【SS】ホシノと先生が過去のアビドスに行く話 3.1

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 11:50:55

    今の先生とホシノが過去のユメホシに会ったらどうなる?ってことを多分色んな箇所でされてるだろうけど妄想を形にしようと思った
    勢いに任せて書き始めるのでだれたりするかも
    行き当たりばったりになるかも
    それでもいいなら読んでください
    だれてもちゃんと完結には持っていきたい

    やらかしたあああ!
    前回落ちなかったからってやらかしてしまったあああ!!
    ごめえええええん!

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 11:54:28

    よくあること保守

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 11:54:37
  • 4二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 11:55:04
  • 5二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 11:55:24
  • 6二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 11:55:41
  • 7二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 11:56:25

    最近書くペース遅くてごめんね...
    そのせいで落とした気もするけど...
    だ、大丈夫...ちゃんと書いてるから!

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 12:00:31
  • 9二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 12:01:39

    >>8

    あっ...忘れてた

    ありがとう

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 12:03:31

    10の保守

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 12:43:11

    申し訳ねぇ

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/09(日) 21:51:49

    保守

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 02:04:47

    落ちるのが10時間になったのがなかなか痛いよね

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 09:19:08

    >>13

    すごくわかる

  • 15二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 18:23:54

    危ない

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 23:46:29

    一応

  • 17二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 08:20:28

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 16:34:28

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 23:33:40

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 06:35:16

    進捗報告
    もう少しで一旦投稿できるよ

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 14:54:19

    ほしゅの

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 23:17:16

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 07:01:17

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 12:32:43

    今日には...

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 19:38:42

    どうもスレ主です
    かけました
    ちょこちょこだすけど30行計算で24レスになりますのでしばしお持ちを

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 19:55:32

    ビナー戦を終え、一時休息をとることになった。
    個人差はあるがみんな疲労し、ダメージを負っている。
    そのため、次の戦闘に備えるためである。
    もう1人のシロコちゃんのダメージはかなり深刻だったが、休息をいれて後衛でサポートでなら戦闘も可能という判断になった。
    先生たちが眷属を全滅させてから追加もされることなく、街は一時的に静かになっていた。
    その間、昔の私はシロコちゃんのドローンが観察していた。
    人は誰も近寄らず、昔の私は依然町中を彷徨うだけで特に暴れることはなかった。
    その姿は何かを探すようで...自身のせいで殺したと思っているユメ先輩か...それとも後悔からの死に場所か...
     
    ホシノ「落ち着きませんか、ユメさん」
     
    私はずっとそわそわして今にも昔の私に向かいたそうなユメ先輩に声を掛ける。
     
    ユメ「...うん」
     
    ホシノ「ですがもう少し休憩してください
    あの時は考えるよりも体が動いてたようですが...無茶しすぎです
    普段そんなに動かないのにあんなに激しく動き回ったら体が先にダウンしますよ」
     
    ユメ「はい...」
     
    ホシノ「...ですが...助かりました
    あの時、誰かの動きがと違えばきっとビナーの撤退は不可能だったと思います
    ありがとうございました
    この先もホシノちゃんを救うためにはユメさんの存在は必要不可欠です...ですから、今は休んでください」
     
    ユメ「...ごめんね...ちゃんとそうするよ
    だからソラノちゃん...ホシノちゃんを助けるために最後まで手を貸してね」
     
    ホシノ「はい、もちろんです」

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 19:57:42

    "それじゃ、作戦会議と行こうかな"
     
    休息も終え、先生の声がかったので作戦会議を始める。
     
    "まず、今回の作戦は難易度が桁違いだ
    最終目標はホシノを倒すじゃなくて正気に戻すこと
    これについては理解してるね?
    だけど、その手段がわからない
    以前は裏技が使えたけど...今回は使えない"
     
    私は当事者だったため、あまり知らないが...どうやらあの時は奇跡のようなものだったらしい。
    今回はその再現とはいけない。
     
    "ただ、私の仮説だけど...そこまでやる必要はないと思うんだ
    ほら、ホシノの様子を見てごらん?"
     
    先生に促されてドローンの映像から昔の私を見る。
    私には違いがよく分からなかった。
     
    ノノミ「...あの時程は変異してませんね」
     
    "そう、ノノミの言う通り目に見えての変化がかなり少ない
    あの時もそうだったけど...今回はより一層不安定、または小規模なんだと思う
    だから...あの裏技がなくても行けるはずだ"
     
    セリカ「具体的にはどうするのよ」
     
    "近づいてひたすら呼びかける!"
     
    あまりの力技に私達は固まった。

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:12:51

    ホシノ「先生...流石に無茶な気が...」
     
    私は苦笑しながら先生に反論する。
     
    "無茶かもしれないけど...やってることの本質はあの時とはそこまで違いはないんだよ"
     
    ホシノ「でも簡単すぎない?
    そんなことで戻せるなら苦労は...」
     
    "いいんだよ、簡単で
    何事にも...とりわけ生徒たちに解決策が異様に苦労するようなものは要らないんだ"
     
    先生の言葉に再度固まった。
     
    "それに...今回はユメがいる"
     
    ユメ「わ、私...ですか?」
     
    "以前似たケースの事件が起きたとき...残念なことに暴走した時の要因になった当事者はいなかったんだ...そのため、裏技が必要になったんだ
    けど、今回はユメがいるからなんとかなるよ"
     
    ユメ「責任重大...ですね」
     
    シロコ「頑張ってね、ユメ」
     
    ユメ「.......う、うん」
     
    シロコちゃんの発言と同時に場が一瞬固まった。

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:22:44

    セリカ「ひっ!?」
     
    セリカちゃんが私の顔を見て怯えていた。
    おかしい、そんな怖い顔をしてるわけはないのに。
    ああでも...1個注意しないと。
     
    ホシノ「シロコちゃん...ビナーとの戦闘中も思ったけど、ユメ「先輩」...ね?
    シロコちゃん2年生で、ユメさん3年生だから」
     
    シロコ「...でもユメは...私よりも弱いから」
     
    ホシノ「ユメ先輩」
     
    シロコ「......ユメ...」
     
    ホシノ「先輩」
     
    シロコ「...ユメ先輩」
     
    ホシノ「よろしい」
     
    気付けばみんな恐怖していた。
    ユメ先輩はあたふたしてたが...先生でさえ怯えていた。
     
    ユメ「ソラノちゃん...そこまで強く言わなくても」
     
    ホシノ「だめです
    ちゃんと上下関係をやっておかないと将来困るのはシロコちゃん自身なので」
     
    "ソラノには二度と逆らわないでおこう"

  • 30二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:24:31

    作戦会議も終わり、私達は昔の私を追う。
    作戦と言ってもひたすらユメ先輩をサポートして昔の私に近づける...ただそれだけである。
    とは言うが...難易度は高い。
    全員揃ってるとはいえ、ビナーとの戦闘で全員がダメージを負ったなか、あれと戦うのは厳しい。
    ヒナちゃんは今回はおらず...前回、私が暴走した時に活躍してくれたもう1人のシロコちゃんは負傷がかなり酷いので戦力にカウントできないし...
    必然、ユメ先輩を送るのは私とシロコちゃんの役目になった。
    ノノミちゃん、アヤネちゃん、セリカちゃんは後方でバックアップだ。
    いやまあ...当然の人選と配置なので文句はないが...先生も人使いが荒い。
    私、ダメージのことを抜きに考えても不調が残ってるんだよ?
    流石にそれを先生が忘れてるなんてことはないとは思っている...無理をまたさせると謝ってきたし。
    それ以外の案が浮かばないのか...私を信頼してなのか...きっとどちらもだろう。
    今も体は悲鳴を上げているが...ならやるしかない。
     
    ホシノ「みんな、用意はいい?」
     
    私の声にみんな了解の声を上げる。
    私の眼下には街を彷徨う昔の私がいる。
     
    ホシノ「それじゃ始めようか、ノノミちゃん、お願いね」
     
    ノノミ「はい、いきまーす!」
     
    ノノミちゃんの声と同時に銃声が響き渡る。
    目的は攪乱...隙をついて一気に距離を...
     
