- 1二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:26:36
- 2二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:27:12
楽しかったあの頃
- 3二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:27:15
ジャイアンリサイタル中の空き地
- 4二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:27:35
鷹の爪団のアパート
- 5二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:27:50
feh
- 6二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:27:53
- 7二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:27:56
トラサルディ
- 8二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:28:44
先生一人でも何とかなりそうだな(パーフェクトコミニュケーション)
- 9二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:31:01
- 10二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:35:47
- 11二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:35:56
なるほど、そこだね。
じゃあそこに飛ばすよ、それと間違ってでもその世界の住人をこの世界に連れてくる、その世界の住人と深く関わるなんて事をしちゃいけないよ。
そうすると相手側の歴史が変わってしまうからね。
それじゃあ、先生。その世界から帰ってきたら次はどこに行きたいか考えといてくれ。 - 12二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:37:57
- 13二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:41:43
- 14二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:43:22
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:47:58
黒い研究服を着たコシヒカリ
- 16二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 16:58:20
このレスは削除されています
- 17二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 17:00:31
☟︎✌︎💧︎ 💧︎⚐︎💣︎☜︎⚐︎☠︎☜︎ ✋︎☠︎✞︎✌︎👎︎☜︎👎︎ ☞︎☼︎⚐︎💣︎ ✌︎☠︎⚐︎❄︎☟︎☜︎☼︎ 💣︎🕆︎☹︎❄︎✋︎✞︎☜︎☼︎💧︎☜︎✍︎ ❄︎☟︎✋︎💧︎ ✋︎💧︎ ☼︎☜︎✌︎☹︎☹︎✡︎📪︎ ☼︎☜︎✌︎☹︎☹︎✡︎ ✋︎☠︎❄︎☜︎☼︎☜︎💧︎❄︎✋︎☠︎☝︎📬︎ 🕈︎☟︎✌︎❄︎ 👎︎⚐︎ ✡︎⚐︎🕆︎ ❄︎☟︎✋︎☠︎😐︎📪︎ 👌︎☹︎✌︎👍︎😐︎ 💧︎🕆︎✋︎❄︎✍︎
- 18625/02/12(水) 17:17:42
せっかく自分のが採用された事ですし、SS書いても良いですか?(クオリティ?多分、ドベ⋯⋯)
- 19二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 17:46:34
話広げたいし寧ろ書いてくれるとありがたい
- 20二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 17:47:49
ホットランドとか過酷な環境の場所に出なきゃ良いけど…
- 21二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 17:50:35
必要ならネルウタハの出番だな
- 22625/02/12(水) 18:25:12
ネル「⋯⋯とりま着いたのか?」
ネルは辺りを見回す。
ネル「着いたみてぇだな⋯⋯けど⋯⋯」
ネルは次の瞬間、メッチャクチャデカい声で叫んだ。
ネル「先生とウタハ、いねぇじゃねぇかぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」
そう、先生とウタハとネルの3人で来た筈が何故かその場にはネルしか居なかったのだ。
ネル「ッざけんな!バラバラに転送されるとか聞いてねぇぞ?!⋯⋯取り敢えず、ここは⋯⋯森の中、雪が積もってんな。誰か居ねぇか捜して見るか⋯⋯」
そうして、ネルが歩き始めたその時⋯⋯
(バキッ⋯⋯)
ネル「ッ!?誰だ!?」
音がした方を振り返るが、誰も居ない。
ネル「⋯⋯きのせいか⋯⋯」
再び歩き出すネル。
(ズサッ⋯⋯)
ネル「⋯⋯ッ!?またか!!」
きのせいでは無い。今度ははっきりと聞こえた。自分の後ろから確かに、誰かが雪を踏むような音が。
ネル「⋯⋯ッ!」
ネルは身構えた。ここがどんな世界か分からない以上、いきなり攻撃される可能性も十分あったからだ。その時⋯⋯
(ズサッズサッズサッズサッズサッ)
*オイ、ニンゲン。初めて会うのに、挨拶も無しか?こっちを向いて、握手しろ。
ネル「⋯⋯」
ネルは緊張しつつも、言われた通り振り向き、後ろに居る何かと握手をした。 - 23625/02/12(水) 18:25:26
(ブゥゥゥゥゥゥ!!ププゥゥゥゥゥ⋯⋯)
ネル「は?」
*へへっ、引っかかったな。手にブーブークッションを仕掛けといたのさ。
そこには全身が骨の男が居た。スリッパとパーカーというなんともラフな恰好なのが気になるが⋯⋯
ネル「えっと?お前は?」
*オイラはサンズ。見ての通り、スケルトンさ。
ネル「そうか。サンズか。アタシは美甘ネルだ。」
*成る程、ネル。良い名前だな。ところで、アンタニンゲンか?なんでこんとこに?
ネル「ああ、それは⋯⋯」
*あ、ちょっと待ってくれ。
ネル「どうした?」
*こんなとこで立ち話もなんだし、場所変えようぜ?ついて来てくれ。オイラ近道知ってんだ。
ネル「え?ああ、まあ分かったよ。」
ネルは他に行く宛も無い為、ひとまずサンズについて行く事にした。
これがネルとサンズの初めての出会いである。
- 24二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 18:47:52
👍️
- 25625/02/12(水) 19:07:48
ウタハ「ふむ。コレは由々しき事態だな。」
ウタハは近くにある"ソレ"を見て、そう言葉を漏らした。ソレの正体は⋯⋯
ウタハ「ゲートが壊れた。」
そう、自分達がこの世界に来る際に使ったゲートの残骸である。
ウタハ「困ったなぁ。このゲート、直すにしてもパーツが足りない。⋯⋯マズいな。」
ウタハは暫く悩んだ後、こう考えた。
ウタハ「この世界の住人に助けを求めるか!協力してくれるかもしれん!!それに⋯⋯」
ウタハは辺りを見回す。そこには、沢山の金属製の機械のような物があった。
ウタハ「見たところ、この世界はある程度科学技術が進歩しているようだ。下手したらミレニアムと同等かそれ以上かもしれん。きっとゲートを直せるような技術もある筈だ。」
ウタハはそう言うと、荷物を整理し、早速この世界の住人を捜しに行った。
ウタハ「それにしても⋯⋯どうりで暑いと思ったら、ここは地底の奥底だったのか。」
ウタハは下を見る。そこにグツグツと煮えたぎる溶岩の海があった。
ウタハ「はぁ⋯⋯脱水症で倒れる前に誰かと会えると良いが⋯⋯ん?」
汗を拭きながら歩いていると、目の前に真っ白な建物があるのが見えた。
ウタハ「しかもご丁寧に『LAB』って書いてあるな。好都合だ!」
ウタハはその建物のドアをノックしようとした。すると⋯⋯
(ウィンッ!!)
ウタハ「うおっ!?自動ドアだったのか?!⋯⋯入って良い⋯⋯よな?」
ウタハは恐る恐る中に歩を進める。その時だった。
(カチッ!)
(ウィンッ!!)
- 26625/02/12(水) 19:08:07
突然建物の明かりが点き、1人のトカゲのような黄色い何者かが現れた。メガネをかけていて白衣を着ているその姿から科学者か何かなのだろう。
*ッ!?
そのトカゲのような何者かはウタハに気が付くや否や、慌てふためく。
*え?!お客さん!?ど、どうしようどうしよう!?まだシャワー浴びてないし、服も着替えてないし⋯⋯
ウタハ「えっと⋯⋯」
*あ、えっと、その⋯⋯は、ははははじめまして!!私、アルフィーっていうの!
ウタハ「えっと、はじめまして。私の名前は白石ウタハだ。」
アルフィーと名乗ったその女性に、ウタハも挨拶と自己紹介をした。
*⋯⋯貴女、まさかニンゲン?
ウタハ「え?まあ、そうだな。」
*そ、そうなんだ。
ウタハ「それが何か?」
*あ、ごめん!分かりやすく説明するね?
アルフィーはウタハに地下世界の大まかな事を説明する。
ウタハ「成る程⋯⋯思ったよりマズいな。特に先生。」
*え?ひょっとして、貴女以外にもニンゲンが居るの?
ウタハ「え?ああ、すまん。私の事情も説明しないとな。」
ウタハはアルフィーに自分達の事情を一通り説明した。
*そうなんだ。それは災難だったね。あ!じゃ、じゃあ!!私が協力するよ!!私、一応こんなだけど、王室直属の科学者なんだよ!!だから、力になれると思うの!
ウタハ「ホントか?!それはありがたい!!宜しく頼むよ、ドクター・アルフィー。」
*あ、普通にアルフィーって呼んで。慣れてきたらアルっちでも良いよ。私もウタハって呼ぶから。
ウタハ「ああ、そうか。分かった。じゃあ、改めて宜しく、アルフィー。」
*こちらこそ宜しく!ウタハ!
ウタハとアルフィーは互いに握手をした。
これがウタハとアルフィーの初めての出会いである。
- 27二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 19:45:42
エミュ上手いな…
- 28625/02/12(水) 20:35:50
"ん?ここは?"
先生は金色の花畑の上で目を覚ます。
"確か、ウタハのゲートでネルと3人で別の世界に行ったんだよね。ひょっとして、ここがそうなのかな?よいしょっと。"
先生はその場から立ち上がり、ゆっくり記憶を辿る。
"そうそう。ウタハが別の世界に行けるゲートを作ってくれて何処に行こうか悩んでた時に、この前モモイが買ったゲームの事を思い出してその世界に行ってみようかなって思って⋯⋯で、今に至るのか。"
先生はここで目が覚めるまでの一通りの記憶を思い出した。
"それにしても、ここってどんな世界なんだろう?モモイに聞いても、『このゲームに関しては、ネタバレをしたら面白くなくなっちゃうからダメ!シケェ!!』って言われて何も教えてくれなかったからなぁ⋯⋯いや、今思うとなんでコハルのセリフ?まあ、今は良いや。"
先生はその場から歩き出そうとした。すると⋯⋯
*ハロー!
- 29二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 20:36:21
出 た な
- 30625/02/12(水) 20:37:02
"え?"
突然、目の前に小さな黄色い顔のついた一凛の花が現れて話しかけてきたのだ。
"うわっ!?"
*やぁ、ボクはフラウィ。お花のフラウィさ!キミは、この地底の世界に落ちて来たばかりだね?
"う、うん。まあ、そうなるの、かな?"
フラウィと名乗った言葉を話す花の質問に先生はそう答える。
*そっか。じゃあ、さぞかし戸惑ってるだろうね。この世界のルールも知らないでしょ?
"うん。そうだね。"
*じゃ、ボクがこれから教えてあげるよ。準備は良い?行くよ!?
突如として、先生はハートの形をした何かに変わる。
"え!?何これ!?私、どうなってるの!?"
*それはね、キミのタマシイさ。キミという存在そのものと言っても良い。最初は凄く弱いけど、LVを上げればどんどん強くなれるよ。
"LV?"
*LVっていうのは、『LOVE』。つまり愛の事さ!待っててね。今、ボクのLOVEを分けてあげる。
フラウィがウィンクをするや否や、フラウィの周りに白くて小さなカプセル状の何かが現れた。
*この世界ではね。LOVEはこんな風に、白くてちっちゃな『なかよしカプセル』に入れてプレゼントするんだ。さぁ!カプセルを追いかけて!いっぱい拾ってね!
"う、うん!"
先生は言われた通り、フラウィが投げたカプセルを拾おうとした。が⋯⋯
"イテッ!?⋯⋯え?"
カプセルに触れた瞬間、大怪我をしてしまったのだ。困惑する先生。すると⋯⋯
*フフッ!バカだね!この世界は、『殺すか殺される』だ!!
"ふ、フラウィ?"
突然豹変したフラウィに先生は危機感を覚える。
*こんな絶好のチャンス、逃す訳無いだろう?
次の瞬間、先生はフラウィのなかよしカプセルに囲まれる。
"え?ちょっと!?"
*氏ね。
フラウィは大笑いしていた。なかよしカプセルが徐々に先生に迫る。もうダメだ!と思ったその時だった。
- 31625/02/12(水) 20:37:17
突然、なかよしカプセルが全て消滅し、先生の怪我も全て治った。
*え?
フラウィも困惑した。すると、次の瞬間⋯⋯
*あぁ〜?!
唐突に火の玉が目の前に現れ、フラウィを吹き飛ばしたのだ。
"え?"
