【あかね噺】 総合感想スレ

  • 1125/02/05(水) 18:38:38

    前から『あかね噺』が気になっていたところに、2024年年末の3巻分無料で、初めてまとめて読んで、一気にはまって既刊を全巻買った者です
    単行本で共有したい感想があり、142話感想スレでアドバイスをいただいて、初めてスレ立てしています

    本誌・単行本の感想や考察、グッズや落語そのものへのコメントなど
    『あかね噺』に関わる色々な話題ありの、楽しい雑談スレになればよいなと思っています
    よろしくお願いします!

  • 2125/02/05(水) 18:39:06

    まずは、スレを立てるきっかけ
    末永裕樹原作・馬上鷹将作画『あかね噺』1巻〜、集英社、2022年〜の
    単行本カバー裏の映画ポスターオマージュに関してです!

    以下、貼ってあるリンクは、オマージュ元のポスターが見られるサイト
    引用してある「あらすじ」もそれぞれ同じサイトからです
    (なるべく公的なものを探したけれど、いくつかは個人ブログ)

  • 3125/02/05(水) 18:40:09

    >>2

    個人的に一番衝撃が大きかった、9巻の映画ポスターオマージュから


    オマージュ元:ミロス・フォアマン監督『アマデウス』(1984)

    あらすじ:「凍てつくウィーンの街で自殺を図り精神病院に運ばれた老人。

    彼は自らをアントニオ・サリエリと呼び、皇帝ヨゼフ二世に仕えた宮廷音楽家であると語る。

    やがて彼の人生のすべてを変えてしまった一人の天才の生涯をとつとつと語り始める・・・。

    若くして世を去った天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの謎の生涯を、サリエリとの対決を通して描いた話題作。」

    出典:「アマデウス」ワーナーブラザーズ

    【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|アマデウスアマデウス(F・マーリー・エイブラハム,トム・ハルス,エリザベス・ベリッジ)に関する情報をこちらでご覧になれます。warnerbros.co.jp

    年下の天才の登場によって、すでに一定の能力を評価されていた年長者の方が辿る人生が大きく変わってしまうという描写において

    『アマデウス』でのアマデウス/サリエリの関係と(*サリエリの方が6歳年上)

    あかね/からしの関係が重なるので「からし〜」となった


    ただし構図は似ていても

    『アマデウス』が映すのは、個人の創作能力が物を言う作曲家の世界

    『あかね噺』が描くのは、先人の芸を受け継ぎ魅せる噺家、演者の世界


    9巻、10巻、11巻での描写を見ていても、あかね、からし、噺家それぞれでの化け方があることが分かるし

    あかねとからしは、『アマデウス』の二人とは違って、

    切磋琢磨しあえる関係に落ち着きそうなので、安心している

  • 4125/02/05(水) 18:41:05

    >>3

    ちなみに『アマデウス』は、サリエリ晩年にウィーンで蔓延っていた悪質な噂(サリエリがモーツァルトを毒殺した)に基づく戯曲に由来するので

    史実とは異なる描写も多いらしい


    音楽評論家の水谷さんによると

    ・モーツァルトの活動期のサリエリは、首席宮廷楽長の地位にありヨーロッパ中で評価もされていて非常に多忙だったため、モーツァルトの活動の妨害をする暇はなかったと考えられる

    ・モーツァルトは、サリエリへ敵愾心を抱いていたが、その敵愾心は根拠の薄い一方的なものであったと、モーツァルト研究者も認めている

    ・記録から、少なくともモーツァルトの晩年には、サリエリとモーツァルト間に友好的な交流があったと推察できる

    ・サリエリは、多くの教え子に慕われており、人格者であったらしい

    出典:水谷彰良講演「サリエリとモーツァルト」第312回イタリア研究会(2006-04-21)

    https://itaken1.jimdoweb.com/2006/04/21/サリエリとモーツァルト/

  • 5125/02/05(水) 18:42:31

    >>2

    他の巻の映画ポスターオマージュも、映画の内容とその巻の内容・人選が色々リンクしているので、味わい深い


    1巻

    山田洋次監督『男はつらいよ』(1969)

    あらすじ:「寅さんが20年ぶりに、故郷柴又に帰ってくる。歓迎ムードも束の間、寅は妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。奈良で旅行中の御前様とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博は、さくらへ想いを寄せていた・・・ 」

    出典:「第1作 男はつらいよ」松竹映画『男はつらいよ』公式サイト

    男はつらいよ | 作品 | 松竹映画『男はつらいよ』公式サイト松竹映画『男はつらいよ』シリーズは、山田洋次原作・脚本・監督(一部作品除く)・渥美清主演で1969年に第1作が公開され、全50作品が公開された国民的人気シリーズです。www.cinemaclassics.jp

    配役

    主人公の寅さん→主人公のあかね 

    (寅さんはテキ屋、あかねは落語家。それぞれ自分の語りで集客するという共通点もあり)

    寅さんの妹の桜→あかね母の桜咲真幸 (懐深いしっかり者)

    マドンナ坪内冬子→あかね父の桜咲徹 (主人公にとって憧れの人物)

    寅さんの叔父→阿良川志ぐま (頼れる大人)

    寅さんの舎弟・登→阿良川ぐりこ (兄弟分)


    大人気ご長寿シリーズ『寅さん』第1作目のポスターを、『あかね噺』第1巻のオマージュで使うのは

    『あかね噺』も人気作にするぞという気概の表れに思える

  • 6125/02/05(水) 18:43:18

    >>2

    2巻 

    リュック・ベッソン監督『レオン』(1994)

    あらすじ:「舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダは、家族を殺した相手への復讐を決心する。」

    出典:「レオン」映画.com

    レオン 完全版 : 作品情報 - 映画.comレオン 完全版の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。リュック・ベッソン監督作品「レオン」に、22分の未公開映像を加えた完全版。舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に...eiga.com

    配役

    マチルダ→あかね 

    レオン→阿良川志ぐま


    上記引用のあらすじに寄せて『あかね噺』での筋を書くなら

    「落語家のおっ父「阿良川志ん太」を殺され、父の師匠の阿良川志ぐまのもとに転がり込んだ11才の少女あかねは、「阿良川志ん太」を殺した相手へ、おっ父の芸の凄さを証明することを決心し、稽古に励む。」

    という感じでしょうか

  • 7125/02/05(水) 18:44:27

    >>2

    3巻

    クエンティン・タランティーノ監督『パルプ・フィクション』(1994)

    あらすじ:「1930~40年代のアメリカで流行した大衆向け雑誌の犯罪小説(=パルプ・フィクション)をモチーフに、3つのエピソードが交錯する斬新なスタイルで描いたクライムドラマ。ギャングのビンセントとジュールスは組織を裏切った青年の家を訪れ、盗まれたトランクを取り返す。また、ボスから愛妻ミアの世話を頼まれたビンセントは彼女と2人で夜の街へ繰り出すが、帰り際にミアが薬物を過剰摂取し昏睡状態に陥ってしまう。一方、落ち目のボクサーであるブッチは八百長試合を引き受けるが裏切って勝利を収め、恋人とともに街から逃亡を図る」

    出典:「パルプ・フィクション」映画.com

    パルプ・フィクション : 作品情報 - 映画.comパルプ・フィクションの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。クエンティン・タランティーノが「レザボア・ドッグス」に続いて手がけた監督第2作で、1930~40年代のアメリカで流...eiga.com

    上記引用のあらすじに寄せて『あかね噺』での筋を書くなら

    「かつて江戸で流行した「落語」、現代日本で通用する「大衆演芸」をテーマに、

    からし・ひかる・あかねの3人のエピソードが交錯する可楽杯編」

    という感じでしょうか

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 18:45:23

    このレスは削除されています

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 18:53:44

    洋画要素多いんだね、落語要素で語る人が各回感想スレに多いからそれ以外の要素解説が新鮮なので支援

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 18:54:54

    このレスは削除されています

  • 11125/02/05(水) 19:01:17

    >>2

    掲示板のエラーで少し間が空きました

    支援コメントしてくれた方、ありがとう!

    続きの巻にいきます


    4巻 

    デイビッド・フランケル監督『プラダを着た悪魔』(2006)

    あらすじ:「大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった! それは一流ファッション誌“RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった!ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上「センス、ゼロ!!」と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの?私って、本当は何をしたいんだっけ?」

    出典:「プラダを着た悪魔」20th Century Studios

    https://www.20thcenturystudios.jp/movies/devil-wears-prada


    配役

    カリスマ編集長ミランダ・プリーストリー→阿良川一生

    アンディ→阿良川あかね


    上記引用のあらすじに寄せて『あかね噺』での筋を書くなら

    「おっ父の芸で真打になることを目指して噺家になることを決意したあかね。

    可楽杯自体には興味のない彼女は、優勝して阿良川一生との念願の対談の機会を手にしてしまった!阿良川一生の要求は、修羅のようにハイレベル。

    ついに正式に前座となり楽屋入りしたものの、きつい寄席修業に前座への要求の数々、その上、意地悪な二ツ目から小言をくらう。あかねは一つのことだけに集中していると闘えないことを思い知らされる。

    下働きのままでいいものか!私は、プロになりたいんだ!」

    という感じでしょうか

  • 12125/02/05(水) 19:25:48

    >>2

    5巻 

    ジーン・ケリー&スタンリー・ドーネン監督『雨に唄えば(Singin’ in the Rain)』(1952)

    参考:「Ame ni utaeba」IMDb.com

    Ame ni utaeba (1952) ⭐ 8.3 | Comedy, Musical, Romance1h 43m | Gwww.imdb.com

    配役

    ジーン・ケリー→阿良川ぐりこ

    デビー・レイノルズ→阿良川あかね

    ドナルド・オコナー→阿良川マイケル


    映画の内容や5巻の内容というよりは

    名曲「Singin’ in the Rain」と『あかね噺』全体が重なる気がする


    おっ父の破門の時、雨が降っていて(1巻、第1席 pp. 56–57)

    小学生のあかねが志ぐま師匠のもとに弟子入りを願い出た時、雪が降っていて(1巻、第2席 p. 77)

    ぐりこは、花火の火の粉が降る中で、上方行きを願い出て(9巻、第76席 pp. 113–17)

    こぐま兄さんの弟子入りの時、雨が降っていて(10巻、第88席 p.148)

    まいける兄さんが黒髪の一番弟子になった時、雨が降っていて(13巻、第113席 pp.119–20)

    『あかね噺』では、進退の決断は降りしきる中で行われていると言えそう


    「Singin’ in the Rain」の歌詞は、ざっくりいうと「雨が降っても、心の中には太陽がある。私は雨の中、幸せで歌っているんだ」という訳になるので

    『あかね噺』での(雨)降りは、「希望ある未来」も含むのかなと思ったり、

    「落語」と「歌」は、「声」という共通点があるので、大変な時でも「話芸」には喜びがあるのかなと思ったり

  • 13125/02/05(水) 19:26:14
  • 14125/02/05(水) 19:26:35

    >>2

    6巻 

    スタンリー・キューブリック監督『時計じかけのオレンジ』(1971)

    あらすじ:「喧騒、強盗、歌、タップダンス、暴力。山高帽の反逆児アレックスは、今日も変わらず最高の時間を楽しんでいた ― 他人の犠牲の上にのみ成り立つ最高の時間を。モラルを持たない残忍な男が洗脳によって模範市民に作りかえられ、再び元の姿に戻っていく。」

    出典:「時計じかけのオレンジ」Filmarks

    映画『時計じかけのオレンジ』の感想・レビュー[126842件] | Filmarksレビュー数:126842件 / 平均スコア:★★★★3.8点filmarks.com

    配役:アレックス→阿良川魁生

    映画は怖くて見ていないので、あらすじなどからの憶測だけど

    内に秘めたる、狂気じみた「獣」があらわになるのが共通点?