    セリカ「ちょっ...いきなり...!?」
     
    ノノミ「きゃあ!?」
     
    インカムからノノミちゃんとセリカちゃんの悲鳴が聞こえてきた。

  • 31二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:26:03

    ホシノ「ノノミちゃん、セリカちゃん!?
    どうしたの!?」
     
    シロコ*テラー「先生、ソラノ先輩...イレギュラー...
    想定以上の速度でターゲットがこっちに来た...
    攪乱が無意味になってこっちが狙われてる...
    今は私が抑えてるけどもう持たない、サポートを...うぐっ...!?」
     
    セリカ「し...クロコ先輩!」
     
    ホシノ「ユメさん!」
     
    インカムから悲鳴が聞こえてくる。
    逸る気持ちを抑えてユメ先輩とバックアップ組の場所に移動する。
    現場に着けばセリカちゃんがノノミちゃんのサポートを受けながら戦っていた。
    もう1人のシロコちゃんは少し離れた場所で気絶していた。
    だが、それは戦いと呼べるものではなく、一方的にセリカちゃんが攻撃を受け続けていた。
     
    セリカ「この...ちょこまかと...きゃあ!?」
     
    ノノミ「セリカちゃ...しま...!?」
     
    ホシノ「まずい...2人とも...!」
     
    薙ぎ倒された2人に止めをさそうとするため、昔の私が動く。
     
    シロコ「ん...!」
     
    間一髪、シロコちゃんが間に入り攻撃を防いでた。
    だが、かなりきつそうな顔だった。

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:29:08

    シロコ「ソラノ先輩、作戦変更!
    私がメインで相手する...ソラノ先輩は...ユメ...先輩を!」
     
    シロコちゃんが声を叫びながら昔の私に食らいつく。
    セリカちゃんとノノミちゃんよりは戦いになってるがそれでもやはり実力差は大きく、致命傷を避けるので精いっぱいだった。
     
    アヤネ「シロコ先輩、サポートします!」
     
    インカムからアヤネちゃんの声が聞こえてくるとヘリが3台、現れた。
    私が強行しようとしてた時にもやった軍用ヘリ3台同時操作。
     
    アヤネ「えっ...」
     
    だが、昔の私が察知した瞬間、飛び掛かる。
    瞬間、撃ち抜かれ、3台のヘリは瞬く間に落とされた。
     
    シロコ「...強い」
     
    ヘリを落とし、着地した昔の私は私達を見ている。
     
    シロコ「来る...!」
     
    シロコちゃんが昔の私の行動を察知するとすぐさま2人は衝突した。
    シロコちゃんは完全に押されていた。
     
    シロコ「くっ...なにか...隙を...あっ...!」
     
    短い攻防の末、シロコちゃんは致命的な隙を晒す。
     
    ホシノ「シロコちゃん!」

  • 33二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:31:51

    間一髪、2人の間に私は割って入り攻撃を防ぐ。
     
    ホシノ「大丈夫?」
     
    シロコ「ありがとう...助かった...」
     
    "全員、聞こえる?"
     
    インカムから先生の声が聞こえてくる。
     
    "ホシノの行動が思った以上に激しい
    作戦が機能しない...だからやれる限り全力でユメを送り届ける
    本来、こんなことお願いするのは情けないが...ごめん、これでいこう
    もちろん、細かな指揮は出すけど...みんな...いいかな"
     
    全員の状態を見て、有効な作戦が浮かばなかったのだろう。
    不甲斐なさを感じる声だった。
     
    ホシノ「わかった、任せて!」
     
    私の返事を皮切りにみんなも勢いよく返事をする。
     
    シロコ*テラー「...ごめん...油断してたわけじゃないけどやられた...でももう、復帰する」
     
    さらにもう1人のシロコちゃんが目を覚ます。
    戦力差はかなりある。
    作戦も通じず、全員満身創痍。
    それでも士気は高まっている。
    ビナーだって...歴史の修正力だって乗り越えたんだ。
    これくらい...問題ないはずだ。

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:37:42

    そう思っていたが、隣のユメ先輩の顔が暗い。
    ...どうしたんだろうか?
     
    ユメ「...私が...なんとかしないと
    私だけがホシノちゃんを戻せるんだ...だから私が...」
     
    ふらふらと前に出ようとするユメ先輩を慌てて止める。
     
    ホシノ「...なにをしようとしているんですか」
     
    ユメ「何って...この状況をなんとかしないと」
     
    ホシノ「だからって無策で前に出ないでください」
     
    ユメ「でも...!」
     
    ホシノ「今この状況で、ユメさんが出ても状況は好転どこか悪化するだけです!」
     
    私に発言にユメ先輩はびくりと体を震わせると俯く。
     
    ホシノ「今、この状況でホシノちゃんとまともに戦える人はいません
    ビナーの時に活躍してくれたシロコちゃん達...それに私だって相手になりません
    それなのにユメさんが出て行っても残念ながら足手まといです
    それはユメさんだってわかってるはずです」
     
    ユメ「...ごめんね...私焦っちゃって
    私がなんとか出来るはずなのにみんな傷ついていくから...
    それにホシノちゃんがああなったのだって私のせいだし」
     
    そうか...確かにユメ先輩が傷ついたのを見て暴走をした...けれど...

  • 35二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:39:49

    ホシノ「それを自分のせいだなんて言わないでください
    確かにユメさんが傷ついたのがトリガーになりましたが...誰かを思った気持ちをそうやって言わないで上げてください
    そもそも、責任があるとすれば元を辿ればカイザーグループですし」
     
    ユメ「うん...」
     
    ホシノ「大団円を迎えるためにも今は待ってください
    誰かが取り返しのつかない怪我でも負えばできなくなるので」
     
    ユメ「わかった...私の行動はソラノちゃん、全部任せるね?」
     
    ホシノ「いや...基本は指示しますがたまには自分でも考えてくださいね?」
     
    少しだけいつものいつものユメ先輩に戻った気がした。
     
    ユメ「...ありがとう...―――ちゃん」
     
    ホシノ「......えっ?」
     
    ユメ「なんでもなーい
    早く戻ろ、ホシノちゃんを戻さなくちゃ!」
     
    なにか言っていたが...上手く聞き取れなかった。
    だが...もし私が聞いたのが正しかったのなら.......
    いや、今はよそう...そんな場合ではない。
    なにか聞くにしたってまずはすべてを終わらせてからだ。
     
    セリカ「ソラノ先輩、まだ復帰できない!?」
     
    セリカちゃんに催促されてしまった。

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:40:57

    ホシノ「お待たせ、みんな行くよ!」
     
    私は声を上げながらユメ先輩を引き連れて走り出す。
     
    "牽制用の攻撃が来る!
    ソラノは防御、ユメはそのまま走り続けて!"
     
    先生からの指示通り、昔の私は攻撃態勢に入っていた。
     
    "来るよ!
    カウント、2、1...0!"
     
    カウントに合わせて昔の私から攻撃が放たれる。
    盾で防ぐがやけにそれは広範囲で火力もあり...どう考えても牽制には思えなかった。
    一応言っておくが私にも出来ないわけではない。
     
    "ノノミ、アヤネは今のうちに煙幕を!"
     
    ノノミ「了解ですー!」
     
    アヤネ「わかりました!」
     
    ノノミちゃんの銃が昔の足元に乱射され...煙幕として砂埃が勢いよく立ち込る
    さらにダメ押しとばかりにアヤネちゃんがスモークグレネードを取り出して投げ入れ...煙で視界が塞がれていく。
     
    "シロコ、クロコ、セリカはホシノを狙ってひたすら撃って!
    ダメージは考えないでいい、意識を逸らすことを考えて!"
     
    シロコ「ん...了解
    行って、ソラノ先輩...ユメ...先輩!」

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:44:35

    "ソラノ、引き続きユメを護衛しながら近づいて!"
     
    ホシノ「了解!」
     
    ユメ「はい!」
     
    後輩達の尽力によって意識を散らさざるを得ない昔の私に一気に距離を詰める。
    やや辛そうな顔をしながらもユメ先輩は私のスピードに着いてくる。
     
    ホシノ「...この感覚」
     
    "ソラノ、ホシノから高エネルギー反応...一度引いて!"
     
    昔の私を見れば銃を上に掲げ、球体状のエネルギーを貯めていた。
    初戦で私を追い詰めた技だ。
     
    "ソラノ...何してるの...いったん引いて!"
     
    ホシノ「ダメだよ、あれ結構連発出来そうだからあれが来るたびに引いてたら一生近づけない...だから受け止める!」
     
    "無茶だ...今のソラノじゃ..."
     
    ホシノ「私ひとりじゃないよ!
    ユメさん、私のこと掴んで踏ん張って!」
     
    ユメ「う、うん!」
     
    "ソラノ!"
     
    ホシノ「先生は...おじさんのこと信じて?」

  • 38二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:45:39

    盾を構えて準備万端になったタイミングで衝撃が走る。
    轟音と共に灼熱の攻撃が私の盾にぶつかる。
    今にも吹き飛ばされそうになりながらも2人で必死に耐える。
    だが、それも収まる。
     
    ホシノ「うへへ...受けきったよ」
     
    ユメ「や...やった...!」
     
    ホシノ「喜んでばかりいられません...さっきも言った通り結構連発してきますので今のうちに接近しますよ!」
     
    ユメ「うん!」
     
    盾を構えながらも再度走り出す。
    もう少し...もう少しで...
     
    ホシノ「...あつ」
     
    熱を感じた。
    何もしてないのにその場にいるだけで火傷しそうだった。
    慌てて前を見る。
    間近に昔の私がいたが...本能で危険を察知した。
    踵を返してユメ先輩を守るように抱きしめる。
    そしてその瞬間、世界から光に包まれ...遅れて轟音が鳴り響いた。
    私はその爆発によって吹き飛ばされ...ゴロゴロと地面を転がる。
     
    ホシノ「あっ...がっ...今の...爆発?
    こんな隠し玉も持ってたなんて...あっみんなは!?」
     
    首だけを持ち上げて辺りを見渡すが...そこには吹き飛ばされた後輩達が...先生が転がっていた。

  • 39二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:50:42

    ホシノ「み...みんな...先生...?」
     
    "くっ...みんな大丈夫...?"
     
