- 1二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 13:37:38
いくら私と手毬が幼馴染だからっていちいちご機嫌をとる方法なんて聞いてこないでくれるかしら?もう何回目よ、私の事頼りすぎじゃないの?大体あんたがわかんないわけがないでしょ、なんでわざわざ毎回私のところに聞きに来るのよ…。顔がニヤけてる?そんなわけないでしょ!おばか!話聞いてあげないわよ!…そこまで怒ってないからそんなに必死に謝んなくてもいいわよ、って怒ってないって言った瞬間笑顔になるのやめてくれる?あなた私の事からかってるでしょ、また怒るわよ?もう…報酬は?お高いお菓子?そんなものいらないわよ、そんなものより今度の週末付き合いなさい。見たい映画があるのよ、いいわね?言質はとったわよ、約束を破ったら承知しないんだから。じゃあ楽しみにしてるわね、体調には気をつけなさいよ。
私は行くわ、またね - 2二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 13:40:25
なんだかんだ甘いというか面倒見が良いと言うか
- 3二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 13:43:03
毎回相談に来るうちにだんだん気に入っちゃった燐羽
- 4二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 14:00:05
じゃあねではなくまたねなのが味わい深い
結婚したい - 5二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 15:21:32
相談する度にお出かけに付き合わせてお出かけの段取りのために連絡を取ることにより連絡することへの敷居を下げ次の相談を持ち込みやすくするそして再びお出かけへ
これを繰り返すことで一緒に出かけることが自然なことになっていく - 6二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 15:43:54
「りんはぁ〜…」
「何よ手毬、今日はどうしたの」
「プロデューサーが意地悪する…」
「そ、私から言っておくわ」
「燐羽ありがと!大好き!」
「はいはい」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…って言ってたわよ、何をしたのよ」
「ケーキをあげると約束をしてにんじんケーキを渡しました」
「美味しそうじゃない、私にもくれない?」
「帰ったら作って明日持ってきますね、それより月村さんに栄養を取らせるにはどうしたらいいでしょうか」
「そうね…まぁ騙しとけばいいわよ、どうせすぐ忘れるんだから」
「結構むくれるので割と大変なのですが…」
「そんな事より今度はあれ乗りましょ、かなりのスピードで楽しめそうだわ」
「俺は絶叫系苦手なのですが…」
「私を相談役にしたのが運の尽きだったわね、早く行くわよ」
「賀陽さんおひとりで行けばいいのでは?」
「それだと一緒に来た意味が無いじゃない、文句を言わずに着いてきなさい♪」
っていう燐羽? - 7二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 16:13:34
燐羽様ホラー苦手だったりしないだろうかホラー苦手だけど克服したくてプロデューサー付き合わせて内心プルプルだけど強がって見せるがそれを見抜かれて
「からかうのは良いけど、今日私とお出かけしたこと手毬にバラしたらどうなるかしら?」
って青い顔で不敵に笑ってくれないだろうか - 8二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 16:18:12
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- 9二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 16:37:54
「……まさか予約していたなんて。私の分だけでも返すわ。いくら?」
「お気になさらず。お礼ですから。それよりも本当にこの映画で良かったのですか? 確かこの映画の原作は……」
「間違いないわ。行くわよ」
「お、面白かったわね。と、特に中盤のカメラワークはよく計算されていて背後から迫る何かへの恐怖がこっちにまで伝わってくるみたいだったわ」
「そうですね……ところで賀陽さん、大丈夫ですか?」
「何が?」
「いえ……お時間が許すのであれば、そこの喫茶店で感想会といきませんか?」
「そうね。丁度喉乾いたし、映画代も出してもらったからここは私が持つわ」
「ありがとうございます」
「美味しい。良いお店を知れたわ」
「落ち着きましたか?」
「? なんのことかしら」
「評判に違わぬ恐怖を味合わせてくれるホラー映画でしたね」
「!? べ、別に怖くなかったわよ」
「終盤ずっと俺の手を握ってましたね」
「おばか! こんなところでそんな、というかぷ、プロデューサーの手だったの? それなら早く言いなさいよ」
「涙目になりながらも目を逸らさない健気さを邪魔してはいけないと思いまして」
「!!!~~~……ふふ……ふふふふふ」
「賀陽さん?」
「言ってくれるじゃないプロデューサー……からかうのは良いけど、今日私とお出かけしたこと手毬にバラしたらどうなるかしら?」
「っ!!! ……賀陽さん」
「弁明なら聞くわよ」
「……ディナーは何かご希望は?」
「あら、そんな時間まで付き合ってくれるの。丁度良いわ、気になってたお店が近くにあるの」
「お供します」
「? あれはプロデューサーと……燐羽?!」 - 10二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 17:08:27
あら可愛い
- 11二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 17:19:28
ニヤけが止まりません!
