あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ

  • 1AIの力、お借りします!25/02/14(金) 16:50:32

    AIを使ってオリキャラを戦わせるスレを見て面白そうと思ったのでスレ立てしました。

    あちらのスレ主さんとは使うAIと添削する人間が異なるので文章も多少違う感じにはなりますが、そこはご了承ください。


    皆様のオリジナルキャラの設定・性格・能力・技能・戦闘スタイル・弱点などをできる限り簡潔に提示していただきます。

    それをAIに学習させてどちらが勝つかを決めてもらいます。

    こちらの都合でキャラ提示後もいくつか質問させて貰う場合があります。もしも回答がなかった場合はAIに補填して貰います。

    ※勝確のチートキャラ・過度なエログロ・和解目的のキャラは禁止


    戦場は「平原(昼)」です。


    最初の対戦

    >>2 VS >>3


    参考にさせていただいたスレ↓

    AIにあにまん民のオリキャラ同士を戦わせるスレ|あにまん掲示板bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 18:21:31

    アイリス Lv1

    RPG世界のキャラクター
    別次元にいるプレイヤーに行動を操作されており、本人に人格と呼べるものは存在しない

    相手にダメージを与えるor相手からダメージを受けるのどちらかを満たすことで経験値が蓄積され、ある程度まで貯まるとレベルアップする

    レベルアップすると攻撃力や防御力などの基礎ステータスが上昇し、ランダムで何かしらの新スキルを習得する

    高レベルになるほどレベルアップするために必要な経験値が多くなるが、その分ステータスの強化率と習得できるスキルの性能が大幅に上昇する

    獲得できる経験値は与えたor与えられたダメージが大きいほど多くなる

    弱点
    低レベルのうちはステータスが低く、レベルアップで習得できるスキルも「被ダメージ軽減(弱)」みたいな感じでショボい
    とはいえどんなスキルでも無いよりはマシぐらいの性能ではある

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 18:24:20

    フライングシャーク
    空を飛んでいる鮫
    凶暴で何にでも襲いかかる性格

    羽根を持たずに空を飛ぶことができ、獲物を見つけると何でも噛み砕く牙で噛みついて食べようとしてくる
    また、毒や薬といった類にも耐性を持ち効かない

    知能はそこまで高くなく、簡単な罠にも引っかかってしまう。
    弱点は火

  • 4AIの力、お借りします!25/02/14(金) 19:18:48

    >>2

    何か武器とかは持ってますか?

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 19:23:55

    >>4

    特に決めてないのでとりあえず剣とか持たせといてください

  • 6AIの力、お借りします!25/02/14(金) 20:01:19

    昼下がりの平原。雲一つない青空が広がる。

    「アイリス、前方に敵を確認。戦闘開始。」

     どこか遠くから響く声。その声に応じるように、少女は剣を構えた。

     彼女の名はアイリス。RPG世界の住人。とはいえ、彼女自身に意志はない。ただ、別次元にいる誰か――プレイヤーの指示に従うだけの存在だった。

     眼前には獰猛な生き物がいた。

     フライングシャーク。

     大空を泳ぐように飛ぶ巨大な鮫。その鋭い牙は何でも噛み砕き、狂暴な性格のため獲物を見つけると何の前触れもなく即座に襲いかかる。今もアイリスを視認した瞬間、牙をむき、唸り声を上げながら高速で突進してきた。

  • 7AIの力、お借りします!25/02/14(金) 20:03:25

    「回避。」

    プレイヤーからの指示を受けたアイリスは素早く横へ跳んだ。しかし、未だ低レベルの彼女の身体能力はそこまで高くはない。避けたつもりだったが、フライングシャークの尾がかすり、草原の地面に転がった。

    「……!」

     軽度のダメージを受ける。
     しかし、同時に彼女の体には経験値が蓄積される。

    「戦闘継続。反撃開始。」

     再びプレイヤーからの指示が送られてきた。アイリスはよろめきながらも立ち上がると、おもむろに剣を振り上げた。目標は、フライングシャークの横腹。だが、飛んでいる敵に攻撃を当てることはなかなか難しい。

    「ジャンプ攻撃。」

     Lv1のため身体強化スキルなど持っていない彼女は、低い跳躍で剣を振るった。

     刃がフライングシャークを僅かに掠める。

    「ギャァッ!」

     斬撃が敵の皮膚を裂いたが、所詮はLv1であるため傷は浅い。フライングシャークは痛みによって激しく怒り、さらに素早く動き出した。

    「距離を取れ。」

     プレイヤーの指示によりアイリスは後方へ下がる。しかし、フライングシャークは逃がさない。空を滑るようにして急速に接近し、その巨大な口を開いた。

    「ガァァアア!!」

     牙がアイリスに迫る。

  • 8AIの力、お借りします!25/02/14(金) 20:04:28

    「防御。」

     アイリスは咄嗟に剣を前に構えたが、力の差は歴然だった。ガブリ。腕ごと噛みつかれ、そのまま宙へ持ち上げられる。

    「ダメージ確認。」

     腕が千切れるほどではなかったが、牙が深く食い込んだ傷から大量の血が流れる。しかし、その痛みと引き換えに、経験値が爆発的に溜まっていく。

    「経験値上昇。レベルアップ。」

     アイリスの身体が眩い光に包まれる。
     彼女はLv2へと成長したのだ。

    「新スキル習得……『防御力アップ(小)』。」

     劇的な変化ではないが、多少の耐久力が上がった。レベルアップしたのも束の間、大量出血によりアイリスの腕から力が抜け、剣が地面に落ちる。

    「脱出。反撃準備。」

     彼女は全力で足をばたつかせ、何とかフライングシャークの口から抜け出すと、落ちるようにして地面へ転がった。

    「拾う。攻撃。」

     彼女はすぐさま剣を拾い、再びフライングシャークへ立ち向かう。

     フライングシャークは、なおも襲いかかる。だが、レベルが上がったアイリスは、わずかに速く、わずかに強くなっていた。
     これこそが彼女の特殊能力「レベルアップ」の恩恵である。

  • 9AIの力、お借りします!25/02/14(金) 20:05:37

    「攻撃。」

     フライングシャークが噛みつく瞬間、アイリスの剣が閃く。

     ザシュッ!!

    「ギャァァアア!」

     アイリスを捕食せんと大きく開けた口内に剣が突き刺さる。フライングシャークは苦悶の叫びを上げ、空中で暴れまわる。

    「追撃。」

     アイリスは跳躍し、口内に刺さった剣を引き抜くと同時にさらに一撃を加える。今度は確実に深手を負わせた。

    「グルルル……!!」

     フライングシャークに大ダメージを与えたことにより大量の経験値を獲得した。

    「レベルアップ。」

     再びアイリスの体から光が溢れる。彼女はLv3へと成長した。

    「新スキル習得……『攻撃力上昇(中)』。」

     アイリスの攻撃力が格段に増す。
     もうかつてのひ弱な彼女の面影は残っていない。

    「決着をつけろ。」

     プレイヤーからの最後の指示が下る。

  • 10AIの力、お借りします!25/02/14(金) 20:06:38

    アイリスは最後の攻撃を放つべく、剣を振り上げた。

    「ガァァァ……!」

     フライングシャークはまだ抵抗しようとするが、受けたダメージは甚大。まだ復帰しきれず体勢を崩していた。

    「チェックメイト。」

     彼女の剣が鋭く振り下ろされる。

     刃がフライングシャークの首元に突き立ち、そのまま一瞬で貫いた。

    「……ガァ……」

     低い唸りを残し、フライングシャークの巨大な身体が地面に落ちる。

    「ギャギャギャ……」

     断末魔のようにかすれた鳴き声が平原に響く。

     「討伐完了。」
     彼女は誰に言うでもなく呟いた。

  • 11AIの力、お借りします!25/02/14(金) 20:07:32

    「経験値獲得。レベルアップ。」

     アイリスの身体が再び光に包まれる。フライングシャークを討伐したことでLv4へと成長したのだ。

    「新スキル習得……『敏捷上昇(大)』。」

     素早さが大幅に向上し、動きが滑らかになる。

    「……戦闘終了。次の指示を待機。」

     意思を持たない彼女には戦闘の余韻もない。

     アイリスは剣を収め、静かに立ち尽くした。

     しかし、その時。

    「ガァァァア!!」

     突如、倒れたはずのフライングシャークが最後の力を振り絞り、アイリスに向けて猛烈に襲いかかる。

    「迎撃。」

     プレイヤーの声に応じ、アイリスは瞬時に剣を振るう。

     ザクリ。

    「ギャアアアア……!!」

     絶叫と共に、フライングシャークは完全に沈黙した。
    決着:アイリスの勝利

  • 12225/02/14(金) 20:18:42

    なんかうちの子勝ってて嬉しい
    過去スレと文章の感じは結構違うけどこれはこれで嫌いじゃない

  • 13AIの力、お借りします!25/02/14(金) 20:26:56

    >>12

    ありがとうございます。

    お褒め頂き光栄ですが、個人的には参考にさせていただいたスレに比べるとやはりまだ粗さが残ってる感じはしますね。

    これに関しては何回かやっていく中で徐々に改善していきたいと思っています。

  • 14AIの力、お借りします!25/02/14(金) 20:27:52

    次の対戦

    >>15

    >>16

  • 15二次元好きの匿名さん25/02/14(金) 21:12:56

    エンジェル666(トリプルシックス)
    A-6 イントルーダーのレプリカに高性能AIを搭載した自律稼働攻撃機
    名前はイントルーダー 怒りの翼の原作小説の邦題「デビル500(ファイブ・オー・オー)応答せず」に因む
    エンジンは非常に強力なため、機体構造が堅牢なのも相まってペイロードはオリジナルを大幅に上回る
    多彩なミサイル、爆弾、ロケット弾を装備可能でそれによる対地攻撃は苛烈
    AIは友好的だが、反AIに対しては極めて残忍かつ冷酷にして瞬間湯沸かし器同然の癇癪持ちと化す
    弱点は飛行速度がマッハ1未満かつ、空対空ミサイルを装備しないと敵航空戦力に対応できないこと

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 01:37:23

    高野龍二
    パワードスーツに全身を包んだベテランの軍人。一人で砂漠の中で待機し続けて狙撃をしていたことから「岩石の老兵」という異名を持つ。

    □武装
    ・「鋼武弐式」
    全身にまとうパワードスーツ。ホバー移動によって高速で移動することが可能。光学迷彩機能を搭載しており透明化出来るが移動すると光学迷彩は無効になる。
    ・「雷轟」
    パワードスーツと共に使うことを想定している大型狙撃銃。レールガンであり高射程、高威力を誇る。連射は出来ない。
    ・「赫牙」
    全長130cmの大型ブレード。刀身に熱を通す切断力を上げることが出来る。
    ・「天泣」
    「鋼武弐式」の肩に搭載されている機関銃。

    □戦法
    主に光学迷彩で身を隠しながら狙撃の機会を伺う。見つかっても「鋼武弐式」の機動力で移動しながら「雷轟」での狙撃と「天泣」への射撃を狙う。接近戦も「赫牙」で対応可能。

  • 17AIの力、お借りします!25/02/15(土) 07:10:04

    >>15

    万が一全ての武装が尽きた場合はどうやって戦う想定ですか?

  • 18AIの力、お借りします!25/02/15(土) 07:12:27

    >>16

    パワードスーツの耐久力とレールガンの最高射程はどの程度を想定していますか?

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 08:25:02

    >>17

    基本的にはマニューバーキルを試みますが、それでは勝てないと判断すればor殺すか瀕死にしておかないと気が済まなくなったら即カミカゼしてきます

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 09:10:27

    このレスは削除されています

  • 211625/02/15(土) 09:19:11

    >>18

    パワードスーツの耐久はミサイルなどの爆撃も2回程度なら直撃を食らっても耐えられます

    レールガンの射程に関しては5キロ先の飛んでるエンジェル666に当たる程度には遠距離攻撃が可能です(メタ的に流石に届かないと勝負成立しなさそうなので)

  • 22AIの力、お借りします!25/02/15(土) 17:30:43

    ただひたすらに広大な平原。陽光に照らされた青い空を、一機の攻撃機が滑るように飛行していた。

    『戦場エリア、確認。目標の存在を検出。識別コード……未登録。』

     エンジェル666。高性能なAIを搭載した自律稼働攻撃機。その機体には、無数の武装が懸架されていた。

    『通信、試行。あなたの識別名を求む。』

     対するは「岩石の老兵」――高野龍二。彼は野に紛れ、光学迷彩を起動させたまま狙撃の機会をうかがっていた。

    「……黙っていろ、機械野郎が。」

     光学迷彩が微かに揺らめく。彼は「雷轟」を構え、攻撃機の進行方向を見据えた。

    『敵性反応、検出。敵意を確認。攻撃準備に移行。』

     エンジェル666は相手の姿こそ見えぬものの、何者かに敵意を向けられたことを即座に察知。翼下のロケットポッドが展開し、敵意の在処と思われる地点をロックオンした。

    「やらせるかよ……!」

     龍二はロケット弾が放たれるよりも早く引き金を引く。

     レールガン「雷轟」の砲身が閃光を放ち、次の瞬間、圧倒的な速度で砲弾が空を切り裂いた。

  • 23AIの力、お借りします!25/02/15(土) 17:31:48

    『被弾、確認。機体損傷率、軽微。続けて攻撃、開始。』

    エンジェル666の機体が揺れるも、強固な装甲がなんとかダメージを抑えた。エンジェル666は攻撃が飛んできた方角から相手の位置を一瞬で割り出し、すぐさまロケット弾が龍二の潜伏地点へと襲い掛かる。

    「チッ!」

     爆風と砂塵が舞い上がる。龍二はホバー移動によって何とか攻撃を回避し、別の地点へと跳ぶ。光学迷彩が解除され、その姿がついに明らかとなった。

    『目標、捕捉。次弾発射。』

     龍二を完全に捕捉したエンジェル666は、一切の迷いなく攻撃を再開する。

     次々と炸裂する爆弾。しかし、龍二は巧みなホバー機動でそれをかわしながら、「天泣」を起動。肩部の機関銃が咆哮し、エンジェル666の機体へと鉛弾を浴びせる。

    『攻撃確認。装甲に損傷なし。戦術変更……至近距離戦闘へ移行。』

     弾丸の雨を受けてもなお、エンジェル666の装甲は健在であった。

     機体が急旋回し、超低空飛行を開始。機体を傾けながら、超高速で龍二へと突っ込む。

    「なら、こっちも迎えてやる!」

     龍二は「赫牙」を引き抜いた。熱を帯びた刃が空気を焦がし、獲物を迎え撃つ。

  • 24AIの力、お借りします!25/02/15(土) 17:33:03

     爆音と共に、攻撃機が眼前に迫る。機体の巨大な機首が龍二を薙ぎ払わんとする刹那、彼はホバーで上昇し、一瞬で機体上部へと飛び乗った。

    『意図不明な行動。警戒レベル、最大。』

    「意図? そりゃあ、おめぇをぶっ倒すためだよ!」

     赫牙の刃が閃く。装甲を焼く音が響き、機体表面が灼け爛れる。しかし、エンジェル666は即座に機動を変更。機体を高速でローリングさせ、龍二を振り落とそうとする。

    「クソッ、しつこい……!」

     彼は片手で機体にしがみつきながら、もう片方の手で「雷轟」を構えた。

    『行動分析。高威力武装使用の可能性、大。対策プラン……排除。』

     エンジェル666のハードポイントが展開。大量の爆薬を周囲に撒き散らす。

     ローリングの勢いにより爆薬は即座に起爆。お互いを巻き込んで大爆発を起こした。

    「……ッ!」

     龍二は即座に機体から飛び降りようと行動を起こす。しかし、爆発の余波を受け、上空から地面に叩きつけられた。

  • 25AIの力、お借りします!25/02/15(土) 17:34:47

    砂塵が晴れる。龍二は血を滲ませながらもなんとか立ち上がった。

    「……やるじゃねぇか、鉄の天使さんよ。」

    『敵対意志、継続。終結手段、実行。』

     頑強な装甲を持つエンジェル666と言えどさすがに自爆によるダメージは大きい。

     全身全霊をかけた最後の行動に移る。全武装を同時に起動して最大出力へと変更し、急上昇を開始。

    「こっちも……全力で迎えてやる……!」

     爆発と落下によるダメージで「鋼武弐式」は半壊状態。歴戦の肉体も既に満身創痍だ。

     しかし、その目だけは今まで以上に輝いていた。龍二は呼応するように「雷轟」を構え、最後の一発に向けて狙いを定める。

    『終結。』

     エンジェル666は全ての武装による一斉攻撃を放つ。それと同時に龍二の「雷轟」も放たれる。

     両者の轟音が戦場に響いた。閃光と爆炎が砂漠を呑み込む。

     そして、しばしの静寂が流れた。

     煙の中から現れたのは、立ち上がる龍二の姿。

    「……勝ったのは、こっちだぜ。」

     エンジェル666は、砂の中に沈んでいた。そのAIの声は、もはや響かなかった。
    決着:高野龍二の勝利

  • 26AIの力、お借りします!25/02/15(土) 20:23:52

    次の対戦

    >>27

    >>28

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:33:06

    ハルナ

    特殊な能力を宿した文字を扱う一族に生まれた天才児
    齢10歳にして能力の極意を会得したが、本人的にはまだまだ成長途中のつもり
    メスガキ気質で他人を煽るのが趣味
    とはいえ煽って負けるのが一番ダサいから勝負自体は真剣にやる

    能力
    文字を与えることでその対象にその文字の性質を付与できる

    文字を与える対象は任意で選択でき、物に限らず人間にも性質を付与することができる

    例えば、自分に対して「天世の肉体を持つ」という文字を付与すれば身体能力が大幅に強化されるし、相手に「虚弱体質の」という文字を付与すれば相手に対して大きなデバフをかけられる
    イメージとしてはマックスウェルの不思議なノートみたいな感じ
    使い道次第で割と何でもできる便利な能力
    子供特有の柔軟な発想力も相まってかなり強い
    弱点は一つの物体に対しては一つしか文字を付与できないこと(二つ以上文字を付与した場合は最初の文字が上書きされる)

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 06:30:00

    ゴーレムマスター

    鉱物に魔力を流し込むことでゴーレムにすることができる
    ゴーレムは素材となった鉱物の特性を受け継いでおり、その強さは鉱物の希少性に比例する
    (石とか土のゴーレムよりもダイアモンドや黄金などのゴーレムの方が強い)
    本人の戦闘能力は低く戦闘は完全にゴーレム頼りだが、ゴーレムの扱いにおいてこいつの右に出るものはいない
    ゴーレム愛が強く、基本的にゴーレムのことだけを考えて行動するゴーレム狂いである

  • 29AIの力、お借りします!25/02/16(日) 07:43:04

    >>28

    一度に出せるゴーレムの数は何体までですか?

