【SS/講座】雨夜燕「貴様ら、補習の時間だ!!」※中級者以上向け

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 19:08:30

    雨夜「……よく来たな、貴様ら。
       遅刻者がいないことは、実に喜ばしい。
       しかし――。

       はぁ……今日なぜ貴様らがここに呼ばれたか、わかるか?」
       
    千奈&佑芽「「このままだと赤点になりそうだからです(わ!)」」

    雨夜「堂々と言うなッ!
       まったく、生徒会メンバーが赤点ギリギリなど前代未聞だぞ。
       もう少し申し訳無さそうな顔くらいしたらどうだ」

    千奈「お言葉ですが、燕お姉様」

    雨夜「なんだ」

    千奈「私達、勉強できないことに関しては誰よりも自信があります!」
    佑芽「そんなあたし達を入れた会長にも責任があると思います!」
       
    雨夜「だから堂々と言うな、それを!
       ……だから、反対だったのだ。思いつきでメンバーを増やすなどと」

    雨夜「……ともかく。
       貴様らはすでに生徒会役員だ。このまま赤点を取らせるわけにはいかない。
       生徒を取り仕切る人間が、実は己すらままならぬとあっては話にならん。

       今日の補習で、みっちりと『学園アイドルマスター』の知識を叩き込んでやる。
       ――覚悟しておけ!」

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 19:11:18

    ※このスレでは、具体的な攻略というより考え方とかを話す感じです。
    ※ぶっちゃけ、ドがつく初心者はあんまり参考にならない可能性があります。
    ※SSと書いてますが、ストーリー要素はあんまりありません。
    ※勘違いや間違いがある可能性がございます。話半分でお楽しみください。

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 19:13:37

    投下開始は9時半から10時の間……くらいの予定です。
    原稿は全て出来上がってるので、今日中に全部投下します!

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 19:34:20

    期待してるぜ!

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 20:03:12

    期待してます

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:29:06

    保守

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:37:07

    ほほぉ...いいスレッドだな
    キサマのPLvと全キャラの親密度は!?

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:45:33

    では、そろそろ投下を始めますー。


    >>7

    Pレベルは54、親愛度は全員20ですね!

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:47:22

    雨夜「では、さっそく補習に入るが……。
       一応聞いておくが。貴様らはすでに『研修』はやっているな?」
       
    千奈「はい! やっていますわ!」
    佑芽「……なんですか、それ?」

    雨夜「花海ィ!? 
       あ、あれをやっていなければ基本的な事もわからんだろう。
       今まで、どうやってプレイしてきた……?」

    佑芽「雰囲気でなんとなくやってました!」

    雨夜「……やれやれ。これは先は長そうだな。
       プロデュース画面から、『研修』は受けられる。
       ジュエルももらえるから、とっとと受けにいけ」

    佑芽「えっ、そうなんですか! じゃあ今から行ってきます!」

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:48:06

    雨夜「では、改めて。
       この補習では、主に『プロデュースをどう行っていくか』に焦点を当てる。
       システムの基本的な解説や具体的な動きよりは、どう『立ち考えるか』がメインだ。
       よって、基本や細かいシステムの解説を求めるものは、あさり先生に尋ねるように。
       
       ではまず、このゲームではアイドルをプロデュースするわけだが。
       アイドルをプロデュースする上で、まず考えなければならないことは何だ?」
       
    千奈「えっ、えっと……なんでしょう。
       アイドルとプロデューサーの信頼! ですわ!」
       
    雨夜「……まぁ、間違ってはいないが、少し趣旨とは違うな。
       む、花海。どうやらお前はわかっているようだな?」

    佑芽「はい! 他のアイドルに勝つことです!」

    雨夜「うむ、そうだ。
       数多いるライバルアイドルたちを打ち倒して、ライブをすることが目的となる。
       つまり、『アイドルを勝たせるために』プロデュースを行う。
       まぁ、ここまでは何を当たり前の話をしているのか、と思うかも知れない。
       では、貴様らに聞こう。
       勝つためには、何をすればいい?」

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:49:00

    佑芽「試験でいい成績を取ることです!」

    雨夜「試験でいい成績を取るために何を目標とすればいい?」

    佑芽「えっ、えっと……レッスンを頑張る……?」

    雨夜「間違ってはいない。しかし、それでは点数はつけられんな」

    千奈「い、いろいろなスキルを身につけるとか!
       すごそうなスキルで一気に差をつけるのですわ!」

    雨夜「なるほど、それも間違ってはいない。
       しかし、やはり回答としては点数はつけてやれん」

    佑芽「……なんだろ。千奈ちゃんわかる?」
    千奈「さ、さっぱりわかりませんわ……!」


    雨夜「今、貴様らが答えてくれたものは、目標ではなく手段だ。
       他のアイドルに勝つために、試験でいい成績を取る。
       そして、試験でいい成績を取るために必要なもの。

       それは『ステータス』と、試験での『スコアポイント』だ」

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:49:35

    千奈「……ステータスと」
    佑芽「スコアポイント?」

    雨夜「ステータスとは、すなわちボーカル、ダンス、ビジュアル。
       スコアポイントとは、試験でのスコア。
       
       この2つを高めていくことが、このゲームの最大の目標となる」
       
    佑芽「なんだか、思ったより……」
    千奈「簡単……ですわ?」

    雨夜「そうだ。目標自体は極めて単純。
       しかし、突き詰めていくと難しい話でもある。

       今回の補習では、この2つ。
       ステータスをいかに上げるか。そして、スコアポイントをいかに稼ぐか。
       この2つを話していくぞ」

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:50:18

    雨夜「まずは『ステータス』編だ。
       
       が、その前に確認しておく必要があるな。
       ……貴様らに質問だ。なぜ、ステータスを上げねばならない?」

    千奈「えぇっ!? えっと、先ほど試験でいい成績を取るために……と」

    雨夜「なぜ、試験でいい成績を取るために、ステータスが必要なのか、ということだ。
       別に、貴様らは私に言われるまでもなく普段からステータスを上げること自体はしていただろう?
       それはなぜだ?」