  • 15125/02/05(水) 19:26:52

    >>2

    7巻

    岩内克己監督『エレキの若大将』(1965)

    あらすじ:「大学アメフト部に所属する若大将こと田沼雄一(加山雄三)。例によって、部の同僚に青大将こと石山新次郎(田中邦衛)がいて、青大将のおこした澄子(星由里子)を相手の交通事故の責任を人のいい若大将がひっかぶる。その事故の修理代を用意できない若大将たちは、賞金10万円の勝ち抜きエレキ合戦に出場することになるのだが……。」

    出典:よしだまさし「【映画】エレキの若大将」『ガラクタ風雲別館』2024年9月29日

    【映画】エレキの若大将 - ガラクタ風雲別館U-nextには思いもよらない映画があれこれあって、今日は衝動的に『エレキの若大将』を観てしまった。疲れていて、気軽に観られる映画がよかったのだ。 大学アメフト部に所属する若大将こと田沼雄一(加山雄三)。例によって、部の同僚に青大将こと石山新次郎(田中邦衛)がいて、青大将のおこした澄子(星由里子)を相手の交通事故の責任を人のいい若大将がひっかぶる。その事故の修理代を用意できない若大将たちは、賞金10万円の勝ち抜きエレキ合戦に出場することになるのだが……。 青大将の自分勝手な行動は相変わらずで、なんで若大将はいつも人間として問題ありすぎの青大将と友人なのだろうと首をかしげてしまう。ふつう、ここま…garakutabekkan.hatenablog.com

    主な配役

    若大将→阿良川まいける

    ヒロイン燈子→阿良川あかね


    『あかね噺』の筋との考え合わせると、大分先の巻の内容になるけど

    あかねの二ツ目昇進推薦での全生の怒りを、ひっかぶる阿良川まいける(12巻、第105席pp. 150–51)

    →真打昇進試験に出る阿良川まいける/「たちきり」の若旦那(13巻)

    と重なっている?

  • 16125/02/05(水) 19:27:11

    >>2

    8巻

    リュック・ベッソン監督『ニキータ』(1990)

    あらすじ:「泣き虫の殺し屋。若き映像作家リュック・ベッソンが、鮮烈に描いた“過激な純愛映画”。女殺し屋・ニキータの過酷な日々と愛を描いた、スタイリッシュでパワフルな女性アクション!政府の秘密工作員に仕立てられた不良少女、ニキータ。次々と下される暗殺指令を着実にこなしていく日々の中、ニキータに初めての恋が芽生えるが・・」

    出典:「ニキータ」Filmarks

    映画『ニキータ』の感想・レビュー[35688件] | Filmarksレビュー数:35688件 / 平均スコア:★★★★3.6点filmarks.com

    配役:ニキータ→阿良川ひかる


    上記引用のあらすじに少し寄せて『あかね噺』での筋を書くなら

    「秘密裏に阿良川一剣に弟子入りした、負けず嫌いの少女、ひかる。

    下される指示通りに稽古をこなし、武器「八人座頭」を手に「花見の仇討ち」をやる。

    声優業を着実にこなしていく日々の中、落語で見つけた、狂おしいほど勝ちたい相手。

    可楽杯以来、初めての再戦の機会だが・・・」

    という感じでしょうか。

  • 17125/02/05(水) 19:27:51

    >>2 >>3

    9巻

    ミロス・フォアマン監督『アマデウス』(1984)

    あらすじ:「凍てつくウィーンの街で自殺を図り精神病院に運ばれた老人。

    彼は自らをアントニオ・サリエリと呼び、皇帝ヨゼフ二世に仕えた宮廷音楽家であると語る。

    やがて彼の人生のすべてを変えてしまった一人の天才の生涯をとつとつと語り始める・・・。

    若くして世を去った天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの謎の生涯を、サリエリとの対決を通して描いた話題作。」

    出典:「アマデウス」ワーナーブラザーズ

    【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|アマデウスアマデウス(F・マーリー・エイブラハム,トム・ハルス,エリザベス・ベリッジ)に関する情報をこちらでご覧になれます。warnerbros.co.jp

    前述のように、年下の天才の登場によって、すでに能力を評価されていた年長者の方が辿る人生が大きく変わるという構図が重なる

    ただし、あかね/からしは、正々堂々と勝負して、切磋琢磨しあえる好敵手としての面が強く

    『アマデウス』のアマデウス/サリエリのような未来にはならなさそうなので、安心している


    メタ的な観点から面白いと思うこと

    『アマデウス』は、音楽やオペラの作曲家を扱った戯曲(ブロードウェイでも上演)を映画化

    『あかね噺』は、噺家を扱った漫画

    生の「舞台」と舞台を形作る「人々」の両方を、映像的な表現媒体を用いて、ある種の永遠化をしている共通点もある

  • 18125/02/05(水) 19:28:11

    >>2

    10巻

    クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』(2003)

    あらすじ:「史上最強と言われた女エージェントのザ・ブライドは、結婚式当日にかつてのボス、ビルの襲撃を受け、夫や身ごもった子供まで殺されてしまう。4年後、昏睡状態から目覚めた彼女は、ビルへの復讐を決意する……。」

    出典:「キル・ビル」映画.com

    キル・ビル : 作品情報 - 映画.comキル・ビルの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。史上最強と言われた女エージェントのザ・ブライドは、結婚式当日にかつてのボス、ビルの襲撃を受け、夫や身ごもった子供ま...eiga.com

    配役:ザ・ブライド→阿良川あかね

    節目の巻なので、10巻の内容というより、骨子の内容を反映したオマージュだと思われる


    上記引用のあらすじに寄せて『あかね噺』での筋を書くなら

    「あかねは、阿良川一生により落語家のおっ父「阿良川志ん太」を殺された。

    7年後、ついに弟子入りした彼女は、おっ父の芸の凄さを証明する真打になることを、阿良川一生に認められる真打になることを決意する。」

  • 19125/02/05(水) 19:28:31

    >>2

    11巻 

    オマージュ元はおそらく、齋藤武市監督『北帰行より 渡り鳥北へ帰る』(1962) だと思われる

    あらすじ:「第1作の「ギターを持った渡り鳥」で舞台になった函館がふたたび舞台に。渡り鳥が故郷へ帰るみたいなイメージで締めくくりにふさわしい。

    痛快アクション大作。元刑事の主人公滝伸次は渡り鳥のように各地へ転々と流しの旅を続ける。旅先で悪人を懲らしめる。

    ヒロインは毎回設定は違うが浅岡ルリ子。いつも主人公の落ち着きと喧嘩強さと正義感、そして優しさに惹かれて好きになってしまうが、ラストは別れになる。」

    出典:ムービークリニック「函館慕情「「北帰行」より 渡り鳥北へ帰る」」『ひとりごと映画らぷそでぃ』2021年5月6日

    函館慕情「「北帰行」より 渡り鳥北へ帰る」 | ひとりごと映画らぷそでぃmovieclinic.blog.fc2.com

    11巻〜12巻にかけての

    「第1席で落語から去ったおっ父が、ついに落語の場に帰ってくる」(第95席〜第101席)

    「あかねの年相応の「楽しい」落語が帰ってくる」(第93席〜第101席)

    第101席は第1席を彷彿とさせる

    の三つの「原点回帰」と呼応しているのかなと思った

  • 20125/02/05(水) 19:28:47

    >>2

    12巻 

    残念ながら、オマージュ元を発見できなかったので

    知っている方は教えてくださると嬉しいです

  • 21125/02/05(水) 19:29:28

    >>2

    13巻

    ロバート・ルケティック監督『キューティ・ブロンド(Legally Blonde)』(2001)

    あらすじ:「美容とファッションにかけては超イケてる、ベルエア育ちの天然ブロンド娘エル。ところが政治家志望のBFワーナーから「ブロンドすぎて議員の妻向きじゃない」とあっさり振られてしまった。しかしエルは、持ち前のポジティブ思考を発揮し猛勉強、彼を追いかけて名門ハーバード大の法学部に見事合格する。知的な女性に変身し、彼のハートを取り戻す作戦だ。けれど、質実剛健を旨とする東海岸の人々の考え方や習慣はエルとことごとく対立、授業の第一日目から意地悪な教授やクラスメートからいびられて大ピンチ!」

    出典:「キューティ・ブロンド」Filmarks

    映画『キューティ・ブロンド』の感想・レビュー[68010件] | Filmarksレビュー数:68010件 / 平均スコア:★★★★3.9点filmarks.com

    配役:ブロンド娘エル→金髪まいける


    上記引用のあらすじに少し寄せて『あかね噺』での筋を書くなら

    「要領よくおしゃれで超イケてる、田舎育ちの金髪の青年。一人でやれるからと落語家を目指し、技巧派で鳴らし、兄弟子の応援もいかず飄々としていた。

    ところが真打目指す兄弟子が昇進試験であっさり破門されてしまった。まいけるは軽薄な己を捨てて、客席や弟弟子達のため猛奮闘。けれど、真打昇進試験では、本格派を求める客席・審査員とことごとく対立、大ピンチ! 