*情けないわね。罪の無いヒトをイジメるなんて。
現れたのは、人型のヤギのような女性だった。
*怖がらなくても大丈夫よ。私はトリエル。この遺跡の管理人です。ニンゲンが落ちて来たのはホントに久し振り。増してや、大人のニンゲンは初めてよ。さぁ、こっちにいらっしゃい。遺跡を案内するわ。
"えっと、はい。"
先生はトリエルと名乗ったその女性について行った。
これが先生とトリエル、そしてフラウィとの初めての出会いだった。
- 32625/02/12(水) 21:34:13
*ホイ。
ネル「ん?!何だ?!今、一瞬⋯⋯」
*ようこそ、オイラの職場へ。
サンズはそう言うと、近くの小屋で何かを作り始める。
*よし、出来た。ホイよ、オイラ特製のホットドッグだ。
ネル「ホットドッグ?」
*そう。"ドッグ"だ。ほら食いな。
ネルはサンズが作ったホットドッグを口にする。
ネル「うめぇ!?」
*だろ?なんてったって、オイラのお手製"ドッグ"だからな。
サンズは自慢気にそう言うと、ネルにこう尋ねた。
*じゃ、さっきの話の続きだな。アンタ、なんであんなとこに?遺跡から来た訳じゃ無さそうだな?
ネル「ああ、そうだったな。」
ネルはサンズに事情を話す。
*成る程な。分かった。オイラはアンタに協力するよ。その、センセー?って奴とうたは?って奴と合流したいんだろ?
ネル「ああ、そうだ。協力してくるなら、ありがてぇよ。」
*分かった。⋯⋯と、その前に⋯⋯アンタ、暫くそこのちょうど良いカタチのランプに隠れててくれ。
ネル「え?まあ、分かった。」
いきなりサンズが隠れろ、と言ってきた事に困惑しつつも、ネルは言われた通りに隠れた。
- 33625/02/12(水) 21:36:12
*よぉ、パピルス。
*よぉ、では、ぬぁぁぁい!!
現れたのは、サンズよりもノッポな体型のスケルトンだった。
*パズルの調整をしておくように5日前から言っていたのに⋯⋯未だに、何も、せず!!こんな所をほっつき歩いて何してるの?!
*そこのランプを見てた。キレイなランプだろ?お前もよく見たらどうだ?
ネル(なんで隠れろって言っておいて見つかるように相手を促すんだよ!?)
*そんな、暇は、ぬぁぁぁい!!ニンゲンがここを通ったらどうする!?ニンゲンの襲撃に備えるのだぁ!!そして、この偉大なるパピルス様が必ずやニンゲンを捕らえるのだ!そうすれば、この、パピルス様の、望みは全て叶う!遂に憧れのロイヤルガードに入って、それで皆からお友達になって!って言われちゃったりして、毎日ラブラブ光線を浴びまくるのだぁ!
ネル(案外言ってる事可愛いな⋯⋯)
*それなら、このランプに相談してみるのが良いかもな。
*ちょっと!テキトーな事言わないでよ!この、くされスケルトンめ!毎日なーんもせずに骨クソほじってばっかのクセに!そんなんだと、偉い人になれないんだぞ!
ネル(まず人なのかどうかについてはツッコまねぇ方が良いのか?)
*いやいや、これでも"トントン"拍子に出世してるんだぜ。スケル"トン"だけに? ツクッテーン
ネル(⋯⋯ヤベェ。サンズからはリオと同じ匂いがする!!)
*寒ッ!!
*またまたちょっと口が笑ってるぜ?
*知ってる!悔しいけど!!
ネル(アタシは、何を見せられてるんだ?)
その後も暫く2人は会話を続けた後、パピルスという名のスケルトンは去って行った。
*もう出て来て良いぜ、ネル。
ネル「ああ。アイツは?」
*オイラの弟。パピルスさ。
ネル「兄弟だったのか。」
*ああ。⋯⋯あと、またパピルスが来るまでに早く行った方が良いぜ?そうじゃねぇと、またオイラのキレッキレのダジャレが炸裂するからな。
ネル「⋯⋯ああ、そうさせて貰う。」
そうして、ネルがその場から立ち去ろうとした時だった。
*なぁ。
- 34625/02/12(水) 21:36:58
ネル「うん?」
*パピルスはここ最近、ずっと落ち込んでる。アイツの夢はニンゲンに会う事だ。アンタ、一度パピルスと会ってやってくれねぇか?
ネル「え?」
*大丈夫。パピルスはああ見えて危険な奴じゃねぇ。頑張って強がってるだけだ。だから、頼むよ。オイラも出来る限りサポートしてやるからさ。
ネル「⋯⋯分かった。」
ネルは暫く考えた後に、そう答えた。
*ありがとな。じゃ、オイラは近道使ってこの先で待ってる事にするよ。また後でな、ネル。
ネル「ああ。またな、サンズ。」
そうしてサンズとネルは一旦別れた。
*⋯⋯にしても、珍しいニンゲンだな。まるでニンゲンでもモンスターでもねぇ別の何かみてぇなのを感じた。⋯⋯アンタはどう思う?⋯⋯☝︎♋︎⬧︎⧫︎♏︎❒︎
*✋︎ ✌︎☝︎☼︎☜︎☜︎ 🕈︎✋︎❄︎☟︎ ✡︎⚐︎🕆︎📪︎ 💧︎✌︎☠︎💧︎📬︎
*⋯⋯そうか。
- 35二次元好きの匿名さん25/02/12(水) 22:00:12
死を極端に恐れるキヴォトス人と、子供でも頑張れば殺せるくらいには存在そのものがか弱いモンスター族がどう関わっていくのか楽しみ
- 36625/02/12(水) 22:57:50
モモイ「マキぃ!!居るぅ!?」
マキ「あ、モモ!どうしたの?」
モモイ「あのねあのね!一緒にゲームしようよ!ちょうどこの前、面白いゲームを手に入れたから、マキにもやらせてあげたいなぁ、って思って。」
マキ「え!?モモのオススメのゲーム!?めっちゃ面白そうじゃん!!分かった!!やろう!!」
モモイ「えーっと、ちょっと待ててね。よし!」
マキ「何これ?」
モモイ「えっとねぇ、これは『UNDERTALE』っていうゲームだよ!ま、説明するとつまんなくなっちゃうから、取り敢えずは何も知らずにやってみて!!」
マキ「オッケー!!」
(無事Nルートクリア)
マキ「いやぁ~、面白いゲームだったなぁ。」
モモイ「何言ってるの?ここからが本番だよ。」
マキ「え?」
エンディング後、突然フラウィが現れて「パピルス、アンダイン、アルフィーと仲良くなるように言われる。」
マキ「えっとつまり……どういう事?」
モモイ「マキ、『UNDERTALE』はね。とっても特殊なゲームなんだよ。エンディングが1つや2つじゃなくて、いっっっっっっぱいあるの!!私ももう2ヶ月くらい遊んでるけど、未だに全部のエンディングを見れてないし、何だったらイベントとかはもっと沢山種類があるみたいなんだ!!」
マキ「はぇ~、面白いなぁ。」
モモイ「アリスちゃんもすっかりハマっちゃったみたいで、『モンスターが現れたら見逃すを選択する』ようになったんだぁ!!」
マキ「へぇ。じゃ、早速このクソ花の助言通りに進めてみようかな。」
マキが再びゲームを起動しようとしたその時だった。
アスナ「あ、そこの二人共ぉ、リーダー見なかったぁ?」
モモイ「アスナ先輩?」
マキ「いや、見てない。」
アスナ「そっかぁ。いやさぁ、なんか今朝からリーダーが居なくて……ユウカに聞いても任務とかじゃないっぽくてさ。今、私達4人で捜してんだよねぇ。」
マキ「へぇ……あ、見てよ!モモ!!そんな話をしてたらゲームにネル先輩が出て来たよ!」
モモイ「え?あ!ホントだ!!ネル先輩だ!!……って……」
アスナ「何々?リーダーとゲームがどうしたの?」
マキ・モモイ「「なんでネル先輩が『UNDERTALE』に出て来てるのぉぉぉぉぉ!?!?!?!?」」
マキとモモイは声を揃えて、そう叫んだ。
- 37625/02/12(水) 22:58:20
チヒロ「えっと、つまり?」
ヒビキ「ウタハ先輩とネル先輩と先生の3人でその『UNDERTALE』だっけ?っていうゲームの中に入ってる訳だね。ウタハ先輩が昨日、そういう装置を完成させてたから。」
コトリ「私も行きたかった……」
アリス「アリスも仲間に加えて欲しかったです!!」
ミドリ「ですが、今の説明だとおかしくないですか?もう3人ともその世界の住人と割と深く関わってますよ?何故戻って来ないんでしょうか?」
ユズ「ひょっとしたら、戻って来ないんじゃなくて、戻って来れないんじゃない?なんかその装置にトラブルが起きたとかで。」
チヒロ「あり得ると思う。ウタハは自分の発明で人様に迷惑をかける事はあるけど、基本的にそんな真似はしない筈。」
ヒマリ「……となると、3人はゲームの中に閉じ込められている、という事でしょうか?」
トキ「無くはなさそうですね。」
アカネ「しかし、どうします?私達が出来る事なんてありますかね?」
カリン「……無さそう。」
チヒロ「いや、あるかもしれない。」
一同「「「「「「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」」」」」」
チヒロ「ゲームのデータをハッキングすれば、ウタハ達と意思疎通が出来るようになるかもしれない。……取り敢えず、この件は私が1人で対応する。」
ヒマリ「え?チーちゃん1人でですか?」
チヒロ「大丈夫。これくらいなら私にも出来る。」
コタマ「副部長、私達が手伝わなくても良いんですか?」
チヒロ「ええ。アンタ達は自分の作業に集中しててちょうだい。」
マキ「分かった。副部長に任せるよ。」
ハレ「じゃあ、私達は私達のやるべき事をするかぁ。」ゴクゴク
そうして、ヒマリを含むヴェリタスとエンジニア部、C&C、そしてゲーム開発部は、この件についてはチヒロに一任する事にした。
それが後に大問題に繋がるとも知らずに……
- 38二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 07:26:57
このレスは削除されています
- 39二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 09:20:12
それでもチーちゃんなら何とかしてくれる!
- 40625/02/13(木) 11:09:04
[一方その頃]
"取り敢えず、トリエルさんはフラウィと違って友好的だった。その後、何体かのモンスターと出会ったけど、なんだかんだで仲良くなれたな。特にあのナプスタブルーク?って幽霊の子は印象的だったな。"
先生は遺跡を進んでいた。途中で出会ったモンスター達とは仲良くお喋りをして仲良くなっていった。
(プルルルッ!!)
"うん?"
突然、先生のスマホが鳴り響く。
"もしもし?"
*もしもし?トリエルです。さっき、シナモンとバタースコッチのどっちが好きか訊いたけど、別にどっちも食べられない訳じゃないわよね?
"え?ああ。大丈夫だよ、トリエルさん。"
*そう。分かったわ。しつこく訊いてごめんなさい。
(ツーツー⋯⋯)
"それにしても、遺跡のパズルはどれも面白かったな。ああ、そういえばさっき、スパイダースイーツ即売会だっけ?に寄付してサイダーの瓶を貰ったけど、いつ飲もうかな?"
先生は掌の上に乗るくらいの大きさの瓶に入ったサイダーを眺める。
"ま、後でタイミングがあったら飲もう。"
先生は瓶をポケットにしまう。
- 41625/02/13(木) 13:24:21
[ちょうどその頃]
*コレがゲート?
ウタハ「そうだ。コレが壊れて困っていたんだ。」
アルフィーとウタハはウタハ達がやって来る際に使ったゲートの残骸をラボに運び込んでいた。
*ちょっと待ってね。⋯⋯あ!直せるかも!
ウタハ「ホントか?!」
*うん。ただ⋯⋯
ウタハ「ただ?」
アルフィーはちょっと困ったような顔をした後、こう言った。
*ちょっと、かなり、いや凄く時間がかかるかも⋯⋯
ウタハ「え?別に直るなら幾らでも待てるが?」
*いや実は、それとは別に問題があって。
ウタハ「え?」
*ほ、ほら!さっきこの世界についての大まかな説明したでしょ?
アルフィーに指摘され、ウタハは先程の話の内容を思い出す。
*それで実はその⋯⋯随分前に「メタトン」っていうロボットを作ったの。元々エンタメロボットにするつもりだったんだ。「ロボットアイドル」⋯⋯的な?
ウタハ(アリスみたいだな⋯⋯)
ウタハはその説明を聞き、アリスの事を思い出す。
*でも実は最近、とある事情で改造したんだ。ほんの少しだけ、実用的な機能を付け足したの。
ウタハ「実用的な機能?」
ウタハはなんだか嫌な予感がした。
*た、例えばその⋯⋯対⋯⋯対ニンゲンバトル機能、とか⋯⋯
ウタハ「え?」
*あ!も、勿論!危ないからそんな機能は解除しようとしたんだよ、私。た、ただ⋯⋯ただね?その時、ちょーっとだけ失敗しちゃって⋯⋯メタトンは、えっと⋯⋯ニンゲンの血に飢えた殺戮マシンになっちゃったんだ☆⋯⋯てヘッ!
