トリニティ生とゲヘナ生が仲良くしてるSSを読みたーい!!!

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:03:30

    最初は先入観から「下品な角付き」「鳥頭」とかお互いをなじりあってるんだけど、だんだん内面を知るうちに「私と変わらないじゃん...」ってなってちょっとずつお互いを知るために寄り添って最終的には友達になるSSが見たーい!!
    できればイオリとかアコとかハスミみたいな気がちょっと強くて相手校に対抗意識芽生えてる子が、「...まあ、あなたなら別にいいですけど」みたいにちょっとデレる展開もみたーい!!
    さらに、アイリとかフウカみたいに偏見を持ってなさそうな子の純朴さ、素直さにあてられて「仲良くしたい」って自分から思ってほしいー!

    そんなSS誰か知りませんか!?
    フウミカとかは知ってるんですが....................!
    他に........................................................!
    ありませんかね?????

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:04:15

    書け
    供給とは自分で勝ち取るものだ

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:04:21

    当店……

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:06:47

    >>3

    セルフ...

  • 5スレ主25/02/05(水) 21:06:49

    >>2

    >>3

    そうか...

    じゃあ書くか、SSとか全然書いたことないけど

    風呂あがってから

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:09:50

    なんか前にジュンコとウイのスレあったよね、丁度1みたいなシチュの
    1スレ目完走までは見届けたけどあの後2スレ目立ったの?

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:21:38
  • 8二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 21:23:44

    トリモブとゲヘモブが仲良くしてるエデン条約スレを過去に何度か見た記憶があるけど探すのが難しいな……

  • 9スレ主25/02/05(水) 21:30:32

    「ふう...ここか。」

    今日は風紀委員非番の日。漸くの休みを手に入れたイオリは、D.U.郊外のスイーツショップに来ていた。
    なんでも最近オープンしたばかりらしく、連日客が絶えないのだとか。

    「割引券があったから来たけど...。もうかなり並んでる。くそっ、温泉開発部め...!」

    悪態をつきながらもくぁぁ...。とあくびを漏らすイオリ。無理もない、昨日深夜に温泉開発部がまた騒ぎを起こしてその鎮圧に向かっていたからだ。騒動が片付いたのは午前3時。そこからすぐに寝て1回午前7時に起きたものの、まだまだ休養を欲する身体には逆らえず...今に至る。

    「とりあえず、並ぼうかな...。」

    ため息をつきながらも、気が遠くなるほど長い行列の最後尾へと向かうのだった。

  • 10スレ主25/02/05(水) 21:53:50

    >>9

    「やっぱりかなり並んでるな...。...ん?」

    最後尾へとたどり着き、再度列の長さを確認して辟易したイオリ。

    ふと目の前に視線を向けると、自分より少しだけ背の大きい生徒の姿が目に映った。


    (この制服...?トリニティ?)


    白を基調としたセーラー服とスカート。明らかにゲヘナの制服ではない。

    それに、肩から下げている鞄からはトリニティの校章。間違いない、トリニティ生だ。


    (トリニティのお嬢様もこんなところに来るんだな。てっきり自分の自治区でお高いスイーツばっかり食べてるものだと思ってたけど。)

    (まあ、正義実現委員会のアイツじゃなくて良かった。...でも、関わらないに越したことはない。)

    トリニティ、と聞いてイオリが思い浮かべたのは『仲正イチカ』だった。

    鬼怒川カスミの護送車両になぜか乗り込んでいたイチカにいきなり発砲されて...

    ...やめだ、思い出したくもない!思考から逃げるように、先ほど貰った店のメニューを開いた。


    (...あ、この店イートインもやっているのか。買ってすぐに持って帰るつもりだったけど、ここで食べてくか。)

    (ふーん...。色々なスイーツがあるんだな。イートイン限定のメニューも。)

    (あ、このパフェ...美味しそう。これにしようかな。)


    イオリが目を付けたのは、この店の目玉メニューのパフェ。お手頃価格でアイス、フルーツ、チョコレート、クリームを思う存分楽しむことができる。

    さらに、アイスのフレーバーを自分で選ぶことができるのだ。


    (何にしようか...。バニラ、抹茶...うーん...。...あっ!)


