- 1◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 21:56:31
どうも、キヴォトスでフリーのカメラマンとして活動中の雅アネモネだ。
シャーレの先生が力を尽くしてキヴォトスに平穏がやってきたそうだから、ワタシは旅を兼ねて写真を撮ることにしたんだ。きっとその旅に意味があるとワタシは信じている。
これは、その…ハルナの趣味で着させられていて…///
picrew.me - 2二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 21:57:48
たておつです!可愛いよアネモネちゃん!
それはそれとしてアバンギャルドくん戦頑張ってね! - 3◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 21:59:10
ワタシのプロフィールだ。
学年 1年生
所属 百鬼夜行連合学園 部活なし
顔 15(1でかわいい、100でかっこいい)
身長169cm
肌の色 褐色系 (イオリより薄い程度)
髪の長さ 73(数値が大きいほど長い)
髪色 黒
胸 大きい
腰 普通 - 4◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 22:00:48
能力を表すとしたらこんな感じだな。
戦闘力 84
事務 93
財力 48(50で一般レベル)
撮影技術 91
編集技術 54
料理 71
ちなみに銃はレールガンで、『Shut Shot』という名前がついている。カメラマンであることもかかったいい名前だろう?ちょうどデカいロボットと戦っているところさ…ってうわ!ビーム飛んできた! - 5◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 22:01:36
百鬼夜行での知り合いたちだ。ミチルには改めて挨拶に行かなくてはな。
アネモネ→イズナ 40
イズナ→アネモネ 40
アネモネ→ツクヨ 40
ツクヨ→アネモネ 40
アネモネ→ミチル 99(一度フラれた)
ミチル→アネモネ 75
アネモネ→シズコ 30
シズコ→アネモネ 53
アネモネ→フィーナ 98
フィーナ→アネモネ 28
アネモネ→ウミカ 91
ウミカ→アネモネ 69 - 6二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 22:02:16
たておつ~
- 7◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 22:02:47
ゲヘナで出会った人たちだ。ハルナの気持ちに応えて、今は恋人なんだ。
アネモネ→イブキ 59
イブキ→アネモネ 30
アネモネ→イロハ 30
イロハ→アネモネ 72
アネモネ→マコト 36
マコト→アネモネ 69
アネモネ→イオリ 38
イオリ→アネモネ 30
アネモネ→ハルナ 100(恋人).
ハルナ→アネモネ 100(恋人)
アネモネ→アカリ 30
アカリ→アネモネ 91
アネモネ→イズミ 77
イズミ→アネモネ 56
アネモネ→ジュンコ 87
ジュンコ→アネモネ 62
アネモネ→フウカ 87
フウカ→アネモネ 30
アネモネ→ジュリ 67
ジュリ→アネモネ 38
アネモネ→ヒナ 88
ヒナ→アネモネ 53
アネモネ→チナツ 61
チナツ→アネモネ 30 - 8◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 22:03:25
アビドスのみんなとは色々あって縁ができたんだ。またホシノの先輩とやらの幽霊を撮りにでも行こうかな。
アネモネ→ホシノ 94
ホシノ→アネモネ 30
アネモネ→シロコ 83
シロコ→アネモネ 76
アネモネ→ノノミ 30
ノノミ→アネモネ 30
アネモネ→セリカ 30
セリカ→アネモネ 82
アネモネ→アヤネ 30
アヤネ→アネモネ 34 - 9◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 22:04:29
次はミレニアム。ちょうどEXPOに遊びに行ったところさ。…遊びに行っただけのはずなんだがなあ。まあでも面白そうだし、これもまた旅の醍醐味だな!
アネモネ→ヒマリ 74
ヒマリ→アネモネ 63
アネモネ→エイミ 53
エイミ→アネモネ 37
アネモネ→ウタハ 31
ウタハ→アネモネ 77
アネモネ→ヒビキ 77
ヒビキ→アネモネ 30
アネモネ→コトリ 45
コトリ→アネモネ 94
アネモネ→ネル 55
ネル→アネモネ 66
アネモネ→アスナ 30
アスナ→アネモネ 55
アネモネ→モモイ 30
モモイ→アネモネ 90
アネモネ→ミドリ 66
ミドリ→アネモネ 30
アネモネ→アリス 74
アリス→アネモネ 30
アネモネ→ユズ 97
ユズ→アネモネ 34 - 10◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 22:05:16
最後はシャーレの先生、そして『胡蝶堂』の店主、天蓋リコだ。リコからこの前、好きな飲み物を即座に作れる不思議なやかんを買い取ったぞ。
アネモネ→先生 53
(先生は全生徒の味方)
アネモネ→リコ ???