ウタハ(ヤバい⋯⋯『テヘッ!』じゃねーよっ!!!ってツッコミたいけど⋯⋯つい最近、私も同じような事してチヒロに説教されたばっかだから人の事言えねぇ⋯⋯)
*あ!でもでも!バッタリ出くわさなきゃ大丈夫だからね!!
ウタハ「フラグになるから止めた方が良いんじゃ?」
と、その時⋯⋯
(ガシャンッ⋯⋯)
- 42625/02/13(木) 13:57:02
- 43625/02/13(木) 15:18:06
スポットライトが灯り、そこに居る"ソレ"の姿を明らかにさせる。
*ウェルカムエビバデ!
その姿は⋯⋯
*さー始まりました!!今夜のクイズショー!
ウタハ(なんか、ケイみたいな見た目だな?)
*オープニングからジャンジャン飛ばしてくよー?
そう言うと、辺りがミラーボールによってカラフルに照らされる。
*それでは早速お迎えしましょう!今夜の素敵な回答者です!
拍手と共に、ウタハの真上から紙吹雪が散る。
ウタハ「え?クイズ番組の回答者?私が?」
さっきから怒涛の展開が連続し過ぎていて、全然話について行けてないウタハ。
*えーっと、キミは初登場かなー?
ウタハ「えっと、そうだな。」
困惑しつつも、質問に答えるウタハ。
*緊張してるかい?だーいじょーぶ!とーっても簡単だからねー!覚えておくべきルールはひとーつ!必ず正解を答える事。
ウタハ「アレ?案外普通だな。それなら楽勝⋯⋯」
拍子抜けと言わんばかりの反応しようとした刹那⋯⋯
*間違えたら、死んで貰いまーす!
ウタハ「はぁ?!」
*ってな訳でレッツゴー!
ウタハ「え、ちょっと待っ⋯⋯」
戸惑うウタハを無視してメタトンはクイズ番組の収録を始める。
*メタトンが襲って来た!
- 44二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 18:44:43
アルフィー!たすけて!
- 45625/02/13(木) 21:34:39
ウタハ「えっと、本人の意志は全無視なのか?」
*き、気を付けて!メタトンの金属製のボディーは高い防御力を誇ってる!地下世界最硬って言っても過言じゃない!!どんな攻撃も効果が無いよ!!
ウタハ「はぁ!?」
*まあそういう事!わざわざ解説ありがとね、ドクターアルフィー。分かったら大人しくクイズに答えてね?やる気が無いようなら不戦敗って事で死んで貰うから。
ウタハ(はぁ、素直に答えていくしか無いか⋯⋯)
*じゃあ、早速始めようか。まずはサービス問題から!
ウタハ(ふむ。ABCDの4択問題なのか。制限時間も設けられているな。⋯⋯うん?)
ウタハはある事に気が付く。アルフィーが手で答えのアルファベットを教えてくれているのだ。
ウタハ(成る程!ありがとう、アルフィー!!)
ウタハはそのまま何問かをアルフィーのサポート付きで解答していく。
*じゃあ、コレには答えられるかな?
ウタハ(よし!頼んだぞ、アルフィー!!)
*あなたはオバケにチューしますか?
ウタハ「は?」
予想外の問題を出題された。しかも⋯⋯
ウタハ(選択肢が全部『勿論!』で制限時間も増えてる⋯⋯コレ、何なんだ?)
ウタハは困惑しつつもテキトーにAを選ぶ。
*素晴らしい答えだッ!
ウタハ(何だコレ?)
クイズ番組はまだまだ続いた。
- 46625/02/13(木) 21:34:56
そして⋯⋯
*さぁ、次はちょっと難しいぞ!!
ウタハ(まぁ、またさっきのオバケにチューみたいなのじゃなければ、アルフィーのサポートがあるからイケるな⋯⋯)
*恋愛シミュレーションゲーム「キスキスキューティみゅうみゅう」のヒロイン、みゅうみゅうが好きな食べ物は?
*はいはいはいっっ!これは(以下略
ウタハ(ちょ、アルフィー?)
*あれあれぇ?困るなぁ、アルフィー⋯⋯
ウタハ(何してるんだ、アルフィー⋯⋯)
*ひょっとして答えを教えてる⋯⋯?
ウタハ(ああ、バレてしまったよ⋯⋯)
アルフィーは首を横に振り続けるが、当然メタトンにはバレバレである。
*なぁんだ、そういう事なら⋯⋯こんな問題はどうかな?キミには簡単に答えられる筈だ!
ウタハ「う、うん⋯⋯?」
*ドクター・アルフィーが密かに思いを寄せている相手は?
ウタハ「ほう?Aアンダイン、Bアズゴア、Cニンゲン、D分からない⋯⋯か。分からないって事は無いだろうな。ニンゲンもちょっとな⋯⋯アズゴアは王様らしいし、恐れ多いよな。⋯⋯となると、唯一何も分からないAのアンダインっていう人がそうなのか?」
ウタハはAを回答する。途端に真っ赤になった顔を隠して震え出すアルフィー。
*ほーらね?バレバレだって言ったでしょ?
ウタハ(え?まさか、正解?)
*ニンゲンにまでバレてるよ。ノートの端っこにアンダインの名前を書いたり、プログラミングのコードにアンダインって名前を付けたり⋯⋯
ウタハ(案外アルフィーにも可愛い所があるんだな。まあ、女の子なんだし当たり前か⋯⋯)
*アンダインと同棲してるって設定で、同人マンガまで書いてちゃぁねぇー。
ウタハ(おぉ⋯⋯結構ガチだな⋯⋯)
*はぁ、全く⋯⋯アルフィーが答えを教えちゃうんじゃ、ヤラセになっちゃうじゃないか!はいはいカメラ止めてー!
収録を止めるメタトン。
*でも大丈夫。皆心配しないで!今日は試験放送だからね!次回はもっとドラマチックに!ロマンス要素満載で!バイオレンスてんこ盛りで!お送りしまぁす!
ウタハ(ば、バイオレンスは出来れば勘弁して欲しいものだが⋯⋯)
*それでは皆さん、ごきげんようッ!
そう言うと、メタトンは何処かに飛んで行った。
- 47二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 23:38:10
アルフィー「ただ私の黒歴史を晒されただけじゃないですか!?」
- 48二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 06:21:14
しんじつのラボってアルフィのデートイベ経由して開放しないと行けないんだっけ?
- 49625/02/14(金) 12:37:10
[一方ネルは……]
*兄ちゃん!あ、あ、あ、あ、アレって……!ひょっとしてッ!ニンゲン?
なんだか嬉しそうにサンズに尋ねるパピルス。
ネル(なんか、パピルスって子供っぽい奴だな……)
*んー……いや、アレは岩だな。
*なぁんだ、ただの岩か。
ネル「誰が岩だゴラッ!!」
ネルは自分が岩扱いされた事に怒鳴る。
*い、岩が喋ったぁぁぁ!?
ネルの事をまだ岩だと思っているパピルスは、ネルが喋った事に驚いた。
*いや、違うな。よく見ろよ。岩の前に何か立ってるぜ。
*え?
サンズに指摘され、もう一度ネルの方を見るパピルス。
*えええええぇぇぇぇ!?
どうやら、今度こそネルに気付いたようだ。
ネル(気付くの遅ッ!!)
驚くパピルスに、ネルは呆れていた。
*(あ、アレって……ニンゲン!?)
*(うん)
*信じらんないッ!兄ちゃん、オレ様は遂にやったぞ!アンダインに、褒められる……これで……オレ様は……!人気者!人気者!友達いっぱい!
ネル(コイツ、やっぱ言ってる事可愛いな……)
*……オホン。おい、そこの"チビ"ニンゲン!ここは通さんぞ!
ネル「誰がチビだ!誰が!!いい度胸だ!テメェ、ぶっ殺……」
チビと言われた事にブチギレたネルは銃を取り出そうとした。
- 50625/02/14(金) 12:37:25
- 51二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 12:39:17
あのネルが押されてる…
- 52二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 17:07:28
このssだと3人とは別にニンゲン(inチーちゃん?)もいる状況なんだよね
ゲームの概要よく知らずに虐殺ルート行かなきゃ良いけど… - 53二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 18:05:16
このレスは削除されています
- 54625/02/14(金) 18:07:18
[その頃、先生は……]
*バタースコッチシナモンパイはどうでしたか?
"美味しかったよ、トリエルさん。"
先生はトリエルが作ったバタースコッチシナモンパイを食べていた。
"カズサ達にも食べさせてあげたいくらいだ。"
*カズサ?
"ああ、私の生徒です。"
*ふふっ、そうなのね。
トリエルは優しく微笑む。
"そういえば、トリエルさんも先生を目指してるんだよね?"
*ええ。いつかアナタみたいな素敵な先生になれるかしら?
"間違い無いですよ!!トリエルさんはきっと、凄く素敵な先生になれますよ!!"
先生はトリエルにそう言った。
*ふふっ、ありがとね、先生。こんなおばさんに気を使わせちゃって……
"そんな事無いですよ!"
実際、先生はもっと酷いおばさんを知っている。(比較対象にするのは失礼だが……)
"……ところで、トリエルさん?"
*何かしら?先生?
"遺跡から出て生徒達を捜しに行きたいんだけど、案内してくれますか?"
先生はトリエルにそう言った。
*……
トリエルの表情が曇る。
"お願いします。大人として、先生として、彼女達が、私の生徒達が待つキヴォトスに帰らないと行けないんだ!だから、どうか……"
必死にトリエルに訴える先生。すると……
*……ついて来て、先生。
そう言うと、トリエルは椅子から立ち上がり、何処かに向かって歩き出す。先生もすぐに後を追った。
- 55625/02/14(金) 18:45:03
向かった先は、玄関からすぐの場所にある階段降りた先。そこは上とは打って変わって薄暗い雰囲気の漂う通路だった。
*コレが……
トリエルは通路の終わりにある扉の前で立ち止まる。
*この扉の先に、遺跡の出口があります。
トリエルは先生にそう言った。
"じゃあ……"
*待って下さい、先生。
遺跡から出ようとする先生を止めるトリエル。
*アナタは知らないだけなのよ。ここを出たら、きっとアナタは彼らに、"アズゴア"に殺されてしまう。
トリエルは悲しそうにそう告げる。
*私は、この目で何度も見てきた。ここに落ちて来て、ここを出て行って、そして……死んでしまう。それでも、アナタはこの先に進むの?
トリエルは先生にそう尋ねる。
"勿論だ。そんな理由で生徒を見捨てるなんて、先生として以前に、大人としての責任がなってない!……だから、トリエルさん。どうか……"
先生はトリエルの問いかけに対してそう答えた。すると、トリエルは暫く黙った後、先生にこう告げた。
*……分かりました。私は、アナタを信じる事にします。
"え?"
*アナタの生徒さんを思うその"ケツイ"を、私は信じてみる事にします。
"……!ありがとう、トリエルさん!!"
*ただし、くれぐれも気を付けて下さいね?アナタが死んでしまったら……
"大丈夫だよ、トリエルさん。私が死んだら、生徒達が悲しむからね。そう易々と殺される気は無いよ。"
先生はトリエルに向かって、大人として、かつ先生としての自身の"ケツイ"を語る。
*そうですか。……では、先生。お別れです。
"え?"
*私は、またニンゲンがここに落ちて来る時の為に、ここに残らないとけません。……ですから、先生とご一緒出来るのはここまでなのです。……さようなら、先生。お元気で……
トリエルは先生に別れを告げ、その場から立ち去った。
"……こちらこそ、ありがとう、トリエルさん。"
先生はトリエルに感謝を告げると、遺跡の出口を目指して、扉の先に進んで行ったのだった。 - 56二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 21:47:46
普通にssの出来が良い
ネット小説とか普段から書いてるのかな - 57625/02/14(金) 22:22:44
あ、よく分かりましたね。はい。実は2カ月半前からPixivで小説書き始めてます。あにまんには1ヶ月半前から手を付け始めました。ちなみに、SSを書いたスレはここで7つ目です(今現在進行形で書いてるのはここ含めて4つ)。
- 58625/02/14(金) 22:57:09
その後、遺跡の出口に着いた先生。そこには、アイツが居た。
*成る程ね、感心したよ。
"フラウィ?"
*さっき振りだね、先生。
そう、フラウィが居たのだ。
*先生、自分自身では上手くやったつもりでしょ?
"ひょっとして、トリエルさんの事?"
*そうだよ。でも、この世界では『殺すか殺されるか』だ。
"違う。そんな事は無い。"
フラウィの言葉を否定する先生。対するフラウィは……
*たまたま自分のルールが通用したからって良い気になるなよ。たった1人の命を救ったくらいでさ。フフフ……嘸かし良い気分だろうね、先生。キミは誰も殺さなかった。
と笑いながら言った。
"……つまり、お前は何が言いたい?"