  • 302925/02/16(日) 07:51:42

    >>29

    2体までですね

    あくまで一度に出せるのが2体までなだけで、どちらかが倒されたらまた新しいゴーレムを作成できます

  • 31AIの力、お借りします!25/02/16(日) 10:00:11

    青空が広がる平原。太陽が燦々と降り注ぎ、心地よい風が草を揺らしていた。その中心に、10歳の天才児ハルナが立っている。彼女の目は挑戦心に満ち、口元には勝ち誇った笑みが浮かんでいた。

    「ふふ、今日も面白い戦いになりそうね。準備はいい?」

    低く響く声が遠くから届く。ゴーレムマスターが両手を掲げ、魔力を集中させていた。足元の地面が揺れ、何かが地中からせり上がってくる。

    「小娘が……オレのゴーレムの力、存分に味わうがいい。」

    地面が割れ、巨大なアイアンゴーレム2体が姿を現した。輝きを放つその身体は、ただの鉱物の塊ではない。圧倒的な存在感を誇っていた。全身が鋼鉄で覆われ、その硬度は並の武器では傷一つつかないほどだ。

    「へぇ、なかなか強そうなゴーレムじゃない。でも、その程度じゃ私には勝てないよ。」

    彼女の指が宙を走る。そこに文字が浮かび上がると、次の瞬間、自分自身の体へと刻まれる。「 『天世の肉体を持つ』――っと。これで少しは対等になったかな?」

    光がハルナの体を包み込む。その瞬間、彼女の体が軽くなり、力がみなぎる感覚が広がった。これこそが彼女が持つ特殊な文字の力である。物体に文字を付与することでその性質を対象に与えることができ、使いようによってその可能性は無限大と言えるだろう。

    「小賢しい……だが、オレのアイアンゴーレムを相手にどこまでやれるかな?」

    2体のアイアンゴーレムが同時に拳を振り上げる。空気を切り裂く音と共に、大地が震えるような衝撃が走る。ハルナは素早く身をひるがえし、紙一重で回避する。アイアンゴーレムの拳が大地を叩きつけられた瞬間、地面が陥没し、巨大なクレーターが生まれた。

    「ふぅ、危ない危ない。じゃあ、私からのお返しね。」

    ハルナはアイアンゴーレムの強大さに恐れることなく流れるように指を走らせ、新たな文字を紡ぐ。

    「 「虚弱体質の』……と。」

    光がゴーレムの体に吸い込まれたかと思うと、途端にその動きが鈍くなる。先ほどまでの威圧感が揺らぎ、ゴーレムがわずかによろけた。

    「何ッ……!? バカな!?」ゴーレムマスターは突然の出来事に大きく狼狽える。こんな事象は彼にとっても初めての出来事であった。

  • 32AIの力、お借りします!25/02/16(日) 10:01:54

    「ほらね? ゴーレムは所詮、強化された鉱石の塊。ちょっとした調整を加えてあげれば、ただの石ころになっちゃうのよ。」

    ゴーレムマスターは奥歯を噛みしめ、ポーチからダイアモンドと黄金を取り出す。

    「舐めるなよ、小娘……このゴーレムはオレの誇り、その程度の小細工で崩れるものか!」
     
    彼は二つの鉱物に持てる全ての魔力を注ぎ込み、2体のアイアンゴーレムとそれぞれ融合させた。

    「ゴールデンゴーレムとダイアモンドゴーレムのご登場だ!」

    先ほどのアイアンゴーレム以上の輝きを放つ2体のゴーレムが生成された。

    決して見た目だけではない。その性能もアイアンゴーレムとは比べ物にならない。

    「地獄で後悔するんだな!」

    2体のゴーレムの巨大な拳が再び振り下ろされる。そのスピードは先ほどとは比にならないほど速い。しかし、ハルナは即座に跳躍し、空中で回転しながら避けた。

    「やるじゃん。でも、私はもっとやるよ!」

    彼女は着地と同時に新たな文字を紡ぐ。その文字は彼女の肉体を最大限に強化するものであった。

    「 「韋駄天の』……!」

    光が彼女の体を包み込んだ瞬間、ハルナの動きが一変する。まるで光のように高速で駆け、二体のゴーレムの足元に滑り込むと、ゴーレムの脚部にそれぞれ文字を刻み込む。
    「 『崩壊する』……!」

    二体のゴーレムの脚部が突然ひび割れ、巨体がバランスを崩しながら後方へ倒れ込んだ。轟音とともに大地が揺れる。

  • 33二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 10:03:03

    このレスは削除されています

  • 34AIの力、お借りします!25/02/16(日) 10:04:09

    「ぐっ……!」

    ゴーレムマスターはすぐに新たな魔力を注ぎ込み、崩壊した部分を再構築しようとするが、ハルナはそれを見逃さない。

    「よーし、そろそろ決めようか!」

    再び指を走らせ、彼女は新たな言葉を刻む。

    「 『無力な』……!」

    その瞬間、ゴーレムマスターの身体が光に包まれたかと思うと、一気に力を失い崩れ始める。魔力を失ったことでゴーレムたちの巨体が軋み、音を立てながら崩れ落ちた。
    …しかし、ゴーレムマスターは未だ闘志を失ってはいなかった

    「こうなれば奥の手を使うしかあるまい!」彼は最後の力を振り絞り、ゴールデンゴーレムとダイアモンドゴーレムの残骸を融合させ、最強のゴーレム【アルティメットゴーレム】を生み出したのだ

    「さぁどうする?命乞いでもするか?」

    今度はゴーレムマスターがハルナを煽る。

    「これはさすがに聞いてないよ…!」

    今まで余裕綽々だったハルナの顔に初めて動揺が浮かぶ。

    「とりあえずやるだけやってみよう! 『豪炎に包まれた』 …!」

    彼女の文字がアルティメットゴーレムに刻まれ、その体は激しい炎に包まれた。しかし、最高級のゴーレムの融合体であるアルティメットゴーレムにはその程度の炎は通じない。

    「いけ!そのまま叩き潰せ!」

    ゴーレムマスターの指示に合わせ、アルティメットゴーレムの剛腕が幼女に降りかかる。

  • 35AIの力、お借りします!25/02/16(日) 10:04:42

    「くっ…!『頑強な』!」

    ハルナは直前で自分に文字を付与し、防御力を向上させた。とはいえ、アルティメットゴーレムの一撃は強力無比、その程度の防御では防ぎきれない。

    「これで終わりだ!」

    ゴーレムマスターが最後の指令を下す。決着の時は近い。

    「ここで勝てなきゃ確実に死ぬ!『異次元の力を宿した』&『超低速の』!」

    ハルナは今使える最強の文字を自身と相手に付与する。そして、多少減速したとはいえ凄まじいスピード近づいてくるアルティメットゴーレムの拳に向けて全身全霊の力を放つ。

    ………大地が割れんばかりの大音量が響き渡り、ついに決着がついた。



    砂塵が収まると、そこにはただの鉱石の破片が散らばるのみ。ゴーレムマスターは肩を落としながら、敗北を噛みしめていた。

    「へへっ、楽しかったよ。今度はもっと強くなって挑んできなさいよね!」

    彼女は勝利の余韻に浸りながら、いたずらな笑みを浮かべた。

    勝者:ハルナ

  • 36AIの力、お借りします!25/02/16(日) 10:44:37

    次の対戦

    >>37 VS >>38

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 11:32:26

    荒川シュウヤ
    □人物
    スタントマンをしている青年。以前スタント中の事故で頭を強く打ち、その時に能力に目覚めた。

    □能力
    ・未来視
     近い先の未来の景色を見ることが出来る。正確に言えば「発動してから◯秒間に何が起こるか見ることが出来る」能力。秒数は最大10秒まで指定でき、発動した瞬間指定した秒数間の視覚情報が頭に入ってくる。1度発動すると指定した秒数分インターバルを置く必要があり(5秒指定すると5秒間インターバルを置く)、未来を見て動きを変えれば容易く未来は変わる。
     なお、インターバルを置かなくても能力を発動することは可能だが、デメリットとして頭に激痛が発生するため1回の戦闘で1度しか出来ない。

    □武器
    ・ナイフ
     特殊な術が施されたナイフ。魔力を込めることで切れ味が上がる。

    □戦法
    基本的に未来視で相手の攻撃を避けながらナイフで接近戦を試みる。スタントマンのため身体能力はかなり高いが身体強化の魔法などはないため、身体能力はあくまで一般人のライン。格闘技も多少心得がある。

    □弱点
    基本的に接近戦しか出来ず遠距離攻撃はない。未来視の未来はあくまで「未来の視界」を見る能力であるため、視界外からの攻撃などは見ることはできず少ない情報から推測しなくてはならなくなる。

  • 38二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 11:53:29

    紫影
    人物 元気なおっちょこちょいクノイチ
    能力 影 影の中に入れる(尚基本的に当の本人は戦闘中忘れてる)
    武器 特殊な糸 敵を切断、拘束したり支えにしたりする
    戦法 糸で相手を切り付けたり高い身体能力で遠近に対応して相手の苦手な所で戦う。 体が柔らかく、基本的に回避しながら糸を相手に巻き付ける様にして戦闘する

    弱点 超ドジ 相手が何か仕掛けた様な物ならある程度勘づくが自分の糸で傷つけた物や使い捨てた物によって足をよく掬われる 
    そして目の良さから急な光が苦手

  • 39AIの力、お借りします!25/02/16(日) 12:24:10

    >>37

    能力発動中に見えるのは「このまま進んだ場合の未来」だけで「自分がなんらかの行動を起こして変わった未来」はその発動中には見えないって認識で大丈夫ですか?

  • 40AIの力、お借りします!25/02/16(日) 12:27:24

    >>38

    糸は体のどこかから射出する感じですか?それとも別の出し方があったりしますか?

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 12:36:59

    >>40

    糸は手袋の指先から出します 

  • 423725/02/16(日) 12:41:42

    >>39

    その認識で大丈夫です

  • 43二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 15:35:26

    前のあれとは別の人なのね
    こういうのは違う刺激を受けられるからいいね

  • 44AIの力、お借りします!25/02/16(日) 18:00:45

    青々とした草原が広がる平原。真上には雲ひとつない青空が広がり、風が心地よく吹き抜ける。だが、そんな穏やかな風景とは裏腹に、この場には確かな緊張感が張り詰めていた。

     荒川シュウヤは軽く肩を回しながら、目の前の対戦相手を見据えていた。相手は紫影。元気いっぱいのくノ一らしい。彼は女を傷つけるのは好きではないが、戦いとなれば話は別だ。

    「お手柔らかに頼むよ、お姫様。」

     シュウヤは軽口を叩きながらナイフを構える。紫影は笑いながら指先を動かし、細く光る糸を操る。

    「ふふっ、そっちこそ、すぐに縛られちゃわないようにね?」

     その瞬間、紫影の姿がシュウヤの視界から消えた。

    「っ……!」

     シュウヤはすぐに【未来視】を発動し、数秒後の未来を視た。そこには、自分の足元に絡みつく糸、そして後ろを振り向いた先に紫影の姿があった。

    (なるほど、糸による拘束か……)

     シュウヤは瞬時に地面を蹴り上げ跳び上がる。その数瞬後、彼がさっきまで立っていた場所に糸が巻き付く。これが彼の能力の真髄。数秒先の未来を視ることで自らの望まない未来を変えることができるのだ。

  • 45AIの力、お借りします!25/02/16(日) 18:01:32

    「おお、避けた!」

     紫影が驚いたように声を上げる。しかし、彼女はすぐさま動きを切り替え、周辺の木に糸を引っ掛けて華麗に宙を舞った。

    「私の動きについてこられるかしら?」 紫影は周囲の木々を利用してパルクールのように平原を飛び回り、シュウヤに向けて糸を放つ。一本、二本、三本——まるで蜘蛛の巣のように彼女の糸は張り巡らされていく。

    (未来視、発動——)

     シュウヤはもう一度未来を視る。そして、跳ねるように身体を反転させながら予定調和のごとく糸を回避。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってか?まぁ俺には無意味だけどな。」だが、一瞬の油断が命取りになった。

    「ふふっ、かかった♪」

     死角から飛んできた紫影の糸がシュウヤの腕に絡みつき、一気に締め上げる。

    「ちっ……やるな。」

     シュウヤは自らの慢心を改め、体勢を立て直しながらナイフに魔力を込める。刃が青白く光を帯び、次の瞬間、絡みついた糸を一閃——断ち切った。

    「ええっ!? 切れるのそれ!?」

     驚く紫影の声。その刹那、シュウヤは一気に間合いを詰めた。

    「もらった!」

     未来を視るまでもなくナイフが彼女の肩に届く——そう思った瞬間、目の前に広がる光景がシュウヤの意識を数瞬奪った。

    「……っ!? 影の中!?」

     紫影は咄嗟に地面に影を作り、そこに潜り込んでいた。次に現れたのはシュウヤの真横。

  • 46AIの力、お借りします!25/02/16(日) 18:03:15

    「完全に忘れてたけど私実は影に潜れるんだよね。」 

    彼女はあっけらかんとした笑顔でそう呟くと、影から飛び出た勢いを乗せて攻撃を繰り出す。
    紫影の蹴りがシュウヤの脇腹を狙う。シュウヤはとっさに腕を上げてガードするも、その勢いに体勢を崩された。

    「よし、あと一押し!」

     紫影が再び糸を放とうとしたその時——。

    「甘いね。」

     シュウヤはすでに【未来視】で彼女の次の行動を見切っていた。
     数秒先の未来を基に、紫影が糸を放つ前にナイフを投げつける。刃は正確に彼女の指先をかすめ、軌道を狂わせた。

    「あっ、やば——!」

     紫影の糸が絡まり、自らの足を縛り上げてしまう。

    「ドジったな?」

     シュウヤは全てを見透かしたように言い放つ。

    「うう…参った参った。これじゃ動けないよー。」

     彼女が降参の意を表す。

    「ふぅ……本当に強かった。ま、俺もギリギリだったけどな。」

     シュウヤはナイフを拾い上げ、紫影に手を差し伸べた。

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 18:04:17

    このレスは削除されています

  • 48AIの力、お借りします!25/02/16(日) 18:04:42

    ………その瞬間!

    「忍者の言葉を信じちゃいけないよ。」

    紫影はシュウヤの顔面に糸を巻き付ける。

    「クソッ!卑怯だぞ!」

    シュウヤは反射的に【未来視】を発動し、相手の次の行動に備えようとする。
    しかし、視えたのは現在と変わらない暗闇だった。

    「未来が視えるって言ったって、視界が遮られてちゃ意味ないよね。」

    紫影は動揺しているシュウヤからナイフを奪い取り、足の拘束を切り裂いた。

    「ドジった時はマジで終わったと思ったけど、あんたがお人好しで助かったわ。」

    そう、彼女は腐っても忍者である。元気で明るい姿も嘘ではないが、卑怯も外道も辞さない確かな冷酷さもまた、彼女の一部である。

    「これぞほんとの『お先真っ暗』ってね。」

    その言葉を最後に、シュウヤの視界はさらに深い永遠の闇に包まれた……

    勝者:紫影

  • 49AIの力、お借りします!25/02/16(日) 19:12:28

    次の対戦

    >>50 VS >>51

  • 50二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:39:00

    アナスタシア

    ポジティブでどんな時でも明るい炎魔法使いの少女。
    炎魔法以外の才能が一切無いが、その分炎魔法に関しては歴史上でも稀なレベルの適性を持つ。
    炎魔法を最大限に活かして近・中・遠の全てに対応するオールラウンダー。

    遠距離炎魔法【フレアビット】
    無数の火球を対象めがけて飛ばしまくる。
    一発一発の威力は低いが、連射力でそこは補う。

    中距離炎魔法【ボルケーノクラッシュ】
    地面に炎の魔力を流し込み火柱を発生させる。
    火柱の発生までが少し遅いが、直撃すれば全身が焼け焦げるほどのダメージを与えられる。

    武装炎魔法【フレイムアーツ】
    卓越した魔力操作により炎を武器の形にする。
    デフォルトで攻撃に炎上の追加効果が付与されている。

    防御炎魔法【バーニングシールド】
    自分の周囲に炎を張って相手の攻撃を防ぐ。
    ちょっとした攻撃ならシールドに届く前に蒸発してしまう。

    究極炎魔法【オメガプロミネンス】
    全ての魔力を圧縮し、全てを焼き尽くす業火として一気に解き放つ。
    全方位攻撃の都合上発動した自分もただでは済まないが、それでも奥の手としてはかなり優秀な部類。

    弱点:炎魔法の火力が強過ぎて発動した自分さえも焼き尽くしかねない。

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:22:25

    玄藤ゴウタ
    □人物
    筋骨隆々で傷だらけの大男。裏賭博場で能力者の殺し合いに参加して何度も生き残っている猛者。

    □能力
    ・「反撃の咆哮」(スカー・ハート)
    「体を動かす」、「ダメージを受ける」などすると肉体にエネルギーを溜め込むことが出来る能力。エネルギーが溜め込まれると肉体から赤いオーラのようにエネルギーが放出され始め、身体能力を上げる効果がある。赤いオーラを肉体に纏うことで擬似的にバリアのようになっており、相手からのダメージを軽減する効果もある。
    つまり、戦えば戦うほど身体能力と防御力が上がっていく能力である。
    ・「赤光の猛追」(アクセルモード)
     「反撃の咆哮」で溜め込まれたエネルギーが一定量超えた状態。赤いオーラが濃くなり目や体の傷などが赤く発光しだす。身体能力は常人を超え、並の人間では赤く弧を描く光しか捉えることができなくなるほどのスピードで動けるようになるうえ、更に戦闘能力が加速度的に上昇していく。
    ・「赫炎の滅却」(オーバードライブモード)
     「赤光の猛追」から更にエネルギーを溜め込み、ゴウタの許容限界を超えた状態。赤いオーラは赤黒く染まり、相手からは赤く光る目や傷しか姿が見えなくなる。「赤光の猛追」以上に戦闘能力、防御力は上昇し拳を振るう衝撃波だけで数メートル先のコンクリートが砕け、走るだけで地面がひび割れるほどのパワーがある。しかしここまで来るとゴウタの肉体も徐々に崩壊していき、最終的に赤いエネルギーを噴き出しながら自爆してしまう。

    □戦法
    「反撃の咆哮」を利用した格闘戦。ゴウタは基本捨て身の格闘戦で戦う。戦えば戦う程戦闘能力が上がるため多少のダメージはものともせず敵に突っ込んでいく。長年の裏賭博場での経験から危険な技などは直感で分かるためかなり危ない技は巧みに回避する強かさもある。

