- 1二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 16:35:18
「オラァ！テメェぶつかってきといていい度胸だな！？慰謝料払えや」
「うわああ！ごめんなさい！」
男の恐喝は一向に止まらない…どうしよう！
「不届！」
その瞬間華麗なる手刀が不審者を襲った。ドサッと倒れた男の背後には自販機をゆうに超える身長の長髪の男がそこに立っていた。いやに存在感がある。
「当たり屋…ノットオシャ！栃木から消え去るがいい…」
不審者は警察に連れ去られ、長身の男と俺だけが残った。
これが俺と蟻生くんとの出会いだった…。 - 2二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 16:35:41
モブ俺×オシャのオシャ受け擬似恋愛RPGスレです。当然のように恋愛要素が入ってきます。
選んだ選択肢によって好感度が変わるぞ。
5日目の終わりに好感度8を超えれば恋人ルート突入。
好感度が15を超えたまま7日目を越え、正しい選択肢を選べばゲームクリア。
好感度がマイナスになるとゲームオーバー
EDは基本グッド、トゥルー以外は差分です。
問題あったら爆破オシャ。 - 3二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 16:37:05
- 4二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:01:36
このレスは削除されています
- 5二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:10:35
3
- 6二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:11:06
3
- 7二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:11:18
ここは3
- 8二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:12:21
3！
- 9二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:13:41
直球勝負が吉と出るか凶と出るか
- 10二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:15:20
輩ともども警察に引き渡されてしまった。ノットオシャ…。
好感度が1下がった
GAMEOVER
段階を踏んで距離を詰めるとオシャだぞ！ - 11二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:15:58
不審者判定されてて草
- 12二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:21:45
とりあえず1か2を選んだ形で巻き戻し
好感度も戻ります
「気にするな。オシャを極めし者として当然の行為…。」
大男はイナバウアーのような姿勢をとりながらそう言った。
「ではオシャらば。」
好感度変化なし
〜学校〜
転校初日からえらい目にあった。新しいクラス、ドキドキするなあ…ん？あれは…！
1.さっき助けてくれた人…！
2.思わず見惚れてしまった…
3.一目惚れしました！僕と付き合ってください！
- 13二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:23:39
1
- 14二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:34:14
ksk
- 15二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:38:49
3
- 16二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:40:52
1
- 17二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:43:33
「さっき助けてくれた人…あの！」
「少年(ボーイ)、まずは朝礼を先に済ませると良い。俺、は気にせんさ…」
輝きながら男はそう言った。オシャクール。
好感度が1上がった。
〜校内・お昼休み〜
あのボーボボ空間の八尺様みたいな人にお礼を言わなきゃ…！
あっ、あの人！キラキラしてるからすぐわかる！友達とご飯を食べてるみたいだ！
「お前は…。俺、に何の用だ？」
1.さっきのお礼をしたくて…。
2.一緒にご飯を食べませんか？
3.お守りに自撮りを送ってくれませんか？
- 18二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:44:00
3
- 19二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:45:07
1
- 20二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:45:35
1
- 21二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 17:58:28
- 22二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 18:23:31
2
- 23二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 18:50:59
2
- 24二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 19:02:28
ksk
- 25二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 19:03:32
2
- 26二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 19:14:03
１
- 27二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 19:32:23
「お、キャラメルか。一口サイズで風味もオシャ。ありがたく受け取ろう。」
(ここにくる前よく通ってたお店のバイトさんの影響で買ったんだ。なぜか縁起が良くなるようにって言ってたんだけど、なんだろう？)
好感度が1上がった
1日目が終わった…
蟻生くんは変な人だけど悪い人ではないみたいだ…
明日もいい日になるといいな…。
(現在の好感度2 (マックスで3)) - 28二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:03:21
2日目が始まった…
(蟻生くんは今日も元気に…えっ！)
蟻生くんは俺の席の前へ輝きながらクソコラGIF画像みたいにスライドしてきた。