    インカムから先生の声が聞こえてきた。
    どうやら先生は軽傷のようだった。
    だが、後輩達はみな呻き声を挙げるだけで戦闘は続行不可能な様子だった。
     
    ホシノ「私は...大丈夫だよ先生...
    もっかい...近づいてみる...
    流石にあんな大技、連発出来ないだろうk...あれ...?」
     
    インカムで先生に声を掛けて立ち上がろうと瞬間、私は無様にその場に倒れてしまった。
     
    ホシノ「あ、あれ...なんで...
    まだ動けるよ私...くそ...動いてよ...動けよ!」
     
    私の叫びに...私の体は無常にも反応しない。
    不調な中、幾多のダメージを受けて...何度も限界を超えてきた体だ。
    むしろ褒めてやったほうが正しいのかもしれない。
    だが、それでもだめだ...私は...まだ止まっちゃだめなのに...
     
    ホシノ「...くそっ...くそっ...動いてよ...こんな...最後の最後で」
     
    私は泣いていた。
    結局、最後の私はダメだったのか...
    そう思っていると...足音が聞こえてきた。
     
    ユメ「...ありがとう、ソラノちゃん...もう休んでて
    後は私1人で止めてみる」

  • 40二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:51:06

    ユメ先輩は爆発する前、私が守っていた為...ダメージは微量だった。
    だから動けるのだろうが...どう考えてもそんなのは自殺行為だ。
     
    ホシノ「ダメです...ユメさん...
    ホシノちゃんは理性がないんです...殺されますよ!」
     
    ユメ「...近づいてなんとなくわかったの
    先生が言った通り...ホシノちゃんを戻せるのは私だけだって
    多分...攻撃もしてくると思う
    それでも...多分大丈夫...だから、私のことを信じて待ってて」
     
    そういうとユメ先輩は歩いて行ってしまった。
    銃はおろか、盾も持たずに。
     
    ホシノ「ダメです、ユメさん...戻ってきてください!」
     
    引き戻そうと体を動かすが全く動かない。
    インカムから先生がユメ先輩を止める声が聞こえる。
    それでもユメ先輩は止まらない。
    近づいてくるユメ先輩に反応して銃を昔の私は向ける。
    そのまま攻撃するかと思ったが...昔の私の動きが止まった。
    私はユメ先輩の背中しか見えないが...昔の私は何を見たのだろうか。
    だが、それでも昔の私は動き出し...先程牽制に使った攻撃をユメ先輩に向けた。
    ユメ先輩は...それを防ぐことも避けることもしなかった。
     
    ホシノ「ユメさん...!?」
     
    攻撃が一旦とまり、ユメ先輩の姿が出てくる。
    攻撃を受け、ダメージを受けても少しも怯むことはなかった。
    そのまま...昔の私に向かって歩き続けて行く。

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:51:56

    ホシノ「あっ...」
     
    それでも気付いてしまった。
    ユメ先輩の足が震えていた。
    恐怖からではない...ユメ先輩の体も限界が近いのだ。
    それでもまだ、歩み続け...昔の私を救おうとしてる。
     
    ホシノ「ダメです...ユメさん...それじゃ先にユメさんが...!」
     
    今、昔の私は何を思っているのだろうか
    少し躊躇うような動きは見せるものの...攻撃を止める気配はない。
    そして銃を掲げ...
     
    ホシノ「ユメさん!」
     
    エネルギーが昔の私の頭上に溜まっていく。
    あれはダメだ。
    昔の私は今度は牽制ではなく...敵意を持ってユメ先輩を狙っている。
    せめて身を挺してでも守りたかったが...相変わらず体は動いてくれない。
     
    ホシノ「ユメさん、せめて避けて!」
     
    ユメ「...大丈夫だよ、ソラノちゃん」
     
    一瞬、ユメ先輩は振り返り...そう言う。
    改めて前を向いた瞬間...昔の私は腕を動かし...敵意をそのままユメ先輩にぶつけた。
     
    ホシノ「ユメ先輩!」
     
    やはりユメ先輩はそれを防ぐことはせず...その身で受け止めていた。

  • 42二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:55:03

    ホシノ「...えっ?」
     
    だが、ユメ先輩は倒れなかった。
    だがそれは気力がどうとか...そういうことではない。
     
    ホシノ「...手加減した?」
     
    昔の私は...心なしか震えているように見えた。
    未だ感情は見えないが...苦しんでいるように見えた。
    あの攻撃をもしまともに受けていたら私でさえただではすまない。
    それでも立って進めるということはやはり...
     
    ホシノ「このまま行けばもしかして...」
     
    そう思うと焼けるような風が吹いてきた。
    熱さに耐えながらも前を見ると昔の私の周りが蜃気楼のように歪んでいた。
    すぐに分かった...これはさっきの爆発だ。
    だが...これはさっきみたいに手加減できる技なのだろうか?
    ...いや...出来ない。
    というよりしないだろう。
    昔の私は不思議とすべてを拒絶しようとしているのがわかった。
    だからこれは...絶対に手加減しない。
     
    ホシノ「...どうすれば」
     
    私は迷っていた。
    本来であれば引き止めるべきだ。
    だが...ここで止めてどうなる?
    これ以降、昔の私を止めるチャンスはあるのだろうか。
    それにもしかしたらと私は期待もしていた。

  • 43二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:55:43

    ユメ「...ホシノちゃん」
     
    ユメ先輩はそれでも...一歩も引くこともなく歩み続け昔の私に優しく声を掛ける。
    逃げ出したいくらい熱いだろう。
    既に火傷も負っているはずだ。
    それでも...諦めることなんて...引くことなんて考えもしてない。
    そのまま歩み寄り、抱きしめた。
     
    ユメ「...もう大丈夫だよ、ホシノちゃん
    私はここにいるからね...
    もう...そんなになってまですることはないよ
    ...大丈夫...大丈夫だからね」
     
    肉の焼ける音が聞こえる。
    今もその熱により肌が焼けているのも感じないような雰囲気で昔の私を抱きしめて優しくなでている。
     
    ホシノ(過去)「ゆめ...せんぱい...わたし...」
     
    ユメ「大丈夫...もう、休んでいいよ...
    頑張ったね...ホシノちゃん...」
     
    ユメ先輩の言葉を聞いて昔の私は抱きしめられたまま意識を失った。
    雰囲気も落ち着いて、暴走も収まっているようだった。
     
    ユメ「ソラノちゃん、先生...私やれたよ!
    ホシノちゃん、元に戻せたよ!」
     
    そう言うユメ先輩は酷い姿だった。
    火傷や焦げが体の至る所にあり、人によっては見れたものではないと言われてしまいそうなほど酷い。
    それでも...それが気にならないくらい愛おしそうに昔の私を抱きしめて眩しいと感じるほどの笑顔を向けていた。

  • 44二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:56:18

    騒動も無事収まり、みんな晴れやかな気持ちで集まる。
    全員ダメージも大きく、先生以外はまともに動ける人はいなかった。
    気絶した昔の私はずっとユメ先輩に抱きしめられていて嫉妬を覚えなくもなかった。
    そこそこ強く抱いているので時折苦しそうな顔をするが...そんな顔するくらいなら私に変わってほしい。
     
    "みんなお疲れ様...ビナーに続いてホシノの正気を取り戻す戦い...どっちも辛かったけどよく戦い抜いてくれた
    特にユメ...最後は無茶しすぎだと思ったけど...それでもよくやった..."
     
    ユメ「えへへ...あの時は無我夢中で...」
     
    ホシノ「でもその火傷とかどうするんですか...女の子なのに顔に火傷なんて...」
     
    "これくらいならしばらくすれば跡も残らないで奇麗に治るよ"
     
    ユメ「だって...心配してくれてありがとう、ソラノちゃん」
     
    ホシノ「まったく...」
     
    私としてはもう少し無茶なことは控えて欲しいがあれはきっと反省なんかしてないと思う。
     
    ホシノ「でも...結構あっさり戻せたね...ホシノちゃんのこと
    しかもアニメとかみたいな展開で...」
     
    "戦いの前にも言ったけど...いいんだよ、それで
    本来、青春を送る上でこんなことは要らないんだ
    それでも起きちゃったんなら...それこそアニメみたいな結末で大団円に終わるのが丁度いいんだよ"
     
    少し言いたいこともない気はしないでもないが...一理あるので何も言わないでおく。
    それに、今は実際その通りになったわけだ。
    そう思っていると昔の私が呻き声を挙げた。

  • 45二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:57:23

    ホシノ(過去)「.......ここは」
     
    ユメ「ホシノちゃん、起きた!?」
     
    ユメ先輩の腕の中で昔の私は目を覚ました。
     
    ホシノ(過去)「はい...あと先輩...苦しいので離してください」
     
    やはり代われと思ってしまった。
     
    "ホシノ...記憶はどこまである?"
     
    ホシノ(過去)「...うっすらとですが全部覚えてます
    ユメ先輩が私を庇って...私が暴走して...ビナーも出て来て...先生たちが暴走をしてた私を止めてくれたことも...」
     
    辛そうな顔をしながらそう言っていた。
    今、昔の私は罪悪感に襲われているのだろう...全員無事だったとはいえ...少し間違えれば全員死んでもおかしくなかったのだ。
    それに、ユメ先輩のことだって...
     