    佑芽「えっと……あさり先生になんか足りないって言われるから」

    雨夜「では、足りないとどうなる?」

    千奈「……どうなるんですの?」
    佑芽「わかんない」

    雨夜「試験時にマイナス補正がかかる」

    千奈・佑芽「えぇーーーーーーっ!!?」

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:50:50

    雨夜「いちいち騒ぐなっ!
       試験開始時、一番最初にステータスの横に評価値がつくだろう。
       ◎、◯、△、✕。この内、△と✕はステータスが足りないものとして、スコアポイント全体にマイナス補正がかかる。

       重要なのは、『全体に』マイナス補正がかかるということだ。
       ステータスの内一つでも△があるだけでマイナスになってしまう。
       ステータスを上げる一つの目的として、この『ステータス不足によるマイナス補正を回避』するものというものがある」

  • 15二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:51:41

    千奈「それで私たち、必死にステータス上げてたんですのね……」
    佑芽「そういや、なんかたまに全然伸びないなーって思う時あったっけ」

    雨夜「ステータス要求値は、それぞれのアイドルの審査基準に応じて内容も異なる。
       たとえば全てのステータスが500だったとして。

       3つそれぞれの審査基準が左からボーカルとして450、500、550だった場合、550のビジュアルが50足りないことで△補正を容赦なく食らうことになる。
       バランス良く上げる、あるいは一つだけが突出している、それらは『審査基準を満たさない限り不利な育成』となってしまう」

    千奈「なかなか世知辛い話ですわ……」

    雨夜「まぁ、審査基準さえ満たせばいい。
       つまり、赤点を取らなければいいだけの話だ。それほど難しい話ではない」

    佑芽「ふっふっふ……」

    雨夜「……なんだ、花海」

    千奈「それができたのなら!」
    佑芽「あたしたちはここにいません!」

    雨夜「うっ……! な、なんという説得力だ……!

       ……いや、だからそれをできるようにするために説明をするのだろうが! 
       わざわざ貴重な時間を使って!」
       
    千奈・佑芽「「すみません……」」

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:52:23

    雨夜「まぁ、いい。
       ステータスの上げ方については、もう少し先で話す。
       
       では、ステータスを上げる目的としてあと、2つある。
       これについては、質問時間を取らず話すが。
       
       一つは、ステータスが高いと最終試験時でスコアポイントに影響がある」
       
    千奈「スコアポイントに影響……?」

    雨夜「試験時には、ターンごとにボーカル、ダンス、ビジュアルの内一つのステータスを参照にして補正がかかる。
       たとえば、ボーカルステータスが高ければ、ボーカルターンでのスコアは大きく伸びる。
       審査基準を満たしたからといって、何もしなくていいわけではない。
       
       より高い試験時にスコアポイントを出すためには、ステータスは最後の最後まで上げ続けねばならないということだ」

    佑芽「そっか、基準まで行ったからって美鈴ちゃんみたいに寝ていいわけじゃないんだね」

    雨夜「そんなことをしていたのか、秦谷のやつ!?
       どうせ試験前日に一日休むのになぜ、そんな……! 秦谷のやつも補習に呼ぶべきだったか……」

  • 17二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:53:15

    雨夜「いや、まぁそれはいい。
       そして、最後の一つ。ステータスは最後の評価値に大きく影響する」
       
    佑芽「評価?」

    雨夜「試験終了後、AとかSとか出るだろう。アレだ」

    千奈「……B以上を見たことありませんわ」
    佑芽「あ、あたしB+までは行ったよ、千奈ちゃん!」

    雨夜「……生徒会になった以上は全員A+は出してもらうぞ。
       この評価値とは、ステータスの合計と、試験時のスコアを足したものになる。
       といっても単純な足し算ではないが……。計算式は調べれば出てくるので、興味があれば調べれてみてほしい」

    千奈「わ、私記号と数字を見ると頭痛が……」
    佑芽「そういうのは広ちゃんに任せることにしてます!」

    雨夜「貴様らは数学の補習も必要そうだな……。
       話を戻して。A+を目指す時は、特にステータスを意識するといい。
       ステータスが足りない状況でスコアポイントだけで上を目指すとそれはもう酷い要求値となる。
       
       逆にステータスが高いとそれほどスコアポイントが高くなくても、あっさり高評価を取る事もできる。
       ステータスはこのゲームにおいて最も重要な要素の一つだと覚えておいて欲しい」

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:54:24

    雨夜「……さて、ここまでなぜステータスを上げねばならないかを話してきたが。
       『それはわかったから、ステータスの上げ方を教えろ』と思う者もいるだろう。
       
       くくっ、喜べ。今からたっぷりとステータスの上げ方を教えてやる」
       
    千奈「つ、燕お姉様、悪そうな顔をなされていますわ……!」
    佑芽「でもでも、ステータスの上げ方はあたしも知りたい!」

    雨夜「その意気や良し!
       では、まず。ステータスの上げ方だが、これは複数ある。
       
       貴様らは全て上げることができるか?」
       
    佑芽「はい、レッスンです!」

    雨夜「そうだ、まずレッスン。他は?」

    千奈「サポートカードですわ!」

    雨夜「二つ。……後は?」

    千奈「……後はえっと。何でしたかしら、花海さん」
    佑芽「うーん……あっ、そうだ! 特訓だよ!」

    雨夜「おぉ、良くでたな。素晴らしいぞ。
       ……後は?」

    千奈・佑芽「…………」

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:55:17

    雨夜「……貴様ら授業は受けているか?」

    千奈「う、受けていますわ! ……それしかないときは」
    佑芽「そうそう! スキルカード欲しいもんね!」

    雨夜「……あさり先生の苦労が伝わってくるようだ。
       授業もレッスン中にステータスを上げる方法の一つだ。学生の本分は勉強だ、しっかりと授業に励め。
       レッスン以外であれほどステータスを上げられるものは、授業くらいのものなのだからな」