    と思いきや、まいける兄さんに変身したことで、彼の心は得たものがあったのだ。深みを増した人情噺で、阿良川の真打に見事昇進する!」

  • 22125/02/05(水) 19:29:53

    >>2

    14巻

    クリストファー・ケイン監督『ベスト・キッド4(The Next Karate Kid)』(1994)

    あらすじ:「カラテの達人ミヤギが出会った女子高生ジュリー。両親を失い、彼女の心は寂しさから荒れ切っていた。そんな彼女にミヤギはカラテを教える事でジュリーの心を開いていく。折しも学校では暴力的な集団:アルファ・エリートが幅を利かせていた。一味の卑劣な攻撃にジュリーは戦いを決意した・・・。」

    出典:「ベスト・キッド4」ソニー・ピクチャーズ

    ベスト・キッド4 | ソニー・ピクチャーズ公式カラテの達人ミヤギが出会った女子高生ジュリー。両親を失い、彼女の心は寂しさから荒れ切っていた。そんな彼女にミヤギはカラテを教える事でジュリーの心を開いていく。折しも学校では暴力的な集団:アルファ・エリートが幅を利かせていた。一味の卑劣な攻撃にジュリーは戦いを決意した・・・。www.sonypictures.jp

    配役

    女子高生ジュリー→阿良川あかね 

    カラテの達人ミヤギ→阿良川志ぐま


    上記引用のあらすじに寄せて『あかね噺』での筋を書くなら

    「人情噺の名手志ぐまに入門した女子高生あかね。落語家のおっ父を殺され、彼女の心は決意でたぎっていた。

    そんな彼女に志ぐまは「落語の世界を楽しむこと」を教えることで、あかねの心を導き、彼女の才能は開花していく。

    折しも阿良川では一生一門が幅を利かせていた。まいける兄さん真打昇進試験で、阿良川一門の高い要求水準を見、そして志ぐまの「引き算の美学」「十八番」を目の当たりにし、あかねは真打になることを改めて決意した・・・。」

  • 23125/02/05(水) 19:30:13

    >>2

    15巻

    セルジオ・レオーネ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(Once Upon a Time in America)』(1984)

    あらすじ:「禁酒法があった1920年代のニューヨークがはじまり。ユダヤ系移民のヌードルスとマックスが出会いギャングになっていくが……。友情や愛、裏切りを描いた大作。」

    出典:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」Filmarks

    映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の感想・レビュー[10362件] | Filmarksレビュー数:10362件 / 平均スコア:★★★★4.0点filmarks.com

    上記引用のあらすじに寄せて『あかね噺』での筋を書くなら

    「戦後、1964年の新宿がはじまり。蕎麦屋で働く、下町育ちの白波洋輔(後の志ぐま)とイイトコ「黒鉄」のご長男(後の一生)は、柏屋生禄と出会い、落語家になっていくが……。昭和青春ロマンを描く過去編」


    映画にも『あかね噺』過去編にも、「麺類」が出てくる共通点もあり

  • 24125/02/05(水) 19:34:22

    >>2

    映画のあらすじに寄せて、『あかね噺』の方もまとめてみての感想


    破壊ではなく創造に向かうエネルギーが強い

    あかねの性格や、志ぐま師匠の導きもあるとは思うけど

    あかねだけでなく『あかね噺』全体を通して、発想の方向がポジティブ


    以上、特に共有したかった感想(考察?)でした

    ちょっと一時離席するので

    もし感想・考察・コメントなどあれば、スレを進めておいてくださると嬉しいです!

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:28:53

    まとめてくれてありがとう
    なんのパロディか気になってたのでおもしろいです
    個人的には、4巻のプラダを着た悪魔のパロが好きだな
    身勝手だけど、ファッション業界一の編集者のミランダとそれに立ち向かう新人のアンディが、一生とあかねの関係性にハマってて作者の人センスいいなと思ってた

  • 26125/02/05(水) 22:41:23

    >>25

    コメントありがとう!


    私も4巻のオマージュは、納得の人選でセンスがよいなと感じた


    個人的にはあと8巻の ニキータ/阿良川ひかるのオマージュも

    「殺し屋」/「仇討ち」の演目が重なることや、「過激な純愛」で、納得の人選だとなりました

  • 27125/02/05(水) 23:34:50

    小さい頃に好きだった子供向けの落語の本を、久しぶりに引っ張り出してみたら
    『あかね噺』を読んだ今、読み返すと面白い情報が盛り沢山だったので、書誌情報共有

    柳亭燕路『子ども落語(三)』1981年、ポプラ社文庫、1985年
    柳亭燕路『子ども落語(四)』1981年、ポプラ社文庫、1983年
    (図書館には大体あるみたい/書店や古本屋にも在庫あり)

    よかったポイント
    (1)寄席での順番で話を読める
    寄席「子ども落語」の体になっており、「前座ばなし」「二つ目ばなし」「ひざがわり」「真打ばなし」の順番になっている(「まえがき」 p.3)

    (2)『子ども落語(三)』の「仲入り」「楽屋ばなし」「うちだし」
    ご隠居さんと八つぁんのお喋りの形で、落語の豆知識コーナー
    扇子・手拭いをどう使って見立てをするのかの説明(武士と町人と百姓それぞれでの「煙管」を吸う図などあり)(pp. 57–66)
    「まくら」「くすぐり」「さげ」などの説明(pp. 67–72)
    「噺を覚えるため、夜中、歩きつつ喋って暗記していたら、お巡りさんに捕まって・・・」 
    前座・二つ目時代の苦労話・おもしろ話(pp. 73–76)
    寄席の歴史(上方と江戸の違いについてもあり)(pp. 214–20) などなど

    (3)『子ども落語(四)』の「仲入り」「楽屋ばなし」「うちだし」
    芸談「大神楽、海老一染太郎・染之助」「紙きり、林家正楽」(pp. 59–76; pp. 163–81)
    対談「寄席のおもいでなど」林家正蔵・柳亭燕路(pp. 216–20)
    *「師匠は大正の初期に噺家になられた(以下略)」(p. 217)とあるので、八代目林家正蔵だと思われる

    (4)『あかね噺』に出た噺もたくさん
    例えば『子ども落語(三)』だと「そこつのくぎ」「平林」「山号寺号」

    『あかね噺』とは関係なく、個人的に一番好きな噺
    「ねこのちゃわん」『子ども落語(四)』

  • 28125/02/05(水) 23:37:52

    >>27 オリジナル版 五代目柳亭燕路『子ども寄席』こずえ堂(1971年、1977年)

    第一巻〔初日〕

    寿限無 元犬 出来心 ろくろっ首 半分垢 目黒の秋刀魚 

    仲入:落語むかしむかし 

    堀の内 そば清 けちの小ばなし 長者番附


    第二巻〔二日目〕

    子ほめ 藪医者 まんじゅうこわい だくだく かぼちゃ屋 王子のきつね 

    仲入:むかしの落語 

    しわいや お血脈 粗忽小ばなし 佐々木政談


    第三巻〔三日目〕

    彌次郎 胸肋鼠 芋俵 権兵衛狐 黄金の大黒 皿屋敷 

    仲入:少しむかしの落語 

    松竹梅 かわいい 医者小ばなし お神酒徳利


    第四巻〔四日目〕

    浮世根問 首屋 転失気 不精床 近日息子 粗忽長屋 

    仲入:落語の稽古その一 

    釜どろ てれすこ 動物小ばなし 花見の仇討


    第五巻〔五日目〕

    たぬき 桃太郎 十徳 初音の鼓 花筏 

    仲入:落語の稽古その二 

    のめる 夏どろ 与太郎小ばなし 片棒


    第六巻〔千秋楽〕

    平林 雑俳 道具屋 ん廻し ぞろぞろ 粗忽の釘 

    仲入:楽屋ばなし 

    山号寺号 田能久 泥棒小ばなし お化け長屋

  • 29125/02/05(水) 23:41:01

    >>28 五代目柳亭燕路『子ども寄席』こずえ堂(1971年、1977年) 目次情報続き


    第七巻〔初日〕

    道灌 やかん泥 馬のす 肥がめ 粗忽の使者 夏の医者 

    仲入:対談 海老一染太郎・染之助 

    抜け裏 猫の茶碗 大名小ばなし 掛取万歳

    第八巻〔二日目〕

    たらちね 孝行糖 はなむけ 花見酒 鹿政談 不動坊 

    仲入:対談 林家正楽 

    三人旅 五月のぼり 商売小ばなし 井戸の茶碗


    第九巻〔三日目〕

    一目上り 犬の目 位牌屋 時そば 一眼国 鍬潟 

    仲入:対談 江戸屋猫八・小猫 

    けんか長屋 高田の馬場 お化け小ばなし 宿屋の富

    第十巻〔四日目〕

    本膳 初天神 ふだんの袴 うなぎや あたま山 

    仲入:対談 三増紋也 

    強情灸 たがや 相撲小ばなし 味噌倉


    第十一巻〔五日目〕

    ひなつば しの字嫌い 勘定板 代脈 澁酒 二番煎じ 

    仲入:対談 春日三球・照代 

    めがね屋泥 巌流島 無筆小ばなし 化物使い

    第十二巻〔千秋楽〕

    手紙無筆 つぼ算 日和違い 反対車 紀州 猫の災難 

    仲入:対談 アダチ龍一 

    つづら泥 麻のれん 武士小ばなし 万金丹


    出典:「子ども寄席 全12巻」復刊.com 
    『子ども寄席 全12巻(五代目柳亭燕路(文) 二俣英五郎(絵))』 投票ページ復刊ドットコムによる『子ども寄席 全12巻』(五代目柳亭燕路(文) 二俣英五郎(絵))の復刊投票リクエストページです。www.fukkan.com
  • 30二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 07:18:11

    このレスは削除されています

  • 31二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 07:22:20

    このレスは削除されています

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 07:28:03

    >>20

    オマージュ元はメリーポピンズじゃないかな

    オマージュ元は結構前のポスターだから探すの大変かも


    >>23

    志ぐまのラーメン好き発言は、監修を務めている林家けい木師匠の師匠にあたる木久扇師匠の木久蔵ラーメンが元ネタじゃないかな

    実際本編(モノクロ表紙)でも志ぐま師匠監修のカップラーメンが存在してる

  • 33125/02/06(木) 08:55:19

    >>32

    コメントありがとう!


    メリー・ポピンズのポスター、今晩探してみます!

    まだスレが残っていたら、また書き込みに来ます


    志ぐまのラーメン好き発言と、木久扇師匠の木久蔵ラーメン

    元ネタに気づいていませんでした。

    教えてくれてありがとう!



    15巻の「麺類」で言えば

    オマージュ元のセルジオ・レオーネ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(Once Upon a Time in America)』(1984)では

    主要人物の一人が「ヌードルズ(Noodles)」と呼ばれており


    『あかね噺』では、一生が、かつては「生そば」と呼ばれていた(15巻、第128席 p. 47)

    も重なるなと思っています

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 12:21:00

    このレスは削除されています

  • 35二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 16:19:06

    まいけるに志ぐま一門解体リークしたの全生だったのは予想外だった

  • 36125/02/06(木) 23:10:46

    >>34

    支援コメ&画像ありがとう!

    今日は帰るのがかなり遅くなってしまったので、スレがどうなっているかなと思っていたら

    保守しておいてもらえたので、とても嬉しかったです!


    12巻のオマージュが『メリー・ポピンズ』という、これまた感心ひとしきりの映画選びで、感想を書き込むのに少し時間がかかりそうなので

    取り急ぎ、お礼をば!

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 23:27:18

    本誌派なので単行本のカバー裏見たことなかったけどからしが出てきたところの巻でアマデウスのパロしてたんだ。
    落研に入ってただけの大学生が一流企業の内定を蹴って落語家の弟子になるなんて周りからは宮廷楽長が精神病院の患者になったくらいの衝撃だろうけど、あの作品のサリエリも最後はなんか楽しそうだったしからしもいい感じに落着するだろうなと思う。基本的にポジティブな話だしね、あかね噺

  • 38125/02/06(木) 23:46:42

    >>35

    コメントありがとう!

    私もリークしたのが全生だったのに、最初びっくりしました


    でも全生の「"遊び"はまだ終わっていないからな…」(14巻、第117席 p. 17)発言を思うと

    まいけるが落語に集中できない環境に陥るのも嫌だったがゆえの行動なのかなと

    そう考えれば理解できるなと思った


    喜劇王チャップリンは「人生は近くから見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」との言葉を残しているけど

    出典:「喜劇王【チャップリンの名言】とは? 生涯やエピソードについても紹介」Domani.com

    喜劇王【チャップリンの名言】とは? 生涯やエピソードについても紹介 | Domani「チャップリン」は、イギリス出身の映画監督・俳優です。数々の名作を生み出し、20世紀の映画界で一世を風靡した「チャップリン」。今回は、喜劇王としても名高い「チャップリン」の名言やエピソードについて紹介します。「チャップリン」は、イギリス出身の映画監督・俳優です。数々の名作を生み出し、20世紀の映画界で一世を風靡した「チャップリン」。今回は、喜劇王としても名高い「チャップリン」の名言やエピソードについて紹介します。domani.shogakukan.co.jp

    全生が「喜劇王」(13巻、第110席 p.47)と呼ばれるのは

    全力で悲喜交々をしているのが、側から見たら喜劇という面もあるのだろうか

  • 39125/02/06(木) 23:56:35

    >>37

    コメントありがとう!