「うわっ、急に何！？」
「転校生を気遣う俺、は即ちスーパーオシャ！最上級のオシャ、オーシャスト、わかるな？」
1.わかんね…
2.わかるよ…
- 29二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:28:15
2
- 30二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 20:42:38
2
- 31二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 21:54:18
2
- 32二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 22:01:12
2
- 33二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 22:02:09
1
- 34二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 03:29:07
このレスは削除されています
- 35二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 11:21:14
保守
- 36二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 11:58:59
「む、わからんか」
蟻生くんはノ村先生作画のかんたんフェイスで答えた。
「まあいい。オシャは徐々に身につけていくものだからな…。これからもオシャを求めて励むがいい…！」
好感度が1上がった。
お昼休みが終わって俺は新しくできた友達と談笑しながら廊下を歩いていた。
ふと人だかりに目をやる。
蟻生くんだ！蟻生くんがキラめきながらI字開脚をしている！すごい可動域だ！なんで？
目が合ってしまう。
「俺、やわらか」
蟻生くんはキメ顔でそう言った。
1.オシャすぎる
2.俺もやる
- 37二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 12:50:02
ノ村先生のデフォルメ顔いいよね
- 38二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 15:00:51
2
できるのか？ - 39二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 15:19:03
2
お前もオシャになるんだ！ - 40二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 15:26:11
2
- 41二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 16:55:39
2
- 42二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 19:10:43
俺らはしばらくシンクロナイズドスイミングのように足を天空へ伸ばしていた
周囲はオシャの輝きで満ちていた。たまにシャッター音が鳴った。
「おい足邪魔なんだよボケカス！しまえや」
サッカー部の同級生に怒鳴られるまで続いた。
好感度が1上がった - 43二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 19:13:27
「おい転校生。」
蟻生くんが声をかけてくる。
「どうしたの？」
「朝も言ったが何か不安なことがあるなら俺、に言え。全部の対応は無理かもしれんがヒマな奴への取り次ぎくらいはしてやる。オシャにな」
「そんな…」
「遠慮するな」
投げウィンクをして蟻生くんは去っていった…
2日目が終わった…蟻生くんはやっぱり良い人だ…どんどん気になってくる…
明日も会えるといいな…
(現在の好感度4(マックスで5)) - 44二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 00:47:44
俺得スレすぎる
楽しみに続き待ってます - 45二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 09:43:22
3日目
体育の授業の後。着替えをしていると蟻生くんに声をかけられた。
着替え！？
蟻生くんも勿論着替え中で、鍛えられた体が見えている…
「おいおいどーした？別に男同士だろーが。」
1.そうは言っても…
2.蟻生くんの御神体肉眼で見ちゃった…
- 46二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 10:36:07
御神体！？
- 47二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 17:59:12
ちょくちょく主人公の言い回しが変なのは変人なのかオシャ空間に呑まれてるからなのかどっちなんだ
- 48二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 19:31:28
2
- 49二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 19:37:53
2
- 50二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 19:40:11
2
- 51二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 19:46:58
「お前、そこまで俺を崇拝して…？」
蟻生くんが目を見開き口元を手で押さえる。
「訂正しよう。お前の目を俺の光で焼くわけにはいかない。衣を纏って再度降臨するから待っていろ。」
そうしてクラスメイトでバリケードを作ってその中に消えた。頭は普通に見えている。
「なんか変なことやってる」
「いつもだろ」
クラスメイトは快くバリケード役を引き受けたようだ。
「降……………臨……」
眩しい…。
好感度が1上がった。 - 52二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 19:49:29
このレスは削除されています
- 53二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 20:09:34
安価忘れてたのであげなおし
〜お昼〜
「あれ？蟻生くんお昼ご飯一人？」
「む、友人と予定が合わなくてな。よければ一緒にどうだ？」
「ええ！？」
いきなりの誘いに慌てる。ドキドキしながら一緒にご飯を食べることになった…。
蟻生くんのお弁当はおむすび、サラダチキン、その他野菜系のおかずだ。
きんぴらごぼうを綺麗な所作で口に運んでいる…。
1.蟻生くんの食べ方綺麗だね
2.蟻生くんこれ食べてみない？
3.無言で食べるところを眺める。