リコ→アネモネ ??? - 11◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 22:06:44
そしてこれが今までの旅の軌跡だ。
[🎲・オリキャラ] ワタシはフリーのカメラマン|あにまん掲示板どうも、キヴォトスでフリーのカメラマンとして活動する予定の雅アネモネ(みやびあねもね)だ。シャーレの先生が力を尽くしてキヴォトスに平穏がやってきたそうだから、ワタシは旅を兼ねて写真を撮ることにしたんだ…bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ]ワタシはフリーのカメラマン part2|あにまん掲示板どうも、キヴォトスでフリーのカメラマンとして活動中の雅アネモネだ。シャーレの先生が力を尽くしてキヴォトスに平穏がやってきたそうだから、ワタシは旅を兼ねて写真を撮ることにしたんだ。きっとその旅に意味があ…bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ][閲覧注意]ワタシはフリーのカメラマン part3|あにまん掲示板どうも、キヴォトスでフリーのカメラマンとして活動中の雅アネモネだ。シャーレの先生が力を尽くしてキヴォトスに平穏がやってきたそうだから、ワタシは旅を兼ねて写真を撮ることにしたんだ。きっとその旅に意味があ…bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ]ワタシはフリーのカメラマン part4|あにまん掲示板どうも、キヴォトスでフリーのカメラマンとして活動中の雅アネモネだ。シャーレの先生が力を尽くしてキヴォトスに平穏がやってきたそうだから、ワタシは旅を兼ねて写真を撮ることにしたんだ。きっとその旅に意味があ…bbs.animanch.com[🎲・オリキャラ・閲覧注意]ワタシはフリーのカメラマン part5|あにまん掲示板どうも、キヴォトスでフリーのカメラマンとして活動中の雅アネモネだ。シャーレの先生が力を尽くしてキヴォトスに平穏がやってきたそうだから、ワタシは旅を兼ねて写真を撮ることにしたんだ。きっとその旅に意味があ…bbs.animanch.com - 12◆DE043jPnpKfd25/02/13(木) 22:09:12
おっと、人間関係を整理しているときに漏れてしまっていたのがいるな。ごめんよ。
アネモネ→レンゲ 90
レンゲ→アネモネ 46
アネモネ→レイジョ 30
レイジョ→アネモネ 66
アネモネ→ルミ 68
ルミ→アネモネ 30. - 13二次元好きの匿名さん25/02/13(木) 23:16:47
そういや玄武の二人とレンゲとも関わってたか
- 14二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 08:04:31
このレスは削除されています
- 15◆DE043jPnpKfd25/02/14(金) 13:46:59
──アバンギャルド君撃破後──
ウタハ「ふぅ…。助かったよ君たち。協力してくれてありがとう!」
アネモネ「これくらいお安い御用だ。旅にはこれくらいのトラブルはつきものさ。」
ヒビキ「何かお礼をしたいけど、今は先に戦闘の後処理とアバンギャルド君の調査をしなきゃ。写真はまた後で撮りにきたらいいと思うよ、アネモネ。」
セイア「アバンギャルド君、というのはこの大きなロボットの名前のようだね。誤作動を起こしてしまったのかい?」
コトリ「説明…したいのですが、私たちにも原因はまだわかっていません。なぜならば、プログラムにない挙動をしたからです。機械ですからバグは必ずと言っていいほど存在するのですが、それにしてもありえない行動をしたのです!」
ハルナ「ケーキ屋さんでマグロの肉が混入するようなものですね。」
アネモネ「何だその例え、でもわからなくもないな。」
セイア「私の知り合いに機械に詳しいのがいるんだ。写真を撮ってその人物に見てもらおうか。」
ウタハ「いいのかい?ありがとう、今度その人に合わせてくれるとエンジニアとして嬉しいよ。」
セイア「ふふ、きっといつか会えるさ。」
アネモネ「ここはセイアに任せて、ワタシたちは別の場所を見てみよう、ハルナ。」
dice1d4=1 (1)
1,EXPO展示会場
2,ゲーム開発部
3,トレーニングルーム
4,教室
- 16二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 14:45:59
人数が多いのもあるかもしれんがアバンギャルドくんの対処普通にできてる辺りアネモネも強いな
- 17◆DE043jPnpKfd25/02/14(金) 22:18:39
──EXPO 展示会場──
ハルナ「ここがミレニアムEXPOで一番の見所のようですわね。様々な部活の作品たちが展示されていて、見ていて飽きないですわ。」
アネモネ「どれもこれも興味を惹かれるものばかりだし、カメラに残しておこう。撮影は…特に禁止されてないみたいだな、よし。」
ハルナ「おや、あちらの方で何やら行列ができていますわね。『ゲーム開発部』のブースみたいですわ。『新作ゲーム、まもなく試遊開始!』ですって。」
アネモネ「おお、そいつらはさっきのネルと同じく知り合いなんだよ!名前の通りの部活でさ、今回のイベントに向けて新しくゲームを作ったみたいだな。」
ハルナ「お知り合いの方々なのであれば顔を出した方がよろしいでしょうね。列に並んでおきましょうか。」 - 18二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 23:33:30
早速だな…
- 19二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 09:14:37
写真撮り放題なのは嬉しいね
- 20◆DE043jPnpKfd25/02/15(土) 09:17:45
アネモネ「最後尾に並んでみてわかったけど、思ったより長いな、行列。1時間くらいかかってしまうかもな。ハルナは大丈夫か?」
ハルナ「隣にアネモネがいるのに退屈だなんてほざくつもりは少しもありませんわよ。」
アネモネ「そうだよな、お前はそういうやつだ。手でも繋いでおくか?」
ハルナ「ぜひそうしましょう!ふふっ、相変わらずアネモネの手は暖かいですわね。──ね、アネモネ。少しこちらを向いてください。」
アネモネ「ん、どうかした……んむっ!?」
ハルナ「不意打ちのキス、ですわ♡ びっくりして目を丸くしているアネモネ、とってもかわいいです♡」
アネモネ「へえ、そういうことしちゃうんだ。それじゃあお返し。」
ハルナ「えっ?……んむぅぅぅぅ!? ぷはっ、ちょっと長……んんっっ!?♡♡♡」
アネモネ「ちょっと黙っててくれよ。やられる覚悟があって仕掛けてきたんだろ?大人しく受け入れろ。」
ハルナ「…ふぁい♡」
前後にいた生徒(な、なんかインモラルなのが始まってる!) - 21二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 09:20:53
アネモネちゃん強いなあ…そしてお熱い
- 22二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 14:19:08
並んでる間にアレに巻き込まれなきゃ良いが…
- 23二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:05:52
保守しておきますね
- 24◆DE043jPnpKfd25/02/16(日) 00:04:57
──15分後──
ドタバタ!ドタバタ!ゴンガラガッシャーン!!
