- 1二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:24:20
- 2二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:24:34
バー「ちょっと私飲み物買ってきますね!」
藤丸「ま、待ってバーヴァンシーさん!」
バー「何でしょうか?」
藤丸「その...バーヴァンシーさんが良ければなんだけどさ、週末どっか行かない?」
バー「どこにです?」
藤丸「具体的には決めてないけど、バーヴァンシーさんが行きたいとことか?」
バー「行く分には全然構わないですけど...ちょっと考えさせて下さい」
藤丸「分かったよ。楽しみにしてるから!」
バー(これ、デートってことでいいよね?どうしようどうしよう!)
藤丸(流石にいつまでもウジウジしてられない!当たって砕けろだ!) - 3二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:25:49
文芸部で駄弁る藤丸部長と後輩バーヴァンシー(脈あり)概念4スレ目です。
前スレで終盤なのにダラダラ長文書いちゃってすいませんでした。
前スレ
【現パロ・閲覧注意】バー「先輩、週末お家にお邪魔していいですか?」|あにまん掲示板藤丸「別にいいけど、何かあった?」バー「いや最近顔色悪いなーと思いまして」藤丸「そう?まあ最近バイトに勉強に執筆活動もあって忙しかったからあんま休んでないかも」バー「それで、その、ご飯でも作ってあげよ…bbs.animanch.com - 4二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:26:21
なんとなくのキャラクター設定
藤丸(2年):文芸部部長。一人暮らし。ファミレスでバイトしてる。
バーヴァンシーの好意に触れるも後一歩踏み出せず。
バーヴァンシー(1年):文芸部部員。藤丸とあわよくば男女の関係になりたく、ファーストキスを敢行。
料理はそこそこ出来て、藤丸によくお弁当を作ってくる。とっても可愛い。
折田(2年):藤丸のクラスメイト。ツンデレ(可愛い)。
料理はプロ級(特にお菓子作り)で、こちらもよくお弁当を作ってくる。
バーヴァンシーとは普通の先輩・後輩レベルには喧嘩も落ち着いてきた。
マリー会長(2年):文武両道、人柄も良く皆に好かれる完璧な生徒会長だが本性は毒舌キャラ。
暇つぶしに文芸部に遊びに来て藤丸で遊ぶのが趣味。
安藤リカルド(2年):藤丸のクラスメイト。
バーヴァンシー、折田さんの好意は何となく察している。
姫子さんとは近づくようなそうでもないような距離感。
刑部姫子:藤丸のクラスメイト。オタク。
リカルドとの関係は本人曰くただの友達。
なぎこ先生:文芸部顧問。ムチャブリだらけに見えてちゃんと生徒に寄り添ってくれるいい教師。
担当科目は国語。部員の書いた小説の添削はガチ目に厳しい。
紫式部さん:図書室で司書をしている。ドジッ子属性の疑いあり。
小説家として再デビューするが、文芸部一同以外には知られていない。 - 5二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:27:20
モルガン:バーヴァンシーの母。
言葉足らずといらぬ気遣いでバーヴァンシーを振り回すこと多々あり。
そろそろバーヴァンシーが彼氏を紹介してこないか期待が膨らむ。
ハベトロット:モルガンの家に居候する同僚。
裁縫が得意でバーヴァンシーの服を仕立ててあげることも。
ひびき&千鍵(2年・他校):藤丸のバイト先の同僚。
ぽわぽわしているひびきと藤丸に千鍵がツッコむのは最早恒例行事。
特に恋愛フラグ無し。
ジャンヌ(2年・他校):折田さんの従姉。清楚に見えてかなりのゴリラとのこと(折田さん談)。
モブ子(1年):バーヴァンシーのクラスメイトのやべー女。ビジュアル不明。彼氏持ち。
藤丸とバーヴァンシーのイチャイチャを見るために日夜暗躍するやべー女。
情報収取と行動(ストーキング)力には会長さえドン引きさせるやべー女。
モブ彼(1年):モブ子の彼氏。ビジュアル不明。生徒会役員。 - 6二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:34:26
建ておつ
- 7二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:36:45
立て乙です!
