。


    >>49

    う~ん、それはどうかと。復唱を拒否します。


    >>50

    これまた面白い説です。【この物語はゲームではな

    ん? どうやって斬ればいいんでしょうか……屁理屈推理合戦ってゲームですよね。

    【ゲームのサービス終了は告知されていない】としましょうか……あれ? ゲームって何だ……?


    >>51

    【リタは誰も撃ち殺していない】です。

    そんなことが起きたら確かに大事件ですね。

  • 53二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:49:28

    復唱要求
    「王宮楽隊は人間である」

  • 54二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:52:24

    復唱要求
    「歌声を聴いて頭が吹き飛んだ死者に銃創は無い」

  • 55二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:54:26

    「家畜や野生動物の頭も吹き飛んでいる」

  • 56二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:54:52

    復唱要求「王国の人々の目から見て、リタは人間の姿形をしていた」

  • 57二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:55:12

    復唱要求「国民たちは生活への不満は特別なかった」

  • 58聖杯の魔女25/02/03(月) 22:56:08

    >>53

    >>54

    >>55

    >>56

    復唱を拒否します。


    >>57

    【国民たちに生活の不満はなかった】です。

    ええ、それはもう全く!

  • 59二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:56:51

    復唱要求「死者は頭が吹き飛んんでいた」

  • 60二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:57:12

    リタ自体が病原体もしくは保菌者のような気がしてきた

    復唱要求『リタは外見上、生きた人間と認識され得る姿であり、歌った時点で呼吸や脈拍があった』

  • 61二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:57:34

    復唱要求「この物語に爆発物は登場していない」

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:59:22

    『リタは国の人々は殺し合うというと歌に乗せて予言し、ピアニストはリタの予言の通りにある国民に撃たれて死んだ。国の人々はピアニストの事もあって疑心暗鬼になり、殺し合って国は滅びた。』

  • 63聖杯の魔女25/02/03(月) 22:59:38

    >>59

    >>60

    復唱を拒否します。


    >>61

    【この物語に爆発物は登場していない】です。


    そろそろAIの思考レべルを飛び越えられる頃でしょうか?

  • 64二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:00:21

    復唱要求「死者たちの死因は病死ではない」

  • 65二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:00:47

    とんでも説だけど王国とか吹き飛ぶとか色々比喩表現で、例えばヘビメタみたいな当時新しい歌で常識をぶっ壊したとか?
    「ピアニストは死んでいない」
    「頭が吹き飛んだとは魅了された等の比喩表現である」
    「熱狂した市民が将棋倒しのようにして圧死した」祭り会場とかで偶にある事故かなぁ?

  • 66二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:02:26

    『リタは医者であり、致死性の高い病の保菌者であった。
    人々が密集したタイミングを見計らい、抗う術を持たない国民や貴族たちに病をばら撒いたのだ。』

  • 67二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:02:38

    生き残ったものは一人もいない、を確定的にしたい
    復唱要求「破滅の歌を聴いた100人以上の人は数日以内に死亡した」

  • 68二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:04:21

    じゃあ俺はデスメタラートンデモ説で行ってみるぜ
    『魔女リタはデスメタルを大衆の前で披露し、その結果王国と呼ばれるNo1バンドを人気で乗り越えた。元No1バンドのファンの心は死んだ。』

  • 69聖杯の魔女25/02/03(月) 23:04:50

    >>62

    【リタの歌は予言ではない】です。

    さっき見せたように、呪詛でしかないですよあんなもの。


    >>64

    >>66

    【破滅の歌を聞いた人たちは病死していない】です。


    >>65

    復唱要求になっていますが、便宜上青き真実として扱いますね。

    【ピアニストは死亡している。頭が吹き飛んだのは比喩表現ではない】

    しょうぎだお……【群衆雪崩は発生していない】


    >>67

    ええ、まさしく。

    【破滅の歌を聞いた全ての人は、王国が滅びるまでの数日間に死亡している】のです。

  • 70二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:05:50

    『リタは人間では無く、高度な知能を持つ動物である。リタの始めた歌を合図に、動物たちが人間を殺し始めた。結果として王国は滅びた。歌を聞いて生き残った人間は一人もいないが、動物たちは生き残った。』

  • 71聖杯の魔女25/02/03(月) 23:05:55

    >>68

    【"王国"は共同体としての国家を指す】。

    デスメタル……デスメタルとは一体……?