    千奈・佑芽「「はーい……」」


    雨夜「ちなみにとても全て出そうにないので、私が改めて全て上げていくが。
       直接ステータスを上げるものとして、影響の大きいものから上げていく。

       レッスン、授業(営業)、サポートカード関連、試験後ボーナス、特訓、メモリーアビリティ、親愛度ボーナス」
       
    千奈「わっ、そんなにたくさん……!」
    佑芽「そういえば、試験後もたしかに上がってた!」

    雨夜「では、それぞれ一つ一つ解説していく。
       頭にしかと刻み込むように」

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:56:17

    雨夜「では、まずレッスン。
       一番重要で、一番触れる機会が多いものだな。
       意外とここの解説はあっさりとできそうだ。
       
       レッスンには、通常レッスンと、SPレッスンの二つがある。
       では倉本。よりステータスが多く得られるものは?」

    千奈「SPレッスンですわ! ……は、もしやこれは引っ掛け!?
       わ、私の知らない何かが……!」

    雨夜「いや、そんなことはない。正解だ。
       SPレッスンは、低確率で発生するレアなレッスンだ。
       通常レッスンより体力消費が多いが、上がるステータス量も大きい。よって、優先的に受けるべきレッスンだと言える。
       
       定期公演においては、レッスンは必ずパーフェクトまで取り切ること。
       他に特に言うべきことはないな」
       
    佑芽「本当にあっさり終わった!?」

    雨夜「正直、SPレッスンそのものの話より、一回のSPレッスンをどれだけ効果的にするか、SPレッスン回数をいかに増やせるかのほうが重要だ。
       それについては、今後しっかりと話していくぞ」

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:58:23

    雨夜「次に授業/営業だ。ここもあっさりと説明できるな。
       レッスンがない時は絶対に受けろ、以上だ」
       
    千奈「あ、あんまりにもあっさりしすぎでは!?」

    雨夜「……そうだな、授業に関して言えば一番ステータスが上がるものを優先的に上げるべきではある。
       しかし、一部プロデュース――主に圧縮編成と呼ばれるプロデュースではいわゆる「眠気」を獲得する授業は避けるべきだろう」
       
    佑芽「……圧縮、編成?」

    雨夜「未来の話だ。空とぶ車と同じ話と思え」

    千奈「そういえば、最近空飛ぶバイクができたって話を聞いたことがありますわ」

    雨夜「まぁ、この話はステータスの話からは趣旨がズレる。次の話に行くぞ」

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:00:15

    雨夜「では――サポートカード関連だな。
       ここは特に話すべき内容が多いが。

       いちいち全てを話すと日が暮れてしまうので、ステータスにおいての有用な、『4つの要素』に絞って話を進める」
       
    千奈「有用な」
    佑芽「4つの要素?」

    雨夜「うむ。
       一つ、『SPレッスン発生確率をUPさせる』もの。
       二つ、『特定の行動でステータスをUPさせる』もの
       三つ、『初期ステータスをUPさせる』もの。
       四つ、『レッスンで得られるステータスの倍率をあげてくれる」もの。
       この四つだ。順に解説していくぞ」

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:02:10

    雨夜「一つ目はごく単純だな。文字通りだ。
       SSRサポートカードについている事が多く、一枚あたり最大で28%発生率を上げることができる。
       これを複数積むことで、一度のプロデュースでSPレッスンを引く可能性を大きくあげられる。
       もし、サポートカードで所持しているなら、優先的に上限解放やレベル上げを行うといいだろう」

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:03:31

    雨夜「2つ目、『特定の行動でステータスをUPさせるもの』。
       条件自体は多岐にわたるので、これも紹介をある程度省くが。
       
       特に注目したいのは以下に上げるものだ。
       1、『SPレッスン終了時◯◯上昇+△△』
       2、『授業(営業)orお出かけor相談終了時◯◯上昇+△△』
       3、『試験(オーディション)開始時、◯◯が□□以上の場合、◯◯上昇+△△』
       では、倉本。今私がどうしてこれを上げたか、考えてみろ」

    千奈「え? えっと……。そうですわね。
       たしか、先ほど授業は絶対に受けろと、おっしゃったので。
       
       ……あ、わかりましたわ!
       燕お姉様は確実に受けるものを多く選んでらっしゃいますわ!」

    雨夜「素晴らしい、正解だ倉本!
       先ほどの話からよくそこを導き出せたな。
       
       せっかく上昇量が多いものも、条件を達成できなければ意味はない。
       よって、確実に効果を起動できるものを優先的に選ぶ。
       
       特にSPレッスンは、確実に踏みに行くので優先度は特に高い。
       2つ目の特定の行動で発動するものは、ストーリーモードによって最適なものは異なる。
       特にN.I.A編では『おでかけ』は何回も踏むことになるので、かみ合わせは抜群だ。
       
       3つ目の試験終了時は、発動条件もあり発動回数自体は少ないものの上昇量が多いものが多い。
       これまで上げたものに比べると優先度は落ちるが、選択肢にはなる」

    佑芽「なるほど……ふんふん」

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:04:52

    雨夜「そして3つ目、『初期ステータスをUPさせる』もの。
       これは文字通りだ。これが高ければ高いほど、プロデュース開始時のステータスがアップする。
       
       単純に最初からステータスを上げられるのは非常に強力だ。
       たとえばSSRのカードで最大開放になると、パラメータを60も上げるものもある。
       一回分のレッスンくらいの上昇量を、最初から受け取れる、というわけだ」