*……もしも、殺人鬼と出くわしたら、先生はどうする?そいつに何度も何度も殺されて……とうとうココロが挫けたら?その時はどうするの?
"何?"
*苛立ちに任せてそいつを殺しちゃう?それとも、この世界を完全に見捨てて、ボクに支配させてくれる?何故ならボクはこの世界の未来を担うプリンスだから。
"黙れ。"
さっきからコイツとの話はストレスでしか無い。それもその筈。先生から見たフラウィは、ベアトリーチェのような奴だったからだ。
*ああ、心配しなくて良いよ。キミを殺して力を奪うつもりは無い。
"そもそもお前に殺される筋合は無い。"
*あっそ……でも、関係無い。だって、それよりももっと楽しい事をやるつもりだからさ。
"楽しい事?おい、お前……"
先生はフラウィに歩み寄ろうとした。……が、その時……
*フハハハ!!アーハハハハハハァ!!
フラウィは笑いながら地中に潜って行った。
("あの花、一体何を企んでるんだ?碌な事じゃないのは確かだが……")
先生はフラウィの事が気掛かりだったが、そのまま進む事にした。
- 59二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 07:58:32
保守
- 60二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 13:54:49
みんな無事でいてくれ!
- 61二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 16:49:25
まあクソ花でも流石に生徒には勝てないだろ…不意打ちするくらいなら出来るだろうけど…
- 62二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 17:06:55
スレ覗いたら初っぱなから切ねえよ…
- 63625/02/15(土) 17:14:20
[ミレニアム・ヴェリタスの部室]
時刻は19:30。C&C、ヴェリタス、エンジニア部、特異現象捜査部、ゲーム開発部に加えてセミナーも様子を見に来ていた。
チヒロ(それにしても、よく作り込まれてるわね、このゲーム。おかげでちょっとハッキングに時間がかかった……けど、あともう少しね……)
チヒロはゲームのハッキングを間もなく終えようとしていた。
コタマ「副部長にしては、珍しく時間がかかってますね。」
ハレ「でも、もう少しだと思うよ。」
ユウカ「はぁ……なんでこんな大事を私達に黙ってたのよ……」
モモイ「なんか思ったよりも凄い事になってるなぁ……」
エイミ「ねぇ、部長。パッと見た感じだと、もうチヒロ先輩だけでもなんとかなると思うよ?私達来る必要あった?」
ヒマリ「まぁまぁ良いじゃないですか、エイミ。それに、チーちゃんが頑張る姿を見守ってあげたかったですからね。」
アカネ「それにしても、UNDERTALEとはどういったゲームなのか気になって調べましたが……」
カリン「ネタバレ厳禁って言われてる事が多いな。」
トキ「まあ、普通にネタバレの情報が出回っていましたがね。」
ヒビキ「ウタハ先輩達、大丈夫かなぁ?」
コトリ「さ、3人とチヒロ先輩を信じましょう!」
ノア「皆さんがこうして集まるのは珍しいですね。」
リオ「私のアリスの件やアトラ・ハシースの一件以来じゃないかしら?」
マキ「何はともあれ、頑張って!副部長!!」
アリス「ウタハ先輩が帰って来たら、今度はアリスも連れてって貰えるように頼みます!」
……などとワイワイやっていると……
チヒロ(よし!これで……ん?何コレ?)
ハッキングを終わらせる寸前、チヒロの目にある2つのデータが飛び込んできた。
チヒロ(気になるし、ちょっと見てみましょうか……)
そして、彼女は自分の知的好奇心に従うまま、そのデータを開いてしまった。決して触れてはいけないその2つのデータの名前は……
『Room264』と『abc_123_a(.ogg)』
🖂︎ ✋︎❄︎🕯︎💧︎ ☠︎⚐︎❄︎ ✌︎ ☝︎✌︎💣︎☜︎📬︎
- 64二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 17:37:41
- 65二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 17:48:16
「*ゲームではありません。」…か。
- 66625/02/15(土) 20:59:31
チヒロ「ッ!?」
気が付くと、チヒロは何も無い真っ暗な空間に立っていた。
チヒロ「え?何これ⋯⋯どういう事!?」
チヒロがそう叫んだ次の瞬間⋯⋯
チヒロ「ヒィッ!?」
突如として、6人の灰色の何かが彼女を取り囲む。そのあまりの不気味さに、チヒロは思わず声を上げた。
チヒロ「な、何!?」
チヒロがそう言うと⋯⋯
*Hello.He-he-he-have some respect and don’t spoil the game.
白いモヤがかかった幽霊のような人物が話し始める。
*It’s impossible to have mysteries nowadays,
今度は人型の小人のような人物が話し始める。
*because of nosy people like you.
その次に話し始めたのは、トカゲのような見た目の少女だった。
*Please keep all of this between us.
そのまた次に話し始めた存在は、地面から頭だけが生えて下を向きながら大きく裂けた口でニヤついている。
*If you post it online,I won’t make any more secrets.
その後、スーツのような服を着た高身長の男が話し始めた。
*No one will be impressed.
頭が貝のようになっていて、真珠のような大きな目玉がある人物が話を始めた。
*It will be your faaaaault.
先程のスーツの高身長の男が手に持っていた顔のような物が話しかける。
*He-he-he-he-ha-he-he-ha-he-he.
最後に、最初の幽霊のような人物が笑い声を上げた。
チヒロ「何⋯⋯なんなの?」
全てを聞き終えたチヒロは怯えていた。それもその筈。いきなり何も無い真っ暗な空間に放り出され、不気味な人物達に話しかけられているのだ。怖いと思わない方がおかしい。
- 67625/02/15(土) 20:59:48
すると、次の瞬間⋯⋯
*He-he-he-
*?̷̢̛҉҉̷̢͡҉̨͡҉̵̶̷̨̨̕͡҉̵̷̵̧̛͢͞҉҉̢͝?̶̧҇҉̴̷̷̧͜͠͝҉҉̶̷̡̢͠͠҉̸̷̸͢͜͝͠҉̴͜͝?̸̢̕҉̶̷̴̧҇̕͢҉̷̶̴̨̨҇͝҉̷̷̸̨̢̛͡҉̸̧͝?҉҇͢҉̷̷̢҇҈҇͢҉̸̶̸̨̧̕͡҉̶̷̨̕҈̨̛҉҈̡͠?҉̧͠҉҈̷̵̢̛͢͞҉҉̶҇͢҈̢͝҉̶̷̷̡̧͡͞҉҉̧̕?̴̢̛҉҉̷̵̢̧͝͝҉҈̶̴̢̡̕͡҉҉̷̷̧̛̛͜҉̵͢͞?̸̢͝҉҉̷̨̕҉̢͠҉̷̶̶̢̡͠͠҉҉̷̴̢̧҇͠҉̷̨̕?̶̧͝҉̴̷̧҇҉̨҇҉̵̶҇͜҉̢̕҉̴̷̸̧̢҇҇҉҉̢͡?҈̨̕҉̷̷̢̛҈̨͡҉҉̶̴̧͢͞͡҉̶̷̴̢͢͡͡҉҉̨҇?҈̡͡҉̵̷̸̢̡͞͠҉̵̶̸̢͜͠͠҉̴̷̴̡̧͡͡҉̴̢̕?҈̡͠҉̶̷̵̢̡̕͠҉̴̶̷̢̕͜͠҉҈̷̵̨͜͝͞҉̶̧̛?̶̡̛҉̸̷̸̧̢͡͞҉҈̶͜͡҉̡͝҉̶̷̷̢҇҇͜҉̶͢͞?҈̧҇҉̵̷̸̢̨͞͡҉҈̶̴̢̧̛̕҉҉̷̴̧̕͜͠҉̶̢͡?̸̕͜҉̴̷̷̧̛͢͞҉҉̶̡͡҉͜͠҉̷̷̨̛҉̡҇҉̸̛
*He-he-he-he-ha-he-he-ha-he-he.
彼らは一斉に笑い出し、バグったかのように体が霞み始め、笑い声と共に消えた。
チヒロ「⋯⋯な、何なのよ、これ⋯⋯い、いや!!ここから出して!!!」
チヒロは恐怖のあまり、膝から崩れ落ちて泣き叫んでいた。
しかし、現実は彼女に更なる恐怖を与える。
*不吉な予感が空気中に漂う⋯⋯
*こんな事はあり得ない。
- 68二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 21:40:32
きちんと怖いコシヒカリ博士…
- 69625/02/15(土) 23:04:50
チヒロ「今度は、何?」
突如として、不協和音と共に謎の男の声が何処からともなく聴こえてきた。
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チヒロ「……ッ。」
覚悟を決めたのか、チヒロはゆっくりと、声がした方を振り向いた。
- 70二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:06:53
大丈夫だ
チーちゃんなら軽率な真似はしない - 71二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 01:51:06
ミイラ取りがミイラにならないことを祈る…
- 72625/02/16(日) 09:05:37
チヒロが振り向くと、前方に一人佇むのは黒いコートを羽織り、顔に二つの亀裂が入る長身の男性。
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チヒロ「⋯⋯ッ!!」
チヒロは絶句した。目の前に居る男からは、得体のしれない恐怖が感じ取れた。
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チヒロ「何?貴方は誰なの?」
チヒロは恐る恐る、その謎の男(mysteryman)にそう問いかける。
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男は自己紹介を始める。
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男は「ドクター」という肩書付きで「ガスター」と名乗った。と同時に、この時を待っていた事を明かす。
チヒロ「"待っていた"ってどういう事?」
チヒロがそう尋ねると、ガスターは不気味な笑みを浮かべる。その笑みはチヒロを不安にさせた。
- 73二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 14:53:21
気丈なイメージあるチヒロがビビるとは相当なんだろうな…
- 74625/02/16(日) 15:28:53
すると⋯⋯
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チヒロ「え?」
ガスターの周りに8つの白い何かが現れる。よく見ると、それは人間の手の骨のような見た目をしていたが、その手には円い穴が空いていた。内左右1つずつの計2つは本来手があるであろう位置に、残りの左右3つずつ計6つは彼の背後に浮遊していた。
チヒロ「な、何を⋯⋯」
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チヒロ「それってどういう⋯⋯」
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チヒロ「何⋯⋯?貴方は一体何なの?」
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チヒロ「⋯⋯ッ!?」
- 75625/02/16(日) 15:30:30
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チヒロ「私達の世界?」
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突如として辺りの空気が変わった。不吉な悪寒がチヒロを襲う。
チヒロ「⋯⋯ッ!!」
チヒロは怖くなり、その場から逃げようとしたが⋯⋯
✉️ ☝︎︎☼︎✌︎✞︎✋︎❄︎✡︎ 💣︎✌︎☠︎✋︎🏱︎🕆︎☹︎✌︎❄︎✋︎⚐︎☠︎
チヒロ「あ、アレ?体が動かない!?どうなって⋯⋯」
いきなり体が重くなり、思うように動けない。
✉️ ✋︎🕯︎💣︎ ☠︎⚐︎❄︎ ☝︎⚐︎✋︎☠︎☝︎ ❄︎⚐︎ ☹︎☜︎❄︎ ✡︎⚐︎🕆︎ ☝︎☜︎❄︎ ✌︎🕈︎✌︎✡︎📬︎ ☠︎⚐︎🕈︎ ☹︎☜︎❄︎🕯︎💧︎ 👌︎☜︎☝︎✋︎☠︎ ❄︎☟︎☜︎ ☠︎☜︎✠︎❄︎ ☜︎✠︎🏱︎☜︎☼︎✋︎💣︎☜︎☠︎❄︎📬︎ ❄︎☟︎☜︎☼︎☜︎🕯︎💧︎ ☠︎⚐︎ 🏱︎⚐︎✋︎☠︎❄︎ ✋︎☠︎ ☼︎☜︎💧︎✋︎💧︎❄︎✋︎☠︎☝︎📬︎
チヒロの体が宙に浮く。彼女は抵抗を試みたが、どうにもならなかった。そんな彼女の顔を、ガスターの手の1つが掴もうとする。
チヒロ「や、やめ⋯⋯」
✉️ ♑︎□︎□︎♎︎♌︎⍓︎♏︎📬︎
- 76二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:32:42
諦めるな!