    書いてくれた通り『あかね噺』は基本ポジティブだよね


    『アマデウス』のサリエリが、アマデウスの悪評を周囲に吹き込んだり、裏で様々な妨害工作していたのと異なって


    『あかね噺』のからしは、真っ向勝負するつもりだし

    基本的に正々堂々と落語で勝負する人達ばかりだから、読んでいて気持ちがよいように思う

  • 40125/02/07(金) 00:32:32

    >>2 >>20

    オマージュ元を教えてくれた >>32 >>34 ありがとうございました!


    12巻 

    ロバート・スティーブンソン監督『メリー・ポピンズ』(1964)

    あらすじ:「ロンドンに住むバンクス氏は、娘ジェーンと息子マイケルのために“厳しい乳母”を捜していました。ところが、“優しくて若くて美人で親切”な乳母を求める子供たちの願いが届き、ある朝、パラソルを開いた女性が東風に乗って現れます。その名はメリー・ポピンズ。彼女がやって来た途端、子供たちは大喜び。大道芸人のバートと美しい絵の国で遊んだり、空中に浮いたままお茶会を楽しんだり…。しかし、いつも気難しいバンクス氏は、メリー・ポピンズをよく思っていません。はたして、メリー・ポピンズは、バンクス氏の心を見事にほぐすことができるのでしょうか?」

    出典:「メリー・ポピンズ」Disney Blu-ray&Digital

    https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/1249


    映画『メリー・ポピンズ』は、実写とアニメーションとの融合など、画期的映像表現がある名作ミュージカル映画

    アニメーションの可愛いペンギンと一緒に踊るシーンが思い出深い


    あかねの「落語ヴァース」も、現実の高座と落語世界が融合し

    噺家が「落語世界」のキャラクターたちと一緒に戯れるので

    映画『メリー・ポピンズ』との親和性が非常に高いなと感じる


    『メリー・ポピンズ』での煙突掃除夫のダンスなど、「庶民」が楽しく活き活きやっている様子も、江戸の庶民を活き活きと描く落語と重なる


    さらに話の筋の面でも

    「メリー・ポピンズは、子供たちを夢のような世界に連れて行ってくれる。しかし、いつも気難しいバンクス氏の心をほぐすことができるのか」と

    「阿良川あかねは、観客たちを楽しい落語の世界に連れていく。しかし、いつも仏頂面の阿良川泰全を笑わせることができるのか」が重なる


    オマージュの映画ポスター選びが、毎回、本当に秀逸ですごいなあ

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 02:35:03

    >>38

    全生の行動はあくまでも「彼自身の欲」のためだったのか

    確かに善人キャラではないから善意から来る行動とはちょっと違いそうだけど、悪意は感じなかったから不思議だったんだよね


    なるほど、確かに「まいけるが落語に集中できない環境に陥るのも嫌だったがゆえの行動」の方がしっくりくる

    「クズ」だけど「ゲス」ではない感じか

    ありがとう!すっきりした

  • 42二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 02:40:00

    >>36

    確認&解説ありがとうございます

    コミックカバー裏ほんと秀逸だよね

  • 43二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 06:04:54

    このレスは削除されています

  • 44二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 12:29:20

    保守

  • 45二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 17:55:06

    結局志ぐま師匠はどうなったんだろうか

  • 46125/02/07(金) 22:09:50

    1です。遅くなりましたが、こんばんは!

    保守とコメントありがとう!


    >>45

    志ぐま師匠はきっと存命だと思うけど、どうなったか気になりますね


    『あかね噺』は、単話でも単行本でも気になるところで次に続くので、割とやきもきしながら読んでいることが多い気もします

  • 47125/02/07(金) 22:29:31

    嬉しいことにスレが続いているので
    自分用にまとめかけていた『あかね噺』の作中年表を
    この日曜日には仕上げて書き込めるよう頑張りたいと思います

  • 48125/02/08(土) 01:01:40

    年表を書き込むまでの話題として、キャラクターの名前からの思いつきよもやま話

    (1)本名?がわかっている噺家
    阿良川あかね=桜咲朱音 → 桜色=白+赤/朱色
    阿良川志ん太=桜咲徹 → 桜色=白+赤
    阿良川志ぐま=白波洋輔(15巻、第130席 p.87) → 白/(青?)
    阿良川一生=「黒鉄」(15巻、第133席 p.152) → 黒

    赤、白、黒 はそれぞれ対になりうる色

    赤と白 よくあるイメージ
    (1)おめでたい: 紅白饅頭
    (2)対抗する二組: 源平
    →「志ぐま(白)」、の弟子「志ん太(白+赤)」、の子供の「あかね(白+赤/朱)」
    喜ばしい紅白? / だんだん赤味が強くなる

    黒と白 よくあるイメージ
    (1)相反するもの: 「黒」は闇、他の色を呑み込む色 ⇔ 「白」は光
    (2)補い合うもの: チェスや水墨画は、両方の色があって初めて両立する
     水墨画の紙の「白」は、空気にも水にも大地にもなる
     ただし「白」が色々なものになるのは、墨の「黒」で描かれる事物があってこそ
    →「志ぐま(白)」と「一生(黒)」は、最初は対であったけど、相反する関係になってしまった

    赤と黒 思いつくもの
    (1)スタンダール『赤と黒』(1830)
    (2)闇の黒、血の赤、おどろおどろしいイメージ
    (3)チェッカーなどのボードゲームの駒の色、対の色
    →「あかね(朱)」と「一生(黒)」は、どんな関係に落ち着くのか

  • 49125/02/08(土) 01:05:27

    >>48

    (2)可楽杯組のイメージカラー

    (3巻表紙、第122席カラー版扉絵などから)


    あかね → 朱

    ひかる → 青

    からし → 黄


    =色の三原色 

    → 三人がいることで、いろんな絵を描き出せる?

  • 50二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 02:29:17

    このレスは削除されています

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 02:30:31

    このレスは削除されています

  • 52二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 02:40:17

    >>51

    この「生そば、お前が俺を殺した」というのは一生師匠が抱えている「生禄師匠に対する罪悪感」から来る幻聴であり、それを示唆しているのが139話の「償わねぇと…一生をかけて」の台詞なんじゃないかと思ってる


    阿良川立ち上げの際に「生そば」と「禄ゑん」の二人は「生禄」の名を背負い、禄ゑんは「今を笑い話に出来るよう」と前向き(白=光)な発言をしたのに対し、生そばは「一生かけて償う」と後ろ向き(黒=闇)な発言をした

    この時点で生そば(一生)からすれば、一度死んでしまった生禄を二人(生そば&禄ゑん)が引き継ぐことで再び息を吹き返したものと判断したんじゃないかな

    そして禄ゑんが「阿良川志ぐま」を襲名したことで生そばの中で再び自分達が原因で「生禄を殺してしまった」と罪悪感に苛まれた結果、128話の「お前が俺を殺した」という幻聴が聞こえたんじゃないだろうか

  • 53二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 02:49:06

    >>52

    一生師匠と志ぐま師匠の確執に触れているシーンは作中に何度かあって、特に根本部分に触れているのが以下の通り

    見落としあったら補足お願いします


    50話139話→うらら師匠

    名跡


    107話→志ぐま師匠&三禄師匠

    「志ぐま」と「三禄」という過去


    140話→あかね

    志ぐまの芸

  • 54二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:00:02

    >>53

    139話で「禄ゑん」が「志ぐま」を襲名した日に、「生そば」は「一生」に改名したと説明があった

    その日こそが128話の「生そば、お前が俺を殺した」という回想と繋がる気がするんですよね…

    禄ゑんが志ぐまを襲名したことで二人が「生禄という対」の存在ではなく「志ぐまという未来」と「一人で生の字を背負う過去」という相反する関係になってしまった


    うらら師匠の「名跡が確執」にも繋がるし、志ぐま師匠や三禄師匠の「未来=志ぐま」「あり得たかもしれない過去=三禄」にも繋がる

    ではあかねが考える「志ぐまの芸」が確執の原因についてはどうだろうか

    それは同時に、志ん太破門騒動にも繋がる話なんじゃないかな

    94話でちょう朝師匠が「志ん太が破門された原因は志ぐまの芸が関係しているのでは?」と志ぐま師匠に話していたけど、126話では「芝浜」が原因ではないかと志ぐま師匠は見解していた

    つまり志ぐまの芸=芝浜なのか?と疑問が生まれる

  • 55二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:11:28

    >>54

    もし「志ぐまの芸=芝浜」ならば、何故志ん太が芝浜を演じた時に志ぐま師匠は志ん太の目的である「志ぐまの芸を継承する」に気が付かなかったのか

    30話であかねから志ん太の目標について聞いた志ぐま師匠は、明らかに驚愕の表情を浮かべていた

    知っていたならあんな表情はしないと思う点から、志ん太があの日やろうとしたことが「志ぐまの芸」とは想像すらしていなかったんじゃないかな


    つまり「志ぐまの芸=芝浜」ではない気がする

    しかしあかねやちょう朝師匠は、あの日の破門は間違いなく「志ぐまの芸」が原因と思っていて、実際一生師匠も志ぐまの芸が原因で破門した可能性が高い

    ここで思い出してほしいのは、129話て新たに出た志ぐまの芸に関する情報


    「兄さんは許されなかった」「志ぐまの芸を習うことを」「だからこそ追い焦がれ」


    つまり一生師匠自身は観たことがあったとしても、「志ぐまの芸」を知らないということになる

    もし観たことがあったとしたら、それは「芝浜」をベースにしたものであり一生師匠にとって「芝浜=志ぐまの芸」と思い込んでる可能性かあるんじゃないかな

    しかし129話で志ぐまの芸を知ったあかねの反応は、芝浜ベースというよりまずは落語なのか?という疑問であった

  • 56二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:17:56

    >>55

    つまり本来の「志ぐまの芸」と「芝浜」は全くの別物であり、だからこそ志ぐま師匠は志ん太が志ぐまの芸を目指していたことに気がつかなかった


    志ん太が目指していたのは志ぐま師匠であり、七代目阿良川志ぐまだった場合

    志ぐまの芸を継承する=志ぐまを襲名するということなんじゃないかな

    つまり「志ん太破門」の原因は、「志ぐまの芸を目指したこと」よりも「志ぐまを襲名する人間の器ではなかったこと」が阿良川一生の逆鱗に触れたからではないか?