    千奈「そ、それが2枚あるだけで120も……!?」

    雨夜「かなり大きいだろう? 
       優先したいのはSPレッスン発生率やレッスンボーナスなどだが、目的や持ち合わせ次第では、編成の選択肢になりうる強力な効果だ。
       最初からステータスが高ければステータス試験前のノルマも余裕を持って挑むことができる。
       一部のプロデュースではかなり効果的なアビリティとなるな」

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:07:10

    雨夜「そして、最後に4つ目。得られるステータス倍率を上げてくれるもの。
       大概、サポートカードで上げてくれる%は一桁程度だが、元々アイドルたちが持っているパラメータボーナスと合わせていくと、かなりのものとなる。
      アイドルが持ってるパラメータボーナスが13%として、ここに7%のパラメータボーナスが加わるとしよう。花海、合計はいくつだ?」

    佑芽「パ、%の足し算……は、そっか普通にやっていいんだ。20%です!」

    雨夜「……やはり、数学の補習もしたほうが良い気がしてきたな」

    千奈「い、今はアイドルの勉強をしているのですわ、燕お姉様っ!」
    佑芽「そうそう! す、数学の話はまた、今度で……」

    雨夜「……まぁ、話を続けよう。
       合計20%、正解だ。では、たとえばレッスン一回でステータスが100もらえるとしよう。
       元々ある100%がボーナス分の倍率を含め120%になる。

       すると、このレッスンでもらえるステータスは120。
       つまり、20ステータスが増えている、ということだ。 
       これが毎レッスンごとに増加している――となるといかに強力かはわかるだろう?」

    千奈「……そう、ですわね」
    佑芽「多分、すごい」

    雨夜「今の計算だと、5回レッスンすると追加で合計100増えるんだぞ」

    千奈・佑芽「すごーい(ですわ)!!!」

    雨夜「サポートカードは一桁%が大半だが、それでも複数枚そろえば上昇はかなりのもの。
       たとえば、7%上昇のカードが2枚あればそれだけで14%。一割は上がるわけだ。
       アイドルが元々持つボーナスと合わせれば、30%以上になることもあるだろう。
       初期ステータス上昇に比べ恩恵も大きいので、高倍率のものがあればぜひ編成したい所だな」

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:08:53

    雨夜「では、今言った効果を持つサポートカードをいくつか上げよう。
       持っている場合はぜひ編成して、実際にその効果を体感してみるといい」

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:11:00

    雨夜「では、次。試験(オーディション)終了後ボーナスだ。
       これも基本的にはあっさりと説明できる。
       
       試験で好成績を残すと、それぞれのステータスがアップする。
       ストーリーモードで上昇量は異なるので、上昇量については割愛するが……。
       内容が少し異なるので補足しておこう」
       
    千奈「どう違うのでしょう?」

    雨夜「定期公演では、基本的に順位に応じてステータスが決まった量配られる。
       たとえば、一位だとそれぞれのステータスが20もらえたりとかだな。
       
       一方でN.I.Aはオーディション時、それぞれのターンで何ポイント、スコアを稼いだかで量が変わってくる。
       基本的には高スコアであれば高スコアであるほど上昇量も上がる。

       定期公演の中間試験は一位が確定したタイミングから休むことも選択肢だが。
       N.I.Aは一位になったとしてもスコアを稼ぎ続けたほうがいい。そういうことだ」
       
    佑芽「なるほどなるほど」
    千奈「受けるものによって、正解が違いますのね」

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:12:29

    雨夜「では、次。特訓だ。
       特訓をある程度行うと、アイドルのステータスがアップする。
       
       特訓でステータスが上がる回数はアイドルごとに異なり、1回と2回のアイドルがいる。
       1回のアイドルはそれぞれ20ずつで、合計60。
       2回のアイドルはそれぞれ25ずつで、合計75。

       上がる回数はアイドルごとに違うが、必ず特訓4段階目でステータスが上がるようになっている。
       そのため、特訓4段階目までは必ず上げるべきだろう」
       
    千奈「私が……1回ですわね」
    佑芽「あ、あたし2回! やった~!」

    雨夜「合計60というのはかなり大きい。
       A+を目指すなら、まずは特訓4まで持っていきたいところだな」

    佑芽「レッスン一回分だもんね!」

    雨夜「また、特訓6はSPレッスン発生率も上がるので、資源が足りているのなら、ぜひ上げきってしまいたいな」

  • 30二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:13:54

    雨夜「では、次はメモリーアビリティだ。
       まず、メモリーアビリティだがステータスに関わるのは二つ。
       
       初期ステータスアップと、パラメータボーナス。
          
       まず、初期ステータスアップだが……。
       これは、現状3つある。20アップ、15アップと、10アップだ」
       
    佑芽「メモリーは6つつけられるから……全部つけたらすっごいことになりそう!」

    雨夜「もちろん、そうだろう。
       だが、実際メモリーは使いたいスキルを持ち込むもの。
       初期ステータスを目当てに組み込むのは難しいだろう。まぁ、そういう運用もないではないが。

       基本的にボーカル、ダンス、ビジュアルの内二つつけば良い方だが……。
       たまに、全て持っている奇跡のメモリーが出ることもある」

    千奈「そ、そんなスーパーなメモリーがあるんですの!?」
    佑芽「すごーい、あたしも欲しい!」

    雨夜「私もそんなものはないとは思っていたんだが……。
       まさか、自分が持っているとは思わなかった。
       これ一つで合計45も上がるわけだから、凄まじいという他ない」