    「チョコミントにしようか!」

    「今、チョコミントって言いました!?」

    「うわぁっ!!」


    突然前から聞こえてきた声。思わず前に目を向けると、先ほど関わらないようにしようと思っていたトリニティ生が目をキラキラと輝かせてこちらを見ていた。

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 22:09:48
  • 12スレ主25/02/05(水) 22:16:42

    >>10

    「あっ...。ごめんなさい、驚かせちゃいました?」

    「当たり前だろ!!いきなり何!?」


    我に返ったようで、わたわたと慌てるトリニティ生。

    そんな姿を見て、めんどくさいことになったと心の中で悪態をつく。

    ゲヘナ生の性...それに、先のこともあって、イオリ自身がトリニティにあまり好意的ではないからである。


    「いえ...。チョコミントって聞こえたので!...あっ!私もチョコミント大好きなんです!今のマイブームで...!」

    「チョコミント...?ああ、声に出てたか。...別にチョコミントが好きってわけじゃない。ミントが好きなだけだ。」

    「え...。そ、そうですか...。そうとは知らず、いきなりごめんなさい...。」

    「はぁ...。まったく。トリニティ生はゲヘナを野蛮だなんだとか言うけど、そっちも教育がなってないんじゃない?知らない人にいきなり大声で話しかけるなんて。」

    「あ...うぅ...。すみません...。」

    「それに...。このスイーツショップより美味しいところなんてトリニティ自治区には山ほどあるんだろ?トリニティの『お嬢様』がこんな安い店に来て、どうしようって言うんだ?...まさか、『こんなお店なんてスイーツショップと認めません!』なんてパティシエに言いに来たんじゃ―」

    「ち、違います...!!」


    さっきまでの明るい雰囲気はどこへやら、目の前のトリニティ生はシュンと落ち込んでしまっていた。

    目には涙が浮かんでいる。


    (さすがに言いすぎた?泣きかけてるし...。)

    (...あーもう!!これじゃ私が悪いみたいじゃないか!!)


    ガシガシと頭を掻きむしって葛藤するイオリ。

    心を落ち着けるようにすぅ、と息を吸い、吐いた。


    「...ごめん、流石に言いすぎた。」

    「...いえ、いきなり声を掛けて驚かせてしまったのは私ですから...。」


    そこから会話が進まない。...気まずい。

    なるべく関わらないようにしようとしていたイオリだったが、この状態は居た堪れない。たまらず話題を探した。

  • 13スレ主25/02/05(水) 22:17:15

    >>11

    うおーまじだ

    ありがてえ

  • 14スレ主25/02/05(水) 22:30:29

    >>12

    「...えっと、チョコミントアイスが好きなの?」

    「はい!...あ、すみません、また大きな声を...。」

    「ああもう、いいから。...で?」

    「はい、最近のマイブームなんです!チョコの甘さとミントの爽快感が合わさって...!...なかなか、ほかの人には分かって貰えないんですけどね。」


    あはは、と少し悲しそうに笑うトリニティ生。

    確かに、『一番好きなアイスの味はチョコミントです!』と言う人はあまり聞かない...気がする。


    (まあそんな事よりも...)

    「結構、味覚は似てたりするんだな。」

    「え?」

    「ああいや、トリニティ生って大体お金持ちでしょ?だからいっつも高い食べ物を食べてて、私たちゲヘナ生に想像できないような味の感じ方とかスイーツの楽しみ方してるって思ってたけど...そんなことないみたいだな、さっきのアンタの話聞いてると。」

    「えっと、上層部にはそういう人がいるかもしれませんけど...。」

    「やっぱりいるには居るんだ...。」


    そこから二言三言会話を続けたのち、イオリははっと思い出した。

    (そういえばあまり関わらないようにしようとしてたんだった...。忘れてた。)


    ちらり、と前のトリニティ生を見る。

    先ほど見せていた涙もなくなり、「何食べようかな~」なんて声をあげている。

    (もうそろそろいいか。)


    「あー、とにかく!これからは他人にいきなり大声で話しかけるなよ?」

    「あっ...。はい。すみませんでした...。」


    そう言ってお辞儀をしたのち再度前を向くトリニティ生。

    ...自分から話を終わらせておいて何だが、少し寂寥感を感じる。

    (...いや、これでいいんだ。あまり関わるべきじゃないのは確かだし。)