    だからこそ志ん太を破門にした後に詰め寄ってきた志ぐま師匠に対し「出来の悪い弟子を持った」と言い放ち、志ん太破門について問い詰めてきたあかねに対し「落語を弱くするものは阿良川には要らん」発言が出たんじゃないかな

  • 57二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:28:15

    >>56

    阿良川一生の目的って「志ぐまの芸を完成させること」というよりは、「生禄」という過去に囚われている自分ではなく「志ぐま」という未来を見据える若い世代が現れるのを待っているんじゃないかな


    28話の「認めさせますよ」「あなたが切り捨てた芸で」というあかねの台詞

    これは「切り捨てた芸=破門騒動で志ん太が話した芸」であり、一生師匠にとって「志ん太が話した芸=未熟な志ぐまの芸」であったと思われる

    そして一生師匠はその言葉を受けた後に「それこそ私の望むところだ」と発言している

    また後から訪ねてきた魁生に対し、「俺が聴くのは芸だけ」「器」発言している

  • 58二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:36:44

    >>57

    志ん太を破門にした理由は、「次期志ぐまの器」ではなかった

    では志ぐまとの確執は何か?という話に戻すけど、うらら師匠の言う通り「名跡」が原因ではないかと推測している

    元々六代目志ぐまは一生師匠と共に「二人で生禄」という対の存在であった

    しかし先代志ぐまから「志ぐま」を襲名したことで「禄」の字は消えてしまい、結果生そばだけが一人「生」の字を守ることになってしまった


    「生禄が過去」なら「志ぐまは未来」

    過去に囚われている一生師匠を認めさせるには、志ぐまの芸を魅せるしかない

    何故ならば、28話の台詞を引用するなら「芸しか聴かない」それが一生師匠だから

  • 59二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:45:36

    >>58

    肝心の志ぐまの芸を完成することが出来ぬまま「禄」の字を手放したことで、一生師匠は禄ゑんが志ぐまを襲名した日に決別したのではないだろうか

    ただ志ぐまの芸に執着しているなら、魁生や一剣といった一生一門の弟子達に継承させるという選択肢もある

    実際129話で志ぐま師匠も「一生兄さんなら…」と呟いていたことから、一生師匠(の弟子)に委ねることになっても反発はしなかったと思われる


    ここで思い出してほしいのは、25話の一剣師匠モノローグ

    「ただ達者ってだけなら問題はない」

    志ぐま師匠が師事していることが問題と見ているようなモノローグがある

    またまいけるの真打昇進試験でも、明らかに「志ぐま一門」だけ一生師匠の中でハードルの高さが違うと伺える

  • 60二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:53:16

    >>59

    これってつまり一生師匠の中で志ぐま師匠以外に「志ぐまの芸を取り扱う」ことを認めていないたという証にもなるんじゃないかと思ったんですよね

    唯一認めている志ぐまを師事する「志ぐま一門の弟子だけ」を、次期志ぐま候補として見ている

    だから一生師匠の中で志ぐま一門、特に先代志ぐまによく似たあかねに対する期待値が高いから自然とハードルも上がっているのでは?


    そして志ぐまの芸を完成出来ずに持て余す「対」の存在を許さなかったのでは?

    一生師匠と志ぐま師匠の確執は、志ぐま師匠が「禄」の字を手放してまで継承した「志」の字を完成出来ずに「生」そばを納得させることが出来なかったからでは?

  • 61二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 03:57:44

    >>60

    129話の「語る資格を失っていた」という志ぐま師匠の発言は、一生師匠に対して「志ぐまの芸で聴かせる資格を失った」という意味だったりするのかな…

    もう志ぐま師匠の言葉(志ぐまの芸)は一生師匠には届かない

    だからあかねに託した…とか?

    資格を失った発言が引っかかるんですよね


    長々とスレ占拠失礼しました

    自分の考察は以上です

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 07:37:36

    >>48

    「黒」と「白」もそうだけど、「鉄」と「波」も硬と柔で相反する存在だよね

  • 63125/02/08(土) 09:16:16

    >>51

    考察の共有、ありがとうございます!

    あと私の考察が良かったと言ってもらえて、嬉しいです!


    >>62

    「鉄」と「波」、硬と柔、気づいていませんでした!

    これも気になる、相反する組み合わせですね


    自分とは異なる視点から、コメントをいただいて、見えるものが広がってとても楽しいです!

    スレ立てを思い切ってしてみて、よかったです!


    今日も夜になったら書き込めるので、その際にじっくりしっかり読んで、私も考察を広げてみます!

  • 64二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 10:33:48

    >>63

    此方こそスレ立てありがとうございます

    保守かねて色々こねくり回している考察投げ込んでみましたが、うまく文章まとめられず長文になってしまいすみません


    考察楽しみにお待ちしております!

  • 65二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 14:56:43

    このレスは削除されています

  • 66二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 16:24:22

    アニメ化してほしいけど、表現が難しそうだからアニメ化はあまり期待してない

  • 67二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 17:32:35

    このレスは削除されています

  • 68125/02/09(日) 00:25:59

    日中コメントくださった方、ありがとうございました

    また夜遅くなってしまったので、すみませんが手短に


    >>64

    書き込んでくださった志ぐま関連の考察に関しては、もう少し考えを整理してから、年表と一緒に書き込みますね

    ただ手元で参照できるのが15巻(〜第134席)までなので、もどかしいです

    4月4日の16巻発売が待ち遠しいです

  • 69125/02/09(日) 00:55:34

    >>62

    「波」と「鉄」、「柔」と「硬」から、あくまでも連想ですが


    白波 → 海水 

    →「自然」・ 海の二面性:恵みをもたらす海/脅威となる荒海、津波 

    →頼れる師匠、人情噺の名手、 “泣き”の志ぐま/「五百人殺し」『死神』が十八番の志ぐま(14巻、第123席)


    黒鉄 → 錆びていない鉄 → 人の手が入った鉄 

    →「人工」・ 刃物 → 諸刃の剣

    → カリスマ/血が通ってない「合理」(15巻、第131席)


    >>66

    『あかね噺』は、「動・音声・カラー」である落語家の世界を、「静・文字・モノクロ」の制約がある漫画という表現媒体にうまく落とし込んでいるので

    アニメなどで再び「動・音声・カラー」に戻す際には、何か縛りがある方が、もしかしたらうまく行くのかもしれないと感じています


    素人考えの思いつき

    日常パートは、モノクロや色数を抑えたアニメーション(ジャンプチャンネルの『あかね噺』PVのイメージ)


    高座パートは、アニメーションであることを最大限活かした表現

    例えば、真打の極めた芸であればあるほど、色数が増えたり精巧になったりする


    ここまで極端に変えれば、日常パートと高座パートで声を、声優さんから噺家さんにバトンタッチしても違和感がないかもしれない

  • 70二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 00:55:55

    このレスは削除されています

  • 71125/02/09(日) 00:57:04

    >>70

    ネタバレは大丈夫なので、折角の書き込み、できれば削除しないでくださると嬉しいです!

  • 72二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 00:58:58

    >>71

    ごめんなさい

    間違えて消してしまいました


    了解致しました!

  • 73二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 01:10:13

    >>69

    「自然」と「人工」という意味でも二人は対の存在になっているのは作品を作る上で作者様のこだわりを感じますね

    コミック派の方にはネタバレになってしまい申し訳ないのですが、139話でも「光」と「闇」の表現があったので二人の明暗をわけたのは阿良川立ち上げの日(139話)だったのかと思いました


    是非4月になり139話を読んだ後また改めて考察読ませていただけたら嬉しいです

    スレ立て主様の色に関する考察がどんぴしゃ過ぎて、是非ご意見聞かせて頂きたく書き込みした次第です

    まとめもせずにつらつら書き込みしてスレ汚してしまいすみません

    後ほどちゃんと時系列など整理して書き直します

    ※スレ汚しになるため削除は取り止めます

  • 74二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 08:43:39

    一生=黒鉄、志ぐま=白波ときたら、生禄も色+属性の苗字があるんじゃないかと思ってしまうw
    昭和の落語界に新しい風を吹かせる存在という意味で、「風」または「流」という文字は入っていそう
    あかねと似ているという点からも色だったら「赤」または「朱」辺りがありそう
    お墓に彫られていた名前が本名じゃなく5代目志ぐまだったのも本名伏せる必要があったからじゃないだろうか

  • 75二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 16:50:27

    明日本誌発売日

  • 76125/02/09(日) 17:09:35

    >>74

    考察、ありがとうございます! 

    柏屋生禄の本名がとても気になってきました



    コメントを読んでふと頭に浮かんだ、高座名に関しての与太話


    「柏」や「禄(緑に形が似ている)」のせいか、高座名「柏屋生禄」は少し緑色っぽいと感じる


    「阿良川」の「阿」は、阿吽の「阿」、最初の字 

    → 一日の始まりの朝日は「紅日」のイメージが強い


    「緑」は「赤」の反対色である一方で

    「嬰児(みどりご)」は「赤子」でもあるなど、同じものを指すときもあり

    「緑」から「赤」への変化は、紅葉など、植物では自然な色の変化でもある


    「柏屋生禄」から「阿良川志ぐま」になるのは

    正反対の存在になるように見えつつも、自然な変化である、「緑」から「赤」への変化 

    「志ぐまの芸」を極めることは、(他の色を介した上で?)「赤くなる」ことなのかもしれない

  • 77125/02/09(日) 17:16:08

    >>48 誤字を発見したので修正

    「両立」→「成立」


    「黒と白 よくあるイメージ」の

    (2)補い合うもの: チェスや水墨画は、両方の色があって初めて両立する

    →チェスや水墨画は、両方の色があって初めて成立する

  • 78125/02/09(日) 17:31:03

    >>75

    明日はもう月曜日ですね

    いつも本誌感想スレを、予告編のような気持ちで読んでいるので楽しみです


    2月5日(水)にスレ立てをした時は、2月9日(日)も「総合感想スレ」が続いているとは想像していませんでした

    本当にありがたく嬉しいです!

  • 79二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 18:51:32

    >>76

    「禄」は天より与えられる福善という意味があるらしい

    祝福という意味では白×赤…つまり生禄師匠が白×赤のイメージだった場合、あかねが生禄に似ていると作中で言われていたのも頷ける気がする

    志ぐま(白)師匠の元で成長したからこそ、ただの赤ではなく白×赤としてあかねは色付き始めたんじゃないかな

  • 80125/02/09(日) 21:36:43

    >>79

    「生禄師匠が白×赤」

    志ぐま(白)師匠の元で、生来「赤」のあかねが成長して「白×赤」として色づきはじめる・・・


    すごく綺麗に筋が通っていて、とても説得力を感じます!


    柏屋生禄の「柏」の漢字の中に「白」が入っているのも、補強材料になりそうですね

  • 81二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 21:38:36

    あかね噺スレ立てるのはいいと思うけどスレ画は作品の巻頭カラーやCカラー絵とかにしないと分かりにくくて人が集まりにくいかも

  • 82125/02/09(日) 22:02:39

    >>81

    コメントありがとうございます


    用心しすぎかとは思いますが、初めてのスレを立てるにあたり、「ジャンプ」の著作権ページなど色々確認した末に、このスレ画に決めたので

    『あかね噺』のスレだと気づかれにくいのは、仕方がないことだと割り切っています


    お気遣いくださり、ありがとうございました

  • 83二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 22:23:31

    そろそろ周年巻頭の時期なので楽しみですな

  • 84125/02/09(日) 23:07:07

    >>83

    カラー絵を見たいがゆえに、本誌を購入しようかと悩みはじめています

  • 85125/02/09(日) 23:07:34

    >>47

    日曜日までには仕上げて書き込みたいと、自分から宣言していた「年表」は

    単行本を読み返していて、頭を整理するために「噺家一覧」も欲しくなったため時間がかかっています


    一応、近日中に「一門別、師弟別の噺家一覧」「作中年表」は書き込むつもりです!