モブ子「とりあえず、この全天候大型温水プールはダメかなー。ここ前に会長が皆を誘ってるし、その時にあれこれ迫ってきてるし。この同人誌街も止めた方が良いかも。折田先輩と買い物に行って荷物持ちさせられたり過激な漫画見ちゃってしばらくまともに会話出来なかった思い出があるっぽいし」
トリ子「ねえ。あんたが情報通な事にはもう慣れてるけどさ。どうしてそういう情報を聞き出してくるの?」
モブ子「教頭先生とかスポンサー(術のジルドレ)さんからちょっと聞いてるからかなぁ」
トリ子「お母様と言い、この学校最大の人付き合いが難しい保護者達にどうやって取り入ってんのよアンタ……」 - 8二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 22:44:02
折田「立香。金曜日にあんたの家に行かせて貰うけどいいかしら」
藤丸「え?あの金曜日は……」
折田「安心しなさい。モブ子から週末あの娘とデートに行くんでしょ?邪魔にならない程度に食事しに行くだけだから」
藤丸(相変わらずどうしてそういう情報速いのあの人……)「って、食事?」
折田「自作で色々焼き肉を作ったのよ。その品評会を一緒にどうかと。安心して。アンタの評判さえ良ければ他の皆にも配るから」
藤丸「…………翌日まで臭い残りません?」
折田「消臭頑張る事ね」 - 9二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:04:34
モブ子「2人共後一押しどころかデコピン一発でKO出来る状況なのにな~」
- 10二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:17:52
嫌がらせする気満々で笑う
- 11二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:43:36
バー「お母様、今週末出掛けてきても大丈夫ですか?」
モル「勿論いいですよ。良い報告を待っています」
バー「良い報告?」
モル「婚約者が見つかったとか、孫の顔をお見せ出来そうとかですね」
バー「そうゆうのじゃありません!ただ少し遊びに行くだけですから!」 - 12二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:52:24
- 13二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 05:36:25
なぎこ「いやー、丸っちとバー子、ようやく前進したかー」
香子「みたいですね」ズズー……。
なぎこ&香子『………………』
なぎこ「というか、遅くね?今更かよ」
香子「遅いですよねぇ。なんなら今でも十分狙えるぐらいには」
モブ子「くかー……こー……」
マリー「この子はなんで昔の漫画みたいに図書室で眠れるのかしら?」 - 14二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 12:31:10
バー「そういえば先輩の実家ってどこなんですか?」
藤丸「実家?今住んでるとこからそこまで遠くないとこだよ。どうかした?」
バー「いえ、先輩のご家族の方って会ったことないなと思って。いつもお世話になってますし」
藤丸「気にしなくて大丈夫だよ」
バー「もし良ければ、今度出掛ける時に軽く寄って行っても」
藤丸「いや~大丈夫だよ、うん、この話終わり」
バー「先輩、私に部屋見られたくないとかじゃないですか?」
藤丸「そんなことないよー」
藤丸(家に女の子来るって言ったら大騒ぎだもんなぁ。後、こないだ帰った時ちゃんと片付けてない気がするし。) - 15二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 13:03:29
折田さんは追いつけるの?
- 16二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 13:47:26
折田「そういえばあんたまだ行ったこと無かったわね」
バー「またマウントですか?」
折田「単純な事実よ。安藤や姫子もよくお邪魔してるし。……あーでも、マリーだけはあまりお邪魔してないわね」
バー「え?珍しい。あの礼儀正しさで場の認識狂わせて遊んでそうなのに」
折田「いや、家族との仲は良好なんだけど。あいつ教頭と親しいでしょ?立香の父親、教頭と昔やばめの殺し合いをした仲らしくって。気まずいって程じゃ無いけど積極的にお邪魔するのは憚られるらしいわよ」
バー「あの人でもそういうの気にすることあるんですね」
折田(アイツの家に隠した恋のおまじない。まだ残ってるわよね?)ドキドキ………… - 17二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 17:27:09
モブ子「可愛いけど、そのくらいで済ましてキュンキュンしちゃうのが折田先輩だよね。バーヴァンシーさんなら藤丸先輩の枕に可愛い自撮り写真挟むとか、わざと上着忘れて後から取りに行く口実作るくらいはやるのにね~」
バー「やる訳ねえだろ!」
- 18二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:56:35
折田「あ、そうそう。あいつの家に行くなら、もしもキリエって娘に会ったら挨拶しておきなさい」
バー「誰ですそれ。先輩の元カノ?新しいライバル?」(顔面蒼白)
折田「幼馴染みよ。お隣さんの。今は違う高校に通ってるけどアンタと同い年」
バー「何かあったんですか?」
折田「…………昔立香の地域で大きな交通事故があって。その被害者なのよ。車が衝突して崩れた壁の下敷きになって」
バー「……つまり、あまりにもの重病で病院から条件付きで通っていると?」
折田「いや、その事故から助けてくれたのが今通っている先輩らしくてね。その子に一目惚れしちゃったのと恩返しも兼ねてその子の高校に通ってるらしいわ」
バー「単なるのろけ話じゃ無いですか」がくっ!