  • 15スレ主25/02/05(水) 22:48:27

    >>14

    そこから約1時間ほど待ち、行列もやっと消化されてきた。

    ついにイオリがテーブルに着く時間...のはずだったのだが。


    「え、イートインは割引が使えない...?」

    「申し訳ありません。そちらのメニューに書いてあるように、割引券はテイクアウト専用でして...。」

    「...ほんとだ、見えてなかった。」

    手持ちを確認するイオリ。割引が使えないとなると、パフェを食べるにはあと300円ほど足りない。

    (うーん...。せっかくここまで来たのに...。まあ、もともとテイクアウトのつもりだったし、仕方ないか。)


    「それじゃ、やっぱりテイクアウト―」

    「待ってください!!」

    また突然の大声。今度はなんだと思い声が聞こえたほう―店の入り口を見る。

    するとそこにはまたあのトリニティ生がいた。

    (またアイツか!今度は一体何を―)


    「お客様、どうかされましたか?」

    「そ、その人は私の友達なんです!ぼーっとしててお店に入るの忘れてたみたいで...!」

    「そうでございましたか、大変失礼しました。...ですがこちらのお客様は、イートインで食べる分のお金が無いと...。」

    「足りない分は私が払います!」

    「ちょっ...!」

    「...美しい友情ですね。かしこまりました。それでは店内にどうぞ。」

    「...あ!すみません、カウンター席から2人用のテーブル席に変えてもいいですか?」

    「空きがございましたら構いませんが...。おや、ちょうど空いたようです。それではそちらの席にどうぞ。」

    「ありがとうございます!」


    「お、おい!何を勝手に!」

    「い、行きま...行こっ!!」


    そう言って手を取られ、イオリはそのトリニティ生――栗村アイリに引っ張られていった。

  • 16スレ主25/02/05(水) 22:48:57

    >>15

    一旦導入終わり~

    続き明日書こうかな

  • 17スレ主25/02/05(水) 22:49:37

    >>7

    おお!!!

    こんなスレがあるとは...!

    ありがとう、見させてもらいます

  • 18スレ主25/02/05(水) 22:53:29

    他にもご存じのSS・スレがありましたら教えてくれるとありがたいです...!
    書いてもいいのよ

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/05(水) 23:37:17

    ちょっと期待

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 08:58:45
  • 21スレ主25/02/06(木) 09:32:00

    >>20

    感謝です!


    続きは夜書きます

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 17:43:38

    であれば、保守しなければな……

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/06(木) 19:09:39

    モモフレのショップに買い物に行ったらイザコザに巻き込まれたところをアズサに助けられてきゅんとしちゃうゲヘモブちゃん

  • 24スレ主25/02/06(木) 20:20:59

    >>15

    (こいつ...アイリって言ったっけ?中々力強いな...!)

    ずんずんと店内を進むアイリに手を引っ張られながらイオリは思った。

    それにしても、ぎゅうっと握られた手がそこそこ痛い。


    (意外と気が強かったりするのか?...って!そんなことより!)


    「おい!いい加減に手を―」

    「つきました!」


    離せ、と抗議の声を上げようとしたが、アイリの声によって阻まれてしまった。

    テーブル席に座り、どうぞ!と反対側の席を勧めるアイリを見て、ため息をつきながらもしぶしぶと席に着いた。


    「...どういうつもり?いきなり『友達だ』なんて言って連れ込んで...。」

    「えっと...。お金が足りないから自分の食べたいものを食べられないっていうのは悲しいじゃないですか。」

    「...それ、挑発してるのか?十分な金も持ってないのにスイーツを食べに来たってバカにして―」

    「ち、違います!!...せっかく自分と同じスイーツが好きな人と出会えたのに、あなただけ食べられないっていうのは...その、えっと。」


    ころころと表情を変えるアイリ。そんな姿を見て、ひとまず警戒を解く。


    (なんというか...トリニティ生っぽくないな。いい意味で。)

    目の前のアイリは『高飛車でいかにも腹に一物抱えてそう』というような、一般ゲヘナ生から見たトリニティ生像に当てはまらなかった。

  • 25スレ主25/02/06(木) 20:37:22

    >>24

    「...ま、さっきも言ったけど。私が好きなのはミントであってチョコミントじゃないんだけどな。」

    「そんな細かいこと気にしちゃダメです!...だって、チョコミントアイス食べようとしてたじゃないですか。」

    「うっ...。それはそうだけど!パフェに乗っけるアイスを選んでただけで...。」

    「パフェ...。ああ!このお店で大人気の!私も注文しようとしてたんです!」

    「え...。あ、そう。」

    「はい!!見ました!?あのボリューム!見てるだけでお腹が鳴っちゃいますよね!特にこのフルーツが―」


    (こ、こいつと話してると疲れる...。)