  • 72二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:07:00

    復唱要求
    「人間以外(動物魚など)の犠牲者?はいない」

  • 73二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:08:00

    復唱要求
    「この惨劇は映画の撮影等の演劇で無い」

  • 74二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:08:56

    復唱要求「死者たちは身体の損傷が原因で死亡した」

  • 75二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:10:30

    破滅の歌で死んだ理由を説明できれば人間側の勝ちなんだが、今のところ爆発や外国の軍による侵攻とかでは無さそうなことしか分からないな…

    復唱要求「魔女以外の国民、及び貴族は全員死亡した」

  • 76聖杯の魔女25/02/03(月) 23:10:36

    >>70

    またまた……【動物に高度な知能があるわけない】じゃないですか。

    そんなことは国民なら童でも知っている事実です。


    >>72

    復唱を拒否します。


    >>73

    【この物語は映画などではない】ですよ。

    ……映画がどういうものかは存じませんが。


    >>74

    【死者たちは身体の損傷が原因で死亡した】その通りです。

    ああ、哀れなるは我が優良なる市民たちよ……。

  • 77二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:13:07

    分からないからとんでも説ぶつけよう
    『国とは人の肌の事であり、国民や貴族はニキビ、魔女はその肌の持ち主である。
    滅びの歌はニキビを潰す際の鼻歌である』

  • 78二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:13:56

    「ピアニストは脳のあたりは吹き飛んだが顎あたりは残っている」

  • 79聖杯の魔女25/02/03(月) 23:17:17

    >>77

    とんでもない説を考え付くものですね……。

    【国民も貴族もれっきとした人間である】ことは確かです。


    >>78

    復唱を拒否します。

    これは私の主義ですが、自説があるなら青き真実として撃つことをお勧めしますよ。

    自説の補強に復唱を求めると、このように跳ね除けられますから。

  • 80二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:18:02

    復唱要求「リタは”余興に特別な歌をお目に掛けましょう”と言う発言を実際にした」

  • 81二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:18:12

    重箱の隅だが復唱要求
    「王族も人間である」

  • 82二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:19:29

    ブラッシュアップ
    『リタは国の人々は殺し合うというと歌い、リタはピアニストを自身の歌った歌の通りにある国民に殺させた。国の人々はピアニストの事もあって疑心暗鬼になり、殺し合って国は滅びた。』

  • 83二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:21:47

    『リタは見世物として連れてこられた動物。リタに合わせ、動物たちが人間を襲撃した。結果、人間の治める王国は滅んでしまった。』

  • 84聖杯の魔女25/02/03(月) 23:22:03

    >>80

    ふむ……。

    【リタは”余興に特別な歌をお目に掛けましょう”と言う発言を実際にした】。

    だとすると、どうなるのでしょう?


    >>81

    もちろん【王族は人間】ですよ。

    破滅の歌によって滅びてしまわれましたが……。


    >>82

    【魔女の言いなりになるような国民はいない】ですよ。

    我が市民たちは聡明で温厚ですから。

  • 85聖杯の魔女25/02/03(月) 23:24:32

    >>83

    ……【リタは二足で歩き、言葉を喋れる存在】です。

  • 86二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:25:58

    復唱要求「この物語では、魔女は何かの総称ではなくただ一人の人物を指す」

  • 87二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:26:03

    復唱要求「リタは人間に近い生き物であり、猿やオウム等の動物ではない」

  • 88聖杯の魔女25/02/03(月) 23:29:20

    >>86

    【この物語では魔女はただ1人、リタのことを指す】のです。


    >>87

    復唱拒否。



    ……【私はこの物語が暴かれることを望まない】。

    そろそろリザインいたしませんか?