  • 86125/02/10(月) 08:41:32

    自分用に作成するついでに折角だから共有しようと、頼まれてもいないのに書き込み宣言をしている「作中年表」や「噺家一覧」に
    初登場の話数や、一度しか登場していない噺家などもメモしはじめたため
    当初の想定よりも時間がかかりそうで、スレが落ちるまでに間に合わない可能性が高くなったので
    挨拶しておきます

    スレにコメント・ハートをくださった方々、ありがとうございました!
    色々共有できただけでなく、共有もしてもらえたので、とても楽しかったです!

  • 87二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 09:52:45

    >>86

    Twitterなりnoteなり別のSNSでまとめるという手もある

    個人的にはカバー裏のパロ考察がとても好きなので、検討して貰えたら嬉しいです

  • 88二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 11:25:25

    すげえ
    後でじっくり読みたいからとりあえず支援

  • 89二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 17:47:48

    あかね噺考察スレありがとうございます!
    カバー裏の映画ポスターが何の映画か知りたいなーと思ってたのでありがたい
    こんなに内容とリンクしてるとは驚き
    面白かったです

  • 90125/02/10(月) 21:30:46

    >>87 >>88 >>89

    嬉しいコメントをありがとうございます!


    オープン型のSNSをほとんど使っていないので、NOTEやTwitterは特に考えていませんでした

    心理的ハードルが高いですが、少し検討してみます


    いずれにせよ、「映画ポスターオマージュ」の秀逸さへの感嘆を共有できて嬉しかった & スレでのやり取りが楽しかったので

    16巻が発売されたら、またスレを立てようかと思っています

    (16巻の内容を咀嚼する期間を考えると、おそらく4月11日(金)の晩あたり)


    「【あかね噺】 総合感想スレ 2」の名前で、同じスレ画で

    16巻の「映画ポスターオマージュ」の感想、

    16巻までの情報をまとめた「年表」・「噺家一覧」、

    「先代志ぐま」周辺に関して私なりの考えをまとめたもの、

    などを引っ提げて、スレ立てすると思うので

    ご縁ある方は、またのぞいてみてくださると嬉しいです

  • 91125/02/10(月) 21:31:22

    >>90

    スレ主は

    最も共有したかった「映画ポスターオマージュ」に関して、あらかた書き込んだ 

    +他のトピックに関しては、いただいたコメント及び単行本情報を咀嚼してまとめているところ のため

    締める雰囲気を醸し出していますが


    スレが続いている限りは、コメントをいただいたら、夜になると思いますが、レスポンスするつもりなので

    もし『あかね噺』関連の感想、考察、雑談などあれば

    引き続き、気軽に書き込んでいただければと思います!

  • 92二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 04:53:19

    >>80

    補足


    志ぐま師匠の白を「水墨画の紙の白」とするなら、一生師匠以外にも「墨の黒」は存在しているんだよね…

    あかね(朱=赤)×からし(黄)×ひかる(青)の三色を合わせると「黒」になる

    志ぐまの芸を完成させるには志ぐま師匠の教えをベースに、あかねがからしとひかるの協力を得て墨汁の黒になることで完成するんじゃないかな

  • 93二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 04:55:52

    >>90

    16巻発売の際お時間あったら一生師匠と志ぐま師匠の確執に関するスレ主様の考察もお願い致します


    楽しみにスレ立てお待ちしてますね

    カバー裏考察がとても好きなので、16巻の考察も今から楽しみにしてます

  • 94二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 05:07:02

    >>92

    あと「あかね」と「生そば」って、主人公という立場にありながら対極の存在として描かれている気がするんですよね


    過去編の主人公が生そば、本編主人公があかね

    「師匠」から志ぐまの芸を託されなかった世界線の主人公が生そば(後の一生師匠)

    「師匠」から志ぐまの芸を託された世界線の主人公があかね

    「実の父親」に捨てられたと生そばと、「実の父親」に愛されているあかね


    奇しくも二人は同じ気質と言われていて、作中でも「志ぐま師匠と出会わなければ復讐心で落語をやっていたかもしれない」世界線のあかねの姿が一コマだけ描かれている(121話)

    一方の一生師匠は、復讐心かどうかは定かではないが「生禄師匠と出会ったことで罪悪感や使命感で落語をやっている」ように匂わせるシーン(28話52話139話)があるから、その点でもあかねと一生は対極的なんですよね

  • 95二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 05:16:05

    >>94

    志ぐま「師匠」と出会ったことで楽しく自由な落語が出来るあかね

    「出会わなかった世界線」の彼女は、まさに今の一生師匠のような対極の人間になっていたんじゃないでしょうか


    あかねと一生師匠が対極と考えた場合、たった一人で「黒」を担える一生師匠に対し、あかねは複数人の協力を得て「黒」になるのかな〜と思った

  • 96二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 12:24:49

    そういえば今まで2ヶ月単位で出版されていたコミックが15巻だけ3ヶ月開いたのか疑問だったけど昨年末から1月までかなり忙しかったみたいだね
    アニメ化の噂はあったけど特に音沙汰もないし取材とかあったのかな

  • 97二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 16:47:10

    連載3周年突破記念として箔入りアクリルアート -連載3周年突破記念Ver.-が出るらしいね
    お値段5,500円(税込)JUMP SHOP限定の受注商品

  • 98125/02/11(火) 22:36:29

    >>96

    週刊雑誌の漫画は刊行の周期が短いので、すごいですね

    年に一回新刊が出るタイプのものに慣れているので、結構びっくりしています


    >>97

    情報ありがとうございます!


    >>93

    嬉しいコメントありがとうございます!

    次回のスレ立てまでには、一生師匠と志ぐま師匠の確執に関して、考察をまとめておこうと思っています

  • 99125/02/11(火) 23:04:04

    >>92 あかね、からし、ひかるの三人で「黒」になる、面白いですね


    現物は見られていないのですが、本誌連載時の第122席の冒頭カラー絵では、この三人に「華の三羽烏」のキャッチコピーが付けられていたそうですね


    墨も、色は真っ黒だけではなく、赤みのある墨、青みのある墨などあるそうなので、

    三人も、それぞれの色味のついた「黒」になるのかもしれないですね


    参照元:白石奈都子「墨の色彩」PIGMENT TOKYO、2020年12月28日

    https://pigment.tokyo/blogs/article/colors-of-sumi?srsltid=AfmBOopjt4bJ_pkC6IraWiH8LKAnUB0sHRRG8VfgWbnAdsPydPc32dTZ



    >>94 >>95

    まだ感覚的なものなので、これからきちんと確認しなければならないのですが

    “志ぐまの芸”は「白+赤+黒」なのかもしれないと感じています


    「白」だけだと足りない

    「黒」だけだとなれない (悔恨、復讐心、妄執。囚われた心)


    「白+黒」は悪くはない

    ただ「白+赤」の方が望ましい

    でも一番の理想は「白+赤+黒」


    そして「黒」と「赤」は相互に可変、かつ両立可能

    ただし上手くバランスをとるのが難しい

    どちらかに傾いて一色のみになりがち


    ちなみに、赤黒い色で「潤朱」という色があるそうです

    参照元:koka「潤朱」『伝統色のいろは』2025年2月4日

    潤朱(うるみしゅ)とは?:伝統色のいろは潤朱(うるみしゅ)とは、潤み朱塗に見られる深く渋い赤色のことです。黒みを帯びた朱塗りの色を指し、『朱色』の華やかさを抑えつつ、落ち着きと重厚感を兼ね備えた色調となっています。色名は… #潤み朱|伝統色のいろは(日本の色・和色)507色の由来。irocore.com
  • 100125/02/12(水) 00:17:23

    >>48 >>69 >>99

    追加の連想


    白波 → 青海に白波 →青空に白雲 → 「昼」

    黒 →闇 → 「夜」


    「朱音」の名前は、夕方の「朱に染まる空」から(3巻、第24席 p.161)

    = 「昼」と「夜」の間の時間、「夕焼け」の色

  • 101二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 04:15:34

    >>99

    考察ありがとうございます


    そうなるとやはり今の状況(あかねが志ぐま師匠の芸を極めつつ一生師匠の元で学ぶ展開)は志ぐまの芸を身につけるには必要なステップだったのかな〜と思いました


    >赤みのある墨、青みのある墨

    志ぐまの芸が「黒×白×赤」が必要なの凄く説得力ありますね

    ちょっと気になったのは、「黒には赤みのある墨、青みのある墨」があるということです

    作中匂わせはあっても伏線回収されていない柏家絡みの問題の一つに、禄郎兄さんが追い求める柏家の芸(志ぐまの芸の一部)があります

    禄郎兄さんのカラー絵って青寄りなんですよね

    志ぐまの芸が「黒×白×赤」ならば、柏家の芸は「黒×白×青」の可能性が出てきましたね


    >>100

    志ぐま→昼

    あかね→夕方

    一生→夜


    ならば「朝」を担う人物も志ぐまの芸を極めるには必要な気がします

    志ぐまの芸の一部にあたる柏家の芸は「朝」を担う人物から学ぶ必要があるのでは?と思いました

  • 102二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 05:35:56

    現志ぐま師匠を水墨画の紙(白)として例えるなら、先代志ぐまは志ぐまの芸を完成させるために志ぐま師匠に託したとして、墨(黒)に成り得る一生師匠には一切関わることを禁止したのは何故だろうか

    時系列も謎なんだよな…
    一生師匠と志ぐま師匠の確執は「名跡」がきっかけで「志ぐまの芸」が大きく関わってるとして、正式に禄ゑんから志ぐまに襲名したのは何時なのか気になる
    129話では「志ぐまの名と共に志ぐまの芸を託された」と言ってるけど、それは「襲名した日」なのか「口約束した日」なのかは不明

    襲名した日に志ぐまの芸を託された場合、まだ先代生きてるから一生師匠と話し合いも出来そうなんだよな…
    もしかして話し合いをした結果もつれて「生そばから一生」に改名したとか?
    「墨に成り得る一生師匠には一切関わることを禁止」した理由もこれで説明はつくけど、今度は一生師匠と志ぐま師匠の確執の謎が深まってしまう
    これだと一生vs志ぐまより一生vs先代志ぐま(+現志ぐま)になっちゃわないか?

