【閲覧注意】「こんばんは、イロハ」

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 00:11:38

    「今、いい?」
    私だけの秘密の部屋。クッション、お菓子、映画に漫画。人が二人も入れば動くのに配慮が必要な程度のボックスルーム。そこに、聞きなれた彼女の声が響いた。
    顔も声も、私と同じか、それよりも少し幼いように感じる彼女は、目の下にしっかりとクマを残したままで隠し戸を開き、部屋の中を覗き込んでいる。
    「どうぞ、風紀委員長」
    「失礼するわね」
    するり、と入り込んだ彼女、空﨑ヒナは、片手で身に纏っていた制服をその場に脱ぎ捨てると、私同様に下着姿になって私が体を包む毛布へと自分の身を滑り込ませた。
    絹糸よりも柔らかく、なめらかな肌が触れ合うたび、鼓動が跳ねあがるように拍動する。
    「お疲れですか」
    「まあ……。あなたのところの委員長、どうにかならないかしら」
    「なったほうがいいですか?」
    片手間にギャグ映画を再生しつつ、こちらから肌を絡ませる。ひんやりとした感触が、私の方を見た。
    互いの髪が僅かに絡み合い、彼女の瞳が微笑むように揺れる。
    「……いえ、別にいいわ。こうする楽しみがなくなってしまうもの」
    体に似合わぬ力で、彼女は私を押し倒す。というよりも、体重をかけられるのに任せて体を倒した、と言った方が正しいだろうか。
    じとりと濡れた瞳には、抑えきれないそれが湛えられていて。幼いはずの顔つきが、どう猛な肉食獣のように猛り狂っているさまを、最前列で見せつけられる。
    そして、その端正な顔立ちが近づいて。落ちてくる。堕ちて、来る。
    「んっ……ちゅっ……」
    「はむ、ん、ふぅ……」
    互いの唇を重ね。舌を這わせ、絡め合い。視線で刺し合うように、瞳は閉じずに。
    指が下着をずらし、その下の秘裂へ伸び、膨らみを揉みしだく。
    初めは気の迷い、次はそれを確かめるため、そして今では。
    「仕事は、良いんですかっ」
    「いいわ、貴方を見習っているの。イロハ」
    「……悪い人、ですね。ヒナ」
    答えは、優しい笑み。そしてまた口づけがやってきて。
    後ろで流れるバカバカしい音がふっつりと途絶えるまで、私達は今日も『サボり』を敢行することになった。

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 00:13:27

    くそぅ…
    素晴らしいものなのにバーボンを疑ってしまう…

  • 325/02/16(日) 00:14:09

    ということでイロヒナです
    ゲヘナ二大モップのおさぼりイチャイチャエッッッッッッをせよ
    お肌の触れ合いせよ

    バーボンではないですが続きは難しいです

  • 425/02/16(日) 00:52:47

    「ふ、くふっ、ぅっ……」
    「はぁ、ぁ……」
    言葉もなく、吐息だけが漏れ聞こえてくる。
    互いの肌は毛布ですっぽりと覆われているせいか、ひどく汗ばんでいた。
    室温が妙に高く感じるのもそのせいだろうか。その『爛れた生活』そのもののような感覚は、嫌いじゃない。
    「そこ、もっと……」
    耳元でヒナがうわ言のように囁く。掠れた吐息の混じった声は、否応なく私の情欲を掻き立てた。
    言われるがまま、彼女の弱いところ、敏感なところをこすり、ねぶり、摘まみ上げてやる。そのたびに甘ったるい声が漏れ落ちて、私の脳みそまではちみつに漬けられたように甘ったるくなりそうだった。
    もちろん、私もするだけではなくて。
    そこ、とか。奥、とか。片言のまま、自分だけが達してしまわないよう注意して、彼女に要望を伝える。
    互いの要求を飲み合って。要求以外のものも飲み合って。互いの内側、もっとも深いところが緩んで、溶けて、ドロドロに溶けあってしまうくらいに、お互いを飲み干しあう。
    こんな姿、イブキには見せられない。きっと一生トラウマになってしまうような、『女』の質感がむき出しになった絡み合いなんて、彼女が大人になるまでは知らなくていいことだから。
    だから。
    「ぁ、ぃく、イっ、くっ……」
    「わ、私も……っ、ィっ、~ッ……!」
    示し合わせたように、互いの唇をむさぼり合いながら。瞳をきつく閉じて、ただ相手の体と、その興奮と、荒く繰り返される息だけを感じ取る。
    触れた肌が小刻みに震え、そして弛緩するように脱力する。きっと私も、同じようになっているはず。
    その証拠に、ヒナはややけだるげに私の方を見て、汗ばんだ肌をそっとすり寄せてきた。
    「はぁ、はぁ……。もう、おしまい?」
    悪戯に微笑む悪魔に、私は思わず息を飲む。
    毛布を被った暗がりの中、輝く眼は淫靡な光を灯していて。まるで光に誘われる蛾のように、気づけば小さく首を縦に振っていた。
    そして、再び夜が始まる。私たちの朝は、まだやってこない。

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 01:50:29

    なにこの、『女としけこむ』って単語が妙に合致しそうなのは

オススメ

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