  • 89二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:29:34

    復唱要求
    「この惨劇に伝染病は関与しない」

  • 90二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:32:46

    >>83>>87を参考に

    『リタは人間の言葉を物真似できる動物である。リタが発した言葉に合わせ、リタ以外の動物たちが人間を襲撃した。結果、人間の治める王国は滅んでしまった。』

  • 91二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:33:43

    そろそろ聖杯の魔女様は眠たいのか…あと1スレは欲しい進行具合ですね
    『魔女はただのオウムである。
    歌は偶然しゃべった言葉であり、意味は無い。
    歌を聴いた者が死んだのは、そのオウムのショーから時が過ぎ、老衰したからである。
    オウムは長生きなので歌を覚えている皆が死ぬまで生きていた』

  • 92聖杯の魔女25/02/03(月) 23:36:03

    >>89

    【この物語に伝染病は関与しない】ですね。


    >>90

    >>91

    ……さて、如何したものか。

    【この物語において、人間の言葉を喋れるような動物は野生に生息しない】!

    苦しいがこれで返すとしましょう。

    何故なら、これは屁理屈推理合戦なのだから……!

  • 93二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:39:22

    気になった事を少々
    「楽器は遠隔で操作出来る機能がある」
    「この物語は自立ロボットが登場する」
    実はSF説

  • 94二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:40:00

    『魔女はただのAIである。
    歌は偶然しゃべった言葉であり、意味は無い。
    歌を聴いた者が死んだのは、そのAIのショーから時が過ぎ、老衰したからである。
    AIは長生きなので歌を覚えている皆が死ぬまで生きていた』

  • 95二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:41:27

    「この話は地球上での話である」
    「1日は私たちと同じ24時間である」

  • 96二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:41:53

    『リタは敵が攻めてきたと歌い、事前に忍ばせていた仲間に人々を殺させた。国の人々は対抗する為に闘ったが平和で戦闘に不慣れであったため殺された。結果、国は滅びた。』

  • 97二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:42:33

    これで誘い込まれてるだけだったら怖いね
    『リタは人間に飼われていたオウム。飼い主の言葉を覚え、人の言葉を話すことが出来た。リタの歌に興奮した動物が人間たちを襲撃し、人々は亡くなった。』

  • 98二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:42:57

    復唱要求「リタは日常的に誰かから食料を与えられていた」

  • 99聖杯の魔女25/02/03(月) 23:44:43

    >>93

    老婆心ながら、さかしまにして復唱要求するのが良いですよ。

    我々魔女は自ら不利に陥る供述はしませんので。

    【遠隔で操作出来る楽器は存在しない】

    【この物語に自立ロボットは登場しない】

    これなら言えますし、もし言えなかったなら疑うべき……ということです。


    >>94

    【魔女はAIではない】し、

    【死者たちは老衰で息絶えてもいない】のです!


    >>95

    応えましょう!

    【この話は地球上での話である】

    【1日は私たちと同じ24時間である】!


    >>96

    【リタに事前の仲間など存在しない】!


    >>97

    【リタはオウムではない】……!


    >>98

    復唱拒否!

  • 100二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:46:05

    復唱要求「リタは自らの意思で王宮にやってきた」

  • 101二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:47:03

    じゃあインコ(単純脳)
    『リタは人間に飼われていたインコ。飼い主の言葉を覚え、人の言葉を話すことが出来た。リタの歌に興奮した動物が人間たちを襲撃し、人々は亡くなった。』

  • 102聖杯の魔女25/02/03(月) 23:48:08

    >>100

    復唱拒否……!


    >>101

    【リタはインコでもない】!

    この世界では【鳥類が人語を真似ることはない】のです!

  • 103二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:48:45

    わ、わからん…!
    『魔女とは王宮に迷い込んだヒグマである。食料を探していたヒグマは目の前の肉を貪り漁った』

  • 104二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:48:45

    復唱要求
    「リタには関わり合いの深い人間はいない」

  • 105聖杯の魔女25/02/03(月) 23:50:23

    >>103

    【魔女、つまりリタは猛獣ではない】!