    口約束した日に志ぐまの芸を託され先代の死後に襲名した場合、一生師匠からすれば何も聞かされていなかった可能性あるんだよな
    137話で語られた破門の原因も生そばだけは知らされてなかったわけで、その時と同じ状況でまたしても「先代志ぐまと禄ゑんだけが共有していた秘密」が生まれているからね…しかも138話の初高座と状況が重なるから、生そばから一生に名前を変えるくらいショックは大きかったのでは?と憶測してしまう
    詰め寄ろうにも片方はすでに故人、もう片方は自分の片割れで「二度と隠し事はしない」と違っておきながら約束を破った弟分
    確執のきっかけはこれで説明つくけど、そうなると「墨に成り得る一生師匠には一切関わることを禁止」した理由が分からないんだよね

    139話にて、柏家生禄の名を手放し阿良川志ぐまを名乗ると共に、弟子二人には「生禄」の名を託したエピソードが語られ「生の字」と「禄の字」の重要性が強調された
    そのうえで「禄ゑん」が「志ぐま」を襲名した日に、「生そば」は「一生」に改名したとあるから、50話でうらら師匠が語った「袂を分かつ契機は名跡」も信憑性が増した

  • 103二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 05:45:58

    あと一点気になることがある
    107話で一剣師匠が真打昇進試験がかなり厳しくなったことについて「破門騒動以前に一生師匠を変える事件があった」と魁生に話していたけど、一生師匠を変えた事件についてはまだ伏線回収されてない
    以前「一生師匠は病気で余命宣言されているのでは?」と予想していた人がいたけど、割とその可能性はある気がしていて、今の一生師匠は生き急いでいるようにも見えるんですよね
    早く後継者を育てたい…そんな焦りも感じる

    そんな中で、一生師匠と対照的に描かれている志ぐま師匠が突発的な病気により倒れたが生存?している
    志ぐま師匠の対照的存在として一生師匠が描かれているなら、一生師匠は既に病魔に侵されていて最終的に亡くなるのでは?と思ってしまいちょっと凹んでる

  • 104二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 12:50:24

    このレスは削除されています

  • 105二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 14:55:53
  • 106125/02/12(水) 21:33:41

    >>105

    情報ありがとうございます!


    このまま人気が高まって、いつか大判カラー画集が出たらいいなあ

    出たら絶対に購入する

  • 107125/02/12(水) 23:23:31

    コメント101, 102, 103 ありがとうございました!

    コメントをいただいたことで、「色」、 “志ぐまの芸”、一生師匠関連を統合する
    我ながら、綺麗に筋が通った、けれど、かなり壮大な話を思いつきまして
    まとめるのに時間がかかっています!
    (現時点で1500字くらいありますが、まだ途中です)

    これは今、共有して意見を聞いてみたいので、スレが落ちる前に書き込めるよう頑張ります!

  • 108二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 04:44:29

    このレスは削除されています

  • 109二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 05:36:05

    このレスは削除されています

  • 110二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 05:57:27

    >>107

    ありがとうございます

    考察とても楽しみにしてます

  • 111二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 06:01:27

    このレスは削除されています

  • 112125/02/13(木) 09:00:12

    >>103

    初登場時の一生師匠(1巻、第1席 p.30)が、お腹を抑えているのも

    穿った目で見ると、体調が悪いのかと心配になりますね


    今書いている考察(?)では、一生師匠にも明るい展望が出てきています

  • 113二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 16:15:50

    >>112

    よく見たら確かにお腹に手を当ててるようにも見えますね

    顔色悪いのはてっきり機嫌が悪いからと思ってましたが、体調か悪いとも受け取れるかも

  • 114125/02/13(木) 19:43:19

    >>112

    また誤字をしていたので修正

    「お腹を抑えている」→「お腹を押さえている」


    >>113

    初登場時の一生師匠(1巻、第1席 p.30)は、まさに

    「腹の虫の居所が悪い」「腹の虫がおさまらない」の図ですね

  • 115125/02/13(木) 22:56:21

    スレ主です!
    「色」、 “志ぐまの芸”、一生師匠関連を統合する話が、無事まとまったので書き込んでいきます!

    以下の考察では
    “志ぐまの芸” =「柏屋生禄」と「阿良川志ぐま」の両方の要素を持った芸として考えていきます

  • 116125/02/13(木) 22:59:51

    >>115

    「生禄」に関して

    高座名は「亭号」+「名」なので、各人の「名」は、各登場人物の特色が入っている可能性が高い

    さらに、生禄師匠が自分でつけた可能性もあるのが「生禄」


    以下の漢字の「なりたち」「意味」は全て、小川環樹・西田太一郎・赤塚忠編『角川新字源』1994年、角川学芸出版、2008年 よりの引用です


    「生」:なりたち「もと、地上に芽生える草木のさま」(p. 665)

    「禄」:なりたち「もと、彔(神霊を象徴する水をふりかけるさじ)で、「さいわい」の意を表わしたが、のちに示を増し加えた」、意味「さいわい/よい(善)/ふち(扶持)、官吏の俸給」(p. 724)


    生禄師匠が、戦地(それもラバウル)帰り(15巻、第133席 p. 162)ということで考えると

    命拾いしたがゆえの実感、「生きているだけで丸儲け」といえばよいのか

    「生きている喜び」が詰まった「名」が「生禄」だと言える


    <脱線> 阿良川全生は、自分の感情のままに泣いて笑って、全力で生を謳歌して「“遊び”」をしている(14巻、第117席 p. 17)ので、ちゃんと生禄師匠の弟子なのだと言えそう


    「生禄」の「色」に関して

    「禄」は、「天よりの恵の水」「雨」に通じうるので、「青」に近いと言えそう


    「生」は、「芽生える草木のさま」という由来からして「緑」

    それも、黄色みを帯びた“萌え出ずる”緑である「もえぎ(萌葱、萌黄)」色なのかもしれない

    =「青」+「黄」


    >>76のときは与太話だったけど、漢字から考えて

    噺家「柏屋生禄」としての色は「緑」だといってよさそう

  • 117125/02/13(木) 23:05:55

    >>115 >>116 ところで

    ジャンプチャンネル「【あかね噺】人物紹介PV ~合体版~【最新13巻発売記念PV】」YouTube, 2024年9月3日(

    )では

    保守派、落語連盟 =「緑」=「青」+「黄」

    穏健派、志ぐま一門 =「赤」

    革新派、阿良川一門 =「橙」=「赤」+「黄」


    からし(黄)が弟子入りした三明亭円相師匠いわく「江戸落語は三明亭こそ“至上”」(9巻、第78席 p. 149)


    これも考え合わせると、以下のように考えられる

    「黄」=江戸落語/三明亭

    「青」=柏屋

    「赤」=「阿良川志ぐま」の弟子の色


    「柏屋」で「禄」の字がある、柏家三禄も柏家禄郎も「青」がベースと考えられる

    >>102の「禄郎兄さんのカラー絵って青寄り」とも合う)

    本名が「白波」(15巻、第130席 p.87)=「白(+青)」の現・志ぐまと相性が良さそう


    ちなみに漢字の「青」は、成り立ちからして「生」と非常に縁が深い漢字

    なりたち「旧字は、丹(井の中からとる染料)と、草色の意と音を示す生(主は変わった形)から成り、草色をした染料、「あお」、「あおい」意を表わす」(p. 1090)

    なので「青」も「はじまりの色」と言える


    ので、以下の3つのコメントともうまく噛み合う

    >>48

    阿良川志ぐま=白波洋輔(15巻、第130席 p.87) → 白+(青)

    阿良川一生=「黒鉄」(15巻、第133席 p.152) → 黒

    >>100

    夕方の「朱に染まる空」から付けられた「朱音」の名前(3巻、第24席 p.161)=「昼(白雲+青空)」と「夜(黒)」の間

    >>101 の指摘

    「ならば「朝」を担う人物も志ぐまの芸を極めるには必要な気がします / 志ぐまの芸の一部にあたる柏家の芸は「朝」を担う人物から学ぶ必要があるのでは?と思いました」

  • 118125/02/13(木) 23:09:58

    >>115 >>116 >>117

    ということで >>99 の発展系


    “志ぐまの芸”は


    「柏屋生禄」の

    生きる「喜び」を、柏屋(青)の江戸落語(黄)で表現する「緑」 

    「阿良川志ぐま」の

    血の通った人情、時には「怒る」こともある「赤」

    生きていれば「哀しみ」もある「黒」

    だからこそ、この世の生を謳歌する「楽しみ」がある「白」


    =「喜怒哀楽」「緑+赤+黒+白」の全ての要素を備えた “究極の話芸”  と言えるのではないだろうか

    →落語から始まるが、落語の枠に収まらない「人を語る」噺 なのかもしれない


    だから、あかねの「コレ 落語ですか?」(15巻、第129席 p.69)という疑問が出たのかもしれない


    “志ぐまの芸” を習得するための条件については

    (1)地力を鍛えるために「三つの噺を十八番と呼べる迄極めろ」(15巻、第129席 pp. 76–77)

    =「緑」「赤」「白」それぞれを熟成させる必要がある


    (2)演った時の真っ黒な顔(15巻、第129席 pp.66–67)

    →「恐い顔してむすっと黙っ」た稽古(14巻、第118席 pp. 32–33)は、「黒」の熟成


    なのではないだろうか

  • 119125/02/13(木) 23:21:00

    >>115 >>116 >>118 >>69

    阿良川一生=「黒鉄」(15巻、第133席 p.152)に関して「黒」の話はしてきましたが、今回は「鉄」の方を

    「鉄」は、熱すれば「赤」くなって、形を変える


    かつての一生=「生そば」=料理、すなわち「生きる喜び」を与えうるもの

    →「包丁」に変じた「黒鉄」、「緑」など他の色を内包した「黒」


    今の一生=芸に生きる「修羅」(4巻、第28席 p.57)

    一生の夢か記憶で「生そば…お前が俺を殺した」とある(15巻、第128席 p. 47)ので、少なくとも、本人の自認としては「人殺し」

    →人殺しの「刀」に変じた「黒鉄」


    いただいた以下のコメントも合わせて考えると

    >>94の指摘:「生禄師匠と出会ったことで罪悪感や使命感で落語をやっている」ように匂わせるシーン(28話52話139話)

    >>102 の疑問:「墨(黒)に成り得る一生師匠には一切関わることを禁止したのは何故だろうか」


    「楽しむ」の「白」が皆無になってしまった、水墨画に喩えると、墨が生きる空間である余白の「白」がなくなってしまったのが、今の一生師匠なのではないだろうか


    <私の希望的観測>

    一生師匠は、どす黒い人殺しの刀のように自認しているかもしれないけど

    人斬り刀であっても、「剣舞」で使うことも可能なはずだし、奉納されれば御神刀にだってなれるはず


    ここで言及したいのが「阿良川一剣」

    阿良川一門ではほぼ「ナンバー2」(3巻、第19席 p.58)

    すなわち一生一門ではすでに「ナンバー2」=「懐刀」「脇差」と言ってよい存在


    この「“享楽”の一剣」(3巻、第19席 p.58)は、人を楽しませる剣である

    弟子の高座名が「けん玉」(7巻、第55席 pp.27–31)なのも、人を楽しませる「けん」である証左と言える


    一生も「人殺しの刀」とは異なる「刀」の面を持っているのではないだろうか

  • 120125/02/13(木) 23:28:31

    若手に関して >>115 >>117 >>118 >>119 >>49 >>92


    あかね

    現・阿良川志ぐまの導きで、“志ぐまの芸”を目指す=「赤+白」はじまり


    柏家禄郎

    「柏屋の中で代々伝わっていた演目」としての“志ぐまの芸”を追う(14巻、第118席 pp. 29–31)=「青」はじまり


    阿良川魁生

    登場時から「色気」「艶」があると言われていた(1巻 pp. 117–23)→「艶」=「豊」かな「色」

    魁生は、「かつての一生もよくしていた」「獲物に牙を剥く獣の目」を持つ(6巻、第52席 pp.171–72)→この「かつての一生」は、見た目から「生そば」時代の一生と考えられる