- 77625/02/16(日) 21:33:48
コントローラーが せつぞくされていません。
アタマが せつぞくされていません。
どうたいが せつぞくされていません。
ウデが せつぞくされていません。
アシが せつぞくされていません。
ハダが せつぞくされていません。
ミミが せつぞくされていません。
カオが せつぞくされていません。
クチが せつぞくされていません。
ココロが せつぞくされていません。
さくじょ されました。
マキ「副部長!副部長!!」
チヒロ「⋯⋯え?ま、マキ?」
チヒロはマキに揺さぶられていた。
コタマ「良かった。急に気を失うもんですから心配しましたよ?」
ハレ「取り敢えず、無事で良かった。」
チヒロの目が覚めた事を確認したハレとコタマも安堵する。
ヒマリ「⋯⋯え~っと、それで?ハッキングは上手くいったのですか、チーちゃん?」
ヒマリがチヒロにそう尋ねる。
チヒロ「と、取り敢えずは⋯⋯」
チヒロのヒマリの問にそう答えた。
モモイ「おお!」
ヒビキ「じゃあ、ウタハ先輩達の事をお願いしますね?」
コトリ「宜しくお願いします!!」
チヒロ「⋯⋯分かった。」
ヒビキとコトリに頼まれ、チヒロはゲームを起動した。その際、彼女は誰にも気付かれないくらい小さな小さな声でこう呟いていた。
チヒロ?「✉️ ☯︎❒︎♏︎♎︎♋︎♍︎⧫︎♏︎♎︎☸︎」 - 78二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:30:10
何やったんだよコシヒカリぃ!?
- 79二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:42:11
ソウル抽出されちゃったか…?
- 80二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 01:51:55
大丈夫だゴミ箱にに入っただけだまだ復元出来る
- 81625/02/17(月) 08:40:26
[その頃、ネルは……]
ネル「取り敢えず、あのパピルスって骨の奴について分かった事を一言でまとめるなら、『バカ』だな。」
[数分前]
*偉大なるパピルス様が、阻止してやるからなッ!
サンズからの忠告を受け、元の場所に戻った後、パピルスは普通に話を続けた。
*キサマを捕らえて!
ネル「はぁ。」
*都に連れて行って!
ネル「はぁ。」
*そして……そしてッ!
ネル「そして……?」
*……後は知らないけど。
ネル「いや知らんのかーいっ!!!」
ネルは思わずパピルスにツッコミを入れた。
*とにかく!キサマ……覚悟しろ!
ネル(いや、覚悟しろって言われても……)
*ニャハハハハハハハハ!
楽しそうに笑いながら立ち去って行くパピルス。
*上手くいったな。
ネル「え?」
*心配すんなって。悪いようにはしないぜ。オイラに任しとけよ。
ネル「……ああ、頼んだ。」
ネルがそう言うと、サンズもその場から去って行った。
- 82二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 09:32:37
ちーちゃんがコシヒカリに乗っ取られてしまった…
- 83二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 09:47:47
いやまだだ!だってあのチーちゃんだぞ!
- 84二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 17:43:29
- 85二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:40:18
- 86二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 22:27:45
- 87二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 00:30:16
コシヒカリよ…甘いんじゃないか?チーちゃんと皆の絆の力を舐めてはいけない
- 88625/02/18(火) 08:18:54
その後、色んなイヌに襲われたネルだったが、実は一匹も殺していない。
理由は……
アスナ「リーダー、見て見て〜♪」
ネル「うおっ!?アスナ、そのイヌは?」
アスナ「なぁんか、ミレニアムの生徒の1人の親戚さんが飼ってるイヌなんだってさ!」
ネル「そうか。で?なんでお前がそのイヌを?」
アスナ「率直に言うとね、イヌ飼いたい!」
ネル「はぁ?」
アスナ「だってだって可愛いじゃん!!」
ネル「いや、アタシは嫌だし、アイツらも嫌って言うぞ?絶対に。」
アスナ「もう言われた!」
ネル「じゃあ、ダメに決まってんだろ!!」
……という事が数日前にあった。
ネル(はぁ、イヌを傷付けんのは止めとくか。アスナがぜってぇに泣くし……)
ゲームの中とはいえ、アスナは多分泣く。黙っていても、確実に直感でバレて泣く。そしたら面倒な事になるのは考えなくても分かる。なら、傷付けるような真似は止めておこう。
ネル「でも、ちょっとだけアスナの気持ちが分かったかもしれねぇ……可愛いわ、イヌって。」
ネルはイヌ達と触れ合い、アスナに少しだけ共感が出来た。
ネル「……帰ったら、アカネとユウカを説得してみるか。」
- 89二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 10:07:52
全員生存いけるか!?
- 90二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 12:33:48
- 91625/02/18(火) 13:03:55
- 92二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 13:07:28
- 93二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 13:09:49
今思うとコシヒカリはゲマトリアみたいだな…研究者だし…
- 94二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 15:43:57
- 95二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 18:56:25
- 96625/02/18(火) 22:26:28
ネル「ん?雪だるま?」
その後、ネルは雪だるまを見つける。
*こんにちは。ボクは雪だるまです。
ネル「いや、見たまんまじゃねぇか。(……っていうか、コイツ雪だるまなのに喋れんのかよ!?)」
ネルは雪だるまが意志を持っている事に内心驚いていた。
*ボクのユメは世界旅行……でも、生憎ボクはここから動けません。
ネル「まぁそりゃ雪だるまだしな。」
*旅人さん。もし良かったら、一つお願いしても良いですか……?
雪だるまはネルにそう尋ねる。
ネル「ん?なんだ?アタシに出来る事なら……」
ネルは雪だるまの頼み事を聞く事にした。
*ボクの体から雪を採って、遠くへ運んで欲しいんです。
雪だるまはネルにそう頼む。
ネル「そんな事で良いのか?まあ良いか、お安い御用だ。」
ネルは頼み事が予想外に簡単な事に拍子抜けと言わんばかりの反応をしたが、快く雪だるまの頼み通り、雪だるまの体を採る事にした。
*良かった……どうか宜しくお願いします!
ネル「ああ、任せとけ!」
*(雪だるまのかけらを手に入れた)
- 97二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 07:53:52
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- 98二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 12:13:10
割と素の対応でベストコミュニケーションとれているの良いよね
- 99二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 15:37:14
- 100二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 18:03:09
- 101二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:53:18
みんな割とフットワーク軽くて柔軟に対応してるの好き
- 102625/02/19(水) 23:15:58
その後……
*ウヒョウ!ニンゲンがやって来たぞ!
ネル(めっちゃ嬉しそうだな……)
*ここは通さん……我が兄と共に、パズルを仕掛けてやったッ!
ネル「パズル?」
*そうだッ!このパズルは中々……ショッキングだ!
ネル「ショッキングだと?」
*その通り。何しろその名も……
ネル「その名も?」
ネルは身構える。一体どんなパズルを仕掛けたのだろうと思っていると……
*「透明ビリビリ迷路」!
ネル「って、意外と普通じゃねーかっ!!!」
ネルは思ったよりありふれたパターンのパズルが出て来た事に拍子抜けな反応をした。
*この迷路の壁に触れると……このオーブから、強力な電撃が発生するッ!
ネル「ん?そのオーブから?」
*そう!どうだ、素晴らしいだろう?
パピルスがネルにそう問いかける。
ネル「まぁ、すげぇっちゃすげぇか。」
*そうだろう?そうだろう?最も……キサマに取って、これは、悪夢の始まり……余裕をかましていられるのも、今の内だ!
ネル「まぁ、それなら楽しみにしておくよ。(ま、アタシなら余裕だがな)」
*はーい、それじゃ、始めー!
パピルスがスタートの合図をする。
ネル「……」
ネルは少し考えた後に、ある事に気が付いた。
ネル(そういや、電撃が発生するオーブって、パピルスが持ってるから……)
ネルは試しにテキトーに一歩踏み出してみた。すると……
(ビビビビビビビビビッ!!!)
- 103625/02/19(水) 23:16:32
ネル(やっぱりか……)
パピルスが持っているオーブから電撃が発生し、パピルスが丸焦げになった。
*ちょっと!兄ちゃん!何やらかしたのッ!
ネル「なぁ、そのオーブさ、アタシが持ってねぇと意味ねぇんじゃねぇか?」
*ああ、オイラの代わりに説明してくれてありがとな。
サンズはネルが代わりにパピルスが電撃を食らった理由を説明した事を感謝する。
*ああ、そっか。
ネル(気付いてなかったのかよ……)
*はい、じゃ、これ持って。
パピルスはネルの元まで行き、電撃が発生するオーブを渡す。
ネル「お、おう。(正解のルートの足跡残っちまってるけど、良いのか?)」
*はい、始めー!
元の位置に戻ったパピルスは、改めて開始の合図を告げる。
ネル(とりま、足跡通りに行ってみるか……)
結果、ネルはあっさりそのパズルを突破。
*凄い!おのれ!ちょこざいなッ!こんなにあっさりクリアするとは!
ネル(いやだって、答えが丸分かりだしな……)
*まあ良い!次のパズルはそうはいくまい!何しろ我が兄、サンズの作品だからな!
ネル「え?サンズが?」
*そうだ。キサマは間違いなく、途方に暮れる!オレなら間違いなく、途方に暮れる!
ネル「って、お前が途方に暮れてどうすんだよっ!?」
パピルスにツッコむネル。
*ニャハハハハ!
それを気にも留めず、笑いながらムーンウォークでその場から立ち去るパピルス。
- 104625/02/19(水) 23:19:28
*ありがとな……おかげでアイツ、スッゲェ楽しそうだ。
その場に取り残されたサンズがネルに礼を言う。
ネル「ど、どういたしまして?」
*そうそう。パピルスが着てるコスチュームだけど、2週間前のコスプレパーティー用に作ったんだ。
ネル「そうなのか?」
*ああ、それ以来ずっとあれしか着てなくてさ。
ネル「え?マジかよ?」
*マジだ。本人曰く「戦闘用ボディ」らしいんんだけど。
ネル「そ、そうなんだな……」
*ホント……パピルスってイケてるよな?
ネル「……ああ、そうだな。じゃ、また後でな、サンズ。次はお前のパズルだったか?」
*ああ、そうだ。じゃ、また後でな。
そう言って、ネルとサンズも別れた。
ネル(サンズ、弟思いで良い兄貴じゃねぇか、お前。最初のダジャレの時はリオみてぇな奴だって思ったけど、そういうとこはモモイみてぇだよ……)
- 105二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 08:16:39
スノーフル滞在中に先生とネルは合流出来そうかな?
- 106二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 08:44:01
物語も後半戦
逸れたみんなも少しずつ合流していきそう - 107625/02/20(木) 08:54:40
その後、サンズのパズルに挑むネル。
ネル「何だこれ?」
それは「モンスターキッズもじさがし」と書かれた紙だった。おそらく何かの本のページを切り取った物なのだろう。
ネル「これ、簡単じゃね?……しかもさ。」
ネルはそのメモも地面に置き直し、パピルス達の方に歩を進める。
ネル「別に解かなくても良くね?さっきと違って、解かなくても普通に進めるし……」
*兄ちゃん!素通りされちゃったよッ!
ネルが普通にパズルを無視してこっちに来た事に不満を抱くパピルス。
*あれ?やっぱり今日の新聞のクロスワードの方が良かったかな?
ネル(いや、そういう問題じゃねぇだろ……)
*なにィッ!クロスワードッ?聞き捨てならない失言だッ!
ネル(は?なんでそんなに怒ってんだよ?)
*オレ様に言わせれば……
ネル(言わせれば?)
*「おこさまチャレンジ」のパズルよりも難しい物は無いッ!
ネル「は?」
*え?お前本気で言ってんのか?あんなの赤ん坊用だ。
ネル「……」
ネルは眼の前の骨兄弟がスッゲェ下らねぇ事で言い争っている光景を見てただ黙っていた。
- 108625/02/20(木) 08:55:04
*よくも……言ったな……
ネル(完全にバカにしてるもんな……)
*おい、ニンゲン!キサマはどう思うッ?
ネル「え?アタシ?」
*そう、キサマだ!「おこさまチャレンジ」とクロスワード、難しいのはどっちだと思うッ?
ネルはいきなり変な質問をされた事に、一瞬頭がフリーズしかけたが、こう答えた。
ネル「お、『おこさまチャレンジ』じゃねぇか?(取り敢えず、パピルスに賛同しておくか……)」
取り敢えず、ネルはパピルスを気遣って「おこさまチャレンジ」と答えた。
*ハ!ハ!やはりな!
嬉しそうなパピルス。
*ニンゲンはかなり、賢いようだッ!
ネル「……そ、そうか?」
*勿論だ!「おこさまチャレンジ」が難しいと答えた、それが、何よりの証拠!
ネル(いや素直に喜べねぇよ!)
*ニャーッハッ!ハハッ!
パピルスは笑いながら去って行った。
*ネル、さっきは「おこさまチャレンジ」って言ってくれてサンキュー。
ネル「ああ、気にしなくて良い。アタシが勝手にやった事だ。」
*へへ、そうか。どの道、ホントにありがとな。実はパピルスの奴、昨日は星占いを解こうとしたんだぜ?
ネル「そ、そうなのか……(案外、ヒマリと気が合いそうだな……)」
*じゃ、このまま頼むよ。
ネル「ああ、分かった。」
サンズに頼まれ、ネルはこのままパピルスを楽しませてあげる事にした。
- 109625/02/20(木) 09:32:28
その後も色々なパズルをやらされたが、ネルは普通に突破した。次第にパピルスもネルの事が本気で気に入ったらしく、普通にフレンドリーな話し方をするようになった。ネルもそんなパピルスの愛着が湧いてきた。
ネル「ただ一つ、文句を言うなら……」
*何だ?