    >>104

    【少なくとも物語内において、リタと関わりの深い人物は存在しない】!

  • 106二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:50:24

    「歌とは音の集まりを指し電波や電磁波のことではない」

  • 107二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:51:06

    復唱要求「リタが発声する音は70dB(デシベル)以下である」

  • 108二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:53:33

    復唱要求「リタはチンパンジーやオランウータン、ボノボではない」

  • 109二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:53:50

    『リタは手話を用いて発言した。国民の教育水準は高いため、手話での発言は不自由なく伝わった。』

  • 110聖杯の魔女25/02/03(月) 23:54:58

    >>106

    【歌は音波によるものであり、電波や電磁波ではない!】


    >>107

    【声量自体で何かを壊すような力はリタにはなかった】と言っておきましょう。


    >>108

    【リタはチンパンジーやオランウータン、ボノボではない】


    >>109

    【リタは発話が可能である】!


    この謎は真相を語るにも文面を要します……!

    >>130までに正答を導けなければ、そこで全ては終わり。

    まさしく破滅の時といたしましょう!

  • 111二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:55:05

    「この世界では人間及びリタ以外に人語を話す動物はいない」

  • 112二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:57:31

    復唱要求「耳が聞こえない者はリタの歌によって死ななかった」

  • 113二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:58:18

    『リタは王族に利益のある提案をし、ピアニストを殺し、演奏隊に演奏を強要した。王族がすすめたため国民は殺し合い、最後にリタが王族を殺して国は滅んだ』

  • 114二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:00:40

    『リタとは人間に飼われていた動物である。人の言葉を真似することができる動物としてパーティに招かれたが、リタの声に興奮した動物が人間たちを襲撃し、人々は亡くなった。』

  • 115聖杯の魔女25/02/04(火) 00:06:10

    >>111

    復唱拒否!


    >>112

    【耳が聞こえない者も、破滅の歌によって死亡した】!


    >>113

    【リタは王族と何の駆け引きもしていない】!


    >>114

    …………【リタは、動物では……

  • 116二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:10:50

    『リタは人間であるが、動物のように育てられた。見世物として招かれたパーティーで動物を煽り立て、襲撃された人々は皆死亡した。』

  • 117二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:10:59

    復唱要求
    「楽隊がなくとも、リタの歌だけで王国は滅んだ」

  • 118聖杯の魔女25/02/04(火) 00:13:17

    ……【リタは動物ではない】。


    だが!

    >>116

    【リタは人間ではない】!


    >>117

    【楽隊がいなければ国は滅びなかった】……かもしれませんね。

    全ては過程と想定の話ですが。

  • 119二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:16:52

    「この話に奴隷制は関係ない」

  • 120二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:17:57

    『リタ及び国民は全てクローン技術によって生成された生命であり、国民には全員に強制的に生命活動を停止する細工が施してあった。リタは強制停止に必要なパスワード(破滅の歌)を知っており、楽隊という名の一斉停止装置へと打ち込んだ。その間のリタの発言は全て独り言である。』

  • 121聖杯の魔女25/02/04(火) 00:25:13

    >>119

    何を仰るのですか?

    【王国の市民は人間を奴隷にしたりなどしない】ですよ。


    >>120

    【この世界にクローン技術は存在しない】!


    さあリミットまで後少し!

    それともこの謎、丸ごと闇に葬りますか!?

  • 122二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:31:48

    『この国には奴隷制があり奴隷は人間ではなく物として扱われる、奴隷である魔女と一緒に批判的な歌を演奏をした演奏団(彼らも奴隷)が処刑されたのをきっかけに王国の人間と奴隷が戦い奴隷側の勝利』

  • 123二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:31:56

    『王国には人の姿をしていながら人とは認められない存在がある。また、リタは王国では人間として認められない存在だった。リタに煽られ、人とは認められなかった者たちが正当な市民を殺し、王国は滅びた。』