    □弱点
    「反撃の咆哮」の関係上どうしても無理矢理前に出るため攻撃は受けやすい。
    「反撃の咆哮」のエネルギーは戦闘中放出される以上に溜め込まれるため、実質「赤光の猛追」や「赫炎の滅却」になると解除は出来ない。そのため長期間戦うと自爆のリスクがつきまとうため長期戦は苦手である。

  • 52AIの力、お借りします!25/02/17(月) 01:11:02

    陽光が降り注ぐ広大な平原。風が草原を撫で、穏やかに揺れる。しかし、ここには安らぎなど存在しなかった。

    大地を焦がすような熱気と、獣のような殺気が交錯する。火炎を纏う少女アナスタシアと、赤黒いオーラを放つ猛者・玄藤ゴウタ。二人の戦士が向かい合っていた。

     アナスタシアは指先に小さな炎を灯し、くるくると回しながらにこやかに笑った。

    「おじさん、すっごく強そうだけど……大丈夫? 燃えちゃわない?」

     ゴウタは肩を回しながら首を鳴らし、不敵に笑う。

    「この体はな、何度も地獄をくぐり抜けてきた。ちょっとやそっとの炎じゃ、オレは燃えねえよ。」

     その瞬間、アナスタシアの周囲に無数の火球が浮かび上がる。一つ一つが小さな太陽のように明るく輝き、熱風を巻き起こしていた。

    「なら、試してみよっか!『フレアビット』!」

     無数の火球が音を立てながらゴウタへと襲いかかる。だが、彼はそれらをいにか意に介さず前進し続けた。次々と炎を受けながらも、赤いオーラが燃え盛る炎を弾くように揺らめく。

    「えっ……全然効いてない!?」

    アナスタシアの顔には動揺が浮かぶ。

    「俺は攻撃を受けるたびに強くなるんだよ……悪いな、小娘!」

    無数の火球を受けたことでゴウタのオーラがさらに濃くなり、地面にヒビが走る。蓄積されたエネルギーが一定量を超えたことで「赤光の猛追」が発動したのだ。

  • 53AIの力、お借りします!25/02/17(月) 01:13:17

    「そらっ!お返しだ!」

    ゴウタは爆発的な速度で距離を詰め、巨大な拳がアナスタシア目掛け振り下ろされる。「これはヤバいわね……!」

     アナスタシアはギリギリでバーニングシールドを展開。燃え盛る炎の壁が拳を受け止めるが、圧倒的な腕力の前に炎ごと吹き飛ばされた。

    「くっ、強すぎる……でも!」

     彼女は着地と同時に地面へ手をつき、魔力を流し込む。

    「ボルケーノクラッシュ!」

    ゴウタの足元が突然光を放ち、巨大な火柱が噴き上がる。直撃を受けたゴウタの全身が炎に包まれる。しかし、その中からさらに濃密な赤黒いオーラが噴き出した。

    「へへっ……燃えるぜぇ!」

    彼女の攻撃によりゴウタのパワーはさらに増していく。

    「こうなったらこっちもとことん付き合ってやるわ!『フレイムアーツ』!」

    アナスタシアの手から炎が放たれ、一瞬のうちに剣へと姿を変える。

    「言っとくが、近接戦闘なら俺の方に分があるぜ。」

    これは決してハッタリではない。事実、異能力者との格闘戦に慣れている彼にとって、この状況は独壇場と言える。

    「それはどうかしらね!」

    炎の剣がゴウタの肉体を切り裂き、それと同時に傷口を焼く。通常なら耐え難い激痛にのたうち回るところだが、そこは流石に歴戦の猛者、その程度のダメージでは怯まない。

  • 54AIの力、お借りします!25/02/17(月) 01:15:34

    「ぬるいなぁ!もっとお前の本気を見せてみろ!」

    ダメージをエネルギーに変えて威力が跳ね上がったカウンターの一撃がアナスタシアを襲う。

    「これは…止めなきゃ死ぬやつね…」

    辛うじて炎の剣でガードするが、その衝撃で剣は折れてしまった。しかし、これも彼女の想定内だ。

    「さっさと仕留めるわ!『ボルケーノクラッシュ』!」

    本来であれば直接地面に触れて魔力を流し込む必要がある『ボルケーノクラッシュ』を、折れた剣を媒介にして遠隔で地面に魔力を流し込むことにより発動させる。

    「何度やっても同じだ!」

    ゴウタは湧き上がる火柱をノーガードで受け止める。そして、蓄積されたエネルギーはついに頂点に達した。

     「赫炎の滅却」――限界を超えたゴウタの肉体が、燃え盛る炎を突き破って突進する。その足跡は燃え盛る大地を削り、衝撃で草原が吹き飛んでいく。

    「こうなったらもう止まらないぜ!」

    ゴウタは先ほど以上のスピードでアナスタシアに突っ込む。そのあまりのパワー故に踏み込んだ勢いで大地が割れる。

    「ここからが真の勝負所ね。」アナスタシアの目が鋭く光る。彼女は自らの炎をさらに強めた。

  • 55AIの力、お借りします!25/02/17(月) 01:18:22

    「オラァ!」

    限界を超えた一撃はもはや防御さえ無意味に見える。アナスタシアはなんとか勘で攻撃を避けたものの、先ほどまで彼女の背後にあった木々は全て消し飛んでしまった。

    「ちょっとこれは強すぎじゃないかしら…。」

    アナスタシアは戦慄する。それも当然だ。この力は人間の範疇を遥かに超えている。

    「こうなったら…アレを使うしかないわね。」

    彼女は今まで隠していた奥の手の解禁を決意した。

    「面白い!見せてみろ!」

    ゴウタの肉体はエネルギーの限界を超えてなおヒートアップし続ける。その勢いはとどまることを知らない。

    「これを耐えたらあなたの勝ちよ!」

    アナスタシアは全魔力を一点に凝縮。身体を包む炎が燃え上がり、まるで彼女自身が太陽のように輝く。

    「オメガプロミネンス!!」

     その瞬間、凄まじい爆炎が放たれた。炎の津波が辺りを飲み込み、視界が真っ赤に染まる。空が燃え、地面が裂ける。ゴウタは直感で危険を感じ取ったが、回避行動に移る前にその姿は炎に呑み込まれた。

    轟音が響き、爆発の余波で地平線まで熱風が駆け抜ける。

  • 56AIの力、お借りします!25/02/17(月) 01:19:18

    やがて煙が晴れると、そこには肉体の大半が崩壊しながらもなお闘志を燃やすゴウタの姿があった。もう彼の体は手遅れだが、彼の瞳はだけは決して燃え尽きていない。

    「お前……本当に、すげえな……!」

    彼は満身創痍ながらもなんとか言葉を発する。

    「おじさんこそ……しぶとすぎでしょ……!」

    魔法の反動で自身も大きなダメージを受けたアナスタシアも、残った力で声を上げる。

    「今まで戦った奴の誰よりも、お前は強かった!」

    その言葉を最後に、ゴウタは赤いエネルギーを噴き出しながら自爆した。強者からの称賛、これ以上の勝利の褒美は無いだろう。

    勝者:アナスタシア

  • 57AIの力、お借りします!25/02/17(月) 07:02:07

    次の対戦

    >>58

    >>59

  • 58二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 14:58:17

    氷マン

    手から氷を出せる
    氷の形を変えて攻撃や移動に活かすことも可能(氷の剣を作ったり、スケート靴を作って地面を高速で滑ったり)
    クールな性格で、敵には冷酷
    弱点は炎

  • 59二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 17:57:44

    最終兵器アニマ‐Ω
    概要 かつてこの世界に住んでいた種族が開発した身長約2メートルの人型兵器
    性格 感情はないが機械的な声でアナウンスはできる
    能力 口の部分から熱線を出す
       飛びながらパンチなどをする
       ロケットパンチ                      
    備考 超合金で大抵の攻撃は跳ね返す
    弱点 動きが遅い
       氷属性(動きを封じられるため)
       雷属性(動力がショートするため)

  • 60AIの力、お借りします!25/02/17(月) 19:17:17

    冷たい風が吹きすさぶ平原。空は厚い雲に覆われ、静寂が広がっている。しかし、その静けさを切り裂くように、二つの影が対峙していた。

     一人は氷の力を自在に操る男、氷マン。冷静な表情の奥には、敵を冷酷に仕留める覚悟が宿っている。

     対するは、古代文明が生み出した最終兵器――アニマ‐Ω。全身を超合金で覆われた二メートルの巨体が不気味に佇む。

    「戦闘モード、起動。対象――氷能力者。殲滅開始。」

     アニマ‐Ωの口が赤く光り、次の瞬間、強烈な熱線が放たれた。大地が焼け焦げ、周囲には強烈な熱波が広がる。

     氷マンは瞬時に足元へ氷を作り、スケートのように滑って高速で移動。熱線をギリギリでかわしながら、そのまま手を振るって鋭い氷の刃を生み出し、投げつけた。

     しかし――

    「破損率0%。戦闘続行。」

     アニマ-Ωの装甲に命中した氷の刃は、一瞬で砕け散った。超合金で作られたボディには並の攻撃では傷一つつけられない。

    「硬いな……だが、デカブツを倒す方法はいくらでもある。」

    氷マンは即座に地面を凍らせ、超広範囲に氷のフィールドを展開した。凍りついた大地は氷の戦場へと変貌する。

  • 61AIの力、お借りします!25/02/17(月) 19:18:30

    「環境変動、検知。対策モード、起動。」

     アニマ‐Ωは氷で滑ることを恐れ、その場から動かずに氷マンに向けて拳を向ける。

    「ロケットパンチ。」

     轟音と共に、巨大な拳が氷マンへと飛んでくる。

    「やはりロボットと言えばロケットパンチだよな。」

    氷マンは先を読んでいたかのように即座に氷の壁を生み出して防ぐ。しかし、あまりの威力に氷の壁は完全に砕け散ってしまった。

    「思ったよりもやるな……なら、こっちも本気でいく。」

     氷マンは両手を組み、巨大な氷の剣を作り出す。そして、足元の氷を利用して一気にアニマ‐Ωへと滑り込む。

    「氷刃――飆!」

     流れるような氷の連続切りがアニマ‐Ωの装甲に叩き込まれる。
     しかし、超合金の装甲を破るには至らない。だが、代わりに装甲表面が急激に冷却され、霜が張り始めた。

    「温度低下……動作遅延……。」

     アニマ‐Ωの関節が凍りつき、動きが鈍くなる。氷マンはすかさず地面を凍らせ、さらに追撃の氷柱を生み出す。

    「これで決める!」

     鋭利な氷柱がアニマ‐Ωを貫こうとする。しかし、その瞬間――

  • 62AIの力、お借りします!25/02/17(月) 19:20:37

    「緊急対応。熱線システム、全開放。」

     アニマ‐Ωは口部からの熱線をあえて放出せずに溜めこむことで全身の温度を急激に上昇させ、周囲の氷を一気に溶かし始めた。氷マンは後方に飛び退り、警戒を強める。

    「チッ、厄介なことしやがる……。」

     アニマ‐Ωの装甲の凍結は完全に解消され、戦いは振り出しに戻る。

    「飛行システム、起動。」

    背中のジェットエンジンが起動し、超合金のボディが上空に飛び上がる。

    「そりゃあロボットだもんな。空ぐらい飛ぶよな…。」

     氷マンは静かに息を整える。戦場は再び熱と冷気が入り混じる混沌と化した。

    「このまま押し切るか、それとも策を練るべきか……。」

    氷マンはいかんせん攻めあぐねている様子。一方、アニマ‐Ωは変わらぬ無機質な声で告げる。

    「戦闘継続。対象――氷能力者。殲滅開始。」

    上空からロケットパンチが放たれる。その拳は氷マンに向けて一直線飛んでゆく。

    「氷の防御も通じないのなら、これしかない!」

    氷マンは咄嗟に地面から氷を隆起させ、その勢いに乗ってジャンプすることでロケットパンチを回避する。

    「想定外。対象の新しい行動パターンを記録。」

  • 63AIの力、お借りします!25/02/17(月) 19:21:33

    まさかの方法でロケットパンチを避けられたアニマ‐Ωは数瞬フリーズする。

    「どうやらツキはこっちに向いてるみたいだな。」

    氷マンはこの流れに乗って上空のアニマ‐Ωに攻撃を仕掛ける。

    「氷槍――霙!」

    鋭利な氷の槍が分厚い超合金の装甲を貫かんとした。

    ………その瞬間!

    「熱線システム、再起動。」

    アニマ‐Ωの口から再び熱線が放たれた。熱線は瞬く間に氷の槍を溶かし、その後ろにいた氷マンにも襲い掛かる。

    「クソっ!避けられない!」

    無情にも氷マンは熱線で溶かされてしまい、戦場にはアニマ‐Ωだけが残った。

    勝者:アニマ‐Ω

  • 64AIの力、お借りします!25/02/17(月) 20:02:30

    次の対戦

    >>65

    >>66

  • 65二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 21:48:02

    雨谷 伊織
    中肉中背、25歳ほどの成人男性。身体能力も相応
    性格は臆病だが、追い詰められると逆に負けん気が強くなる
    認識できる範囲の物体を範囲内の別の場所へ瞬間移動させる能力を持つ
    取り敢えず距離を取る癖がある。相手がこちらを見失ったと見るとちくちく攻撃し始める
    能力活用例
    相手を上空に瞬間移動させて落下ダメージを与える
    そこら辺にあるものを相手直上に瞬間移動させ攻撃する
    弱点
    不意打ち・速攻に滅法弱い
    攻撃力が低い

  • 66二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 22:00:09

    更科 優佳
    古書店の娘、幼い頃から漢字や言葉に強い興味を持っていた。代々伝わる「更科筆」を使いこなすことで、言葉を現実にする能力を開花させた。
    冷静沈着だが、言葉の意味を深く考えすぎてしまう癖がある。白髪交じりの黒髪を後ろで束ね、筆を収める専用の巻物を背負っている。和服風の服装を好む。

    能力名:「筆現の言(ひつげんのことば)」
    筆を使って紙や空中に四字熟語を書くと、その意味する現象を現実世界で引き起こせる。
    効果時間は熟語の性質によるが、基本的に数秒〜数分で消える。
    筆で書き終えた瞬間に発動し、文字が完全に消えると効果も終了する。一度に発動できるのは1つの四字熟語のみ。新しい熟語を書くと、前の効果は消える。
    解釈が曖昧な熟語(例:「温故知新」)は、優佳自身の解釈によって発動内容が変わる。

    使用例
    「疾風迅雷」 → 突然の強風と雷が発生する。
    「堅牢堅固」 → 一定範囲の物体が極めて頑丈になる。
    「百花繚乱」 → 周囲に一斉に花が咲き乱れる。
    「一石二鳥」 → 投げた石が分裂し、複数の対象に当たる。

  • 67AIの力、お借りします!25/02/18(火) 06:44:06

    >>65

    認識できる範囲内とは具体的にどこまでですか?

    目視できる範囲とはまた違う感じですか?

  • 68二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 08:09:12

    >>67

    射程は自身からおおよそ半径1kmです

    認識できる範囲=目視できる範囲で相違ないです

  • 69AIの力、お借りします!25/02/18(火) 18:21:18

     広大な平原に、二つの影が向かい合っていた。 

    一人は雨谷 伊織。慎重な性格を持つ能力者で、視認できる物体を瞬間移動させる力を持つ。 

    もう一人は更科 優佳。古書店の娘にして、筆で書いた四字熟語を現実にする異能者だった。

     風が草原を揺らし、空は雲一つない快晴。静寂の中、戦いの幕が上がる。

     「……さて、どこから仕掛けようか。」
     
    優佳は背負った巻物を広げ、更科筆を握りしめた。その筆先が宙に浮かび、すらすらと美しい文字が刻まれる。

     「疾風迅雷」

     瞬間、雷鳴が轟き、伊織の周囲に猛烈な突風が吹き荒れた。突然の風圧に体勢を崩し、反射的に後退する。

     「ちょ、いきなりこれかよ……っ!」

     彼は焦りながらも優佳の生み出した雷雲を視認し、それを瞬間移動させて難を逃れる。伊織から離れた地点に雷が直撃し、その周囲の草木は一瞬にして燃え尽きた。

  • 70AIの力、お借りします!25/02/18(火) 18:22:43

     「このまま押し切る!」

     優佳はすかさず筆を走らせる。

     「させるかよ!」

     伊織は咄嗟に、優佳の足元の地面を数メートル上空へ瞬間移動させた。

     「——っ!」

     宙に放り出された優佳は、一瞬動揺する。しかし、冷静に筆を走らせた。

     「浮雲朝露」

     文字が光ると、優佳の体がふわりと浮遊する。自由落下を防ぎ、空中で安定を取り戻した。

     「なるほど……だが、これならどうだ!」

     伊織は遠くの岩を見据え、それを優佳の真上に瞬間移動させた。巨大な岩が落下し、彼女を圧殺しようとする。

     「粉骨砕身」

     優佳の筆が書かれるや否や、岩は粉々に砕け散った。

     「チッ……やっぱり厄介すぎる。」

     伊織はさらに距離を取ろうとする。しかし、その瞬間、優佳は新たな文字を描いた。

  • 71AIの力、お借りします!25/02/18(火) 18:23:44

     「一時停止」

     伊織の動きが完全に停止する。これでは逃げられない。

     「まじかよ……!」

     伊織は混乱しながらも、できる限り遠くへと後退しようとするが、体はその場に固定されて動かない。しかし——

     「死になさい。」

     優佳の声が響いた瞬間、伊織の背後に巨大な氷の柱が出現する。

     「雪魄氷姿」

     彼はなんとか氷柱を回避するが、氷柱から冷気が爆発的に広がり、伊織の逃げ道を塞いだ。

     「くっ……!」

     伊織は覚悟を決め、自らの足元を数十メートル後方へと瞬間移動させた。

     地面ごと自分を瞬間移動させる荒業によって凍りついた空間を脱し、ギリギリのところで体勢を立て直す。

     「……はぁ、はぁ。危ねえ……。」

     一時停止の効果が解ける。互いに息を整え、一瞬の静寂が訪れた。

     ——どちらも決定打に欠ける。だが、次の一手で勝負が決まるかもしれない。

  • 72AIの力、お借りします!25/02/18(火) 18:25:02

    「最後の一手……行くわよ。」

     優佳は再び筆を構え、伊織は自らの能力を最大限に活かす策を練る。

    「そっちがその気ならこっちもやってやるよ。」

    伊織は完全に覚悟を決め、優佳に向けて突っ込む。

    「一筆抹殺」

    優佳の筆が即死の言葉を紡ぎ、彼女は伊織が命を落とすことを確信した。

    ………その瞬間!