    ユメ「今、すごく罪悪感に襲われてるでしょ...ホシノちゃん」
     
    ホシノ(過去)「...はい...私は」
     
    ユメ「でも、私あれホシノちゃんのせいじゃないと思ってるから
    私が弱いからああなったわけだし...元を辿ればカイザーが襲ってきたのが悪いんだからね!」
     
    ホシノ(過去)「でも...!」
     
    ユメ「...それに...ホシノちゃんがああなったのって私を思ってでしょ?
    ...ありがとう、ホシノちゃん...私の事をあんなに想ってくれて」

  • 46二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 21:01:02

    有無を言わせないユメ先輩の優しさに昔の私は口を噤んだ。
    そのままユメ先輩の胸のなかで声を押し殺しながらしばらく泣いていた。
     
    ホシノ(過去)「...ところで、なんかいっぱいいますけど誰ですか」
     
    しばらく経って落ち着いたころ、昔の私が再度口を開いた。
    そうだ...この説明があった。
    当然ながら未来の後輩なんて知らない昔の私は不信感を持って見ている。
     
    シロコ*テラー「ん...私達はソラノ先輩の後輩
    ソラノ先輩が苦戦してたから私達が来た」
     
    シロコ「そう、特にここを乗っ取る気とかはないから心配しないで」
     
    シロコちゃんが察して安心させようとするがそれでは真逆だ。
    ぎょっとしながら昔の私を見るが意外にも穏やかだった。
     
    ホシノ(過去)「わかってます...
    全員が必死に私を止めようとしてくれてたのもわかってるのでそんなこと疑ってません
    ...ありがとうございました」
     
    素直にお礼を言った。
     
    ノノミ「いえいえ、困ったらお互い様ですよー」
     
    セリカ「そ、そうよ...いつか逆にホシノ......さんにお世話になる日も来るかもしれないですし!」
     
    アヤネ「だ、だからあまり気にしないでください!」
     
    シロコ「でも、その感謝は受け入れる」

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 21:02:27

    "さて、こんなところでずっと座ってるのもあれだし...今日はもう帰ろう
    それで、明日は休んで...明後日また学校に集まろうか"
     
    先生の発言で私達はそれぞれ家に帰ることになった。
    昔の私はユメ先輩を連れて最後までお礼を言いながら帰っていった。
     
    ホシノ「ところでみんなはこれからどうするの?」
     
    シロコ「ん、もちろんホシノ先輩とおな...」
     
    シロコ*テラー「私達はまだ電気と水道が通ってる空き家を元の世界と同じように探して住んでみる
    元の世界に戻るまではみんなの事は私が面倒見るからホシノ先輩と先生は心配しないでいいよ
    それに...積もる話もあるだろうし」
     
    もう1人のシロコちゃんがシロコちゃんの口を塞いで気を使ってくれた。
    ノノミちゃん達も了承してくれて、シロコちゃんもしぶしぶながらも了承してくれた。
     
    シロコ*テラー「それじゃ、元の世界で使ってた家がこっちだから...私達はここで」
     
    ホシノ「わかった...
    みんな、今日はありがとうね...なんてお礼すればいいか...」
     
    シロコ*テラー「ん...大丈夫
    私達はもっとたくさんのことをホシノ先輩にしてもらってるから気にしないでいい」
     
    微笑みながら、拗ねてるシロコちゃんを抱えてもう1人のシロコちゃんと後輩達とは分れて行った。

  • 48二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 21:02:46

    ホシノ「私達も帰ろか」
     
    先生は頷いてそのまま一緒に隠れ家に帰る。
    本当に私はいい後輩に恵まれたなと再度実感する。
     
    ホシノ「...あっ」
     
    隠れ家に着くと...部屋が散乱していた。
     
    "そういえば襲撃で部屋を荒らされてたね"
     
    ホシノ「忘れてた...」
     
    少し憂鬱な気持ちでとりあえずベッドだけを整える。
     
    ホシノ「これでよし...うわっ!?」
     
    ベッドを整えると先生に抱えられてベッドに入れられた。
     
    ホシノ「ちょっと先生...おじさん汚れてるからせめてお風呂...」
     
    "明日にしよう...今日はもう、疲れた..."
     
    ホシノ「でも匂いとか...」
     
    "ホシノはいい匂いだよ...今も...だから私は気にしないよ"
     
    ホシノ「うへっ...なにそれ...」
     
    教師としてこの発言はいいのだろうか。

  • 49二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 21:03:07

    "...ホシノ、体は大丈夫?"
     
    後ろから私の事を心配する先生の声が聞こえてくる。
     
    ホシノ「うん、大丈夫
    昔の私を止めたときくらいから調子は戻ったよ
    けど、ダメージ負ってるから戦闘するならあと1、2回だね」
     
    "そこはもう戦えないじゃないんだね..."
     
    若干引かれたような気がする。
    しばらくベッドの中で無言でいたが、私は口を開いた。
     
    ホシノ「勝ったんだね...私達...歴史の修正力に」
     
    "うん...何度か挫けそうになったけど...
    ホシノがいたから...勝てたんだよ"
     
    それは私もだ。
    先生がいなけれな諦めていたし...何だったら死んでいたかもしれない。
     
    ホシノ「......私もだよ、先生」
     
    ベッドの中で体を動かし、先生と向き合って見つめあう。
     
    ホシノ「まだ全部終わってないけど...ここまでこれたのは先生のおかげだよ
    本当に...ありがとう、先生
    .......大好きだよ」
     
    私の告白に先生は驚いた顔をしていたがその間に私は先生の唇を奪った。

  • 50二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 21:12:04

    今回の更新はここまで
    今回は11236文字
    ....結構書いたな

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 22:38:25

    待ってた

  • 52二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 07:40:14

    更新ありがとうございます

  • 53二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 15:24:31

    遂に歴史の修正力を塗り替えた…!

  • 54二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 22:31:41

    ほしゅの

  • 55二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 07:33:41

  • 56二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 16:48:18

    ほしゅの

  • 57二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:11:48

    遂に超えた...

  • 58二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 08:19:17

  • 59二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 15:17:41

    がんばれ〜

  • 60二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 00:39:54

    終わりも見えてきた

  • 61二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 07:26:05

    頑張れ!

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 12:29:31

    どうなるかな

  • 63二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 21:27:12

    応援するぞ!

  • 64二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 05:50:06

    同じく!

  • 65二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 07:10:44

    応援

  • 66二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 16:07:56

    ガンバ

  • 67二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:48:32

    頑張れ

  • 68二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 06:52:22

  • 69二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 14:23:34

    応援

  • 70青いだけの天井25/02/19(水) 18:11:56

    キリ番ゲト+保留(になってるかは不明だが)

  • 71二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:32:50

  • 72二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 07:34:50

  • 73二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 12:31:39

    しゅ

  • 74二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 20:49:47

  • 75二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 03:28:50

  • 76二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 06:59:22

  • 77二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 12:12:33

  • 78二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 21:25:48

  • 79二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 06:27:22

    さて、最終的にどうなる?

  • 80二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 15:23:00

  • 81二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 16:21:13

    保守

  • 82二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 00:57:49

    大丈夫か?

  • 83二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 07:11:31

    保守

  • 84二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 15:24:15

    書いてます...

  • 85二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 23:51:00

    応援します

  • 86二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 08:05:14

  • 87二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:14:11

  • 88二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:57:50

  • 89二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 06:54:19

  • 90二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 07:14:41

  • 91二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 13:27:39

    今日中には更新したい!

  • 92二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:11:23

    うへへ...書き終えたよ
    また文章量すごいよ
    もう終わりまであと少しだからもうそんなに書かないだろうって高を括ってたらこれまでの更新の1、2を争うようになってたよ
    詰め込み過ぎな気もするけど...頑張って書いたから読んでくれると嬉しいよ

  • 93二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:13:44

    あの騒動が終わって約1ヶ月が経った。
    大きく変わったことは特にない。
    ユメ先輩の火傷についても後遺症はなく、痕もすっかり奇麗になくなった。
    その代わりにユメ先輩の不注意による怪我は増えたり消えたりしていた。
    昔の私も大きな変化はない。
    多少丸くなった気はするがそれでもまだ生意気な気がする。
    シロコちゃん達はもう1人のシロコちゃんが言ったように廃屋で日々過ごしているらしい。
    結構快適だとか。
    私の不調もあの日以来特に来ることはなかった。
    やはり歴史が変わって昔の私が死にかけ、その影響で未来の私が消えかけてたとかいう...創作によくあるものだろう。
    騒動後は遊び惚けてたわけではない。
    いつも通り...いや、後輩達の手を借りながらも細かな歴史改編を試みた。
    結果はどれも惨敗だった。
    あの日、確かに歴史の修正力を超えたが...だからと言ってそれがなくなるわけでもなかった。
    もう、この頃になると私はどこか諦めていた。
    このやり方ではきっとダメなんだろうと。
    本当に歴史を変えたいなら残るしかないのだろう。
    元の世界に戻る術を捨てて...この世界に。
    正直、私はどうするか悩んでいた。
    元の世界に戻るか...この世界に留まるか。
    確実にユメ先輩を救うにはこの世界に留まるのが確実だ。
    だが、そうすると色々な問題が出てきてしまう。
    シロコちゃん達の情報からここで長い期間が過ぎても、元の世界はそんなに時間が進まないらしい。
    なので行方不明とかの問題は起きないが...それでもここで1年を過ごして向こうに戻るのは肉体的にきっとよくない。
    かと言って今帰るのも不安である。
    確かに私達は歴史の修正力を超えたが...それはユメ先輩の生死に直結するものではない。
    そのため、今の私達の行動でユメ先輩の歴史がどう変わったのかはわからない
    確実性を持たせるには残るのが最善なのだが...
    本当にいいのだろうか?
    私は悩み続けて答えが出ない。

