一番星の恩返し(学マス昔話)

  • 1推し増しP25/02/08(土) 21:05:51

    昔、昔あるところにdice1d15=9 (9) とdice1d15=6 (6) (被りは+1)

    がいました。

  • 2推し増しP25/02/08(土) 21:08:52

    莉波が山で芝刈をしていると、罠にかかっているdice1d15=5 (5) を見つけました

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 21:10:08

    昔話しの9は怖い…

  • 4推し増しP25/02/08(土) 21:12:41

    リーリヤ「ふわっとブレザーつむじちゃんのグッズを見つけて飛びついたら捕まっちゃいました。これからどうしましょう」
    莉波「リーリヤちゃん大丈夫?今助けるからね」
    そう言って莉波はリーリヤを罠から解放してあげました

  • 5推し増しP25/02/08(土) 21:19:09

    莉波は家に帰ると千奈に、リーリヤを助けた話をしました。

    千奈「まあ!葛城さんが!?罠を解除できて良かったですわ」

    と、こんな話をしていると

    戸を叩く音がしました

    何事かと思い、莉波が戸を開くとそこにはdice1d15=11 (11) がいました

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 21:20:17

    お、昔話のスレ主?

    待ってたぞ

  • 7推し増しP25/02/08(土) 21:29:50

    美鈴「すみません。すごく眠くて、一晩泊めていただけませんか?」
    莉波「もちろんだよ。ほら、寒いでしょ?早く入って」

    千奈「秦谷さん!?どうされましたの?」

    美鈴「倉本さんのお家でしたか。実は、まりちゃんの湯たんぽを返しに行こうと思ったら道に迷ってしまって」

    千奈「まあ、そうでしたのね。温かいご飯を食べてゆっくりおやすみくださいませ」

    そうして3人は夕食をとり、寝ることにしました

    (主:昔話スレは初めてです。期待に添えなかったら申し訳ない)

  • 8推し増しP25/02/08(土) 21:38:16

    翌朝
    千奈「おはようございます!雪も止んでいますし、月村さんのところに行けますわね!」

    美鈴「そうですね。では、そろそろおいとま、、、まりちゃんから電話です」

    手毬「美鈴?湯たんぽまだなの?」

    美鈴「すみません。道に迷ってしまって、今、倉本さんのお家に泊まっています」

    手毬「ことねと一緒に寝てもらったから。もう来ないでいいよ。湯たんぽも持ってこなくていい。ことねに取りに行ってもらうから」

    美鈴「あらあら。そうですか。では、倉本さんの家で待っているとお伝えください」

    手毬(あああああどうしよう!言い過ぎちゃったかな)

  • 9推し増しP25/02/08(土) 22:02:33

    美鈴「ということなので、しばらくこの家に置いてくれませんか?」

    千奈「もちろんですわ!いいですわよね?姫崎さん」

    莉波「もちろんだよ!3人で仲良くことねちゃんを待とう」

    美鈴「ただで置いてもらうのは申し訳ないので、何かお礼をさせていただけませんか?」

    千奈「そんなのいりませんわ。生徒会の仲間に遠慮はいりませんわ!」

    美鈴「ですが、それだと申し訳なくて」

    莉波「千奈ちゃん。お礼をしたいって思いを尊重してあげようよ」

    千奈「お姉さま。わかりましたわ。お礼を受け取るのも遠慮はいりませんわね」

    美鈴「ありがとうございます。でしたら、どこか空いている部屋はありますでしょうか?」

    千奈「いくらでもありますわ!好きな部屋を選んでくださいませ」

    美鈴「では、この部屋にします。ですが、お2人共。私がいる時はこの部屋を絶対に覗かないでくださいね」

    千奈「わかりましたわ!」

    しばらくすると、部屋から美鈴が出てきました
    りたいなぁ」

  • 10推し増しP25/02/08(土) 22:02:58

    美鈴「このクッキー、よければ食べてください」

    千奈「まあ!秦谷さん!クッキーをお作りになれましたのね!」

    美鈴「ええ。まりちゃんに振る舞うために練習していて」

    千奈「あむあむ。とっても美味しいですわ〜!」

    美鈴「あらあら。そんなに急がなくても、たくさんありますからね」

    莉波「うん!これすっごく美味しい!作り方を教えて欲しいくらい」

    美鈴「すみません。これの作り方は秘密でして」

    莉波「そうなんだ。秘密なら仕方ないよね(P君に食べさせてあげたかったな〜)」

    美鈴「ですが、この家にいる間は頼んでくれたら作りますので、いつでも声をかけてくださいね」

    莉波「わかったよ。ありがとう!」

    そのクッキーの美味しさの虜になった千奈と莉波は何度も何度もクッキーをねだりました
    そして、何度も食べる内にこう思うようになりました
    「やっぱり自分で作れるようになりたいなぁ」

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/08(土) 22:05:14

    別人だったか、それでも楽しみにしている 頑張ってくれ

  • 12推し増しP25/02/08(土) 22:08:55

    そんなこんなでしばらくして、美鈴の元にことねから連絡がありました
    藤田「アー、秦谷さん?あと20分ぐらいで着くので、倉本さんによろしく言っといてくれます?」

    美鈴「わかりました。こちらからも、まりちゃんによろしくと」

    この電話に千奈と莉波は危機感を覚えました
    「もうこのクッキーが食べられなくなる。
    こうなったら最後のクッキーの作り方を盗み見てやる」

    千奈「あと少しでお別れみたいですし、最後にもう一度クッキーを食べさせてくれませんの?」

    美鈴「わかりました。絶対に覗かないでくださいね」

    千奈・莉波「突撃ー!」

    2人が扉を開けると、笑顔でクッキーを作るリーリヤがいました

  • 13推し増しP25/02/08(土) 22:25:13

    リーリヤ「ふぅ。今回もおいしくできました!莉波センパイ気に入ってくれたみたいで嬉しいなぁ」

    莉波「リーリヤちゃん!?美鈴ちゃんは?」

    リーリヤ「え?開けないでって言ったのに、どうして?」

    莉波「ごめんなさい。本当においしかったから、作り方が気になって」

    千奈「お姉さまに悪気はなかったのです。許してあげてくださいませ」

    リーリヤ「もちろんです。莉波センパイ、千奈ちゃん。また今度、一緒につくりましょう!」

    今から持っていくので部屋で待っててください

    許してくれてよかった、と思う2人の元にことねが訪ねてきました
    ことね「倉本さん、莉波先輩お疲れ様です!秦谷さんは今どこにいます?」

    千奈「あれ?そういえば秦谷さんどこに?」

    莉波「リーリヤちゃんならいるけど、美鈴ちゃんはどこだろう?」
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    リーリヤ「さてと、倉本家にあった隠し財産は粗方回収できました。このお金で罠に掛けてきた人に復讐しましょう。何回もクッキーをおねだりしてくれたおかげでこの部屋に抜け穴も掘ることができました。言ってみたかったんですよね。『あばよぅちなっつぁん!』」

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 08:22:38

オススメ

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