- 54二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 20:38:20
急にギャルゲーっぽくなったな
- 55二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 21:38:55
3
- 56二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 21:39:41
1
- 57二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:17:25
1
- 58二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:18:33
１
- 59二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:24:45
「綺麗…？」
「蟻生くんって口がちっちゃいし…ガツガツ食べる感じじゃないから…あっ、気に障ったならごめんね。」
「フン…どうせならオシャと言って欲しかったところだが…。」
まんざらでもなかったらしい。
好感度が1上がった
蟻生くんの着替えを見てしまったり、ご飯を食べたり、いろいろ大変だったな…。
明日は刺激の控えめな1日になるといいな…
(現在の好感度6(マックスで7)) - 60二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:26:56
4日目がはじまった…
「蟻生！？コンテンポラリーダンスを！？」サッカー部の先輩が叫ぶ。
「止めるな！」蟻生くんも叫んだ。
「止めろ！サッカー部の評判に関わる！」
「栃木は変人の蔓延る地じゃねえんだ！」
先輩が蟻生くんを羽交締めにしようとしている…！どうしよう！
1.先輩を羽交締めにする
2.蟻生くんを抑え込むのを手伝う
- 61二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:31:27
緩急が激しいんだよなあ…
- 62二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 01:29:51
1
- 63二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 09:14:15
1
- 64二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 09:57:34
1
- 65二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 09:58:03
1やろなあ
- 66二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 11:40:43
「お、お前…何して…！！！？？？」
「〇〇…！」
「いやほんとに何してんの！？」サッカー部の先輩が叫んだ。
蟻生くんはコンテンポラリーダンスを踊り切り、その様子は友人によりtiktokにあげられ大バズりした…。
「〇〇…」トゥンク
好感度が2上がった。 - 67二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 11:43:05
〜お昼休み・外のベンチ〜
蟻生くんが困っているようだ…
「む。〇〇か、どうした？」
「なんか困ってるように見えて…あ！」
蟻生くんの膝を見ると猫が寝息を立てて休んでいた。
「ご覧の通りどうにもならん。」
「わあ…かわいいね」
「…お前は猫が好きなのか？」
「うん！うわー可愛いなあ」
「ふむ…」
1.邪魔だろうから猫逃しちゃうね
2.なでなで…
- 68二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 11:46:00
1
- 69二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 14:39:52
2
- 70二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 14:48:50
2
- 71二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 16:48:35
1
- 72二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 16:55:58
ギャルゲとギャグの温度差で風邪引くんよ
2 - 73二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 19:38:06
2
- 74二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 19:58:23
「えーっと…よかったら撫でてもいいかな？」
猫は邪魔そうだけどどうしても撫でたくなっちゃって申し出てみたら…蟻生くんはすごく嬉しそうな顔をしてくれた。
「！構わん、オシャにたくさんフワつくがいい」
「えっ、いいの？」
「好きなものと触れ合う行為はオシャだからな！」
恐る恐る猫に手を伸ばす…。
うわあ…かわいい…
…撫でてる間、蟻生くんは俺の顔をずっと見てたけど、食べかすでもついてたのかな？恥ずい…。
好感度が2上がった
今日は蟻生くんとぐっと距離が縮まった気がする…！
明日はもっと仲良くなれるといいな…！
(現在の好感度10(マックスで11)) - 75二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 03:56:37
このレスは削除されています
- 76二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 10:52:37
ほす
- 77二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 12:44:01
5日目
〜お昼〜
前の授業の片付けをしていると蟻生くんが近づいてきた。どこかそわそわしている…どうしたんだろう？
「〇〇、今日は空いてるか？一緒に昼飯なんかどうだ？」
「えっ！？」
突然の申し出に驚いてしまう。また友達と予定が合わなかったからとかなのかな…？
1.今日は他の人と食べようかなと思って
2.大歓迎だよ！
3.え…何で…
- 78二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 12:59:27
おかしいな…ふつうに恋愛っぽくなってる…
- 79二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 13:08:42
2
- 80二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 13:12:43
2
- 81二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 13:23:55