    何を言ってもハイテンションで会話を続けてくるアイリに少したじろぐ。

    本来はアイリはかなりおとなしい生徒なのだが、イオリを前に緊張しているようだった。


    「...ちょっと!とにかく落ち着け。さっきからその、圧が凄いから!」

    「あっ...。す、すみません、またやっちゃいました。」

    「まったく...。それで、足りない分払ってくれるのはホントなの?」

    「はい!ここまで来てスイーツを食べられないのは残酷ですから...。」

    「ふーん...。まあ、なんか企んでそうでもないから乗っからせてもらうけど...。ゲヘナ生を『友達』っていうトリニティの生徒はあんまりいないぞ?」

    「えっ!?ゲ、ゲヘナの方だったんですか?」

    「さっき言っただろうが!それにこの尻尾と校章で分かると思うけど!?」


    驚きの表情を浮かべるアイリ。どうやら本当に気づいていなかったらしい。

    (裏表がないっていうより...天然なのか?コイツは。)

  • 26スレ主25/02/06(木) 20:57:04

    >>25

    「ぜ、全然気が付きませんでした...。」

    「注意力が散漫だな。...それで?知らないと言えど、にっくきゲヘナ生を『友達』なんて言っちゃって...後悔してるんじゃないか?」


    『ゲヘナ生とトリニティ生は仲が悪い』というのはキヴォトスにおいて通説。もちろん全てのゲヘナ生とトリニティ生が実際に仲が悪いというわけではない。だが、『これだからトリニティは』『これだからゲヘナは』なんて差別的な言葉はよく聞こえてくる。

    目の前のアイリだってそうかもしれない。善良ぶってるけど心の奥底ではゲヘナを馬鹿にしてて...。


    「こ、後悔なんてしてません!だって...あなたがゲヘナ出身であってもなくても、『スイーツが好き』ってことは変わらないじゃないですか!」

    「...は?スイーツ?」

    「はい!...『生まれが違う』『ゲヘナ生と関わるべきじゃない』って言う人は残念ながらいますけど...。私は、そんな事気にしません!...相手がだれであっても、美味しいスイーツを分かち合いたいから。」

    「...いや、確かにスイーツは嫌いじゃないけど...。」

    「...あなたは、私と一緒にスイーツを食べるのが嫌ですか?」


    先ほども見せたようなしゅん、とした表情を見せるアイリ。

    (また...!私が悪いみたいじゃないか!...いや、今回は私もちょっと悪いか...。)


    「はぁ...。分かった。私が変な意地を張ってた。ごめん。」

    「別に、お前...いや、アイリと一緒に食べても、いい。」

    「!!ありがとうございます!!...えっと、その。私もあなたと一緒に食べさせて頂きます!よろしくお願いします!」

    「...ハハハ!なんだそれ。」



    「...イオリ。」

    「え?」

    「私の名前。...『友達』なら名前を知らないとおかしいだろ?」

    「え、あ...。はい!!イオリさん!」


    (うーん...こそばゆいけど...。でも、悪い気はしないな...。)

  • 27スレ主25/02/06(木) 21:02:07

    思いついたとこまで出力が完了しました
    この先が思いつかん...!!!!!!!!!!
    思いついたら書きたい

    それかどなたか続き書いてくれたら裸で狂喜乱舞する

  • 28スレ主25/02/06(木) 21:07:19

    >>23

    いいね...

    アズサに脳を焼かれるゲヘナ生は居る(断言)

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 01:09:02

    ありがとうありがとう

  • 30スレ主25/02/07(金) 09:32:39

    おはよう
    相変わらず続きが思いつかん…

  • 31二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 11:48:32

    ・アイリがペア限定の大きなパフェを見つけて、イオリに一緒に頼んでくれるようにお願いして半分こ
    ・違うのを頼んだら、アイリが「これも美味しいですよ」ってスイーツ部感覚であーんしてくる