  • 124二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:32:42

    『国民は疑うことも抗うことも知らなかった、そのように教育されていた。リタの他国の事を歌う歌によって自らが幸せとはいえない状況下にあることに気づいた国民たちは反抗し、殺し合い、結果国は滅んだ』

  • 125聖杯の魔女25/02/04(火) 00:35:06

    >>122

    >>123


    《ハメツノウタ》

  • 126聖杯の魔女25/02/04(火) 00:40:54

    「ホレ、芸をせよ」
    国王はそう言った。彼の従者は下卑た薄笑いを浮かべ、貴族どもは飽きたと言わんばかりに欠伸を漏らしている。そして兵士たちは、マスケット銃を杖にしてリタの肢体を睨め付けていた。

    この国において衣服の着用が許されるのは人間のみである。そして、誰が人間かは国王が決める。彼が地図の上に指を置く度、数万から数十万の人間たちが人間でなくなり、善良な市民の飼育下に入るのだ。
    この占領統治策は実際成功していた。最初の激しい抵抗さえ力でやり込めてしまえば、裸の家畜らはすっかり痛みを覚えてしまうからだ。

    亡国の妃であるリタ自身、奴隷の扱い方はよく知っている。従わぬ者には鞭をくれてやったこともある。だがこれほどの艱難は、己が水子を自然に還す伝統儀式を行った時以来だった。
    彼女は喜びと同じくらい痛みを知っている。戦いに敗れ全てを喪った今、残っているのはその身一つだけだ。

  • 127聖杯の魔女25/02/04(火) 00:42:29

    見れば、王宮に似つかわしくない裸の楽隊が即興曲を奏でていた。肌の色に目の色、髪の質からすぐに分かった。彼らもまた国許を追われた虜囚の身、ひいては同胞なのだと。
    リタの為せる芸には数限りがある。誇り高き王妃として、そんなものを磨いてきたつもりはない。為すべきことは単純明快である。かつて彼女の王に見出され愛された唯一つの才……それは、喉を震わせることだった。

    彼女は王に言った。
    「余興に、特別な歌をお目に掛けましょう」。

    楽隊の眼は失望に沈んでいた。あの誉れ高き戦士たちが完膚無きまでに滅ぼされた以上、もはや誰も自分たちを救ってはくれないからだ。運命は昏い。そしてこうも遥々と連れ去られては、もう故郷との繋がりを信じることさえ出来ない。
    だから、彼らは……リタの瞳に灯る何かを最初に見落としたのだ。

  • 128聖杯の魔女25/02/04(火) 00:44:53

    リタが楽隊の前に立つ。王宮に響くは死に体の即興曲。それが彼らの誇りの成れの果てだった。だが彼女が第一声を放った瞬間、誰もが手を止めた。
    それはかつて王宮で奏でられたことのない、奏でようとも思わない、地を這うような唸り声。彼女の……いや、彼ら民族独特の勇ましい歌唱法だった。

    貴族が眉を寄せるのが見えた。王は唇を尖らせた。鈴の鳴る音に比べどちらが繊細かを歌の秤とする彼らにとって、それは歌などではなかった。非人間とは言え王妃に似つかわしくない、下品な声芸かと思われた。
    彼女が自らの言語で、こう歌い始めるまでは。

    死ニ給ヘ 死ニ給ヘ
    土ニ還ラバ皆同ジ
    王ハ砕ケテ灰ニナレ
    兵ハ潰レテ泥ニナレ
    死ニ給ヘ皆 死ニ給ヘ
    我ガ腕ノ中 死ニ給ヘ

  • 129聖杯の魔女25/02/04(火) 00:46:02

    貴族の中には物見遊山で他言語を学ぶ者もいた。彼らには、リタの意図がすぐに分かった。野蛮人の居る所、どこへ行こうとこの歌の変形が根強く残っているからだ。
    しかし。たとえどこで誰がどう歌っていようとも、歌の意味は少しも変わらないのだった。