- 12二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 17:24:05
いいじゃん(いいじゃん)
- 13二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 17:31:36
最高ですね
- 14二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 17:43:59
脅し燐羽からしか得られない栄養がある
- 15二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 19:56:48
「あの、賀陽さん」
「何かしら?」
「そろそろ許していただけませんか?」
「あら、そんな言い方をされると私が悪い事をしてるみたいじゃない」
「あれからもう1年ですよ」
「そんなに経っていたのね、先月位に思っていたわ」
「なのでそろそろ許してくれてもいいんじゃないかと思うのですが…」
「私が怒ってるみたいな言い方はやめてくれるかしら?酷いプロデューサーね」
「…事ある毎に脅してくる人がそれを言いますか」
「なによ、私はプロデューサーに『可愛い、好き』って言われちゃったって手毬に自慢したいだけなんだけど?」
「初対面でやらかしてしまったとはいえ、月村手毬のプロデューサーに対してあまりに酷い仕打ちでは?」
「まあ!SyngUp!のプロデューサーなのに"手毬の"プロデューサーとはいいご身分ね、今ここで泣いちゃおうかしら」
「ただでさえ腕を抱かれて歩いているというのにこんな人の多いところで泣かれてはシャレになりません、お願いですからやめてください」
「泣かないで欲しかったら来週の三連休に温泉旅館に連れてきなさい、もちろん泊まりでね」
「わかりました、それでは4人2部屋で予約を取っておきます」
「…4人?」
「さすがに勘弁してください、月村さんを宥めきれませんって…」
「手毬なら美鈴に任せておけば大丈夫よ、だから…ね?」
「しかしながらそれでも…」
「ふぇ…」
「わ、分かりましたから!泣くのは待ってください!……背に腹はかえられません、2人で予約しておきます」
「一部屋ね、分かったわ」
「えっ、」
「一 部 屋 、ね?」
「はい…分かりました……」
「ふふ、来週末がたのしみね?じゃあショッピングの続きをしましょ、次はあのお店ね」
「分かりました…って、あそこはランジェリーショップじゃないですか!」
「来週持ってくのを選ぶのよ、好きなの選んでいいわよ?」
「タチの悪い冗談はやめて…って引っ張らないでください!もしかして本気で言ってるんですか?ちょっ…力つよっ?!一体どこからそんな力を……」
「満更でもないくせに抵抗なんてしてるんじゃないわよ、せっかくのデートの時間が無くなっちゃうじゃない。観念して着いてきなさいな♡」 - 16二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 19:59:08
隙見せたプロデューサーが悪いよプロデューサーが〜
- 17二次元好きの匿名さん25/02/11(火) 22:00:55
燐羽は強か、万葉集にも書いてある
- 18二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 00:01:05
内心では気づかないうちに燐羽とのお出かけ楽しんでるし定期的に出かけることが習慣になってるしお出かけの終わりには次のお出かけが待ち遠しくなってるんだ
- 19二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 00:26:45
プロデューサーが燐羽を独り占めする……燐羽がプロデューサー独り占めする
- 20二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 00:30:04
初回から何回目かまでのデートではデート中に次にどこに行きたいみたいな話をして帰り際に燐羽から次の日付を告げられるのに、ある時のデートで帰り際の約束がなく別れそうになって、つい声を上げてしまうプロデューサー?
- 21二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 00:36:20
「そうね、次はここに行きたいわ」
「夜景が有名なスポットですね。車でないと厳しいかと」
「免許持ってないの?」
「い、いえ……持ってますが、個人所有の車は……」
「レンタカー代くらい出すわよ。運転お願いするのだから」
「……ここ、カップルの聖地として有名な場所ですよね」
「近くに縁結びで有名な神社もあるから、そこにも行きましょう。夕方には閉まってしまうけど和スイーツの美味しいお店もあるわ」
「賀陽さん」
「……困らせちゃったわね。わかってるわ。流石に度が過ぎたわがままだって。やっぱりいつも通りその辺で食事を一緒にできればそれで……」
「近くに必勝祈願の神社もありますね。そこにも行きましょう。次のライブも近いですし」
「えっ」
「おみやげに月村さんと秦谷さんの分のお守りも買いましょう」
「……プロデューサー」
「はい」
「やっぱり二人も誘いましょ。そういうことなら」
「わかりました。こちらから連絡します」
「それから夜景は二人を寮に送ってから見に行きましょ」
「なっ……わ……わか……りまし……た」