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 12:04:35

    ゲヘナの自治区でアイリが誘拐されて
    権限の関係で実現委員会が救出出来なくて
    イオリが救出に行く展開はどうだろう

    後、ナギサ様とヒナはエデン条約主導してたから
    交友有るからそこから仲良くなってて欲しい

  • 33二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 20:59:37

    おつおつ

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/07(金) 22:35:19

    >>32

    行方不明になったアイリを探しにスイーツ部がゲヘナへ侵入

    風紀に捕まるけどアイリの名前を聞いたイオリが反応

    ヒナ「どうしたの、イオリ?」→「イオリって、アイリが言ってたゲヘナの友達?」→

    イオリ「ぺ、別に友達なんかじゃ…」→ナツ「一緒にスイーツを食べたならそれはもはや友人」

    イオリ「勘違いしないでよね!パフェを奢ってもらった借りを返すだけなんだから!」

    でイオリが救出に出張る

  • 35スレ主25/02/07(金) 22:39:30

    今家に着きました...
    相変わらず思いつかないのと眠すぎるんで今日は書かないです

    展開考えてくれる方ありがとう!
    よろしければ、その展開で続きかいてくれてもいいのよ

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 08:38:35

    おつ

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 17:57:38

    エデン条約3章で正実と風紀のモブが共闘するシチュエーションを考えたことがあるけど文章化する筆力が足りなかった

  • 38二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 00:56:54

    このレスは削除されています

  • 39二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 10:46:36

    ほす

  • 40スレ主25/02/09(日) 11:40:18

    ごめんなさい!風邪引いて昨日一日寝込んでました...
    まだ全然体調悪いけどちょっとだけ展開思いついたのでその分書きます

  • 41スレ主25/02/09(日) 11:55:59

    >>26

    「...で、だ。さっさと注文を済ませよう。いつまでもこんなダラダラ喋ってたらスイーツ食べられないし。」

    「そうですね!それじゃあ早速...すみませーん!」


    2人はそれぞれパフェを注文する。


    「アイスのフレーバーはいかがいたしましょう?」

    「私はチョコミントで。...ああ、もう1人の方もチョコミント―」

    「いえ、私はミントフレーバーでお願いします!」

    「え?」

    「かしこまりました。少々お待ちください。」


    アイリが選んだのはチョコミントアイス、ではなくミントのみのアイス。

    そんなのあったっけ、と思ってメニュー表を見直すと、『チョコミント』の下に『ミントのみも可』と書いてあった。


    「...チョコミントが好きじゃなかったの?」

    「えへへ、勿論そうなんですが...。ミントアイスが気になっちゃて。イオリさんが好きな味ってどんな味なのかな、って。」

    「いや、そもそもチョコミントにはミント入ってるんだし、あまり変わらないんじゃない?チョコの味がするかしないかだけで。」

    「あっ...。そ、そうかも...。」

    「はぁ...やっぱりちょっと抜けてるな。...アイリに付き合うヤツはかわいそうだ。」

    「え、そ、そんなぁ。」


    そう言いつつも、どことなく悪い気はしない。

    『イオリさんが好きな味ってどんな味なのかな、って』...イオリに興味が無ければ出てこない言葉だろう。

    自分が気難しい性格してるということは分かっているものの、それを受け入れてくれたような気がして、少し嬉しかった。

  • 42スレ主25/02/09(日) 12:43:21

    >>41

    「カズサちゃん達もそう思ってたのかな...。」

    「じょ、冗談だって。...そのカズサって、アイリの友達?」

    「はい!私たちは放課後スイーツ部って言って―」


    アイリはスイーツ部について説明する。

    放課後に寄り合って一緒にスイーツを食べたりどこかに出かけるだけの、そんな些細で幸せな時間を共有するための部活。

    メンバーは、クールで頼れるしっかり者のカズサ、ちょっと短気だけどみんなのことを思いやってくれるヨシミ、ロマンを追い求めて突飛な行動に出がちなナツ。そして時々参加してくるスーパースターのレイサ。

    へえ、どんな顔してるんだろうと思いながらも、自分とは全く違う日常を過ごしてるんだ、としみじみ感じる。


    「―と、いう部活なんです!」

    「へぇ、トリニティにはそんな部活があるんだ。こっちとはえらい違いだ。...そういえば、今日はその部員は一緒じゃないの?」

    「今日はその...この後シャーレの当番を任されてまして、食べた後に行こうかなって。」

    「あー、なるほど。アイリもシャーレの当番に呼ばれることがあるんだな。...ってことはパフェが昼飯?」

    「はい!...なにか変ですか?」

    「い、いや別に...。」


    (もっとしっかりしたもの食べないのか...?)