  • 31二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:15:58

    雨夜「そして、次にパラメータボーナス。
       こちらはサポートカードで説明した内容と同じだが、こちらはより少ない。

       現状1.4%、2.1%、2.8%の三種類が存在する。
       一つ一つの数は本当に少なく微々たるものだが……」

    ウメ「重ねるとすっごいことになるんだよね!」

    雨夜「そうだ。たとえば、この2.8%上昇するものが4つあれば、倉本、いくつになる?」

    倉本「えっ、えっと……2.8と2.8で5.6それが二つなので……11.2ですわ!」

    雨夜「やはり、一割まで来ると上昇割合はバカにならない。
       レッスンで100ステータスがもらえるとすれば、このパラメータボーナスだけで11も追加されることになる。
       毎回、上昇量が100として、SPレッスンを5回受けた時、このパラメータボーナスだけで55も追加で上がっていることになる。

       一つ一つはたかだか数%とはいえ、重ねれば一度にもらえるステータスも莫大なものとなる。ぜひ意識したい所だな」

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:23:39

    雨夜「しかし、色々と話はしたがメモリーのアビリティはランダム性が極めて強い。持っていたらラッキーに留めておくべきだろう。
       ……ここを求めると、人の形を保てなくなる」

    千奈「人の形を保てなくなるんですの!?」

    雨夜「先に話した通り、メモリーとは使いたいスキルカードを持ち込むことがメイン。
       どれだけ強力なメモリーアビリティがつこうとも、持ち込みたいスキルカードでなければ効果的とはいえない。

       ……強力なスキルを持つメモリーかつ、強力なメモリーアビリティを厳選するのはそれはもう、とてつもない茨の道だ。
       途方もない時間がかかる。
       強力なメモリーアビリティは評価値も影響するのので、まぁ……ふふ、そういうことだ……」

    千奈「つ、燕お姉様が、とってもお疲れになったお顔に……!」
    佑芽「……ちょっと、あたし挑戦してみたいかも」

    千奈「花海さぁん!?」

  • 33二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:24:22

    雨夜「では、ステータス編最後。親愛度ボーナスだ。
       これは文字通り、親愛度を上げることで得られるボーナスとなる。
       
       パラメータボーナスや、初期ステータスが上昇する……が」
       
    佑芽「が……?」

    雨夜「上がり方に法則性がまったくない。
       定期公演トゥルーエンドで、上がるアイドルもいれば上がらないアイドルもいる。
       N.I.Aトゥルーエンドで、上がるアイドルもいれば、逆も然り。
       
       上昇幅も特に明確にこれと言えるものはない。
       そもそも現時点で親愛度ボーナスに初期ステータス上昇が一切含まれないアイドルもいる(咲季など)。
       パラメータボーナス上昇は、現時点では二つのストーリーモードをクリアすれば必ずどちらかで上がるようにはなっている。そこは安心してほしい。
       
       親愛度は上げるに越したことはないが、ハッキリ言ってステータスを上げる目的で親愛度を上げる――とはならないだろう。
       
       まぁ、これについてはステータスが上がるアイドルもいる、に留めておいてもらって構わない」

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:26:00

    雨夜「では、ステータス編の解説編はこれで終了だ。

       各項目をざっくりとまとめよう。
       
       1、レッスンはSPレッスンを最優先。
       2、授業(営業)は基本必ず受ける。
       3、サポートカードはSPレッスン率上昇や、特定の行動でボーナスが入るもの、初期ステータスが上がるもの、パラメータボーナスがあるものが強力。
       4、特訓は最低でも必ず4段階まで上げる。
       5、メモリーは初期ステータスやパラメータボーナスがあると便利。
       6、親愛度は基本上げる。

       こんなところだな」

    千奈「しっかりメモですわ!」
    佑芽「ステータスの上げ方はこれでばっちり……多分!」

  • 35二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:26:53

    雨夜「では、これまではステータスを上げる方法について説明してきた。
       その次は試験でのスコアポイントの稼ぎ方編、なのだが。
       
       ここで、一つ困ったことがある」
       
    佑芽「……困ったこと」
    千奈「ですの?」

    雨夜「スコアポイントを稼ぐためには、強力なスキルカードをどう使うかが肝になる。
       しかし、スキルカードはプロデューサーレベルによって使えるものが異なる。
       その上で更にプランごとに戦略がすべて異なる。
       
       ――率直に言うが、この場で全てを解説するのは私も無理だ」
       
    佑芽「ということは……スコアポイント編はなし?」

    雨夜「いや、さすがにそういうわけにも行かないだろう。
       全てを詳らかに話すのは無理だが、試験での立ち回りやカード取得の基準についてはある程度話せる。
       
       なので、スコアポイント編ではそういった話をしようと思う。
       ステータス編に比べると具体性がない話が続くことになるが、許して欲しい」

    千奈「わかりましたわ!」
    佑芽「お願いしますっ!」

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:28:47

    雨夜「では、まずスコアポイントを多く稼ぐという話だが……。
       倉本、試験でスコアポイントを多く稼ぐためにはどうしたら良いと思う?」
       
    千奈「強力なスキルカードを使いますわ! 枠が金色だったり、虹色だったり!」

    雨夜「ふむ。……では、花海。先ほど貴様は研修を受けてきたな。
       あさり先生からどうカードを使うと教わった?」
       
    佑芽「えーっと、集中とか好調とか、なんか色々貯めます!」

    雨夜「そうだ。プランごとにバフ効果の違いはあるが、どのプランも様々なバフや強化を累積させていくことにほぼ変わりない。
       では、倉本。強力なカードはいつ使うべきだ?」
       
    千奈「えっと……いろいろな効果を重ねていくから、試験後半、でしょうか?」

    雨夜「正解だ。
       つまり、『前半はバフを重ね、終盤で強力なカードで一気に勝負を仕掛ける』。
       これが、このゲームの現在の基本的な立ち回りとなる。   
       まぁ、こうして改めて言うまでもなく、おそらくこれまでもそうしてきただろう。だが、ここからが肝心だ。