  • 94二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:13:57

    ホシノ「まあでも...難しい話だよね...」

    仮に残ったとして、先ほど言った問題が出てくる。
    私はともかく...後輩や先生たちを巻き込むのはどうかと思う。
    だから...残るとしても私1人にしないといけないかもしれない。
    ...こういう考え方をするからアヤネちゃんに成長していないと私は怒られるんだろうなと思う。
    それでも...大切になればなるほど危険から遠ざけたくなるものだ。
    私の強さは関係ない。
    仮に、私がみんなより弱くても同じ考えをするだろう。
    ...それに、まだ歴史が変えられてないかもわからない。
    もしかしたらもう、変わっているのかもしれない。
    私はカレンダーを見る。
    ここに来て数か月が経った。
    後輩達も昔の私とユメ先輩と打ち解けていた。
    昔の私は一応は先輩に当たるシロコちゃん達にも生意気なところはあるものの、よく笑って楽しそうにしていた。
    ユメ先輩はそんな昔の私を嬉しそうに見ていた。
    少し形は違うが...私にもこんな世界があったのかもしれない。
    昔の私に嫉妬しそうになるほど...羨ましかった。
    大好きな先輩がいて、立派な後輩にも恵まれる未来。
    私のせいじゃなかったとみんな言ってくれたけど...やはり辛いものはある
    だから私はせめて...この世界だけでも守りたい。
    だけれども...まだ決断には早い。
    もう少しだけ時間がある。
    再度カレンダーを見て1週間先の日付を見る。
    1週間後、それが未来に帰る道が開く日であり、ユメ先輩と私が喧嘩をした日の前日だ。
    そこがすべてのタイムリミットだ。

    "ホシノ、そろそろ学校に行くよ"

    ホシノ「うん、今行くよ!」

  • 95二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:14:07

    先生と並んでい学校に向かって歩いている。
    しばらくはあの騒動の夜のせいでまともに会話も出来なかった。
    最初は先生もあの行動の意味を聞いてきたのだが、私が露骨に避けたので先生も触れないようにしてくれた。

    "ホシノ...もうあと、1週間だね"

    ホシノ「...そうだね」

    目に見える成果がないので言葉は重かった。

    "とりあえず過去のホシノとユメには去ること伝えないと"

    ホシノ「どうやって伝える?」

    "流石に正直に伝えるのは控えよう
    信じてくれるとは思うけど...そこからどんな風に歴史が変わるか想像が出来ないからね"

    ホシノ「それもそっか」

    "それともホシノ...ここに"

    ホシノ(過去)「先生、ソラノ先輩」

    先生が何か言いかけてたが昔の私とユメ先輩が合流した、話は一度中断になった。

    ユメ「おはようございます、先生...ソラノちゃん」

    ホシノ「はい、おはようございます」

    返事を返したが何か察したかのようにユメ先輩は不思議そうな顔をしていた。

  • 96二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:14:19

    シロコ「ん...みんなもう集まってる」

    ユメ先輩たちと合流してから少し遅れてシロコちゃん達も合流した。
    そのまま雑談しながら私達は学校に着き、ひと段落してから先生は教壇に立って口を開く。

    "えーっと...今日は初めにホシノとユメに伝えないといけないことがある
    私達はあと1週間でアビドスを去らないといけないんだ"

    先生の言葉に全員が固まった。
    後輩達も事前に説明してなかったので少し驚いていたがすぐに平静になった。

    ホシノ(過去)「な、なんで...そんな急に」

    "ごめん、連邦生徒会の子からさっさと戻って来いと言われてしまってね"

    ホシノ(過去)「だからって...こんな...私達を...アビドスを見捨てるんですか!?」

    ユメ「それは違うよ、ホシノちゃん」

    昔の私は叫ぶが、ユメ先輩に窘められる。

    ユメ「元々、先生たちはアビドスの調査をしに来てたんだよ
    それも、シャーレが発足する前に事前に...
    それだけならもうとっくに帰ってもおかしくないんだよ
    なのにここまでいてくれるのに...帰るからって見捨てるって言うのは違うよ」

    ホシノ(過去)「......すみません」

    ユメ先輩の声で昔の私は落ち着く。
    ユメ先輩に言われる前からそれは分かっているはずだ...だが、それでも言ってしまったのは相当先生を信頼していたからだろう。

  • 97二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:14:45

    ホシノ(過去)「......次はいつ来れますか」

    "わからない...しばらくは忙しいから来れないかもしれない"

    ホシノ(過去)「会いに行ってもいいですか」

    "...それは無理だ...シャーレの存在はまだ秘密なんだ
    いくらアビドスのホシノとユメが来たとしてもシャーレなんて知らないって言われるだけだ"

    ホシノ(過去)「...そう...ですか」

    いくつかの質問をして暗い顔をしながら昔の私は席に座った。

    "それで、残り1週間は私達の戻るための準備と思い出作りに費やそうかなって思う
    みんな...いいかな?"

    ユメ「いいですね、送別会とか開きましょう!」

    手を叩きながらユメ先輩はそう提案する。
    後輩達もそれに続いて色々意見を言いながら何をしたいかを話し合っていた。
    だが昔の私はやはり暗い顔で話し合いには参加しなかった。
    そのまま私と昔の私はあまり話し合いには参加できず、帰宅の時間になった。

    ユメ「それじゃ先生、みんな...さよなら!
    ほら、ホシノちゃん行こ?」

    ホシノ(過去)「はい...失礼します...」

    昔の私は落ち込んだままユメ先輩に連れられて帰宅していった。
    私達は後輩達と話し合うためにお店に入った。

  • 98二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:15:46

    セリカ「ちょっと先生、今日のあれなんなの!?
    私達聞いてないわよ!
    ホシノ先輩は知ってたの!?」

    お店に入って注文を終えた直後、セリカちゃんが爆発した。

    ノノミ「まあまあ...元々帰らなきゃいけない日は分かってましたのでセリカちゃんも落ち着いてください」

    セリカ「だとしても事前に言ってほしいわよ!
    話合わせるのだって大変なんだから」

    "ごめん...実は言ってなかったのには理由があってね
    実は...まだ本当に帰るか決めかねてるんだ"

    セリカ「えっ...?」

    私の口から後輩達に考えていることを伝える。
    まだ歴史を変えられてはいないんじゃないかということを。

    セリカ「だったら残ればいいじゃない」

    セリカちゃんは呆気なくそう言い、みんなそれに賛同している様子だった。

    ホシノ「そう簡単な問題じゃないよ?
    実際の肉体年齢と日付でズレが生じるのってあんまよくないことだし...」

    シロコ「ん...それくらいは別に」

    ホシノ「別にじゃない
    これは...先輩として、後輩を守るためにも私がちゃんと考えないといけないことなんだよ」

  • 99二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:15:58

    シロコちゃんは口を噤んだ。

    ホシノ「だから...ごめん、まだ決めきれてないんだ
    結局私は先輩に未練があるからこうやって悩み続けてるわけだし...」

    アヤネ「そんなに悪く言う必要はないと思います、ホシノ先輩」

    シロコ*テラー「ん...ユメ先輩のことと同列に私達のことを考えてくれてるってことだからね
    大事なもの...どっちか1つしか選べないなら仕方ない...もう少しだけ時間あるんだからまだ考えてていいよ」

    ホシノ「...ありがとう、みんな」

    後輩達の計らいで私はもう少しだけ悩むことにした。
    そのタイミングで注文の品が運ばれて来た。
    そこから軽く雑談をしながら注文の品を平らげて店を後にする。
    いつもの道で後輩達と別れ、先生と隠れ家に戻る。
    そしていつものようになんでもない時間を過ごして寝る準備をして2人で布団に入る。
    会話に関しては本当に他愛もなく、むしろ距離を感じるものだった

    ホシノ「先生、寝る前に少しお話いいかな?」

    それでも、少しでもそれを終わらせるための準備をする。

    "なにかな、ホシノ"

    ホシノ「昔の私が暴走した日の最後...覚えてる?」

    "もちろん"

    ホシノ「...今度、改めて伝えるから...先生も返事ができるようにしといて」

  • 100二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:16:09

    次の日私達は送別会の準備を始めることにした。
    まずは後者の清掃と送別会に向けた買い出しを行う。
    買い出し組は昔の私、シロコちゃん、ノノミちゃん、アヤネちゃん
    清掃組は私、ユメ先輩、もう1人のシロコちゃん、セリカちゃん、先生と割り振られた。
    買い出しはとりあえず食べ物と飲み物...あとは送別会で使いそうなものを先生がお金を渡して好きに買ってきていいと言っていた。
    大丈夫かと心配にはなったが...アヤネちゃんもいるし最悪の事態にはならないだろう。
    清掃組は以前清掃をした際には授業で使う教室だけだったが今回は校舎全体をきれいにしようと言うことになったので今回は重労働だ。
    大変ではあるが、みんなで協力しながら順調に学校が奇麗になっていった。
    その時、一本の電話が鳴った。