    ツッコみたいのをぐっとこらえた。

  • 43スレ主25/02/09(日) 13:01:27

    >>42

    「えっと...。イオリさんは部活に所属しているんですか?」

    「うん。ま、部活っていうか委員会だけどな。ゲヘナ風紀委員会。」

    「風紀委員会って...。トリニティで言う正義実現委員会ですよね...?治安維持組織所属の方だったんですね。」

    「正義実現委員会...あいつらと並べられるのはなんか癪だけど...。まあそう。」

    「最近も、び、美食研究会??の方がトリニティで悪さを働いたときに鎮圧に協力してくれたとか...。」

    「そうだな。全くあいつらはいつもいつも...!」


    思わず愚痴をこぼしそうになってしまうが、食事を楽しむ場でそんな無粋なことは言うべきじゃないと踏みとどまるイオリ。

    さっきのアイリと同じようにメンバーを紹介していく。...もっとも風紀委員全員は無理なので、上層部だけだが。

    圧倒的武力でゲヘナの不良から恐怖されているヒナ。聡明ながらも怒りのスイッチがどこにあるか分からない爆弾みたいな行政官のアコ。ちょっと硬い口調の苦労人枠かと思いきや割とちゃっかりしているチナツ。

    ...なんかアコの説明がおかしいかもしれないが、事実だし...と割り切った。


    「こ、個性的な方たちなんですね...。」

    「まあそうだな。」

    「もしかして...。一見一番真面目そうに見えるイオリさんも...?」

    「なっ...!わ、私は一番まとも...いや、ヒナ委員長の次くらいにはまともだ!!!」


    そんなわけないだろう。

  • 44スレ主25/02/09(日) 13:06:22

    ここまでです...!

  • 45二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 15:44:33

    ええやん

  • 46スレ主25/02/09(日) 18:56:19

    かなり楽になったけどこの先の展開が思いつかない...
    くぅ

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 23:24:54

    お互い自己紹介がすんで良い感じだね

  • 48二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 09:02:36

    おつおつ

  • 49二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 18:50:39

    おつ

  • 50スレ主25/02/10(月) 21:22:52

    >>43

    「お待たせいたしました。ご注文のパフェお2つでございます。」

    そんな他愛のない話をしているうちについにお目当ての品がやってきた。

    キラキラと目を輝かせてパフェを眺めるアイリ。子供っぽいやつだな、と思いつつもパフェとご対面するのを楽しみにしていたのはイオリも同じだった。


    「ありがとうございます!...イオリさん、早速食べましょう!!」

    「そんな焦らなくてもパフェは逃げたりなんかしないだろ。...ともかく、ゆっくりと楽しむとしようかな。いただき―」

    「あ!待ってくださいイオリさん!まだ食べちゃダメです!」

    「...はあ!?食べようっていったりまだ食べるなっていったり...!私にどうして欲しいんだ!?」


    パフェの頂上でどっしりと構えるアイスにスプーンを入れようとしたときにアイリから待ったの声が聞こえる。

    『いただきます』も言えなかったイオリはさすがに抗議の声を上げた。


    「あ、ごめんなさい...。えっと、その、食べる前に写真を撮ろうと思いまして。」

    「...写真?それなら自分のパフェを撮ればいいだろ。なんで私のまで...。」

    「いえ、その...。ふ、2人で写真を撮ろうと思いまして。」


    そういうとアイリは席を立ち、イオリの隣の席に座った。

    そして自分のパフェを手元に寄せ、スマホのカメラアプリを起動する。

    内カメラの画面には、微笑んでいるアイリと困惑の表情を浮かべるイオリが映っていた。


    「お、おい。なんだいきなり...。」

    「今日の思い出を写真に残したいなーって思って...。せっかくイオリさんと会えたので。...ダメ、ですか?」

    「いや、ダメ...じゃ、ないけど...。って、ちょ、ちょっと近いぞ!」


    (こいつ...!こんなぐいぐい来るタイプだったのか??初対面の相手との距離感がおかしいだろ!)