アネモネ「な、なんだ?前方の方で騒ぎが起きているぞ!」
ハルナ「もしかすると、先ほどのアバンギャルド君のように『問題』が起こっているのかもしれません。列を外れてしまいますが、確認してみましょう。」
アネモネ「ああ、わかった!──モモイ!ミドリ!」
モモイ「こんなときに誰…ってアネモネ!でもごめん、今挨拶とかしてる場合じゃなくて!」
アネモネ「気にするな、それよりこれは何があったんだ?掴み合い殴り合いの騒動が起きているじゃないか!」
ミドリ「そ、それが私たちにもさっぱりで…。私達の作ったゲームをプレイした人たちがみんなこうなっちゃったんだ。そんなにイライラするようなものを作った覚えはないしちゃんとテストプレイもしたんだけど、どうして…?」
ハルナ「アネモネ、ここは彼女に頼りましょう。ゲーム開発部さん、私たちには機械の専門家の知り合いがいます。ゲームのデータをいただければ、その人に原因を解析していただけるかもしれません。」
モモイ「ほんと!今は猫の手も借りたい状況だし助かるよ!ありがとう、アネモネ!綺麗なお姉さん!」 - 25二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 07:44:58
暴動の方は二人でも何とかできるだろうけど、とりま綺麗と言ってもらえてハルナは良かったな
- 26二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 13:00:16
ハルナ綺麗だからね
暴動の方は…セイアちゃん頼んだ! - 27二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 14:46:11
頼むぜ…
- 28◆DE043jPnpKfd25/02/16(日) 16:55:18
ミドリ「はい、これがそのデータ。本当は私たちも行きたいけど、このブースの責任者として残っていなくちゃいけないから、2人に託す!」
モモイ「こんなことになっちゃって、ものすごく泣きたい気分だけどさ。アネモネのこと信じているから!早く原因見つけて帰ってきて!」
アネモネ「わかったよ2人とも。でも、少しくらい暴動の鎮圧を手伝ってから行った方がいいかな。一人一人落ち着かせていくべきなんだろうが…。」
ハルナ「そんなことをしていては時間がかかりますしキリがないですわ。ですからこういう場面ではこれを使いましょう。双子さん、ちょっと顔を隠すようにうずくまっていてもらえますか?」
モモイ「えっ、何で?」
ミドリ「…! お姉ちゃん、言う通りにしよう。ほら!」
ハルナ「それじゃあいきますわ!私自慢の『閃光弾』をとくと味わいなさい!」
アネモネ「ちょっと、投げる前に何使うか説明し──」
ピカァァァァァァァァン!!!! - 29◆DE043jPnpKfd25/02/16(日) 20:12:23
──リオの隠れ家──
アネモネ「うう、まだちょっと目がぼんやりする…。もう少し猶予を持たせてくれよ、ハルナぁ。」
ハルナ「それについては申し訳ないですわ、でもああいうのはさっさとやったほうがいいんですよ。」
リオ「おかえりなさい、アネモネ、ハルナ。話は聞いているわ、そのゲームのデータをこちらに渡してちょうだい。」
セイア「ゲームをプレイした人が暴れ出す、か。あまり詳しくないのだが、そういうゲームもあるのかい?」
アネモネ「ない…とも言い切れないけど、でもあいつらはちゃんとテストプレイをしたって言ってたからな。未完成で理不尽なものを遊ばせたわけじゃないと思うんだ。」
リオ「アバンギャルド君が暴れ出したことと何か関連性があるかもしれないわね。この二件について少し時間をもらえるかしら。それまではまた表に出て調査をしてちょうだい。」
ハルナ「ヘルメット団を見つけられたらよかったのですが、そううまくはいかないようですわね…。」
アネモネ「まあまあ、諦めずに探してりゃあそのうちばったり出くわすかもしれないぞ。」
次に隠れ家に戻ってくる頃には解析が終わっているでしょう。次に向かう場所はdice1d3=2 (2)
1,ゲーム開発部
2,トレーニングルーム
3,教室
- 30◆DE043jPnpKfd25/02/16(日) 22:33:04
──トレーニング部──
ハスミ「はっ…!はっ……!だ、だれか助けて…!」
コハル「あわわわわ…!ハスミ先輩のランニングマシンが故障した…!」
スミレ「足を止めてもらって、私が後ろから受け止めれば…。しかしこの大きな体を、しかも勢いのついた状態で受け止めるのは双方に危険。──あ、そこのおふたり!」
アネモネ「え、ワタシたちか?」
スミレ「そうです!それなりに体格の良さそうなおふたりなら問題なさそうですね。実はかくかくしかじかで。」
ハルナ「なるほどなるほど。それでは私たちも一緒にこの方を受け止めましょうか。」
コハル「わ、私も協力するわ!大切な先輩だもの、助けなきゃ!」
スミレ「みなさん…!ありがとうございます。ではこの方への負担を減らすためになるべく下から持ち上げるような形になるように構えてください。」
コハル「ハスミ先輩、走るのをやめても大丈夫です!後ろでちゃんと支えますから!」
ハスミ「ほ、本当ですか…!信じますよ、コハル!せーのっ。」 - 31二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:40:28
ハルナ中々の荒技を…でもまあ暴動は止まってそうだからヨシ!
ハスミ受け止めるのも頑張ってねみんな!