さすがに2
- 82二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 13:38:39
2
- 83二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 17:59:20
「！」
蟻生くんが嬉しそうに破顔した。
「そうか！フフ、お前もオシャなこの俺、と一緒の食事を楽しみにしていたように見える。良いだろう！ふさわしいランチをプレゼントしてやる！」
蟻生くんはキラキラしながら答えた。
そんな蟻生くんの様子に僕も嬉しくなってしまう…！
外のベンチで二人っきりで食事をする…。
「ほら、これはお前の好物だろう？この俺、がオシャにくれてやろう」
「ふぐぐ…そんなに食べられないよ…！」
楽しい時間を過ごせた…。
好感度が3上がった - 84二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:03:27
蟻生くんとぐっと仲良くなった…。
少し蟻生くんとの関係性が変わった気がする…？なんだろう…？
(現在の好感度13(マックスで14))
(ルート解放 好感度を15まで上げればグッドエンド。好感度20以上でトゥルーです) - 85二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:05:45
6日目
蟻生くんと仲良くなってきた…！
転校生という立場を抜きにしても、気さくに声をかけてくれたり、一緒にご飯を食べたり…。楽しいな…。
そう思って扉を開けたら蟻生くんがキメ顔決めポーズで柱に寄りかかって立っていた。
1.うわああああ！！！と鞄をぶつける
2.蟻生くん…？(トゥンク) トキメキが止まらない
- 86二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:06:24
2
- 87二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:07:29
2
- 88二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:08:59
2
- 89二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:15:57
あえて1
- 90二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 18:50:00
2
- 91二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 00:20:54
このレスは削除されています
- 92二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 06:41:12
このレスは削除されています
- 93二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 14:32:59
保守
- 94二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 17:45:03
「〇〇…♡(トゥンク)」
俺たちはしばらくオシャトキメキあった…。
サッカー部の同級生に「いや通行の邪魔！」と蟻生くんがケツキックを喰らったが微動だにしなかった。同級生は泣いた。
好感度が2上がった。
急な雨に降られてしまった…。傘を差しながら歩いていると濡れ鼠な蟻生くんと出会う。
「お、偶然だな。何気にするな、別棟までオシャッシュで駆け抜けるだけだ」
1.そう…？
2.傘と上着を貸してあげる
- 95二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 17:50:55
2
- 96二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 20:44:08
これは2
- 97二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:00:31
2
- 98二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:17:37
オシャッシュに期待して1
- 99二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:22:11
ロマンスを求め2
- 100二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:39:31
「運動部なのに濡れたら大変だよ！」
俺は蟻生くんに傘と上着を貸してあげた。
蟻生くんが目を見開く。
「…しかしこれではお前が」
「俺なら大丈夫！それより君のほうが心配なんだ」
蟻生くんの顔が心なしか赤い気がする。
「もしかして風邪？」
大変だ…一足遅かったか？
「風邪ではない。…時間はあるか？あるなら一緒に傘に入って目的地を回った方が良いと思うのだが」
「あっ、本当だね！」
蟻生くんは傘を差している最中柄を握っている俺の手を離してくれなかった。立ちくらみかな？
好感度が2上がった。
なんだか蟻生くんと深い仲になれている気がするけど…気のせいかな…？
もしかして…。いや！流石に考えすぎだろう。
明日も一緒に過ごせるといいな…。
(現在の好感度17(マックスで18)) - 101二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:45:09
7日目
〜教室〜
今日も1日が始まるぞ…！蟻生くんにまずは挨拶…あれ？
「蟻生いたの？」
「めっちゃ静か。雪降るん？」
「サッカー部の朝練がハードだったんだって」
蟻生くんは疲れが溜まっているのかうとうととしている。どうしよう？
1.優しく見守る
2.そこらへんに置いてあったギターで子守唄を弾く
3.いたずらする
- 102二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:46:58
オシャなオシャガグを頼むぞ2
- 103二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:48:05
- 104二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 00:09:13
なぜかそこら辺にあったギターを手に取りナウくてエモい子守唄を歌おうとかき鳴らす。
「転校生…こいつもう頭が…」「蟻生に惚れる奴なんて初めから変だろ」
周りのどよめきを無視し俺は小声で熱唱した…。
「うん…〇〇？」
！しまった！蟻生くんが起きてしまった…せっかく休んでたのに…！
「もしかして…俺のために…歌を…？」
え？
「(トゥクントゥクン…)(ときめきの音)お前…」
あたりにキラキラとしたエフェクトが飛び散り、クラスメイトが「眩しっ」と言う。点描で描いたホワホワが飛び回り、少女漫画のようなトーンが飛び散った…。