ネル「料理の腕前はなんとかなれねぇのかよ!?」
ネルはサンズに向かってそう叫ぶ。
*ああ、パピルスのスパゲッティか。
[それは数分前の事……]
ネル「何だこれ?パピルスの書き置きか?」
ネルはテーブルに置かれたスパゲッティの横に置いてあるメモを読む。
*おい、ニンゲン!このスパゲッティを、食べやがれ下さい
ネル「……文章おかしくね?」
続きを読む。
*(キサマは知らないだろうが、これは罠だ……まんまと引っ掛かったなッ!食べるのに夢中になって……先へ進めなくなるぞ!またしても、偉大なるパピルス様のドッキリにハマったなッ!)ニャハハのハ パピルス
ネル「全部書いちまってるじゃねぇか!!これじゃ意味ねぇだろ!?しかも罠の内容が地味過ぎだろ!!っていうか、ドッキリって何だよドッキリって!?つぅか、そもそも……」
ネルはそのスパゲッティを見る。
ネル「カッチカチに凍って食品サンプルみてぇになってるから食えねぇよッ!!」
ネルは暫く考えた後……
ネル「ハァ……ま、食うだけ食ってみるか……」
取り敢えず、ネルはスパゲッティをなんとか解凍して食べる事が出来た。ちなみに、お味の方はと言うと……
ネル「まっず……」
……という事があった。
*まぁ、それに関してはしょうがねぇよ。でも一応、アイツが今まで作った中では良く出来た方なんだぜ?
ネル「いや、あれでかよ……」
*ああ。きっと、来年には食えるもん作れるようになるさ。
ネル「いやちょっと待て!?そもそもあれ食えるもんじゃねぇのかよ!?アタシ食っちまったよ!!そういうのは早めに言えよ!!」
*おっと……ま、まぁ……あ、安心しろよ。悪くて腹壊す程度だ。
ネル「どの道食えるもんじゃねぇよ!!!」
この後、ネルはお腹を壊した。
- 110625/02/20(木) 11:02:45
[そして……]
*さてと、ここがスノーフルの街だ。
ネル「へぇ、結構のどかなとこだな。」
サンズとネルはスノーフルの街の入口に居た。
*なぁ、ネル。
ネル「何だ、サンズ?」
*アンタ、もうすぐパピルスと戦うつもりだろ。
ネル「まぁな。でも、出来る事なら殺すような真似はしたくねぇな。」
*へぇ?そりゃなんでだ?
サンズがネルにそう尋ねると……
ネル「アイツ、案外良い奴みたいだしな。殺すのはちょっと……」
*そうか。
サンズは暫く黙った後、ネルにこう言った。
*アイツが今度は何をするつもりなのかはいオイラにはサッパリだ。ま、オイラから言える事は……青い攻撃の事について気を付けろって事だな。
ネル「ご忠告どうも。」
*パピルスは街の出口に居る筈だ。
ネル「サンズは行かないのか?」
ネルがサンズにそう訊くと……
*ああ、ちょっと"やる事"ができた。じゃ、武運を祈るよ。気を付けてな、ネル。
ネル「ああ、色々とありがとな、サンズ。」
2人はお互いに別れを告げると、ネルはパピルスに会いに、スノーフルの出口へ、サンズは"やる事"を済ませる為に、最初にネルと出会った場所へ向かった。
- 111625/02/20(木) 12:07:49
[ちょうどその頃……]
"へ、ヘックシュンッ!!"ガクガクブルブル
先生は遺跡から出た後、スノーフルの森で迷子になっていた。
"ううっ!寒い!!"ガクガクブルブル
先生は寒さに震えながらも歩を進める。
"なんか、懐かしいな。初めてアビドス砂漠に来た時もこんな感じで遭難して、暑さで死にかけたっけ?今回は氷雪地帯の森で遭難して、寒さで死にかけてるけど……"ガクガクブルブル
……とそこへ……
*おい、ニンゲン……
"うわっ!?"
*おっと……思ったよりも過剰に驚かれちまったな。
サンズがやって来た。サンズと先生はお互いに自己紹介をした。
*……ところで、アンタ。ひょっとして、ネルの知り合いか?
サンズが先生にそう尋ねる。
"え!?ネルを知ってるの!?"
先生はサンズがネルの事を知っている事に驚いた。
*ああ、ついさっきまで一緒に居た。
"ホントに!?"
*ああ。ついて来いよ。オイラ、近道知ってんだ。
"ありがとう、サンズ。"
先生はサンズに礼を言った。
*……と、その前にちょっとだけ寄り道するか。
- 112二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 18:09:57
ようやく合流か?
- 113二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 18:33:27
ネルとイズナがコユキが飛ばされたSEKIRO世界に行ってしまいそう
- 114二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 18:43:44
個人的にモモイやアリスにstrayやminecraft dungeonsの世界に行って欲しい気持ちがある
- 115二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 18:46:51
取り敢えずこのスレはUNDERTALEだな
さて先生ネルウタハチヒロはどうなるか… - 116二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 19:22:23
ニンゲン(チー米)がどう動いていくのかも気になる
- 117625/02/20(木) 22:24:14
[ミレニアム]
時刻は23:45。各務チヒロは1人その場で"とある人物"を待っていた。
???「お待たせしてしまい申し訳ありません、各務チヒロさん……いえ、🕈︎♓︎■︎♑︎📬︎👎︎♓︎■︎♑︎⬧︎📬︎☝︎♋︎⬧︎⧫︎♏︎❒︎さん。」
チヒロ「遅いですよ、黒服さん。」
黒服「クックック、いやはや申し訳ありません。」
チヒロ「全く、今回は貴方達と私達の重要な契約を成立させる大事な機会だというのに……」
黒服「……あの、せっかくですし、『各務チヒロ』さんに"喋らせる"のではなく、"ご自身で喋られて"はいかがですか?」
黒服がそう指摘すると……
チヒロ?「……まぁ、確かに……❄︎☟︎✌︎❄︎🕯︎💧︎ ❄︎☼︎🕆︎☜︎ ❄︎⚐︎⚐︎📬︎」
チヒロは自分自身で喋ろうとするが、やはり自分の言葉になってしまった。
黒服「おっと……ガスターさん、ご自身の言葉がそのままですよ?」
黒服がガスターにそう伝える。
ガスター「ああ、すまない。やはり、各務チヒロの声を借りて喋るしか無いな。」
ガスターは自分自身の声ではなく、チヒロの声を使って喋る事にした。
黒服「では、そろそろ本題に入りましょうか、クックック。」
ガスター「ああ、これが私の"ケツイ"の研究の全てだ。」
黒服「拝見しましょう。」
ガスターが渡した研究の記録を一つ一つ確認する黒服。
黒服「クックック、はい。確かに受け取りました。では、どうぞ。こちらが我々の"神秘"の研究の全てです。」
ガスター「確認させて貰おう。」
黒服が渡した研究の記録を一つ一つ見ていくガスター。
ガスター「うむ。確かに受け取った。これで私の契約は成立だな。」
黒服「クックック、契約……というよりもほぼ取引のようなものですがね。」
- 118625/02/20(木) 22:24:30
ガスター「……まあな。では、次だ。」
ガスターは話題を次に進める。
黒服「はい。我々ゲマトリアは貴方の研究チームの一員に加わりましょう。その代わりに……」
ガスター「ああ、私と私のフォロワー達は、キミ達『ゲマトリア』に加入する事を承諾しよう。」
黒服「これで私の契約も成立ですね、クックック。」
ガスター「まぁ、これも私の契約同様、ほぼ取引だがな。」
黒服とガスターはお互いにお互いの研究を共有していた。
ガスター「礼を言おう。これで私の実験を次のステージに進められる。」
黒服「こちらこそ、お礼を言わせて貰います。貴方のおかげで、ゲマトリアを再結成出来ます。」
ガスターと黒服は互いに礼を言った後も、幾つか自分達の研究についての話を暫くしていた。
黒服「……と、そろそろ戻らなくては。」
ガスター「そうか。中々有意義な時間だったよ。また会おう、黒服。」
黒服「ええ。またいつかお会いしましょう、ガスターさん。クックック。」
ガスターに別れを告げると、黒服はその場から立ち去った。
ガスター?「……さてと、それじゃあ……」
その場に残されたガスターも立ち上がる。
チヒロ「そろそろ私も戻りましょうか。」
そして、チヒロはヴェリタスの部室に戻って行ったのだった。
- 119二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 00:55:30
戻っ…た?
- 120二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 09:45:20
割とピュアなネルパイセン
好き - 121625/02/21(金) 10:35:09
*ニンゲンよ。
ネル「何だ?」
*複雑な感情について、語っても良いか……?
ネル「急にどうした?……まぁ、別に良いけどよ。」
*それは……自分と同じように、パスタを愛する者を見つけた喜び……
ネル(腹壊したけどな……)
*自分と同じように、パズルが得意な者への憧れ……
ネル(まぁ、なんだかんだで解けはしたからな……)
*イケてて、頭も良い奴に、イケてると思われたいという願い……
ネル(なんだかんだでパピルスとは仲良くなったからな、アタシ……)
*これこそ……キサマが今、抱いている感情だなッ!
ネル「いやアタシの話だったんかいッ!!」
絶対に自分の感情の話をしていた、と思っていたネルは思わずツッコむ。
*オレ様には、そんな気持ちさっぱり分からんがッ!
ネル「いやじゃあなんで語ってたんだよッ!?」
立て続けにパピルスにツッコむネル。
*何しろオレ様は偉大なるパピルス様だからなッ!
ネル「……」
相変わらずの変化球っぷりにネルは多少呆れていた。
*友達が沢山居る奴の気持ちなんて、普通に知ってるし!
ネル「そうか……」
*孤独なニンゲンよ……キサマは哀れだ……
ネル「いや、それは違うな。」
*え?
ネル「確かに、今バラバラに分かれちまって1人だけだが、アタシには沢山の信頼出来る仲間が居るんだ。だから、アタシは孤独でも哀れでもねぇよ。」
ネルは笑顔でパピルスにそう告げた。
- 122625/02/21(金) 10:36:30
*そうか……そうなんだね……
少し悲しそうな表情をするパピルス。
ネル「ああ、それともう一つ。お前とも、そんな仲になりてぇんだよ。敵じゃなくて、その……友達として、な。」
*……え?
ネル「だってお前、結構良い奴じゃねぇか。お前なら、きっとアタシらとも仲良くなれる。」
*良いの!?じゃ、じゃあ……
ネルに賛同しかけたパピルスだったが、そこで踏み止まる。
*……いや、ダメだ。やはりそんな事は、許されん!オレ様は、キサマの、キサマ達の友達にはなれないのだッ!キサマはニンゲン……オレ様が、捕まえなければならんのだッ!
ネル「……」
*キサマを捕まえれば、オレ様の長年の夢が叶うッ!強くて!人気者で!有名人!それが、このパピルス様!
パピルスは戦闘態勢を調える。
*じきに……ロイヤル・ガードの一員になる男だッ!
*パピルスに行く手を塞がれた!
- 123二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 11:04:15
♪:Nyeh Heh Heh!
- 124二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 19:31:42
黒服とコシヒカリで黒米
チーちゃんとコシヒカリでチー米
先生とトリエルで先トリ
ネルと骨兄弟でホネル
ウタハとアルフィーでウタアル
クソ花とベアおばでクソおば
カップ名付けるならこうかな?(ネーミングセンスがアズゴア並の壊滅っぷりだけど……) - 125二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 19:32:31
決戦
- 126二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 22:38:46
このレスは削除されています
- 127二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 00:51:25
米が異質すぎる…
- 128二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 08:30:00
保守
- 129二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 09:06:00
今見に来てbgm流し始めたらちょうど追いついてしまった……
- 130二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 09:54:48
物語も後半戦
さあどう動くか…
楽しみ - 131二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 13:52:43
- 132二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 18:07:04
- 133二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 18:30:54
ネルなら軽率な真似はしないと信じたい
- 134625/02/22(土) 20:06:34
- 135625/02/22(土) 20:06:54
ところが、次の瞬間……
ネル「ん!?イッタ?!」
突如として、体が重力に引っ張られるような感覚に陥る。咄嗟の事に対応出来なかったネルは、即座に飛んで来た骨に思いっ切り被弾した。
ネル「は!?どうなって……」
*キサマは青くなった!これがパピルス様の「青攻撃」だッ!
ネル「は!?どういう事だよッ?!」
困惑するネルにパピルスは骨攻撃を続ける。
*ニャハハハハ!
ネル「あ、ヤッベ……」
見事にネルは全ての攻撃に被弾した。
*キサマは弱過ぎる!こんなに簡単に捕まえられるとはなッ!