ハルナ見てハスミ取り乱さないといいが…まあ大丈夫ですよね! - 32二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:48:42
アネモネから経緯の説明ありゃ大丈夫だと信じたい
- 33◆DE043jPnpKfd25/02/16(日) 22:48:48
ハスミ「はぁ…はぁ…ふぅ。ありがとうございます、あのまま走り続けていたら足がすり減ってしまいそうでした。──って、あなたはまさか、美食研究会の…!」
ハルナ「ここにも私のことを知っている人がいたのですね。…いえ、知っていて当然ですね。だってあなた、正義実現委員会の副委員長、羽川ハスミさんでしょう?」
コハル「あー、どっかでみたことあるなって思ったらそういうことね。」
アネモネ「おいおい、さすがに正実はまずくないか?美食研、特にハルナは徹底的にマークされてるんじゃないか?」
ハスミ「ええ、その通りです。…ですが今だけは、助けていただいたことに免じて見逃します。それにここはトリニティではなくミレニアムですから。次はないと思ってください。」
ハルナ「うふふ、またいつかトリニティには遊びに行かせていただきますわ。」
スミレ「しかし、なぜ急にランニングマシンが暴走してしまったのでしょう…?メンテナンスはしっかりしましたし、私が使ったときにも問題はなかったはず。」
アネモネ「あー、そのことなんだけど。そういう機械のトラブルに詳しい知り合いがいるんだ。そいつに見せたら原因がわかるはずなんだが、これを少しの間持ち出してもいいか?」
スミレ「その方に直接きていただくのは…どうやら難しいようですね。わかりました、台車をお貸ししますので、後のことはお任せしますね。」 - 34◆DE043jPnpKfd25/02/16(日) 23:04:29
──リオの隠れ家──
リオ「なるべく人気のないルートを指示してここまで帰らせたけれど、本来目立つような行動は控えてほしいの。そんなものを押していたら注目の的になってしまうわ。」
ネル「だったらあんたが直接出向けばいい、それだけの話なんだけどなぁ。」
リオ「…私にはまだ、みんなに顔を合わせる資格はないわ。」
アネモネ「一応スミレにはコアになる部分だけあればいいって言ったんだけど、スミレじゃそれを取り出すのは難しいって言っててな。仕方ないから丸ごと持ってきた。ごめんな。」
ネル「気にすんな。ミレニアムの全員が機械を簡単にいじれるわけじゃないんだ。それに異変を見つけてきたってだけでもありがたいんだぜ。」
セイア「私もつい先ほど帰ってきたばかりなんだが、今回はロボットのワニが暴走していた。ネルと協力して何とか鎮圧してコアを手に入れてきたよ。」
リオ「それについても感謝しているわ。それから、アバンギャルド君とゲームから手に入れたものについてだけれど、それぞれ完成されたものに誰かが後からあえてエラーを起こすようなプログラムを仕込んでいたことがわかったの。」
ハルナ「では、今回持ってきた2つについても同様であると?」
リオ「その可能性は高いわ。解析が終わるまで少し待っていてちょうだい。」 - 35二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:06:03
平和的に終わって良かった…さてさてこれで色々進展しそうですかね?
- 36二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 07:04:44
探索は何とか出来てるが首謀者含めた人の方が見つかってないからな…
- 37二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 14:46:02
どうなるかね
- 38◆DE043jPnpKfd25/02/17(月) 20:27:37
リオ「解析が終わったわ。やはり何者かによって異常を起こすプログラムを仕込まれていた。それに手口も似ていたことから、同一人物による犯行である可能性が高いのよ。」
ネル「それと、調査してわかったけどよ、騒動が起きたところではヘルメット団を目撃したってやつが多いんだ。」
セイア「リオとネルの話から推察すると、大元となる人物がいて、それがヘルメット団を使ってあらゆるところで騒ぎを起こしている、というところだろうか。」
アネモネ「んじゃあそいつがわかればワタシたちそれぞれの目的が果たせるわけだな。結局最後までご一緒させてもらえことになりそうだ。」
ハルナ「しかしどのようにしてその人物を割り出せばよろしいのでしょう?」 - 39◆DE043jPnpKfd25/02/17(月) 21:18:10
リオ「…私は以前、とあるものを作成したの。簡単にいうと、ミレニアムの中にある携帯電話やパソコンなどの中身を全て覗いてしまえる、そういう代物。」
ネル「…おいおい、マジかよ。」
リオ「大丈夫よ、ネル。作るだけ作って今までは使ったこともないし、今回で抹消するわ。場所を伝えるから、ネルとセイアはそこに向かってちょうだい。」
セイア「いよいよ大詰めだね。なに、足を引っ張るつもりはないさ。今日だけで潜入には慣れてしまったみたいだからね。」
アネモネ「ワタシとハルナはどうすればいいんだ、リオ?」
リオ「犯人を特定したらすぐに動けるような状態で待っていてほしいの。ターゲットを捕まえられたのならば、あとは好きにしてもらって構わないわ。」
ハルナ「わかりましたわ、リオさん。ネルさんもセイアさんも成功を祈っておりますわ。私があの女を痛めつけることができるように、うふふ。」
アネモネ「本当に頼むぞ。うまく行かなかった場合、今度はハルナがミレニアムを爆破して回る可能性もあるからな。」
ネル「へっ、んなことにはならねえよ!じゃあ行ってくる!」 - 40二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 23:04:22
さらっと流された犯行予告である
- 41二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 05:14:09
後は二人に託し…この後アネモネちゃんとハルナも別な意味で参戦頑張ってね
ハルナは落ち着こうね… - 42二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 09:13:23
ある意味持ち場に着く感じかな…
- 43二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 14:07:38
アネモネから言われてるの地味にウケるな
- 44◆DE043jPnpKfd25/02/18(火) 21:27:58
ネル「あっそうだ。ちょっといいか、アネモネ、ハルナ。」
アネモネ「どうした、ネル?」
ネル「実はこのEXPOには先生も来ている。それでよ、まだリオとセイアには言ってないけど、こうしてEXPOを邪魔しようとするやつを探していることは先生も知っているんだ。あとは他のC&Cのメンバーも知っている。だから、何かあったときは先生の指示に従ってやれ。」
ハルナ「それは構わないのですが、なぜリオさんとセイアさんにはこのことをお伝えしないのですか?」
ネル「…リオはあんな性格だから、今回もとことん内密にことを済まそうとしているんだ。先生に頼るってのは、アイツの中ではおそらくあまりよしとしない選択肢なんだ。セイアからも、方向性は違うけどなんとなくそんな気配がした。だから伝えてない。ま、そのうちたね明かしすると思うけどよ。」
アネモネ「今先生の存在を教えるのは逆効果になり得るってことなんだな。了解した、そういうことなら一旦先生に顔を見せておこう。」