    滅ビガ来タラバ 嘆クマジ
    露ト消エルヲ 恐ルマジ
    我ラガ戦士ハ 土トナリ
    愛スル野山ノ 花トナル

    楽隊は顔と顔とを見合わせた。これは余興ではない。戦士たちの出陣に先駆けて歌う、鼓舞と団結の歌だ。つまり、直球の反逆表明なのだ。
    楽器隊として、弾けない曲ではない。しかし、それは。
    彼女に連帯を示すということは……。

  • 130聖杯の魔女25/02/04(火) 00:48:28

    リタはいよいよ声を張り上げる。
    彼らのうち童でも知っている、その歌の続きを。

    生キ給ヘ 生キ給ヘ
    遠ク果ツルトモ皆同ジ
    姫ハ誇リテ血ヲ繋ゲ
    民ハ孫ラト郷思エ
    生キ給ヘ皆 生キ給ヘ
    アノ山ヲ越エ 生キ給ヘ

    ぽん、と玉の音が落ちた。ピアニストが下ろした一指だった。
    絞り出すような、あるいは踏み出すような、そんな音だった。

    「これは破滅の歌だ!」

    貴族の1人が立ち上がった瞬間、楽隊の覚悟は決した。

  • 131聖杯の魔女25/02/04(火) 00:49:20

    川ニ泳ギテ 魚追イ
    原ニ疾リテ 兎追イ
    親ト歩キテ 水ヲ汲ミ
    友ト学ビテ 市回リ

    リタの太く鋭く、それでいて伸びやかな歌声が王宮を震わす。
    次いでピアノが、トランペットが、ドラムが音圧を解き放つ。
    国王が机を叩くのと同時に兵士が飛び出した。口々に彼らの言葉で叫んでいる。

    それを掻き消すように、歌は響く。

    春ハ菜ヲ踏ミ 踊リ来テ
    夏ハ驟雨ト 降リ来テ
    秋ハ稲穂ト 巡リ来テ
    冬ハ死ノ灰 運ビ来テ
    我ラガ郷ヲ潤シヌ

  • 132聖杯の魔女25/02/04(火) 00:51:21

    楽隊もそれぞれ、力ある限りに指を、足を、喉を鳴らした。
    目をかっ開いてマスケットを構える兵士。音楽は止まない。
    ピアニストの脳漿が、白い鍵盤にぶち撒けられた。しかし歌声は止まない。

    人ガ絶エドモ 地ハ絶エズ
    道ガ尽キドモ 空尽キズ
    忘ルベカラズ 歌イ継ゲ
    永久ノ果テ 還リ来ヨ

    鉛玉が撃ち出される音も、必死の怒号も、飛び散る肉片も……
    どれ一つとして掻き消すことは出来なかった。
    彼らの愛する音楽を。その心根にある望郷を。

    逆上した王の令に基づき、兵士はリタの胸を撃ち抜いた。即死だった。
    楽隊は彼女に代わり、楽器を捨てて歌い始める。

    国も、富も、家族も。文化も、伝統も、尊厳も、命さえも奪われた。それでも滅びぬものがある。
    1人、また1人と撃ち貫かれながら、彼らは最後まで思いを馳せていた。
    どれだけ離れても……決して途絶えることのない、故郷との繋がりに。