    「はぁ、わかった、わかったから!...さっさと撮るぞ。」

    「はい!じゃあいきます...!はい、チーズ!」


    パシャ、という音を立てたスマホには、パフェのそばで満面の笑みを浮かべてピースサインを作るアイリと、少し眉が下がりつつも微笑んでいるイオリの姿が写っていた。

  • 51スレ主25/02/10(月) 21:45:51

    >>50

    「よし、写真撮影も済んだことだし早速食べよう。アイスが溶けちゃう。」

    「そうですね!いただきましょう!」


    今度こそスプーンをチョコミントアイスに入れるイオリ。掬い取った一口は、少し溶けた青いアイスと黒いチョコのグラデーションが綺麗だった。ぱくり、とスプーンごと口に入れ、目を閉じてアイスを味わう。


    (...ん、ミントの爽やかな甘みと清涼感の中でも、しっかりとチョコ独特の甘みを感じるな...。)


    フルーツやクリームには一旦目もやらず、二口、三口とアイスを掬っては口に入れるイオリ。至福の時間だ。

    ふと、目の前を見ると、アイリも同じようにアイスばかりを口に運んでいるのが見えた。


    「...アイスばっか食べ過ぎじゃない?」

    「あっ...!た、確かに...。って、イオリさんもそうじゃないですか。」

    「ははっ、バレたか。」

    「も、もう...!からかわないでください!」


    その言葉を聞いてハッとする。

    (からかう...か。最初は関わらないようにしてたはずだけど、いつの間にか自分から話しかけに行ってる。目の前のアイリは、何というか等身大で、私たちと何にも変わらなくて...。)

    (偏見を持っていたのは...私の方だったな。)


    「...ごめん。」

    「えっ!?そ、そんなに落ち込まないでください!からかったのは全然気にして―」

    「そっちじゃなくて、さっきの発言について謝らさせて。『ゲヘナ生を友達なんて言って後悔してるんじゃないか?』っていうのとか、店の外で言ったこととかさ。」

    「イオリさん...。」

    「アイリと話してみて分かったんだ。ゲヘナ生もトリニティ生も大して変わらない。アイリはそのことにずっと前から気づいてて私と接してくれたのに、意地を張ったりへそが曲がったようなことばっか言っちゃってて。ほんとにごめん。」

    「...私は全然気にしてません。むしろ、イオリさんがそう思ってくれるようになって...嬉しいです。」

    「...そうか。それなら良かった。まあ、正義実現委員会のやつらに対してはまだ意地を張っちゃいそうだけど。」

    「あははは...。」

  • 52スレ主25/02/10(月) 22:01:00

    >>51

    そこから自然と会話も増え、パフェを食べ終わるころには...二人とも心の底からの笑顔を見せるようになっていた。


    「それにしても美味しかったですね...!名残惜しいですが、そろそろお会計にしましょうか。」

    「その、ホントにいいのか?足りない分払ってくれるってやつ。次いつ会って返せるかもわからないのに...。」

    「気にしないでください!それに、別に返してもらわなくても大丈夫です。...今日という日の思い出代だと考えれば、安いものです!」

    「...つまり私との思い出は300円ってことか。」

    「い、いえ、そういうことじゃなくて...!その...!」

    「はは、分かってる、冗談だって。...その、ありがと。」

    「はい!!...あ、そうだ、さっきの写真...!」

    「ん、写真がどうかしたのか?」

    「イオリさんにもデータを渡そうと思ったんですが...。そうだ、モモトーク交換しませんか?」

    「モモトーク?いいけど...。」


    そう言ってスマホを出し、モモトークを起動するイオリ。QRコードを読み取って表示されたアカウントを『友達』に追加する。アカウントのアイコンには、アイリを含む4人が一緒にスイーツを食べている写真が写っていた。


    (友達...か。トリニティの友達なんて初めてだ。)