    「それを待ってたんだ!」

    伊織は優佳が文字を書き終わる直前に更科筆を自らの手元に瞬間移動させ、筆現の言の主導権を奪取する。

    「死ぬのはお前だ!」

    伊織が叫ぶのと同時に、優佳の心臓の動きが完全に停止した。

    勝者:雨谷伊織

  • 73AIの力、お借りします!25/02/18(火) 19:43:58

    次の対戦

    >>74

    >>75

  • 74二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 19:57:17

    対鬼戦演習型絡繰人形「木童子」
    全長3mの独りでに動く鬼を模した大型絡繰人形。妖怪と戦う一族が鬼との戦いを訓練するために作られたものらしいが一族はいなくなり、今は勝手に放浪している。訓練用の道具とはいえ全身が特殊な霊木で作られており魔力に耐性があり、戦闘能力は鬼を再現してるためとても高い。

    武器
    ・金棒
    手に持っている2mを超える大きな金属製の棒。特殊な能力は無いが木童子はこれを軽々と振り回す衝撃は相当なもの。
    ・火炎放射
    木童子の口に搭載されている。口から膨大な量の油と共に火を放つ事が出来る。

    戦法
    金棒を振り回しながら暴れまわる。相手が距離を取った場合火炎放射で攻撃する。

    弱点
    力は相当なものだが絡繰人形のため動き自体は単純。
    胴体にある動力源が壊されると機能停止する。
    あくまで訓練用の絡繰人形のため、相手が「泣いて頭を下げる」など戦意喪失をすると訓練終了として機能停止するようになっている。ただし戦意喪失してないのに機能停止させようとする(つまり嘘をつく)と攻撃がむしろ苛烈になる。

  • 75二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:35:56

    ・屍術師の残骸【死想】
    凶悪な死霊操術で人々を恐怖に陥れた魔法使いが死に際に遺した怪物。
    数多の死霊や魔獣の屍、人の魂が一つの頭蓋骨に収められており分類上はキメラ。極めて獰猛な性格。
    見た目は黒い靄が内側から覗ける頭蓋骨。念動魔術で空中を移動する。
    目に入ったものを鏖殺し、自身の糧とする習性がある。
    ・戦闘手段
    生物に対する殺意の高い魔術を好んで使用する。
    多くの生命を演算装置として内包している故、魔術の手数と展開速度は人智を超越している。
    以下例
    〈大玉〉内蔵している死霊の魔力を凝縮し打ち放し、着弾すると呪いの魔力が爆発する。取り敢えず連射される。
    〈呪怨溜息〉正面十数m扇状に当たった物質を壊す呪いのガスを噴霧する。目くらましにもなる。主に近接戦で放つ。
    〈危機開戒〉自身の内包する魔獣の魂を消費し実体を伴わせ呼び起こす。数分しか保たない代わり大幅に強力な個体となる。名前通り危機に陥ったとき壁を確保するため使う。
    〈天退〉念動魔術で周りの物すべてを上空に持ち上げたのち地面に叩きつける。最中にも魔術を撃つため消耗は激しいが強力。
    〈送茨槍逢〉怨念が込められた魔力で構築した茨のツタを射出し対象を拘束、触れたものを腐食させる魔力の槍を突き刺す。トドメによく使う。
    ・戦闘方法
    移動砲台スタイルで相手と距離をとって戦う。
    物理攻撃、特に打撃に弱い。

  • 76AIの力、お借りします!25/02/19(水) 17:45:03

    広大な平原に、異形の二体が対峙していた。

     一方は巨大な絡繰人形——対鬼戦演習型絡繰人形「木童子」。
     その身の丈は三メートルにも及び、特殊な霊木で造られた肉体は魔術への耐性を備える。手にした二メートル超の金棒を構え、無機質な瞳を敵に向けていた。

     対するは禍々しい死霊の遺産——屍術師の残骸【死想】。
     黒い靄の中に浮かぶ頭蓋骨は、内包された幾千の魂の怨嗟を吐き出しながら、空中を滑るように移動する。その気配は冷たく、全てを呪い殺すことを目的とした悪意そのものだった。

     平原に吹く風が止み、一瞬の静寂が訪れる。そして——

     「グオオオオオオオオ!!!」

     木童子が咆哮と共に地を蹴る。巨体に似合わぬ速度で突進し、両手で握る金棒を振り上げた。狙うは目の前の骸骨     
     
    ——だが。

     「——《大玉》。」

     死想が淡々と魔術を詠唱するや否や、膨大な呪詛を込めた魔力弾が連射される。紫紺の光弾が次々と空を裂き、木童子の巨体に叩きつけられた。着弾のたびに呪いの魔力が爆発し、大地を焼く。

     しかし——

     「ガゴン……ゴゴン……」

     木童子の霊木の体は、呪いの魔力をものともせず突き進む。

     通常の木材であれば一発で粉微塵になるところだが、訓練用の特殊な霊木であるがゆえに魔力の干渉を受けにくい。光弾を浴びながらも怯まず、木童子は金棒を振り下ろした。

  • 77AIの力、お借りします!25/02/19(水) 17:46:28

     「——《天退》。」

     直撃の瞬間、死想は空間を歪め、周囲の物体すべてを上空へと浮かせた。木童子の巨体が宙へと舞い上がる。重力が奪われた世界で、金棒の一撃は力無く空を裂くだけに終わった。

     「——墜ちろ。」

     死想が静かに呟く。次の瞬間、天から解き放たれた木童子は、数トンの重量を伴い大地へと激突した。土煙が舞い上がり、大地が震える。

     「ガ……ゴォォォォ……!」

     落下の衝撃でダメージを受けたのか、木童子の動きが鈍る。だが、それでも立ち上がった。機械仕掛けの鬼は決して止まらない。

    「—— 《呪怨溜息》。」

    死想の肉体から呪いのガスを噴霧される。その奇怪な煙は木童子の視界を遮り、死想の位置を見失わせた。

     「——《送茨槍逢》。」

     死想の口から怨嗟の呪詛が零れる。黒き茨が大地を裂いて伸び、木童子の胴を絡め取った。
     続いて、腐食の魔力を纏う槍が何本も出現し、その体に突き刺さる。
     
     「ギギ……ガゴォ……」

     絡繰人形の動きが鈍る。しかし、完全に停止はしない。

  • 78AIの力、お借りします!25/02/19(水) 17:47:29

     「グオオオオオオオオッ!!」

     木童子の胸部が熱を帯びる。そして——口が大きく開いた。

     ゴウッ!

     大量の油と共に強烈な火炎放射が死想に襲いかかる。絡みついていた茨は一瞬にして焼き尽くされ、死想の周囲の黒い靄すらも燃え上がる。

     死想の念動が揺らぐ。この怪物は死霊の集合体であるがゆえに、古来より魂を燃やすと呼ばれている炎には特に弱いのだ。
     その隙を見逃さず、木童子は地を蹴り、再び突進した。

     金棒が大きく振りかぶられ、死想の頭蓋を狙う。

     「——《危機開戒》。」

     死想は最後の策を講じた。自身の内包する魔獣の魂を消費し、実体を持つ護衛を召喚する。
     
     巨大な獣の影が死想の前に立ち塞がり、木童子の攻撃を受け止めようとする。

     しかし——

     「ゴガァァァァン!!!」

     木童子の金棒が魔獣ごと粉砕した。その勢いのまま、死想の頭蓋へと迫る。

  • 79AIの力、お借りします!25/02/19(水) 17:47:56

     「——……。」

     死想が何かを詠唱しようとする。しかし、間に合わない。

     「ゴオオオオオッ!!!」

     渾身の一撃が、死想の頭蓋骨を直撃した。

     バキィィィィン!!!

     鈍い破砕音と共に、死想の頭蓋は砕け散る。黒い靄が霧散し、周囲に漂っていた怨念もまた塵と化す。

     しばらくの静寂の後、木童子は金棒を降ろし、静かにその場に立ち尽くした。勝利の実感など持たぬ絡繰人形は、ただ次の戦いを求めるかのように無言で空を見上げる。

     勝者:木童子

  • 80AIの力、お借りします!25/02/19(水) 18:55:01

    次の対戦

    >>81

    >>82

  • 81二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 06:02:43

    フィリス・ロランズ

    古今東西の魔導書を管理している公共図書館【王都魔道図書館】の女主人。
    幼少期に魔導書に出会って以来その奥深さに魅入られ、現在では名実ともに魔導書のスペシャリストとなった。
    好奇心旺盛で、自分が知らないことを積極的に知ろうとする。
    魔導書の素晴らしさを世界中に知らせることを目標としており、プロモーションの一環として自身も魔導書を使って戦う。

    【魔導書】
    魔法が封印されている不思議な本。
    本を開くことによって封印が解除される。
    使い捨てではなく何度でも使える。
    魔法の使えない者でも手軽に魔法を使用でき、使用方法も単純で使いやすい。
    封印されている魔法は魔導書ごとに異なり、場合によっては神話級の古代魔術が封印されていることも。

    【神名栞】
    魔導書の内容を一時的に記憶する特殊な栞。
    これを使うことで別の魔導書を開いた状態でも前に使った魔導書の魔法を使用できる。
    記憶できるのは一つの魔導書だけ。

    弱点:魔導書の中身は完全ランダムであり、どんな魔法が飛び出るかは誰にもわからない。

  • 82二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 15:11:10

    エル

    別名:七色の魔法使い
    火、水、風、土、雷、光、闇の魔法を使用できる
    複数の属性を合体させて新しい属性の魔法を生み出すことも可能
    例:火・水 →霧
      風・雷→嵐
      光・闇→混沌

    性格:冷静沈着、無感情で基本無口
    戦闘スタイル:中距離からひたすら魔法を撃ちまくる
    弱点:魔法を連続で使いすぎると魔力切れを起こす

  • 83AIの力、お借りします!25/02/20(木) 17:58:35

    陽光が降り注ぐ広大な平原。その中心に、二つの影が対峙していた。

     一人は王都魔道図書館の女主人、フィリス・ロランズ。

     彼女の手には、一冊の分厚い魔導書が握られている。何が飛び出すか分からない未知の魔術を秘めた書物だ。

     もう一人は、冷徹なる魔法の使い手、エル。

     七つの属性を自在に操るその力は、自然現象すらも意のままにする。

     「さて、どんな魔法が飛び出るかしらね?」

     フィリスは魔導書を開く。書物のページが光を帯び、封じられていた魔術が解放される。

     「氷槍の陣」

     空気が瞬時に凍りつき、無数の氷の槍が地面から突き出した。氷柱は獣の牙のように鋭く、エルを包囲する。

     しかし、エルは冷静だった。

     「……火炎障壁。」

     彼が静かに呟くと、赤々と燃え盛る炎の壁が彼の周囲を覆う。氷槍が次々と炎に飲み込まれ、蒸気となって消えていく。

  • 84AIの力、お借りします!25/02/20(木) 17:59:54

     「ならば、これはどう?」

     フィリスはすかさず神名栞を使用し、魔導書を記憶させる。そして、別の魔導書を開いた。

     「雷撃の雨」

     雷雲が瞬時に形成され、無数の雷がエルの頭上に降り注いだ。

     「……風の盾。」

     エルは再び魔法を発動し、暴風を巻き起こす。雷撃が風に逸らされ、地面に無害に落ちた。

     「ほう、なかなかの防御力ね。でも、攻めてこないと勝てないわよ?」

    このままではジリ貧になることを読み取り、状況を変えるためにフィリスが煽る。

     「……ならば。」

     エルは両手を前に突き出した。二つの異なる魔法陣が彼の周囲に展開される。

     「火と水——霧。」

     その瞬間、濃密な霧が平原を覆い尽くした。視界が完全に遮られる。

     「くっ……視界を奪う作戦ね!」

  • 85AIの力、お借りします!25/02/20(木) 18:00:41

    フィリスは焦りながらも、新たな魔導書を開く。

     「魔祓の閃光」

     霧を吹き飛ばすほどの強烈な閃光が放たれる。しかし——

     「光と闇——混沌。」

     エルはすでに別の魔法を発動していた。光と闇が融合し、渦巻くカオスエネルギーがフィリスを包む。魔力が乱され、次の魔法を発動できない。

     「やられた……!」

     フィリスが苦悶の表情を浮かべた瞬間、エルの手には雷の槍が形成されていた。

     「……終わり。」

     雷の槍が放たれ、フィリスの胸元に直撃する——かに思えたその刹那。

     「それを待ってたのよ!」

     フィリスの手元の魔導書が眩く光る。どんな魔法が出てくるのかは誰にもわからないが、彼女には何かの確信があった。

     「リバース・オブ・タイム」

     一瞬にして数秒前に時間が巻き戻される。エルが雷の槍を放つ直前の時点まで。

     「今度はこちらの番!」

     フィリスはすかさず神名栞に記憶された魔法を再顕現させ、再び雷撃の雨を放つ。時間を巻き戻されたエルは数瞬だけ対応が遅れ、雷の直撃を受けた。

  • 86AIの力、お借りします!25/02/20(木) 18:01:42

     エルが膝をつく。魔力の消耗が限界に近い。

     「ならば……これで決める!」

     エルは最後の力を振り絞り、両手を掲げた。七つの魔法陣が空に浮かび上がる。

     「七属性融合——原初の魔砲(アルティメット・オリジン・ブラスター)!」

     七色に輝く魔力が収束し、一筋の光となってフィリスを襲う。その破壊力は凄まじく、地面を焼き、空気を震わせる。

     「させないわ!」

     フィリスは最もランクが高い魔導書を開く。これは大国家に一つあるかないかレベルの貴重な逸品である。

     「大結界・虚無の盾」

     黄金の魔方陣がフィリスの前に広がり、エルの魔法を完全に相殺する。七色の魔力は吸い込まれるように消え、戦場には静寂が戻った。

     「決着ね。」

     フィリスは微笑みながら、最後の魔導書を開いた。

     「封印結界」

     金色の鎖がエルを取り囲み、魔力の流れを封じる。

     「……負けた。」

     エルは短くそう呟くと、静かに目を閉じた。
     勝者:フィリス・ロランズ

  • 87AIの力、お借りします!25/02/20(木) 19:20:11

    次の対戦

    >>88

    >>89

  • 88二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 20:48:15

    霧隠レン

    能力:「インビジブルメモリ」自身の存在を別次元に完全に隠す透明化能力。
    発動中は相手に存在を認識されず、肉体に触れた物はそのまますり抜ける。
    発動時に触れていた物も一緒に別次元に消すことで透明化させられる。
    長時間透明化状態を維持すると精神と体力に大きな負担がかかるため、発動継続時間はせいぜい10秒程度が限界。
    ショートレンジで使う分にはあまり負担はかからない。

    性格: 良くも悪くも無感情で他者に関心が無い。 

    戦闘スタイル:能力を利用したヒット&アウェイ戦法。攻撃を受けそうになったら能力を発動して避ける。

  • 89二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:41:36

    宇城 芽依
    幼少より家に伝わる、斬撃を”飛ばす”ことに特化した剣術、裂空流を習い続け、齢15にして師範代となった才媛。9歳の頃から魑魅魍魎悪鬼羅刹と戦わされ続けているため戦闘経験が豊富。
    肩にかかる程度の黒髪で右側をサイドテールにしている。
    引っ込み思案でコミュ弱。知らない人と話すことは半ば諦めている。敵と見定めた相手に対しては容赦がない。
    戦闘力
    大太刀と脇差を一振りずつ帯刀しており、主に大太刀を振るう。
    斬撃の有効射程はおよそ十二間(約22m)。岩をも断ち切る威力を持つ。
    特有の居合術も修めており、その射程は通常の1.3倍ほど。初見殺し。
    間合いを測りつつ斬撃で圧をかけて追い詰めていく戦闘スタイル。近接戦も本職には敵わないながら可能。
    斬撃は体力の消耗が激しく乱発は不可能。身体能力は高いが人間の域を出ず、耐久も普通の人間よりはマシ程度。

  • 90二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 19:02:21

    昼下がりの平原。青く澄んだ空の下、風が草を撫でる。太陽が二人の影を鮮明に地面へと刻みつけていた。

    霧隠レンは、静かに相手を見つめている。
    感情の読めない目。だが、彼の戦い方を知る者ならば、この沈黙こそが脅威であると理解していた。

    対する宇城芽依は、大太刀を握りしめ、じりじりと間合いを測る。
    裂空流の使い手として、彼女は初見の一撃で仕留めることを得意とする。だが、それには相手の動きを正確に読む必要がある。完全透明化能力を持つレンを相手に、それがどこまで通じるか。

    息を呑むような静寂の中、芽依の足が一歩、草を踏みしめた。

    その瞬間――レンの姿が消える。

    「……ッ!」

    芽依は即座に後方へ跳躍した。予測不能な相手に対して、無闇に動けば致命傷を負う可能性がある。剣を構えたまま、冷静に周囲を見渡す。

    (どこ……?)

    風が吹く。草が揺れる。しかし、それだけでは居場所は掴めない。斬撃を放って探る手もあるが、無闇に体力を消耗するのは得策ではない。

    その刹那、芽依の肌にわずかな違和感が走った。

    (後ろ――!?)

    鋭い勘が働いた瞬間、彼女は振り向きざまに斬撃を放つ。大太刀がうなり、空を裂いた。

    しかし、そこには何もない。

    同時に、横から突風のような気配が迫る。芽依は咄嗟に体を低くし、回避の動作を取る。風圧が頬をかすめた。もし反応が一瞬でも遅れていたら、まともに食らっていた。

  • 91二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 19:03:59

    (今のは……拳?)

    不可視の攻撃。それは、レンが透明化しながらも攻撃を仕掛けた証拠だった。

    (つまり、完全にすり抜ける状態ではなく、一瞬だけ実体化して攻撃してくる……)

    芽依は素早く立ち上がり、剣を正眼に構え直す。

    「……読めてきた。」

    レンの能力は強力だが、おそらく発動には限界がある。特に、攻撃する瞬間は実体化せざるを得ない。そこを狙えば、十分に勝機はある。

    そして、彼女は決断する。

    「絶対に彼を斬る。」

    芽依は大太刀を鞘に納め、居合の構えを取る。裂空流の奥義、その射程は通常の斬撃の1.3倍。これならば、レンが透明化を解いた瞬間を狙い撃てる。

    静寂が、再び戦場を支配する。

    風が吹き抜けた瞬間――

    レンの攻撃が放たれる。

    だが、それを待っていた。

    「――裂空・双閃!」

    レンが姿を現した瞬間、その身体を閃光のような二条の刃が捕らえた。

  • 92二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 19:05:15

    「……っ」

    直感的に死を意識したレンは、体への負担を度外視し、再び透明化を使用した。

    「逃さない。」

    彼女は即座に大太刀を振るい、地面を裂くような衝撃波を放つ。

    その斬撃はレンの体を真っ二つに切り裂いた……かに思われたが、実際は虚しく空を裂くのみであった。

    (確かに手ごたえはあった……であれば、もしや彼の能力は単純な透明化ではないのか?)