    アヤネ『ソラノ先輩大変です』

    アヤネちゃんが大慌てで連絡してきた。

    ホシノ「アヤネちゃんどうしたのー?」

    アヤネ「実はさっき、ヘルメット団に襲われて...」

    ホシノ「ヘルメット団...?
    シロコちゃんにノノミちゃん...ダメ押しにホシノちゃんもいるんだし大丈夫でしょ?」

    アヤネ「はい、ヘルメット団自体は問題なく制圧出来ました...けれど...」

    ホシノ「けれど?」

    アヤネ「ホシノさんとシロコ先輩が勝負することになってしまいました!」

    ホシノ「......なんで?」

    危うく電話を落としそうになりながらも震えた声で答えた。

  • 101二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:16:19

    ホシノ「と、とりあえずおじさんたちも向かうから待ってて」

    電話を切って慌てて先生たちに事情を説明して現場に向かう。
    既に戦いは激化している様子だった。

    ホシノ「お待たせアヤネちゃん、ノノミちゃん
    現状どう?」

    アヤネ「すみません、私達では止めらず...かなり激しい戦いになってます」

    ノノミ「でもそろそろ決着が付きそうですよー」

    ノノミちゃんが発言した途端、一際大きな爆発が起きた。
    それと同時に1人の人影が飛び込んできた。
    それはボロボロになったシロコちゃんだった。

    ホシノ(過去)「私の勝ちです、シロコ先輩」

    シロコ「ん...悔しいけど、私の負け...」

    どうやら私達の到着と同時に決着が着いた様子だった。

    ホシノ「まったく2人とも何してんの...
    ほら、シロコちゃん立てる?」

    シロコ「ん...ちょっと言い争いしちゃった
    どっちが多くの多くのヘルメット団を倒したのかって」

    ため息が出た。
    昔の私にも注意しようとしたが不思議と真剣な顔でその場で立っていた。

  • 102二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:16:36

    ホシノ「ホシノちゃん、どうしたの?」

    昔の私に声を掛けると真剣な顔のまま、こちらを見る。

    ホシノ(過去)「ソラノ先輩、お願いがあります...
    私と本気で戦ってください」

    唐突な発言で全員が固まった。

    ホシノ「た、戦うって以前おじさん負けたじゃん...」

    ホシノ(過去)「はい...ですがそれは私が先生を狙うという卑怯な手を使ったからです
    私は...本気で戦えばきっと私が負けると思います
    それでも...本気のソラノ先輩に挑んでみたいんです」

    若干私を買いかぶりすぎてる気がする。
    戦ってもどちらが勝つかはわからない。
    それは置いておくにしたって、昔の私はそのまま真剣な顔で私を見続けていた。

    ホシノ「わかった...期待に応えられるかはわからないけど...戦おうか」

    ホシノ(過去)「ありがとうございます」

    ホシノ「ただし...お互い今日はゆっくり休んで...明日万全な状態で戦おう」

    ホシノ(過去)「わかりました」

    私は断れずにそれを受け入れた。
    2人のシロコちゃん達は興奮してる様子で、他は心配そうにしていた。
    とりあえず今日は日が暮れるまで片づけを続けて、帰宅した。

  • 103二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:17:13

    "ホシノ...本当に戦うの?"

    寝る前に先生がそう聞いてきた。

    ホシノ「うん...あんな顔されたらいくら自分とはいえ断れなくてさ」

    "手加減するの?"

    ホシノ「しないしない...したらすぐばれちゃうよ
    だから一応、勝つ気でいるよ」

    "勝てる...?"

    ホシノ「正直どうかなー...この頃の私って結構強いし...半々じゃない?
    ...でも先生が見てるし...勝ちに行くよ」

    "コメントしたらえこひいきみたいになりそうだな..."

    ホシノ「今更じゃないかな...?」

    "...ノーコメント"

    ホシノ「うへへ...」

    私のツッコミに先生は苦笑いしていた。
    そのまま軽く雑談をしながら2人とも眠りに着いた。
    次の日、いつもより早く起きて私は装備を整える。
    正直、楽しみにしている自分がいた
    あの時のように何かを背負って戦うのではなく、ただ単に力比べをする
    ...うん、とりあえず暴れるだけ暴れちゃおう

  • 104二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:17:26

    ホシノ(過去)「ソラノ先輩、まず今日はこのお願いを聞いて貰ってありがとうございます」

    ホシノ「いいよいいよ、おじさんもたまには気兼ねなく暴れてみたくなっちゃったからね
    その代わり、全力で行くからね」

    ホシノ(過去)「こっちだって、先輩だろうが問答無用で吹っ飛ばしますからね」

    早朝のアビドス高校のグランド、私達はお互いフル装備で向き合っていた。
    先生とユメ先輩、それに後輩達が見守る中、私達は合図を待つ。

    "はじめ!"

    先生の合図とともに私達は走り出した。
    タイミングは同じ、速度はやや向こうが早い。
    そのため、私は接近する前にスモークグレネードを投げる。

    ホシノ(過去)「煙幕...一旦距離を取る気...?」

    そう、昔の私は思うだろう。
    私だってそう思う...スモークグレネードの使い方としてはそれが定石だ。
    だけど、その思考は読めている。
    なら、それを利用しない手はない。
    やや卑怯な手な気がするが...本気であるなら取れる手段はすべて使う。
    私は思考の裏をかく様にそのまま盾を構えて突撃する。

    ホシノ(過去)「なっ...!?」

    意表を突かれて昔の私は声を上げる。
    私はそのまま突撃し、盾で押し込み、銃を放つ。
    昔の私は慌てて距離を取り出した。

  • 105二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:19:40

    ホシノ(過去)「くっ...」

    昔の私は私の攻撃から逃れ、まだ煙が出ているスモークグレネードを使って距離を取ろうとしていた。
    だが、その行動は私も読めていた。
    そのため、進行方向に先回りする。
    再度昔の私は驚いた顔をしていた。
    盾で昔の私を殴り、吹き飛ばす。
    追撃するために銃を構えて、昔の私を見たが...ゾッとした。
    冷たい視線で私を観察している。
    状況を把握し、次の一手を考えているのだ。
    そしておそらく...もう私が昔の私の動きをわかった上で行動しているのがバレた。

    ホシノ「いやいや...対応早過ぎでしょ」

    我ながら恐ろしいと感じつつも意識を切り替える。
    昔の私は空中で身をよじって向きを変え、壁を蹴って逆に突撃してくる。
    銃を構え、タイミングを見計らって引き金を引く。

    ホシノ「うへっ...こんなに速かったっけ?」

    弾丸は昔の私を捉えることはなかった。
    何発か撃つが全て躱される。

    ホシノ「ダメだ、当たんないや」

    私はぼやきながらも距離を取るが昔の私の方が速い。
    一瞬、近づいて大量の銃弾を放たれる。
    だが私はそれを大半は盾で防いで致命傷には程遠い状態だった。

    ホシノ「...やるね」

  • 106二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:19:51

    ホシノ(過去)「ソラノ先輩こそ...流石です。」

    最初の攻防を終え、私達は軽くお互いを称える。
    だがそれもすぐに終わり、昔の私は猛スピードで突撃してくる。
    私は今度はその場から動かず、盾を構えて待ち受ける。
    昔の私は縦横無尽に動き回り、360°...全方位から私を攻撃してくる。
    だけど、それくらいなら私も見切れないわけではない。
    流石に全弾防ぐことは不可能だが、急所のものは優先して防ぎ、尚且つ余裕のあるものも防いで私のダメージは必要最低限に抑える。

    ホシノ(過去)「硬った...!」

    そして、昔の私は弾の消費が激しい。
    想像通り、リロードの隙が生まれた。

    ホシノ(過去)「ぐっ...!」

    昔の私はハンドガンで牽制してくるがそれくらいは私には牽制にもならない。
    ハンドガンによる牽制を無視してお返しとばかりに銃弾を浴びせる。

    ホシノ「ちっ...」

    だが、その隙も昔の私は長くは晒さない。
    必要最低限の動きでリロードを済ませて再度猛スピードで動き回る。
    今の盾持ちの私にはそれに追いつけるスピードがないため、追撃を止めて防御に徹する。
    先程と同じく、銃弾の雨を防ぐが...これでは先程と同じだ。
    昔の私がそんなに学習能力がないわけがない...
    次はどう来るか...見逃さないようにしないと...
    そう思っていると予想外の方向から突然眩しい光に襲われた。

    ホシノ「しまった...スタングレネード!?」

  • 107二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:20:03

    やられた。
    昔の私の動きを気にしすぎて周りの変化に気づかなかった。
    昔の私は私にバレないようにスタングレネードを仕掛け、起動させていた。
    おかげで私は完全に視覚を奪われた。

