- 1二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 09:17:50
わた…アリスと遊んでください！！！
さ、さぁ！ゲームをしましょう！！ - 2二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 09:18:19
（ここだけアリスのフリをして先生のところに行くことのあるケイ）
- 3二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 09:19:02
ヘイロ〜！ ヘイロ〜！(モ並感)
- 4二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 09:19:31
アリス(ケイ)
モモイ(ミドリ) - 5二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 09:20:17
“カラコン落ちてるよ”
- 6二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 09:43:43
- 7二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 09:51:25
速攻見破るのか何かを察して付き合ってあげるのかどっちだ？
何度かやってるって事は付き合ってやってるな？ - 8二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 10:00:57
卑しいケイちゃんですか…たいしたものですね
ツンデレなケイが素直になれずにアリスを騙ってくっつきに行くのはすさまじい破壊力があるらしく仕事中に摂取するシャーレの先生もいるくらいです - 9二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 10:03:47
ちゃんと仕事してください！
- 10二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 10:05:28
これはヘイローをぼんやりとしか認識出来ていない『キヴォトスの常識』を駆使した完璧な作戦だったんだ
ただ先生がなんかヘイローを細部まで認識出来る人だったから… - 11二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 10:07:52
それに青いカラコンとそのままのヘイロー
これも隠しきれていないのに隠そうとするいじらしさがあります
しかもカマをかけられて引っかかることでバランスもいい
それにしてもケイがアリスをダシにして先生に近づくというのは超人的な卑しさというほかはない - 12二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 10:21:07
ならTSCをしましょうね
- 13二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 10:23:59
そういや本編でもケイの瞳が青色になった瞬間あったけどアレなんだろうね
オーム的な？ - 14二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 10:26:12
ありゃ脳内イメージ映像みたいな感じじゃない？
- 15二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 14:32:57
俺は花京院にしかなれない…
ただ二人でゲームしながら優しい目でケイを見つめる先生と先生にバレてないかの緊張とアリスを騙る背徳感でドキドキしながら先生に寄りかかるケイが見えても文にはできない… - 16二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 18:35:53
“引っかかったね”
- 17二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 20:02:06
せ…先生が悪いんですよ！！！
アリスやモモイにばっかり構ってるんですから！
私もアリスたちみたいにゲームしたかったんです！
だから…「先生、少しお時間いただきます」からね！ - 18二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 20:27:54
「…むぅ」
明日はアリスと、明後日はモモイと。
そしてその次はみんなで。その次はミドリ…
「そしてユズ…ですか」
デカグラマトンの一件の後、新しいアリスと同型の身体が完成して、ゲーム開発部の部員としてミレニアムで生活するようになって。
これまででは考えられないような楽しい生活ではあった。
しかしあの大人…先生はアリスたちにばっかり構っていて…私にも少しくらい…
「はぁ…って、何を…！？」
……あれからずいぶん絆されてしまったらしい。
（アリスみたいにできればいいのですが…）
気恥ずかしさが勝って素直に接せない。王女のように天真爛漫な態度を取れば…
「………」
王女…アリスのように？ - 19二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 21:57:21
「…」
衝動的にカラーコンタクトを買ってきてしまった。
しかし不思議と後悔はしていない。
「どれが近くなるのか…ですね」
私は赤紫、アリスは蒼色。鏡の前に立ち目の色を目まぐるしく変えていく。
「これでしょうか…いえ、もう少し明るい色に…」
アリスのように素直になれるだろうか。モモイのように先生の懐に入り込めるだろうか。ミドリのように優しくできるだろうか。ユズのようにうまくできるだろうか。