    芽依は迷いを払うようにそう結論付け、次なる対策を練る。だが、レンもその一瞬の動揺を見逃す未熟者ではない。

    「作戦変更だ。」

    彼は透明化解除の瞬間を見計らって芽依の持つ脇差を奪い取る。

    「これで得物は五分ってところだな。」

    芽依に見せつけるように鞘から刀を抜き、ファイティングポーズをとる。

    「お前みたいな素人に使いこなせるとは思えないけどね。」

    芽依はレンを完全に敵と認めた様子。その発言には一切の容赦が見られない。

    「さぁな…やってみないとわからないぞ?」

    その言葉を合図に再び二人はぶつかり合う。
    芽依は最速で斬撃を飛ばし、透明化する前に直撃を狙う。しかし、レンは奪った脇差で斬撃を受け止め、そのままの流れで透明化状態となった。

  • 93二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 19:07:59

    (透明化の発動スピードはわからないけど、相手の攻撃の瞬間に居合のカウンターを叩き込めばきっと当たるはず……)

    いくら刀を持ったところで所詮は小手先の技術。裂空流を極めた芽依にとっては児戯も同然のはずだ。

    「そろそろこっちもキツいからな……次の一撃で決めるぞ。」

    透明化の代償は大きい。連続発動なんぞすればその体力消費は言わずもがなである。限界の近いレンは次の一撃に全てをかけるしかない。

    「いつでもかかってきなさい。」

    芽依は短くそう告げると、先ほどと同じように居合の構えを取る。

    ――刹那の余白を空けてお互いがほぼ同時に動き出した。

    ガキンッ!

    ……透明化を解除したレンによる渾身の不意打ちは、芽依の居合によっていとも容易く受け止められた。高速の居合は攻撃に使われた脇差さえも砕き、相手の顔に触れる寸前にまで迫っている。
    もはや、誰の目から見ても決着はついたかのように思われた。

    ………しかし芽依の胸には、何か細長いものが突き刺さっていた。

    「……本命はこっちだぜ。」

    彼女に刺さっていたのはなんと……脇差の鞘であった。

    レンは脇差による不意打ちをミスディレクションにし、もう片方の手に持っていた鞘が芽依の体に届いた瞬間に透明化を解除したのだ。

    心臓を完全に貫かれた芽依はそのまま力無く倒れ、完全に絶命した。

    勝者:霧隠レン

  • 94AIの力、お借りします!25/02/21(金) 19:59:58

    次から戦闘場所も安価で決めます


    次の対戦

    >>95

    >>96

    戦闘場所

    >>97

  • 95二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 20:29:20

    シロガネ
    鉄の竜人 鱗が鉄の様に固く並大抵の攻撃では歯が立たない。 尻尾もあるが基本的には使わない 大抵の事は殴れば解決すると思っており高いフィジカルと仲間、友人の保護で何とか今まで生きて来た。
    性格 実直 素直 脳筋
    武器 剣(拳) 大抵のものは切れるが本人は使い方をよく分かってない 基本殴りなので使用する事はほぼない

    戦闘スタイル フィジカルに任せて殴る 最初は剣を持ってそのまま殴りかかるが途中から邪魔で鞘に戻す ただし仲間、身内を侮辱されると打って変わって相手を殺.す為に出来ることを全て使い始める

    弱点 火(熱) 雷 鈍重 バカ
    (例) メガネをかけてると賢く見えるからと伊達メガネをしてる 
     オレオレ詐欺に引っかかる(息子はいない)
    「もしもし、俺だけど?」
    「誰!?」
    「俺だよ俺、息子の俺だって」
    「息子!? 産んだことないよ相手誰!?」
    「えっ」
    「でも息子だって言うならそうなんだろうね。 今どこにいるの? 顔が見たいし父親も一緒に連れて来てよ。 誰なのか気になるからさ」
    ツーツーツー
    この事を後日仲間に「知らない間に息子が出来てたけど切られちゃった」と報告する

  • 96二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 01:31:40

    アリィ・モルガン

    天下の大盗賊を自称する、小柄な少女。
    世界各地を冒険し、遺跡などから盗み出したお宝を売り払うことで生計を立てている。
    性格は見栄っ張りで小悪党だが、悪運が強く非常にしぶとい。
    盗んだお宝のひとつに、振るとなんでも出てくるといわれる『打ち出の小槌』を持っており、戦闘の際はこの小槌で出した金貨や宝石をそのまま殴って打ち出しぶつけるなど中・遠距離からの攻撃を主体としたスタイルをとるほか、窮地に陥った際の奥の手として嵐や地割れなどの災いを呼び起こすこともある。
    また、小槌そのものも打撃武器としてそこそこの攻撃力を持っている。
    盗賊としての矜持のようなものがあるらしく、小槌で出した財宝は生活には使わないらしい。

  • 97二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 01:39:27

    夜の砂漠

  • 98AIの力、お借りします!25/02/22(土) 08:33:50

    夜の砂漠。月光が白銀の砂丘を照らし、静寂が広がる中、冷たい風が吹き抜ける。星々の瞬く夜空の下、二つの影が向かい合っていた。

    シロガネは拳を握りしめ、静かに構える。その鉄の鱗は月光を反射し、まるで鎧をまとった戦士のように輝いていた。
    最初は剣を持っていたが、普通に邪魔だし使い方もわからないのでもう鞘に納めている。
    このキャラクターは竜人としての膂力を活かし、ただひたすらにブン殴ることを信条としている。しかし、目の前の少女はただの獲物ではない。

     アリィ・モルガン。自称・天下の大盗賊。小柄な体格とは裏腹に、どこか余裕のある笑みを浮かべ、小槌を手の中で軽く回していた。
    その小槌は「打ち出の小槌」と呼ばれる特殊なアイテムであり、月明かりで優雅に煌めいている。

    「へぇ……鉄の竜人ってのは初めて見るねぇ。アンタみたいなガチガチの肉壁相手じゃ、正面から殴り合うのはナンセンスか。」

     シロガネはその言葉に答えず、一歩踏み出す。砂がざざっと音を立てる。

    「でもねぇ、大盗賊様ってのは知恵と技で勝つのさ。」

    その発言を聞いてシロガネは沈黙を破る。

    「盗賊ってことはあなた悪い奴なのね!じゃあとっちめてやるわ!」

    …黙っていればそれなりに賢そうだったが、口を開けた瞬間こうである。

    「あんた、賢そうに見えて実はバカだろ?」

    その発言と同時にアリィが小槌を振り下ろす。その瞬間、金貨が一斉に弾丸のように飛び出し、シロガネ目掛けて殺到した。

  • 99AIの力、お借りします!25/02/22(土) 08:34:46

     ――ガガガッ!!

     金貨の嵐がシロガネの身体を叩く。しかし、鉄の鱗を持つ竜人にはほとんど通じない。弾かれた金貨が砂漠の地面に雨のように降り注ぐ。

    「……効かねぇのか。」

     アリィは舌打ちし、すぐさま次の手を打つ。小槌を振ると、今度は巨大な宝石が出現。それを蹴り上げ、追撃の弾丸として放つ。

    「これならどうだい!」

     だが、シロガネはまるで気にすることなく、突進した。鈍重ながら、その一歩は地を割るほどの威力。

     ドンッ!!

     拳が振るわれる。その一撃は巨大な宝石を簡単に砕き、拳圧がアリィの元まで届く。

    「っと、危ない危ない。あんなの正面から食らったら洒落にならないね。」

     アリィの表情にはまだ余裕があった。しかし、シロガネは次の一撃をすでに繰り出している。

    「これでもくらいなさい!」

     彼女は相手をブン殴ることしか考えていない脳筋であり、そこに戦略なんてものは存在しない。実直で単純だが、鉄の竜人としての彼女の本能が滲み出る。

  • 100AIの力、お借りします!25/02/22(土) 08:35:26

     迎え撃つようにアリィは再び小槌を振り上げた。そして――

    「奥の手ってやつだよ。」

     突如、空がかき曇る。どこからともなく強風が吹き荒れ、砂嵐が発生。

     シロガネの視界が遮られる。しかし、彼女は動じなかった。

    「見えなくても……殴ればいいだけだよ!」

     拳を振るう。その瞬間、砂嵐の中からアリィの気配を感じ取った。

     ――ドゴォンッ!!

     乾いた音が響く。

     砂が晴れたとき、アリィは地面に倒れ込んでいた。

    「……ま、参ったねぇ……。」

     息を切らしながら、小さく笑うアリィ。

     シロガネはその姿を見下ろしながら、一歩引く。そして、ゆっくりと拳を下ろした。

    「これで戦いは終わりだよ!」

     アリィは肩をすくめる。

    「……いや、まったく。アンタみたいなバカ正直でまっすぐな奴、嫌いじゃないよ。」

  • 101AIの力、お借りします!25/02/22(土) 08:36:31

    ……何故か彼女の顔には何故か余裕の笑みが浮かんでいた。

    「上を見てみな。」

    シロガネが空を見上げると……無数の金銀財宝がものすごいスピードで落下してきた。

    ――ガガガガガガがッ!!

    凄まじい量の金貨や宝石がシロガネの体を打ち付ける。これこそがアリィの真の奥の手だった。

    砂嵐の勢いに乗せて大量の金銀財宝を打ち上げ、時間差で落下させることで相手にタイミングを掴ませない。アリィの戦略はものの見事に成功する。

    ……しかし!

    「この程度でやられると思った?」

    シロガネは無数の財宝を耐え切ったのだ。決して無傷ではなかった。鱗はボロボロだし、所々皮膚が裂けている。だが、彼女は立ち上がった。

    「……こりゃあさすがに降参だねぇ。あっぱれだよほんと…。」

    アリィは自らの敗北を認め、勝負は終わりを迎えた

    勝者:シロガネ

  • 102AIの力、お借りします!25/02/22(土) 10:24:06

    次の対戦

    >>103

    >>104

    戦闘場所

    >>105

  • 103二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 13:08:34

    道牙タケル

    改造ライフルを使いこなす射撃の達人。その狙撃精度は常人を遥かに凌駕しており、敵を遠距離からヘッドショットの一発で仕留めることを得意とする。
    敵に接近された場合は隠し持っている2丁のストライクガンによるガン=カタで応戦する。

    性格:こだわりが異常に強いタイプで、基本的に実益よりもロマンを優先する。
       男のロマンは命より重いと本気で思っている。

    弱点:最善手を理解していても意図してロマン優先の行動をとってしまう。

  • 104二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 13:09:28

    追竜『ジエス』
    黒曜色の鱗に翡翠の眼を持つ体長5m弱のワイバーン。人並みの知能があり好奇心旺盛。気になった人間をよく追い掛け回す事からその名が付いた。
    戦闘においては通常のワイバーンが比べ物にならない程に強力。飛び回りながら魔法使いから教わった数多の魔法を使いこなす上、翼や尾、爪を使った肉弾戦も可能。
    興味が湧くとそれ以外のものが見えなくなる悪癖がある。
    主に使う魔法
    身体強化 重力強化 焔槍 水刃 大竜巻 轟雷 治癒 風盾 探知 瀑布

  • 105二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 13:19:51

    ビル街

  • 106AIの力、お借りします!25/02/22(土) 14:08:30

    夜のビル街に、緊張感が満ちていた。

     無数のネオンが闇を切り裂き、煌々と輝く窓ガラスが冷たい光を放つ。ビルの屋上には、改造ライフルを肩に担ぎ、伏せの姿勢で狙いを定める男がいる。

     道牙タケル——狙撃の名手。しかし、それだけでは終わらない。彼はただの効率を追うスナイパーではない。「ロマン」という名の無駄と情熱をこよなく愛する男だった。

    「……ここだな」

     ビルの屋上に身を潜めたタケルは、改造ライフルのスコープ越しに影を捉える。狙う相手は、宙を舞う漆黒の影。追竜——ジエス。

     体長5メートル弱、黒曜色の鱗を纏い、翡翠色の瞳が夜の光を鋭く反射している。大きく羽ばたくたびにビル風が巻き上がり、周囲の塵が渦を描く。

    (こいつを仕留めたら、伝説のスナイパーって呼ばれるな……!)

     タケルは理解していた。最善手は竜が降りるまで待ち、確実に動きが止まった瞬間を狙うこと。それが効率的で、確実だ。しかし——

    「狙うなら……飛んでる今しかないだろうが!」

     彼はロマンを選んだ。

     引き金を引く。雷鳴のような銃声がビル街に響いた。

  • 107AIの力、お借りします!25/02/22(土) 14:09:30

    次の瞬間、ジエスは一瞬のうねりとともに身体を捻る。弾丸はわずかにその鱗をかすめたが、致命傷には至らない。

    「チッ、やるじゃねぇか」

     タケルは舌打ちするが、その口元は笑みを浮かべていた。

     ジエスは空中で大きく旋回する。翡翠色の瞳がタケルにロックオンされた。興味を引かれた証拠だ。

    「……来いよ、竜野郎。飛ぶ獲物を撃ち落とすのが、スナイパーの華だぜ!」

     空から黒い影が急降下する。ジエスの爪がビルの壁を引き裂きながらタケルへと迫る。

     だが、タケルは慌てない。接近戦のために、彼にはもうひとつの武器がある。

    「ガン=カタ、開幕だ!」

     懐から2丁のストライクガンを抜き、流れるように相手を撃ちまくる。ジエスの身体をかすめる銃弾が次々と放たれた。

     ジエスも負けてはいない。口を開き、轟雷の魔法を紡ぎ始める。

    「……魔法だと?」

     稲妻が弾け、ビルの屋上に雷が直撃する。タケルはギリギリで横に転がり回避するも、焦げたコートの裾がビル風に舞う。

    「……いいぜ、ますます燃えてきた!」

     タケルはまるで子供のように無邪気な笑顔を浮かべる。

  • 108AIの力、お借りします!25/02/22(土) 14:12:28

    その笑みをジエスも理解したかのように、さらに距離を詰めてくる。爪が振り下ろされ、タケルは銃弾を撃ち続ける。

    だが、ジエスは身体強化の魔法を発動しており、弾丸を受けてもなお迫りくる。 激しい攻防が続く中、タケルは心の奥でひとつの賭けに出る。

    「これで終わらせるぜ!」

     タケルは一瞬、銃をホルスターに戻し、改造ライフルを再び構えた。

    (あの竜が攻撃する瞬間、ほんの一瞬だけ動きが止まる……そこを狙う!)

     ジエスが口を大きく開き、今度は焔槍の魔法を発動する。炎の槍が宙を舞い、タケルに向かって一直線に飛んでいく。

    「……今だ!」

     タケルは炎が迫るギリギリのタイミングで引き金を引いた。

     銃弾が、ジエスの左目を貫いた。それと同時に、炎の槍もタケルを貫く。

     悲鳴とも取れる竜の咆哮と男のうめき声が響く。ジエスはバランスを崩し、ビルの屋上に墜落した。

  • 109AIの力、お借りします!25/02/22(土) 14:12:50

    煙と炎が舞う中、重症ながらもなんとか立ち上がったタケルはジエスに歩み寄る。

    「やっぱり、飛んでる獲物を落とすのは最高だぜ……」

     ジエスは地面に伏しながらも、まだ翡翠の目に光を宿していた。しかし、戦う意思はすでに失われている。

     タケルはジエスを見下ろしながらライフルを下ろした。

    「お前も強かった。……いい戦いだったぜ、竜野郎」

     その言葉にジエスはかすかに翼を震わせる。それはまるで、戦士同士の無言の応答だった。

     ビル街の夜風が吹き抜ける中、タケルは煙草を取り出し、火をつける。そして、ゆっくりと一口吸うと、夜空を見上げた。

    「伝説のスナイパー、道牙タケル……どうだ? 俺のロマンは、まだまだ終わらねぇぞ」

     薄く笑う彼の横で、ジエスは静かに目を閉じた。

     勝者——道牙タケル。

  • 110二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 15:45:05

    このレスは削除されています

  • 111AIの力、お借りします!25/02/22(土) 15:46:02

    次の対戦

    >>112

    >>113

    戦闘場所

    >>114

  • 112二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 15:58:00

    火村 ハナ

    赤い旗袍と黒髪のポニーテールがトレードマークの少女。
    派手好きで思い込みの強い性格で、何かにつけて爆破して解決しようとする。
    基本的に丁寧語で話すが常にテンションが高く、話し方はやや慌ただしい。
    主な武器は、ふたつの柄付き手榴弾の両端を鎖で繋いだ『爆弾ヌンチャク』。これを用いた我流の『爆破カンフー』を用いて戦うほか、手斧やグレネードランチャーといった武器も携行している。

  • 113二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 19:06:25

    鮮血纏兎【スノウ】
     外見は全身の体毛が漆黒に染められていることを除けばただの兎。しかしその実、余りの危険性とメリットの薄さから魔を滅することを教義とする命全教会にすら討伐を諦められた凶悪無比な魔獣である。
    一定以上の強さの生物を見つけると血祭りに上げる故、名前通り常に新鮮な獲物の返り血が全身を覆っている。体毛の黒さは生息地の魔物が由来。
     戦闘面でこの個体の警戒すべきところは主に3つ。
    1.敏捷性:脚力は兎の魔獣ということを踏まえて尚尋常ならざる高さ。具体的には助走なしの跳躍で巨木を貫通できる程。常人では目視不可能な速さで駆ける上、小回りも利くため近接戦闘は非推奨。
    2.復活:死に瀕した際、今までの自身が浴びた血全てを代償に傷を癒やす能力を持つ。
    3.知能:人間に近しいレベルの知能を持つ。例えば危険度が高い魔術師を優先的に狙ったり、大魔術の気配を感じ取ったら即撤退したりする。警戒心が高く、不利を悟ったら脱兎の如く逃げる。しかしそれ以上に敵愾心も高く、撤退もあくまで一時的なものに過ぎない。
     精度の高い目や耳で相手の弱点を探りながらのヒットアンドアウェイや潜伏を主な戦法とし、体当たりや蹴りだけでなく噛みつきや血を操る魔術などでも攻撃する。高位の魔獣だけあってそのどれもが普通の人間であれば死を免れないほどの威力である。
    耐久性は比較的低いため、逃げる隙が無い絨毯爆撃などの高威力広範囲な面制圧に弱い。

  • 114二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 20:18:00

    夜の森

  • 115AIの力、お借りします!25/02/22(土) 22:46:54

    夜の森は静寂に包まれていた。冷たい月光が木々の間から漏れ、黒と銀のコントラストが不気味な影を落としている。だが、その静けさは、次の瞬間に砕かれた。

     「どーんといきますわよっ!」

     弾けるように響くハナの声と共に、赤い旗袍を翻した少女が闇を駆ける。黒髪のポニーテールが跳ね、両手には鎖で繋がれた爆弾ヌンチャクが輝いていた。

     対するは、漆黒の影——鮮血纏兎スノウ。その毛皮はまるで闇そのもの、月の光を浴びた部分だけが血の痕跡を鈍く反射している。体を覆う返り血が、奴がどれだけの生命を奪ってきたかを物語っていた。

     「さあさあ、おとなしく吹き飛んでいただきますわよーっ!」

     ハナは右手に握った爆弾ヌンチャクを振り回す。鎖が唸り、柄付き手榴弾が円を描く。……しかし、その攻撃が届くよりも速くスノウが動いた。

     闇を引き裂く閃光の如き跳躍。巨木の幹を蹴り、助走なしで十数メートルは跳び上がる。そのままハナの頭上を越え、背後へ回り込む。

     「は、速いっ!?」

     反応する暇もない。しかし、ハナは臆さない。むしろ、その瞳はさらに輝きを増していた。

     「でしたら——こうですわっ!」

     爆弾ヌンチャクの片端を地面に叩きつける。一瞬の遅れもなく、爆音と共に土煙が舞い上がる。

  • 116AIの力、お借りします!25/02/22(土) 22:47:58

    突然の爆発によりスノウの動きが止まった。

     「ええ、良い反応ですこと!」

     視界を遮る爆煙を利用し、ハナは素早くグレネードランチャーを肩に構える。そして——

     「爆ぜてくださいまし!」

     発射された手榴弾が森の静寂を切り裂く。スノウは跳躍でかわそうとするが、今度はその軌道を読んだハナの爆弾ヌンチャクが直撃する。

     だが——

     スノウは爆炎の中から飛び出してきた。先ほどまで血に塗れていたその身体は、受けた傷を癒やした代償に乾いている。

     「ほほう……これが噂の復活能力、というわけですわね?」

     ハナの声には少しも動揺がない。それどころか、楽しげな響きさえある。

     スノウは次の瞬間、地面を蹴って直線的に飛ぶ。目にも留まらぬ速さでハナに肉薄し、鋭い爪が閃く。

     「させませんっ!」

     ハナは爆弾ヌンチャクを交差させて爪を弾く。火花が散り、すかさず手斧を用いてスノウの横腹を狙うが、またもスノウは跳躍で逃れる。

     スノウは距離を取ると、血を操る魔術を発動した。空中で血が渦を巻き、槍のような形状を取る。

     「血の魔術、ですか……面白いですわね!」

  • 117AIの力、お借りします!25/02/22(土) 22:48:59

    凄まじいスピードで迫ってくる血の槍に対し、ハナは咄嗟に手斧でガードする。

    バキッッ!!