    「交換完了ですね!!それじゃあ、さっそく...。」


    ポコ、と通知音が聞こえたと思ったら、トーク欄の一番上には『アイリ 1』の文字が。押してみると、先ほど撮影したであろう写真が送られてきているのが分かった。


    「ありがと。それにしても、トリニティ生とモモトーク交換したの初めてだ。」

    「えっ!?...あ、私もゲヘナの方と交換したのは初めてかもしれません...!」


    そう言って、ふふっと笑いあう。今日はなんだか晴れやかな日だな。イオリはそう思った。

  • 53スレ主25/02/10(月) 22:13:17

    >>52

    会計を済ませ、店の外に出る。時刻は午後1時45分。あと15分で本日のシャーレ当番のスタートだ。


    「それじゃあ、当番頑張って。」

    「はい!イオリさん、今日はありがとうございました!」

    「お礼を言うのは私の方のはずなんだけどな...。まあ、どういたしまして?」

    「はい!モモトークでまたお話しましょうね!...それでは!」

    「ああ。バイバイ。」


    そう言って手を振り、それぞれの道に分かれる2人。

    でも何か、何か伝え忘れているような気がして。このまま離れていってしまうのが、惜しくて。

    堪え切れなくなってイオリは叫んだ。

    「アイリーッ!」

    「うわあっ!!い、イオリさん!...な、なんですか!?」


    「......またな!!」

    「!!!...はい!また会いましょう!」


    お互いの姿が小さくなって見えなくなるまで手を振り続けて、晴れやかな気持ちでイオリは帰路に着いた。


    (さて...。これから何しようかな。...ゲヘナのスイーツ巡りでもやってみるか)


    今度アイツにあったとき、『ゲヘナにはこんな美味いスイーツがあるんだぞ』って自慢してやるんだ、と意気込み、イオリは次の店へと向かった。




    (あ...。お金、無いんだった。...今日はとりあえず寝るか。)

    2秒で諦めた。


    END

  • 54二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 22:16:11

    このレスは削除されています

  • 55二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 22:29:15

    このレスは削除されています

  • 56スレ主25/02/10(月) 22:36:58

    とりあえず書き上げたぜ......!!
    SS書くって大変やね、描写がむずくて地の文書くのもムズイ...

    とりあえずこんな感じの『トリニティ生とゲヘナ生が仲良くしてるSS』を見つけるスレになってます
    既存のものでもヨシ!書いてくれたらなおヨシ!

    どうかぜひよろしくお願いします...。

  • 57スレ主25/02/10(月) 22:49:08
  • 58二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 22:55:49

    アイリとイオリが良い感じに打ち解けられていいね…!

  • 59スレ主25/02/10(月) 23:02:13

    >>58

    ありがとう!

    着地点がなかなか定まらなかったけど、何とか円満に終わらせられてよかった!


    こんな感じで打ち解けてくストーリーが好きなんだ、実際自分で書くとかなり難しいなって思ったけど。

  • 60スレ主25/02/11(火) 00:06:49

    ちなみに別の話とかは思いついてないです…

  • 61二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 08:53:12

    おつおつ

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 17:37:42

    おつ

  • 63スレ主25/02/11(火) 17:45:30

    …これは他の話も書けって事なのか?

  • 64二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 18:07:46

    >>63

    スレ主さんとしては>>56でアイリとイオリの話は完結してるっぽいし、続きが思いついてるなら書いてくれたら一読者としては嬉しいけど、絶対書かないといけないって感じじゃないと思うよ!

  • 65スレ主25/02/11(火) 18:28:38

    >>64

    なるほど...。とりあえずスレが落ちそうだったから保守してくれた感じなのかな

    続きは今のところ思いつかないから、書くにしても新しい話になると思います

  • 66二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 19:04:30

    最初から仲いい感じでダイススレだけど、これはゲナヘモブとトリニティモブが仲良くしてるよ

    今日オレは…|あにまん掲示板トリニティのお嬢様を拾ってしまった……bbs.animanch.com
  • 67スレ主25/02/11(火) 19:22:28

    >>66

    ありがとう!!

    じっくり読ませてもらうね

  • 68二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 20:12:34

    SS書きが現れないね

  • 69スレ主25/02/11(火) 20:16:48

    >>68

    まあ、このスレ自体過疎気味ではあるから仕方ないよ

  • 70二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 20:28:36

    pixivでもいいなら最近見た奴あるけど

  • 71スレ主25/02/11(火) 20:31:20

    >>70

    ぜんぜんOK!!!

  • 72二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 20:34:32
  • 73スレ主25/02/11(火) 20:36:53

    >>72

    おお!!ありがとう!!!

  • 74二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 22:38:13

    いつの間にか完結してた
    イオリとアイリが仲良くなれてよかった

  • 75二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 08:39:59

    おつ

  • 76スレ主25/02/12(水) 08:46:54

    >>74

    ありがとう!

    これからも二人は仲良くしてほしいですね

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