今更な不安と期待が手を突き動かす。
「…あー…あーー…」
表情の誤差を修正。声色の段階を調整。
鏡の前で最終確認を行う。
「…先生…先生！私が…んん、アリスが来ました、一緒に遊びましょう。……違う…」
言葉を選んで、声を選んで。王女を騙る準備を整えて、シャーレに向かう。 - 20二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 22:17:26
大事なイベントが起こる前には緊張するものだとアリスが言っていた。
そもそも当番でもないのに来てもいいのか、誰かに見られないだろうか。本人がいいと言っても周りはどう思う？
「…ふー……」
一息置いて、手の震えを止めて、髪を気にして、前を向いて。
「先生！！先生！！！」
やり過ぎたか、と思う程声がうわずる。
「わた…アリスと遊んでください！！！」
勢いのままに先生に突撃して、そのまま抱きつく。 - 21二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 23:19:20
"わっ、アリス？"
「さ、さぁ！ゲームをしましょう！！」
裾を引っ張って隣の部屋に連れていく。トキやモモイの反応からそこでもゲームができるはず。
"…アリス？"
「はい！どうかしましたか！」
まだバレていない…？ゲームを始めて熱中させれば、気づかれずに終えられるか…？
（このまま、このままで…）
"アリ、ス……？"
「はい！先生！アリスは先生とゲームがしたいです！」
目に困惑の色があったが、すぐに優しく微笑んでくれた。
"私も気分転換になるし、一緒にしよっか"
…ああ、やっと見てくれた。いや、見てくれてはいるだろう。でもこんな雰囲気じゃない。
（私じゃなくて、アリスのことを）
自分でしたことなのに、背中がぞくりとする。
「あーっ！」"やった"
"おお"「おお…？」
「あっ先生ずるいです！」
"さっきのお返しだよ"
「…楽しいです」
すっと出てくる言葉。アリスの声じゃなくて、私の声で。
"それはよかった"
「…ふふ」
すっかり熱中していた。先生が隣にいて、先生と寄り添って。
"ところで"
「どうしましたか？」
この大人は何かしでかしたのか、それともアリスが何かしてしまったのか？私がどうにかできればしてあげよう。こうやってアリスにも先生にも悪いこともしてしまったし… - 22二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 23:33:53
"カラコン落ちてるよ"
…ぇ
「は！？えっ、ちょっ！ちょっと待ってください！！」
まずい、どっちが？いつの間に…早く、早く…どこに？
"ごめん、嘘"
「……ぇ？」
（よかった………あれ？）
では、なんでそんな嘘を？そもそもアリスはコンタクトレンズを使っていないはず。
「…………」
"ケイ"
「……いつからですか」
声は問題ないはず。違和感があっても、押し切れる範囲だったはず。…いや、そんなわけがない。アリスは魔王で勇者で、私はその従者で。結局魔王にはなれず、勇者を騙ることもできなくて。
"えーと…最初から？"
「…………」
そもそも。こんなことを考えたからこうなった。アリスにも先生にも不誠実な行動までして、先生に見破られて。
そういう生徒だから、アリスたちとは違って…
"…ケイ。"
「…ごめんなさい」
"大丈夫だよ"
「…………ぅぅっ」
頬に一筋水滴が走る。先生は、とてもあったかかった。 - 23二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 23:44:45
- 24二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 23:45:34
"ケイ…"
「もう大丈夫です」
"そう…なら"
シャーレのオフィスで2人で向き合っている。
"ケイは、どうしてアリスのふりをしてたの？"
「……………それは」
アリスみたいに、モモイみたいに…ゲーム開発部のみんなのように、先生と…
「…あなたが王女に変なことをしていないか…」
"嘘はよくないよ"
「……っ」
くだらない言い訳も見透かされていて。きっと先生はアリスのことも私のことも初めからよく見ていたのだと思う。
非力でしかないのに、誰よりも生徒のことを思いやって…
「せ…先生が悪いんですよ！！！」
"……えっ"
ああ恥ずかしい！もう事ここにいたっては…！
「アリスやモモイにばっかり構ってるんですから！
私もアリスたちみたいにゲームしたかったんです！」
"ええ？"
（私は先生ともっといたいんですよ！）
まだ素直になりきれなくても。なりたい自分になれるように。
今日から、少しずつ。
「だから…『先生、少しお時間いただきます』からね！」 - 25二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 23:48:17
- 26二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 00:16:33
おつ！すごいいじらしくて可愛かった！
＞アリスのように素直になれるだろうか。モモイのように先生の懐に入り込めるだろうか。ミドリのように優しくできるだろうか。ユズのようにうまくできるだろうか。
この辺めっちゃ皆の事見てるし羨ましがってるじゃんってなってとても可愛いと思った！
- 27二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 00:22:09
- 28二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 00:32:01
いいよねAMASボディの中から生徒と先生のイチャイチャを羨ましげに見てるケイちゃん