「俺も歌おう…蟻生オシャ兵衛…またの名を…シンガーオシャ仏…！」
オペラ歌手のような荘厳な歌声が辺りに響く
俺たちはいつのまにかデュエットを始めていた。
〜osya botoke and ore special mix〜
「おいうるせえぞ！！！！！！！」
サッカー部の同級生に窓割れる勢いで怒鳴られた。
好感度が3上がった - 105二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 00:20:57
〜放課後〜
「こんばんは〇〇。今日も俺、にふさわしい1日だった…」
と挨拶をしてくれた蟻生くんにそうだね！と返す。でも…ん…？
蟻生くんはどこかそわそわしているようだ。よく見ると髪の分け目を変えている！
1.イメチェン？可愛いね
2.(蟻生くんを見て、少し気になることがあって思わず押し黙ってしまう…)
- 106二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 02:07:08
2
- 107二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 02:48:55
2
- 108二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 12:17:12
2 なんかありそう
- 109二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 20:54:35
このレスは削除されています
- 110二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:02:02
「…おい。」
袖をクイと引かれる。
「この俺、のオシャさに今日はより磨きがかかってると思わないか？」
オシャポーズでキラキラを散らしているも、どこか不安そうだ…。
1.そういえば…髪型変えた？生き仏と見間違えちゃってしばらく気づけなかった…
2.押し倒す
- 111二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:04:35
２ィ！！！！！！！！
２ィ！！！！！！！！！！！！！！！！ - 112二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:20:02
冷静に1
- 113二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:21:47
行けぇぇ！やるんだ！２
- 114二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:27:49
2
- 115二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:29:39
流石に見てみたいから2
- 116二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:44:43
蟻生くん最近ずっとそわそわしてるし、何だか距離も近い気がするし…もしかして…！？
だめだ…もう…我慢できない！
「！！！？？？！？！！？！？！？！？！」
「あ…蟻生く」
「ノットオッッッッシャ！！！！！」
蟻生くんは茹で上がるくらい真っ赤になって、バチーンと首が後ろを向く勢いで俺をビンタした。俺は童夢みたいにズン壁した。その後ヤムチャになった。
クラスメイトが慌てて集まってくる。
「えっ、うわヤバッ」
「乱闘でもあったんか！？」
遠くから救急車のサイレンの音が聞こえていた…。
好感度が24下がった。
GAME OVER
終盤とはいえ付き合っていない立場では性急すぎるぞ！紳士はオシャであるべきだ！ - 117二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:49:46
好感度が24下がったでわろてる
- 118二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:53:15
巻き戻して選択肢1のパターン。好感度も元に戻ります。
「！！？？！！」
蟻生くんは顔を赤くする。
「ほ、仏…！？仏などお前…、い、いくらなんでも誉めすぎだろう…」
「ごめん、それとも、観音様…カナ？」
cyun osha…
蟻生くんのときめきの音が聞こえる…。辺り一面に花トーンが広がった…。
「ウチ彼氏に観音様とか言われたらキレるわ」
背後をギャルが通り過ぎていった。
好感度が2上がった。 - 119二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 21:57:32
cyun osha…で爆笑してたら通りすがりのギャルで追撃くらって腹筋ないなった
- 120二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:16:49
蟻生くんとの1日は今日も楽しかった…。
明日も楽しみだな…。
…このままでいいんだろうか？
俺ははっきり自覚した。蟻生くんのことが好きだ。このまま友達同士の関係を続けていて…俺は満足…いや、オシャなのだろうか？
(現在の好感度22(マックスで23)) - 121二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:45:35
8日目
〜教室〜
「〇〇、今日も元気そうだな」
嬉しそうに声をかけてくる蟻生くんに、俺も心が踊った。
「それで〇〇。今日はその…放課後設備点検ですこし練習まで時間がある。どうだ？俺、とオシャに過ごすのは」
1.ごめん、友達と遊びに行く予定があって…
2.蟻生くん…ちょっと話をしたいんだけど…
- 122二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:51:35
攻めろ攻めろ2
- 123二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:05:20
抱けーーーッ 2
- 124二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:09:17
〜裏庭〜
ベンチに隣同士で座った俺たちはしばらく無言だった。
蟻生くんは手持ち無沙汰にそわそわしながら髪をいじっている…。
どうしよう、緊張で胸がバクバクして何も考えられない…！
「〇〇…そういえばこの前通販で…」
ええいままよ！
蟻生くんの手をぎゅっと握る。
「俺、蟻生くんのことが好きです…！」
「…！」
「部活が忙しいのはわかってる…でも君と毎日触れ合う時間がかけがえのないものになってきてるんだ…君の都合を全面的に優先するし、ずっと支えていきたい！どうか俺と…」
告白してしまった…蟻生くんは…あれ？
なぜか体をガクガク震わせて…、下を向いて…。
「心頭滅却すれば火もまたオシャし！」
急にカッと目を見開いた蟻生くんはクソデカボイスで叫んだ。
「走ってくる！」