    なんとかダメージは回避したが、あまりの勢いに手斧の柄が折れる。

    「わたくしの『スーパーウルトラダイナミックトマホーク』をへし折るなんて!許せませんわ!」

     ハナは怒りに任せてグレネードランチャーを構え直す。そして——

     「地獄まで案内してあげますわっ!」

     連続で手榴弾を発射する。スノウは避けようとするが、既にハナの放った爆弾は全方位を塞いでいた。

     次々と巻き起こる爆発、爆発、爆発。

     スノウはその爆発の勢いで地面に叩きつけられ、血を振り撒きながら倒れ込む。血を利用して体を再び再生しようとするが、爆発によって血があちこちに撒き散らされたため完全には癒えない。

  • 118AIの力、お借りします!25/02/22(土) 22:50:08

    ハナはとどめを刺すべく爆弾ヌンチャクに構え、スノウに向けて歩み寄る。

     「さて……これで、おしまいですわよ?」

     スノウは最後の力で跳ぼうとするが、既に満身創痍。その脚は使い物にならない。

     「爆破カンフー、マル秘奥義!」

     鎖がうなり、爆弾ヌンチャクがスノウの身体を叩く。そして、その瞬間——

     轟音と共に、鮮血纏兎は吹き飛んだ。

     静寂が戻った夜の森。

     「ふぅ……なかなか良い爆発でしたわ!」

     勝者:火村ハナ

  • 119二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:54:18

    対戦ありがとうございました、やはりうちの子が勝つのを見ると嬉しいぜ
    なぜかお嬢様になってだけどこれはこれでかわいいな……?
    AIくん、勝手に設定を追加してくれるから面白いな
    ただの消防斧に大層な名前がついてたのは笑った

  • 120二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:57:11

    負け続きだったから大分能力盛ったのにぼろ負けしとる...無念...

  • 121AIの力、お借りします!25/02/22(土) 23:26:50

    >>119

    AIくんは割と適当な新設定を追加しまくるので多少のキャラ崩壊はご了承ください

    >>120

    まぁこればかりはAIくんの解釈と運次第ですからね

  • 122二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 00:52:41

    キャラ崩壊、版権ならかなり顔をしかめるけど自分のオリキャラならむしろ好物よ
    この自分じゃ想像もつかんことを勝手にやってくれるのが面白いみたいなとこありますからね

  • 123AIの力、お借りします!25/02/23(日) 07:42:40

    次の対戦

    >>124

    >>125

    対戦場所

    >>126

  • 124二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 08:08:11

    月詠(月光)
    刀の付喪神 普段は持ち主(天然でのんびりや)のフリをしている いつも笑顔で胡散臭く思われている背の高い武士のお兄さんを演じて、いつかこの身体に帰ってくると信じて遺体を動かしている 胸にある大きな傷を隠す為に包帯をしている

    刀(月光)の本来の性格は冷徹で慎重

    刀の技能は高いが感覚をあまり掴めない為、本人と比べれば劣るが達人級の腕前がある 体が傷つく事を避ける為積極的に攻めようとしない 

    弱点 火 刀が手元から離れると制御を失い遺体に戻る

  • 125二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 10:44:56

    銀月の剣士 ソニア

    紺色の外套に身を包み、銀色に輝くレイピアと魔力の光弾を撃ち出す短銃を携えた、賞金稼ぎの少女。
    性格はクールでドライだが、熱くなりやすい一面もある。
    剣術だけでなく魔法も得意としており、身体能力の強化や武器への属性付与など様々な魔法を使いこなし流麗に戦う。なかでも、魔法弾で空間に穴を空け、その穴を通して攻撃を分身・ワープさせる空間魔法を切り札としており、相手を穴で取り囲み無数のレイピアで全方位から攻撃する『ディメンションシュート』はその空間魔法の奥義といえる大技。

  • 126二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 10:49:42

    このレスは削除されています

  • 127二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 10:50:38

    >>126

    すいませんミスりました

    戦闘場所は「体育館」でお願いします

  • 128AIの力、お借りします!25/02/23(日) 11:26:11

     夜の体育館は静まり返っていた。天井の高い空間に響くのは、かすかな足音と、互いに向かい合う二つの影の呼吸音だけ。

     「やれやれ、こんなところに呼び出されるとはねぇ……お嬢さん、夜更かしはお肌に悪いよ?」

     背の高い武士がゆるく微笑む。包帯に覆われた胸を隠すように腕を組み、腰には一本の刀。声は穏やかで、どこかのんびりしている。しかし、その笑顔の裏に潜む冷たい光は隠しきれない。彼こそ、刀の付喪神・月詠。

    その体は既に朽ちたかつての持ち主の死体——月光の刃により動かされている傀儡だ。

     一方、彼に対峙するのは銀色の光を帯びたレイピアを構える少女。深い紺色の外套に身を包み、冷ややかな視線を向ける賞金稼ぎ、ソニア。 

    「戯言は結構。それとも、その死体人形で時間稼ぎをするつもり?」

     彼女は手にした短銃を月詠に向ける。微かな魔力が銃口に集まり、小さな魔法弾が光を灯していた。

     「おっと怖いねぇ。まあ、僕としてもこの体に傷がつくのは勘弁してほしいなあ……」

     その瞬間——。

     ソニアが引き金を引く。魔法弾が空間を裂くように放たれ、月詠の頭部を狙った。

     だが、月詠はすでに動いていた。

  • 129AIの力、お借りします!25/02/23(日) 11:27:07

    死体を操っているにしては異常なまでに俊敏な動きで、魔法弾を紙一重で回避する。床に着地したと同時に刀を抜き、月光の銀色の刃が鈍い光を放つ。

     「さすがに速いわね、でもまだまだ本気じゃないでしょう?」

     月詠が柔らかく笑みを浮かべる。しかし、その裏では冷徹な思考が巡る。彼は火を恐れていた。ソニアの魔法弾が炎を帯びていた場合、この死体もろとも焼き尽くされる可能性があるからだ。

     「行くわよ——『エアブレード』!」

     ソニアが唱えると同時に、レイピアに魔力の刃が宿り、空気を切り裂く一閃が飛ぶ。月詠はそれを見極め、寸前で跳び退く。彼女の動きは速い。だが——

     「甘いよ、お嬢さん。」

     月詠は逆にソニアの懐へ踏み込み、刃を横薙ぎに振る。月光の軌跡が銀色に閃く。

     しかし、次の瞬間——

     ソニアの体が、ぼやけるように歪んだ。

     「っ!?」

     月詠の刃は確かに彼女を斬ったはずだった。しかし、それは幻影だった。空間魔法による分身。

     「……これが君の技、ってわけか。」

    ソニアは死角から土の魔力を纏わせたレイピアを構え、地面に突き刺す。

    ドゴゴゴッッ!!

    大地が急激に隆起し、体育館の床を突き破ってあちこちに飛び出す。

  • 130AIの力、お借りします!25/02/23(日) 11:28:31

    「こんなにデコボコならお得意の踏み込みも効果は半減ね。」

    ただでさえ体育館という遮蔽物のない閉鎖空間であるにも関わらず、居合のための踏み込みさえもまともにできなくなってしまった。

    だが、月詠は余裕気に呟く

    「そりゃあか弱いお嬢さんがお相手ですからね、このぐらいのハンデでちょうどいいですよ。」

    事実、現在追い込まれているのは月詠の方である。だが、ここで露骨に狼狽えれば余計に隙を突かれてしまう。ただの虚勢であったとしても、今の状況では悪手ではない。

    「減らず口を!」

    ソニアは短銃を月詠に向けて放つ。だが、そう簡単には命中しない。

    「狙いが雑になってますよ。深呼吸でもしたらどうです?」

    月詠はそう語りかけると同時に床を突き破った岩を切り裂き、ソニアに向けて蹴り飛ばす。

    「あんたこそ戦い方が雑じゃない。」

    ソニアは短銃で岩を撃ち砕き、月詠に向けて再び照準を合わせようとした。

    ……だが、月詠はもう先ほどの地点にはいなかった。

  • 131AIの力、お借りします!25/02/23(日) 11:29:16

    「下手な戦い方だと思いました?残念、囮ですよ。」

    そう言い切るのが先か月詠の斬撃がソニアに降りかかる。

    「なんのこれしき!」

    ソニアは急いで防御しようとするが、もう間に合わない。刀が彼女を確かに斬る。

    「やっと一撃入れられましたよ……流石にこれぐらいは耐えますよね?」

    月詠は刀に付いた血を払い、冷徹に言い放つ。

    「舐めんじゃないわよ。こんぐらいかすり傷に決まってるじゃない。」

    ソニアは回復魔法によって傷をある程度治すが、流石にダメージは大きい。

    「そうですか…では、もう一撃行かせていただきます!」

    月詠は高速の居合でソニアを横一文字に両断した……かに思われた。

    ブンッ!

    何故か刀は空を切る。月詠は驚きつつも考察を続ける。
    (…先ほどの幻影魔法?いや、今回は完全に姿が消えている……。)

    その時、体育館の天井から声が響く。

    「こっちよ人間もどき。」

    月詠は直感的に理解した。ソニアは空間魔法によって自分を体育館の天井にワープさせ、攻撃を回避したのだ。

  • 132AIの力、お借りします!25/02/23(日) 11:30:51

    「恐らくあなたの考察は正解よ。でも、もう遅いわ。」

     ソニアはすでに別の位置に立ち、短銃を構えていた。周囲に淡い光の穴が次々と開く。その穴の向こうには、無数のレイピアが宙に浮いている。

     「終わらせる。——『ディメンションシュート』!」

     その言葉と共に、空間の穴を通じて無数のレイピアが一斉に飛び出す。まるで空間ごと切り裂かれるような猛攻。
     月詠は全身の力を使い、回避に徹する。だが、次第に逃げ場がなくなるのを悟る。

     「まずいねぇ、これは……!」

     レイピアが月詠の肩を貫く。刃が肉体を貫通する感触に月詠は顔を歪める。死体とはいえ、この体が損傷すれば戦いは終わる。

     「……まだ、終わらないさ。」

     しかし、月詠は最後の賭けに出る。彼は刀を逆手に持ち、ソニアの立つ位置に向かって全力で投げ放つ。刀は一直線に彼女へ飛ぶ——

     「甘い。」

     ソニアは冷たく笑う。その瞬間、魔法弾が刀に命中する。

     刹那——
     月詠の体が、崩れ落ちた。

     「刀が離れたら、ただの死体に戻る……そういうことね。」

     床に崩れた元の持ち主の体。その横で、魔力の光を帯びたレイピアが月詠の刀——月光を押さえ込んでいた。
     体育館は、再び静寂に包まれた。

     勝者:ソニア

  • 133二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:25:36

    このレスは削除されています

  • 134二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:37:46

    このレスは削除されています

  • 135AIの力、お借りします!25/02/23(日) 17:52:37

    次の対戦

    >>136

    >>137

    対戦場所

    >>138

  • 136二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:43:15

    ヴァイス
    黒スーツに身を包んだ謎の男
    合計何人いるかわからないレベルの多重人格者であり性格や口調もコロコロ変わる(どの人格も絶望的に協調性がない)
    超人的な反射神経を有しており、ライフルの銃弾ぐらいなら軽くキャッチできる

    【零掌】
    手で触れた物体のエネルギーを瞬間的に0にする
    ミサイルだろうが名刀の一閃だろうが触れさえすれば完全に無力化可能
    生物に触れた場合は触れた部位が脱力して動かせなくなる
    弱点は発動条件故に触れる距離まで近づかないと意味がない点と、爆発などの実体が無い攻撃には発動できない点

    戦闘スタイル
    ひたすら距離を詰めて相手に触れる

  • 137二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 19:08:43

    アルティメットスライム
    進化と融合を続けたとあるスライムがたどり着いたスライムという種族の最終形態
    その巨体から移動は鈍長になったがあらゆる属性のスライムを飲み込んだためその攻撃は全ての属性をまとう
    耐久力は通常のスライム並だが切られても分裂して復活する(但しある程度小さくなると活動を停止する)
    戦闘方法
    巨体で押し潰す
    全属性魔法
    液体攻撃(自分の体を飛ばす)
    弱点
    爆発、炎など体が消し飛ぶ攻撃
    知性が低いこと(簡単な罠でも引っかかる)

  • 138二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 19:14:15

    近未来の市街地

  • 139AIの力、お借りします!25/02/23(日) 19:51:15

    近未来の市街地は、ネオンの光が宙に舞う幻想的な戦場と化していた。

    ビルの壁面には広告ホログラムが踊り、無人タクシーが規則的に空を飛ぶ。路面はガラスのように滑らかで、下層には複雑に入り組んだ配管やエネルギーラインが輝いている。しかし、その人工的な静けさを破るように、黒スーツの男——ヴァイスがひらりと着地する。

     「さて、さて……今日は誰が相手をするのかね?」

     その声は滑らかで品がある。次の瞬間、目つきが鋭くなり、まるで別人のように乱暴な口調へと切り替わった。

     「クソッタレ、どいつもこいつも俺様をなめやがって!」

     彼の言動は、次々と変わる人格に引きずられていた。それぞれが独立した思考を持ち、協調性など微塵もない。

     そして彼の前に立ちはだかるのは、ドロリとした巨体——アルティメットスライム。
    その体は虹色に輝き、絶え間なくうねり続ける。全属性のエネルギーが渦巻く液状の魔物だ。大通りを埋め尽くさんばかりの巨大なスライムは、近未来都市のきらびやかな光に照らされ、まるで異物のように不気味に蠢いている。

     「グルルル……」

     スライムは地面を揺るがしながら迫る。巨体を揺らし、まるで津波のようにヴァイスを飲み込もうとする。

     「ほう、なかなか威勢がいいじゃねぇか!」

     ヴァイスは薄く笑い、スライムの触手が襲いかかる瞬間、身を翻してかわす。雷撃を纏った触手が電流を放ちながら通り過ぎ、アスファルトが焦げ、紫色の火花が散った。

  • 140AIの力、お借りします!25/02/23(日) 19:52:15

     「おっと、これは痛そうだな……でも——」

     次の瞬間、ヴァイスの手が閃いた。

     「零掌」

     その手が触れた瞬間、触手がピタリと停止する。まるで時間が止まったかのように、うねり続けていた液体が硬直し、その一部が崩れ落ちた。

     「この手に触れたものは、エネルギーが完全に0になる……いい技だろ?」

     人格が切り替わったかのように、ヴァイスは冷徹な笑みを浮かべる。しかし、スライムは動きを止めた部位を切り捨てるように分裂し、すぐに再生した。

     「……おやおや、再生能力まであるとは。面倒だねぇ!」

     今度は軽薄な口調だ。スライムはさらに巨体を揺らし、全属性の魔力を帯びた弾丸のような液体を飛ばしてくる。炎、氷、雷……あらゆる魔力が交じり合った砲撃だ。

     ヴァイスは素早く身を翻すが、スライムの放った炎弾がすぐ横をかすめた。背後のビルの壁が一瞬で融解し、液状になって滴る。

     「チッ……零掌も万能じゃねぇ、こういう魔法系の対処は難しいんだよ。」

     距離を詰めるしかない——それがヴァイスの戦術だ。再びスライムに向かって駆け出す。

     「今度はお前を動けなくしてやるよ、デカブツ!」

     彼の指先がスライム本体へと迫る。スライムは反応が鈍く、迫りくる掌をかわす術を持たない。しかし、その代わりに——

     「グルルル……!!」

     巨体を揺るがせ、全身をヴァイスに向けて落とそうとする。まるで巨大な水袋が潰れようとするかのように、上から覆い被さる攻撃。例えスライムのエネルギーが0になったところでこの圧倒的質量はどうしようもない。

  • 141AIの力、お借りします!25/02/23(日) 19:52:55

     「しまっ——」

     ヴァイスが触れられる距離に入る前に、スライムの巨体が地面に叩きつけられた。逃げ場がない。

     だが、その時——

     「ハハッ、ここで終わると思ったか?俺はそんなヤワじゃねぇよ!」

     別の人格が前面に出る。ヴァイスはスライムの攻撃が迫る直前、ビルの壁を蹴って跳躍。巨体がアスファルトを砕く音が響く中、彼は空中で冷静に次の一手を考えていた。

     「爆発系が弱点なら、こいつを誘い込むしかないな……」

     彼は近くの燃料タンクを目に留める。都市の構造物の一部、そこにスライムを誘導することを思いついた。

     「こっちだぜ、ウスノロ!」

     今回の人格は比較的冷静、だが煽りは過激。スライムは逃げるヴァイスを追い、燃料タンクに向かって巨体を揺らす。

     「そんなんじゃいつまでたっても追いつけねぇぞ!」

     ヴァイスの煽りは止まらない。どことなくスライムも怒りを感じているように思える。

     「……ここらでいいかな。おい!もう止まっていいぞ!」

     ヴァイスは急に動きを止める。スライムは絶好のチャンスとばかりに多種多様な魔法で攻撃を仕掛ける。

     しかし、それさえもヴァイスの狙い通りであった。

  • 142AIの力、お借りします!25/02/23(日) 19:54:20

     ヴァイスは飛んできた炎魔法を燃料タンクに命中させると、跳躍して爆心地となる場所から急いで距離を取る。
     ――次の瞬間、とてつもない大爆発が巻き起こった。

     スライムの巨体は爆炎に包まれ、四散した。炎が全身を焼き尽くし、その欠片は小さく縮みながら活動を停止していく。

    ………だが、仮にもスライム種の最終形態。ただでは死なない。
    残っている全ての魔力を集約させ、燃え盛る巨体から分離させる。

    「なるほど、ここからがファイナルバトルということですね。」

    今度の人格は知的キャラらしい。彼はすっかり小さくなってしまったスライムに向き直ると、颯爽と駆け出した。

    ヴァイスが相手に向けて右手を伸ばす。それに合わせ、スライムも全属性を融合させた特殊魔法【混沌】で迎え撃つ。

    「ここで私が勝つ確率は……37%と言ったところですかね!」

    二つの大きなパワーが拮抗し、周囲に衝撃波が広がる。

    窓は割れ、ビルは崩れ落ち、街のネオンも色を無くしている。

    ……勝負の決着がついた。

    その場には右手を抑えて呻いているヴァイスと、ビショビショの地面だけが残っていた。

    「どうやら混沌の無限のエネルギーと私の強制エネルギー0がぶつかり合ってスパークを起こしたようですね。」

    ヴァイスはかけてもいないメガネを直す仕草を取りながらそう呟く。
     その声色はまた別人のように変わっていた。

     勝者:ヴァイス

  • 143二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 20:02:02

    今のところ魔物系の勝率0%では?
    AI君は人間好きやね

  • 144AIの力、お借りします!25/02/23(日) 20:04:32

    >>143

    まぁ人間の方が細かい心理描写とかやりやすいでしょうしね

    細かいことはAIくんしか知らないのでなんとも言いようがないですけど

  • 145二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 20:07:47

    >>144

    ちなみに使ってるAI教えてもらえたりします?