    「阿良川一生が認める真打」を目指す(15巻、第128席 p.58)

    =他の色も内包している「生そば」の「黒」はじまり


    あかねによって落語の世界に引っ張り込まれた、ひかるとからしは

    いわば「朱に交わって赤くなった」、「青」と「黄」であり

    期せずして、“志ぐまの芸”に迫りうる可能性を持っているのではないだろうか


    ひかる

    声優業と二足の草鞋、声の芸を極める途上 + 一剣門下なので、一生由来の黒もあるかも=「青+赤(+黒)」


    からし

    なんやかんや言って「お笑い」が好きで(3巻、第20席 p.70)、「自分の方がウケてんのに」(3巻、第25席 p. 178)が根っこにある

    +三明亭の江戸落語を学びつつ、現代にも通用する面白い噺を追求していると言える

    =「黄+赤+黄」


    からしを思うと、「黄」は、落語の「笑」なのかもしれない


    あかね、禄郎、魁生、ひかる、からし

    五人五様で、究極の話芸 “志ぐまの芸” に迫りうる若手達

  • 121125/02/13(木) 23:49:51

    >>115 >>117 >>118 >>119 >>120

    ここから、かなり大風呂敷を広げるので、ご用心

    考察ではなく、不思議と符合する与太話だと思って読んでいただければ


    陰陽五行説では、 中央=黄龍 / 東=青龍 / 南=朱雀 / 西=白虎 / 北=玄武(亀と蛇)

    *参考までに、図など載っているサイトです:「四神、四霊、五行」『雲龍風雲堂』2024年5月2日、
    四神、四霊、五行 | 雲龍風虎堂四神について 四神の成り立ちは、天文学がきっかけとされています。自然界を象徴する「八卦(はっけ)」という図象かunryu-fuukodou.jp

    登場人物と対応させると

    三明亭円相、からし= 黄 =中央

    柏屋三禄、禄郎/阿良川ひかる= 青 =東

    阿良川志ぐま= 白 =西

    阿良川一生= 黒 =北

    阿良川あかね= 赤 =南


    <あかね>

    おっ父の破門の後、志ぐま師匠と出会わなければ「使命感や復讐心だけで落語を演ってたかもしれない」(14巻、第121席 p.103)は

    「真っ赤な怒り」が「黒い復讐心」に変わる危険があったとも言い換えられるのではないだろうか

    → 地球上では、南進(赤化)し続けて南極を越えると、北進(黒化)に変わってしまう


    志ぐま師匠のおかげで、「落語の世界を楽しむこと」を続けることができた(14巻、第121席 pp.103–105)

    → 南下(赤化)する一方だったのを、西向き(白化)にしてくれたことで、極地を超えずに済んだ


    パリ修行が、現・志ぐまの「白」を強める修行だとしたら 

    →「白」い「西」に行って、修行をしていた


    極東の日本に帰ってきた 

    →「東」の「青」=「柏屋」の要素を会得しはじめる と言い換えられそう


    からしは、二ツ目になったら何かをするつもりのようである(15巻、第128席 pp. 52–54)

    →中央の「黄」=「江戸落語」/「笑」を深める機会になりそう

  • 122125/02/14(金) 00:18:26

    >>115 >>117 >>118 >>119 >>121

    阿良川一生に関して  


    天の北に存在する「北斗七星」は、死を司る「北斗星君」

    一生は、門下の噺家を破門した=落語家生命を握る存在なので「北斗星君」に通じる


    参照:沖田瑞穂「北斗星君【中国神話】――死を司る星の神」『世界の「推せる」神々事典』webちくま、2023年8月11日

    北斗星君【中国神話】――死を司る星の神|世界の「推せる」神々事典|沖田 瑞穂|webちくま神話学者の沖田瑞穂さん連載! 世界の神話に登場する多種多様な神々のなかから【主神】【戦神】【豊穣神】【女神】【工作神・医神】【いたずら者の神/トリックスター】【死神】を解説する企画です。あなたの「推し」神、どれですか?! 今回は「生と死」にかかわる死神から。www.webchikuma.jp

    北斗七星が刻まれた刀は「七星剣」、「国家鎮護や破邪滅敵」の刀である

    一生は「伝統芸能」としての落語を守ろうとしている(4巻、第28席 pp. 50–57)

    一生が「刀」であるとしたら「七星剣」かもしれない


    参照:「七星剣」『刀剣・日本刀の専門サイト 刀剣ワールド』

    七星剣数ある日本刀の中から、「名刀」と謳われた1振を見つけることができる「刀剣名刀図鑑」から「七星剣」の詳細ページです。「七星剣」の解説はもちろん、鑑定区分や作刀された時代、代表的な所蔵や伝来といった詳細データをまとめました。www.touken-world.jp

    さらに一生は「当代一の呼び声高い」(1巻、第1席 p.30)ので、極みにいると言える

    北の極は「北極星」。北極星を神格化した神「天皇大帝」は、紫と縁がある(佐藤 p.78)


    佐藤明、書評「福永光司著『道教と日本文化』」九州大学中国哲学研究会『中国哲学論集』8巻, pp.75–82, 1982年10月1日、
    doi.org

    (九州大学学術情報リポジトリより閲覧可能)


    *手元にないので書評から引用しましたが、福永光司『道教と日本文化 新装版』人文書院、2018年 は

    聖徳太子の冠位十二階の六色は、陰陽五行の五色と道教からの紫に由来すると論じる(4章)など非常に面白い本なので、書誌情報と目次が見られるサイトを載せておきます

    道教と日本文化 新装版 - 株式会社 人文書院日本文化に深く刻まれた道教の軌跡を、仏教とも関連させつつ考察した画期的労作 福永 光司 著www.jimbunshoin.co.jp

    一生の「人殺し」だとの自認は、「黒鉄」と相まって、どす黒い刀を想起させる

    が、当代一の一生は「紫黒」色の「神刀」の方が近いのかもしれない

    その場合、一種の「赤味」と「白味」を獲得しているので “志ぐまの芸” にも接近しているのかもしれない

  • 123125/02/14(金) 00:21:16

    >>115 >>116 >>117 >>118 >>119 >>120 >>121

    以上です


    「色」はあちこちにつながりうる表象なので、かなり膨らんだ話となりました

    これもひとえに「落語ヴァース」がある『あかね噺』の力ゆえということで

    膨らんだ部分は、膨らんだお菓子(カルメ焼き、ポン菓子)を食べるみたいに

    サクッと楽しんでいただければ、幸いです

  • 124二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 02:35:18

    >>115-123

    考察お待ちしていました!

    ありがとうございます!!


    あまりにもしっくり来る考察にぐうの音も出ず、ひたすら舐め回すように拝読しております

    色が関わるキャラ名が多いとは思っていましたが、いざ色を重点に考えると辻褄が合う部分も多く驚きました

    「からし」も名前からして調味料のからし=「黄色」とも捉えられるので、三明亭円相が黄色担当というのも納得出来ます

  • 125二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 03:02:04

    >>119

    >「楽しむ」の「白」が皆無になってしまった、水墨画に喩えると、墨が生きる空間である余白の「白」がなくなってしまったのが、今の一生師匠なのではないだろうか


    単行本派の人には本誌ネタバレになってしまいますが、「生そば」と「禄ゑん」の二人は「生禄」の名を背負っている状態でした

    そう考えると徐々に「生=緑」から「生そば→黒鉄」の要素が強くなってしまったのかもしれませんね



    過去編読む限り、志ぐま師匠が生禄師匠の影響を受けて大人になった可能性あるんですよね

    性格が似ているというか似たりよったりした性格に育ったというか…

    例えば127話でまいけるが志ぐま師匠の性格について「多くを語らない」「背中で語る」と話していましたが、生禄師匠も過去編作中にて「多くを語らず」「自らの信念を貫く」人として描かれているシーンがあり、今の志ぐま師匠に近い性格の人だった(少なからず志ぐま師匠に影響を与えた)であるのは間違いないと思われます


    「生禄=緑」と考えた場合、良くも悪くも志ぐま師匠は元々持っていた白×青の要素に加え生禄師匠の緑の要素も強くなっていった可能性ありますね

    だから「黒一色」に染まった一生師匠は告げず、様々な色を彩る可能性を秘めた志ぐま師匠が選ばれた

    しかし「黒=赤」の要素を持っておらず完成には至らなかった


    しっくり来ますね

  • 126二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 03:14:58

    このレスは削除されています

  • 127二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 03:21:02

    >>122

    >一生の「人殺し」だとの自認は、「黒鉄」と相まって、どす黒い刀を想起させる


    >が、当代一の一生は「紫黒」色の「神刀」の方が近いのかもしれない


    >その場合、一種の「赤味」と「白味」を獲得しているので “志ぐまの芸” にも接近しているのかもしれない



    あかねが志ぐまを通じて白要素も得た場合、一生師匠の「歪んでしまった黒」を浄化して本来の「神刀」に戻すような気もしてきました


    志ぐま師匠が白×青の要素を持つならば、あかねは志ぐま師匠の「白」を引き継ぎ、赤×白の要素を持つことになります


    白は浄化の意味もありますので、どす黒い黒い剣(今の一生)を浄化→柏家の青×あかねの赤で「神刀」の色に戻すとかありそう

    実際志ぐまの芸は柏家に伝わる噺も大きく関わっているみたいですし、一生師匠浄化(納得させる)の条件が「志ぐまの芸を完成」させることなら、青と赤を掛け合わせる必要もあるんじゃないかと思いました


    青×赤×黄は黒

    では青×赤は?

    「神刀」の色を作るには、柏家の青とあかねの赤が必要なのかもしれませんね

  • 128二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 03:28:21

    このレスは削除されています

  • 129二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 03:40:07

    長々と失礼しました
    自分では考えつかなかった着眼点や考察など、第三者様の意見を通じて新しい見解が生まれ楽しかったです
    自分だけでは解決出来ずに燻っていた問点を考察と交え書き込みしたのですが、スレ主様が解説を交え新しい見解と共に考察をしてくださったお陰でストンッと自分の中で考えがまとまった気がします
    またスレ主様のお陰で、あかね噺という作品をますます好きになりました
    本当にありがとうございました!
    始めはスレ主様のカバー裏考察が好きで他の考察も読んでみたいという気持ちで書き込み致しましたが、思いのほか長々と居座ってしまい大変失礼致しました

    これ以上長居すると他の方々も書き込みしにくいと思うのでロム専に戻ります

    スレ主様、ありがとうございました
    4月の新刊発売後に建てられる予定のスレや確執の始まりに関する考察なども楽しみにしてます

  • 130二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 07:44:04

    あかね噺3周年おめでとう

  • 131125/02/14(金) 08:49:24

    >>129

    こちらこそ、考察などを書き込んでいただけたこと & 私の書き込みを読んでくださる方がいること のおかげで

    自分だけで考えていたら絶対に辿り着くことのなかったところまで、色々と考えることができました!

    ありがとうございました!


    取り急ぎ、こちらからも御礼を!

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