「え…いやなんで…いやすごっ…速っ、サッカー部速ッ！」
蟻生くんは逃げ去ってしまった…。
追いかけないと！ - 125二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:13:11
「蟻生くん…。」
蟻生くんは駅のホームの通行の邪魔にならない位置で決めポーズをしている。
「ここ、覚えてる？初めて会ったところ…」
「無論だ。あの時のお前はまるで巣から出たての子ウサギのようだった…」
「え、あうん。」
蟻生くんは通行人の邪魔にならない音量の荘厳ボイスで続ける。
「それゆえに俺、を崇拝こそすれど、それ以上の関係になることはないと思っていたのだがな…フ…」
「お前、オシャを極める覚悟はあるか？」
「オシャを…？」
「俺、はこの生涯をオシャの追求に捧げている。それゆえに恋もまたオシャな形でなくてはならない。」
「つまりお前は俺、のオシャ道についていく覚悟をせねばならないと言うことだ。それができないのなら話は終わりだ。お前の気持ちには答えられん。」
告白を、受け入れてくれたってこと！？
これが最後の選択だ。どう答えよう…。
1.勿論だよ…俺は…俺、はオシャをマスターする！
2.オシャの道…俺には…あまりにも険しい…ごめんね
- 126二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:15:04
ここで断ったらどうなるんだろ？ ２
- 127二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:18:27
ここまで来たら1
- 128二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:19:06
頑張れよー 1
- 129二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:35:59
「！！！！！」
蟻生くんの表情がパッと輝いた。
「そ、そうか。それなら…」
照れを繕うように続ける蟻生くんを…俺はぎゅっとハグした。
「！！！…〇〇…！」
蟻生くんは戸惑っていたが、やがて俺の体に控えめに手を回し、顔を寄せてきた。心臓がすごいドキドキ言ってて、顔が真っ赤だ…。蟻生くん…！
周りの人達がパチパチと拍手をしていた。
駅員は生温かい視線を向け、男子高校生はアレ後光の蟻生じゃね？とカメラを向けた。老人は「若さ…」と涙を流す…。
オシャを極めるのはおそらく過酷な道だ。
まだ先は長く険しい戦いになるだろう…。気を抜かずに生きなくちゃ…。
俺たちはまだこの長いオシャ坂を登り始めたばかりなんだから…。
good end〜osya storyは突然に〜 - 130二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:39:35
- 131二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:41:57
元の世界に引き返せないって極楽浄土でも行ったのか？ 1
- 132二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 08:26:49
- 133二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 11:30:50
- 134二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 13:47:27
どうなるのか楽しみ 1
- 135二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 13:48:53
- 136二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 22:30:02
ほ
- 137二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 01:02:58
あれから俺は蟻生くんとの恋人生活を楽しんでいた…。
部活で忙しい合間を縫って一緒にいてくれる蟻生くんには頭が上がらなかった…。
こんな時間がいつまでも続けばいいのに…。
「部活の時間だ。オシャにこなしてくるぞ、じゃあまたな。」
「うん！」
そう笑顔で送り出すと蟻生くんは照れたように笑った。可愛いなあ…。
ん…？
スマホに連絡が入ってるのに気づきアプリを開く。転校前の友達からだ！
『〇〇元気？実はさ、お前の好きなバンドが地元(ウチ)でゲリラライブ行うらしくて…！』
『えっ！？そんな情報出てきてないけど…！』
『テレビのドッキリ企画っぽくてさ、行ったばかりだけどちょっと顔見せに来いよ！』
や…ヤバい！絶対に行かないと…！
俺は急いで高速バスの予約をとった。出費が痛い…！
〜香川〜
はあ…すごいライブだった…。
ん…あれは…？
転校する前に行っていた行きつけの店の店員さんだ。何だかすごく嬉しそう…！
1.話しかけてみる
2.忙しいからいいかな…。
- 138二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 09:55:41
2
- 139二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 12:18:34
- 140二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 21:36:38
せっかくなので挨拶しよう。
「お久しぶりです！」
「あ…〇〇さん！？どうしてこちらに…？」
「ちょっと用事があって…ん？嬉しそうですね…？」
「はい！弟が合宿から帰ってきてて…！みんなでお帰りなさいパーティーしようって…！」
「合宿？ちょっと大袈裟なような…というか今の時期に…？」
「いえ学校のじゃなく、日本フットボール連合…ってところが主催らしくて、ブルーロックっていうプロジェクトなんですよ！」
「あ！あれですか！有名ですよね！U20日本代表に勝ったんでしたっけ」
「弟は補欠だったんですけど…連絡来て大喜びしてました。次はレギュラー取るぞって意気込んでもいましたけどね」
「そっか…！よかったね！成早さん！」
全国大会の結果が芳しくなかったせいか在学中にオファーは来なかったけれど…蟻生くんも諦めずプロ目指して頑張ってるし…、サッカーやってる人達ってみんなキラキラしてていいな…！ - 141二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 21:37:24
〜翌日〜
「む、〇〇。帰ってきてたのか、楽しかったか？」
「うん…！これお土産！」
渡すと蟻生くんは目を輝かせる。大切にする、と言われてしまったけれど、そこまで気負わなくても…。
ライブも本当は蟻生くんと一緒に行きたかったんだけど…流石に遠出で遠慮されてしまったのだ。ちょっと後ろめたい。
「ありがとう、オシャだ。時に〇〇」
「ん？」
少し顔を赤らめているようだ。エッ…まさか…体調が悪いとか！？インフル！？