折田「でも考えてもみなさい。事故で瓦礫の下敷きになって自分を助けてくれた人間がいたら、例え同性でも惚れちゃうでしょ?」
バー「まあ確かに……え?同性?」
折田「その先輩って言うのが立香と同姓同名のJKらしいのよ。いわゆるバイっていうのかしら…………」
バー「………………先輩、落ち込んでませんでした?」
折田「目に見えてって程じゃ無いけど、あれはがっつり落ち込んでたわね。多分自覚無いけど初恋だったんじゃ無い?」
バー「むー……」
折田「ま、キリエって子も気遣い出来るし。今はアイツに会う機会も減ってるから、気にしなくても良いわよ」 - 19二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 01:53:03
(先日のお泊り会のワンシーン)
会長「ところで貴方達、どっちが先に想いを伝えるのかしら?」
折田「うっ・・・!そ、それはまあ近い内にとは思っているわ!」
バー「わ、私だって!まあ、心の準備が出来てからですけどね!(キスまでしちゃったから後戻り出来ないし!)」
会長「そう・・・でもいいのかしら?貴方達片方は想い実らずになってしまうけれど?」
折田「あーそれなら気にしなくていいわ」
バー「誰が勝っても恨みっこ無しの精神でずっといましたから」
会長「そうだったの?ま、彼に彼女と愛人とか無理よね」
折田&バー「「分かる(分かります)!大体アイツ(先輩)は~~」」
(この後夜通し愚痴りたおしました) - 20二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 10:35:30
愚痴と言いつつ惚気話でマウント取り合ってそう
- 21二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 19:33:35
ハベにゃんいなかったらどっかでトリ子家出してそう
- 22二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 23:51:02
はべにゃん「おーいトリ子ー。君のお母さんも悪気が会ったわけじゃ無いんだー」
トリ子「分かってますよそんなの……けど、こっちだって心の準備が……」
はべにゃん「うん、まあ確かに直接的すぎたけどねー。けど、急がないと拙いって言うのは解るだろー?」
トリ子「うう……それはそうだけど」
はべにゃん「まあ二~三日互いに顔を合わせないようにして頭を冷やして、あの時は悪かったって言い合えるようになっておきなね」
トリ子「…………私も悪いの?」
はべにゃん「どれだけお膳立てしても一向に進まずやきもきしている、見ていてハラハラする人間を第三者目線で見ている家族の気持ちを考えてみ?」
トリ子「ぐは!」 - 23二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 06:03:48
(ある日の部室)
会長「ごきげんよう、文芸部部長さん?」
藤丸「お疲れ様です、会長」
会長「貴方、あの後輩と出掛けるらしいじゃない。行き先は決まったのかしら?」
藤丸「候補はいくつか。後はバーヴァンシーさんに聞いてみますよ」
会長「そう。それで、貴方から告白するの?」
藤丸「・・・何の話です?」
会長「そうやって答えにくいことをすぐはぐらかそうとするの、悪いとこよ。嫌いだわ。」
藤丸「・・・」
会長「あの子達はそれなりに覚悟してる。だったら後は貴方がそれに応えてあげなさい。」
藤丸「分かってます、そんなこと」
会長「それが分かればいいわ。あっ、それと」
藤丸「まだ何か?」
会長「仮に貴方があの子と付き合えたとしても、油断しちゃダメよ?私、貴方に意地悪するの好きだもの」 - 24二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 15:51:36
会長いいキャラしてんなぁ
- 25二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:29:35
リカルド「お、姫子さんちーっす」
姫子「あ、リカルド君ちーっす」
リカルド「パーティー楽しかった?」
姫子「うん。本命がいない者同士楽しめたよー。リカルド君は?」
リカルド「野郎の泣き声はうるさかったけど、まあそれなりに」
姫子「そっかぁ。お互い楽しそうで何よりだねぇ」
リカルド「そうっすね」
姫子「………………」
リカルド「………………」
なぎこ「いや続かんのかーい!!」遠くから登校風景を見ていた - 26二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:50:07
バー「で?先輩、週末行くとこは決まりました?」