    ホシノ「ぐあっ...!?」

    昔の私はその隙を見逃さず、私の腹に大量の銃弾を浴びせ...私は耐えきれずに吹き飛ばされた。

    ホシノ(過去)「わかってましたが...硬すぎですよソラノ先輩
    ですがようやっとまともに入りましたね」

    ホシノ「ホシノちゃんこそ...やるじゃん
    でも、まだ勝負は終わってないよ!」

    盾を背中にしまい、ハンドガンを取り出す。
    容赦なく昔の私の目を狙って撃つ。
    私の反撃に驚いて態勢を崩しつつもハンドガンの弾を防ぐ。
    だが、私もお返しとばかりに態勢を崩した昔の私の腹に銃弾を浴びせて吹き飛ばす。

    ホシノ(過去)「...いったぁ
    ...その装備、ソラノ先輩も似た戦闘スタイルなんですね」

    盾をしまい、同じ装備になった私に昔の私は察してたような言い方をする。

    ホシノ「まあね...どこで身に付けたかは企業秘密で」

    同じ構えをしながら私達はにらみ合う。
    そして同じタイミングで大地を蹴って交差する。
    激しい攻防が再度始まった。

  • 108二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:20:17

    ホシノ(過去)「はぁ...はぁ...」

    攻防の最中、昔の私の息が上がり始めた。

    ホシノ「はぁ...はぁ...」

    だが、それに関しては私も同じだ。
    両者足を止めずに激しい攻防を繰り広げる。
    だが、いくら盾をしまって機動力を上げたところで昔の私にはギリギリ届いていない。
    同じ戦闘スタイル、されど差のある性能。
    ならどうするか...最大の出力を出させなければいい。

    ホシノ(過去)「うっ...!?」

    昔の私が走り出す直前、私は足払いを掛ける。
    それで転ぶわけではないがわずかな隙が生まれる。
    そこを逃がさずにダメージを与えていく。
    対する昔の私は特に変わらず縦横無尽に移動しながら私を翻弄しつつ攻撃してくる。
    だが、対応力が凄まじく、一度使用した手は通じない。
    お互いがお互いを確実に追い詰めている。
    だが、私にはまだ狙っているものがあった。

    ホシノ「そこ!」

    ホシノ(過去)「その攻撃はさっき見ましたよ!」

    隙をついて再度昔の私の行動を阻害するために銃を放つが防がれる。
    だが...

    ホシノ(過去)「えっ...?」

  • 109二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:20:31

    私の攻撃を回避した瞬間、その場でガクッと崩れ落ちるように昔の私が膝をついた。

    ホシノ(過去)「嘘...体力が...うあっ!?」

    そう、体力切れである。
    恐らく総合的な体力も今の私よりも多いだろう昔の私だが、それでも遂に尽きた。
    今まで体力切れなんか起こしたことなどないだろうが、同格との激しい攻防の末、先に体力が尽きたのは向こうだった。
    あれだけ激しく動くのだ、例え私の方が体力が劣ろうが先に尽きるのは向こうなのは当然であった。
    もっとも、こちらもかなり消耗させられたが。
    そんな昔の私にケリをつけるため、私は動きが止まった昔の私に銃を放って吹き飛ばす。
    その衝撃で昔の私の手から銃が離れて後方に飛ばされる。。

    ホシノ(過去)「うぐっ...くっそ...!」

    ホシノ「うっ...!?」

    だが、昔の私もしぶとかった。
    吹き飛ばされてまだ空中にいる中でサブアームのハンドガンで的確に私の銃を狙い、私も銃を後方に吹き飛ばされた。
    昔の私が体制を立て直した時、一瞬私達は固まった。
    そして再度同時に動きだす。
    お互いの銃を取りに。
    飛ばされた銃までの距離は同じ、どちらかが速く取れるかが戦いの分け目になる。
    だが、私は端から自分の銃を拾う気はなかった。
    走り出した方向は最初から昔の私に向かってだ。

    ホシノ(過去)「はっ...!?」

    自身の銃を拾わず突撃してくる私に昔の私が驚いていた。
    追いつく前に昔の私は自身の銃を拾う。
    そしてそのまま私に突き付ける。

  • 110二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:21:22

    ホシノ(過去)「貰った!」

    なぜ銃を拾わずにこちらに来たのか昔の私にはわからなかっただろう。
    だがそれでも、勝ちを確信していた。
    自分の銃は手元にあり、対する私にはそれがなかった...勝ちを確信するのには十分だろう。

    ホシノ「甘いよ」

    銃弾が放たれる前に私は背中にしまっていた盾を取り出して銃弾を寸前で防ぐ。
    そしてそのままハンドガンで昔の私を撃つ。

    ホシノ(過去)「うぐっ...!?」

    大量がほぼない状態なため、ハンドガンでも昔の私にはダメージになっていた。
    銃弾を受け、地面に倒れる。
    まだ諦めまいと立ち上がろうとするが私はその額に銃を向ける。

    "そこまで!"

    瞬間、先生の声が響いた。

    "勝者、ソラノ!"

    そして私の勝ちを告げた。
    見守っていた後輩達とユメ先輩が駆け寄ってくる。
    その姿を見て私は脱力し、その場に倒れた。

    ホシノ「いやー...きつかったけど...なんとか勝てたー...」

    自分同士の戦い、私は勝てたのだった。

  • 111二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:21:34

    ホシノ(過去)「ソラノ先輩...付き合ってもらってありがとうございました」

    昔の私は悔しそうな顔をしながらもそう言ってきた。

    ホシノ「いいよいいよ、おじさんも楽しかったしさ」

    ホシノ「...最初に負ける...とは言いましたが...負けた今でも理由はわかりません
    実力的には私達は変わりありません...なのになぜ私は負けたのでしょうか...」

    泣きそうになりながら、そう聞いてきた。

    ホシノ「そうだね...おじさんにもよくわからないから...なんとなくになるけど許してね
    そもそもさっき、実力は同じって言ってくれてたけど多分ホシノちゃんの方が強いよ」

    ホシノ(過去)「だとしたら、何故!?」

    ホシノ「情報だね...私はホシノちゃんの戦い方を知ってるからそれだけで有利に戦える...ホシノちゃんは結構強いからみんな研究してるんだよ?
    あとは単純に経験の差かな...なんだかんだおじさんはホシノちゃん以上に場数を踏んでるんだ
    あとそれと...ホシノちゃん、今まで負けたことある?」

    私の質問に少しぽかんとしていた。

    ホシノ(過去)「はい...ありません」

    ホシノ「おじさんはあるよ...負けたこと
    その差はすごく大きいよ
    ホシノちゃんもいつかまた負けておきな...いつか間違いを起こしたらその子が止めてくれると思うから
    まっ...これは私を負かしてくれた友達の受けおりだけどね」

    私の言葉を聞いて納得したのかはわからないけど悔しそうに昔の私は泣いていた。

  • 112二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:21:45

    あの後、私達は軽く治療を受けた。
    軽くと言ったのはそこまでお互い怪我をしていないからだ。
    あれだけ激しい戦いだったのに対して怪我がお互い少ないのでセリカちゃんから化け物呼ばわりされた。
    体力も戻ってきていたので私達も送別会の準備に参加していた。
    学校の清掃も一通り終わり、かなり奇麗になった。
    会場の飾りつけもよくできていて、送別会の準備も終わった。
    そしてあっという間に送別会の日...つまりは帰る日の前日になった。

    ユメ「えーそれでは先生、ソラノちゃん、シロコちゃん、クロコちゃん、ノノミちゃん、セリカちゃん、アヤネちゃん達の送別会を始めます
    .......えっと...こういう時なんて言えばいいんだろう?」

    ユメ先輩が司会を務めていたが...始まりからぐだぐだだった。

    ユメ「と、とりあえず乾杯!」

    ユメ先輩のコールでみんながグラスに入ったジュースで乾杯をした。
    送別会と言っても短い思い出話をしながら買い込んだお菓子とジュース、それに先生がとってくれた出前を飲み食いするものだった。
    各々が楽しそうに喋っているのを私は眺めていた。
    なんだかシロコちゃんと昔の私がユメ先輩とノノミちゃんのどっちの胸がいいか競い合ってるような声が聞こえた気がした。
    うん、気がしただけだ...きっとそうだ

    "...みんな楽しそうだね"

    賑やかな送別会も時間が過ぎ、食べ物も少なくなってきて終わりが見えた頃、先生が隣に来て声を掛けてきた。

    ホシノ「そうだね...きっといい思い出になるよ」

    ホシノ(過去)「すみません、ソラノ先輩...少し先生を借りて行ってもいいですか?」

    いつの間にか私達の前に昔の私が来て、そう声を掛けてきた。

  • 113二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:21:57

    ホシノ(過去)「急に連れ出してすみません、先生」

    私は屋上に先生を連れてきた。

    "大丈夫だよ...それで、話って何かな"

    日が傾いているからか、風が吹いて少し肌寒い。
    私は、先生と向き合って口を開く。

    ホシノ(過去)「私は大人が嫌いです
    大抵、悪いことしか考えてないか情けないかの二択だと思ってます
    先生も後者だと思い、正直嫌いでした」

    私の言葉に先生はただ黙って聞いていた。

    ホシノ(過去)「なんだか頼りなさそうで...アビドスをなんとかしたい言ってましたが無理だと思ってました
    こんな情けない人にアビドスをなんとか出来るものかって
    けど...私の認識が間違っていました
    先生...あなたは頼りない情けない人ではなく...私達に寄り添って未来への手助けをしてくれる優しい人だったんですね」

    "買い被りだよ...そうなりたいとは思うけど、そこまでの力を私は持ってない"

    ホシノ(過去)「そう思って...その上で動いてくれるだけで私はいいと思いますよ
    それで...先生は私にとって初めて信頼できる大人になりました
    こういう人もいるんだなと...初めて大人を信頼できました
    ...そうしていつしかその気持ちは...もっと別なものになりました
    先生、私はまだまだ子供です
    まだ、学ばなければならないことがたくさんあります
    それでも私は...
    私は...先生の事が好きです」

  • 114二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:22:07

    私は...先生に告白した。
    先生は若干辛そうにしながらも私の目を見て向かいながら口を開いた。

    "ありがとう...嬉しいよホシノ...だけど、その気持ちには答えられない"

    そうして、予想していた答えと同じ結果が出た。

    ホシノ(過去)「そう...ですか...
    いくつか質問させてください...出来れば...嘘をつかないでください
    先生が告白を断ったのは私が生徒だからですか?」

    "いや...私には別に好きな人がいるからだよ"

    これも予想していた答えだ。
    そしてその人は聞くまでもない...