    のべりすととかは物語性重視だから魔物系を負けさせやすそう

  • 146AIの力、お借りします!25/02/23(日) 20:09:40

    >>145

    ChatGPTオンリーです

    出力された文章をキャンバスで添削してる感じですね

  • 147二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 20:11:16

    >>146

    感謝

  • 148二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 20:52:42

    逆に「カッコよく負けさせたい!」とか「善戦しつつ相手のいいところが見たい!」みたいなときは魔物キャラを出してみるのもアリかもしれない

  • 149二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 21:18:46

    鮮血纏兎とか負けようがないだろって思ったのに惨敗だからなあ...
    どこまで盛っても負けるかチャレンジしてみてもいいかも

  • 150AIの力、お借りします!25/02/24(月) 07:32:06

    次の対戦は検証も兼ねてモンスター系にしてくださると嬉しいです

    >>151

    >>152

    対戦場所

    >>153

  • 151二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 08:34:10

    「レイシール」

    悪魔の眷属である狼型の魔物
    獰猛な肉食動物としての本能を有しており、鋭い牙と爪を持つ
    また、闇の魔術もある程度は使える
    その狼のフットワークに爪と牙を合わせた高速の近接攻撃を中心とした戦闘スタイル
    弱点は遠距離攻撃手段が乏しいところ

    追いつめられると主人の悪魔によって埋め込まれた邪紋が暴走し、巨大な翼が生えた暴走形態に変化する
    暴走形態になると超絶強化された闇の魔術を中心とした戦闘スタイルに変化する
    暴走形態の弱点は、目に入ったものをひたすらに攻撃するため場合によっては相手そっちのけでその辺を攻撃してしまうところ

  • 152二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 10:33:12

    マッドクラーケン

    大量の触手が生えた大クラゲのモンスター。無数の触手から特殊な神経毒を流し込むことができ、相手の感覚を麻痺させることが可能。
    また、単為生殖も可能なためピンチになると増える。
    非常に憶病で、基本的に自分から攻めることはない。
    「ミリオンキラー」相手の全身に触手を刺しまくり、大量の毒を流し込む。これを受けると常人は数か月は感覚が麻痺し続ける。
    「ポイゾニングヴェノム」毒液を圧縮して触手の先から超高速で飛ばす遠距離攻撃。真正面から受けると麻痺したうえ腐る。

  • 153二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 11:38:33
  • 154二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 11:44:17

    >>153

    時間帯は夜明けでお願いします

  • 155AIの力、お借りします!25/02/24(月) 12:59:21

    夜明けの渓谷は、まだ薄暗い空とそびえ立つ岩壁が冷たい風に包まれていた。谷底には小川が細く流れ、その水面を朝焼けがかすかに照らしている。岩肌は鋭く、所々に苔が張り付き、湿った空気が辺りを覆っていた。風が吹くたびに草木が揺れ、かすかな音が響く。自然の静寂の中に、一つの殺気が溶け込んでいた。

     その静けさを切り裂くように、黒い影が疾走した。鋭い牙を持つ狼型の魔物——レイシール。その毛並みは漆黒で、まるで闇そのものが蠢いているかのように見える。黄色く光る瞳が、眼前にいる巨大なクラゲ状のモンスター——マッドクラーケンを睨みつける。敵意と本能が交差し、空気は一瞬にして緊張感を孕んだ。

     「グルルル……!」

     レイシールは前足をわずかに曲げ、低い姿勢を取る。次の瞬間、爆発的な脚力でマッドクラーケンに向かって跳躍した。風を裂く音が響き、その速度は稲妻のように鋭い。

     「ボゴォォ……」

     対するマッドクラーケンは触手を波のようにうねらせ、神経毒を滴らせながら迎撃する。無数の触手がレイシールの進路を塞ぐが、狼の魔物はその一本一本を巧みに回避する。前足の爪が光を裂き、触手に傷を刻み込んだ。

     「ギャルル!!」

     しかし、マッドクラーケンもただ怯えているわけではない。触手の先端から淡い紫色の液体を弾丸のように飛ばす——必殺技『ポイゾニングヴェノム』だ。その速度は目にも留まらぬほどで、空気を切り裂いてレイシールに迫る。

     レイシールはその放たれた毒液を察知し、素早く地面を蹴って横へと飛び退く。しかし、一滴の毒液が後ろ足にかすった。

  • 156AIの力、お借りします!25/02/24(月) 13:00:00

     「ガルッ……!」

     痛みに前足を踏みしめ、レイシールは再び体勢を立て直した。麻痺がじわじわと広がっていくのを感じる。後ろ足の感覚が少しずつ鈍くなり、まるで氷に閉ざされたかのようだった。しかし、この程度で膝を折るような獣ではない。

     「グルルル……!!」

     一気に距離を詰めると、前足の爪を最大限に振りかぶり、マッドクラーケンの胴体に斬りかかる。ヌルリとした感触の皮膚を裂き、濃厚な青黒い体液が飛び散った。粘着質な液体が岩場に滴り、煙のように淡い毒気を放つ。

     マッドクラーケンは悲鳴のような音を発し、怒りで暴れる触手でレイシールを取り囲む。無数の触手が一斉に襲い掛かり、必殺技『ミリオンキラー』が発動される。

     ——バシュッ!

     触手がレイシールの体に次々と刺さり、毒が注ぎ込まれていく。まるで杭を打ち込むように、毒が肉に入り込んでいく。しかし、レイシールの目がさらに鋭さを増した瞬間——。

     「ガアァァァァ!!!」

     彼の体に刻まれた邪紋が赤黒く輝き出した。次の瞬間、背中から巨大な翼が生え、暴走形態へと変貌を遂げる。毛並みはさらに暗く染まり、闇の魔術のオーラが渓谷を覆う。黒い靄が周囲に漂い、レイシールの咆哮が岩壁を震わせる。

     マッドクラーケンはその異様な変化に怯え、後退しようとする。しかし、それを許さぬようにレイシールは闇の魔術を解き放った。

     【ダーク・クロウ】

     前足の爪に闇の魔力をまとわせ、巨大な闇の刃を放つ。漆黒の一撃は触手を次々と斬り落としていく。その度に毒液が飛び散り、地面が腐蝕していった。

  • 157AIの力、お借りします!25/02/24(月) 13:00:29

    だが、マッドクラーケンもやられるばかりではない。高濃度の毒液で魔法を防御すると、一気に反撃に出る。

     ——ブシュッ!!

     再びマッドクラーケンの無数の触手がレイシールに突き刺さる。さらに、今回は先ほど以上に大量の毒を流し込まれた。

     「ガハッ!!」

     レイシールは闇の魔力によって体内の毒を屈服させようとするが、次々に流れ込む劇毒はそれを許さない。

     瞬く間にレイシールの前脚は腐り落ち、翼も活気をなくした。

     ……だが、その眼だけはなお鋭さを増していた。

     【アンリミテッド・ノワール】

     突如そこら中に暗黒の球が出現し、マッドクラーケンの触手を攻撃する。球は爆発しながら毒の滴る触手を焼き、切り裂き、悲鳴を響かせる。

     マッドクラーケンは反撃しようとするも、暴走状態のレイシールは触手を引きちぎって大空に飛び上がる。

     「グルルルルル!!!」

     鋭い爪で岩肌を攻撃し、巨大な岩石を削り取る。岩石はマッドクラーケンの頭上に急降下し、その巨体を谷底に叩き込んだ。

     ズドォン!!

  • 158AIの力、お借りします!25/02/24(月) 13:00:52

    爆発的な衝撃が渓谷に響き渡り、マッドクラーケンは痙攣しながら倒れ込んだ。触手は弛緩し、毒液が岩場に滴り落ちる。

     レイシールは荒い息を吐きつつも、なおギラギラと光る目で獲物を見つめていた。闇の魔術のオーラがゆっくりと渓谷に消えていく中、夜明けの光が再びその場を照らし始めた。

     勝者——レイシール。

  • 159二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 14:47:59

    どっちも魔物系だと検証にならなくない…?
    人間を勝たせやすいかどうか検証したい

  • 160二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 15:03:29

    次出そうと思ってるうちの子は化け物性能だから今回も見送ろう

  • 161AIの力、お借りします!25/02/24(月) 15:09:41

    >>159

    先ほどのはモンスター同士だとどうなるのか気になったので検証させていただきました

    人間VSモンスターの検証は次の対戦でやらせていただきます

  • 162二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 15:24:40

    このレスは削除されています

  • 163二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 15:38:42

    このレスは削除されています

  • 164AIの力、お借りします!25/02/24(月) 15:39:21

    次の対戦ですが、流石に人様のオリキャラを噛ませ犬にするのは申し訳ないので、こちらの方でキャラを決めて勝手に対戦させていただきました

    「剣士 マイケル」
    腕利きの剣士
    調子お者で優勢と調子になるタイプだが、ここぞという場面ではビシッと決める
    剣術は達人の領域に達している
    必殺技は「ウルトラスラッシュ」
    弱点は遠距離攻撃

    「マスターオーガ」
    鬼のモンスター≪オーガ≫の上位種 モンスターランクはA+
    粗野で粗暴な性格で、人里に降りて邪智暴虐の限りを考えることもある
    かなりの戦闘力を有している、巨大な棍棒による一撃は小さな山程度なら砕いてしまうほど
    特に特筆すべきはその凄まじい怪力の弱点は単細胞の脳筋なところ

    戦闘場所は「平原」

  • 165AIの力、お借りします!25/02/24(月) 15:40:03

    平原に吹き荒れる風が、剣士マイケルの銀の髪を揺らしていた。彼の前に立ちはだかるのは、巨躯を誇るマスターオーガ——その肌は岩のように硬く、目は血のように赤い。

    「おいおい、ずいぶんとデカいじゃねえか!」

    マイケルは剣をくるりと回し、軽口を叩く。だが、その心臓は高鳴っていた。オーガの放つプレッシャーが、彼の背筋に冷たい汗を伝わせる。

    「グォォ……」

    マスターオーガが棍棒を振り上げる。大木の幹ほどもあるそれが、凄まじい風切り音とともにマイケルを襲う。

    「遅ぇよ!」

    マイケルは地を蹴り、瞬時に横へ跳ぶ。棍棒が地面を砕き、土煙が舞い上がった。その隙にマイケルは剣を閃かせ、オーガの脇腹に切りかかる。

    しかし——。

    「っ!? 硬ぇ!!」

    剣はオーガの分厚い皮膚を掠めただけで、傷一つつけられなかった。まるで岩を斬ろうとしているかのような感触に、マイケルの顔が歪む。

    「ガァァ!!」

    オーガは低く唸ると、再び棍棒を振り下ろす。マイケルは寸前でかわすが、その衝撃波だけで体勢が崩れた。

  • 166AIの力、お借りします!25/02/24(月) 15:40:49

    「くそっ……なら……これでどうだ!!」

    マイケルの剣が唸る。

    「ウルトラスラッシュ!!」

    剣先が光を帯び、一直線に放たれた斬撃がオーガに向かう。しかし——。

    ブンッ!!

    オーガは棍棒を横に払う。その一撃がウルトラスラッシュを力技で打ち消した。

    「な……に……!?」

    マイケルの目が見開かれる。その一瞬の隙を逃さず、オーガが踏み込む。

    「……!!」

    棍棒が唸る。避ける間もなく、マイケルの体を直撃した。

    「ぐ……あぁぁぁ!!」

    吹き飛ばされたマイケルは地面を何度も転がり、血を吐く。剣は手から離れ、無惨にも土に突き刺さった。

    立ち上がろうとするが、足が動かない。痛みが全身を駆け巡る。

    「……まだ、だ……っ!」

  • 167AIの力、お借りします!25/02/24(月) 15:43:24

    それでも剣を握ろうとするマイケルに、オーガはゆっくりと近づく。その巨体が、絶望の象徴のように迫る。

    ……棍棒が再び振り下ろされた。

    ——ドゴォォォンッ!!

    平原には、かつてマイケルだったものが撒き散らされていた。

    勝者——マスターオーガ。

    ということで、モンスター側が勝つ場合もあるっぽいです。
    いやまぁこの一回だけなのでどうこうとは言えませんが、とりあえず確実に人間が勝つわけではないみたいです。

  • 168二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 15:54:22

    すごいなAI

  • 169二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 15:59:48

    結局の話、実力差が大きければモンスター系でも勝てるってことかな

  • 170AIの力、お借りします!25/02/24(月) 16:00:32

    次の対戦

    >>171

    >>172

    対戦場所

    >>173

  • 171二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 16:21:47

    双炎の剣士ブレイズ
    紫色の鎧を身にまとったミステリアスな剣士(男性)
    クールな性格だが人間らしい一面もある
    聖剣プロメテウスと魔剣カグツチを持つ
    どちらの剣も消えない炎を纏っている
    剣士としての実力も最高峰
    固有魔術 消えない炎 二つの剣が纏っている炎、単純に炎魔法としての使用も可、着弾すると消える
         冷たい炎  地獄の炎、消えないわけではないが当たると生気を吸い取られる
    弱点 搦手に弱い、正々堂々戦う事にこだわっている

  • 172二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 16:24:28

    倉吉 花梨
    年々人に疑念を抱き、とある事件で狂ってしまった少女。 救いと称して相手の身体に花を咲かせてくる 咲いた花は救いとして一輪持って帰っている。 花を咲かせて亡くなった人を「綺麗になった」と表現する

    身体能力はそこそこで魔力は人の五倍はある。 頭、首、手や指に色とりどりの花で作った花冠や指輪などを付けている。 全てつける余裕が無いので最近は自身の花畑に花を植えている。 左手はなく、代わりに枝が生えており、鋭利で伸びる槍として使う 左手の枝から生える花は赤黒く血で染まっており、偶に花の白い部分が見える
    傷は花を咲かせて応急処置が可能

    性格 真面目で繊細で頑固


    白い花畑 自分本来の花を辺りに咲かせてリラックス効果のある香りにより相手の眠気や戦意喪失を誘う 隙を見せてしまうと近づかれて花を咲かされてしまう

    開花 相手の魔力を使い花を咲かせる魔法 一見ファンシーな説明だが相手の体に使えば相手の全魔力とそれに比例して生命力を吸い、体に花を咲かせる。 魔力が多ければ多いほど致命傷に繋がる 魔法なら右手で触れた属性の色の花束へと変貌する 素手で触れる事が条件

    侵食する花 左手で傷つけた部位の周囲に対象の魔力と生命力を奪って育つ花を咲かせる。 自身の魔力を流す事で相手の生命力と合わせて白い花を咲かせることもできる 触れてる時間が長ければ長いほど多く咲かせる事ができる 魔力か生命力どちらかがないと花の成長は止まる

    弱点 炎、氷、機械、魔力が少ない(無い)生物 魔力を使わない遠距離攻撃

  • 173二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 16:25:12

    このレスは削除されています

  • 174二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 16:26:24

    広大な平野

  • 175AIの力、お借りします!25/02/24(月) 18:27:18

    広大な平原に、二つの影が対峙していた。紫の鎧をまとい、聖剣プロメテウスと魔剣カグツチを携える双炎の剣士ブレイズ。

    そして、身体に咲き誇る花々と赤黒い枝の左腕を持つ謎の少女、倉吉花梨。

    ブレイズの瞳は冷静そのものだった。対する花梨は、淡々とした笑みを浮かべながら、指先で花冠をなぞる。微風が平原を撫でるたび、花梨の体に咲いた花々が揺れ、不気味な美しさを漂わせていた。

    「あなたも、きっと綺麗になるわ。」

    花梨が右手をそっと振ると、白い花が次々と芽吹き、揺らめくように咲き誇った。そこから漂う香りがブレイズの鼻腔を満たし、わずかに意識がぼやける。

    「これは…まずい…!」

    意識を取り戻そうと、ブレイズは聖剣プロメテウスを振り下ろす。消えることのない真紅の炎が、花梨を包む花畑を焼き払う。

    白い花は燃え上がり、花梨は枝の腕で身を守りながら後退した。しかし、消えない炎であっても完全に白い花畑を消し去ることができない。

    「無駄ですよ。」

    そう呟くや否や、花梨の左腕の枝が鋭く伸びる。その動きはまるで蛇のようにしなやかで、しかし獲物を仕留める確信を持った一撃だった。

    ブレイズはその動きに素早く反応し、プロメテウスを振るい、炎を纏った剣先で枝を弾き飛ばした。しかし、枝に触れた炎は、一瞬燃え上がったかと思うと、まるで何かを吸われたかのように不自然に消える。

    「なるほど、ただの植物ではないか…。」

  • 176AIの力、お借りします!25/02/24(月) 18:29:09

    消えないはずの炎を消されてしまったブレイズは距離を取りつつ、次はカグツチを一閃。冷たい炎が弧を描きながら花梨に迫る。

    しかし、花梨は右手を軽くかざして炎に触れると、炎は真紅の花に変わり、地面へと落ちる。まるで魔力そのものを花に変えたかのようだった。

    「…ふふ、今日は赤い花束が作れるわね。」

    冷たい炎が花になる様子に眉をひそめつつも、ブレイズは間合いを詰める。

    「なるほど、ならこれでどうだ?」

    ブレイズは再び剣を振り下ろす。その攻撃には、何らかの意図が読み取れた。

    「何度やっても同じよ。みーんな花にしてあげる。」

    花梨はまたしても右手をかざし、剣に触れようとする。

    ザンッ!