ハルナ「ついでに交際の報告もできるといいですわね♡」 - 45二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:06:05
このスレ世界では4周年イベストでアネモネとハルナの関係が明かされるのか…
- 46◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 00:05:19
先生 "やあ、アネモネにハルナ。ネルから事情は聞いているよ。頑張ってくれているみたいでありがとう。"
アネモネ「先生!なんかいつの間にか大きな事件に巻き込まれてちゃったけど、ワタシは面白い体験ができて楽しいよ。こんなこと言うと真面目にやってるリオに怒られそうだけどさ。」
先生 "はは、そうかもしれないね。それにしても、アネモネとハルナが一緒にいるって不思議な組み合わせだね。」
ハルナ「そのうち不思議でもなんでもなくなっていくはずですわ。だって、私たちは恋人ですもの。」
先生 "えっ!それは知らなかったよ!となると、今日は本当はEXPOにデートしに来たのかな。"
アネモネ「そうそう、そしたらワタシがヘルメット団のやつに体当たりされちゃって。怒ったハルナがそいつを追いかけていたらネルに出会って、そして今に至る。」
先生 "まさかミレニアムの問題のためにトリニティとゲヘナ、それに百鬼夜行も手を貸す展開になるとはね。さて、そろそろいい時間になるかな。"
ハルナ「先生は何かを待っていらっしゃったようですわね。」
先生 "ネルとセイアが目的の場所にそろそろ辿り着くんじゃないかなと思ってね。万が一、最高戦力であるネルのいないタイミングでトラブルを起こされてもいいように、ミレニアムの各所に信頼できる生徒たちを分散させておいたんだ。アネモネとハルナももしよかったら戦力に加わってくれるかな。"
ハルナ「もちろんですわ、先生には普段からお世話になっていますもの。できればヘルメット団がいそうな場所につきたいですわ。」
先生 "うーん、それなら地下道はどうかな?" - 47◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 04:33:05
──地下道──
アネモネ「さて、先生の予想通りであれば、黒幕はネルの不在を狙って騒動を起こすらしいけど…。なぜ先生はワタシたちに地下道を薦めたんだろうか。…ん?」
─────────────────────────
ヘルメット団A「ミライさんがここから脱出するから通路を確保しておけって言ってたけどさあ。あの人いつ現れるんだろうな?」
ヘルメット団B「さあね。予定の時刻は通り過ぎたんだけど、全然来る気配がないね?」
ヘルメット団C「もしかして仕事に手こずってるとか!」
ヘルメット団D「なんでもいいけどさ、給料はちゃんと支払われるのかなぁ。」
─────────────────────────
アネモネ「いたいた!向こうのほうでおしゃべりしているぞ。さすが先生、予想的中!」
ハルナ「うふ、うふふふ!ついにこの手で制裁を与えられる機会がやってきたのですね!あの中の誰がアネモネにぶつかったのかはわかりませんが、まとめて吹っ飛ばしてしまえば結果オーライですわよね。」
アネモネ「ハルナの強さを信用してないわけじゃないんだが、ワタシたち2人で対処し切れるだろうか。もしあそこに見えているやつら以外にも潜んでいるなら、数で押し切られる可能性もあるぞ。」 - 48◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 04:42:58
アネモネ「まあ、考えていても仕方ないし、とりあえず飛び出して────」
???「待ってくれ。君たちが先生の言っていたカップルであっているか?」
アネモネ「うわっ!びっくりした!」
カリン「驚かせてすまない。私はカリン、C&Cのメンバーだ。うちのリーダーが世話になったみたいだな、ありがとう。君たちのことを助けにきた。」
モモイ「私たちゲーム開発部もいるよー!またあったね、アネモネ!」
ミドリ「その人、アネモネの彼女だったんだ。やるじゃん。」
アリス「ぱんぱかぱーん!勇者は助太刀を行った!アリスとアネモネのダブルレールガンで敵を蹴散らしてしまいましょう!」
ユズ「あ、あんまり壁とか床とかを壊さないように、ね。」
ハルナ「あらあら、こんなにもたくさんの助っ人さんが現れるなんて!とても心強いですわね、これで心置きなく戦うことができますわ。」
アネモネ「ああ、私たちの力をあいつらにぶつけてやろう!」 - 49二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 09:40:17
本来の地下道攻略部隊も合流したか
- 50二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 14:12:46
後は合図待ちか
- 51◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 18:50:37
カリン「君は狙撃手なのか?なかなかいい銃を使っているじゃないか。」
ハルナ「そちらこそ、より狙撃に特化した優れものを使っていらっしゃるようですわね。」
カリン「ありがとう、私たちが協力すれば、一人たりとも逃さずに仕留めきれそうだな。細々したのは私たちに任せて、他のみんなは派手にやってくれて構わない。戦闘開始の合図は…部長の君が適任だろう、ユズ。」
ユズ「え、わ、私!? 」
ミドリ「大丈夫だよ、ユズ。先生みたいに細かい指揮をとるわけじゃなくて、ただ突撃するための掛け声が欲しいだけだから。」
モモイ「私たちのゲームをめちゃくちゃにしたアイツらに一発仕返ししちゃおう!ユズ、頼んだよ!」
ユズ「……よし、いきます!『緊急クエスト・ヘルメット団討伐』、スタート!」 - 52◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 19:05:50
ヘルメット団A「うわっ!急に撃たれた!」
ヘルメット団B「ちくしょう、敵がここにきたってのかよ!この地下道を守る奴がいなけりゃ給料は無しになるぞ!」
ヘルメットC「ええい!ヘルメット団、全員集合!敵は…10人もいなさそうだ!数で押し切れ!」
ヘルメット団たち「うおおおおおおお!!!」
アリス「…アリスわかりました!今回のジャンルは無双アクションです。まずはアリスとアネモネのレールガンで一気に敵を蹴散らしましょう!」
アネモネ「地下の通路が狭くてよかったよ。人が密集していて、さらにほぼ直線上にならんでるからな。いくぞアリス、ボウリングの時間だ!」
ヘルメット団「あのバカでかい武器にやられたらたまったもんじゃない!あの2人を先にやれ!」
モモイ「そうはさせないよ!私たちの怒りの弾丸をくらえ!」
モモイ「合わせるよ、お姉ちゃん!はあああああああ!」
ユズ「2人のレールガンにエネルギーが装填されるまでは任せて!」
カリン「なるべくひとつの通路に敵を集めるようにしよう。モモイ、ミドリ、包囲網を作るように敵の集団の側面に回ってくれ。」
ハルナ「そのサポートをいたしますわ。爆薬で逃げ道を壊して、閃光弾で動きを止めておきますから。」 - 53◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 19:17:33
ヘルメット団B「うう、回り込んできたちっこい奴らに構っているとどこかから狙撃されちまう!これで仲間が次々とやられていっちまったぞ!」
ヘルメット団D「こうなったら一時撤退…ってうわぁ!?爆薬が投げ込まれた!?しかも閃光弾まで──」
ドゴアアアン!!!ピカーーーーン!!!
