- 1スレ主25/02/10(月) 15:08:49
- 2スレ主25/02/10(月) 15:14:30
固い床の感覚と、少し埃っぽい空気の匂い。
それを感じておれは目を覚ました。
ゆっくりと瞼を持ち上げて最初に目に入ってきたのは
dice1d2=1 (1)
1. カードを手に何かを占っている長い金髪の男だった
2. 床に横たわり眠っている鮮やかなオレンジ髪の男だった
- 3二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 15:24:24
神スレの予感
- 4スレ主25/02/10(月) 15:34:40
「…ホーキンス?」
「起きたかドレーク」
ペタペタとタロットカードを動かすホーキンス。
なぜコイツがいるのだろうか。
頭に靄がかかったかのように記憶がぼんやりとしているが、少なくとも外泊はしていないし目の前に同僚がいるのも謎だ。
「…ここはどこだ?」
「知らん。…お前も知らないようだな」
ピラリとめくって見せたカードは『戦車』の逆位置。
「どうやら面倒なことに巻き込まれたようだぞ」
「そのようだな…」
溜息を一つしてからあたりを見回す。
埃っぽい匂いはするものの、部屋の中は案外きちんと整えられている。
目の前に本棚、頭上にはシャンデリア。右側に扉が見えた。
▷どうする?dice1d3=2 (2)
1. 部屋を出る
2. 部屋の中を調べてみる
3. ホーキンスに占ってもらう
- 5二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 15:43:58
楽しみ ホーキンスは早起きだな
- 6スレ主25/02/10(月) 15:45:25
一先ず部屋の中を調べてみよう。
使えるものがあるかもしれない。
何か自分たちがいる場所の情報はないだろうか?
▷どこを調べる?dice1d3=2 (2)
1. 本棚
2. 机
3. 床
(数値が高いほど重要な手がかり、アイテムを見つける)
ドレーク dice1d10=2 (2)
ホーキンス dice1d10=4 (4)
- 7二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 15:47:12
残念、2人とも半分以下か~
- 8スレ主25/02/10(月) 15:54:19
「特に何もなさそうだが…」
「そうだな」
部屋の奥の方に置いてあった古びた木造の机は、長い年月が経っているだろうにしっかりとその役目を果たしているようだった。
開け放った机の引き出しには何も入っていない。
残念ながらハズレのようだ。
▷どうする?dice1d3=1 (1)
1. もう少し部屋を調べてみる
2. 部屋を出る
3. ホーキンスに占ってもらう
- 9スレ主「少し落ちます」25/02/10(月) 16:00:11
いや、まだ諦めてはいけない。
ふるりと頭を軽く振る。
まだ調べていない場所もある。調べる価値はあるはずだ。
ここがどこか分からない以上情報があるに越したことはない。
▷どこを調べる?dice1d3=1 (1)
1. 本棚
2. もう一度机を調べる
3. 床
(数値が高いほど重要な手がかり、アイテムを見つける)
ドレーク dice1d10=6 (6)
ホーキンス dice1d10=7 (7)
- 10二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 16:02:13
面白そう…!期待
- 11二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 16:04:07
今度は2人とも5以上!何かアイテム見付けられるかな?
- 12スレ主「戻りました」25/02/10(月) 17:35:37
おれとホーキンスの身長からすると大分小さい本棚に手を伸ばす。
知らない人はいないであろう童話の絵本、有名な小説家の文庫本、悪魔の実図鑑。
特に関連性はなく、好きな本を詰め込んだのだろうという風な本棚に、少しだけ緊張が解けた。
しばらく蔵書を見ていると、バサリ、と音を立てて本が一冊落ちる。
「ん?これは…」
本を開く。
まず目にとびこんできたのは、誰かの笑顔。
次に花畑。
綺麗にまとめられた写真の数々を見る限り、これはアルバムのようだった。
「これを見ろ、ドレーク」
「うわっ!?急に顔を出すな!」
開いていたアルバムの横からズイッと顔を出してきたホーキンスにそう言うが、当の本人は全く気にしていないようだ。
「こっちは日記帳のようだぞ」
▶アイテム、「誰かのアルバム」と「誰かの日記帳」を入手しました。 - 13スレ主25/02/10(月) 18:05:34
***
○がつ×にち 水ようび
今日は兄ちゃんと姉ちゃんたちと外であそびました。
姉ちゃんたちがつくったごはんを食べて、かくれんぼしてあそびました。
と中で兄ちゃんの体ちょうがわるくなったのでかえりました。
もっとあそびたかったなぁ。
***
○がつ○にち 月ようび
兄ちゃんに本をよんでもらった!