    ホシノ(過去)「ありがとうございます...
    ......先生...別の質問なんですがどうしても会えないんですか?
    例え振られて、私に可能性がないのがわかっても...せめて会いたいです」

    "ごめん...会えないんだ..."

    残酷にも先生は事実だけを言う。
    だが、それは私を思っての事だろう。

    ホシノ(過去)「...どうして、会えないんですか?」

    "......そもそも、私達は生きている時間が違うからだ"

    予想外の答えに私は固まった。

  • 115二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:22:17

    ホシノ(過去)「じ、時間が違う...?
    どういうことですか?」

    あまりにも飛躍した話で先生は私をからかっているのかと思った。
    けれど、顔を見れば嘘ではないことが分かった。

    "詳しくは歴史が変わるのを防ぐためにも言えないんだけど...私とソラノとその後輩達は2年後の世界から来たんだ
    ほら、アビドス七不思議にそういうのがあるでしょ?"

    思い返せば確かにそんなものもあった。
    ああ...たしか2人ともその話題が出たときに過剰に反応したがそういうことか。
    それに...たしか七不思議によればその穴が開くのはたしか...丁度明日だ。

    "し、信じられないと思うけど...そういうことなんだ...えっと...証拠は..."

    ホシノ(過去)「いいですよ、信じますから」

    "えっ..."

    ホシノ(過去)「思い返せば...2人とも行動がおかしい時ありましたが...未来から来ていたと仮定すれば全て納得が行きますから」

    "そ、そっか..."

    あっさり信じた私にやや複雑そうな顔をしてた。

    ホシノ(過去)「先生、未来の私はどうなってますか?」

    "ソラノだよ...あれが未来のホシノ"

    ...なんとなく予想してたが未来の私はああなるのか。

  • 116二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:22:31

    ホシノ(過去)「なんかちょっと...嫌ですね」

    "あはは...ホシノはそう思うんだ...私は好きだけどね
    まあでも、未来は変えられるはずだからね...ホシノの好きなように成長したらいいよ"

    ホシノ(過去)「はい...わかりました」

    ふと、あることが思い浮かんだ。

    ホシノ(過去)「もう、今の先生には会えなくなりますが...2年後、先生には会えるんですよね」

    "そうだね...2年後、新任の私がここにキヴォトスに来て...将来のホシノの後輩...アヤネからの連絡を受けて最初の仕事としてアビドスに来るよ"

    ホシノ「...わかりました...じゃあ、待ってますね...そして今より成長して、いい女になって先生を待ってます」

    "それは...そうだね、ちょっと見て見たかったかな..."

    一度話の区切りがついて、私達の間に沈黙が流れる...そして気持ちが込み上げてきた。

    ホシノ(過去)「...もう行っていいですよ...先生...しばらくしたら私も帰りますから
    それで...これでもう、会うのは最後になります」

    "...そっか...じゃあホシノ、最後に1つだけ
    これから先、詳しくは言えないけど...きっと困難が待ち受けてるはずだ
    けれど...それでも前に進むんだ...わかったね?"

    ホシノ(過去)「はい、わかりました
    ......さよなら、先生...ありがとうございました」

    屋上から去っていく先生を見送って、私はその場に泣き崩れたのだった。

  • 117二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:22:43

    昔の私が先生を連れて屋上に行った。
    後輩達はなんだろうと思っていたが私を含めて一部は気づいていたようだった。
    先生は...多分断るだろう。
    それは分かっていたがなんとなくもやもやしていた。

    ユメ「ソラノちゃん、ホシノちゃんが今いない状態で、ちょっと時間貰っていい?」

    ホシノ「えっ...?」

    唐突なユメ先輩から誘いで私は困惑してしまった。

    ホシノ「は、はい...構いませんが...」

    その様子を見てノノミちゃんともう1人のシロコちゃんが何かを察したのか片づけを促し始めた。

    ユメ「ありがとう、ソラノちゃん
    それじゃ、先に生徒会室で待ってて?」

    ホシノ「わかりました」

    ユメ先輩に言われて生徒会室に向かう。
    生徒会室は夕焼けに照らされて幻想的な雰囲気だった。
    懐かしくもある生徒会室を眺めているとユメ先輩が入ってきた。

    ホシノ「来ましたか...ユメさん...
    それで、何の用でしょうか?」

    ユメ「ごめんね、急に呼び出しちゃって...
    それじゃ、お話しようか...
    ......ホシノちゃん」

  • 118二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:24:58

    うへへ...更新完了
    戦闘描写に一番苦労したかも
    下手なくせにやりたいとかっていう理由で安易にやるもんじゃないね...

  • 119二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 21:32:34

    更新おつです

  • 120二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 06:46:48

    更新ありがとうございます

  • 121二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 14:30:17

    戦闘描写難しいのぐう分かる

  • 122二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 19:56:00

    おっと...ユメ先輩?

  • 123二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 01:46:45

    ほっしゅ

  • 124二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 08:24:47

  • 125二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 12:31:25

    ほっしゅの

  • 126二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:27:36

    ホッシュノ

  • 127二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 02:53:10

    深夜のほしゅ

  • 128二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 07:29:04

    保守

  • 129二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 12:34:35

    終わりに近づいてるよ

  • 130二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 20:40:46

    ほしゅの

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 03:55:32

  • 132二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 12:15:41

    ひるのほーしゅ

  • 133二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 20:00:58

    よるほしゅ

  • 134二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:28:42

    保守

  • 135二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 08:29:14

    保守

  • 136二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 16:43:35

    かきかき

  • 137二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 22:37:40

    やっと追いついた…
    念の為保守

  • 138二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 03:17:46

    ほっしゅ

  • 139二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 07:57:19

    ほしゅしゅ

  • 140二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 12:25:36

    そろそろ更新を目指して

  • 141二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 21:10:27

  • 142二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 21:18:06

    ほしゅほしゅ

  • 143二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 21:23:25

    過去に行き方って石板を揃えてからかな?

  • 144二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 06:30:00

    あぶね

  • 145二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 12:32:17

    書いてるよ

  • 146二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 19:55:51

    ホシュノ先輩

  • 147二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 00:27:53

    ほしゅ

  • 148二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 07:30:54

  • 149二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 12:45:23

  • 150二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 20:59:49

    ほす

  • 151二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 00:47:44

    たかなしゅ

  • 152二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 06:56:52

    保守

  • 153二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 12:30:49

  • 154二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 20:27:35

    保守

  • 155二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 00:08:51

  • 156二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 08:26:26

    ほほー

  • 157二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 17:29:41

    しゅ

  • 158二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 17:29:58

  • 159二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 02:05:16

    じゅ

  • 160二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 10:34:52

    ぎょ

  • 161二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 17:08:47

  • 162二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 00:35:45

    ぶ!!

  • 163二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:17:17

  • 164二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 16:56:55

    応援するべ〜

  • 165二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 01:00:44

    おなじく〜

  • 166二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 09:59:01

    ほしゅ〜

  • 167二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 19:00:10

    ほるす〜

  • 168二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 01:04:17

    あかつきー

  • 169二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 08:48:11

    生存報告

  • 170二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 17:02:05

    よかったぁ(よかった)

  • 171二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 01:23:06

    お久しぶりです

  • 172二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 08:54:46

  • 173二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 17:00:57

    るす

  • 174二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 01:04:25

  • 175二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 06:48:54

  • 176二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 12:22:55

    あかん...次の更新分残りのレス数じゃ足りない...

  • 177二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 22:02:02

  • 178二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 01:12:44

  • 179二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 08:58:16

  • 180二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 09:10:04

    >>176

    それならいっそ新しく建てちゃって埋めるのはどうです?

  • 181二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 17:15:03

    >>176

    となると今スレと次スレで分割して投稿とかはどうでしょうか?

  • 182二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 01:29:37

  • 183二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 10:30:57

    このレスは削除されています

  • 184二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 17:04:15

    しばらくしたら新しいスレ立てます...

  • 185二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 00:48:31

  • 186二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 02:35:02

    ほしゅ

  • 187二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 11:45:40

    ひるほーしゅ

  • 188二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 21:18:43

    よし、次スレ建てる

スレッドは3/17 07:18頃に落ちます

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