ヘルメット団C「うぉあっ!?…って、な、何ぃ!?逃げ道が爆破されてなくなった!」
ヘルメット団A「ちっ!今からでも意地で正面突っ切って行くしかねえ!」
アネモネ「そりゃあ完璧な作戦だ、不可能ってことに目を瞑ればな!ユズ、防衛ありがとう!ワタシとアリス、両者発射準備!」
アリス「私からも、ありがとうございます、ユズ!それに他のパーティメンバーのみなさん!いきます、合体必殺技『スーパー・ノヴァ・フラッシュ』!」
ズバゴオオオオオオンンン!!!!!
ヘルメット団たち「ば、ばかなあああああああ!!!」 - 54◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 21:46:55
──作戦終了後・エントランスロビー──
先生 "やあ。待っていたよ、アネモネ、ハルナ。ヘルメット団の掃討おつかれさま。"
アネモネ「先生こそお疲れさま。先に帰ったゲーム開発部とカリンにはもう会ったか?」
先生 "もちろん。開発部は自分たちのブースに戻ったし、カリンは引き続き警備を担当しているよ。それで、2人とも怪我とかしてないかい?"
ハルナ「ご心配なく。私がいる限り、アネモネには銃弾のひとつどころか指一本も触れさせませんわよ。」
先生 "それは頼もしいね!さて、今日のEXPOは騒動の片付けをしなくちゃいけないからあちこちでゴタゴタしているけれど、明日からはまた元通りになると思うよ。今日は疲れているだろうし、一度帰ってゆっくりしてからまた遊びに来るといいんじゃないかな。"
アネモネ「確かになあ。ここは先生の言うとおりにしておくか。ハルナはやり残したこととかないか?」
ハルナ「いいえ、大変スッキリしておりますわ♡」
アネモネ「よし、それじゃあ今日はもう帰ろう。先生も無理しないようにな!」
先生 "ありがとう、またね、初々しいおふたりさん。" - 55◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 21:54:44
ミレニアムの危機を救うことに協力したアネモネとハルナ。あとのことはリオやネル、セイアに任せて帰宅しました。後日、EXPOの会場にて仲良く写真を撮りながら歩く姿が目撃されたようです。
今回のイベントで出会った生徒たちとの友好度を振ります。
アネモネ→リオ dice1d100=59 (59) (最低30)
リオ→アネモネ dice1d100=7 (7) (最低30)
アネモネ→カリン dice1d100=30 (30) (最低30)
カリン→アネモネ dice1d100=78 (78) (最低30)
アネモネ→セイア dice1d100=50 (50) (最低30)
セイア→アネモネ dice1d100=36 (36) (最低30)
さて、次のイベントはdice1d4=4 (4)
1,シャーレの当番になったぞ
2,セイアに会いにでも行こうかな
3,ゲヘナの風紀委員会に呼ばれた…
4,個展の準備をしよう
- 56二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:01:22
ダブルレールガンかっこいい…!
そして開発部と一緒に無事解決おめでとう!残りも楽しそうに過ごせてて何より…
そしてお次は個展か…頑張ってねアネモネちゃん! - 57◆DE043jPnpKfd25/02/19(水) 22:07:59
…と、その前に。
アネモネとはるなのえっちシーンの続きが完成しましたので、きりのいい子のタイミングで投下します。うまくいくかな
赤くて青くて白い花言葉 2 | Writening犯してください、とねだる自分よりもすっかり弱くなった女がいる。これから愛していく彼女なのだ、期待にはぜひとも応えなくては。 アネモネはそう思うとスルスルと衣服を脱ぐ。ハルナもそれに合わせて、手を…writening.net - 58二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:08:48
感謝です…ひたすらに…
- 59二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 07:23:03
- 60二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 09:43:13
分かる(即答)
- 61二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 14:19:28
保
- 62◆DE043jPnpKfd25/02/20(木) 20:50:43
アネモネ「…そろそろ個展を開きたい。」
ハルナ「この前言っていたことですわね。とても喜ばしいことですが、何か悩みでも?」
アネモネ「なんというか…ただの直感でしかないんだが、ひとつの物語が終わってしまう、そんな気がするんだ。」
ハルナ「ひとつの物語の終わり、ですか。」
アネモネ「はは、何言っているんだろうなワタシは。」
ハルナ「…例えアネモネの言うとおり、ひとつの物語──それが何を指しているのかははかりかねますが──それが終わったとしても、アネモネの旅が終わるなんてことはありません。これからも私とともに、たくさんの思い出を撮っていく、そうでしょう?」
アネモネ「…ああ、そうだよな。変なこと言ってすまなかったな。それじゃあ、個展を開く準備を少しずつ進めていこう!」
というわけで個展に向けて準備をしていきます。タスクは4つ、まずはdice1d4=4 (4)
1,陰陽部に申請をする
2,お祭り運営委員会にアドバイスもらいに行く
3,先生に相談する
4,会場の候補を探す
- 63二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 20:52:46
アネモネちゃんのやりたかったこと…頑張ってね!