       では、一度使い終わったカードはどこへ行く?」

    千奈「……どこかへ、消える?」
    佑芽「一回どっかに置いちゃう!」

    雨夜「うむ、一人だけでは正解にならないところだが、二人揃えて正解といったところだな。
       使い終わったカードが移動する場所は二つ。捨札と、除外だ」
       
    佑芽「捨札と……」
    千奈「除外……」

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:30:06

    雨夜「この内、捨て札は山札のカードを全て引ききった時、山札へと移動し再び引くことができる。
       一方で、除外に移動したカードはその試験中は基本的に引くことが出来ない。
       レッスン中に一回と書かれたものは除外へ、それ以外は捨て札へと向かう。
       
       この二つの性質が非常に重要となる」
       
    佑芽「ふむふむ」

    雨夜「倉本、先ほど貴様の結論では、強力なカードは後に使いたい、ということだったな」

    千奈「はい! 効果を色々貯めていくのが大事だから、と!」

    雨夜「では、山札にたくさんカードがある場合、終盤に引きたいカードが引ける確率は高いと思うか?」

    千奈「それは……た、高くはなさそうですわ」

    雨夜「そうだ。山札が多ければ多いほど、引きたい一枚を引ける確率は下がる。
       ましてや、一枚のカードを引くだけならいざ知らず。
       コンボをするために二枚のカードを同時に引かねばならない、などというのは困難を極める。
       一応、一度のドロー枚数を増やす方法はいくつかはあるが、それでも結局困難なのは変わりない。

       では、そういう話なら山札を減らしてしまえば良いわけだ」
       
    佑芽「そんなことできるんですか!?」

    雨夜「あぁ、できる。
       すでに今までの話で、その方法は見えているはずだぞ」
       
    佑芽「……あっ、そうか! 除外ですね! 一回使っちゃえば良いんだ!」

  • 38二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:32:42

    雨夜「正解だ。
       一回限りのカードをたくさんデッキに入れて、試験前半でなるべく使い切る。
       そうすると、必然的に後半に引けるカードが手元に来る確率が上がる、というわけだ」
       
    千奈「では、全て使い切りのカードにすれば……?」

    雨夜「なるほど、面白い発想だ。
       しかし、試験の途中で全てカードを使い切ってしまったらどうなる?」

    千奈「……はっ! まっ、まさか!」

    雨夜「そうだ、その試験中はスキルカードを一切使えなくなる。
       まぁ、そんな状況はそうそうないだろうが、何度も使えるカードもデッキに何枚かはなければ詰んでしまう。
       
       では、倉本。何度も使えるカードは必然的にデッキに残るわけだが、この何度も使えるカードはどういったものが望ましい?」
       
    千奈「……できるだけ、強力なスキルカードが良いと思いますわ」

    雨夜「そうだ。使い切りカードに及ばないまでも、強力なカードがいい。
       ……これで、デッキを組む時の方針がある程度できたな。
       
       1、一気にスコアを稼げる強力なカードが欲しい。
       2、終盤に火力を出すためにバフカードが欲しい。
       3、終盤にカードが残らないようにするため使い切りのカードが欲しい。
       4、デッキ切れにならないように何度も使えるカードも数枚欲しい。

       この4つのポイントを意識しながら、カードを取得するといいだろう。
       
       たとえば、1と4を両方満たすものとしてセンスの「バズワード」、アノマリーでいうところの「総合芸術」がある。
       そして、2と3を満たすメンタルカードは数多い。「本番前夜」や「静かな意思」が上げられるな」

  • 39二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:36:31

    千奈「なるほどなるほど……勉強になりますわ」

    雨夜「なお、補足となるが。
       やる気型は、何度でも使える火力カードがPレベルをかなり上げないと存在しないため、注意が必要だ。
       ある程度複数枚高火力カードがある方が安定するだろうな」
       
    千奈・佑芽「えっ……」

    雨夜「……そういえば、貴様らはやる気型だったか。
       とはいえ、いずれアイドル全ての育成をすることにはなるし、同名アイドルでもプラン違いのものも多数出てくる。
       その時のための、勉強だと思え」

    雨夜「また、余談だがデッキを減らす方法として削除を用いるものもあり、これを主軸とした『圧縮削除編成』が存在する。
       高レベル帯のユーザーのプレイスタイルとしてもっとも多いのがこの『圧縮削除編成』だろう。
       詳細は触れないが、システムとして効果的に完成するのはかなりレベルを要する(圧縮削除自体はある程度のレベルなら可能)
       よって、これはだいぶ先の話と思っておいてくれ」

  • 40二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:38:31

    雨夜「では、次。
       先ほどは、スキルカードの集め方、使い方について話してきた。
       今度は、スキルカード以外でのスコアポイントの伸ばし方について解説していくぞ」 

    千奈「スキルカード以外での」
    佑芽「スコアポイントの伸ばし方? ……そんなのあるんですか?」

    雨夜「まぁ、正確に言えばスキルカードを補助するもの、というのが望ましいかも知れん。
       スコアポイントを上げるに当たり、我々は普段試験で様々工夫してきているはずだ。
       たとえばそうだな……貴様らは試験時に持ち込むドリンクはなんだ?」

    千奈「烏龍茶ですわ!」
    佑芽「初星スペシャル青汁です!」

    雨夜「……青汁は、少し趣旨とは異なるが。
       まぁ、やる気型なら、烏龍茶はスコアを伸ばす一手として非常に有効だな。元気の%を参考にする以上、元気を追加できる烏龍茶は強力だ。
       まぁ、このようにスキルカード以外にも、スコアを伸ばす手がかりとなるものがいくつかある。それを今から解説していこう」

    千奈・佑芽「はーい!」

    雨夜「といっても、ステータス編に比べればこちらはさっぱりと話せる。
       スコアを伸ばす手がかりとしては、以下のようなものがある。

       ステータスを上げる、ドリンクを使用する、サポートアイテムの効果、固有アイテム・スキルカードの強化、この4つだな」

    佑芽「おー、本当にさっきより少ないですねっ!」

    雨夜「この内、ステータスを上げるについては説明した通り。
       ドリンクについても、すでに直感的に使ってきたことだろう。
       今回はこの内、サポートアイテムの効果、固有アイテム・スキルカードの強化について解説していくぞ」

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:42:58

    このレスは削除されています

  • 42二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:45:06

    すみません、ちょっと書き込み制限に引っかかったっぽいです……。

  • 43二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:46:10

    雨夜「ではまず、サポートアイテムの効果についてだ。
       これはサポートカードについているアイテムを指す。たとえばこんなのだな」

    千奈「重そうな荷物ですわ……」
    佑芽「いいトレーニングになりそう!」

    雨夜「これは、いわゆる特定条件で行動回数を増やすカードだ。
       これであれば、ダンスターンに行動回数をプラスしてくれる。

       また、他にも特定のターン数にスコア倍率を上げてくれるアイテムもある」

    佑芽「そんなのあるんですか!?」

    雨夜「ある。これらのサポートアイテムは、特に直接的にスコアを上げることが可能だ。
       スコアポイントを伸ばしたい場合は積極的に採用するといいだろう。
       また、余談にはなるが行動回数を増やすものはいわゆる使い切りカードを手早く処理するためにも重要だ」

    千奈「なるほどっ!
       一ターンでよりたくさんのカードを使いきって、山札を減らしていくのですわね」

    雨夜「その通りだ、倉本。
       これらのカードは効果ターンの指定はついているが、効果は極めて強力。
       ステータスを上げるサポートカードと、こういった立ち回りに影響するサポートカード、その時々で優先するものを考えるといいだろう」

    雨夜「他にも、プランに応じたバフを付与するサポートアイテムも存在する。
       例えば特定条件で元気を追加するサポートアイテムがある。
       これは、特に元気を上げる回数がかなり重要なプランであるやる気型では非常に効果が大きい。
       そういった点も、編成する上で考慮する材料となるだろう」

  • 44二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:48:01

    佑芽「あの、質問です!」

    雨夜「なんだ、花海」

    佑芽「サポートカードってスキルカードがついてるのもありますよね! あれってどうなんでしょう!」

    雨夜「現在は、基本的にサポートカードのスキルはいずれもそこまで強力なものはない。
       よって、スキルカードを目当てに積極的に採用する理由にはならない、が……」

    千奈「何か、ありますの……?」

    雨夜「……使用するにあたり、なんらか条件がつくものは注意した方がいいだろうな。
       たとえばこういったものだ」

  • 45二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:50:49

    千奈「元気が0の時に発動可能……」
    佑芽「最初に使うってことかな……?」

    雨夜「特に貴様らはやる気型。元気を貯める性質上、この条件は非常に厳しいものと言わざるを得ない。
       スキルカードを目当てに採用する事はあまりないが、付与されるスキルカードで不採用の理由にはなり得る――というのが実際のところだ。
       もっとも、今後の環境や機能の拡張次第で、強化が来る可能性もないではない」

    千奈「今後に期待、ということですわね!」

    雨夜「……まぁ、正直それがいつになるかはわからんが。
       また、『スキルカード使用回数を追加』を持つスキルカードはデッキに負担にかかりづらい。
       欲しいカードが終盤に引けない! と、もどかしい思いをしたならそれらのカードに差し替えたりするのも選択肢だろう」

  • 46二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:53:16

    雨夜「では、スコアポイント編最後だ。
       スキルカードの強化・固有アイテムの強化。これについてはさほど込み入った解説はしない。
       強化の方法としてどういったものがあるか、という話がメインだ」

    千奈「あぁ……ついに補習も終わりが近いのですね」
    佑芽「なんか、意外とあっという間……でもないかも」

    雨夜「……まぁ、そこそこしっかり時間は使っている。
       とはいえ、ここを過ぎればいよいよ補習も終わりだ、気を引き締めるように!」

    雨夜「さて、ではスキルカードを強化する方法だが……倉本、何がある?」

    千奈「先生に相談しますわ!」

    雨夜「うむ、それが一番最も一般的な強化だろう。
       他に存在する強化方法として以下のものがある。

       サポートカードによる強化、ドリンクによる強化、スキルカードサポート、スキルカードの効果によるもの」

    佑芽「なんか知らない言葉出てきた!」
    千奈「スキルカードサポート……?」

    雨夜「日頃から目にしているはずだが、名前を知らない者も多いだろう。
       レッスンや試験時、こんな感じでスキルにサポートカードの絵が乗っていることはないか?」

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:54:21

    千奈「あ、たしかに見たことありますわ!」
    佑芽「それスキルカードサポートっていうんだ……」

    雨夜「少々、補習の趣旨からはそれてしまうのだが、知らない人も多いと思うので解説しよう。
       スキルカードサポートが発動すると、無強化のカードは強化扱いに。
       すでに強化されている、あるいは複数ついた場合「++」や「+++」となる。

       このプラスの数だけ、カード性能も強化される。
       パッと見ではわからないものもあるが、コストが変わっていたり、パラメータが変わっていたりする。

       その条件、発生確率はカードごとに設定されているので、興味があれば見てみるといいだろう。
       ただ、狙ったカードに複数枚スキルカードサポートを載せる事は極めて難しい。
       ハッキリ言って運でしかないので、説明はしたが戦術として意識する必要は特にない。
       あれば、ラッキー、という話だな。……さて話を戻そう」

  • 48二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:59:27

    雨夜「説明しておいてなんだが、レッスンサポート、ドリンク、スキルカード効果による強化、いずれの強化もその試験時のみの強化であるため、説明は省く。
      戦略として機能するのは、サポートカード効果である『スキルカードを選択して強化』だ」

    千奈「スキルカードを選択して強化……」
    佑芽「あっ、たしかに、他は変なタイミングで変なカード強化されてたりした!」

    雨夜「『選択して強化』は自分で選択して強化できる。
       メモリーとして持ち込めなかったカードを強化したい時、あるいは未強化のメモリーを編成した時、このサポートカードがあると強化しやすい。
       特にN.I.Aでは、特別指導というスキルカード拡張の条件が『強化済み』であるため、この効果は非常に頼りになる。

       定期公演では、コール&レスポンスなんかが特に強化するとしないで大きく性能が違うため、ぜひ強化したいカードだな」

    佑芽「コール&レスポンスと国民的アイドル! サイコー!」
    千奈「順位をごぼう抜き! ですわ!」

  • 49二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:06:10

    雨夜「さて、いよいよ本当に最後の解説となる。
       固有アイテムの強化だ。……が、これについてはかなりハードルが高く一部の人向けの話になる」

    佑芽「……一部の人向け。まさか! えっ――」
    雨夜「花海、数学の補習もこのまま行うか?」

    佑芽「ひぇっ! な、なななんでもないです……!」

    雨夜「……まぁ、なぜ一部の人向けかというと、ピースを膨大に要求されるからだ。
       固有アイテムの強化は才能開花の二段階目。つまり、ここに至るまで三人は同じアイドルを引かねばならない。
       一応、フラワー交換やコンテストメダル交換、イベントキャラでピースが手に入りやすいアイドルもいるが、大概はそうではない。

       こちらについては、ピースに余裕がある人が行うと良い。
       特に回数を増やすもの、効果のパーセンテージを増やすものは特に恩恵が大きいだろう。
       なお、ステータス編では触れなかったがパラメータボーナスも三段階目でもらえる。

       ただ、三段階目はまぁ、その……覚悟がなければ到達できない領域だと思うので、無理はしないようにな。
       生活が成立してこそのアイドルだ」  

  • 50二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:08:34

    雨夜「では、長らく解説をしてきたが……。
       スコアポイント編も終わりだ。最後に各項目のざっくりとしたまとめをしておこう。

       1、カード取得は、最後に強力なカードを打ちやすくするため、使い切りカードの多いデッキ構成を意識する。
       2、サポートカードにはプランに応じたバフ増加や使用回数増加、スコアアップを持つものもあり強力。
       3、サポートカードのスキルは条件を確認する。また、使用回数増加がついていると無難。
       4、『選択して強化』を持つサポートカードがあると、強化したいカードを強化しやすい。
       5、ピースがあるなら、才能開花は二段階目まであげたい。

       こんなところだな」

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:09:20

    千奈「はぁ~っ」
    佑芽「補習が終わったぁ~!」

    雨夜「いや、私もこれだけ話したのは、正直初めてだ。
       一応、話すにあたり一通り調べてはいるのだが、なにか間違いがある場合は是非補足して欲しい。私も勉強になる。

       また、今日話した内容は、2025年2月15日の情報までなので、今後次第では話も違ってくるかも知れない。
       どこぞでこれを見た未来人は、『昔はこうだったんだなぁ』くらいで受け止めてもらえると嬉しい。
       ……まぁ、そういう懸念もあって、今回は具体的な動きよりも基本的な考えを解説したんだが」

    千奈「……燕お姉様? あの、未来人、とは?」

    雨夜「あぁ、悪いな。こっちの話だ。

       二人共、よく長い時間頑張ったな。
       正直、話した内容が多いので、すぐに全てを意識するのは難しいだろうが……。
       時間をかけて一つ一つ理解していくだけでも大きく変わるはずだ。

       最後に、ステータス編とスコアポイント編、両方のまとめを乗せておこう」

  • 52二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:10:18

    【ステータス編まとめ】
       1、レッスンはSPレッスンを最優先。
       2、授業(営業)は基本必ず受ける。
       3、サポートカードはSPレッスン率上昇や、特定の行動でボーナスが入るもの、初期ステータスが上がるもの、パラメータボーナスがあるものが強力。
       4、特訓は最低でも必ず4段階まで上げる。
       5、メモリーは初期ステータスやパラメータボーナスがあると便利。
       6、親愛度は基本上げる。

    【スコアポイント編まとめ】
       1、カード取得は、最後に強力なカードを打ちやすくするため、使い切りカードの多いデッキ構成を意識する。
       2、サポートカードにはプランに応じたバフ増加や使用回数増加、スコアアップを持つものもあり強力。
       3、サポートカードのスキルは条件を確認する。また、使用回数増加がついていると無難。
       4、『選択して強化』を持つサポートカードがあると、強化したいカードを強化しやすい。
       5、ピースがあるなら、才能開花は二段階目まであげたい。

  • 53二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:12:49

    雨夜「では、以上で補習を終了とする。

       いつの日か、貴様らはこの生徒会を引き継ぐ時が来る。
       その時、立派な先輩アイドルとして後輩に道を示せるように。

       ――今後も、全力で励め!」

    千奈・佑芽「はい!!!」


    ――完。

  • 54二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:13:55

    以上ですー、お疲れ様でした!

    皆様、良き学マスライフを!

  • 55二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:16:52

    このレスは削除されています

  • 56二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:16:53

    乙、改めていい勉強になった

  • 57二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:18:55

    おまけ

    一枚しかあげられないことを投下しながら思い出し、使いそこねたスライド。
    (後から複数枚合わせればよくね? と気付き、途中からは複数枚合成して貼り付けてます)

  • 58二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:21:03


    今度初心者が質問スレとか立てた時に貼っとくわ

  • 59二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:38:45

    ちなみに、このスレは「システムや操作を覚えたプレイヤー」を対象としていますが、実際初心者用の解説としては「はつみちゃんのキラっと☆プロデュース教室」をオススメします!
    結構具体的な部分も説明してくれてるので、初心者の方はぜひ!

    ……内容は、ちょっと、バイオレンスですけど。

オススメ

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