- 1二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 21:56:32
蝉の声がする八月の夏
シャーレに行くためにぼんやりとしていた頭を起こして私ことシャーレの先生は歩いていた
そんな時だった
"今日はなんだか蝉の声が大きいな……"
なんだかそう思う
ミンミンと五月蝿く、だけどそれが心地いいような
昔の夏を思い出させるようなそんな不思議な声だ
大人になって
先生になって……
そこに不満はない、ただ昔の夏がたまに手招きしてるだけだ
だからこそ
先生というモノに人一倍責任を感じるのかもしれない
カツカツと歩く、その音自体になんの意味もなくだけどその音が先生へと私を近づかせてくると思う
そんな時━━━━━━━━━━━━━━━
あ
と声を出した
僕は思わず振り返った
「⬛︎⬛︎⬛︎〜サボろうぜ」
随分と懐かしいあだ名だ
だけど何故懐かしいと感じるのだろう
だけどそんな違和感は
"うん!!"
夏が飽和して溶けた - 2二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 21:57:59
サボローがいるキヴォトス概念
- 3二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:02:27
そりゃ先生になったらあだ名なんて呼ばれないよな……
- 4二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:03:55
だがそれがふとももの逆鱗に触れた!!
- 5二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:06:29
これ先生が別空間に行ったのかとかで話変わるな…
- 6二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:16:01
ショタ先生……!?僕のデータに意外とあるぞ……!!
- 7二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 22:40:06
- 8125/02/03(月) 22:49:14
サボローについて
夏に現れサボろうぜと誘う妖怪
サボローの誘いに乗った人は夏の空間に閉じ込められる
蝉の声、入道雲、友達と遊んでたあの日常、何も知らずにできないことは無いと信じれてたあの頃の感覚、冷たい麦茶、早く溶けるアイス
それらの夏の様子が全て詰め込まれた夏の空間
そこから脱出するにはそれら全てを断ち切り、自らの意思で世界へと戻ってくること
その夏の空間は1人に1つであり、主にその人が憧れ懐かしむ空間になる
夏の空間は干渉することが可能だがあまり深追いをすると夏の空間に引き釣りこまれる
夏の空間と現実の時間は少しズレており夏の空間での1時間は現実での1分である - 9125/02/03(月) 22:53:40
ただしその夏の空間は夏を懐かしんでる人にしか効力を持たない
- 10二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:00:15
生徒には効かないってことか
- 11二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:01:11
- 12二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:02:11
ふとポケットを漁ると黒焦げになった見覚えのあるようで無いような…そんなカードが出てくるんだよね
- 13二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:02:24
そんなに長くいて戻ってこれるのか……?
- 14二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:02:24
時間差がどうなるか次第やね
- 15二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:03:00
- 16二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:05:34
そこから意識覚醒して脱出するとかなったら激アツ
- 17二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:30:31
「ここのアイスは本当にあたり棒あんのかね」
ベンチは日焼けしている癖に、プラで出来ているから座りが良かった。山の奥に見える入道雲は、どうしてあんなに悲しそうなグラデーションで更に奥へと伸びているのだろう。
「さあ。二組のぎーやまは当たったらしいけど」
「アイツ田端のカードパクって次の日に買ったとか言って学校持ってきたんだぜ?」
じゃあ違うわな。と、肩をすくめてそう言った。そんな大人びた仕草、はたして当時からの癖だったろうか。
「なあ、サボロー」
「そうだな。どんなに懐かしく思っても、懐かしいだけだぜ」
足を放り出して座らないようになったのはいつからだろう。鬼ごっこで煽られても可愛いらしいなという感情の方が大きくなった。好きだったあの子、今や頑張ったのだろう背伸びの格好つけが、微笑ましくて仕方ない。
「でも、良かったろ。来る前じゃあ、きっと出来なかった顔してるよ。お前」
「うん。夢でも、きっと、誰かの悪意なのだとしても、会えた」
後ろを振り返って立ち止まることが、悪いとは言わない。整理しないと、大事なものは都合よく出てきたりしないから。
「でも、癪じゃね」
「ああ、癪だ」
これは僕らの思い出だ。
先生ではない、僕の。僕たちの。
先生としての柵で、それを辱められる。
「かまそうぜ。俺たちの青春を、思い出のままにするために」
「あの夏の日の延長線かぁ。」
生徒たち。
背負うべき、数多。
今しばらく、見守っていてほしい。
「あの入道雲の向こう側を、見に行こうぜ」
みたいな先生メインのサイドストーリーが見てみたいよね - 18二次元好きの匿名さん25/02/03(月) 23:32:02
惚れた
- 19二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 06:37:50
やっぱこういう空間から出る時が1番盛り上がるよね
- 20二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 15:43:06
ほ
- 21二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 15:46:42
先生はきっと目覚めるんだろうけど
きっと陰惨な終わりにはならないんだ
最後に色々言葉を交わして『またね』で別れるんだ
サボる事に永遠のお別れなんて出来ないからね - 22二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 17:57:46
やっぱこう詰めてる感じの人にはサボローってめっちゃ刺さるな(KONAMI)
- 23二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 18:02:06
- 24二次元好きの匿名さん25/02/04(火) 23:36:24
生徒達にとっては今でも先生にとっては懐かしいあの時なんだよな
懐かしい匂いだ - 25二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 08:27:48
別ゲーでサボローと夏休みをテーマにしたイベントを妄想したスレがあったがこっちもいいな…
イロハはどう思う?