お前たちにも教えようフローゼのことをジレンの強さへの言っているのか執着の理由を

1二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 11:57:55

ジレンはある悪党に両親を殺されたんだ。
そういやお前に言いそびれていたなジョア、私のフルコースを…
そして師匠となる男に助けられ一命を取り留めた。
全てはあれから始まった
フローゼとの出会い…それが私のフルコースの"前菜"だ
それからジレンは師匠の下でさらなる強さと正しい道を極めようとした
フローゼの"施し"…それがフルコースのスープ、最初に食べたスープの味は死んだって忘れないだろう
1人、2人、3人…ジレンの周りには仲間ができた。
魚料理は始めての"家族のぬくもり"
そこに再び奴がやって来た。仲間とともに戦った。ジレンには勝てる自信があったんだ。
フルコースの"肉料理"は……今でも私の額に残るその感触…おやすみの………"キス"……
だが、奴は強すぎた。ジレンの仲間は次々と殺された。ジレンの師匠までも奴との戦いで命を落とした。
私のフルコース"メイン"はいつも…いつだって私に優しく微笑んでくれたフローゼの"笑い顔"それが私のメインディッシュ
ジレンは再び立ち上がろうとしたが生き残った門下生に立ち上がる者はいなかった。力なき者は強者に従うしかなかったのだ。ジレンは独りになった。
そしてどんな時も…こんな私の味方をしてくれた…決して忘れない…フローゼの"励まし"…それが私のフルコースの"サラダ"
信頼していた連中に裏切られたジレンの悲しみは計り知れない。そのとき痛感したんだ。信頼など無価値だと。
こんな愚か者の私を…常に真っすぐ導いてくれたフローゼの"教え"…それが私の"デザート"
それと同時に理解したのさ。強さこそ正義。強さこそ絶対なのだと。
私のフルコース…それがすべて揃うことはもう永遠に無いだろう。なぜなら"家族での食事"という狂おしいほどに純粋な"フローゼの夢"そのものが私のフルコースのラスト…ドリンクなのだからな
勝てば周りがついてくる。勝利すればすべてが手に入る。そこに感情など不要。
心配は要らん、思い出は私の腹の中にある、今もなお…熟成し……変わらぬ旨味と味で私の体を満たし続けている
オレはそんなジレンのとてつもない強さへの渇望とその孤独心に惚れたんだ。