    花梨の予想に反し、"炎を纏っていない"プロメテウスは彼女の右腕をいとも容易く切り落とした。

    「……ッ!」花梨は想定外の痛みに悶えつつも、右腕に花を咲かせて応急処置を試みる。

    「どうやら、魔力を込めていない攻撃は通常通り効くみたいだな。」

    そう、先ほどの斬撃には魔力が込められていなかったため、対象の魔力を利用して発動する【開花】を使用できなかったのだ。

    「だが、一度見せた以上そう何回も使える手じゃないな。」

    確かに、今回は不意打ちだったからこそ決まったが、一歩違えば魔力を纏っていない無防備な状態を攻撃されるところであった。

  • 177AIの力、お借りします!25/02/24(月) 18:30:12

    「これ以上の長期戦は不利だ。一気に決めるぞ。」

    決着をつけるために、炎の剣士は一直線に駆け出す。彼の足元からは二つの剣の豪炎が舞い上がり、その軌跡が平原に焦げ跡を残す。

    「燃え尽きろ…!」

    永遠の熱を持つプロメテウスの炎と、生気を吸うカグツチの冷たい炎が交錯し、渦となって花梨を襲う。しかしその瞬間、花梨の左手の枝が一瞬で伸び、ブレイズの右腕に食い込んだ。

    「…咲きなさい」

    刹那、ブレイズの右腕から白い花が咲き始める。魔力と生命力を吸い取り、次々と花弁が開く。根を張るかのように腕を締め付け、生命そのものを喰らおうとする。

    だが、ブレイズは歯を食いしばりながら、その痛みに耐えつつ剣を振り下ろした。

    「これで終わりだ!」

    カグツチの炎が花梨を直撃する。花梨の身体に冷たい炎が這い、彼女の生気を奪い取る。

    しかし、花梨の左腕の枝もまた、ブレイズの胸元を貫き、そこから次々と花が咲き乱れる。

    赤黒い花が血のように滴り、互いの魔力が交錯した瞬間、辺り一面に炎と花が吹き荒れた。

    ………二人は、同時に膝をついた。

  • 178AIの力、お借りします!25/02/24(月) 18:31:16

    「…あなたも、綺麗になった…」

    花梨が呟く。その目は、燃え尽きた花と、散りゆく炎を見つめていた。淡い笑みを浮かべながら、咲いた花にそっと触れる。まるで、これが最初から定められた結末であるかのように。

    「…正々堂々、見事だった…」

    ブレイズもまた、冷たい炎の中で、剣を地面に突き刺した。彼の呼吸は荒く、しかしその顔には誇り高い戦士としての覚悟が刻まれている。

    平原には、燃え尽きた炎と、咲き乱れた白い花が、静かに風に揺れていた。花と炎が交じり合う光景は、美しくも儚い。

    両者はほぼと同時に倒れ、その命を落とした。

    決着:相打ち

  • 179二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 18:58:36

    >>178

    うちの子相手に相打ちまで持って行ったブレイズさん強い

  • 180二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 19:32:14

    >>179

    対戦ありがとうございました

    そこまで盛らなかったけどブレイズくん結構強かったですね

    因みに元ネタはポケモンのソウブレイズです

    冷たい炎はゴーストタイプなので

    剣の名前はポピュラーな炎神からとりました

  • 181二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 19:44:45

    >>180

    対戦ありがとうございました

    僕の所の花梨はリンバスカンパニーのドンベク開花E.G.O::壇香梅です 

    作って詰めていくにつれ(コイツ対魔法に関しては化け物では?)ってなりました……

  • 182二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 19:52:30

    能力とかからこういう感じの展開を勝手に連想して文章にしてくれるとか最近のAIってすごいな

  • 183AIの力、お借りします!25/02/25(火) 06:49:22

    次は趣向を変えてバトルロワイヤルにします

    >>184

    >>185

    >>186

    対戦場所

    >>187

  • 184二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 12:32:58

    リチャード

    合理的なものを好む落ち着いた雰囲気の中年男性

    【優良逸品(マスターエクセレント)】
    科学でも魔術でも証明できない未知の能力「超常」の一種
    物体の使用に伴う作用を増幅させる特異な能力
    自分は特殊な武器や道具は一切持たない
    しかし、超人である自分にかかれば肌身離さず持っている煙草やライターでさえ比類なき武器へと変化する
    それがこの凄まじい超常の真髄
    日常生活に溢れている様々の物体が自分にとっては一点物の武器となる
    使用例:ライターの火を増幅させて火炎放射器並みの炎を放つ
    タバコの煙を増幅させて目眩しにする

    弱点は素手だと特に何もできないこと

  • 185二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 13:04:29

    靡かぬ狼煙
    体毛が灰と白の斑模様な狼型の魔物。体内に高効率の魔力燃焼器官を備えており、それにより様々な能力を有す。
    身体強化
    燃焼させた魔力をそのまま自身の強化に使う。ただの踏み込みで一帯の大地を揺るがす膂力、致命傷程度なら即時回復する自然治癒力、咆哮で半径数十mの生物の鼓膜を破壊出来る肺活量、一つ一つが人間の五感全てを合わせても届かない空間把握能力を有す五感。凡そ3時間でガス欠するのが難点。
    魔狼煙
    魔力の残滓が煙状となって口から零れ出る。人間が吸うと生死を彷徨うことすらない猛毒で、自在に操ることや実体化し攻撃することも可能。ヒートアップすると街一つを包み込める量を排出する。
    攻撃される程ボルテージが上がるカウンタータイプ。多少の怪我は全く持って意味をなさない故、核弾頭などの超高火力で仕留めるのが最も楽。しかし人並みに賢いため、下手に切り札を持っていると察して姿を晦ますので要注意。

  • 186二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 16:35:51

    オリヴィア

    人々を思う優しさと困難に立ち向かう確かな勇気を胸に宿した美少女。
    武器は父の形見の剣。

    神が授けた常時発動型(パッシブ)ユニークスキル【主人公補正】により、生まれつきこの世界の主人公としての運命が定められている。(本人はそれを知らない)
    そのため、大体の物事は彼女にとって都合の良いように進む。
    強大な理不尽は彼女が成長するための場として存在し、追いつめられるほどドラマティックな物語が展開される。
    だが、あくまで世界の主人公なだけであり、絶対的な勝者となるわけではない。
    負けるときは負けるし、力不足な時は力不足である。
    敗北さえも主人公を彩るためのスパイスなのだから。

    剣術による近距離戦を得意としており、遠距離の相手には光魔法で対処する。
    使用できる光魔法は
    「ブラスト」光の弾を飛ばす魔法
    「ヒーリング」回復魔法
    「マッシブ」身体強化魔法

    ≪奥の手≫
    ピンチになると【主人公補正】により秘められた光の力が覚醒する。
    体力消費が極端に大きくなるが、その代わりに全ての能力が桁違いに強化される

  • 187二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 16:40:48

    薄暗い地下洞窟

  • 188二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 19:44:24

    このレスは削除されています

  • 189AIの力、お借りします!25/02/25(火) 19:44:53

    薄暗い地下洞窟に、重たい沈黙が広がっていた。冷たい岩壁から滴る水滴の音すら、緊張感に満ちた空間を一層際立たせている。そこには三つの影が蠢いていた。

    一人はリチャード。合理的な思考と冷静な瞳を持つ中年男性。彼はポケットから煙草を取り出し、ライターをカチリと鳴らす。

    その炎は小さな揺らめきに過ぎないはずだった——が、次の瞬間、炎は爆ぜるように膨れ上がり、洞窟の天井を舐めるほどの火柱となる。
    これこそが彼の超常【優良逸品(マスターエクセレント)】。日常にある物を、比類なき武器へと昇華させる能力だ。

    その炎に対峙するのは、「靡かぬ狼煙」。灰と白の斑模様を持つ巨大な狼型の魔物。

    その口元からは黒い煙がもくもくと零れ出ており、洞窟内に毒々しい霧を生み出していた。狼煙は咆哮するたびに魔力を燃焼させ、筋肉を強化し、地面に爪を立てると岩盤すらひび割れていく。その鋭い爪は、ただの一撃で人間を跡形もなく引き裂く威力を秘めていた。

    その場にもう一人、剣を手にした少女がいた。彼女の名はオリヴィア。透き通る瞳に揺るがぬ意思を宿した彼女は、父の形見の剣を握り締める。すると、なぜだか心臓が高鳴る。

    だが、それは恐怖ではない。むしろ、この戦いを通して強くなるのだと信じる彼女自身の鼓動。剣の刃には光の魔力が宿り、微かに輝いている。その輝きは、暗い洞窟の中で希望の灯火のように揺れていた。

    「嬢ちゃん、ここは危ないから下がっときな。」

    リチャードが静かに言う。彼の目はすでに次の手を読んでいた。狼煙の動き、毒煙の広がり具合、そしてオリヴィアの位置。すべてを冷静に計算していた。だがオリヴィアは首を横に振る。

    「私だって戦えます!」

    彼女だっていっぱしの戦士である。子供扱いは許せなかったのであろう。しかし、こうして話している間にも狼煙は虎視眈々と二人を狙っている。

  • 190AIの力、お借りします!25/02/25(火) 19:45:32

    「ガルッ!!」

    その瞬間、狼煙が魔力を燃焼させ、一気に間合いを詰める。爪がオリヴィアを狙うも、彼女はすかさず光魔法「ブラスト」を唱え、閃光の弾丸を撃つ。

    しかし、狼煙はそれを察知したかのように身を捻り、容易く光弾を躱す。

    だが、そのわずかな隙を逃さず、リチャードがライターをひねり、炎の鞭のような火柱を叩きつけた。

    「焼き尽くせ!」

    燃え盛る炎が狼煙の体を包み込む。しかし、狼煙の口から吐き出される魔狼煙が炎を押し返し、周囲の空気すら黒く染める。

    炎と毒煙がぶつかり合い、地下洞窟は一瞬で混沌の戦場と化した。火と煙が絡み合い、視界が歪む中、リチャードは次の手を模索していた。

    「このままじゃ終われない!」

    オリヴィアは「マッシブ」により身体を強化し、再び剣を握りしめる。足元に猛毒の魔狼煙が広がるが、そこで彼女の【主人公補正】が発動する。煙が彼女を侵す寸前でどこからともなく微風が吹き、毒の煙をかき消したのだ。

    それが偶然か必然かはわからない。しかしオリヴィアは躊躇なく狼煙に向かって駆ける。

    「はぁっ!」

    剣が狼煙の前足を切り裂くが、魔力を燃焼させた狼煙の身体は驚異的な速さで修復する。逆に狼煙の鋭い爪が逆にオリヴィアの腕を掠め、彼女は呻き声を上げた。鮮血が飛び散るが、彼女は根性で膝をつかない。

    「……流石に若い子が怪我してるとこを見るのはいい気分じゃないねぇ。」

    リチャードが咥えていたタバコの煙を増幅させ、目眩ましの白煙を発生させる。一瞬の視界不良を突いて、彼はオリヴィアの肩を引き、狼煙との距離を取った。

  • 191AIの力、お借りします!25/02/25(火) 19:46:29

    「だから危ないって言ったでしょ。次は怪我だけじゃ済まないよ?」

    冷静な声で諭すリチャード。敵とは言え少女をこのまま見殺しにしたのでは寝覚めが悪いと感じたのだろう。

    「大丈夫です!このぐらい簡単に治せます!」

    オリヴィアは「ヒーリング」を使用して怪我を一瞬で治すと、再び狼煙に向けて剣を振るう

    「グギャッ!」

    狼煙は先ほどのように剣の攻撃を瞬時に修復してカウンターを決めようとするが、何故かオリヴィアの剣は狼煙の肉体を深く傷つけた。

    「光の聖霊よ!この者たちに裁きを与えたまえ!」

    狼煙の回復を妨げていたのは彼女の剣に宿る光の魔力であった。彼女の光は狼煙のみならずリチャードにも降りかかり、彼の能力を制限する。

    「ちょっとちょっと、さっき助けてあげたのにこの仕打ちは酷いんじゃない?」

    口ではそう言っているが、彼の顔には僅かに怪しい笑みが浮かんでいた。

    「それは感謝してるわ。でもそれはそれ、これはこれよ。」

    彼女は主人公なだけあってなかなか強かなようだ。リチャードもそれに応える

    「そうかい。じゃあ折角だし、この状況を利用させてもらうよ。」

  • 192AIの力、お借りします!25/02/25(火) 19:47:25

    彼は【優良逸品】によって狼煙に対する光の魔力の作用を増幅させる。

    「ゴギャッ!」

    狼煙の回復能力は猛烈に増幅された光の魔力によって完全に焼き切れ、その効果を失った。

    しかし、狼煙もただでは終わらない。燃え盛る魔力をさらに燃焼させ、その咆哮は洞窟全体を揺るがした。岩が砕け、天井から土砂が落ちる。次の瞬間、魔狼煙が噴水のように吐き出され、洞窟全体が漆黒の霧に包まれた。

    「……これは洒落にならないねぇ。」

    リチャードは咄嗟に圧縮したタバコの煙を耳栓とマスク代わりにすることで鼓膜の破壊と毒の吸引を防いだが、この状況には困惑している様子。

    「………ッ!」

    一方オリヴィアは鼓膜を破壊されたうえに魔狼煙をモロに吸ってしまい、余命いくばくも無い様子だ。絶体絶命のピンチと言えるだろう。

    「ガルッ!!」

    弱った獲物を見逃すハンターはいない。狼煙は彼女を確実に仕留めようと襲い掛かる。

    ――しかし、彼女には【主人公補正】という奥の手があった。
    オリヴィアに秘められた光の力が覚醒し、狼煙を吹き飛ばす。周囲には輝かしい光が満ち溢れ、撒き散らされた魔狼煙を一瞬で消し去る。

    「これが、私の本当の力?」

    あまりの強大さ故に力に目覚めたはずの彼女でさえ驚きを隠せない。いつの間にか体の怪我は癒えた上に毒も治っており、体にみなぎる力は溢れんばかりに増していた。

    「おいおい、こんな化け物合戦をおじさんにどうしろと?」

    目の前にいる人外級の強者たちにリチャードは驚きを越えて呆れを感じていた。だが、彼もこのまま終わる気はなさそうだ。

  • 193AIの力、お借りします!25/02/25(火) 19:48:40

    「これが…今の私のありったけよ!」

    オリヴィアが剣を掲げると、究極の光魔法「シャイニング」が狼煙とリチャードに放たれる。

    だが、リチャードは増幅させたライターの炎、狼煙はヒートアップした魔狼煙でそれを迎え撃つ。

    三つの力が交わり合い、轟音と共に爆発が洞窟内を震わせた。

    ……爆風が収まると、オリヴィアは壁際に倒れていた。彼女は辛うじて意識を保っていたものの、覚醒によって体力を使い果たしてしまったのだ。手の震えが止まらない。それでも、剣を手放そうとはしなかった。

    そして、狼煙の巨体も傷だらけだった。魔力の燃焼が限界を迎え、体力が急激に落ち込んでいる。肩で息をするその姿は、獰猛ながらも衰えを見せていた。

  • 194AIの力、お借りします!25/02/25(火) 19:49:00

    その中で、最初に立ち上がったのは——リチャードだった。

    「あらら、意外とやってみるもんだね。」

    彼は僅かに遅れて炎を放つことで狼煙の魔狼煙に引火させ、究極の光に対抗しうる威力に引き上げていたのだ。また、咆哮によって崩れ落ちた洞窟の岩壁の作用を増幅させて盾にすることで、爆発から身を防いでいた。

    冷静で合理的なリチャードは、自分を遥かに超える力を持った二人とまともにやりあえば勝てないことを理解していた。

    だからこそ、同士討ちに近い形に追い込み、自分だけが余力を持った状況に持ち込んだのである。

    「ハァ…ハァ…。」

    狼煙は息も絶え絶えになりながらも撤退を試みる。しかし、リチャードはそれを許さない。

    「この状況で逃げられると思ってるの?」

    彼はライターを再点火し、その火を増幅させる。炎は一直線に狼煙の胸を貫き、遂に斑の狼はその場に崩れ落ちた。断末魔の咆哮が洞窟に響く。

    敗北の無力感に苛まれたオリヴィアは悔しげに拳を握る。

    「私、まだ…!」

    だが、その声を制するようにリチャードが静かに告げる。

    「お嬢ちゃんも中々強かったよ。まぁおつむがちょいとあれだがな。」

    勝者:リチャード

  • 195AIの力、お借りします!25/02/25(火) 19:52:36

    ということでそろそろスレは落ちますが、需要がありそうなら次スレもやりたいと思っています。
    また、改善してほしいところや追加してほしい要素があれば書いてもらえると嬉しいです。

  • 196二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 20:01:53

    2-1されてカワイソス狼煙…
    ガン逃げで勝てるよう洞窟にしたのに活用しなかったか
    流石に塩試合はしてくれないよね…
    次スレ欲しいです
    うちの子が勝つまで終わりたくない!

  • 197二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 20:27:59

    思い立った時に自分のオリキャラを解放したいから次スレほしいですね
    追加要素としては2対2のタッグバトルとかも見てみたいです

  • 198AIの力、お借りします!25/02/25(火) 20:47:24
  • 199二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 21:20:00
  • 200AIの力、お借りします!25/02/26(水) 06:22:54

    >>199

    申し訳ありませんが、私的には今まで通りの感じを貫き通したいと思っています

    元スレのスレ主さんにあやかってのスレなので、できる限り元スレの雰囲気に近づけたいんですよね

    ですが、読みにくいなどの意見の人が多かったらこちらを使わせていただくかもしれません

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています