悪いな、俺のズボンがP星南のSS食っちまった

  • 1125/02/15(土) 23:26:38

    次は5段のアイスを買うといい

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:26:58

    ??????????????????

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:27:40

    アイスじゃなくてSSください

  • 4125/02/15(土) 23:28:17

    >>3

    わかった、準備するからちょっと待って

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:28:26
  • 6125/02/15(土) 23:30:50

    一応注意書き
    ・SS書くの5カ月ぶりです
    ・学マスで書くの初めてです

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:33:47

    誘い受けにしたって切り口が斬新すぎるだろ

  • 8125/02/15(土) 23:36:14

    「耳かき…ですか」

    空になったコーヒカップをそっとソーサーに置き、かけられた言葉を苦みとコクの残った口で反芻する。
    これまでと同じく星南さんの部屋でミーティングついでにお茶をしていたのだが、今日はそのこれまでとは少し外れていた。
    やけに上機嫌であるため何かあるのではと勘ぐっていはいたが、こういうことか。
    肺から溜まったモノを吐き出し、ゆっくりと視線を向ける。

    「ええ。先日、生徒会室で莉波が千奈にしてあげていてね。プロデューサーにはいつもお世話になっているし、そのお礼ということで、どう?」

    「ついでに今度藤田さんに対して行うので実験台にしたいと」

    「人聞きが悪いけど、そうね。話が早くて助かるわ」

    ふふんと鼻をならし、星南さんがドヤ顔で内ポケットから耳かき棒を取り出す。
    この反応から見て比率としては4:6か3:7ぐらいだろうな。
    まあ断る理由もないし、この後の予定も精々物産展でも見て帰ろうかと考えていただけなので構わない。
    ないとは思うが、俺の鼓膜で藤田さんが助かるならそれでいい。

    「わかりました。俺の鼓膜で良ければいくらでも差し出しますよ」

    「…一応言っておくけど、私手先は良い方なのよ?」

    「わかってます。半分冗談です」

    「半分は本気なのね」

  • 9125/02/15(土) 23:37:35

    そういいながら席を立ち、巨大なベッドへと向かっていった。
    星南さんがベッドに座るように腰を下ろすと、自分の膝を軽く叩く。

    「どうぞ」

    「膝枕……ですか」

    「じゃないとできないでしょう?」

    来いということらしい。ハハっと口から乾いた笑い声が出た。
    実家の母に耳を掘削されるかのようにゴリゴリと棒で掻かれた痛みを思い出す。
    座りっぱなしで凝った背中を軽く伸ばし、星南さんの元へと足を進めた。

    「では、失礼します」

    形容しがたいほどしなやかなで長いおみ足にそっと頭を落とす。
    頭部から伝わってくる固すぎず柔らかすぎず、角度の具合も丁度良く、これをこのまま枕にできればさぞや熟睡できるだろう感触。
    心を落ち着かせなんとか平静を保っていると上に向いている左耳からクスクスと笑い声が耳に入ってきた。

    「私が先輩を見下ろすなんて、なんだか新鮮ね。ほーら、ヨシヨシ」

    「や、やめてください」

    いつも散々見下ろしてきた仕返しと言わんばかりに、子供をあやすように頭を撫でられる。
    なんだかくすぐったいので早く始めて欲しい。

    「じゃあ、始めて行くわね」

    耳かき棒で軽く耳介の汚れを払われ、棒がゆっくりと中へと侵入してくる。

  • 10125/02/15(土) 23:39:14

    あれから何分経っただろう。左耳が終わり、体勢を変え次は右耳を掃除してもらっているが事故の気配はない。
    正直滅茶苦茶怖かったので最初は体が少し強張ったりしたが杞憂だったようだ。
    特に会話もなかったためか段々と眠たくなってきた。
    重くなってくる瞼をなんとか持ち上げているとふと星南さんが口を開く。

    「ねえ、先輩。この棒がゆっくり下へと降りていったらどうなると思う?」

    「なんですか急に。まあ、鼓膜が破れるとは思いますが。……一応言っておきますが鼓膜は完全に破ってしまったら再生しませんよ」

    急に口を開いたかと思えば信じられないぐらい不穏なことを言い始めた。
    今すぐこの場を離れたいが動けば棒が奥に達しあまり考えたくないような事態になりかねない。
    蛇に睨まれたカエルとは一味違う状況。眠気が霧散していく。
    ゆっくりと耳かき棒が引き抜かれた。

    「……」

    「せ、星南さん?」

    「フゥー」

    「うぉっ!」

    表情を確認しようとした瞬間、耳に強めに息を吹きかけられた。
    驚きと新鮮な感触で体が跳ね、滅多に出さない声を出してしまった。

    「ふふっ、少し息を吹きかけただけ。驚きすぎよ」

    「い、今のは誰だって驚きますよ!心臓に悪いので二度とやらないでください」

    「…フフフ、先輩もああいう声出すのね」

  • 11125/02/15(土) 23:41:13

    早くなった鼓動を深呼吸で落ち着かせ、空いた手で胸を撫でる。
    3年ほど寿命が縮んだ。本当によくもやってくれた。

    その後は特に何事もなく耳掃除は終了。
    やられることを望んでいたわけではないが、急に息を吹きかけられることも棒を突き刺されることもなかった。
    少し名残惜しいが星南さんの膝から体を起こし、ベッドに座り込む。

    「では今度は俺の番ですね。自身があるわけではありませんが、どうぞ寝ころんでください」

    軽く手首をストレッチし、ティッシュカバーから新しいものを一枚取り出す。
    やられっぱなしで終われるわけがないだろ。

    「される側になってからこそ見えてくるものもありますので」

    「気が利くって言いたいけど、なんだか他に意図がありそうね。まあ今回は、乗っかってあげるわ」

    怪訝な顔でこちらを見つめながら星南さんの横顔が俺の太ももの上に乗っかった。
    思わず撫でたくなってしまうような美しいブロンドの髪。それから漂う上品な香りが鼻孔を擽る。
    どうぞと差し出された耳かき棒を受け取り、ふにふにとした耳を指で抑える。

    「意外と寝心地よさそうね」

    「では、始めていきます」

    使ったことはほとんどないが知識として頭に入れているものを説明しながら棒を動かす。
    お互いの声と息遣いが聞こえるほど静かな空間。
    ふと星南さんが口を開く。

    「そういえば、先輩は誰か他の人に耳かきされたことはある?」

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:41:19

    ことね「まーたあたしをダシにイチャついてんナー」

  • 13125/02/15(土) 23:42:18

    「え?ああ、まあ、母親と星南さんから以外はないですよ」

    「…何か隠したわね」

    否定も肯定もできないためつい黙ってしまった。
    半分おままごとのようなものなので何とも言えない。

    「……莉波?」

    体がピシリと固まった。横顔から感じるとてつもない重圧。
    普段の可笑しくも可愛らしい言動でつい忘れそうになるがこの人はあの十王社長の娘である。

    「よくわかりましたね」

    「女の勘よ。……正直に話しなさい」

    「彼女、小さい頃の知り合い、所謂幼馴染でして。色々お世話してもらってたんですよ。その時に」

    「してもらったと。そういえば、前に生徒会に来た時に随分と仲良く話していたわね…」

    星南さんの手が俺の脹脛まで伸びたかと思えば鋭い痛みが走る。
    何をされたかはなんとなく理解できた、抓まれたんだな。

    「痛いですよ」

    「ええ、痛くしているのよ」

    それからは静かな空間へと逆戻り。先ほどと違うのは何とも言えない空気ということだろう。
    思っていたよりやきもちを焼く人なんだな、ちゃんと覚えておこう。

  • 14125/02/15(土) 23:44:16

    「息、吹きかけますね」

    「ええ、どうぞ」

    心なしか声色にとげがある。
    今日中に機嫌を直してもらわないと明日がしんどそうだ。
    耳に顔を近づけ、傷つけないようにかつ垢をキチンと飛ばせるように息を吹きかけた。

    「んっ♡」

    ……なんだか妙に色っぽい声が出てきたな。
    かと思えば耳がほんのり赤みを帯びてきた。弱いのか。
    確かめるためにももう一度顔を近づけ、ぼそぼそと声を出す。
    何かに使えるかもとASMRのやり方を学んでいてよかった。

    「耳、弱いんですか?」

    「ひゃっ♡……もうプロヂューサー!くすぐったいわよ!」

    どうやら本当に弱いようだ。
    口紅のように真っ赤になった頬と耳がなんとも愛らしい。
    顔を少し遠ざけ、バツの悪そうな目へと視線を戻す。

    「俺は永遠に星南さんのモノですよ」

    髪が揺れ、照れているのか怒っているのかわからない顔がこちらへ向く。
    Cosmeticのジャケットを思い出す。

  • 15125/02/15(土) 23:45:42

    「その言葉、あてつけかしら?」

    「ご想像にお任せします」

    「貴方のそういうところ、本当に嫌いよ」

    星南さんが頬を膨らませ俺の鼻を人差し指で小突く。
    機嫌直しのためにも頭を撫でると拒否するでもなくすんなりと受け入れてもらえた。

    「機嫌は直りましたか?」

    「まだ……まだよ。何か足りないと思わない?」

    後頭部へと手を伸ばされた。お互いに言葉を発することはない。
    ただひたすらの静寂の中、唇を重ねた。
    ただひたすらに甘く、お互いの結びつきを強く感じるようなキス。
    プルプルとした感触と多幸感で胸が満たされる。
    最初は星南さんが感覚がつかめず歯をぶつけたりしていたのが、今では懐かしく感じる。
    している間に徐々に体勢が変わっていき、いつの間にか抱き合うような形になっていた。

    息が苦しくなってきたため顔を離すと、トロンとした目の星南さんが映る。
    自分の中の理性というラッピングが解かれていく。
    頭を打たないよう手で支えながらベッドへと押し倒す。

    「ダメよ、先輩」

    「…俺も男なので」

    肢体に手を這わせ、包装を解いていく。
    数分後には部屋にの甘い声と衣擦れ音が響いていた。

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:46:50

    ながれるようなはみ出し、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね

  • 17125/02/15(土) 23:47:13

    終わり!!短くてごべーん!!
    元々渋に出す予定だったんだけど色々あってやめてやつ!!

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:47:51

    お前は漢だ
    誇れ

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:48:34

    …あたしへの耳かきは?byことね

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:49:25

    趣旨が違うと分かってはいますが、裏で完全敗北してるお姉ちゃんに救いって……

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:51:28

    こいつらはみ出したんだ!

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:54:35

    こいつらChoo Choo ChooでYellow Big Bangしたな!?

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:56:20

    頼むスレ主…P星南イチャラブをもっと

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/15(土) 23:59:58

    >>22

    あたしの曲をそういうことに使うんじゃねー!

    まるであたしが地球丸ごとしたい変態みたいになるじゃんかぁー!

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 03:00:38

    >>20

    ないんだろう、救いが…

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 09:04:51

    ありがとうスレ主…!

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 12:30:03

オススメ

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