「その…、行けなかった埋め合わせと言ってはなんだが、俺、の家に来ないか？」
「えっ」
えっ？
エッ！！！！？？？？？？！！！！！ - 142二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 21:38:26
〜翌日〜
今日はいよいよ蟻生くんの家に…！
「い…一応準備はしてきたけど…ま…まさかそんなふうに…」
考えすぎだと頭を振る。
よし、はじめてのお家デートだ。不備はないようにしなくちゃ。
プレゼントは持ったし、財布もハンカチもティッシュも…、デート用の服には汚れひとつない…これで…！
…
……？
なにか忘れてるような…。
1.何も忘れてないだろ？
2.…俺
- 143二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 21:45:39
不穏…？ ２
- 144二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 21:47:02
あっキャラメルってそういうこと… 2
- 145二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 21:51:11
オシャが監獄行かなくて代わりに成早がなんかあってあそこで落ちずに(潔と戦わず別の奴と戦って引き抜かれた？)三次選考まで合格した時空ってこと…？でいいんだよね？
- 146二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 04:06:30
このレスは削除されています
- 147二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 11:53:05
主人公の正体って…
- 148二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 12:43:23
- 149二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 13:13:11
2
- 150二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 13:15:11
引き返せないってそういうことなのかな… ２
- 151二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 17:56:34
…忘れようとしていた昨日の成早さんの言葉を思い出す。
『合宿が始まる前、願掛けに近所のお寺に行ってきたんです』
『気のせいかな…ちょっと不思議な声が聞こえて…』
『あれは何だったんでしょう…？』
…。
……。
………。
俺にも覚えがある。
あの日…。俺は駅で蟻生くんに一目惚れして…。
思わず告白したんだ…。
『お前が誰だかは知らないが、悪いが気持ちには答えられない』
『俺は高校三年間をサッカーに捧げると決めたんだ』
「そうだ…あの日…俺は…蟻生くんにフラれて…。」
記憶の糸を辿る。
そのあと、意気消沈したままふらついていたらお寺を見つけて…そこで俺は…願ったんだ…。
『蟻生くんと付き合いたい…』と…。 - 152二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 17:57:36
その瞬間目の前がフラッシュを焚かれたように明るくなる。声を上げる間も無く続いたそれに狼狽える。眩しすぎて何も見えない…
やがて光が弱まり、その空間から現れたのは…
「ほ…」
にわかには信じがたいものだった…。
「ほ…仏…！？」
「あなたの頑張りをずっと見ていましたよ」
(エコー) - 153二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 18:04:04
流れ変わったな
- 154二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 18:05:55
詐欺広告のような口ぶりで仏は喋り始めた…。
「あなたは蟻生十兵衛とのイチャラブライフを楽しんでいるようですね…」
「そ…そりゃそうだけど…それが一体なんだってんだ！ほ、仏様？には関係ないだろう」
「大有りです。なぜならそう仕向けたのは他ならぬこの私、ですから…」
「な…！？」
仕向けたって…どういうことだ！？
混乱の中、構わず仏は続ける。
「あれは蟻生十兵衛が中学の頃…。山の上の小さなお寺。そこで私がいつも通り衆生を見守っていると、一人の少年が駆け込んできました。そして彼はこう言ったのです…。
「仏の道を教えてください…」と。」
「な…蟻生くんが…サッカーじゃなく…仏門を！？」
「彼は心に深い傷を追い、仏の道を志したのです。それなのに…！彼はある日突然消えサッカー選手を目指し始めた…。心清らかな彼が仏門に降るのを断念したのは私としてもショックでした。
ゆえにこう思ったのです…。
サッカー選手の道よりも、大切にしたいものができたのならば、ふたたび仏門に降ることを決意するのではないかと…」
「く…！仏のくせに、煩悩まみれな…！」
「あなたの願いと成早朝日の姉の願いはちょうど良いものでした…。成早姉には昔近所のクソガキによって倒れていた地蔵を直してもらったことがありますしね。」
「それにあなたが気づいたところで問題はありません。また最初の8日間を繰り返すだけ…必要なら拡張パッケージを買ってあんあんドスケベルートを追加してもいいかもしれませんね…」
「仏としてどうなんだよそれは」
ぶっちゃけ凄く気になるけど…！
でも…このままでいいのか…！？俺は…！ - 155二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 18:12:35
「不届！」
仏の後頭部に手刀が叩き込まれる。
「あ…蟻生くん！？」
ピンク色のシュシュで髪を纏めている！
かわいい！！！！！…じゃない。慌てながら蟻生くんは答える。
「何してんだ！なんなんだこいつ！？変態か！？」
「変態ではあると思うけど…」
その瞬間あたりの風景がフッと変わる。そこはいつもの俺の自室だった。
「遅いから迎えにきたんだ…そしたら妙な浮遊物体がお前を襲おう？としてるから…！」
と同時に何かDVDパッケージのようなものが落ちた。拾って見てみる。そこには後光を放つ仏が印刷してあり、タイトルはこうなっていた…。
「ロマンチック…オシャ道…？」
「なぜこれが…？」
「蟻生くん知ってるの？」
「ああ。この前通販でお手軽仏キットを買ってな。」
「なんなのそれ」
「それに付属していたDVDだ。そうか…もしかしてこの凶行はそのせいで…？」
「そんなのさっさとクーリングオフしなよ！みるからに怪しいじゃん名前からして！」
「しようかと思ったんだけど、期限が過ぎてて」 - 156二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 18:19:25
「やっぱりメーカーが怪しい商品は買うべきではなかったか…貴様仏じゃないな！？」