  • 133聖杯の魔女25/02/04(火) 00:53:00

    聞き飽きるほどの銃声を響かせ、血と骨が王宮に散乱した頃。

    王は同じ音が外で鳴るのを聞いた。

    銃声だけではない。あの忌々しい歌もだ。
    リタの歌声は、確かに届いていた。
    還るべき場所を奪われた、全ての家畜たちに。

    「陛下ーッ!これは反乱で御座いますぞーッ!」

    侍従が即座の避難を進言する。しかし、破滅の歌は大きくなり続けていた。彼らを追い掛け始めていた。
    王はその場にへたり込む。

    王国滅亡の、72時間前の出来事であった。

  • 134聖杯の魔女25/02/04(火) 00:54:37

    【ここまでの赤き真実は、王国の歴史に基づいて偏向されている】
    【物語開始直前、王国は1つの国を滅ぼしている】
    【王国は他国籍者を非人間と見做し、家畜扱いをしていた】
    【リタの正体は亡国の王妃である】
    【慰み物にされた彼女は、戦場祝いの宴で歌を披露した】
    【それは、彼女ら民族に広く伝わる郷愁の歌だった】
    【楽隊もまた、全てを奪われた家畜だった】
    【彼らはリタの歌声によって誇りを取り戻し、破滅の歌を自らの意思で演奏した】 
    【その結果、機嫌を損ねた王と兵士に射殺された】
    【その歌と顛末を聞き、王都の家畜は皆奮起した】
    【”人ならざる者”の反乱が相次ぎ、王国は滅亡した】
    【帰れぬ故郷へ思いを馳せるこの歌は、まさしく王国にとって破滅の歌となったのだった】

    以上が真相です。
    皆様、お疲れ様でした……。

  • 135二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:55:01

    最初に出てた青は凄く惜しかったんだな…
    やはり革命か

  • 136二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:56:01


    やはり推理は楽しい

  • 137二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:56:32

    お疲れ様〜
    楽しませてもらいました

  • 138二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 00:58:48

    亡国のやんごとなき身分かな、暴動が起きたのかな、言語も違そうだな、までは思いついても人非人が壁だった
    よく出来た問題でした お見事

  • 139聖杯の魔女25/02/04(火) 01:00:49

    すっかり深夜になってしまいました……明日も仕事なのに。すいません。


    だったらこんなに粘るんじゃねえよ!というところなのですが、

    >3と>7(紐付け回避) があまりに早過ぎて引き伸ばさざるを得ませんでした。


    特に>3の復唱要求、凄い嫌です。

    "人間"の線引きを出題前に問われるとか思わないですよ。

    一体この人には何が見えていたんだ……。

  • 14012325/02/04(火) 01:03:41

    やったー

    >【そんなお宝は存在しない】ですね。そもそもそんなものなくたって国は豊かですし。

    ここでおや?となって、

    >【国民たちに生活の不満はなかった】です。

    ええ、それはもう全く!

    この辺りで国民に抑圧された人ならざるものが反乱を起こして国が滅んだこと、歓喜する群衆=人ならざるもの、正常な市民=抑圧する側であることを確信したのだけど、まさか奴隷を人間では無いとカウントしてるとは思わず…

    奴隷制度を出せた人ナイスです


    >【ここまでの赤き真実は、王国の歴史に基づいて偏向されている】

    こういう屁理屈もあるんだなぁ…お見事でした

  • 141二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 01:06:46

    「破滅の歌を聴いて生き残った人は1人もいない」って記述から人じゃない何かが登場しそうではあるけど3はそれより前に復唱要求してるもんな…
    恐ろしい

  • 142二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 01:09:21

    お疲れ様です
    今回何も分からなくてつまり…どういうことだってばよ???状態だったけど終わってみればなるほど納得
    相変わらずミスリードが上手い

  • 143聖杯の魔女25/02/04(火) 01:10:16

    俺の出題は、復唱要求でガッチリ定義を詰められるとキツいものが多いです。
    思い付きで叙述トリックを仕込んでるだけなので。

    ただ、そこが見破られても何とか屁理屈で食い下がれるように作ってはいます。
    マジでただ食い下がってるだけですが。

    「まあすぐ解かれるでしょ」と思ったら本当に神速で追い詰められ、
    あろうことか引き伸ばしに入ってしまうとは……!
    ともかく、明日早いので寝ようと思います。

    実は既にもう1つ出題が完成してます。
    そちらは今週末にスレ立てする予定です。

    題して《奪われた者の為の小夜曲》。
    多分こっちより難しいので、お会い出来たら挑んでみてくださればと思います。

    本日は遅くまでお付き合い、ありがとうございました。

  • 144二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 01:13:43

    魔女様の前の出題で屁理屈推理合戦を知りました。また出題してくださってありがとう。次回も楽しみです

  • 145二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 01:27:23

    もしや>3と>7は前回で魔女様の手癖を理解した魔女なのでは…?

スレッドは2/4 11:27頃に落ちます

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