今日は体ちょうがよさそうだったみたいです。
もっと元気になったら、いっしょに外であそびたいです!
***
×がつ○にち 木ようび
さいきん父ちゃんと母ちゃんがずっとこまった顔をしてます。
どうしたのって聞いてもなにも言ってくれない。大じょうぶかな? - 14スレ主25/02/10(月) 18:06:09
***
×がつ×にち 金ようび
父ちゃんがずっとおこってる
母ちゃんはないてる
***
×がつ××にち 土ようび
姉ちゃんがかくれんぼしようって言ってきた。
兄ちゃんは?って聞いたらあとからいっしょにあそぶって言ってた。
今日は父ちゃんも母ちゃんもしずかであんしんした!
***
(日記はここで終わっている) - 15スレ主25/02/10(月) 18:20:30
「これは、」
「本棚の裏に隠してあった。最後のところを見ろ、破かれている」
ホーキンスが言及した通り、この日記帳の持ち主が姉とかくれんぼをすると書いた後の部分が雑に破かれていた。
始めは平和な日常の1ページといったところだったのに、最後の方は急に不穏。
最後に書き記された部分は最後が破られている。
明らかに怪しい。
一体彼らに何があったのだろうか。
「…これを書いたのは、誰なんだろうな」
《ハプニングダイス》
dice1d100=35 (35)
- 16二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 18:30:42
ウオオオ!ホラースレだ!
しかも既に大好きなやつだ!期待!! - 17二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 19:26:42
このレスは削除されています
- 18スレ主25/02/10(月) 19:27:39
「さぁな。それをおれたちが知る必要は無いはずだ」
「それは…そうだが」
海軍としての矜持が心の中で声を荒げんとするのを何とか抑える。
落ち着け、と己に言い聞かせながら、扉に向かって歩を進めるホーキンスを呼び止める。
「もう良いのか」
「これ以上この場に留まっても時間の無駄だろう。さっさと脱出の目処をつけるべきだ」
「…そうだな」
コイツの言っていることは正しいだろう。
任務のこともある以上、速やかに脱出するのが望ましい。
そう自分を納得させながら、おれはホーキンスの後を追った。
(聞き耳判定 5以上で成功)
ドレークdice1d10=2 (2)
- 19スレ主25/02/10(月) 20:53:59
扉を開けて部屋の外に一歩踏み出す。
廊下の空気はひんやりとして薄暗く、先が見え辛い。
………ふと、何か物音が聞こえた気がして振り返る。
しかし部屋の中に何も異常はない。
おれは首を傾げながら部屋を後にした。
トントン、と硝子を叩く音は誰にも届かない。
「だして」 - 20二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 21:23:42
これは…聞き耳失敗して良かったやつかな?
- 21二次元好きの匿名さん25/02/10(月) 22:02:52
この二人組のホラーは健康に良いな…
- 22スレ主25/02/10(月) 22:36:45
コツ、と硬質な靴音を立てながら廊下を進んでいく。
埃混じりのひんやりとした空気を肌で感じつつ隣を歩くホーキンスの顔色をこっそり伺うが、相変わらず何を考えているのか読み取れない仏頂面だ。
いやこれで笑顔だったら余計に不気味だな。やはりいつも通りが一番だ。
心の中でうんうんと頷いていると、不意にホーキンスがこちらに顔を向けた。
「…何を考えているかは知らんが、碌でもないことだろうな」
「なっ…!失礼だぞ!」
どうだか、とすぐに正面に向き直る同僚。
コイツ……!
《ハプニングダイス》
dice1d100=63 (63)
- 23スレ主25/02/10(月) 23:30:04
明日更新できるか微妙なので、保守のご協力お願いします。おやすみなさい
- 24二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 02:13:27
楽しみにしながら保守