ネル「うぐぐ……」
*これからキサマを、「プリズンゾーン」に閉じ込めてやるッ!
ネル「『プリズンゾーン』?!」
*そうだ!兄ちゃんが言うところの……
ネル「サンズが言うところの?」
*「ウチのガレージ」だッ!
ネル「ただの物置じゃねぇかぁぁぁッ!!!」
ネルはパピルスにそうツッコんだ。
*キサマはイヌ小屋行きだぞッ!
ネル「豚箱な?」
*えっと……うん、多分それ。
ネルはそのままパピルスに連行された。
*ニャハハハハ!
- 136二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 20:17:30
戦闘が長引いてミスが増えるのはアンテ、デルタあるあるだよね
- 137二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:31:20
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- 138二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 00:52:51
- 139625/02/23(日) 07:39:12
パピルスが言うところの「プリズンゾーン」(サンズ曰く、「ウチのガレージ」)に監禁されたネルはそこに置かれていたパピルスの書き置きを読んだ。
*悪いが、アンダインが来るまで、この部屋で大人しくしといて貰う。ごゆっくりおくつろぎ下さい!お食事と、休憩場所も、ご用意しました!ニャハハのハ パピルスより
ネル「……」
ネルは部屋にあった物を一通り調べた。あったのは、押すとキュウキュウ音が鳴る骨のオモチャと、犬用のベッド、そしてただのカリカリのドッグフードだった。
ネル「ホントにイヌ小屋じゃねぇかっ!!……っていうか、なんでパピルスはニンゲンをイヌと勘違いしてんだよっ!?あと、やっぱ敵相手に敬語とかおかしいだろっ!!し、か、も、だっ!!!」
ネルは鉄格子の隙間を通り抜けた。
ネル「……そもそも脱獄すんの、簡単過ぎだろぉぉぉぉぉぉ!!!」
そう、そもそも鉄格子の隙間が大き過ぎて、普通に通り抜けられるのだ。
ネル「はぁ……まぁ、パピルスらしいというか何というか……」
少し呆れつつも、物置小屋から出るネル。
ネル「さて、パピルスのアレには流石に驚いたが、大体どういうもんかは分かったな。」
ネルはパピルスとの戦いで起きたあの現象を思い出す。
ネル「おそらくアレは、重力を倍増する系の能力だろうな……あの瞬間から急にアタシは自分の身体全体で重みを感じた。つい今さっきまでよりも、全身が重くなったみたいだった。」
次の瞬間、ネルはニヤける。
ネル「確かに初見殺しな力だが、もう要領は掴めた。アレはアタシには通じねぇぞ、パピルス?」
ネルはそう言うと、パピルスが居るであろうスノーフルの街の出口に再び向かう。
ネル「行くぜ、パピルス!!リベンジマッチだッ!!!」
- 140二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 09:01:49
- 141二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 12:55:24
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- 142二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 15:47:43
さあ…リベンジだ!
- 143625/02/23(日) 21:41:16
- 144625/02/23(日) 21:49:37
[パピルス・再戦終盤]
苦戦しながらもパピルスの攻撃を的確に躱し続けるネル。そして遂に……
*喰らえ!オレ様のスペシャル攻撃!
ネル「来たか!!」
ネルは身構える。パピルスがスペシャル攻撃を放ったその時……
ネル「あれ?」
*うおぉぉぉいッ!?
現れたのは、骨を噛じっているイヌだった。
*それはオレ様のスペシャル攻撃じゃないかッ!!
ネル「おお……マジか……」
*おいッ!そこのアホイヌ!聴こえてるのか?その骨を噛じるんじゃないッ!!
パピルスにそう怒鳴られた事に驚いたイヌ。すると……
*止めろッ!何をする気だッ!オレ様のスペシャル攻撃を返せッ!!
イヌはその骨を持って居なくなってしまった。
ネル「その、ドンマイ……」
*……
暫く黙り込むパピルス。
*仕方ない。こうなったら、「ウルトラかっこいい普通の攻撃」を使うしかないな。
ネル「ただの通常攻撃じゃねぇかッ!!」
ネルはこんな時までパピルスにツッコんでいた。
*パピルスは普通の攻撃を準備している。
- 145二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 23:41:16
- 146二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 08:58:46
本気出せば相手瞬殺出来るけどいつもハンデ戦を強いられているゾロみたいな状態なネル
- 147625/02/24(月) 09:15:26
無事に銃をフル活用しまくってパピルスの「ウルトラかっこいい普通の攻撃」を乗り切ったネル。
*どうだ……!ハァハァ……分かったかッ!ハァハァ……キサマにオレ様は倒せんッ!
ネル「へへ、そうだな……。ハァハァ……けど、お前だってアタシを倒せねぇ!!ハァハァ……」
*だが見ろ!ブルブル震えているではないかッ!
ネル「そうかぁ?アタシにはお前が震えているように見えるぞぉ?」
※実際はどっちも疲れて目眩いがしてるだけ……
*……
ネル「……」
暫く沈黙が続く両者。
*ではここで偉大なるパピルス様が、情けをかけてやろう!ニンゲンよ、キサマを逃がしてやるぞ!・ネル「そんじゃ、お前の頑張りに免じて、アタシはお前を見逃してやるよ、パピルス!」
同時にほぼおんなじ内容のセリフを言う2人。
*……
ネル「……」
また暫く黙り込む両者。
*にょほほほほ……
- 148二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 17:02:36
先生かウタハ!早く止めてあげて!
- 149625/02/24(月) 22:50:12
*キサマのように貧弱な者すら、倒す事が出来ないとは……アンダインに呆れられてしまうな……オレ様はロイヤル・ガードになんてなれないし……友達の人数だって、増えはしないだろうッ!
ネル「いや、それは違うな。」
ネガティブな言葉を吐き続けるパピルスにそう言うネル。
ネル「ここに、お前の友達になってくれる奴が1人居るじゃねぇか!!」
*え?ホントに!?
ネル「ああ。」
*でもオレ様達以外誰もここに居ないと思うけど?
ネル「ちっがーうッ!!アタシだよ、ア、タ、シッ!!!」
*え!ホントにッ?オレ様と、友達に、なってくれるのッ?
嬉しそうにそう尋ねるパピルス。
ネル「ああ?バカかお前?この状況でアタシが嘘吐くメリットなんて何処にあんだよ。」
*それなら……特別に……キサマを許してやっても良いだろう!
ネル「へへ、その言葉を待ってたぜ。」
パピルスのその発言で笑顔になるネル。
*ウヒョウ!デートに行く前から友達どまりだなんて……流石オレ様!
ネル(何言ってんだ?)
*友達を作るには……ダメダメなパズルをやらせて、バトルをすれば良かったんだねッ!
ネル(ぜってぇちげぇだろ……)
*ニンゲン、キサマは、色んな事を教えてくれた。
- 150625/02/24(月) 22:50:26
ネル「ネルだ。」
*え?
ネル「美甘ネル……それがアタシの名前だよ。」
*そうか、分かった!じゃあ……
名乗ったネルに対し、パピルスは……
*改めて名乗ろう!オレ様の名前はパピルス!世界で一番クールでグレートで最高のスケルトンだッ!
ネル「ああ、知ってるよ。」
お互いに名乗ったパピルスとネル。
*ニンゲン……いやネル。キサマとオレ様はこれで正真正銘の友達だ!よって、ここを通って良いものとするッ!
その後、ネルに地上に出る方法や地下世界の王様の事について教えるパピルス。
*そんな訳で!話が長くなったな!
一通りの説明をネルにし終えたパピルス。
*オレ様はウチに帰って、キサマの頼れる友達として、待機しておく!
ネル「ああ、たまに相談とかに……」
*いつでもデートしに来て良いぞ!
ネル「いやデートの話かぁいッ!!」
最後の最後までパピルスにツッコむネル。
*ニャハハハハハハ!
パピルスは文字通り宙を舞うようなステップでその場を去った。
ネル「……取り敢えず、早く行くか。この世界、思ったよりも危険かもしれねぇからな。特に先生のとこに急がねぇと。」
ネルもスノーフルの出口に向かって歩を進めた。
- 151二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 23:45:47
- 152二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 08:22:46
スレも終盤戦
バラバラだったみんなは集まりかけ
物語は収束していく
かもしれない - 153二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 13:50:00
チヒロ「わたしは しょうきに もどった!」
- 154二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 15:35:23
ウォーターフェルのfun値イベント扉を見つけられればチーちゃんを救出できる…のかな?
- 155二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 22:41:57
- 156二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 08:21:23
期待のあさほ
- 157625/02/26(水) 08:27:50
[ミレニアム]
コトリ「どうですか、チヒロ先輩?」
チヒロ「取り敢えず、ゲームには入れた。後はウタハ達と接触すれば良いだけ。」
ユズ「……」
モモイ「ん?ユズ、何やってんの?」
マキ「もしかして、UNDERTALE?」
ユズ「いや、正確に言うと……『UNDERTALE AU』だね。」
モモイ「UNDERTALE……」
マキ「AU?」
ユズ「そう。AUっていうのは、Alternative Universeの略。つまりは二次創作だよ。」
モモイ「へぇ、二次創作があるんだね。」
ユズ「うん。しかも結構沢山あってクオリティが高い物も多いんだよね。世界観とかコンセプトも多彩で……」
チヒロ?(ほぅ?)
マキ「今は何やってんの?」
ユズ「AfetertaleのGeno!Sans_fightと___taleのink!Sans_fightだね。」
チヒロ「ねぇユズ?その話、私にも詳しく教えてくれる?」
ユズ「え?良いけど、なんでですか?」
マキ「あ!さては副部長も興味が湧いたの?」
チヒロ「まぁね。私もUNDERTALEのクオリティには驚かされたからね。その二次創作群って聞いてちょっと気になったの。」
モモイ「だよねだよねぇ。このおゲームは魅力的だもんねぇ。」
ガスター(実に興味深い。私も時空に発生する歪みを研究している際に偶然発見したもの。我々が居る世界とは別の世界……所謂『並行世界』。まさかこんな所でも確認出来るとはな……しかも、その詳細を知れるとは……つくづく好都合だな……)
- 158二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 08:29:24
ink!さんならコシヒカリも看破出来る…か?
- 159三日月蓮25/02/26(水) 08:39:29
- 160二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 08:44:00
AUかぁ……本格的に絡むのかコレ?
- 161二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 11:59:19
誰かチーちゃんに気付かないのか!?
- 162二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 15:03:26
というか本スレがもう残り2割しかない
保守する余裕はもうないからこれ以上の保守は止めておくか
本スレで完結するか次スレに続くのか
いずれにしても楽しみにしてます - 163二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 17:08:03
- 164625/02/26(水) 22:05:31
- 165二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 22:15:52
大作の予感
- 166二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 08:02:09
みんなチーちゃんの異変に気が付かないのか鈍ちんがと思ったが、鈍ちんの方が上手くいくこともあるかもしれない
変に深読みしない選択の方が結果的に助かるかもしれない - 167625/02/27(木) 08:12:15
[ウォーターフェルにて]
ネル「……」
*どうかしたか?オイラ、仕事を掛け持ちしてんのさ。おかげで休憩時間も2倍。
ネル「いやそれはおかしいだろっ!!なんで仕事量が増えてんのに休憩も増やすんだよ!?」
パピルスとの戦いの後、ネルはウォーターフェルの入口でサンズと、意外な人物と出会った。
ネル「……っていうか、何しれっと先生もぐうたらしてんだよっ!!」
"ごめん……つい……でも、無事にネルと会えて良かったよ。"
そう。そこには先生も居たのだ。
ネル「まぁ、それはそうだけどよ……」
ネルが先生との再開に喜びつつも、先生のだらしなさに呆れていると……
*ああ、そうだ。今からグリルビーズに行くけど、来るかい?
先生とネルにそう尋ねるサンズ。
ネル「……アタシも疲れちまったし、行くか……」
"じゃあ、私も。"
*そこまで言われちゃしょうがない。仕事を切り上げて行くか……
ネル(ぜってぇに仕事をサボる口実にしたかっただけだよな?)
サンズが屋台の小屋から出て来る。
*こっちだよ。オイラ近道知ってんだ。
"へぇ、そっちに近道があるんだね。"
ネル(またあのよく分からねぇ力を使うつもりか……)
ひとまずネルも先生もサンズと一緒にスノーフルのグリルビーズに行く事にした。
- 168625/02/27(木) 12:17:37
*ほら、もう着いた。皆、お疲れー。
"うおっ!?ホントだ!!"
サンズの近道を経由してグリルビーズにやって来た3人。
*サンズ、ちッス!
*(サンズ、元気サ?)
最初にサンズに話しかけたのはイヌの夫婦「イヌッス」と「イヌッサ」だ。
*サンズ、調子はどうだ?