会場か…さてどこになるかな
そういえばあれからユメパイと会話できる機械とか出来たりしたのだろうか - 64二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:11:54
候補探しか
にしても一度目の個展をやるのは第一回アネモネの旅のまとめと考えるなら旅の終わりではあるか… - 65◆DE043jPnpKfd25/02/20(木) 23:52:36
──百鬼夜行連合学院──
アネモネ「まずは会場にできそうな場所を探そう。初めてはなるべくなら地元である百鬼夜行で開催したいな。」
ハルナ「2回目以降があるならば、いつかゲヘナでもやって欲しいですわ。それで、百鬼夜行のどこでやりたいかは決めているのですか?」
アネモネ「あそこに見えるでっかい桜の木があるだろ?あそこは百鬼夜行のシンボルとも言えるような場所で、地元の人も外から来た人もよく訪れるんだ。あれの近くでできれば理想的だな。ただ、あの辺で何か部屋を借りるとなると結構お金かかるんだよな…。
ハルナ「ふむふむ、お金の問題は確かに重要ではありますわね。コストを抑えるためには…、あっ!あれを見てください、アネモネ。」
アネモネ「ん?あれは焼きそばの屋台だな。なんだ、食べたいのか?」
ハルナ「もちろん食べたいですわ!…じゃなくて、私は『焼きそば』ではなく『屋台』を見て欲しかったんです。あまり詳しいことは分かりませんが、もしかするとああいう風に屋外でやればコストをある程度カットできるのではないでしょうか。」
アネモネ「なるほど!しかも外ならただの通行人にも見てもらえる。営利目的じゃないから、そういうのは大いにアリだな。いいアイディアを提供してくれたハルナには焼きそばを奢ってやろう。」
ハルナ「ありがとうございます♡ では『カップル限定ラブラブ焼きそば』をお願いします♡」
アネモネ「パフェとかジュースとかにあるやつがまさか焼きそばにもあるとは…。ほぼ2人前の焼きそばだろこれ。」
第一候補として巨大な桜の木の下を視野に入れることができたので、次のタスクに移ります。dice1d3=2 (2)
1,陰陽部に申請をする
2,お祭り運営委員会にアドバイスもらいに行く
3,先生に相談する
- 66◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 00:19:33
──百夜堂──
シズコ「いらっしゃいませ!…って、今はお昼休憩の時間だけどね。」
アネモネ「悪いな、シズコ。本当はゆっくりしたいだろうに、ワタシのために時間を用意してくれて助かるよ。」
シズコ「ううん、大丈夫!用件はモモトークに送ってくれた通りのことでいいわよね?個展を開きたいってやつ。」
フィーナ「ワオ!個展というと、アネモネが撮った写真を展示する、ということデスね!」
アネモネ「そうそう、やりたい場所はあの桜の木の下で、露店みたいな感じにしたい。お金は特にとらない予定なんだけど、人が集まってくるような工夫がしたいんだ。」
ウミカ「芸術作品の展示となると、百鬼夜行では一般的な食べ物の屋台のように大きな声や美味しそうな匂いで客寄せをするのは合っていませんね…。」
シズコ「いや、その作戦は可能よ。実行するのはアネモネじゃなくて、私たちだけど。」 - 67◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 00:19:47
ハルナ「シズコさんたちが?それはどういう…。」
シズコ「あくまでも作戦の一つとして聞いて欲しいんだけど、アネモネの個展の近くで百夜堂の出張屋台をだすの。」
ウミカ「なるほど、百夜堂の屋台に来てくれた人たちがついでにアネモネさんの写真を眺めにくる、そういう流れを作ろうということですね。」
アネモネ「すごくいい案だと思うけど、ワタシのためにそこまでしてくれていいのか?」
シズコ「これは私たちのためにもなるのよ。外で営業する経験を積むいい機会になるから、ね。」
アネモネ「そうか、ありがとう!ワタシはその作戦にのった!また色々決まったら改めて報告しにくるよ。」
ハルナ「こちらからも感謝の意を述べますわ。美食研究会のみなさんをつれて百夜堂さんにまたお邪魔しに来ますわね。」
お祭り運営委員会の協力を得られたところで、次のタスクです。dice1d2=1 (1)
1,陰陽部に申請する
2,先生に相談する
- 68◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 00:56:16
──陰陽部──
アネモネ「──というイベントを開催したいんだが、どうだろう?」
カホ「そうですね。それなりにちゃんとした企画書もあるようですし、一度検討はしますが却下されるものではないでしょう。」
ニヤ「へぇ〜、写真の展示会ねぇ。にゃはは、面白そうだしやっちゃいなよ!」
カホ「ニヤ様!こういうのは一度話し合いをしてから…。」
ニヤ「大丈夫だよカホ。部長の私が今目を通したから、ね♪」
カホ「はぁ…。というわけで、陰陽部は雅アネモネさんに対し正式に許可を下ろします。」
ハルナ「うふふ。やりましたわね、アネモネ!」
カホ「ただ、あそこの桜の木は百鬼夜行のシンボルですから、あの下で何かやりたいという方は結構いらっしゃるんです。ですからすぐにあなたの番が回ってくるわけではないと思いますが、それでもよろしいですか?」
アネモネ「ああ、そのくらい構わないよ。急ぎの案件じゃないし、それに準備期間が多めになるって捉え方もできるからな。」
カホ「わかりました。また何かあれば陰陽部までご連絡ください。」
チセ「旅人の 軌跡をたどる 展示会。私も見に行くね〜。」
次が最後のタスク、先生への相談です。 - 69◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 01:09:24
──シャーレ──
先生 "うん、うん。展示する場所も決めて、協力者もできて、陰陽部から正式に認可されたんだね。2人ともよく頑張ったね。"
ハルナ「私はただそばにいただけですわ。アネモネが自分の力でここまで辿り着いたということですわよ。」
アネモネ「ハルナにアイディアをもらったこと、忘れないからな。それで先生、大人の視点からみて、何か他にあった方がいいものあるかな?」
先生 "うーん、そうだね。広告を作るなんてのはどうだろう?"