「フフ…人の数だけ仏あり、私もまた仏ですよ。あなたという清らかな魂に惹かれたね…。」
そう言うと仏は胸もとのダイヤルを回しカパッと中を開けた。中には高速回転するDVDが入っている。
「仏型DVDプレイヤー！？」
「仏も近代化しているのです」
こともなげに仏は言う。
「ここにあなた方の魂は囚われている…このDVDを破壊しない限り、貴方達は永遠にこの世界を繰り返すこととなる…」
「最早あなたたち人間の抵抗など無力！…仏のパワーでバイツァ・ダストし永遠に終わらないラブストーリーを楽しませてあげましょう」 - 157二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 18:22:36
辺りがぐるぐると目まぐるしく変わっていく…！このままだとまた…1日目に…
…
……。
別にいいんじゃないか…？
脳裏にそんな声が響く。
その声は…まぎれもない紛れもない自分自身の声だった。
だって成早さんも嬉しそうだったし。成早さんは早くに両親を亡くして大変そうだった。
もしも成早さんの弟君がプロになれれば成早さんだって幸せになれるはず…。
それに…ずっと…蟻生くんと一緒にいられる…。
フラれずに…ずっと…。
1.1日目に戻る
2.……嫌だ！
- 158二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 19:56:14
- 159二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 20:32:18
中毒性ある文章
続き気になってる
応援保守 - 160二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:47:10
…、ごめんなさい！成早さん…！
「うわああ！」
俺は仏に突撃して回転するDVDを無理やり奪い取った！
「なっ、何ィィ！？」
「〇〇…！」
俺は突撃の勢いで倒れ込む。駆け寄った蟻生くんが俺を抱えようとしたが、拒否した。
「もうそんなことは…しなくていいんだ蟻生くん…」
「〇〇…！何故…！」
悲しそうな顔をする蟻生くんに俺は顔を背けた。
「今の君はきっと俺に都合の良いように変えられた君だ。本物の君じゃない。」
「きっとこれは…俺の煩悩。俺が蟻生くんと付き合いたいがばかりに見せてしまった夢なんだ…。だから…!」
俺は…、DVDを叩き割った。
「ば…馬鹿な…」仏は絶望したような声色で言う。同時に仏は砂のように崩れて消え去った…。
沈黙が流れる。蟻生くんが俺に近づこうとした瞬間！辺りの風景が壊れたテレビ画面のようにちらつき始めた。ホワイトノイズのような音が、あちこちから聞こえてくる。
「…もう、この世界は終わりなんだ…」
俺は思う。成早さんのこと、ここでの楽しかった生活。そして蟻生くんとの関係。
全てが変わってしまう。
でもいいんだ。だって、俺が本当に好きになったのは…。
がしり、と両肩に強く手を置かれる。
「あ…蟻生くん…？」
蟻生くんは暫く俯くと、口にし始めた。
「秋からお前とずっと一緒にいて、本当に楽しかった。けどだんだん思い出してきた。俺、の本当の夢を。」
「…お前は俺の夢を何より優先してくれたんだな」
「…そんなことはないさ、俺は自分の身勝手な行動で君を巻き込んだだけ。感謝される筋合いなんてない」
「…確かにそうかもしれんな」
蟻生くんは目を伏せた後…僕としっかり目を合わせて、こう言った。 - 161二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:47:41
「お前の行動はオシャじゃなかったかもしれない。しかしお前の俺を想う気持ちは紛れもないオシャ、ロマンチックオシャだ。」
「俺と恋をすることができなかった…その選択を後悔させないようなプレイヤーに俺はなる。約束しよう。」 - 162二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:49:03
やがて俺の視界は白んでいった。
ホワイトノイズの音が大きくなり。
そして。 - 163二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:19:22
〜エピローグ〜
ガタンゴトン、という何かが揺れるような音に、俺は目を覚ます。
「なんか…変な夢を見ていた気が…。」
そうだ…蟻生くんがブルーロックの強化合宿に行っちゃったから…。
「はあ…」
蟻生くんにフラれてから…どうしても仲良くなりたくて、教室で話したり、お昼ご飯を一緒に食べることはあったけど…。ずっと部活で友達以上の関係になれたかというと…。
「ん…？」
辺りを見回すといるのはバス内だった。しかも満員。
「なんで俺、こんなとこに…。」
山の中を登っていくと…見えてきたのはスタジアム。
その時手に握っているものに気がついた。サッカーのチケットと思わしきそれには…こう書かれていた。
「ブルーロック主催特別試合。ブルーロック11傑vsU20日本代表」 - 164二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:20:13
「…！」
そうだ…蟻生くんは強化指定選手に選ばれて…、今日、U20日本代表と戦うんだ！
満員の観客席に何とか座ると、大歓声が沸き起こる。その大部分が糸師冴やU20日本代表を応援する中…俺の視線はただ一人に釘付けられていた。
蟻生くんだ…！
FWじゃない、CBの立ち位置だ。きっといろんなことがあったんだろう。けれど今こうやって大舞台で戦おうとしている。
周りに負けないように、俺は声を張り上げた。
「…頑張れ！ブルーロックイレブン！」
届いてはいないだろう。それでも構わない。
俺は今、最高に幸せなんだから！
ロマンチックオシャ道・完走！
true end - 165二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:21:19
以上で終わりです！夢男子の妄想に付き合ってくれて本当にありがとうございました！
- 166二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:22:14
おつ
いい俺オシャスレだった - 167二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:27:51
スレ主乙
疾走感といい会話といい面白かったよ！ - 168二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:40:58
完結おつ
ギャグかとおもったらラブだし熱いしなんかオシャのこともっと好きになったわ - 169二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:49:03
スレ主乙！！
めっちゃ凝ってたしオシャ可愛いしで最高に俺得スレでした！！！ありがとう！！ - 170二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 08:34:25
まとめ読みした
オッシャア…