*サンズぅ〜、いらっしゃ~い。
ネル(あれ?サンズって案外慕われてんのか?)
次々とサンズが客に話しかけられている様子を見て、ネルは少し意外に思った。
*サンズ、ついさっき朝飯食いに来たばっかじゃないか?
1人の客がサンズにそう尋ねる。
*いや、最後に食いに来た朝飯は30分も前だぜ?
ネル「いや30分しか経ってねぇのかよっ!!」
サンズにツッコむネル。
*ブランチなら、ついさっき食いに来たけどな。 ツクッテーン
ネル「いやしかもその間にも来てたのかよっ!!!」
立て続けにサンズにツッコミを入れるネル。
*まぁ、座れよ。
サンズは先生とネルにそう言った。
"ああ、うん。そうさせて貰うよ。"
ネル「アタシもお言葉に甘えて……」
そうして、2人が目の前のカウンター席に腰掛けた時……
((ブゥゥゥゥゥゥ!!ププゥゥゥゥゥ⋯⋯))
2人「"は?"」
*おっと……席を選ぶ時は気を付けな。どっかのアホがブーブークッション仕掛けてたりするからな。
ネル「サンズ……お前、やったな?」ゴゴゴゴゴ
*"……(汗)"
ネルの圧に、サンズと先生はただ黙り込んだ。
- 169625/02/27(木) 12:18:50
*……んじゃ、取り敢えずオーダーしようぜ。
場の空気を切り替えようと、サンズが2人にそう言った。
*何食う?
"私はバーガーにしようかな……"
ネル「じゃ、アタシもそれで……」
*ああ、良いねぇ。
2人のオーダーを聞いたサンズが、グラスを拭いているメガネをかけた火の玉の男に話しかける。
*よう、グリルビー。バーガーを3つ、頼むぜ。
「グリルビー」という名のその男は、サンズからのオーダーを聞くと、店の奥へと消えて行った。
*ところでさ、ネル。
ネル「うん?」
*アンタ、どう思う……?
サンズがネルにそう訊いた。
ネル「どうって?」
*パピルスの事。
ネル「ああ。」
どうやらサンズは弟のパピルスの話をしようとしているようだ。
ネル「イケてる……とアタシは思うぞ?」
*ま、当然だな。アンタらもあのコスチュームを着ればイケてるスターになれる。
ネル「いやそれは遠慮しとく。」(即答)
速攻でネルはそう言った。
*そうか?
サンズはネルの返答に対し、そう言った。
*アイツ、余程の事が無い限り、アレを脱がないからな。
"え?ずっと同じ服を着てるの?"
それに対し、先生は少し不潔に思ったようだ。
*ああ、安心しろよ。毎日ちゃんと洗ってるから。……着たままシャワー浴びるって意味だけど。
2人「"ええ……?"」
- 170625/02/27(木) 12:19:58
……と、そんな事を話していると……
*お、飯が来たぜ。
グリルビーがバーガーを3人前用意してくれた。
"おお!"
ネル「パピルスのスパゲッティと違って美味そうだな。」
*ケチャップかけるか?
サンズが2人にそう訊く。
ネル「アタシは要らねぇや……」
"私も別に……"
*じゃ、オレが全部貰うわ。
そう言うと、サンズはケチャップをそのままガブ飲みした。
2人「"え。"」
*ん?どうした?
2人「"いや、何でも……"」
取り敢えず、2人はあまり突っ込まない事にした。
*……で、パピルスだけどさ。
サンズは話題をパピルスに戻す。
*アイツが頑張り屋なのは認めるだろ?
ネル「ああ、そうだな。」
*ロイヤル・ガードになる為に、地道に努力してるしさ。
"へぇ、弟さんは良い子ですね。"
*先生、別にタメ口で良いぞ?
"ああ、なら遠慮なく。"
先生はサンズに敬語を使うのを止める。
*それでさ。
話を続けるサンズ。
- 171625/02/27(木) 12:20:28
- 172二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 19:01:29
ケチャップをガブ飲み…塩分がヤバいことに…
- 173二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:03:16
このレスは削除されています
- 174二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:28:12
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- 175二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 07:57:29
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- 176二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 16:21:08
>>"言葉を話す花"
(・・先生?)
(・・ネル?)
- 177二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 17:01:05
AUは……先に言って欲しかった……(吐血)
- 178二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 22:49:09
- 179二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 00:35:22
- 180二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 09:07:43
- 181625/03/01(土) 09:32:31
"『言葉を話す花』!?"
ネル「うおっ!?ビックリした……先生は知ってんのか?」
先生がいきなり大声を出した事に驚きつつもネルはそう尋ねた。
"う、うん……"
先生は頷く。
*そっか。先生はもう知ってたのか。そいつは……"エコーフラワー"っつって……沼地のあちこちに生えてる。
("あれ?")
先生は自分が想定していた花とは違う花が出て来た事に首を傾げたが、単なる勘違いだろうと思い、口には出さない事にした。
*この花に応えると、その言葉を何度も繰り返すんだ……
ネル「えっと、それがなんだってんだ?」
ネルがサンズにそう訊く。
*実はパピルスがさ、この前変な事言ってたんだ。
"変な事?"
*ああ。
サンズは話し始める。
*どうも「一人で居ると時々……花が一凛現れて話しかけてくる」だそうだ。
ネル(ん?待てよ?エコーフラワーって生えてくるもんなんだよな?しかも話しかけてくる?最後に聞いた言葉を繰り返すだけなのに?)
話を聞いてる最中、ネルは違和感に気付き、首を傾げていた。
*褒めてくれたり……アドバイスしてくれたり……励ましてくれたり……予言をしたりするって言うけど……
("待てよ?まさかその花って……")
先生はその花の正体がほぼ間違いなく"アイツ"である事を確信する。
*……おかしいよな?
ネル「確かにな。」
*きっと誰かがエコーフラワー使って誂ってんだ。
ネル「……かもな。」
*アンタらも気を付けといてくれよ。頼んだぜ。
"……忠告どうも。
- 182625/03/01(土) 17:22:17
*さてと、随分長い事休憩しちまったぜ。
そう言うと、サンズは席から立ち上がる。
*仕事が山積みなのにアンタらが引き止めるから。
ネル「いやアタシらのせいなのかよっ!?」
*そうそう……オイラ金欠だから、ついでにお勘定も頼んで良いか?
ネル「いやしかもアタシらが奢んのかよっ!?」
"えっと、おいくら?"
サンズに怒鳴るネルだったが、先生は大人のカードを取り出そうとしていた。
*10000Gポッキリだ。
ネル「たっけぇぇぇぇ!?!?!?!?」
ネルは思わず叫ぶ。
ネル「んだよその金額はっ!?完っ全にぼったくじゃねぇかっ!!!マジでいい加減にしろよっ!!!」
サンズにブチギレるネル。
*じょ、冗談だ……(汗)
サンズも流石にビビったようだ。
*グリルビー、今日もツケにしといてくれ。
ネル「いやしかもいつもなのかよっ!?」
終始サンズにツッコミ続けるネル。
*ああ、それと……
ネル「ああ?まだ何かあんのか?」
店から立ち去ろうとしたサンズは何かを言おうと、ネル達に向き直る。
*……なんか言おうとしたけど、忘れたから良いや。
ネル「……んだよ、それ。」
そうして、再度店を出ようとしたサンズは立ち止まる。
*待て。今思い出した。
そう言って、2人の元まで戻って来た。
*今からオレが言う事をよく覚えとけよ?
そして、サンズは周りの誰にも聴こえず、しかし2人には確実に聴こえるくらいの小さな声で、先生とネルの耳元でこう呟いた。
- 183625/03/01(土) 17:22:31
- 184二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 20:01:48
地下組はそろそろウォーターフェル編か
手ミーさん達に癒やされて欲しい - 185625/03/01(土) 23:13:12
2人「"え?今、なんて?"」
*ああ、すまん……「fun66」って言ったんだ。
"fun66?それは一体なんだい?"
先生がサンズにそう問いかける。
*アンタら、これからウォーターフェルに行くつもりだろ?
ネル「そうだけど、それがなんだ?」
ネルがそう訊くと……
*コレはウォーターフェルの"とある場所"を指し示す一種の座標さ。
"座標?"
*ああ……そして……
サンズは声を低くしてこう言った。
*もしそこに、本来存在しない筈の通路に扉っがあったら……
サンズは間を置いた後、こう言った。
*いや、噂話は良くねぇな。人前で、それも本人の前で他人の噂をするなんて失礼だからな。
ネル「は?どういう事だよ?」
ネルがそう尋ねると……
*そうだな。強いて言うなら、コレだけだな。
"え?"
*アンタらに一つ忠告だ……
サンズは目を閉じ、暫くの沈黙を挟んだ後に、2人にこう告げた。
* 手 で 話 し か け て く る 奴 に は 気 を 付 け ろ よ 。
- 186二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 02:11:21
- 187625/03/02(日) 07:20:18
分かりました(それとご親切に注意事項を教えてくれてありがとうございます)。
- 188二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:37:28
- 189625/03/02(日) 13:26:20
サンズは言いたい事を全て言えたのか、何も言わずに店から出て行った。
ネル「サンズにしては、らしくねぇ事ばっか言ってたな。」
"確かにね。"
残された2人は、サンズの奇妙な話の内容に理解が追いついていなかった。
"取り敢えず、ウタハを捜しにウォーターフェル……だったっけ?に行こうか。"
先生はネルにそう言うと、席から立ち上がる。
ネル「あ!先生、ちょっと待ってくれ!!」
ネルも先生に続こうとしたが、ある事を思い出す。
"ネル?どうしたの?"
先生がネルにそう尋ねる。
ネル「ちょいとこの街に用事があったのを思い出したから、寄り道させてくれ。」
ネルは先生の問いかけにそう答えた。
"えっと、よく分からないけど……ネルがそう言うなら、分かったよ。"
ネル「ありがとな、先生。」
ネルは席から立ち上がる。
ネル「じゃあ、ついて来てくれ、先生!アタシの新しいダチを紹介してやるよ!!」
ネルはそう言うと、先生と一緒に先程友達になったばかりの"あの骨"の家に向かった。
- 190二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 17:23:35
果たしてむこうはダチだと思っているか否か
- 191625/03/02(日) 22:44:06
"さてと、それじゃあ……"
*(プルルル プルルル……)
"うん?"
ネルが新しい"ダチ"を紹介する為にスノーフルの街に出た途端、先生のスマホから突然着信音が鳴り響く。
ネル「あ?誰だ?こんな時に……」
"取り敢えず、出てみるか。"
(ピッ!)
*Hello! Can I speak to G……
"え?"
ネル「は?」
先生とネルは突然かかってきた通話の相手が英語で話しかけてきた事に驚く。すると……
*……あれ?番号間違えたかな……?
すると、いきなりスマホから軽快な音楽が流れてくる。と同時に、通話相手の歌声が聴こえてきた。
*間違え〜たよッ!ごめんなちゃいッ!かけ間違えたヨ気不味いヨッ!間違え〜たよッ!ごめんなちゃいッ!かけ間違えたヨさよな〜らッ!
*(ツー……)
2人「"……ん?"」
終始意味不明だった通話の内容に、先生もネルもフリーズした。(氷だけに? ツクッテーン)
- 192625/03/02(日) 22:44:37
*(プルルル プルルル……)
チヒロ「電話?取り敢えず、出てみましょうか。」
*あ、今度は間違えなかった。博士、無事にそちらの情報がこちらにも共有出来ました。いつでも計画を進められます。
チヒロ?「……」
ガスターは通話相手の話を聞くと、満足気な笑みを浮かべた。
ガスター「報告ご苦労。では、指示があるまで待て。良いな?」
*分かりました。
ガスター?「それよりも、言わなくちゃいけない事があるんじゃなかったっけ?」
チヒロが通話相手にそう言う。
*あ!そうだった!えっと……どうせなんで歌いますね。
再び軽快な音楽が流れてくると同時に、スマホ越しに通話相手の歌声が聴こえてくる。
*1スレ目〜は終わりだよッ!2スレ目〜に続く〜よッ!残りは感想で埋め〜てねッ!2スレ目〜は貼っとくねッ!2スレ目に続〜くヨさよな〜らッ!
*(ツー……)
ガスター?「そういう訳だから、今"見ている人達"……」
チヒロ?「🖂︎ ♑︎□︎□︎♎︎♌︎⍓︎♏︎📬︎」
……2スレ目に続く。
- 193二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 22:47:54
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- 194二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 22:48:21
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- 195二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 23:15:17
チヒロがガスターにやられたのが痛いな…
- 196二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 06:48:45
立て乙です。
- 197二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 09:01:52
最後メタいw
- 198625/03/03(月) 10:55:47
すいません、ガスターらしい終わり方にしたかったので……
- 199二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 11:33:04
かなーりオモシロい
- 200二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 11:34:24
200ならPルート