藤丸「これなんかどうかな?と思うんだけど」
バー「映画のチケットですか?」
藤丸「お母さんが福引で当てたらしくて貰ったんだ」
バー「しかもこれ今話題の恋愛ドラマじゃないですか!私これ気になってたんですよ」
藤丸「じゃあ決まりってことで」
バー「これショッピングモールの中にあるとこですよね?終わったら買い物付き合ってもらってもいいですか?」
藤丸「勿論!喜んでお付き合いさせていただきます!」
藤丸(良かった、喜んでもらえて。本当はバーヴァンシーさんと見たかったからこれにしたんだけど、ちょっと照れ臭いからね) - 27二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 09:28:41
保守
- 28二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 15:45:53
(デート前日 藤丸の部屋)
藤丸「よし!明日の服も用意したし、忘れ物も無いはず!後は明日寝坊しないようにするだけ!」
藤丸(バーヴァンシーさん、喜んでくれるかなぁ・・・)
(バーヴァンシーの部屋)
バー「ふぅ、とりあえず明日の服と持ち物用意したし寝るか。明日早く起きて身だしなみ整えないと」
バー(先輩、可愛いって言ってくれるかなぁ・・・) - 29二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 18:08:51
折田「お邪魔するわよ。焼き肉の準備は出来てる?空気清浄機は?シャンプーをたっぷり浴びて身体の匂いを消す心の準備はオーケー?どうせ明日は着替えるんだし、たっぷり食べるわよ」
藤丸「勘弁して…………」
デート当日
チュンチュン……。
藤丸「う……ん……朝、か」
折田「おはよう立香。体調はどう?朝ご飯食べられる?軽く食べられるように作ったから、体調が良ければ食べなさい」
藤丸「結局泊まらせちゃったんだよなぁ」
折田「はい。これ服。安心して。臭いは付いてないし逆に香水つけておいたから。(スンスン)うん。昨日の臭いは一切付いてないわね。じゃあ私、ここでお邪魔するわ。せいぜいあの後輩とのデートを楽しんできなさい」バタン!
藤丸「…………ご飯食べて、待ち合わせ場所に行こう……」どたん!グー……。
ばあん!
折田「私の付き合いに疲れて二度寝しちゃうと思ったわ!起きろーー!!」ばさあ!!
- 30二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:48:48
折田さんぐだと朝チュンしたんだ!
- 31二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:57:35
しかし焼き肉の臭いを付けておせっせする勇気……蛮勇は無かった!まあバーヴァン・シーとのデートを翌日に控えて互いの初めてを奪い合うのはフェアじゃ無いということだが
- 32二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:24:49
朝チュンした(朝に鳥がチュンチュン鳴くまで一緒に居たのは事実だが、えっちなことをしたとは限らない)
- 33二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:41:22
- 34二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 00:07:36
(一方その頃 待ち合わせの駅前)
バー(はぁ、楽しみすぎて1時間近く早く来ちゃった...。まっ、流石に先輩まだ来ないだろうし、どっかでお茶でもして)
モブ子「せっかくのデートだからって張り切り過ぎじゃない?もちょっと力抜きなよ」
バー「っ!!!アンタ何でこんなとこいんのよ!」
モブ子「バーヴァンシーさんのことだから遅刻どころかギリギリだってやだし、早めに来るかなーと思って。1時間前はビックリだけど」
バー「うっさいわ!アンタ今日だけはつけ回すのやめなさいよね!」
モブ子「ごめん、私もこの後デートだから」
バー「じゃあさっさと行きなさいよ...」
モブ子「言われなくてもそうするわ。ただし1つだけ」
バー「何よ?まだ何か、」
モブ子「私の情報網だと、藤丸先輩も30分くらい早く来るみたいよ?お似合いみたいだし、自信持って楽しんできてね」
バー「・・・分かってるわ、そんなこと」
モブ子「ちょっと顔赤いよ?もしかして照れちゃったかな~?」
バー「~~~!!うっさい!」 - 35二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 07:13:52
これは有能な親友枠モブ子