アネモネ「広告か。それって、ポスターみたいな?」
先生 "そうだね、もし作るならシャーレにも貼っておくよ。他にはSNSを使っててみるのもいいかもしれないね。美食研究会のアカウントは人気みたいだし、うまく活用できるんじゃないかな。"
ハルナ「人気目的で始めたわけではなかったのですが、こうして恋人の力になれるのであれば投稿を続けてきた甲斐がありますわ。」
アネモネ「画像作成の技術はハルナに教えてもらったし、ポスターでもなんでもとりあえずで作ってみよう。」
先生 "頑張ってね、私も必ず見に行くよ。" - 70◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 01:24:35
個展開催当日。頭上から桜の花びらがひらりひらりと舞い落ちる、そんな中で開かれたワタシの写真展。ただのしがない旅人で、特に有名人ではないワタシの写真を目的に来る人は大抵知り合いだけれど、百夜堂の屋台で食べ物を買った人々がついでに興味を持ってくれているようでとても嬉しい。
主催者のワタシに話しかけてくれる人も何人かいて、その人たちとは写真の景色にまつわる旅の思い出をあれこれと話す。山の高いところから見たゲヘナの街並みに感動したという人や、どこか優しそうな幽霊に心霊写真の印象が変わったという人など、その反応は様々だ。こうして写真について語り合える場所ができたのは、とても嬉しい。
ふとハルナの方を見ると、彼女は笑顔を返してきた。ハルナが言っていたことを思い返す。例えここでひとつの物語が終わったとしても、それはまた新たな旅の始まり。キヴォトスの色々な場所に行って、思い出を作ってカメラに収めて、そしていつかまた個展を開く。
それが、雅アネモネという旅のカメラマンの生き方なのかもしれない。
──ワタシはフリーのカメラマン END── - 71◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 01:31:00
はい、というわけで雅アネモネの物語はここで一区切りです。彼女はこれからも、私たちの知らない旅を続けていくのでしょう。カメラを片手に、恋人と共に、旅のカメラマンの少女は彼女なりの道を歩んでいきます。
6パートにわたり一度も落とさずに来れたのは、コメントや保守をしてくださった先生方のおかげです。数ヶ月のお付き合い、誠にありがとうございました! - 72◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 01:48:15
──胡蝶堂──
リコ「ふう。旅人ちゃんのように、何かに夢中になっている若者って、やっぱり素敵よね。エネルギッシュで楽しそうで、羨ましいわ。」
???「くくく、あなたもまだお若いのではないですか。天蓋リコさん。」
リコ「なに、見た目が同年代と比べて若く見えているだけよ。学生の彼女たちに比べればすっかり落ち着いちゃったわ。あと、来るなら突然現れないで欲しいわ、黒服さん。びっくりしちゃうわよ。」
黒服「それは申し訳ありませんねぇ。そういえばこの店の品数が少し前よりも増えたような気がします。オカルトグッズの制作は続けているみたいですね。」
リコ「オカルトグッズって言われるのは少し心外だけれど。まあ、科学でも魔法でもない技術で作った変なガラクタたちだから、そう言われるのも無理ないかもしれないわね。誰にも迷惑かけてないんだし、いいでしょう?」
黒服「くくく、今回の『オリジナル』に売ったあのカメラもあなたが作ったもののひとつでしょう。彼女にはそのことは伝えなくてよろしいのですか?」
リコ「その『オリジナル』って言い方、実験動物みたいでかわいそうよ。…でも、そうねえ。私が製作者ってことだけ伝えて次に行こうかしら。カメラ…というか勾玉のメンテナンスはするつもりはないし、しなくてもいいくらいには丈夫に作ったつもりよ。」 - 73◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 01:57:48
黒服「次、というと、『この世界』から『次の世界』に移るというわけですね。くくく、『この世界』はどうでしたか?」
リコ「もう、その質問何回目?」
黒服「私としては初めてのつもりですが。ふむ、どうやら並行世界の黒服も同じ質問をしているようですね。」
リコ「そういうこと。そして私は一個前の『アイドルの子の世界』、そして『それ以前の世界』でも同じように返すのよ。なかなか楽しめたわよ、ってね。」
黒服「くくく、左様ですか。それでは、『次の世界』の私にも、どうぞよろしくお願いします。」
リコ「はあ…。並行世界を渡り歩く趣味も楽なもんじゃないわね。どこの世界でも必ずゲマトリアに目をつけられて、毎度毎度、敵対も協力もしないって説明しなくちゃいけないもの。そのぶん、『オリジナル』の子の物語を見届けるのは楽しいのだけれど、ね♪」 - 74◆DE043jPnpKfd25/02/21(金) 01:58:36
ヒント・怪盗
- 75二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 08:23:40
乙です
面白かった - 76二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 16:42:28
これからもいっぱい撮ってほしいねアネモネちゃん
- 77二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 00:32:51
ほ
- 78二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 06:12:39
完結お疲れ様でした!
色んな旅の結果が写真として展示されて色んな人たちに見てもらえる…良いですね
そして沢山の縁結びましたよねアネモネちゃん…
リコさんは謎が多いですが悪人では無さそうなので安心…ですかね?
改めてお疲れ様でした!アネモネちゃん今後も写真撮る旅をしながらハルナと幸せにね! - 79二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 15:01:43
保守
- 80◆DE043jPnpKfd25/02/22(土) 21:22:06
スレ主です。
物語は完結してるので保守はしなくても大丈夫ですよ!
お気遣いありがとうございます